JP2001287655A - 板材搬送台車 - Google Patents

板材搬送台車

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JP2001287655A
JP2001287655A JP2000103648A JP2000103648A JP2001287655A JP 2001287655 A JP2001287655 A JP 2001287655A JP 2000103648 A JP2000103648 A JP 2000103648A JP 2000103648 A JP2000103648 A JP 2000103648A JP 2001287655 A JP2001287655 A JP 2001287655A
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JP
Japan
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shaft
slider
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insertion hole
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JP2000103648A
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English (en)
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Satoshi Kurahashi
聡 倉橋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】板材を垂直状態で積載して搬送する台車におい
て、板材の積込み・積み卸しを容易に行うことができ、
しかも、板材の垂直度を充分に高くして搬送状態を安定
にできる搬送台車を提供する。 【解決手段】両側に支柱31,32を有する仕切り部材
3を複数箇、台車1上に、台車の左右方向または前後方
向に摺動自在に立設した。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、板材搬送台車に関し、多数枚の
板材を極力垂直状態で積載して搬送するのに使用するも
のである。
【従来の技術】
【0002】建築板材の製造過程においては、板材を垂
直状態で搬送することが要求されることがある。例え
ば、プライマ−塗装した板材を搬送するには、溶剤の逸
散を速やかに行わせるために、板材を垂直状態で搬送す
ることが要求される。而して、台車上に、複数箇の板材
仕切り部材を板材厚みよりもやや広い間隔で立設し、仕
切り部材間の間隙に板材を差し込んで搬送することが行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
搬送台車では、仕切り部材間の間隙を狭くすると、板材
の差し込みや取り出しが困難となり、他方、間隙を広く
すると、板材の傾斜度が大きくなって板材の自重に基づ
き作用する偶力が大となり搬送状態の不安定化が招来さ
れる。
【0004】本発明の目的は、板材を垂直状態で積載し
て搬送する台車において、板材の積込み・積み卸しを容
易に行うことができ、しかも、板材の垂直度を充分に高
くして搬送状態を安定にできる搬送台車を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材搬送台
車は、両側に支柱を有する仕切り部材を複数箇、台車上
に、台車の左右方向または前後方向に摺動自在に立設し
たことを特徴とする構成であり、仕切り部材の片側支柱
の下端に軸支承溝付き摺動子を設け、同仕切り部材の他
方側支柱の下端に軸支承溝付き摺動子を設け、互いに並
行な水平軸を台車に取付け、前記の軸挿通孔付き摺動子
を一方の軸に摺動自在に挿通し、前記の軸支承溝付き摺
動子を他方の軸に摺動自在に支承させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1の(イ)は本発明の一実施
例を示す側面図、図1の(ロ)は同じく平面図である。
図1の(ハ)及び(ニ)は図1の(ロ)におけるハ−ハ
断面図及びニ−ニ断面図である。図1において、1は台
車フレ−ムであり、外周端部11を上向きに折曲げ成形
してある。12は台車取手、13は台車フレ−ムの前方
折曲端部の前面に貼着した保護用ゴムである。21,2
2は台車フレ−ム1の前部および後部のそれぞれにおい
て、左右に延設した軸であり、台車フレ−ム1の折曲端
部11に固定してある。3は両側に支柱31,32を有
する門型の仕切り部材であり、片側支柱31の下端に軸
挿通孔付き摺動子310を設け、他方側支柱32の下端
に半円弧型の軸支承溝付き摺動子320を設け、軸挿通
孔付き摺動子310を一方の軸21に摺動自在に挿通
し、軸支承溝付き摺動子320を他方の軸22に摺動自
在に支承させてある。この軸挿通孔付き摺動子310と
軸支承溝付き摺動子320とは、長さ及び高さを実質的
に等しくしてある。41は軸21の一端に装着したカラ
−であり、長さ及び高さを軸挿通孔付き摺動子310の
長さ及び高さとほぼ等しくしてある。42は軸22の一
端に装着したカラ−であり、長さ及び高さを軸支承溝付
き摺動子420の長さ及び高さとほぼ等しくしてある。
5,5は台車フレ−ム1の左右何れか一端側の前後に立
設した固定支柱である。上記において、軸挿通孔付き摺
動子310と軸21とのクリアランスをδ、軸挿通孔付
き摺動子310の長さをLとすると、仕切り部材3の最
大傾き角θは、θ≒δ/Lで与えられ、摺動性を保証し
得る限度内でクリアランスδを極力小としてθを可及的
に0に近づけてある。また、仕切り部材3の自重に基づ
き軸挿通孔付き摺動子310と軸21との間の摺動部位
に作用する偶力を可及的に小さくして、その摺動性を高
めるために、仕切り部材3を軽量化することが有効であ
り、仕切り部材3には、金属パイプ、例えば鋼パイプを
使用することが望ましく、この場合、上部水平パイプの
両端には、キャップ6,6を被冠することが好ましい。
上記実施例においては、仕切り部材3に、ほぼ門型のも
のを使用しているが、両側支柱を有するラ−メン構造で
あればよく、例えば、ア−チ型とすることもできる。ま
た、一連続のパイプを両側支柱と中間梁部とに折り曲げ
形成したものを使用することもできる。
【0007】図1の(ロ)に示すように、仕切り部材の
軸挿通孔付き摺動子310,310相互及び軸支承溝付
き摺動子320,320相互を接触させると共にカラ−
41と軸挿通孔付き摺動子310との間及びカラ−42
と軸支承溝付き摺動子320との間を間を接触させた状
態では、仕切り部材間の間隙及び仕切り部材と固定支柱
との間隙eが被搬送物である板材の厚みにほぼ等しくな
り、また台車フレ−ム1の左側折曲端部と仕切り部材と
の間に、所定の間隔Eが存在している。この間隔Eは、
後述するように、仕切り部材間への板材の差し込みを容
易に行い得るように、増加したい間隙広さにに応じて設
定され、通常、板材厚みの2〜3倍程度とされる。
【0008】本発明に係る台車に板材を積載するには、
仕切り部材3,3間及び仕切り部材3と固定支柱5との
間に板材を差し込み、差し込んだ板材を軸挿通孔付き摺
動子310(カラ−41を含む)と軸支承溝付き摺動子
320(カラ−42を含む)上に乗載させるが、その板
材の差し込みの際に、仕切り部材間(仕切り部材と固定
支柱の間を含む)の間隔を広めてその差し込みの容易化
を図り、差し込み後は、仕切り部材間(仕切り部材と固
定支柱の間を含む)を狭めて板材を極力垂直方向に向け
積載状態の安定化を図るようにする。例えば、図2の
(イ)に示すように、まず、固定支柱5と左端仕切り部
材3との間の間隔を広めてこれらの間に板材Aを差し込
み、その差し込み後に、図2の(ロ)に示すように、そ
の間の間隔を狭め固定支柱5と左端仕切り部材3とで板
材Aを挾持して極力垂直方向に向け、その間隔の狭縮化
により広められた次の仕切り部材3,3間に次の板材を
差し込み、更にその仕切り部材間の間隔を狭縮化し板材
を挾持して極力垂直方向に向け、以後、上記の繰返しに
より、次々と板材を仕切り部材間に板材を積み込んでい
く。
【0009】上記の板材積載状態において、板材の傾き
角をα、板材の重量をw、仕切り部材の高さをhとする
と、仕切り部材の支柱下端に、ほぼwhcosα/2の偶
力が作用するが、αが極力90°とされるから、その偶
力は僅小とされる。そして、仕切り部材の両側支柱3
1,32のうち、片側支柱下端の軸挿通孔付き摺動子3
10が軸21に挿通されており、前記偶力方向の回転
〔図1の(ニ)におけるm方向回転〕が阻止されるか
ら、前記偶力が僅小であることと相俟って、軸挿通孔付
き摺動子310側の支柱31の立設状態を安定に保持で
きる。また、軸支承溝付き摺動子320側の支柱32に
おいても、上記片側支柱31に一体的であり、かつ板材
の自重で軸支承溝付き摺動子320が軸32に押さえら
れるから、安定な立設状態を保証できる。従って、本発
明に係る台車によれば、板材の積載を容易に行いえ得、
安定な積載状態のもとで搬送できる。
【0010】更に、所定場所に搬送したのちの積み卸し
においては、まず、図3の(イ)に示すように、積み卸
そうとする板材Aを挾む仕切り部3a,3b材間の間隔
をやや広めて板材Aを仕切り部材3a,3bの摺動子3
10(320)から軸21(22)に降ろすか、また
は、図3の(ロ)に示すように、一方の仕切り部材3a
の摺動子310(320)を板材Aの直下から逃がし、
ついで、一方の仕切り部材3aを軸挿通孔付き摺動子を
支点として回動させる〔図1の(ハ)におけるn方向回
転〕ことにより板材の横に空きスペ−スを確保し、この
空きスペ−スに手を奥深く差し込んで板材を取り出すこ
とができ、特に、比較的高重量の板材の積み卸しに有利
である。
【0011】上記の板材積載例では、図1の(ロ)にお
いて、右端から左端に向けて板材を積み込むようにした
が、左端から右端に向けて板材を積み込んでいくことも
できる。更に、上記実施例では、仕切り部材3を複数
箇、台車1上に、台車の左右方向に摺動自在に立設して
いるが、台車の前後方向に摺動自在に立設することもで
きる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る板材搬送台車においては、
仕切り部材を複数箇、台車上に、台車の左右方向または
前後方向に摺動自在に立設してあるから、仕切り部材間
隔を広めて仕切り部材間への板材の差し込みの容易化を
図り得る。また、仕切り部材を両側に支柱を有するラ−
メン構造にしているから、仕切り部材の軽量化により仕
切り部材の自重に基づく偶力を小にでき、仕切り部材を
摺動自在の状態で立設しているにもかかわらず、仕切り
部材を充分に安定な状態で立設できる。更に、板材の差
し込み後は、その間隔を狭めて板材を極力垂直方向に向
けることができるから、板材の自重に基づき作用する偶
力を僅小に抑えることができ、前記仕切り部材の安定立
設と相俟って、安定な積載状態を保証できる。
【0013】特に、請求項2記載の台車では、軸挿通孔
付き摺動子を支点として仕切り部材を回動脱出させ、そ
の脱出あとに空間スペ−スを確保できるから、重量の大
なる板材の場合でも、その空間の奥深くに手を差し込ん
で板材を容易に積み卸すことができ、また、軸支承溝付
き摺動子上に板材を乗載させることにより、仕切り部材
の立設状態乃至は積載状態の一層の安定化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板材搬送台車の一実施例を示す図
面である。
【図2】本発明に係る板材搬送台車への板材の積込み方
法を示す図面である。
【図3】本発明に係る板材搬送台車において仕切り部材
を回動脱出させる際の板材の軸上への乗載状態を示す図
面である。
【符号の説明】
1 台車フレ−ム 21 軸 22 軸 3 仕切り部材 31 支柱 32 支柱 310 軸挿通孔付き摺動子 320 軸支承溝付き摺動子 41 カラ− 42 カラ− 5 固定支柱 A 板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に支柱を有する仕切り部材を複数箇、
    台車上に、台車の左右方向または前後方向に摺動自在に
    立設したことを特徴とする板材搬送台車。
  2. 【請求項2】仕切り部材の片側支柱の下端に軸挿通孔付
    き摺動子を設け、同仕切り部材の他方側支柱の下端に軸
    支承溝付き摺動子を設け、互いに並行な水平軸を台車に
    取付け、前記の軸挿通孔付き摺動子を一方の軸に摺動自
    在に挿通し、前記の軸支承溝付き摺動子を他方の軸に摺
    動自在に支承させたことを特徴とする請求項1記載の板
    材搬送台車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103291079A (zh) * 2013-05-31 2013-09-11 马鞍山十七冶工程科技有限责任公司 轻质墙板的搬运定位车
CN105460052A (zh) * 2015-12-11 2016-04-06 无锡联创薄板有限公司 薄板加工运输推车
JP6375460B1 (ja) * 2017-12-14 2018-08-15 三晃金属工業株式会社 搬送機

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