JP2001291374A - データ記録再生装置及び方法 - Google Patents

データ記録再生装置及び方法

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JP2001291374A
JP2001291374A JP2000111945A JP2000111945A JP2001291374A JP 2001291374 A JP2001291374 A JP 2001291374A JP 2000111945 A JP2000111945 A JP 2000111945A JP 2000111945 A JP2000111945 A JP 2000111945A JP 2001291374 A JP2001291374 A JP 2001291374A
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真 田渕
Ichiro Fujisawa
一郎 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオエフェクト処理を伴う編集において、
ハードディスク資源を有効に使用する。 【解決手段】 第1の素材データに第2の素材データを
挿入する際の編集点近傍の画像データに画像効果処理を
する画像効果処理部60と、画像効果処理データを抽出
する画像効果処理データ抽出部53と、抽出された画像
効果処理データを記録媒体に記録する記録再生部110
と、第1の素材データの記録媒体の記録領域を記述した
第1の仮想ファイルと、第2の素材データの記録媒体の
記録領域を記述した第2の仮想ファイルと、画像効果処
理データの記録媒体の記録領域を記述した第3の仮想フ
ァイルを生成する仮想ファイル生成部91と、第1〜第
3の仮想ファイルに基づいて、第1〜第2の素材データ
及び画像効果処理データを再生するように記録再生部1
10を制御する再生制御部91とを備えることで実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンリニア再生可
能な記録媒体に記録された複数のデータに編集点を設定
して編集処理を行うデータ記録再生装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブルテレビ)等の
普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のテ
ープ状記録媒体を備えたVTR(ビデオテープレコー
ダ)とは異なり、1台の映像音声データ記録再生装置か
ら複数の映像音声データを同時に記録、再生、更には記
録しながら再生する等の要求がある。そして、このよう
な要求を満たすために、ハードディスク等のランダムア
クセス可能な記録媒体を用いて映像音声を記録再生する
ビデオサーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】このビデオサーバは、ノンリニア再生可能
な大容量のハードディスク装置を多数接続し、全体とし
て数十〜数百ギガバイトの記録容量を有してなる。この
ビデオサーバは、音声データ及び映像データ又はこれら
のいずれか等のデータ量が非常に大きいデータの記録に
適しており、特に、任意の音声データ、映像データを短
いアクセスタイムで再生できるので、編集装置用の記録
再生装置として優れている。
【0004】このようなビデオサーバは、各ハードディ
スク装置に記録されたファイルがハードディスクのどの
位置に記録されたかを管理する情報を保持し、各ハード
ディスクに記録された音声映像データを管理する。ま
た、このビデオサーバは、音声映像データの編集処理を
行うとき、ファイル名情報、連続データ長情報等からな
るVFL(Virtual File List)と呼ばれるファイル編
集情報を作成する。このビデオサーバは、ファイル名情
報、連続データ長情報等を指定することで、VFLを作
成し編集処理を行う。このとき、ビデオサーバは、VF
Lを再生するだけで編集処理時に音声映像データをハー
ドディスクに記録し直すこと無く、再生処理時にVFL
を参照して編集処理した音声映像データを各ハードディ
スクから読み出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、ビデオサーバで
は、編集処理を行う場合、例えば、編集対象である素材
の編集開始点であるIN点又は、編集終了点であるOU
T点の近傍で画像データに特殊な効果(以下、ビデオエ
フェクトと呼ぶ。)をかけて演出効果を高めるといった
手法が用いられている。
【0006】しかし、このようなビデオエフェクトをか
けるには、編集する2つの素材を異なるポートを介しハ
ードディスクから読み出し、編集及びビデオエフェクト
処理を施して、一旦ハードディスクに記録してから再生
する必要があった。したがって、このようなビデオエフ
ェクトを伴った編集処理では、ハードディスクにビデオ
エフェクト処理が施された領域のみ素材データと異なる
編集データが素材データ部分を重複して記録されること
になり、有限な資源に無駄が生じてしまうといった問題
がある。
【0007】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、ビデオエフェクト
処理を伴った編集において有限なハードディスク資源を
有効に活用するデータ記録再生装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明に係るデータ記録再生装置は、画像データ及び音声
データを含むデータを入出力する複数の入出力手段を有
し、割り当てられたタイムスロットでノンリニアアクセ
ス可能な複数の記憶媒体に入出力手段から入力された画
像データ及び音声データを含むデータを記録し記録媒体
に記録した画像データ及び音声データを含むデータを再
生し上記入出力手段から出力するデータ記録再生装置に
おいて、入出力手段より入力される素材データを複数の
記録媒体に記録し、複数の記録媒体から素材データを再
生して入出力手段より出力させる記録再生手段と、第1
の素材データの所定の領域に第2の素材データの所定の
領域を挿入する際に、第1の素材データ及び第2の素材
データのそれぞれの所定の領域の開始点と終了点である
編集点を設定し、編集点に基づいて第1の素材データに
第2の素材データを挿入する第1の編集処理情報を生成
する第1の編集手段と、編集点近傍の画像データに所定
の画像効果処理をする画像効果処理手段と、画像効果処
理手段によって画像効果処理をされた画像効果処理デー
タを抽出する画像効果処理データ抽出手段と、画像効果
処理データ抽出手段によって抽出された画像効果処理デ
ータを記録媒体に記録させるよう記録再生手段を制御す
る記録制御手段と、記録再生手段によって記録された画
像効果処理データを第1の素材データに挿入し、画像効
果処理データの挿入によって変更される第2の素材デー
タを第1の素材データに挿入する第2の編集処理情報を
生成する第2の編集手段と、第1の編集手段によって生
成された第1の編集処理情報に基づいて第1の素材デー
タの記録媒体の記録領域を記述した第1の仮想ファイル
と、第2の編集手段によって生成された第2の編集情報
に基づいて第2の素材データの記録媒体の記録領域を記
述した第2の仮想ファイルと、画像効果処理データの記
録媒体の記録領域を記述した第3の仮想ファイルを生成
する仮想ファイル生成手段と、仮想ファイル生成手段に
よって生成された第1の仮想ファイル、第2の仮想ファ
イル及び第3の仮想ファイルに基づいて、記録媒体に記
録された第1の素材データ、第2の素材データ及び画像
効果処理データを再生するように記録再生手段を制御す
る再生制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】このデータ記録再生装置は、画像効果処理
をした編集点近傍の画像データを記録媒体に記録する。
【0010】また、本発明に係るデータ記録再生方法
は、画像データ及び音声データを含むデータを入出力す
る複数の入出力手段を有し、割り当てられたタイムスロ
ットでノンリニアアクセス可能な複数の記憶媒体に入出
力手段から入力された画像データ及び音声データを含む
データを記録し記録媒体に記録した画像データ及び音声
データを含むデータを再生し上記入出力手段から出力す
るデータ記録再生方法において、第1の素材データの所
定の領域に第2の素材データの所定の領域を挿入する際
に、第1の素材データ及び第2の素材データのそれぞれ
の所定の領域の開始点と終了点である編集点を設定し、
編集点近傍の画像データに所定の画像効果処理をし、画
像効果処理をされた画像効果処理データを抽出し、抽出
された画像効果処理データを記録媒体に記録し、第1の
素材データの記録媒体の記録領域を記述した第1の仮想
ファイルと、第2の素材データの記録媒体の記録領域を
記述した第2の仮想ファイルと、画像効果処理データの
記録媒体の記録領域を記述した第3の仮想ファイルとを
生成し、生成された第1の仮想ファイル、第2の仮想フ
ァイル及び第3の仮想ファイルに基づいて、記録媒体に
記録された第1の素材データ、第2の素材データ及び画
像効果処理データを再生することを特徴とする。
【0011】このデータ記録再生方法は、画像効果処理
をした編集点近傍の画像データを記録媒体に記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたA/V(Audio/Video)サーバ1に適用される。こ
のA/Vサーバ1は、音声及び/又は映像データ(以
下、A/Vデータと記す。)を記録媒体に対して記録及
び/又は再生(以下、記録再生と記す。)するものであ
る。このA/Vサーバ1は、後述するコントロールパネ
ルをユーザが操作することによって、A/Vデータの記
録再生処理の他、編集処理を可能とするものである。
【0014】A/Vサーバ1は、記録ポート10、再生
ポート20,30,40、エディティングマネージャ
(Editing Manager)50、ビデオエフェクタ(Video E
ffecter)60、コントロールパネル70、タイミング
マネージャ(Timing Manager)80、ファイルマネージ
ャ(File Manager)90、複数の記録媒体を備えたHD
D(Hard Disk Drive)1001,1002,・・・,1
00n-3,100n-2,100n-1,100n(nは、任意
の整数)を有するHDDアレイ(HDD Array)110
を備えている。
【0015】また、A/Vサーバ1は、記録ポート1
0、再生ポート20,30,40の各ポートと、HDD
アレイ110との間のデータ転送のためのデータバス1
20と、各部を制御するための制御信号を転送するため
の制御バス121とを備えている。A/Vサーバ1は、
このように1つの入力処理部及び3つの出力処理部を有
しており、4系統の入出力処理を行う。
【0016】記録ポート10は、入力端子18から入力
した信号をHDDアレイ110に記録等するための処理
を行う入力処理部として機能する。この記録ポート10
は、データ入出力部11と、データ管理部12とからな
る。データ入出力部11は、セレクタ13と、エンコー
ダ14とを備え、データ管理部12は、シリアル−パラ
レル変換処理部(以下、S/Pと記す。)15と、バッ
ファ16と、CPU17とを備えている。
【0017】セレクタ13は、符号化するデータを選択
するものである。具体的には、セレクタ13は、例え
ば、SMPTE(Society of Motion Picture and Tele
visionEngineers)−259Mで規格化されているSD
I(Serial Digital Interface)に準拠したデータやS
MPTE−305Mで規格化されているSDTI(Seri
al Digital Transfer Interface)に準拠したデータ等
の入力端子18から入力される映像・音声データを含む
データと、後述するエディティングマネージャ50が備
える編集部51から出力されるデータとのうち、いずれ
か一方の信号を選択して後段のエンコーダ14に出力す
る。
【0018】エンコーダ14は、セレクタ13から出力
された信号を所定のフォーマットにエンコードする。具
体的には、エンコーダ14は、入力された信号について
MPEG(Moving Picture Experts Group)方式による
圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ14におい
ては、圧縮符号化処理のみならず、後段のHDD100
1,1002,・・・,100n-3,100n-2,100
n-1,100nに記録しやすいフォーマットに変換すれば
よく、例えば上述したSDIに準拠したデータから、映
像信号や音声信号を抜き出す処理を行ってもよい。さら
に、エンコーダ14においては、上述したSDTIに準
拠したデータから映像信号や音声信号を取り出す処理を
行うようにしてもよく、上述した処理の組み合わせを行
うようにしてもよい。なお、以下の説明においては、エ
ンコーダ14は、入力した信号を圧縮符号化して出力す
るものとする。エンコーダ14の圧縮符号化により生成
された圧縮データは、データ管理部12におけるS/P
15に入力される。
【0019】データ管理部12におけるS/P15は、
エンコーダ14から入力した圧縮データをHDD100
1,1002,・・・,100n-3,100n-2,100
n-1,100nのそれぞれに書き込むことができるよう
に、シリアル−パラレル変換を行う。このS/P15に
よりシリアル−パラレル変換がなされて得られた各デー
タは、後段のバッファ16に随時供給される。
【0020】バッファ16は、S/P15から出力され
てくる各データを一時的に格納し、例えば各データをデ
ータバス120に時分割多重して送り出すために使用さ
れるものである。バッファ16は、図示しないが、S/
P15から出力されてくる各データを個別に保持するよ
うに構成されている。バッファ16は、S/P15から
の各データを随時入力するとともに、後述のタイミング
パルス発生器81からのタイムスロットがCPU17に
割り当てられると、このCPU17の制御のもとに、バ
ッファリングしているデータをタイムスロットで許容さ
れた所定期間においてデータバス120に出力する。
【0021】ここで、データバス120は、SBX(Sp
ydar Bus eXtension)バスと呼ばれるものであり、図示
しないものの、データを記録する方向にのみデータを伝
送する上りバスと、データを再生する方向にのみデータ
を伝送する下りバスとに分かれており、これらの上りバ
ス及び下りバスは、それぞれ、S/P15でシリアルデ
ータからパラレルデータに変換された各データを個別に
伝送する複数のバスにより構成されている。そのため、
バッファ16から出力された各データは、データバス1
20を構成する各データに対応するバスを介してHDD
アレイ110に送信される。また、バッファ16の後段
には、図示しないバス出力処理部が設けられ、バッファ
16から出力された各データには、データバス120の
伝送フォーマットにしたがうように、例えばHDD10
1,1002,・・・,100n- 3,100n-2,100
n-1,100nへの書き込みを指示するコマンド等が重畳
される。
【0022】CPU17は、例えば後述するコントロー
ルパネル70から制御バス121を介して送信されてく
る外部コマンド等の制御信号に基づいて、記録ポート1
0の各部を制御する機能を有する。また、CPU17
は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティング
マネージャ50が備えるCPU53に転送する。さらに
CPU17は、タイミングパルス発生器81により割り
当てられたタイムスロットに基づいて、バッファ16に
保持されているデータの出力を制御する。
【0023】このような記録ポート10は、映像データ
と、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを入
力することができる。
【0024】また、再生ポート20は、HDDアレイ1
10に記録されていたデータを外部へ出力するための処
理を行う出力処理部として機能するものであり、データ
管理部21と、データ入出力部22とからなる。
【0025】データ管理部21は、バッファ23と、パ
ラレル−シリアル変換処理部(以下、P/Sと記す。)
24と、CPU25とを備え、データ入出力部22は、
デコーダ26と、セレクタ27とを備えている。
【0026】バッファ23は、HDDアレイ110から
データバス120を介してパラレルに送られてくる各デ
ータを一時的に格納する。バッファ23は、図示しない
が、HDDアレイ110からパラレルに出力されてくる
各データを個別に保持するように構成されている。バッ
ファ23は、タイミングパルス発生器81からのタイム
スロットがCPU25に割り当てられると、このCPU
25の制御のもとに、HDDアレイ110からデータを
読み出して入力する。
【0027】ここで、HDDアレイ110から送られて
くる各データには、データバス120の伝送フォーマッ
トにしたがうように、例えば上述した各HDD100へ
の書き込みを指示するコマンドに対するステータスが重
畳されている。このようなデータは、上述したデータバ
ス120の下りバスを構成する複数のバスにより分割さ
れて伝送される。そのため、A/Vサーバ1において
は、入力系のデータと出力系のデータとが衝突するとい
ったエラーを引き起こす要因が少なく、割り当てられた
タイムスロットに基づいてデータを伝送することで、デ
ータの記録再生を同時に行うようにみなすことができ
る。バッファ23に入力されたデータは、このバッファ
23によりバッファリングされた後、後段のP/S24
に供給される。
【0028】P/S24は、バッファ23から入力した
パラレルデータをシリアルデータに変換する。このP/
S24によりパラレル−シリアル変換がなされて得られ
たデータは、データ入出力部22におけるデコーダ26
に供給される。
【0029】CPU25は、制御バス121を介して送
信されてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、再
生ポート20の各部を制御する機能を有する。また、C
PU25は、与えられた制御信号を必要に応じてエディ
ティングマネージャ50が備えるCPU53に転送す
る。さらに、CPU25は、タイミングパルス発生器9
1により割り当てられたタイムスロットに基づいて、デ
ータバス120の使用権を獲得し、バッファ23にデー
タを入力するように制御する。
【0030】データ入出力部22におけるデコーダ26
は、P/S24から入力したシリアルデータを所定の復
号処理によりデコードする。このデコーダ26は、各H
DD100から再生されたデータが圧縮符号化されてい
るときには伸張し、上述したSDIデータ等に変換して
出力する。このデコーダ26によりデコードして得られ
た映像・音声データを含む各種データは、セレクタ27
やエディティングマネージャ50が備える編集部51に
入力される。
【0031】セレクタ27は、出力端子28を介して外
部に出力する信号を選択するものである。具体的には、
セレクタ27は、デコーダ26から出力されるデータ
と、エディティングマネージャ50が備える編集部51
から出力されるデータとのうち、いずれか一方の信号を
選択し、SDIデータやSDTIデータとして出力端子
28に供給する。
【0032】このような再生ポート20は、映像データ
と、4チャンネル又は8チャンネルの音声データとを出
力することができる。
【0033】再生ポート30,40は、ともに、再生ポ
ート20と同様に構成されている。
【0034】すなわち、再生ポート30は、データ管理
部31と、データ入出力部32とからなる。データ管理
部31は、HDDアレイ110からのデータを一時的に
記憶するバッファ33と、このバッファ33からのパラ
レルデータをシリアルデータに変換するP/S34と、
再生ポート30の各部を制御するCPU35とを備え
る。また、データ入出力部32は、P/S34から入力
されたシリアルデータをデコードするデコーダ36と、
このデコーダ36から出力されるデータと編集部51か
ら出力されるデータとのうちのいずれか一方の信号を選
択して出力端子38に供給するセレクタ37とを備えて
いる。
【0035】一方、再生ポート40は、データ管理部4
1と、データ入出力部42とからなる。データ管理部4
1は、HDDアレイ110からのデータを一時的に記憶
するバッファ43と、このバッファ43からのパラレル
データをシリアルデータに変換するP/S44と、再生
ポート40の各部を制御するCPU45とを備える。ま
た、データ入出力部42は、P/S44から入力された
シリアルデータをデコードするデコーダ46と、このデ
コーダ46から出力されるデータと編集部51から出力
されるデータとのうちのいずれか一方の信号を選択して
出力端子48に供給するセレクタ47とを備えている。
【0036】エディティングマネージャ50は、編集部
51と、インターフェース(I/F)52と、CPU5
3とを備えており、上述した記録ポート10及び再生ポ
ート20,30,40から入力されたデータを、編集部
51を介して後述するビデオエフェクタ60に出力して
編集させる。また、エディティングマネージャ50は、
ビデオエフェクタ60からのデータを、記録ポート10
のセレクタ13及び再生ポート20,30,40のセレ
クタ27,37,47に出力する。
【0037】編集部51は、記録ポート10に入力した
データ及び再生ポート20,30,40のデコーダ2
6,36,46を経たデータのうちの所望のデータを、
内部に備える図示しないセレクタ等によって適宜切り換
えることで選択し、ビデオエフェクタ60へと出力す
る。また、編集部51は、ビデオエフェクタ60から入
力されるデータを、内部に備える図示しないセレクタ等
によって適宜切り換えることで、所望のポート又はCP
U53へと出力する。さらに、記録ポート10に入力し
たデータや、再生ポート22,30,40のデコーダ2
6,36,46を経たデータや、ビデオエフェクタ60
から入力されるデータを外部のモニタ装置等に出力した
い場合には、編集部51は、これらのデータを出力端子
54に供給する。
【0038】I/F52は、後述するコントロールパネ
ル70と接続し、コントロールパネル70を制御するた
めの制御信号、A/Vデータ等がCPU53から入力さ
れてコントロールパネル70に出力するとともに、コン
トロールパネル70からの操作入力信号等をCPU53
に入力する。また、I/F52は、例えば外部のVTR
(Video Tape Recorder)等を接続してデータや各種コ
マンドを出力するとともに、外部からの各種コマンドを
入力する。
【0039】CPU53は、内部に格納された編集処理
実行プログラムを実行することで、記録ポート10が備
えるCPU17及び再生ポート20,30,40のそれ
ぞれが備えるCPU25,35,45を制御する。
【0040】また、CPU53は、各ポートのCPUを
制御することによって、同時に複数のポートを制御する
とともに、各100に記憶されたA/Vデータを読み出
す旨の制御信号をHDDアレイ110に出力してA/V
データを入力する。このとき、CPU53は、編集処理
の対象となっている素材データを後述するVFLに従っ
て読み出し、I/F52を介してコントロールパネル7
0に出力することで、ユーザに編集内容を提示する。
【0041】更に、このCPU53は、コントロールパ
ネル70からのプレビュー処理を行う旨の操作入力信号
に応じて、編集処理の結果生成されたVFLに基づくプ
レビュー処理を行う。このとき、CPU53は、ファイ
ル管理部91に格納されたVFLを読み出して、VFL
が示すA/Vデータを順次各HDD100から各ポート
20〜40を介して読み出してI/F52を介してコン
トロールパネル70に出力する。
【0042】ビデオエフェクタ60は、複数のポート2
0〜40を利用して、データに特殊効果処理を施す。ビ
デオエフェクタ60は、具体的には、ある素材データに
別の異なる素材データを挿入して各素材データを接続す
ることで新たな時系列データを生成するピクチャインピ
クチャ(PinP)等の特殊効果処理を行って編集データを
生成する処理をエディティングマネージャ50から入力
した素材データに対して行う。
【0043】コントロールパネル70は、後述するよう
に、例えば、編集作業を行うデータの選択や、データの
入出力を行うポートを選択する際にユーザが操作する各
種スイッチ等や、編集作業に用いる画像等を表示する表
示部等を備える。コントロールパネル70は、ユーザに
操作されることによって、操作に対応した操作入力信号
を生成する。
【0044】タイミングマネージャ80は、ビデオの同
期信号に基づいてタイミングをとり、データバス120
を管理するものである。このタイミングマネージャ80
は、タイミングパルスを発生させるタイミングパルス発
生器81と、コントロールパネル70とのインターフェ
ースであるインターフェース(I/F)82と、各部を
制御するCPU83とを備える。
【0045】このタイミングマネージャ80は、外部か
ら入力されるビデオ同期信号に基づいて、CPU83が
タイミングパルス発生器81を制御してタイミングパル
スを発生させ、制御バス121に送信する。タイミング
マネージャ80は、このタイミングパルスに基づいてデ
ータバス120の使用権を管理する。
【0046】ファイルマネージャ90は、後述する各H
DD100におけるファイルの記録領域を示すファイル
管理情報を保持し、このファイル管理情報に基づいてフ
ァイルの管理を行うファイル管理部91と、例えばイー
サネット(登録商標)等の外部のネットワークに接続さ
れ、外部のネットワークとの間でデータの入出力を行う
ネットワークドライバ92と、各部を制御するCPU9
3とを備える。
【0047】ファイルマネージャ90は、CPU93の
制御のもとに、後述するHDDアレイ110に記録され
たデータの管理を行う。例えば、ファイルマネージャ9
0は、あるファイルがHDD100に記録されたとき
に、これらのHDD100内のどのアドレスにファイル
が記録されたかを示す情報を含むファイル管理情報を用
いて、HDDアレイ110に記録されたデータの管理を
行う。
【0048】また、ファイル管理部91は、ファイル管
理情報を保持することによって、操作入力信号に応じた
ファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生を行
うようにHDDアレイ110を制御する処理等の操作を
行うことができ、後述する再生ファイル情報である仮想
ファイル(Virtual File;以下、VFLと記す。)に基
づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編
集結果をもとに素材データを再生することができる。
【0049】HDDアレイ110は、各HDD100に
対し各種データを格納及び管理するものである。HDD
アレイ110は、複数のHDD1001,1002,・・
・,100n-3,100n-2,100n-1,100nに接続
され、これらのHDD1001,1002,・・・,10
n-3,100n-2,100n-1,100nに対して各種デ
ータを記憶させるとともに、これらのHDD1001
1002,・・・,100n-3,100n-2,100n-1
100nに記録されているデータの管理を行う。HDD
アレイ110は、バッファ111と、映像データ書き込
み/読み出し処理部(V)112と、音声データ書き込
み/読み出し処理部(A)113とを備える。
【0050】バッファ111は、データバス120との
間でのデータを転送を行うときに、一時的にデータを記
憶する。例えば、各HDD100からのデータは、この
バッファ111においてバッファリングされた後、デー
タバス120に出力される。
【0051】映像データ書き込み/読み出し処理部11
2は、接続された各HDD100に対して映像データの
書き込み及び読み出し処理を行う。映像データ書き込み
/読み出し処理部112は、具体的には、各HDD10
0の中から所望のHDD100を選択して、バッファ1
11から入力された映像データを書き込むとともに、所
望のHDDから映像データを読み出してバッファ111
に出力する。
【0052】音声データ書き込み/読み出し処理部11
3は、接続された各HDD100n- 1,100nに対して
音声データの書き込み及び読み出し処理を行う。音声デ
ータ書き込み/読み出し処理部113は、具体的には、
接続された2つのHDD100n-1,100nのいずれか
一方を選択し、バッファ111から入力された音声デー
タを書き込むとともに、所望のHDD100から音声デ
ータを読み出してバッファ111に出力する。
【0053】HDDアレイ110は、例えば、放送業務
用として記録されるべきデータが確実に記録されるとと
もに、記録されているデータが確実に再生されるように
冗長性を持たせてあり、いわゆるRAID(Redundant
Arrays of Inexpensive Disks)構成をとる。映像デー
タが記録されるHDD1001,1002,・・・,10
n-3,100n-2は、RAID−3の構成、すなわち、
データを複数のディスクに分けて並行転送することで転
送性能を高め、さらにパリティディスクを設けた構成を
とり、音声データが記録されるHDD100n-1,10
nは、いわゆるデータの二重書きを行うミラーディス
クと呼ばれるRAID−1の構成をとる。
【0054】つぎに、上述した構成を有するA/Vサー
バ1により外部より入力されたデータを各HDD100
に記録するときの処理について説明する。
【0055】A/Vサーバ1において、入力端子18に
入力されたデータは、記録ポート10のデータ入出力部
11が備えるセレクタ13を経て、エンコーダ14に入
力されて所定のフォーマットにエンコードされる。エン
コードされたデータは、記録ポート10のデータ管理部
12が備えるS/P15によりパラレルデータに変換さ
れ、バッファ16でバッファリングされる。そして、バ
ッファリングされているデータは、タイミングパルス発
生器81からCPU17に割り当てられたタイムスロッ
トの期間に、データバス120に出力され、HDDアレ
イ110へ転送される。
【0056】HDDアレイ110に転送されてきたデー
タは、バッファ111にてバッファリングされ読み出さ
れる。そして、バッファ111から読み出されたデータ
のうち、映像データは、映像データ書き込み/読み出し
処理部112に入力され、音声データは、音声データ書
き込み/読み出し処理部113に入力される。映像デー
タ書き込み/読み出し処理部112は、入力された映像
データを所定の単位で分割するとともに、パリティデー
タを求め、分割したデータ及びパリティデータを各HD
D1001,1002,・・・,100n-3,100n-2
記録する。また、音声データ書き込み/読み出し処理部
113は、入力された音声データを2つのHDD100
n-1,100nに記録する。このとき、ファイル管理部9
1は、記録したデータに応じて、ファイル名、データが
記録された各HDD100の記録領域のアドレスからな
る新たなファイル管理情報を生成する。
【0057】A/Vサーバ1は、このような処理を行う
ことによって、外部から入力したデータをHDDアレイ
110に記録することができる。
【0058】つぎに、A/Vサーバ1により各HDD1
00に記録されているデータを再生して各再生ポート2
0〜40に出力するときの処理について説明する。
【0059】すなわち、A/Vサーバ1においては、再
生ポート20,30,40のいずれかが、タイミングパ
ルス発生器81により割り当てられたタイムスロットの
期間にHDDアレイ110にアクセスし、HDDアレイ
110に対して、データの再生を要求する。HDDアレ
イ110では、映像データ書き込み/読み出し処理部1
12が、HDD1001,1002,・・・,10
n-3,100n-2に分割されて記録されている映像デー
タとパリティデータとを読み出し、分割されたデータを
単一化するとともに、パリティデータに基づいてエラー
検出及びエラー訂正を行い、映像データを再生する。ま
た、音声データ書き込み/読み出し処理部113は、2
つのHDD100n-1,100nのうち、エラーがないH
DDから音声データを再生する。このとき、映像データ
書き込み/読み出し処理部112及び音声データ書き込
み/読み出し処理部113は、各HDD100又はファ
イル管理部91に格納されているファイル管理情報を参
照して再生するファイルをアクセスする。再生された映
像・音声データは、バッファ111でバッファリングさ
れた後、読み出され、データバス120を介して、再生
要求を行った再生ポートに転送される。
【0060】このようなA/Vサーバ1による再生処理
において、例えば再生ポート20が再生要求を行ったと
き、HDDアレイ110から出力されたデータは、デー
タバス120を介してデータ管理部21が備えるバッフ
ァ23に入力される。バッファ23に入力したデータ
は、このバッファ23でバッファリングされた後、P/
S24にてシリアルデータに変換される。このシリアル
データは、データ入出力部22が備えるデコーダ26に
入力されてデコードされた後、セレクタ27を経て出力
端子28へと供給され、外部に出力される。このように
して、A/Vサーバ1は、内部素材を再生して外部に出
力することができる。
【0061】つぎに、A/Vサーバ1により、外部から
入力されたデータ及び/又は各HDD100に記録され
た素材データを用いた編集処理について説明する。
【0062】A/Vサーバ1で編集処理を行うとき、ユ
ーザによりコントロールパネル70の前面に設けられた
各種ボタンが操作されることによる操作入力信号に応じ
て編集処理を開始する。このとき、コントロールパネル
70のCPU303は、編集処理の対象となる各素材デ
ータに編集開始時刻情報であるイン点、編集終了時刻情
報であるアウト点を編集点として設定することで編集処
理を実行する。
【0063】また、A/Vサーバ1は、上述したファイ
ル管理部91が管理するファイル管理情報を保持するこ
とによって、ファイル名を指定するだけで所望のファイ
ルの再生等の操作を行うことができ、後述する再生ファ
イル情報である仮想ファイル(Virtual File;以下、V
FLと記す。)に基づいて、編集の際に新たにデータを
記録することなく編集結果をもとに内部素材を再生する
ことができる。
【0064】A/Vサーバ1においては、編集結果情報
を上述したVFLと呼び、このVFLに基づいて各HD
D100の所定のアドレスにアクセスし、記録された素
材データを順次読み出すことで、VFLに基づく編集デ
ータをコントロールパネル70に出力してユーザに提示
することができる。すなわち、A/Vサーバ1は、編集
処理を行っているときには、編集結果となる編集データ
を各HDD100に記録し直す必要がない。そのため、
A/Vサーバ1は、リアルタイムに素材データを編集し
て出力することができる。
【0065】A/Vサーバ1は、例えば、図2に示すよ
うな画像データである第1の素材データ201及び第2
の素材データ202を用いて生成された編集データ20
3のビデオエフェクト処理を施し””として示した領
域を編集結果をプレビュー再生する際にHDDアレイ1
10へ記録する。
【0066】図2の編集データ203は、編集される対
象である第1の素材データ201の編集領域であるIN
点からOUT点までの領域に第2の素材データ202を
挿入し、さらにIN点においてビデオエフェクト処理す
ることで生成される。ここでは、第1の素材データ20
1のIN点までの領域を””とし、IN点からOUT
点までの領域を””とし、OUT点以降の領域を”
”とする。また第2の素材データ202のIN点まで
の領域を””とし、IN点からOUT点までの領域
を””とし、OUT点以降の領域を””とする。こ
のような第1の素材データ201と第2の素材データ2
02とを編集することで編集データ203が生成され
る。編集データ203は、第1の素材の領域””,”
”と、ビデオエフェクト処理を施された領域””
と、第2の素材データの領域””から上述の領域”
”を差し引いた領域”’”とで構成される。
【0067】続いて、図3に示すフローチャートを用
い、A/Vサーバ1のHDDアレイ110に記録されて
いる内部素材である第1の素材データ201と第2の素
材データ202を用い、ビデオエフェクト処理を伴った
編集処理の流れを説明をする。
【0068】ここでは、第1の素材データ201及び第
2の素材データ202を用いて編集処理を行いプレビュ
ー用VFLファイルを生成し、生成されたプレビュー用
VFLファイルに基づいてHDDアレイ110から再生
ポート30へ第1の素材データ201が、同じくA/V
サーバ1のHDDアレイ110から再生ポート40へ第
2の素材データ202が読み込まれ、出力端子54から
編集処理が施された編集データ203が出力されるとす
る。
【0069】ステップS1において、コントロールパネ
ル70からの入力により、編集処理が開始され、第1の
素材データ201、第2の素材データ202のIN点及
びOUT点が編集点として設定される。さらにコントロ
ールパネル70によりIN点で、どのビデオエフェクト
処理をどれくらいのレベルで施すかが設定される。
【0070】ステップS2において、ステップS1で設
定されたIN点、OUT点及びビデオエフェクト処理設
定に基づいて、CPU53はファイル管理部91を制御
しプレビュー用VFLファイルを作成させる。
【0071】ステップS3において、CPU53は、プ
レビュー用VFLファイルを用い第1の素材データ20
1及び第2の素材データ202の編集点(IN点及びO
UT点)とビデオエフェクト処理がなされた領域を再生
して、プレビュー用VFLファイルに基づく映像を出力
させる。ここでは、さらに、編集点においてビデオエフ
ェクト処理が施された場合、該当する領域の編集処理後
の画像データを記録ポート10へ出力し、HDDアレイ
110へ記録させ、ビデオエフェクト処理が施された画
像データのHDDアレイ110の記録領域に対応するV
FLファイルが生成される。
【0072】続いて、上述のステップS3で実行される
プレビュー用VFLファイルを再生した時の処理につい
て図4に示すフローチャートを用い説明をする。
【0073】ステップS11において、図2に示した第
1の素材データ201がHDDアレイ110からデータ
バス120を介して再生ポート30に読み込まれ、同時
に図2に示した第2の素材データ202がHDDアレイ
110からデータバス120を介して再生ポート40に
読み込まれる。再生ポート30に読み込まれた第1の素
材データ201は、デコーダ36でデコードされてエデ
ィティングマネージャ50の編集部51へ入力される。
また、再生ポート40に読み込まれた第2の素材データ
202は、デコーダ46でデーコードされて編集部51
へと入力される。CPU53は、プレビュー用VFLフ
ァイルに基づき編集部51へ入力された第1の素材デー
タをIN点になるまで出力端子54からモニタ映像とし
て出力させる。
【0074】ステップS12において、第1の素材デー
タ201と、第2の素材データ202のIN点から始ま
る画像データは、編集部51からビデオエフェクタ60
へ送出される。ビデオエフェクト60は、送出された第
1の素材データ201と第2の素材データ202を用
い、例えば、第1の素材データ201のフェードアウト
と、第2の素材データ202のフェードインとを同時に
行って混合するディゾルブなどのビデオエフェクト処理
を実行する。なお、ここで実行されるビデオエフェクト
処理は、ディゾルブに限定されるものではなく、それ以
外のビデオエフェクト処理をおこなってもよい。ビデオ
エフェクト処理を実行された画像データは、編集部51
へと再び送出される。
【0075】ステップS13において、編集部51は、
CPU53の制御によりプレビュー用VFLファイルに
基づいて、ビデオエフェクト処理を施された画像データ
を出力端子54からモニタ映像として出力する。さらに
編集部51のCPU53は、ビデオエフェクタ60から
送出されたビデオエフェクト処理を施された画像データ
を記録ポート10へ出力する。同時にCPU53は、フ
ァイル管理部91を制御して、ビデオエフェクト処理を
施された画像データのVFLファイルと、ビデオエフェ
クト処理を施されることで変更された第2の素材データ
のVFLファイルを作成させる。生成されたVFLファ
イルは、ファイル管理部91に内蔵されているメモリ又
はHDD100内に編集結果として格納される。
【0076】ステップS14において、記録ポート10
に編集部51から出力されたビデオエフェクト処理を施
された画像データは、記録ポート10に通常の画像デー
タと同様の処理でHDDアレイ110へ記録される。
【0077】ステップS15において、CPU53は、
プレビュー用VFLファイルに基づき編集部51を制御
して、ビデオエフェクト処理が施された画像データ以降
の第2の素材データと、第1の素材データを出力端子5
4から出力させる。
【0078】以上のようにして、ビデオエフェクト処理
を施された画像データは、HDDアレイ110へ記録さ
れ、VFLファイルが生成される。生成されたVFLフ
ァイルは図2に示した編集データの領域””、領域”
”、領域”’”、領域””のHDDアレイ110
に対応した記録領域を示しており、A/Vサーバ1のフ
ァイル管理部91は、生成されたVFLファイルに基づ
いて、ビデオエフェクト処理が施されHDDアレイ11
0に記録された画像データと、第1の素材データ及び第
2の素材データをHDDアレイ110から再生させるこ
とで編集処理の結果を出力させることができる。
【0079】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録再生装置及び方
法は、第1の素材データの所定の領域に第2の素材デー
タの所定の領域を挿入する際に、第1の素材データ及び
第2の素材データのそれぞれの所定の領域を示す編集点
を設定し、編集点に基づいて第1の素材データに第2の
素材データを挿入する第1の編集処理情報を生成し、編
集点近傍の画像データに所定の画像効果処理をし、画像
効果処理をされた画像効果処理データを抽出し、抽出さ
れた画像効果処理データを記録媒体に記録し、記録され
た画像効果処理データを第1の素材データに挿入し、画
像効果処理データの挿入によって変更される第2の素材
データを第1の素材データに挿入する第2の編集処理情
報を生成し、第1の編集処理情報に基づいて第1の素材
データの記録媒体の記録領域を記述した第1の仮想ファ
イルと、第2の編集情報に基づいて第2の素材データの
記録媒体の記録領域を記述した第2の仮想ファイルと、
画像効果処理データの記録媒体の記録領域を記述した第
3の仮想ファイルを生成し、生成された第1の仮想ファ
イル、第2の仮想ファイル及び第3の仮想ファイルに基
づいて、記録媒体に記録された第1の素材データ、第2
の素材データ及び画像効果処理データを再生すること
で、ビデオエフェクト処理を伴った編集処理において、
ハードディスク資源を有効に活用して編集処理をするこ
とを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すA/Vサーバの
構成を説明するためのブロック図である。
【図2】同A/Vサーバにおいて、第1の素材データに
第2の素材データを挿入し、IN点においてビデオエフ
ェクト処理を施す編集処理について説明するための図で
ある。
【図3】同A/Vサーバにおいてビデオエフェクト処理
を伴った編集処理の流れについて説明するための図であ
る。
【図4】同A/Vサーバにおいて、プレビュー用VFL
を再生する場合について説明をするためのフローチャー
トである。
【符号の説明】 1 A/Vサーバ、10 記録ポート、20,30,4
0 再生ポート、50エディティングマネージャ、53
CPU、70 コントロールパネル、90ファイルマ
ネージャ、91 ファイル管理部、100 HDD、1
10 HDDアレイ、111 バッファ、112 映像
データ書き込み/読み出し処理部、113 音声データ
書き込み/読み出し処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 Fターム(参考) 5C023 AA12 AA15 AA34 BA11 BA15 CA01 CA04 5C053 FA14 FA24 GA11 GB11 GB37 JA05 KA24 5D044 AB05 AB07 BC01 FG21 GK11 HL16 5D110 AA13 AA23 AA27 AA29 BB23 BB24 CA04 CA42 CA46 CB04 CD01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ及び音声データを含むデータ
    を入出力する複数の入出力手段を有し、割り当てられた
    タイムスロットでノンリニアアクセス可能な複数の記憶
    媒体に上記入出力手段から入力された画像データ及び音
    声データを含むデータを記録し上記記録媒体に記録した
    上記画像データ及び音声データを含むデータを再生し上
    記入出力手段から出力するデータ記録再生装置におい
    て、 上記入出力手段より入力される素材データを上記複数の
    記録媒体に記録し、上記複数の記録媒体から素材データ
    を再生して上記入出力手段より出力させる記録再生手段
    と、 第1の素材データの所定の領域に第2の素材データの所
    定の領域を挿入する際に、第1の素材データ及び第2の
    素材データのそれぞれの上記所定の領域の開始点と終了
    点である編集点を設定し、上記編集点に基づいて第1の
    素材データに第2の素材データを挿入する第1の編集処
    理情報を生成する第1の編集手段と、 上記編集点近傍の画像データに所定の画像効果処理をす
    る画像効果処理手段と、 上記画像効果処理手段によって画像効果処理をされた画
    像効果処理データを抽出する画像効果処理データ抽出手
    段と、 上記画像効果処理データ抽出手段によって抽出された画
    像効果処理データを上記記録媒体に記録させるよう上記
    記録再生手段を制御する記録制御手段と、 上記記録再生手段によって記録された画像効果処理デー
    タを第1の素材データに挿入し、上記画像効果処理デー
    タの挿入によって変更される上記第2の素材データを第
    1の素材データに挿入する第2の編集処理情報を生成す
    る第2の編集手段と、 上記第1の編集手段によって生成された第1の編集処理
    情報に基づいて上記第1の素材データの上記記録媒体の
    記録領域を記述した第1の仮想ファイルと、上記第2の
    編集手段によって生成された第2の編集情報に基づいて
    上記第2の素材データの上記記録媒体の記録領域を記述
    した第2の仮想ファイルと、上記画像効果処理データの
    上記記録媒体の記録領域を記述した第3の仮想ファイル
    を生成する仮想ファイル生成手段と、 上記仮想ファイル生成手段によって生成された第1の仮
    想ファイル、第2の仮想ファイル及び第3の仮想ファイ
    ルに基づいて、上記記録媒体に記録された第1の素材デ
    ータ、第2の素材データ及び画像効果処理データを再生
    するように上記記録再生手段を制御する再生制御手段と
    を備えることを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 画像データ及び音声データを含むデータ
    を入出力する複数の入出力手段を有し、割り当てられた
    タイムスロットでノンリニアアクセス可能な複数の記憶
    媒体に上記入出力手段から入力された画像データ及び音
    声データを含むデータを記録し上記記録媒体に記録した
    上記画像データ及び音声データを含むデータを再生し上
    記入出力手段から出力するデータ記録再生方法におい
    て、 第1の素材データの所定の領域に第2の素材データの所
    定の領域を挿入する際に、第1の素材データ及び第2の
    素材データのそれぞれの上記所定の領域の開始点と終了
    点である編集点を設定し、 上記編集点近傍の画像データに所定の画像効果処理を
    し、 画像効果処理をされた画像効果処理データを抽出し、 抽出された上記画像効果処理データを上記記録媒体に記
    録し、 上記第1の素材データの上記記録媒体の記録領域を記述
    した第1の仮想ファイルと、上記第2の素材データの上
    記記録媒体の記録領域を記述した第2の仮想ファイル
    と、上記画像効果処理データの上記記録媒体の記録領域
    を記述した第3の仮想ファイルとを生成し、 生成された上記第1の仮想ファイル、第2の仮想ファイ
    ル及び第3の仮想ファイルに基づいて、上記記録媒体に
    記録された第1の素材データ、第2の素材データ及び画
    像効果処理データを再生することを特徴とするデータ記
    録再生方法。
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