JP2001292681A - ファン式害虫防除装置 - Google Patents

ファン式害虫防除装置

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JP2001292681A
JP2001292681A JP2000110348A JP2000110348A JP2001292681A JP 2001292681 A JP2001292681 A JP 2001292681A JP 2000110348 A JP2000110348 A JP 2000110348A JP 2000110348 A JP2000110348 A JP 2000110348A JP 2001292681 A JP2001292681 A JP 2001292681A
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fan
time
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Satoshi Yamazaki
聡 山▲崎▼
Kazunori Yamamoto
和則 山本
Atsushi Matsuda
松田  淳
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Fumakilla Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 居住空間に用いた場合に十分な効力が得られ
ると共に、その十分な効力を長い期間に亘って維持でき
るファン式害虫防除装置とする。 【解決手段】 モーター2でファン3を駆動することで
有効成分含浸体4に通風して有効成分を揮散するファン
式害虫防除装置であって、駆動と停止を交互に繰り返す
と共に、停止時間を駆動時間の9倍以下で、かつモータ
ー駆動時に余分に消費する電流量よりも休止時間で消費
されなかった電流量が多い時間としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターを動力源
としたファン式送風機を用いて有効成分含浸体に通風す
ることで有効成分を揮散させ主に蚊、ハエ、ゴキブリ、
ダニ、アリ、ムカデなどの衛生害虫や不快害虫及びヒメ
カツオブシムシ、イガなどの衣料害虫を防除するファン
式害虫防除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファン式害虫防除装置としては、例えば
特開平11−308955号公報に開示されたものが知
られている。このファン式害虫防除装置は、装置本体に
モーター、ファン、電池、薬剤保持体を設け、電池でモ
ーターを駆動することでファンによって薬剤保持体に通
風し、薬剤を揮散するもので、モーターを間欠的に駆動
して送風期間と送風休止期間を交互に繰り返すと共に、
その送風休止期間が送風期間よりも10倍以上長くした
ファン式害虫防除装置である。
【0003】前述のファン式害虫防除装置は、洋服タン
スやクローゼットのような収納空間に用いることで、そ
の内部に害虫防除成分が十分に行き渡り、かつ長い期間
に亘って十分な効力を維持できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は前述のフ
ァン式害虫防除装置を住宅の居住空間に用いたところ、
十分な効力が得られなかった。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解消し、居
住空間に用いて十分な効力が得られると共に、その十分
な効力を長い期間に亘って維持できるようにしたファン
式害虫防除装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の従来
のファン式害虫防除装置を居住空間に用いた場合に十分
な効力を得られなかった理由について検討した結果、次
のことを見い出した。
【0007】洋服タンスやクローゼットのような収納空
間は実際に使用する場合に、1日のうち朝夕の2回程度
開閉されるのに対し、居住空間は人の出入りが多く頻繁
に開閉されるので、居住空間内の空気の出入りが前述の
収納空間に比べて著しく多い。このために、送風停止期
間が送風期間の10倍以上長くすると居住空間に害虫防
除成分(有効成分)が十分に行き渡らずに十分な効力が
得られない。
【0008】本発明者等は前述のことに着目して鋭意研
究実験した結果、本発明に到った。
【0009】本発明は、30℃における蒸気圧が1.0
×10−4mmHg以上であり、殺虫・殺ダニ・成長制
御・吸血行動阻止・摂食行動阻止・忌避などの虫害抑止
を機能とする薬剤を主成分とする有効成分、該有効成分
を保持および揮散させる有効成分含浸体、モーターを動
力源としたファン式送風機を具備したファン式害虫防除
装置において、前記ファン式送風機は、駆動と停止を交
互に繰り返すと共に、その停止時間は駆動時間の9倍以
下で、かつ停止時間中に失われなかった電流量がモータ
ー駆動時に余分に消費される電流量よりも多い時間であ
ることを特徴とするファン式害虫防除装置である。
【0010】
【作 用】前述した本発明に係るファン式害虫防除装置
によれば、居住空間に用いた場合に十分な効力が得られ
ると共に、その十分な効力を長い期間に亘って維持でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、装置本体1に
モーター2、ファン3、有効成分含浸体4、電池5が設
けてある。この電池5はカバー6を外すことで交換可能
である。前記モーター2とファン3でファン式送風機を
形成し、このファン式送風機で有効成分含浸体4に通風
して有効成分を揮散する。
【0012】前記装置本体1にはタイマーなどのモータ
ー2への通電を制御する通電制御回路7が設けてあり、
ダイヤルなどの操作部材8を操作することで通電制御回
路7がモーター2に通電、通電停止を交互に繰り返しす
る。例えば、図2に示すように操作部材8は目盛8aと
つまみ8bを備え、そのつまみ8bを使用者が目盛8a
に合せることで通電時間と停止時間を任意にセットする
ものである。
【0013】通電制御回路7は予め駆動時間と停止時間
を設定しておき、電源スイッチをONすることで設定し
た駆動時間だけモータを駆動し、設定した停止時間だけ
モーターを停止することを繰り返すようにしても良い。
【0014】前記駆動時間と停止時間の関係は次のとお
りである。停止時間は駆動時間の9倍以下で、かつ停止
時間中に失われなかった電流量が、モーターが駆動する
瞬間に安定電流値よりも余分に消費される電流量よりも
多い時間である。
【0015】前述の停止時間について説明する。図3に
示すように、モーターが駆動する瞬間の電流値Iは多
く、所定時間t 経過すると安定電流値Iとなる。モ
ーターを駆動開始してから電流値が安定するまでの時間
に消費される電流量Sは、電流値が安定してから
前記時間t内に消費される電流量Sよりも多く、余
分に消費される電流量はS−Sである。t時間だ
け駆動し、t時間だけ停止する場合に、その停止時間
内に消費されなかった電流量Sはt×安定電流
値Iである。
【0016】この停止時間t内に消費されなかった電
流量Sが前述のモーター駆動時に余分に消費される電
流量S−Sよりも少なければ、間欠的に駆動した場
合の消費電流量が連続して駆動した場合の消費電流量よ
りも多くなるで、間欠的に駆動した意味がなく、前述の
停止時間tはその停止時間t内に消費されなかった
電流量Sがモーター駆動時に余分に消費される電流量
−Sよりも多い時間とした。この停止時間t
式で表わすとt>(S−S)/Iである。
【0017】前述の駆動時間と停止時間の設定は、種々
のやり方で、目的に応じて、日単位、時間単位、分単
位、または秒単位で行うことができ、例えば、1日駆動
し1日停止したり、1時間駆動し2時間停止したり、ま
たは10分駆動し50分停止したり、30秒駆動し20
秒停止したりしても良い。停止時間は、駆動時間の9倍
より小さくなれば良く、停止時間における室内の有効成
分濃度、また、単位時間当たりの室内の有効成分濃度の
減少量を考慮し設定するのが良い。
【0018】また、駆動時間は、対象害虫に有効かつ充
分な効果を与える時間とし、例えば、ヒトスジマカ♀に
対し、50%ノックダウンするまでの時間(或いは吸血
行動を起こさなくなるまでの時間)、または、イガ、コ
イガに対し、50%ノックダウンするまでの時間(或い
は食害行動を起こさなくなるまでの時間)とし、対象害
虫、有効成分、ファン、モーターの組合せにより決定さ
れる。
【0019】本発明に使用するファン式送風機のファン
としては、流れが軸方向から半径方向に流動する時、遠
心力でエネルギーを与える遠心式ファンや、流れが軸方
向に流動する時、翼の揚力でエネルギーを与える軸流式
ファンが挙げられる。更に、遠心式ファンとして、ター
ボファン、翼形ファン、リミットロードファン、ラジア
ルファン、多翼ファン等が例示できる。該ファンの内、
遠心式ファンが好ましく、多翼式ファンがより好まし
い。又、上記遠心式ファンを、ファンの回転により発生
した風を効率的に集め、排気するように設計された渦形
室に配置するのが好ましい。
【0020】前記ファン式送風機を駆動するための電源
である電池として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、
ボタン乾電池、空気電池、リチウムイオン電池などの一
次電池、ニカド電池、リチウムイオン電池の二次電池な
どが挙げられる。使用形態としては、使用場合、使用期
間、モーターとファンの種類等を考慮し、電池の種類
(アルカリorマンガンや単一or単二など)、個数、
接続方法(直列、並列)を任意に決定することができ
る。
【0021】前記有効成分含浸体の形状は、気体の整流
機能を有するハニカム形状、有効面積の大きい粒状、線
状、糸状より選ばれる一種以上であることが好ましい。
その材質は、セルロース、高分子吸水剤、高分子吸油
剤、ゲルから選ばれる一種以上であることが、有効成分
の保持および/または放出の点から好ましい。
【0022】有効成分は、害虫に対して有効で人畜に対
する安全性の高い殺虫剤や成長制御剤が好ましく、殺虫
剤としてはピレスロイド系殺虫剤であることが好まし
く、その中でもトランスフルトリン、テラレスリン、プ
ラレトリン、フラメトリン、アレスリン、エンペンスリ
ンから選ばれる一種以上であることが好ましい。また、
成長制御剤としては、ピリプロキシフェン、メトプレ
ン、ハイドロプレンから選ばれる一種以上であることが
好ましい。
【0023】上記有効成分含浸体に酸化防止剤および/
または紫外線吸収剤を配合すること、および/または含
浸体ケースに紫外線吸収剤を配合することにより、長期
間安定して本発明を利用することが可能となる。また屋
外での使用が可能となるという利点がある。
【0024】製剤に必要な必須機能である終点表示方法
としては、親油性のアントラキノン系色素を親水性の含
浸体に使用し、薬液に溶けているとき色が認識でき、薬
剤が蒸散したとき色素が含浸体中に入り込んで色が認識
できない現象を利用する方法、電子供与性呈色性有機化
合物および減感剤、電子供与性呈色性有機化合物、減感
剤および顕色剤からなる可変色色素を利用した方法、昇
華剤の昇華速度と薬剤の蒸散速度を略一致させる方法な
どが挙げられる。これらは単独で用いることも可能だ
が、色調の変化と昇華剤を組み合わせることで使用して
いる実感が増し、より好ましい。昇華速度の調整は昇華
剤封入ケースに設ける通気孔の面積で任意にコントロー
ルすることが可能である。
【0025】またこれらの有効成分に対して以下の殺虫
剤および/または忌避剤を任意の比率で合剤として用い
ることは何ら制限されない。
【0026】例えば殺虫を目的として使用する場合、従
来より用いられている各種蒸散性殺虫剤を用いることが
でき、ピレスロイド系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、
有機リン系殺虫剤等を挙げることができる。一般に安全
性が高いことからピレスロイド系殺虫剤が好適に用いら
れており、特に以下のものが好ましい。 ・一般名;化学名(商品名、メーカー) *アレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オ
キソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トランス−
クリサンテマート(ピナミン、住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−アレスリン;dl−3−アリル−
2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−
シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンフォル
テ、住友化学工業(株))。 *dl・d−T−アレスリン;dl−3−アリル−2−
メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トラ
ンス−クリサンテマート(バイオアレスリン)。 *d・d−T−アレスリン;d−3−アリル−2−メチ
ル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス
−クリサンテマート(エスビオール)。 *d・d−T80−プラレトリン;(+)−2−メチル
−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペ
ンテニル (+)−シス/トランス−クリサンテマート
(エトック、住友化学工業(株))。 *レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル d
l−シス/トランス−クリサンテマート(クリスロン、
住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−レスメトリン;5−ベンジル−3
−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマー
ト(クリスロンフォルテ、住友化学工業(株))。 *エンペントリン;1−エチニル−2−メチル−2−ペ
ンテニル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジメ
チルビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパン
カルボキシラート(ベーパースリン、住友化学工業
(株))。 *テラレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−
オキソ−2−シクロペンテニル−dl−シス/トランス
−2,2,3,3−テトラメチル−シクロプロパンカン
ボキシラート(ノックスリン、住友化学工業(株))。 *トランスフルトリン;d−トランス−2,3,5,6
−テトラフルオロベンジル−3−(2,2−ジクロロビ
ニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカンボ
キシラート。 *フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロ
フタリミド)−メチルdl−シス/トランス−クリサン
テマート(ネオピナミン、住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−フタルスリン;(1,3,4,
5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−イ
ンドリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテ
マート(ネオピナミンフォルテ、住友化学工業
(株))。 *フラメトリン;5−プロパギル−2−フリルメチル
d−シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンD、
住友化学工業(株))。 *ペルメトリン;3−フェノキシベンジル dl−シス
/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(エ
クスミン、住友化学工業(株))。 *フェノトリン;3−フェノキシベンジル d−シス/
トランス−クリサンテマート(スミスリン、住友化学工
業(株))。 *イミプロスリン;2,4−ジオキソ−1−(プロプ−
2−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル(1
R)−シス/トランス−クリサンテマート(プラール、
住友化学工業(株))。 *フェンバレレート;α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレ
ート(スミサイジン、住友化学工業(株))。 *シペルメトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラ
ート(アグロスリン、住友化学工業(株))。 *シフェノトリン;(±)α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジル (+)−シス/トランス−クリサンテマート
(ゴキラート、住友化学工業(株))。 *エトフェンプロックス;2−(4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエ
ーテル(トレボン)。 *テフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ−4
−メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1
−シクロプロパンカルボキシラート。 *フェンプロパトリン;α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル −シス/トランス−2,2,3,3−テトラメ
チルシクロプロパンカルボキシート。 *フェンフルスリン;2,3,4,5,6−ペンタフル
オロベンジル−dl−シス/トランス−3−(2,2−
ジクロロビニル)−2,2′−ジメチル−1−シクロプ
ロパンカルボキシラート。 *1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/
トランス−2,2,3,3−テトラメチル−1−シクロ
プロパンカルボキシラート。
【0027】有機リン系殺虫剤の具体例としては、以下
のものが挙げられる。 *ダイアジノン;(2−イソプロピル−4−メチルピリ
ミジル−6)−ジエチルチオホスフェート(ダイアジノ
ン)。 *フェニトロチオン、MEP;O,O−ジメチル−O−
(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート
(スミチオン)。 *ピリダフェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−
オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)
ホスホロチオエート(オフナック)。 *マラチオン;ジメチルジカルベトキシエチルジチオホ
スフェート(マラソン)。 *ディプテレックス;O,O−ジメチル−2,2,2−
トリクロロ−1−ハイドロオキシエチル ホスホネイ
ト。 *クロルピリホス;O,O−ジメチル−O−(3,5,
6−トリクロル−2−ピリジル)−ホスホロチオエー
ト。 *フェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−メチル
−4−メチルチオフェニル)−ホスホロチオエート(バ
イテックス)。 *ジクロルボス;O,O−ジメチル−2,2−ジクロロ
ビニルホスフェート(DDVP)。 *プロペタンホス;O−[(E)−2−イソプロボキシ
カルボニル−1−メチルビニル]−O−メチルエチルホ
スホラミドチオエート(サフロチン)。 *アベイト;O,O,O′,O′−テトラメチル−O,
O′−チオジ−P−フェニレン ホスホロチオエート。 *プロチオホス;ジチオリン酸O−2,4−ジクロロフ
ェニル O−エチルS−プロピルエステル(トヨチオ
ン)。 *ホキシム;O,O−ジエチル−O−(α−シアノベン
ジリデンアミノ)チオホスフェート。
【0028】オキサジアゾール系殺虫剤としては以下の
ものが挙げられる。 *メトキサジアゾン;5−メトキシ−3−(2−メトキ
シフェニル)−O−1,3,4−オキサジアゾール−2
−(3H)−オン(エレミック)。
【0029】クロロニコチン系殺虫剤の具体例として
は、以下のものが挙げられる。 *イミダクロプリド;1−(6−クロロ−3−ピリジル
メチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンア
ミン(ハチクサン)。 *アセタミプロリド;(E)−N−[(6−クロロ−
3−ピリジル)メチル]−N−シアノ−N−メチル
アセトンアミジン(モスピラン)。
【0030】成長制御剤の具体例としては、以下のもの
が挙げられる。 *ピリプロキシフェン;4−フェノキシフェニル(R
S)−2−(2−ピリジルオキシ)プロピルエーテル。 *メトプレン;11−メトキシ−3,7,11−トリメ
チル−2,4−ドデカジエノイックアシド−1−メチル
エチルエステル。 *ハイドロプレン;エチル(2E,4E)−3,7,1
1,トリメチル−2,4ドデカジエノエート。 *フェノキシカルブ;エチル[2−(4−フェノキシフ
ェノキシ)エチル]カーバメート。
【0031】忌避剤の具体例としては、以下のようなも
のが挙げられる。 *N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)。 *ジメチルフタレート。 *ジブチルフタレート。 *2−エチル−1,3−ヘキサンジオール。 *1,4,4a,5a,6,9,9a,9b−オクタヒ
ドロジベンゾフラン−4a−カルバルデヒド。 *ジ−n−プロピル イソシンコメロネート。 *p−ジクロロベンゼン。 *ジ−n−ブチルサクシネート。 *カプリン酸ジエチルアミド。 *N−プロピルアセトアニリド。 *β−ナフトール。 *カンファー。
【0032】天然精油及び/又はその成分としては以下
のものが挙げられる。 *シトラール、シトロネラール、シトロネロール、オイ
ゲノール、メチルオイゲノール、ゲラニオール、シンナ
ミックアルデヒド、リナロール、ペリラアルデヒド、ネ
ペタリック酸、メチルヘプテノン、デシルアルデヒド、
ミルセン、酢酸ゲラニオール、チモール、リモネン、シ
オネール、ピネン、シメン、テルピネン、サビネン、エ
レメン、セドレン、エレモール、ピドロール、セドロー
ル、ヒノキチオール、ツヤプリシン、トロポロイド、ヒ
ノキチン、ツヨプセン、ボルネオール、カンフェン、テ
ルピネオール、テルピニルエステル、ジペンテン、ファ
ランドレン、シネオール、カリオレフィン、バニリン、
フルフラール、フリフリルアルコール、ピノカルベオー
ル、ピノカルボン、ミルテノール、ベルベノン、カルボ
ン、オイデスモール、ピペリトン、ツエン、ファンキル
アルコール、メチルアンスラニレート、ビサボレン、ベ
ンガプトール、ノニルアルデヒド、ノニルアルコール、
ヌートカトン、オクチルアルデヒド、酢酸リナリル、酢
酸ゲラニル、ネロリドール、オシメン、アンスラニル酸
メチル、インドール、ジャスモン、ベンツアルデヒド、
プレゴン等。 *上記の異性体及び/又は誘導体。 *上記から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する精
油。
【0033】本発明には、前記した有効成分の劣化を防
止するための酸化防止剤や紫外線吸収剤のみならず、有
効成分の揮散量を調整するための抑制剤、芳香、消臭・
除菌などの機能を付与する物質などを任意に添加するこ
とができる。
【0034】次に試験例を説明する。図1に示すファン
式害虫防除装置を用いてヒトスジシマカ(♀)による吸
血試験を行なった。前記ファン式害虫防除装置における
モーターはマブチモーター株式会社製RF−330TK
を用いた。電池はアルカリ単三を2本直列に用いた。薬
剤はトランスフルトリン、含浸体は粒状セルロース含浸
体を用いた。
【0035】試験条件を次のようにした。・試験室は
4.5畳、8畳、10畳、12畳の部屋で実施。 ・四方の壁の一面に1m×1mの換気窓を設置し、絶え
ず開放とした。 ・室温25℃でほぼ一定。 ・試験期間は半年間(180日)とした。 ・使用時間が半年に満たないものはその都度交換した。 ・測定日は1、15、30、60、120日とした。 ・通気性のあるゲージにマウス(♀)1匹とヒトスジシ
マカ(♀)20匹をいれ部屋に設置し、24時間後に吸
血の有無を確認した。 ・薬剤の仕込量は畳数毎に設定した。 ・結果は、ノックダウンが90%以上を◎、ノックダウ
ンが50%以上を○、ノックダウンが50%未満を△、
吸血ありが×とした。
【0036】4.5畳における試験結果は下記の表1で
あった。
【0037】
【表1】
【0038】8畳における試験結果は下記の表2であっ
た。
【0039】
【表2】
【0040】10畳における試験結果は下記の表3であ
った。
【0041】
【表3】
【0042】12畳における試験結果は下記の表4であ
った。
【0043】
【表4】
【0044】試験例1〜3は連続通電のもの(比較例
1)よりも、使用時間が長く、効果の面でも同等の結果
を得ることができた。試験例1は連続使用よりも3倍長
く使用でき、且つ、効力もほぼ同じであった。試験例2
は連続使用よりも6倍長く使用でき、終盤にかけて効力
の低下が見られるが、吸血はなかった。試験例3は、高
いノックダウンは得られないが、吸血阻止には充分効果
があり、使用時間は連続使用の10倍となった。比較例
2は、使用時間は長いが蚊に刺されてしまった。比較例
3は、効力の面では充分だが、t>(S−S)/
の条件を満たしていないため、ON/OFFサイク
ルをかけたにも関わらず、使用時間が連続のものよりも
短くなってしまった。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明に係るファン式害虫防除
装置によれば、居住空間に用いた場合に十分な効力が得
られると共に、その十分な効力を長い期間に亘って維持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すファン式害虫防除装
置の説明図である。
【図2】操作部材の正面図である。
【図3】駆動と停止のサイクルと消費電流量の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…装置本体、2…モーター、3…ファン、4…有効成
分含浸体、5…電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 AA11 AA12 AA16 CA02 CA24 CA43 CA51 CA52 CA53 CA58 CA61 CC01 CC02 CC03 CC22 DA61 EA01 4H011 AC02 AC04 BA01 BB15 BC19 DA02 DA10 DB07 DD05 DE17 DF04 DH02 DH10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 30℃における蒸気圧が1.0×10
    −4mmHg以上であり、殺虫・殺ダニ・成長制御・吸
    血行動阻止・摂食行動阻止・忌避などの虫害抑止を機能
    とする薬剤を主成分とする有効成分、該有効成分を保持
    および揮散させる有効成分含浸体、モーターを動力源と
    したファン式送風機を具備したファン式害虫防除装置に
    おいて、 前記ファン式送風機は、駆動と停止を交互に繰り返すと
    共に、その停止時間は駆動時間の9倍以下で、かつ停止
    時間中に失われなかった電流量がモーター駆動時に余分
    に消費される電流量よりも多い時間であることを特徴と
    するファン式害虫防除装置。
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