JP2001290580A - 読書端末 - Google Patents

読書端末

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JP2001290580A
JP2001290580A JP2000106868A JP2000106868A JP2001290580A JP 2001290580 A JP2001290580 A JP 2001290580A JP 2000106868 A JP2000106868 A JP 2000106868A JP 2000106868 A JP2000106868 A JP 2000106868A JP 2001290580 A JP2001290580 A JP 2001290580A
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button
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JP2000106868A
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English (en)
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Takeru Minemoto
長 峯元
Atsushi Ishibashi
厚 石橋
Arihito Tsukada
有人 塚田
Yuichi Kosukegawa
祐一 小助川
Tatsuro Arai
達郎 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で使い勝手のよい、かつ、読み易い表示
画面を有する読書端末を得る。 【解決手段】 ローラーキー211の回転方向に対して
90度回転するローラースクロールユニット210を備
え、該ローラースクロールユニットの90度回転の切り
替えとローラーキーの回転とにより、表示部205に表
示されている文書の上下左右へのスクロールを行うこと
ができる。また、10キー/文字入力ボタン217が取
り付けられる操作部筐体と、前記表示部が取り付けられ
る表示部筐体とを備え、前記操作部筐体と表示部筐体と
がスライド可能に結合され、操作部筐体に設けられる前
記10キー/文字入力ボタンが表示部筐体の外部に露出
した状態で携帯電話機として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読書端末に係り、
特に、ディジタルコンテンツとして顧客にネットワーク
を介して配信された電子書籍を表示する使い勝手のよい
小型の読書端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルコンテンツとしての電
子書籍をインターネット等のネットワークを介して配信
するサービスが開始されつつある。しかし、サービスさ
れる書籍のデータは、文字、画像、音声等のディジタル
データであるため、従来、机上に設置される比較的大き
な表示画面を持つPC等を用いて、あるいは、紙等に印
刷して読むというのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを介して
配信される電子書籍を、携帯可能な小型の端末を使用し
て受け取り、この端末の表示画面に表示させて読みたい
という要求があるが、現在知られているPDA等の携帯
端末は、読書のために使用するにはその使い勝手が悪い
という問題点を有し、また、携帯電話機は、表示画面が
小さすぎて読書のためには不向きであるという問題点を
有している。
【0004】本発明の目的は、前述した問題点を解決
し、使い勝手のよい小型であっても読み易い表示画面を
有する読書端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、書籍コンテンツとしての文書を表示する表示部を備
える読書端末において、ローラーの回転方向に対して9
0度回転するローラースクロールユニットを備え、該ロ
ーラースクロールユニットの90度回転の切り替えとロ
ーラーの回転とにより、表示されている文書の上下左右
へのスクロールを行うことにより、また、10キー/文
字入力ボタンと、該10キー/文字入力ボタンが取り付
けられる操作部筐体と、前記表示部が取り付けられる表
示部筐体とを備え、前記操作部筐体と表示部筐体とがス
ライド可能に結合され、操作部筐体に設けられる前記1
0キー/文字入力ボタンが表示部筐体の外部に露出した
状態で携帯電話機として使用することにより達成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明による読書端末の実
施形態を図面により詳細に説明する。
【0007】図1は本発明による読書端末を使用して電
子書籍の配信を受ける配信システムの構成を示すブロッ
ク図であり、まず、図1を参照して本発明の実施形態の
説明の前に、配信システムの概要を説明する。図1にお
いて、11はサービスプロバイダ、12はPC、13は
PDA、14は読書端末、15はネットワーク、16は
出版社である。
【0008】本発明の読書端末が使用する配信システム
は、図1に示すように、作家、出版社16等が提供する
書籍を電子化し、これをインターネット等のネットワー
ク15を介してユーザに配信するサービスプロバイダ1
1と、ネットワーク15を介して電子書籍の配信を受け
るユーザ側端末であるPC12、PDA13、読書端末
14等とにより構成される。サービスプロバイダ11
は、作家から直接、あるいは、出版社16から提供され
るコンテンツである書籍の内容のディジタル化、コンテ
ンツのユーザへの配信、コンテンツ検索サイトの運営、
リコメンドサービス、書棚サービス等のユーザに対する
サービスを行う。そして、サービスプロバイダ11は、
これらのサービスのために、コンテンツサーバ、書棚サ
ーバを備え、ユーザに対して、書籍コンテンツの提供、
リコメンド情報の提供、書棚スペースのレンタル等のサ
ービスを行う。また、サービスプロバイダ11は、個人
情報管理サーバをさらに備え、ユーザからの会員登録
(個人情報)、書籍の検索、書籍の購入、書棚への保存
等の要求を管理する。
【0009】一方、ユーザ側で使用する端末は、図1に
例示しているように、PC12、PDA13、携帯電話
機に接続された読書端末14等のどのようなものであっ
てもよく、ユーザは、これらの端末に自分が欲しい書籍
コンテンツの配信を受けて、端末の表示画面に文字情報
等を表示させて、読書を行うことができる。
【0010】図2は本発明の第1の実施形態による読書
端末の外観を示す斜視図、図3はキーボード部を引き出
した状態での外観を示す斜視図、図4は全体の構造を説
明する分解斜視図である。説明する本発明の第1の実施
形態による読書端末は、携帯電話機の表示画面を大きく
して読書端末として使用することができるようにしたも
のである。図2〜図4において、201は表示部上ケー
ス、202は表示部下ケース、203は操作部上ケー
ス、204は操作部下ケース、205は表示部、206
はマイク、207はスピーカ、208はメニュー/発信
ボタン、209は決定/解除ボタン、210はローラス
クロールユニット、211はローラスクロールキー、2
12はIRDA通信部、213は音声/通信インタフェ
ース部、214はアンテナ部、215は電源ボタン、2
16はメモリカードスロット、217は10キー/文字
入力ボタン、218は表示レンズ、219は表示部基
板、220はインタフェース基板、221はインタフェ
ース接点部、222はメイン基板、223はメモリカー
ドスロットユニット、224はバッテリーユニット、2
25はメモリカードスロット蓋、226は拡張コネクタ
ユニット、227はローラスクロールユニット上ケー
ス、228、229はインタフェース接点部、230は
スライドレール部である。
【0011】本発明の第1の実施形態による読書端末
は、図2(a)、図2(b)のその上面側、下面側を見
る斜視図に示すように、表示部上ケース201、表示部
下ケース202、操作部上ケース203、操作部下ケー
ス204により、全体の外形を形成して構成されてい
る。操作部上ケース201の上面には、この実施形態を
携帯電話機として使用する場合及び読書端末として使用
する場合に、それぞれに必要な情報を表示する大画面の
液晶等による表示部205と、通話時に使用するスピー
カ206とが設けられている。
【0012】操作部上ケース203、操作部下ケース2
04は、一体となって操作部筐体を構成し、図3に示す
ように、表示部上ケース201、表示部下ケース202
により構成される表示部筐体に対して引き出し可能に構
成されている。操作部上ケース203の上面の表示部筐
体から引き出されて露出する部分には、携帯電話機、読
書端末としての使用時に各種の情報の入力を行うための
10キー/文字入力ボタン217が設けられ、また、図
2に示す状態でも表示部筐体から外部に露出している部
分には、通話用としてのマイク206、通話の制御及び
読書端末として使用する場合の制御を行うためのメニュ
ー/発信ボタン208、決定/解除ボタン209、ロー
ラスクロールキー211が設けられている。
【0013】前述した10キー/文字入力ボタン217
は、ボタンのそれぞれが表示レンズとその下部に設けら
れる液晶表示ユニットにより構成され、その使用方法を
後述するが、各ボタンが任意のかな文字、数字の入力キ
ーとして使用することができる。
【0014】また、スピーカ207が設けられている筐
体上方の上側面には、イヤーホンを接続したり他の機器
との接続を行う場合に使用する音声/通信インタフェー
ス部213、アンテナ部214が設けられ、両側面の一
方には、赤外線等により他の機器と通信を行うためのI
RDA通信部が、他方には、電源ボタン215が設けら
れている。さらに、操作部筐体が引き出されたとき露出
する表示部筐体の側面には、その一方にメモリカードス
ロット216が設けられ、反対側の側面に図4に示して
いる拡張コネクタユニット226が設けられている。
【0015】図4に本発明の実施形態の全体の構成を説
明する分解斜視図を示しており、表示部筐体の内部に
は、表示レンズ218と共に表示部205を構成する表
示ユニットを備えた表示部基板219、インタフェース
基板220、インタフェース接点部221が収納されて
いると共に、前述したスピーカ207、アンテナ部21
4、音声/通信インタフェース部213、IRDA通信
部212、電源ボタン215が外部に露出するように設
けられている。また、操作部筐体の内部には、メモリカ
ードスロット216を構成するメモリカードスロットユ
ニット223、バッテリユニット224、メイン基板2
22、10キー/文字入力ボタン217、インタフェー
ス接点部228、ローラスクロールユニットケース22
7が収納されると共に、前述したローラスクロールユニ
ット210、ローラスクロールキー211、拡張コネク
タユニット226が設けられている。なお、メモリカー
ドスロット216には、ヒンジによりメモリカードの挿
入により内側に開くメモリカードスロットフタ225が
設けられている。さらに、操作部上ケース203の上面
には、表示部筐体側の部品との間の接続を行うインタフ
ェース接点部229、表示部筐体との間でのスライドを
ガイドするスライドレール部230が設けられている。
【0016】前述した本発明の第1の実施形態の大きさ
は、図面に示していないが、ユーザが手に持って使いや
すく、かつ、表示部205をできるだけ大面積とするこ
とができるように、おおよそ、操作部筐体を引き出した
ときの全長150mm、操作部筐体を表示部筐体内に挿入
したときの全長120mm、幅寸法50mm、厚さ寸法20
mm、ローラスクロールキーの径12mm、アンテナ部長7
mmである。
【0017】前述した本発明の第1の実施形態は、携帯
電話機として使用する場合、操作部筐体を表示部筐体か
ら引き出して、10キー/文字入力ボタン217を露出
させた上で、10キー/文字入力ボタン217を使用し
て相手先電話番号を入力し、メニュー/発信ボタン20
8によりにより通信の相手先との通信路を確立させ、マ
イク206、スピーカ207を使用して通話を行い、決
定/解除ボタン209により通話を終了するというよう
に使用される。また、この本発明の第1の実施形態は、
読書端末として使用する場合、予め書籍コンテンツを格
納した図示しないメモリカードをメモリカードスロット
216に挿入し、メモリカード内の書籍コンテンツを表
示部205に表示させ、あるいは、携帯電話機能を使用
して図1により説明したサービスプロバイダ11に接続
して、書籍コンテンツの配信を受けて、これを表示部2
05に表示させて使用される。配信を受けた書籍コンテ
ンツは、メイン基板222に設けられる内部メモリに格
納しても、あるいは、メモリカードに格納してもよい。
前述において、メモリカードスロットユニット223
は、メモリカードがスロット内に完全に挿入できるよう
に構成され、書籍コンテンツを読む場合、実施形態によ
る読書端末は、操作部筐体の10キー/文字入力ボタン
217を表示部筐体の内部に挿入した状態で使用するこ
とができる。
【0018】図5、図6は表示部205に書籍コンテン
ツを表示させて読む場合の表示状態とローラスクロール
キー211の操作とを説明する図であり、以下、これら
について説明する。
【0019】図5に示す例は、本発明の実施形態による
読書端末が、図5(a)に示すように、表示部205を
縦画面として見るようにユーザの手に持たれて、ユーザ
が書籍コンテンツを読む場合の例である。ローラスクロ
ールキー211は、ローラー回転方向に表示されている
内容をスクロールする機能を有し、また、操作部筐体の
下部に露出しているローラスクロールユニット210の
外周部を図5(b)に示すように回転させることによ
り、全体を90度回転させることができ、スクロール方
向を90度変更することができる。
【0020】図5(c)に示している例は、ローラスク
ロールキー211が縦方向にスクロールさせる位置にあ
り、縦画面に縦書きの文書を表示している例である。こ
の場合、ローラスクロールキー211を回転させること
により、文書全体を画面の上下方向にスクロールするこ
とができる。この例では、縦書きの各行が表示画面に収
まりきらないとした例で、1行を読む毎にローラスクロ
ールキー211の操作が必要であり好ましくはない。従
って、ローラスクロールキー211が縦方向にスクロー
ルさせる位置にある場合、横書きの文書を表示させるの
がよい。図5(d)に示す例は、図5(c)の場合と同
様に、縦画面に縦書きの文書を表示している例である
が、この場合、ローラスクロールキー211が横方向に
スクロールさせる位置にあるため、縦書きの文書を行方
向にスクロールさせながらスムーズに読むことができ
る。
【0021】図6に示す例は、読書端末が、図6(a)
に示すように、表示部205を横画面として見るように
ユーザの手に持たれて、ユーザが書籍コンテンツを読む
場合の例である。図6(b)に示している例は、ローラ
スクロールキー211が縦方向にスクロールさせる位置
にあり、横画面に横書きの文書を表示している例であ
る。この場合、ローラスクロールキー211を回転させ
ることにより、文書全体を画面の上下、すなわち、行方
向にスクロールすることができる。また、図6(c)に
示す例は、横画面に縦書きの文書を表示している例であ
るが、この場合、ローラスクロールキー211が横方向
にスクロールさせる位置にあるため、縦書きの文書を行
方向にスクロールさせることができる。図6(b)、図
6(c)k例は、いずれの場合にも、文書をスムーズに
読むことができる。
【0022】前述したように、文書の表示形態として
は、縦画面、縦書きの表示、縦画面、横書きの表示、横
画面、横書きの表示、横画面、縦書きの表示の4種類が
ある。そして、この選択は、後述するように、ユーザに
よって行うことができるが、初期設定として、最初の表
示状態を端末自体が決定するようにすることができる。
例えば、予めどのような表示形態で表示するかの初期状
態を記憶しておく、前回読んだときの終了時の状態を記
憶しておきこれを初期表示状態とする等であってよい。
また、端末の内部に、傾きセンサ等を設けておき、端末
がどのような状態でユーザに持たれているかを検出し、
それに合った状態を初期実施形態とするようにしてもよ
い。
【0023】図7は書籍コンテンツを読んでいる状態で
文書の表示形態や書籍コンテンツを別のものに変更する
場合の操作を説明する図、図8は10キー/文字入力ボ
タンを使用して検索等を行う場合の操作を説明する図で
あり、以下、これらについて説明する。
【0024】コンテンツを読んでいる状態で、メニュー
/発信ボタン208はメニューボタンとして機能し、ま
た、決定/解除ボタン209は決定ボタンとして機能す
る。書籍コンテンツを読んでいるユーザが、文書の表示
形態や書籍コンテンツを別のものに変更したい場合、ま
ず、メニューボタン208を操作する。すると、図7
(a)に示すように、表示画面の操作部のある側に複数
のメニューが表示される。図にはメニューとして、A〜
Eを示しており、文書の表示形態、書籍コンテンツ選択
のメニューである。これらのメニューは、ローラスクロ
ールキー211を使用して選択することができ、選択
後、再度メニューキー208を操作すると、図7(b)
に示すように、そのメニューの詳細が表示される。
【0025】この状態で、ユーザがローラスクロールキ
ー211を操作すれば、異なるメニューの詳細が表示さ
れる。そして、ユーザが決定ボタン209を操作するこ
とによりそのメニューが決定される。例えば、メニュー
が文書の表示形態のメニューであった場合、表示されて
いる書籍コンテンツの表示形態が決定された表示形態に
変更される。また、メニューが、コンテンツの変更であ
った場合、メニューの詳細には、メモリカードあるいは
内部メモリに格納されている他の書籍コンテンツのタイ
トルが表示され、決定により表示されるコンテンツの内
容が変更される。図7(a)、図7(b)により説明し
た例は、縦画面、縦書きの表示の例であったが、縦画
面、横書きの表示の場合も、前述の場合と全く同様な形
式でメニューが表示される。また、横画面、横書きの表
示、横画面、縦書きの表示の場合、メニューの詳細は、
図7(c)に示すように表示され、前述と同様な操作を
行うことができる。このメニューの詳細は、縦、横両方
の状態で常にスクロールキーの近くに表示され、操作を
判り易いものとしている。また、メニューの詳細は、書
籍コンテンツの表示部外の残りサイズに合わせて大きさ
が変化して表示され、書籍コンテンツと重なって表示さ
れることがなく、判り易く表示される。
【0026】10キー/文字入力ボタン217を露出さ
せた状態で、メニュー/発信ボタン208を操作した場
合にも、前述と同一の位置にメニューが表示される。こ
の場合のメニューは、操作部としての10キー/文字入
力ボタン217の機能を選択するためのメニューとな
る。すなわち、この場合に表示されるメニューA〜E
は、例えば、10キー/文字入力ボタン217を、数字
入力、かな入力、アルファベット入力等の機能を選択す
るためのものとなり、前述したと同様に、ローラスクロ
ールキー211により選択することができる。前述した
ように、10キー/文字入力ボタン217の各ボタン
は、表示レンズと液晶表示ユニットとにより構成されて
おり、この選択を行うと、10キー/文字入力ボタン2
17の各ボタンに対応する文字が表示される。そして、
決定/解除ボタン209を操作すれば、10キー/文字
入力ボタン217が、選択した機能を持つものとして決
定される。
【0027】例えば、10キー/文字入力ボタン217
を数字入力の機能と決定して入力を行うと、図8(a)
に示すように、メニューの表示位置に隣接して入力され
た数字列が表示される。数字入力の機能は、本発明の第
1の実施形態による端末を携帯電話機として使用する場
合の相手電話番号の入力のために使用することができ、
また、新たな書籍コンテンツをダウンロードしたり、自
分の書棚から別の書籍コンテンツを取り出すために、サ
ービスプロバイダ11への接続のため等に使用すること
ができる。この場合、入力の後、決定/解除ボタン20
9の操作により、接続が開始される。
【0028】また、例えば、サービスプロバイダ11へ
の接続の後、新たな書籍コンテンツを探したいとき等に
は、検索用のかなによる文字列の入力が必要になる。こ
の場合、10キー/文字入力ボタン217を、かな入力
の機能に決定する。この場合、10キー/文字入力ボタ
ン217の各ボタンは、図8(b)に示すように、五十
音配列のひらがなを表示する。ユーザは、ボタンを操作
することにより、文字列を入力することができ、入力さ
れた文字列は、メニューの表示位置に隣接して表示され
る。
【0029】説明している実施形態の場合、10キー/
文字入力ボタン217のボタン数が少ないので、かな文
字の全てを10キー/文字入力ボタン217の各ボタン
に割り付けることはできない。このため、ボタンに表示
されていない文字をボタンに呼び出す場合、ユーザは、
ローラスクロールキー211とローラスクロールユニッ
ト210をすでに説明したように操作する。すなわち、
図8(b)に示す状態で、「な」行以降をボタンに割り
付けて入力したい場合、ローラスクロールキー211を
縦方向に回転する位置として操作すればよく、また、各
行末の文字、例えば、「え」、「お」をボタンに割り付
けて入力したい場合、ローラスクロールキー211を横
方向に回転する位置として操作すればのよい。図8
(a)、図8(b)により説明した例は、縦画面の表示
の例であったが、横画面の表示の場合、図8(c)に示
すように表示され、前述と同様な操作を行うことができ
る。前述のようにして入力された文字列は、決定/解除
ボタン209の操作により、サービスプロバイダに送信
され、検索等のために使用される。
【0030】なお、前述では、ひらがなを入力する例に
ついて説明したが、片仮名の入力、あるいは、アルファ
ベットの入力も同様に行うことができる。さらに、前述
では、かなの文字列を五十音配列でボタンに表示すると
して説明したが、他の配列でボタンに割り付けるように
してもよい。
【0031】図9は本発明の第2の実施形態による読書
端末の外観を示す斜視図、図10は第2の実施形態によ
る読書端末を手に持った状態を説明する図、図11は画
面操作部の操作について説明する図である。説明する本
発明の第2の実施形態による読書端末は、よく知られて
いるPCカードを小型な読書端末として使用することが
できるようにしたものである。図9〜図11において、
301は表示部、302は画面操作部、303はユニッ
ト接点部、304は接続端子、305はイヤホンユニッ
ト、306はボリュームつまみ、307はイヤホン、3
08は無線通信ユニット、309は固定/解除つまみで
ある。
【0032】本発明の第2の実施形態による読書端末
は、図9(a)、図9(b)に示す表面側を見る斜視
図、裏面側を見る斜視図から判るように、通常使用され
るPCカードに液晶による表示部301、トラックエッ
ジと呼ぶ画面操作部302、書籍データを音声により読
み上げさせて聞くためのイヤホン等を接続するユニット
接点部303を設けて構成されている。また、この実施
形態は、PCカードを使用して構成されるため、図示し
ないPCとの接続のための接続端子304が設けられて
いる。使用されるPCカードは、よく知られたスケジュ
ール管理カード等と同様に、内部に、メモリ、CPU、
バッテリー等が格納されている。
【0033】そして、この第2の実施形態は、書籍コン
テンツをPCからロードし、画面操作部302を後述す
るように指で操作して使用される。PCカードの接続端
子304がある端面と反対側の端面には、イヤホンを接
続するユニット接点部303が、カードの表面、裏面の
両側から半円状に窪みを設けた部分に設けられ、図9
(c)に示すように、イヤホン307とイヤホンユニッ
ト305とが接続されたイヤホン接続ユニット308を
接続することが可能である。イヤホンユニット305
は、図に示すように、中央部に窪みを持ったピーナッツ
状の平面形状を有し、中央部には、音量調整用の円盤状
のボリュームつまみ306が設けられている。イヤホン
接続ユニット308は、イヤホンユニット305と類似
した外観をしているが、イヤホンユニット305とコー
ドを介して接続される端面と反対側の端面には、前述し
たユニット接点部303が設けられるカードの表面、裏
面の両側の半円状の窪みに結合するような形状の接続部
分が設けられている。この接続部分には、接続端子と、
接続端子をユニット接点部303に固定するための爪が
設けられている。また、イヤホン接続ユニット308の
中央部には、ボリュームつまみ306に代わって、接続
端子を固定する爪を解除するための解除ボタン309が
設けられている。
【0034】前述では、イヤホンユニット305とイヤ
ホン接続ユニット308をコードを介して接続する場合
について説明したが、イヤホンは、コードレスに接続す
ることもできる。この場合、前述したイヤホンユニット
305とイヤホン接続ユニット308に無線通信機能を
持たせ、イヤホンユニット305とイヤホン接続ユニッ
ト308をコードレスに接続する。図には示していない
が、この場合に使用するイヤホンは、無線通信部を備え
た公知のものであってよい。なお、このイヤホンは、コ
ンテンツとして、書籍コンテンツに代わって音楽等の音
声によるコンテンツを内部メモリにロードした場合に使
用される。
【0035】画面操作部302は、PCカードの側面の
一部に円弧状の窪みを設け、その面に指の動きを検知す
るためのセンサを設けて構成され、指で触る、触りなが
ら移動させる等により操作することを可能にしたもの
で、トラックパッド等として知られている機構と同様な
機構により構成することができる。
【0036】前述した本発明の第2の実施形態の大きさ
は、図面に示していないが、PCカードに構成されるも
のであるため、規格化された外形寸法である長さ85m
m、幅54mm、厚さ4mmであり、画面操作部302の長
さ17mm、イヤホンユニット305、無線通信ユニット
308の長さ18mm、幅8mm、厚さ4mmである。
【0037】前述したように構成される本発明の第2の
実施形態による読書端末をユーザが手に持って使用する
場合の状況を図10に示しており、前述した画面操作部
302は、ユーザの親指で操作し易い位置となってい
る。ユーザは、図10に示すように読書端末を手に持っ
て、書籍コンテンツを表示させて読むことができるが、
他のコンテンツに変更したい場合等に、画面操作部30
2の操作を行うことになる。この画面操作部302の操
作方法と機能とについて図11を参照して以下に説明す
る。
【0038】図11(a)は、カーソルの移動を制御す
る場合の操作を説明するもので、ユーザは、画面操作部
302の面に指を触れて、その指を上から下に、あるい
は、下から上に移動させる。これにより、表示されてい
るカーソルは、下方向あるいは上方向に移動する。図1
1(b)は、選択の操作を説明するもので、ユーザは、
画面操作部302の下側の頂点をクリックする。この操
作は、指を触れてすぐに離す操作であり、マウス操作の
左クリックに相当する。また、図11(c)は、キャン
セルまたはメニュー表示の操作を説明するもので、ユー
ザは、画面操作部302の上側の頂点をクリックする。
この場合の操作は、図11(b)の場合と同様であり、
マウス操作の右クリックに相当する。
【0039】前述したような画面操作部302を使用し
て、コンテンツの選択を行う場合、ユーザは、まず、図
11(c)に示すように、画面操作部302の上側の頂
点をクリックして表示部301にメニューを表示させ
る。次に、ユーザは、図11(a)により説明したよう
に、画面操作部302上に指を滑らせる操作を何回か繰
り返して、カーソルを表示されているメニューの選択し
たい項目まで移動させる。その後、ユーザは、図11
(b)に示すように、画面操作部302の下側の頂点を
クリックする。これにより、メニューの1つが選択され
たことになり、メニューに指定される書籍コンテンツ等
が表示部301に表示され、ユーザはこれを読むことが
できる。
【0040】書籍コンテンツの頁めくり、あるいは、行
のスクロールは、画面操作部302上に指を滑らせる操
作により行うことができる。この場合、1回の操作で1
頁分前後に頁めくりを行うようにしても、あるいは、1
回の操作で所定の行数だけスクロールするようにしても
よい。また、縦書きの表示の場合にも、画面操作部30
2上に指を滑らせる操作の方向により、頁の前後のどの
側に頁をめくるかを定めておく、あるいは、どの方向に
スクロールさせればよいかを定めておくことにより、頁
めくり、行のスクロールを行うことができる。
【0041】図12は本発明の第3の実施形態による読
書端末の外観を示す斜視図、図13は充電用のスタンド
の構成とスタンドに読書端末をセットした状態を示す
図、図14は図12に示す読書端末の全体の構造を説明
する分解斜視図である。図12〜図14において、40
1は本体上ケース、402は本体下ケース、403は部
分表示窓、404はメニューボタン、405は上/右ボ
タン、406は下/左ボタン、407はマイク、408
はスピーカ、409は表示部引き出しつまみ、410は
ロール固定アジァスタ、411、418はバッテリーコ
ネクタ、412、417はデータダウンロードコネク
タ、413は入力用ペン、415は充電用スタンド、4
16はメモリカードスロット、419は電源コード、4
20は充電バッテリー、421はコネクタ蓋、422ボ
タン基板、423はロール式表示部、424は表示部接
続コネクタ、425はサブ基板、426はサブ基板コネ
クタ、427はパイプ基板ユニットである。
【0042】ここで説明する本発明の第3の実施形態
は、最近開発がなされたペーパーディスプレイを読書端
末の表示のために使用し、ペーパーディスプレイを巻き
紙のように本体部の中に格納しておいて、書籍コンテン
ツを読む場合に、これを引き出して読むことを可能にし
た実施形態である。前述のペーパーディスプレイは、タ
ッチパネルとしての機能も組み込まれている。また、こ
の実施形態は、携帯電話機としても使用することがで
き、書籍コンテンツを図1により説明したサービスプロ
バイダ11に接続して、書籍コンテンツの配信を受ける
ことができるものである。
【0043】この本発明の第3の実施形態による読書端
末は、図12(a)、図12(b)のその上面側、下面
側を見る斜視図に示すように、本体上ケース401、本
体下ケース402により、全体の外形が形成され、内部
に、後述するペーパーディスプレイによるロール式表示
部423が巻き込まれて構成されている。本体上ケース
401の上面には、表示部423の一部が見えるような
部分表示窓403と、この実施形態を携帯電話機として
使用する場合及び読書端末として使用する場合の操作の
ためのボタン類としてのメニューボタン404、上/右
ボタン405、下/左ボタン406と、通話時に使用す
るマイク407、スピーカ408とが設けられている。
【0044】本体上ケース401の側面には、内部に巻
き込まれているロール式表示部423を引き出すための
ロール式表示部423の端に取り付けられた表示部引き
出しつまみ409が系合しており、ロール式表示部42
3が引き出されるスリットと、このスリットに蓋状に取
り付けられた両側に開いてロール式表示部423の上下
端を支持するロール固定アジャスタ410が設けられて
いる。また、本体底面には、内部に設けられる充電式バ
ッテリーを外部の充電スタンドから充電するためのバッ
テリーコネクタ411と、メモリカード等の他の機器か
ら書籍コンテンツをダウンロードする場合の接点となる
データダウンロードコネクタ412が設けられている。
前述したロール式表示部423を内部に巻き込むために
は、ある程度の太さを持った芯が必要であり、図12
(b)に示すように、前述の芯の内部に正面から取り出
し可能に入力用ペン413が収納されている。
【0045】前述した本発明の第3の実施形態の大きさ
は、図面に示していないが、長さ約120mm、直径約2
8mmの円筒形であり、その形状は、ロール式表示部42
3が引き出されるスリットのある面及び操作ボタン、部
分表示窓403がある面が直交するように円筒部から延
長された形状とされている。
【0046】充電用スタンド415は、図13(b)に
示すように、前述した読書端末の底面部に設けられるバ
ッテリーコネクタ411と、データダウンロードコネク
タ412とに結合されるバッテリーコネクタ418と、
データダウンロードコネクタ417とが設けられ、図1
3(a)に示すように、この上に前述した読書端末が載
置され使用される。充電用スタンド415の側面には、
充電用スタンドと一般的なPCをコードを介して接続
し、一般的なPCとデータ通信を可能にするためのPC
接続端子428が設けられている。充電用スタンド41
5の前面には、コンテンツが格納されており、ここで説
明している読書端末にそのコンテンツをロードするため
のPCカード、メモリカード等を挿入することができる
メモリカードスロット413が設けられている。充電用
スタンド415の内部には、電源コード419からの商
用電源により充電を行うための充電回路と、PCカー
ド、メモリカード等と第3の実施形態の内部回路とを接
続するインタフェースとが格納されている。
【0047】図14に本発明の第3の実施形態の全体の
構成を分解斜視図としてを示しており、本体上ケース4
01と本体下ケース402とにより構成される筐体の内
部には、ペーパーディスプレイによるロール式表示部4
23、ボタン基板422、表示部コネクタ424、サブ
基板425、サブ基板コネクタ426、充電バッテリー
420が収納されていると共に、バッテリーコネクタ4
11と、データダウンロードコネクタ412との周囲に
コネクタ蓋421が設けられている。
【0048】図15は第3の実施形態による読書端末を
手に持った状態と、コンテンツの選択等を行う場合のボ
タン類の機能とについて説明する図、図16は第2の実
施形態による読書端末を手に持った他の状態と、携帯電
話機として使用するする場合のボタン類の機能とについ
て説明する図であり、以下、これらについて説明する。
【0049】第3の実施形態による読書端末を縦位置に
片手で持った状態を図15(a)に示しており、この状
態は、読書端末を持った手の指で操作ボタンであるメニ
ューボタン404、上/右ボタン405、下/左ボタン
406の操作がし易く、また、部分表示窓403からロ
ール式表示部423に表示されている文字が見易い状態
である。そして、メニューボタン404を操作する毎に
メニュー内容が部分表示窓403の位置に表示され、上
/右ボタン405、下/左ボタン406の操作ボタンの
機能が、表示されるメニューの内容、表示画面の内容に
応じて変化する。図15(b)には、操作ボタンが穴形
状で図14により説明したものと異なるものが示されて
おり、この場合、穴から見ることができる表示部の表示
が各操作ボタンの機能を示すようになる。そして、各操
作ボタンの穴から表示部の面に触れることにより、その
ボタンの機能を実行することができる。図15(c)に
は、部分表示窓403、メニューボタン404、上/右
ボタン405、下/左ボタン406に対応する位置の表
示部423での表示例を示しており、この例は、部分表
示窓403の位置に書籍コンテンツの一部が表示され、
この表示の状態に応じて、上/右ボタン405が、上ス
クロールボタン、右スクロールボタンに切り替えられ、
下/左ボタン406が、下スクロールボタン、左スクロ
ールボタンに切り替えられることを示している。
【0050】前述では、操作ボタンを穴形状にし、この
穴から表示部の面に触れることによりそのボタンの機能
を示す場合について説明したが、メニューボタン40
4、上/右ボタン405、下/左ボタン406を透明な
材質にすることにより、穴を用いる場合と同様にボタン
の表示を変化させることができる。この場合、ボタン基
板422は存在せず、本体上ケース401に設けられた
ボタンのための穴とロール式表示部423の間に透明な
材質のボタンのみが設けられているものとする。指でメ
ニューボタン404、上/右ボタン405、下/左ボタ
ン406のいずれを押したとき、これらのボタンは、指
の圧力を下のロール式表示部423に伝える。そして、
ロール式表示部423のタッチパネル機能を利用してボ
タンが押されたことを検知する。これらのボタンは透明
なので、ロール式表示部423のボタン部分の表示を変
化させることにより、あたかもボタンの表示が変化して
いるように見せることができる。
【0051】図16(a)には、第3の実施形態による
読書端末を横位置に両手で持った状態を示しており、こ
の場合、片方の手で全体を支え、他方の手の指で操作ボ
タンを操作することになる。この場合にも、図15で説
明した場合と同様に、メニューボタン404を操作する
毎にメニュー内容が部分表示窓403の位置に表示さ
れ、上/右ボタン405、下/左ボタン406の操作ボ
タンの機能が、表示されるメニューの内容、表示画面の
内容に応じて変化する。従って、この場合にも、図16
(b)に示す例のように、書籍コンテンツの一部の表示
に対して、この表示の状態に応じて操作ボタンの機能が
外部から判るように表示される。
【0052】本発明の第3の実施形態を携帯電話機とし
て使用する場合、メニューボタン404を繰り返し操作
することにより、図16(c)の上段に示すように、部
分表示窓403の位置のメニューに電話であることを示
す「TEL」が表示され、他の操作ボタンが上及び下ス
クロールの機能となる。この場合、上及び下スクロール
の操作ボタンは、予め内部メモリに記憶されている電話
帳内の電話番号を呼び出すために使用され、これらの操
作ボタンにより、図16(c)の中段に示すように、電
話番号が部分表示窓403の位置に表示されてくる。希
望する電話番号が表示された後、ユーザが、メニューボ
タン404を操作することにより、メニューボタン40
4以外の操作ボタン405、406が図16(c)の下
段に示すように、切断、通話の機能を持つようになり、
「通話」の機能を持つボタンを操作することにより、中
段に表示された電話番号に対する発信が行われ、通話が
可能になる。また、通話後、「切断」の機能を持つボタ
ンを操作することにより、その通話を終了させることが
できる。
【0053】図17はロール式表示部を引き出した状態
を説明する図、図18はロール式表示部にテンキーや書
籍コンテンツを表示させた状態と、これらの操作とを説
明する図であり、以下、これらについて説明する。
【0054】図17(a)に示す例は、ロール式表示部
423を引き出した状態を示しており、表示部423を
引き出した状態での大きさは、引き出し最大幅が約15
0mmであり、図には示していないが、縦方向の高さが約
105mmである。本発明の第3の実施形態は、本体が持
つ大きさに比べて非常に大きな表示画面に書籍コンテン
ツ等を表示させて読むことができる。この図には示して
いないが、ロール固定アジャスタ410は、表示部42
3の上部及び下部の部分を端末本体から延びて支えるこ
とができ、ロール式表示部423が撓んでしまうことを
防止している。なお、ロール式表示部423は、その上
部、下部に極薄く狭い幅の自立可能な金属テープ(コン
ベンションルールのような)を取り付けておくことによ
り、ロール式表示部423だけで全体が平面になるよう
に自立させておくことができる。
【0055】図17(b)に示す例は、ロール式表示部
423の全体の面積をさらに大きくすることを可能にし
た例であり、ロール式表示部423を構成するペーパー
ディスプレイを上下方向に2つに折り畳んでその面積を
図17(a)に示す場合の約2倍としたものである。図
に示した状態は、ロール式表示部423を構成するペー
パーディスプレイを点線の位置から開いた状態を示して
おり、150mm×210mmの大画面を得ることができ
る。そして、この例は、本体の内部に巻き込むとき、ペ
ーパーディスプレイは、点線の位置から折り畳まれる。
【0056】図18(a)に示す例は、本発明の第3の
実施形態を携帯電話機として使用する場合に、ロール式
表示部423にテンキーを表示させ、これを使用して相
手先の電話番号を入力する場合の例である。すでに説明
したように、ロール式表示部423には、タッチパネル
の機能が付与されているので、ロール式表示部423に
テンキーを表示させれば、これに触れることにより電話
番号の入力を行うことができる。この場合、入力された
電話番号は、図に示すようにテンキーを表示した領域の
上部に表示される。なお、この場合のメニューによる電
話機能の選択、通話、切断の操作は、図16(c)によ
り説明した場合と同様に行うことができる。
【0057】また、図18(b)に示す例は、書籍コン
テンツとしての縦書きの文書を表示して読んでいる状態
を示す例であり、この場合、表示部上部の左右端に左ス
クロール、右スクロールを制御するボタンが表示され
る。ユーザは、コンテンツを読みながら、これらのボタ
ンに触れることにより、表示されている文書を任意の方
向にスクロールすることができる。また、横書きの文書
を表示させた場合、上スクロール、下スクロールを制御
するボタンを表示部の手で触れ易い位置に表示するよう
にすればよい。
【0058】図19は本発明の第4の実施形態による読
書端末の外観を示す斜視図、図20は表示した書籍コン
テンツを読むときの操作について説明する図、図21は
表示部の折り畳み機構の動作を説明する図、図22は本
発明の第4の実施形態をノート型PCとして使用する場
合の状態を説明する図である。図19〜図22におい
て、501は表示部上ケース、502は表示部下ケー
ス、503は表示部、504は本体上ケース、505は
本体下ケース、506はスライドヒンジユニット、50
7はACジャック、508は表示操作部、509はメニ
ューボタン、510は決定ボタン、511はバッテリー
ユニット、512は電源ボタン、513はコンテンツダ
ウンロードコネクタ、514はグリップ形状部である。
ここで説明する本発明の第4の実施形態は、本発明をノ
ート型PCに適用してノート型PC兼用の読書端末とし
て構成したものである。
【0059】図19(b)には、表示部を折り畳んで持
ち歩き可能とした状態を本体裏面から見たとして示して
おり、図19(a)には、表示部を折り畳んだ状態から
後述する機構により180度回転させて本体部の上面に
上向きに置いた状態を示している。これらの図から判る
ように、本発明の第4の実施形態による読書端末は、表
示部503を備えた表示部上ケース501、表示部下ケ
ース502により上蓋を構成し、本体上ケース504、
本体下ケース505により本体部を構成し、これらがス
ライドヒンジユニット506により結合されて全体の外
観を形成するように構成されている。
【0060】そして、表示部上ケース501に設けられ
る液晶等による表示部501の周囲の表示部上ケース5
01の端にメニューボタン509、決定ボタン510が
設けられ、本体上ケース504には、後述するように、
PCとしてこの実施形態を使用する場合のためにキーボ
ードが備えられると共に、その端に、トラックパッドに
よる表示操作部508が設けられている。そして、前述
のメニューボタン509、決定ボタン510と表示操作
部508とは、表示部503を図19(a)に示すよう
に開いたとき、お互いに近接するような位置に設けられ
ている。さらに、本体上ケース504、本体下ケース5
05により構成される本体部の周囲には、ACジャック
507、電源ボタン512、コンテンツダウンロードコ
ネクタ513が設けられると共に、図示しないが、メモ
リカード、拡張カードに対するスロット、FDスロット
等が設けられ、また、本体部の内部には、PC、読書端
末としての機能のための各種の機器が収納されている。
【0061】図19(b)に示すように、本体上ケース
504、本体下ケース505により構成される本体部に
は、バッテリーユニット511が取り付けられており、
また、裏面のバッテリーユニット511に近い部分に
は、手に持ったときに滑らないように、滑り止めの溝状
に構成されたグリップ形状部514が設けられている。
【0062】前述した本発明の第4の実施形態のおよそ
の大きさは、図面に示していないが、表示部を開いた状
態での長手方向幅230mm、これに直交する方向の幅2
10mm、表示部ケース501、502の大きさ230mm
×185mm、全体の厚さ25mm、表示部ケース501、
502による蓋部分の厚さ10mmである。なお、この大
きさは、持ち運びが容易で、PCとしての使い易さを考
慮した任意の大きさであってよい。
【0063】前述のように構成される本発明の第4の実
施形態による読書端末は、書籍コンテンツとして、PC
としての内部メモリに予め格納されたもの、PCが持つ
通信機能により、あるいは、他の通信機器と接続して、
サービスプロバイダから内部メモリにダウンロードした
もの、メモリカード内に格納されたもの、他のコンピュ
ータ等のメモリからコネクタ513を介して内部メモリ
にダウンロードしたもの等を使用することができる。
【0064】表示部503に書籍コンテンツを表示して
読む場合、端末は、図20に示すように、ユーザにより
両方の手で支持される。このとき、ユーザの左手が表示
操作部508及びメニューボタン509、決定ボタン5
10の近くにくるように端末が支持され、ユーザは、左
手の親指でトラックパッドによる表示操作部508を操
作することにより、表示されているコンテンツとしての
文書の上下左右へのスクロールを行うことができる。な
お、メニューボタン509、決定ボタン510の機能
は、これまでに説明した他の実施形態と同様である。ま
た、ユーザは、図20に示すように持ち方でなく、ユー
ザの右手が表示操作部508及びメニューボタン50
9、決定ボタン510の近くにくるように端末を支持し
てもよい。この場合、表示される文字等は、全てが逆向
きに表示されるように回転させられて表示される。
【0065】次に、図21を参照して、表示部上ケース
501、表示部下ケース502により構成される上蓋の
折り畳み機構の動作を説明する。
【0066】いま、図21(a)に示すように、表示部
503が上方に向き書籍コンテンツを読む状態になって
いるものとする。この状態で、スライドヒンジユニット
506は、表示操作部508が配置される側に位置して
いる。この状態から表示部503が本体部側に向いた持
ち運ぶ状態にしたい場合、ユーザは、太い矢印で示すよ
うに、表示部503が設けられている上蓋のスライドヒ
ンジユニット506に結合されている側と反対側を上方
に持ち上げながらヒンジを本体部の反対方向に移動する
ようにさせる。ヒンジユニット506が本体部の反対方
向に移動し終わったとき、図20(b)に示すような状
態になる。ユーザが、この状態からさらに上蓋の上方を
矢印に示すように、ヒンジが最初に位置していた方向に
引いてくると、図21(c)に示すように、表示部50
3が本体部側に向いた持ち運ぶ状態に上蓋が折り畳まれ
る。
【0067】本発明の第4の実施形態をPCとして使用
する場合の使用状態の例を図22に示しており、この状
態は、図21(b)に示した状態である。この図22か
ら判るように、本体部の上面にはキーボード部K/Bが
設けられており、この場合、表示操作部508は、マウ
スと同様なデバイスとして使用される。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
い勝手のよい小型であっても読み易い表示画面を有する
読書端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による読書端末を使用して電子書籍の配
信を受ける配信システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態による読書端末の外観
を示す斜視図である。
【図3】図1に示す読書端末のキーボード部を引き出し
た状態での外観を示す斜視図である。
【図4】図1に示す読書端末の全体の構造を説明する分
解斜視図である。
【図5】表示部に書籍コンテンツを表示させて読む場合
の表示状態とローラスクロールキーの操作とを説明する
図(その1)である。
【図6】表示部に書籍コンテンツを表示させて読む場合
の表示状態とローラスクロールキーの操作とを説明する
図(その2)である。
【図7】書籍コンテンツを読んでいる状態で文書の表示
形態や書籍コンテンツを別のものに変更する場合の操作
を説明する図である。
【図8】10キー/文字入力ボタンを使用して検索等を
行う場合の操作を説明する図である。
【図9】本発明の第2の実施形態による読書端末の外観
を示す斜視図である。
【図10】第2の実施形態による読書端末を手に持った
状態を説明する図である。
【図11】画面操作部の操作と機能とについて説明する
図である。
【図12】本発明の第3の実施形態による読書端末の外
観を示す斜視図である。
【図13】充電用のスタンドの構成とスタンドに読書端
末をセットした状態を示す図である。
【図14】図12に示す読書端末の全体の構造を説明す
る分解斜視図である。
【図15】第3の実施形態による読書端末を手に持った
状態と、コンテンツの選択等を行う場合のボタン類の機
能について説明する図である。
【図16】第2の実施形態による読書端末を手に持った
他の状態と、携帯電話機として使用するする場合のボタ
ン類の機能について説明する図である。
【図17】ロール式表示部を引き出した状態を説明する
図である。
【図18】ロール式表示部にテンキーや書籍コンテンツ
を表示させた状態とこれらの操作とを説明する図であ
る。
【図19】本発明の第4の実施形態による読書端末の外
観を示す斜視図である。
【図20】表示した書籍コンテンツを読むときの操作に
ついて説明する図である。
【図21】表示部の折り畳み機構の動作を説明する図で
ある。
【図22】本発明の第4の実施形態をノート型PCとし
て使用する場合の状態を説明する図である。
【符号の説明】
11 サービスプロバイダ 12 PC 13 PDA 14 読書端末 15 ネットワーク 16 出版社 201 表示部上ケース 202 表示部下ケース 203 操作部上ケース 204 操作部下ケース 205 表示部 206 マイク 207 スピーカ 208 メニュー/発信ボタン 209 決定/解除ボタン 210 ローラスクロールユニット 211 ローラスクロールキー 212 IRDA通信部 213 音声/通信インタフェース部 214 アンテナ部 215 電源ボタン 216 メモリカードスロット 217 10キー/文字入力ボタン 218 表示レンズ 219 表示部基板 220 インタフェース基板 221 インタフェース接点 222 メイン基板 223 メモリカードスロットユニット 224 バッテリーユニット 225 メモリカードスロット蓋 226 拡張コネクタユニット 227 ローラスクロールユニット上ケース 228、229 インタフェース接点部 230 スライドレール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/03 380 G06F 3/033 360A 5K027 3/033 310 360C 360 H04M 1/02 C 1/23 P H04M 1/02 1/247 1/23 1/725 1/247 G06F 3/023 310L 1/725 (72)発明者 塚田 有人 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 小助川 祐一 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 荒井 達郎 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所サービス事業部内 Fターム(参考) 5B020 CC02 CC12 DD02 DD05 DD30 FF17 FF55 FF61 5B068 AA05 AA21 BB01 CC02 CC06 CD04 CD06 5B087 AA09 AB02 AB05 AE09 BC01 CC01 CC02 DE02 DE06 5E501 AA04 AB03 AC19 BA05 CA04 CB02 CB05 CB20 CC06 EA02 EA10 EB05 EB08 FA05 5K023 AA07 BB11 DD08 HH06 LL06 MM00 5K027 AA11 BB02 FF22 HH26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書籍コンテンツとしての文書を表示する
    表示部を備える読書端末において、ローラーの回転方向
    に対して90度回転するローラースクロールユニットを
    備え、該ローラースクロールユニットの90度回転の切
    り替えとローラーの回転とにより、表示されている文書
    の上下左右へのスクロールを行うことを特徴とする読書
    端末。
  2. 【請求項2】 10キー/文字入力ボタンと、該10キ
    ー/文字入力ボタンが取り付けられる操作部筐体と、前
    記表示部が取り付けられる表示部筐体とを備え、前記操
    作部筐体と表示部筐体とがスライド可能に結合され、操
    作部筐体に設けられる前記10キー/文字入力ボタンが
    表示部筐体の外部に露出した状態で携帯電話機として使
    用されることを特徴とする請求項1記載の読書端末。
  3. 【請求項3】 前記10キー/文字入力ボタンを構成す
    る各ボタンのそれぞれは、使用状態に応じて文字が変更
    されて表示されることを特徴とする請求項2記載の読書
    端末。
  4. 【請求項4】 書籍コンテンツとしての文書を表示する
    表示部を備える読書端末において、前記表示部がPCカ
    ード面に設けられ、該カードの側面の一部に円弧状の窪
    みを設けて画面操作部を構成し、この画面操作部を指で
    触る操作、触りながら移動させる操作により、表示され
    ている文書の上下左右へのスクロール、あるいは、コン
    テンツの選択、切り替えを行うことを特徴とする読書端
    末。
  5. 【請求項5】 書籍コンテンツとしての文書を表示する
    表示部を備える読書端末において、前記表示部は、ペー
    パー状のディスプレイによりロール式表示部として構成
    されて本体内部に巻き込まれており、文書を表示して読
    むときに外部に引き出されることを特徴とする読書端
    末。
  6. 【請求項6】 前記表示部は、引き出し方向に直角に折
    り畳まれており、外部に引き出されたとき、広げられる
    ことを特徴とする請求項5記載の読書端末。
  7. 【請求項7】 メニューボタン、上/右ボタン、下/左
    ボタン及び前記表示部が本体内部に巻き込まれた状態で
    表示部の面を外部から見ることができる部分表示窓が本
    体に設けられ、前記メニューボタンの操作により機能の
    切り替えが行われ、その機能に応じて前記上/右ボタ
    ン、下/左ボタンの機能が変更され、その機能がボタン
    の位置に対応する前記表示部のに表示され、前記部分表
    示窓の位置に対応する前記表示部の位置に前記ボタンの
    操作に対応した表示が行われることを特徴とする請求項
    5または6記載の読書端末。
  8. 【請求項8】 前記表示部はタッチパネルの機能を有
    し、前記ボタンの操作は、ボタンの位置にある穴を通し
    て表示部に触れることにより行われることを特徴とする
    請求項7記載の読書端末。
  9. 【請求項9】 前記表示部はタッチパネルの機能を有
    し、この表示部に操作キーとして10キーを表示し、こ
    の10キーを用いて、携帯電話機として使用されること
    を特徴とする請求項5、6または7記載の読書端末。
  10. 【請求項10】 書籍コンテンツとしての文書を表示す
    る表示部を備える読書端末において、本体部と表示部と
    がヒンジにより結合されてノート型に構成され、前記ヒ
    ンジが、スライド可能に構成され、このヒンジにより、
    前記表示部が、本体部に対して180度回転し、かつ、
    本体部上に表示面を上にして重なるように開かれること
    を特徴とする読書端末。
  11. 【請求項11】 前記本体部の上面にキーボードが配置
    され、PCとして使用されることを特徴とする請求項1
    0記載の読書端末。
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