JP2001291194A - 駐車場混雑度判定システム - Google Patents
駐車場混雑度判定システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】駐車場内の車両台数を少数のカメラで正確に測
定できる駐車場混雑度判定システムを提供する。 【解決手段】ナンバプレート読取装置１，１ａは駐車場
１０の入り口と出口に設置され、ナンバプレート認識結
果４，４ａを出力する。混雑度判定装置３はナンバプレ
ート認識結果４，４ａを入力し、認識処理した結果から
駐車場内の停留台数と普通車、大型車の割合を判断し、
表示信号５，５ａを出力する。案内板２，２ａは表示信
号５，５ａを表示し後続車に駐車場の状態（満空）を伝
える。カメラ部６，６ａは車のナンバプレートを撮像し
映像信号９，９ａを出力する。画像処理部７，７ａは映
像信号９，９ａを画像処理しナンバプレートを認識しナ
ンバプレート認識結果４，４ａを出力する。照明部８，
８ａは駐車場を照明する。
定できる駐車場混雑度判定システムを提供する。 【解決手段】ナンバプレート読取装置１，１ａは駐車場
１０の入り口と出口に設置され、ナンバプレート認識結
果４，４ａを出力する。混雑度判定装置３はナンバプレ
ート認識結果４，４ａを入力し、認識処理した結果から
駐車場内の停留台数と普通車、大型車の割合を判断し、
表示信号５，５ａを出力する。案内板２，２ａは表示信
号５，５ａを表示し後続車に駐車場の状態（満空）を伝
える。カメラ部６，６ａは車のナンバプレートを撮像し
映像信号９，９ａを出力する。画像処理部７，７ａは映
像信号９，９ａを画像処理しナンバプレートを認識しナ
ンバプレート認識結果４，４ａを出力する。照明部８，
８ａは駐車場を照明する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車場混雑度判定シ
ステムに関し、特に進入する自動車のナンバプレートを
認識することによって駐車場の混雑度を判定する駐車場
混雑度判定システムに関する。
ステムに関し、特に進入する自動車のナンバプレートを
認識することによって駐車場の混雑度を判定する駐車場
混雑度判定システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近の車両数の増加により駐車場探しが
大変であり、駐車場での満車、空き等の表示がドライバ
ーにとって有効であるとともに、駐車場管理者にとって
も車両の入出庫管理の省力化に役立つ。
大変であり、駐車場での満車、空き等の表示がドライバ
ーにとって有効であるとともに、駐車場管理者にとって
も車両の入出庫管理の省力化に役立つ。
【０００３】図５は従来の駐車場混雑度判定システムを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【０００４】従来の駐車場混雑度判定システムは、複数
のカメラ２１，２２，２３，２４，２５により駐車エリ
ア２０の特定エリア２７ａ，２７ｂ，２７ｃ，２７ｄ，
２７ｅを撮像し、画像処理装置２６はカメラ２１〜２５
の画像を背景差分等の手法で画像処理を行い、駐車車両
の存在する面積を測定し、面積値データ２９を出力す
る。混雑度判定装置２８は次式の面積比から駐車エリア
２０全体の混雑度を推定することになる。
のカメラ２１，２２，２３，２４，２５により駐車エリ
ア２０の特定エリア２７ａ，２７ｂ，２７ｃ，２７ｄ，
２７ｅを撮像し、画像処理装置２６はカメラ２１〜２５
の画像を背景差分等の手法で画像処理を行い、駐車車両
の存在する面積を測定し、面積値データ２９を出力す
る。混雑度判定装置２８は次式の面積比から駐車エリア
２０全体の混雑度を推定することになる。
【０００５】すなわち、混雑度＝（ａ＋ｂ＋ｃ＋ｄ＋
ｅ）／Ａ により判定している。
ｅ）／Ａ により判定している。
【０００６】ここで、ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅは特定エリア
２７ａ，２７ｂ，２７ｃ，２７ｄ，２７ｅの各々の面積
を、Ａは駐車エリア２０の面積を示す。
２７ａ，２７ｂ，２７ｃ，２７ｄ，２７ｅの各々の面積
を、Ａは駐車エリア２０の面積を示す。
【０００７】混雑度判定装置２８は上式の面積比により
車両の混雑度を判定する。
車両の混雑度を判定する。
【０００８】なお、このような他の技術の一例として、
特開平９−１６０９６６号公報記載の「駐車場の管理装
置」が知られている。
特開平９−１６０９６６号公報記載の「駐車場の管理装
置」が知られている。
【０００９】この公報では、入口、出口に設置されたカ
メラで車のナンバーを認識登録し、入庫時刻と現在時刻
とから駐車時間と料金を表示する技術が記載されてい
る。
メラで車のナンバーを認識登録し、入庫時刻と現在時刻
とから駐車時間と料金を表示する技術が記載されてい
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の駐車場
混雑度判定システムは、屋外設置の複数カメラによる画
像処理のため天候変化や車両の重なりにより正確な駐車
台数や車両１台の大きさ、長時間停留車などを測定でき
ないという欠点を有している。
混雑度判定システムは、屋外設置の複数カメラによる画
像処理のため天候変化や車両の重なりにより正確な駐車
台数や車両１台の大きさ、長時間停留車などを測定でき
ないという欠点を有している。
【００１１】また、撮影エリアの範囲が広いためカメラ
台数が多数必要なので、少数カメラによるシステム構成
ができないという欠点を有している。
台数が多数必要なので、少数カメラによるシステム構成
ができないという欠点を有している。
【００１２】本発明の目的は、駐車場内の車両台数を少
数のカメラで正確に測定できる駐車場混雑度判定システ
ムを提供することにある。
数のカメラで正確に測定できる駐車場混雑度判定システ
ムを提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の駐車場混雑度判
定システムは、駐車場内に普通車エリアと大型車エリア
とを設け、前記駐車場の入り口と出口に第１及び第２の
ナンバプレート読取装置を各々設置し、これら第１及び
第２のナンバプレート読取装置の各々が有する第１及び
第２のカメラ部により通過する自動車のナンバプレート
の文字及び大きさを撮像処理し第１及び第２のナンバプ
レート認識結果として混雑度判定装置に出力し、この混
雑度判定装置は入り口の前記第１のナンバプレート認識
結果と出口の前記第２のナンバプレート認識結果とを比
較することで前記駐車場内の駐車台数を判定し、第１及
び第２の案内板の案内標識を制御して満”または“空”
を表示することにより後続車に前記駐車場の利用状態を
通知することを特徴としている。
定システムは、駐車場内に普通車エリアと大型車エリア
とを設け、前記駐車場の入り口と出口に第１及び第２の
ナンバプレート読取装置を各々設置し、これら第１及び
第２のナンバプレート読取装置の各々が有する第１及び
第２のカメラ部により通過する自動車のナンバプレート
の文字及び大きさを撮像処理し第１及び第２のナンバプ
レート認識結果として混雑度判定装置に出力し、この混
雑度判定装置は入り口の前記第１のナンバプレート認識
結果と出口の前記第２のナンバプレート認識結果とを比
較することで前記駐車場内の駐車台数を判定し、第１及
び第２の案内板の案内標識を制御して満”または“空”
を表示することにより後続車に前記駐車場の利用状態を
通知することを特徴としている。
【００１４】駐車場の入り口に設置される第１のナンバ
プレート読取装置と；駐車場の出口に設置される第２の
ナンバプレート読取装置と；これらナンバプレート読取
装置が各々に対応して出力する第１のナンバプレート認
識結果及び第２のナンバプレート認識結果を入力し、認
識処理した結果から前記駐車場内の停留台数と普通車及
び大型車の割合を判断し、第１の表示信号及び第２の表
示信号を出力する混雑度判定装置と；各々の前記第１及
び第２の表示信号を表示し、後続車に前記駐車場の満車
状態、空き状態を伝える第１の案内板及び第２の案内板
と；を備えたことを特徴としている。
プレート読取装置と；駐車場の出口に設置される第２の
ナンバプレート読取装置と；これらナンバプレート読取
装置が各々に対応して出力する第１のナンバプレート認
識結果及び第２のナンバプレート認識結果を入力し、認
識処理した結果から前記駐車場内の停留台数と普通車及
び大型車の割合を判断し、第１の表示信号及び第２の表
示信号を出力する混雑度判定装置と；各々の前記第１及
び第２の表示信号を表示し、後続車に前記駐車場の満車
状態、空き状態を伝える第１の案内板及び第２の案内板
と；を備えたことを特徴としている。
【００１５】前記第１及び第２のナンバプレート読取装
置の各々は、車のナンバプレートを撮像し、各々第１の
映像信号及び第２の映像信号を出力する第１のカメラ部
及び第２のカメラ部と；各々の前記第１及び第２の映像
信号を画像処理しナンバプレートを認識し、前記第１及
び第２のナンバプレート認識結果を各々出力する第１及
び第２の画像処理部と；前記駐車場を照明する第１の照
明部及び第２の照明部と；を有していることを特徴とし
ている。
置の各々は、車のナンバプレートを撮像し、各々第１の
映像信号及び第２の映像信号を出力する第１のカメラ部
及び第２のカメラ部と；各々の前記第１及び第２の映像
信号を画像処理しナンバプレートを認識し、前記第１及
び第２のナンバプレート認識結果を各々出力する第１及
び第２の画像処理部と；前記駐車場を照明する第１の照
明部及び第２の照明部と；を有していることを特徴とし
ている。
【００１６】前記混雑度判定装置は、前記第１のナンバ
プレート読取装置の前記第１のナンバプレート認識結果
から前記駐車場への普通車と大型車の入場数をカウント
し、前記第２のナンバプレート読取装置の前記第２のナ
ンバプレート認識結果から退場数をカウントし、前記駐
車場内の普通車エリア及び大型車エリアに駐車していた
普通車及び大型車の台数を計測し混雑度を判定すること
を特徴としている。
プレート読取装置の前記第１のナンバプレート認識結果
から前記駐車場への普通車と大型車の入場数をカウント
し、前記第２のナンバプレート読取装置の前記第２のナ
ンバプレート認識結果から退場数をカウントし、前記駐
車場内の普通車エリア及び大型車エリアに駐車していた
普通車及び大型車の台数を計測し混雑度を判定すること
を特徴としている。
【００１７】前記混雑度判定装置は、認識した車両を登
録する認識車両登録部と、登録した車両と入出庫した車
両を比較する認識結果比較部と、車両の台数を計測し満
空を判定する台数計測満空判定部と、駐車時間の長い車
両を検知する異常停留検出部と、案内板の表示を制御す
る案内板制御部とを有していることを特徴としている。
録する認識車両登録部と、登録した車両と入出庫した車
両を比較する認識結果比較部と、車両の台数を計測し満
空を判定する台数計測満空判定部と、駐車時間の長い車
両を検知する異常停留検出部と、案内板の表示を制御す
る案内板制御部とを有していることを特徴としている。
【００１８】また、前記第１及び第２の案内板の案内標
識は、満車と空車の割合を示す混雑度を、前記混雑度判
定装置の判定結果を示す前記第１及び第２の表示信号に
より“満”または“空”で表示を行うことを特徴として
いる。
識は、満車と空車の割合を示す混雑度を、前記混雑度判
定装置の判定結果を示す前記第１及び第２の表示信号に
より“満”または“空”で表示を行うことを特徴として
いる。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００２０】図１は本発明の駐車場混雑度判定システム
の一つの実施の形態を示すブロック図である。
の一つの実施の形態を示すブロック図である。
【００２１】図１に示す本実施の形態は、駐車場の入り
口に設置されるナンバプレート読取装置１と、駐車場の
出口に設置されるナンバプレート読取装置１ａと、これ
らナンバプレート読取装置１，１ａが各々に対応して出
力するナンバプレート認識結果４，４ａを入力し、認識
結果から駐車場内の停留台数と普通車、大型車の割合を
判断し、表示信号５，５ａを出力する混雑度判定装置３
と、各々の表示信号５，５ａを表示し後続車に駐車場の
状態（満空）を伝える案内板２，２ａとから構成されて
いる。
口に設置されるナンバプレート読取装置１と、駐車場の
出口に設置されるナンバプレート読取装置１ａと、これ
らナンバプレート読取装置１，１ａが各々に対応して出
力するナンバプレート認識結果４，４ａを入力し、認識
結果から駐車場内の停留台数と普通車、大型車の割合を
判断し、表示信号５，５ａを出力する混雑度判定装置３
と、各々の表示信号５，５ａを表示し後続車に駐車場の
状態（満空）を伝える案内板２，２ａとから構成されて
いる。
【００２２】ナンバプレート読取装置１，１ａの各々
は、車のナンバプレートを撮像し各々映像信号９，９ａ
を出力するカメラ部６，６ａと、各々の映像信号９，９
ａを画像処理しナンバプレートを認識しナンバプレート
認識結果４，４ａを各々出力する画像処理部７，７ａ
と、駐車場を照明する照明部８，８ａとを有している。
は、車のナンバプレートを撮像し各々映像信号９，９ａ
を出力するカメラ部６，６ａと、各々の映像信号９，９
ａを画像処理しナンバプレートを認識しナンバプレート
認識結果４，４ａを各々出力する画像処理部７，７ａ
と、駐車場を照明する照明部８，８ａとを有している。
【００２３】このようにして、出入口２台のナンバプレ
ート読取装置１，１ａで駐車場内の駐車台数を判定して
いるので、少数のシステム構成で駐車場の混雑度を正確
に判定している。
ート読取装置１，１ａで駐車場内の駐車台数を判定して
いるので、少数のシステム構成で駐車場の混雑度を正確
に判定している。
【００２４】図２は図１の駐車場混雑度判定システムの
動作の一例を示す説明図である。
動作の一例を示す説明図である。
【００２５】なお、図２において図１に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【００２６】図２を参照すると、駐車場１０内に普通車
エリア１１と大型車エリア１２とが設けられている。ナ
ンバプレート読取装置１，１ａは駐車場１０の入り口と
出口に各々設置され、ナンバプレート読取装置１，１ａ
のカメラ部６，６ａにより通過する自動車のナンバプレ
ートの文字および大きさを、混雑度判定装置３に出力す
る。混雑度判定装置３は出口のナンバプレート認識結果
４ａと入口のナンバプレート認識結果４とを比較するこ
とで駐車場１０内の駐車台数（混雑度）を判定し、案内
板２，２ａの案内標識を制御する。案内板２，２ａは
“満”または“空”を表示することで後続車に当該駐車
場の利用状態を提供することになる。
エリア１１と大型車エリア１２とが設けられている。ナ
ンバプレート読取装置１，１ａは駐車場１０の入り口と
出口に各々設置され、ナンバプレート読取装置１，１ａ
のカメラ部６，６ａにより通過する自動車のナンバプレ
ートの文字および大きさを、混雑度判定装置３に出力す
る。混雑度判定装置３は出口のナンバプレート認識結果
４ａと入口のナンバプレート認識結果４とを比較するこ
とで駐車場１０内の駐車台数（混雑度）を判定し、案内
板２，２ａの案内標識を制御する。案内板２，２ａは
“満”または“空”を表示することで後続車に当該駐車
場の利用状態を提供することになる。
【００２７】図３は本発明の駐車場混雑度判定システム
の実施の形態の動作を説明する図である。
の実施の形態の動作を説明する図である。
【００２８】なお、図３において図１、図２に示す構成
要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付
し、その説明を省略する。
要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付
し、その説明を省略する。
【００２９】次に、図１および図３を参照して本実施の
形態の動作をより詳細に説明する。
形態の動作をより詳細に説明する。
【００３０】ナンバプレート読取装置１は駐車場１０に
入場する車両１４のナンバプレート１５の文字とサイズ
を認識する。ナンバプレート読取装置１ａは駐車場１０
から退場する車両１４ａのナンバプレート１５ａの文字
とサイズを認識する。
入場する車両１４のナンバプレート１５の文字とサイズ
を認識する。ナンバプレート読取装置１ａは駐車場１０
から退場する車両１４ａのナンバプレート１５ａの文字
とサイズを認識する。
【００３１】混雑度判定装置３はナンバプレート読取装
置１のナンバプレート認識結果４から駐車場１０への普
通車と大型車の入場数をカウントし、ナンバプレート読
取装置１ａのナンバプレート認識結果４ａから退場数を
カウントして、駐車場１０内の普通車エリア１１および
大型車エリア１２に駐車していた普通車および大型車の
台数を計測し混雑度を判定する。案内板２，２ａの案内
標識は満車と空車の割合を示す混雑度を、混雑度判定装
置３の判定結果を示す表示信号５，５ａにより“満”ま
たは“空”で表示を行う。なお、普通車エリア１１のみ
が満車で大型車エリア１２に空きがある場合は普通車を
大型車エリア１２へ誘導する。この場合、普通車２台で
大型車１台分として処理し混雑度の判定を行う。
置１のナンバプレート認識結果４から駐車場１０への普
通車と大型車の入場数をカウントし、ナンバプレート読
取装置１ａのナンバプレート認識結果４ａから退場数を
カウントして、駐車場１０内の普通車エリア１１および
大型車エリア１２に駐車していた普通車および大型車の
台数を計測し混雑度を判定する。案内板２，２ａの案内
標識は満車と空車の割合を示す混雑度を、混雑度判定装
置３の判定結果を示す表示信号５，５ａにより“満”ま
たは“空”で表示を行う。なお、普通車エリア１１のみ
が満車で大型車エリア１２に空きがある場合は普通車を
大型車エリア１２へ誘導する。この場合、普通車２台で
大型車１台分として処理し混雑度の判定を行う。
【００３２】なお、混雑度判定装置３は認識した車両を
登録する認識車両登録部と、登録した車両と入出庫した
車両を比較する認識結果比較部と、車両の台数を計測し
満空を判定する台数計測満空判定部と、駐車時間の長い
車両を検知する異常停留検出部と、案内板の表示を制御
する案内板制御部とを有している。
登録する認識車両登録部と、登録した車両と入出庫した
車両を比較する認識結果比較部と、車両の台数を計測し
満空を判定する台数計測満空判定部と、駐車時間の長い
車両を検知する異常停留検出部と、案内板の表示を制御
する案内板制御部とを有している。
【００３３】図４は図３の駐車場混雑度判定システムの
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【００３４】図４（ａ）はナンバプレート読取装置の動
作フローを、図４（ｂ）は混雑度判定装置の動作フロー
を示す。
作フローを、図４（ｂ）は混雑度判定装置の動作フロー
を示す。
【００３５】図３の駐車場混雑度判定システムの動作を
図４に示すフローチャートを使用して説明する。
図４に示すフローチャートを使用して説明する。
【００３６】図４（ａ）において入口のナンバプレート
読取装置１が車両１４のナンバプレート１５を認識する
と（ステップ１：Ｓ１）、その番号を車両登録し全駐車
台数として＋１する（ステップ２：Ｓ２）。
読取装置１が車両１４のナンバプレート１５を認識する
と（ステップ１：Ｓ１）、その番号を車両登録し全駐車
台数として＋１する（ステップ２：Ｓ２）。
【００３７】次にステップ３（Ｓ３）に進み、ナンバプ
レート１５の大きさにしたがって普通車、大型車の車種
ごとの台数としてカウントする。すなわち、中型の普通
車なら普通車駐車台数Ｘを＋１、大型車なら大型車駐車
台数Ｙを＋１にカウントし、ステップ１に戻る。
レート１５の大きさにしたがって普通車、大型車の車種
ごとの台数としてカウントする。すなわち、中型の普通
車なら普通車駐車台数Ｘを＋１、大型車なら大型車駐車
台数Ｙを＋１にカウントし、ステップ１に戻る。
【００３８】駐車場１０の出口側では、ナンバプレート
読取装置１ａが車両１４ａの通過によりナンバプレート
１５ａを認識すると（ステップ４：Ｓ４）、ステップ５
（Ｓ５）で登録車の比較を行い、その車両が登録された
車両かどうかの確認により車両が一致すれば、駐車場１
０内の全駐車台数を−１する。このようにして駐車場内
の台数を管理する。
読取装置１ａが車両１４ａの通過によりナンバプレート
１５ａを認識すると（ステップ４：Ｓ４）、ステップ５
（Ｓ５）で登録車の比較を行い、その車両が登録された
車両かどうかの確認により車両が一致すれば、駐車場１
０内の全駐車台数を−１する。このようにして駐車場内
の台数を管理する。
【００３９】次にステップ６（Ｓ６）に進み、ナンバプ
レート１５ａの大きさにしたがって普通車、大型車の車
種ごとの台数としてカウントする。すなわち、中型の普
通車なら普通車駐車台数Ｘを−１、大型車なら大型車駐
車台数Ｙを−１にカウントし、ステップ４に戻る。
レート１５ａの大きさにしたがって普通車、大型車の車
種ごとの台数としてカウントする。すなわち、中型の普
通車なら普通車駐車台数Ｘを−１、大型車なら大型車駐
車台数Ｙを−１にカウントし、ステップ４に戻る。
【００４０】なお、ステップ７（Ｓ７）に示すように登
録車両が長時間削除されない場合は異常停留として判断
される（ステップ８：Ｓ８）。
録車両が長時間削除されない場合は異常停留として判断
される（ステップ８：Ｓ８）。
【００４１】次に図４（ｂ）を参照すると、駐車場１０
内の台数が予め設定された車両台数の許容値と比較さ
れ、駐車場１０内の状態が“満”、“空”の２段階に判
定され、案内板２，２ａに表示される。この場合、普通
車の普通車エリア１１が“満”であっても、大型車の大
型車エリア１２が“空”であれば、普通車は大型車エリ
ア１２に駐車できるよう表示される。このとき普通車２
台で大型車１台とカウントされる。
内の台数が予め設定された車両台数の許容値と比較さ
れ、駐車場１０内の状態が“満”、“空”の２段階に判
定され、案内板２，２ａに表示される。この場合、普通
車の普通車エリア１１が“満”であっても、大型車の大
型車エリア１２が“空”であれば、普通車は大型車エリ
ア１２に駐車できるよう表示される。このとき普通車２
台で大型車１台とカウントされる。
【００４２】つまり混雑度判定装置３は先ず、普通車駐
車台数Ｘが普通車エリア１１の許容台数より多いかどう
かを判定する（ステップ１：Ｔ１）。許容台数以下なら
ばステップ２（Ｔ２）に進み、大型車駐車台数Ｙが大型
車エリア１２の許容台数より多いかどうかを判定する
（ステップ２：Ｔ２）。許容台数以下ならばステップ３
（Ｔ３）に進み、普通車“空”を表示し、大型車“空”
を表示する。
車台数Ｘが普通車エリア１１の許容台数より多いかどう
かを判定する（ステップ１：Ｔ１）。許容台数以下なら
ばステップ２（Ｔ２）に進み、大型車駐車台数Ｙが大型
車エリア１２の許容台数より多いかどうかを判定する
（ステップ２：Ｔ２）。許容台数以下ならばステップ３
（Ｔ３）に進み、普通車“空”を表示し、大型車“空”
を表示する。
【００４３】ステップ２で大型車駐車台数Ｙが大型車エ
リア１２の許容台数より多い場合、ステップ４（Ｔ４）
に進み、普通車“空”を表示し、大型車“満”を表示す
る。
リア１２の許容台数より多い場合、ステップ４（Ｔ４）
に進み、普通車“空”を表示し、大型車“満”を表示す
る。
【００４４】ステップ１で普通車駐車台数Ｘが普通車エ
リア１１の許容台数より多い場合、ステップ５（Ｔ５）
に進み、大型車駐車台数Ｙが大型車エリア１２の許容台
数より多いかどうかを判定する。許容台数以下ならばス
テップ６（Ｔ６）に進み、普通車“満”を表示し、大型
車“空”を表示する。
リア１１の許容台数より多い場合、ステップ５（Ｔ５）
に進み、大型車駐車台数Ｙが大型車エリア１２の許容台
数より多いかどうかを判定する。許容台数以下ならばス
テップ６（Ｔ６）に進み、普通車“満”を表示し、大型
車“空”を表示する。
【００４５】ステップ５で大型車駐車台数Ｙが大型車エ
リア１２の許容台数より多い場合、ステップ７（Ｔ７）
に進み、普通車“満”を表示し、大型車“満”を表示す
る。
リア１２の許容台数より多い場合、ステップ７（Ｔ７）
に進み、普通車“満”を表示し、大型車“満”を表示す
る。
【００４６】なお、上述のフローチャートでは許容台数
を２段階表示の“満”、“空”で設定したが、許容台数
を３段階表示の“満”、“混”、“空”で表示すること
も可能である。
を２段階表示の“満”、“空”で設定したが、許容台数
を３段階表示の“満”、“混”、“空”で表示すること
も可能である。
【００４７】また、登録車両が長時間削除されないばあ
いは異常停留として判断されることは既述の通りであ
る。
いは異常停留として判断されることは既述の通りであ
る。
【００４８】上述の通り、駐車場混雑度判定システムに
おいて、進入する自動車のナンバプレートを認識するこ
とによって当該駐車場の混雑度を判定することができ
る。
おいて、進入する自動車のナンバプレートを認識するこ
とによって当該駐車場の混雑度を判定することができ
る。
【００４９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駐車場混
雑度判定システムは、少数カメラによるナンバプレート
の画像認識処理によりナンバプレートのサイズを認識し
ているので、駐車場内の車を特定でき大型車と普通車の
駐車エリアの測定を個別にできるので、駐車場内の駐車
台数を正確に測定できるという効果を有している。
雑度判定システムは、少数カメラによるナンバプレート
の画像認識処理によりナンバプレートのサイズを認識し
ているので、駐車場内の車を特定でき大型車と普通車の
駐車エリアの測定を個別にできるので、駐車場内の駐車
台数を正確に測定できるという効果を有している。
【００５０】また、ナンバプレート認識により駐車場内
の車を特定できるので、個々の自動車の駐車時間を測定
し、長時間駐車などの異常車両の検出ができるという効
果を有している。
の車を特定できるので、個々の自動車の駐車時間を測定
し、長時間駐車などの異常車両の検出ができるという効
果を有している。
【図１】本発明の駐車場混雑度判定システムの一つの実
施の形態を示すブロック図である。
施の形態を示すブロック図である。
【図２】図１の駐車場混雑度判定システムの動作の一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図３】本発明の駐車場混雑度判定システムの実施の形
態の動作を説明する図である。
態の動作を説明する図である。
【図４】図３の駐車場混雑度判定システムの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図５】従来の駐車場混雑度判定システムを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１，１ａ ナンバプレート読取装置 ２，２ａ 案内板 ３ 混雑度判定装置 ４，４ａ ナンバプレート認識結果 ５，５ａ 表示信号 ６，６ａ カメラ部 ７，７ａ 画像処理部 ８，８ａ 照明部 ９，９ａ 映像信号 １０ 駐車場 １１ 普通車エリア １２ 大型車エリア １４，１４ａ 車両 １５，１５ａ ナンバプレート ２０ 駐車エリア ２１，２２，２３，２４，２５ カメラ ２６ 画像処理装置 ２７ａ，２７ｂ，２７ｃ，２７ｄ，２７ｅ 特定エリ
ア ２８ 混雑度判定装置 ２９ 面積値データ
ア ２８ 混雑度判定装置 ２９ 面積値データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０８Ｇ 1/04 Ｇ０８Ｇ 1/04 Ｃ
Claims (6)
- 【請求項１】 駐車場内に普通車エリアと大型車エリア
とを設け、前記駐車場の入り口と出口に第１及び第２の
ナンバプレート読取装置を各々設置し、これら第１及び
第２のナンバプレート読取装置の各々が有する第１及び
第２のカメラ部により通過する自動車のナンバプレート
の文字及び大きさを撮像処理し第１及び第２のナンバプ
レート認識結果として混雑度判定装置に出力し、この混
雑度判定装置は入り口の前記第１のナンバプレート認識
結果と出口の前記第２のナンバプレート認識結果とを比
較することで前記駐車場内の駐車台数を判定し、第１及
び第２の案内板の案内標識を制御して満”または“空”
を表示することにより後続車に前記駐車場の利用状態を
通知することを特徴とする駐車場混雑度判定システム。 - 【請求項２】 駐車場の入り口に設置される第１のナン
バプレート読取装置と；駐車場の出口に設置される第２
のナンバプレート読取装置と；これらナンバプレート読
取装置が各々に対応して出力する第１のナンバプレート
認識結果及び第２のナンバプレート認識結果を入力し、
認識処理した結果から前記駐車場内の停留台数と普通車
及び大型車の割合を判断し、第１の表示信号及び第２の
表示信号を出力する混雑度判定装置と；各々の前記第１
及び第２の表示信号を表示し、後続車に前記駐車場の満
車状態、空き状態を伝える第１の案内板及び第２の案内
板と；を備えたことを特徴とする駐車場混雑度判定シス
テム。 - 【請求項３】 前記第１及び第２のナンバプレート読取
装置の各々は、 車のナンバプレートを撮像し、各々第１の映像信号及び
第２の映像信号を出力する第１のカメラ部及び第２のカ
メラ部と；各々の前記第１及び第２の映像信号を画像処
理しナンバプレートを認識し、前記第１及び第２のナン
バプレート認識結果を各々出力する第１及び第２の画像
処理部と；前記駐車場を照明する第１の照明部及び第２
の照明部と；を有していることを特徴とする請求項２記
載の駐車場混雑度判定システム。 - 【請求項４】 前記混雑度判定装置は、前記第１のナン
バプレート読取装置の前記第１のナンバプレート認識結
果から前記駐車場への普通車と大型車の入場数をカウン
トし、前記第２のナンバプレート読取装置の前記第２の
ナンバプレート認識結果から退場数をカウントし、前記
駐車場内の普通車エリア及び大型車エリアに駐車してい
た普通車及び大型車の台数を計測し混雑度を判定するこ
とを特徴とする請求項２又は請求項３記載の駐車場混雑
度判定システム。 - 【請求項５】 前記混雑度判定装置は、認識した車両を
登録する認識車両登録部と、登録した車両と入出庫した
車両を比較する認識結果比較部と、車両の台数を計測し
満空を判定する台数計測満空判定部と、駐車時間の長い
車両を検知する異常停留検出部と、案内板の表示を制御
する案内板制御部とを有していることを特徴とする請求
項２又は請求項３記載の駐車場混雑度判定システム。 - 【請求項６】 前記第１及び第２の案内板の案内標識
は、満車と空車の割合を示す混雑度を、前記混雑度判定
装置の判定結果を示す前記第１及び第２の表示信号によ
り“満”または“空”で表示を行うことを特徴とする請
求項２、３又は４記載の駐車場混雑度判定システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000104576A JP2001291194A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | 駐車場混雑度判定システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000104576A JP2001291194A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | 駐車場混雑度判定システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001291194A true JP2001291194A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18618093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000104576A Pending JP2001291194A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | 駐車場混雑度判定システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001291194A (ja) |
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