JP2001285911A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2001285911A
JP2001285911A JP2000092292A JP2000092292A JP2001285911A JP 2001285911 A JP2001285911 A JP 2001285911A JP 2000092292 A JP2000092292 A JP 2000092292A JP 2000092292 A JP2000092292 A JP 2000092292A JP 2001285911 A JP2001285911 A JP 2001285911A
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を削減することと精度の高い測定値
を得ることとのバランスを考慮した受信レベル測定処理
を行う携帯電話装置を提供する。 【解決手段】 本無線電話装置は、ゾーン移行判定のた
めに現在通信中の無線基地局と他の無線基地局とからの
電波の受信レベルを測定する無線電話装置であって、自
局受信レベルSと最大周辺局受信レベルNとの差に応じ
て動作レベル0〜3のいずれかの受信レベル測定処理を
行うかを決定し、各動作レベルにおいては、前記差が大
きいレベルである程、周辺局受信レベル測定の頻度を少
なくすることにより消費電力を低減し、前記差が小さい
レベルである程、周辺局受信レベル想定の頻度を高くす
ることにより測定される周辺局受信レベルの精度を高く
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電話装置にお
ける間欠受信動作の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】PDC(Personal Digital Cellular)
等の無線電話装置(以下、移動局と呼ぶ)は、待ち受け
中又は通信中の基地局(以下、自局と呼ぶ)の無線ゾー
ンから他の基地局(以下、周辺局と呼ぶ)の無線ゾーン
へのゾーン移行を行うか否かを判定するために、自局か
らの電波の受信レベル(RSSI、受信電界強度)の測
定と並行して周辺局からの電波の受信レベルの測定を行
っている。
【0003】図11は、移動局が自局及び周辺局の受信
レベルの測定動作を説明するための図である。
【0004】同図は、移動局(同図においてPS)、移
動局が位置登録している基地局である自局1(同図にお
いてCS1)、自局1以外の基地局である周辺局2〜5
(同図においてCS2〜5)からなる。同図において移
動局は、自局1との通信中及び待ち受け中において、所
定周期毎に自局1の受信レベルを測定し、これと並行し
て所定期間毎にTDMA(Time Division Multiple Acc
ess)の空きチャネルを使用して周辺局2〜5について
順番に1局ずつ受信レベルを測定する。より具体的に
は、1周期目に自局1と周辺局2、2周期目に自局1と
周辺局3、3周期目に自局1と周辺局3というように測
定動作を繰り返す。移動局は、各基地局の受信レベルに
ついて数周期分を測定し、その算術平均を測定値とし
て、自局1の測定値と周辺局2〜5のうちの最大測定値
との比較に基いてゾーン移行を判定する。一般的には、
自局の測定値と周辺局のうちの最大測定値とを比較して
最大測定値の方が大きく、その差が所定レベル以上のと
きゾーン移行判定が行われる。
【0005】受信レベル測定動作において移動局は、受
信レベル測定時のみ電源をオンにし、それ以外の時間帯
には電源をオフにするという間欠受信を行うことにより
消費電力を削減している。PDCにおいて間欠受信の周
期は、一般的には720msである。つまり移動局は、
720ms毎に電源をオンにして受信レベルを測定し、
それ以外の時間帯には電源をオフ。
【0006】この間欠受信に加えて、DSPC社(DSPC
technology limited)が開発した、移動局用のDSP
(Digital Signal Processor)に搭載されているMSI
(Mobile Station ID)節電機構とファストスキャン機
構とを利用すれば、周辺局の受信レベルの測定にかかる
消費電力をさらに削減することができる。
【0007】MSI節電機構とは、各周期において自局
の受信レベルを測定したとき、その受信レベルと予め設
定されたしきい値とを比較し、自局の受信レベルが予め
設定されたしきい値を超えていれば、当該周期において
周辺局の受信レベルの測定をスキップすることで周辺局
の測定にかかる消費電力を削減する技術である。
【0008】またファストスキャンとは、短期間に複数
の基地局を測定する技術である。この技術を用いれば1
つの基地局の受信レベルの測定にかかる期間内において
複数の基地局の受信レベルを測定することができる。複
数周期に亙って行っていた複数の周辺局受信レベルの測
定が、1周期ですむので残りの周期の測定を省略するこ
とができ、これによって消費電力を削減する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにMSI節
電機構及びファストスキャン機構は、受信レベル測定動
作における消費電力を削減する技術である。ところがフ
ァストスキャン機構は測定値の精度が低く、またMSI
節電機構は受信レベル測定のスキップが長期間に及ぶと
その間の移動局の移動により受信レベルが変化するので
測定値の信頼性が低くなるという欠点があった。
【0010】これに対しゾーン移行においては、最適な
周辺局の無線ゾーンへ移行するために周辺局の正確な受
信レベルが要求される。
【0011】つまり消費電力の削減を追及すれば受信レ
ベルの正確さは低くなり、受信レベルの正確さを追及す
れば消費電力の削減率が低くなる。
【0012】よって本発明は、MSI節電機構とファス
トスキャン機構とを利用した受信レベル測定方法に一層
の工夫を加え、消費電力を削減することとゾーン移行判
定において正確な測定値を得ることとのトレードオフを
考慮した受信レベル測定処理を行う携帯電話装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の無線電話装置は、ゾーン移行判定のために
現在通信中の無線基地局と他の無線基地局とからの電波
の受信レベルを測定する無線電話装置であって、現在通
信中又は待ち受け中の無線基地局からの電波の受信レベ
ルを繰返し測定する自局測定手段と、他の無線基地局か
らの電波の受信レベルを測定する周辺局測定手段と、前
記自局測定手段により測定された受信レベルと、前記周
辺局測定手段により測定された受信レベルとを比較し、
比較結果に応じて、前記周辺局測定手段による前記測定
の頻度を変更する変更手段とを備える。
【0014】また前記変更手段は、現在通信中の無線基
地局に係る受信レベルから他の無線基地局に係る受信レ
ベルを減算した値が正の値である場合に、当該受信レベ
ルの差が小さい程頻繁になるよう前記頻度の変更を行う
よう構成される。
【0015】この構成によれば無線電話装置は、前記受
信レベルの差が小さい場合、すなわちゾーン移行する確
率が高い場合に周辺局測定の頻度を高くするので、最適
な周辺局へとゾーン移行するために周辺局の精度の高い
受信レベルが得られる。また前記受信レベルの差が大き
い程、すなわちソーン移行する確率が低いほど、前記確
率が高い場合と比較して測定される受信レベルの精度の
高さは要求されないので、周辺局測定の頻度を低くして
測定にかかる消費電力を低減する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態における
移動局について図面を用いて説明する。
【0017】図1は、本実施形態における移動局100
の構成図である。
【0018】同図において移動局100は、PDCの移
動局であり、中間周波信号から高周波信号または中間周
波信号から高周波信号への変換を行う無線部12、無線
部12とTDMA/TDD部14との間でQPSK(Qu
adrature Phase Shift Keying)変復調を行うモデム部
13、時分割多元接続方式による制御を行うTDMA
(Time Division Multiple Accsess)/TDD(Time D
ivision Duplex)部14、マイク16及びスピーカ17
を介して入出力する音声の音声符号化復号化処理や増幅
等を行う音声処理部15、制御部18から構成される。
【0019】制御部18は、CPU19、ROM20、
RAM21から構成され、CPU19がROM20に記
憶される各種プログラムを実行することによって移動局
における一般的な通信制御を行う他、図示しないDSP
を備え、ゾーン移行判定を行うために自局と周辺局の受
信レベル測定処理を行う。ここにおいて自局は従来の技
術と同様に現在通信中又は待ち受け中の基地局であり、
周辺局は自局の無線ゾーン付近に存在する無線ゾーンの
基地局である。周辺局に関する情報は自局より送信され
る制御情報に含まれている。
【0020】制御部18は、通信中又は待ち受け中にお
いて720msの1スーパーフレーム毎に自局の受信レ
ベルを測定し、これと並行して周辺局の受信レベルも測
定する。ただし制御部18は、周辺局受信レベルの測定
については、自局受信レベルの大小及び自局と周辺局と
の受信レベルの差に応じて、測定にかかる電力の異なる
測定処理を行う。
【0021】以下、制御部18による受信レベル測定処
理について詳細に説明する。
【0022】制御部18は、自局と周辺局の受信レベル
の差を比較し、その差に応じて測定電力の異なる複数の
動作レベルのうちのいずれかに位置付けることにより、
位置付けられた動作レベルに応じた受信レベル測定処理
を行う。各動作レベルにおける受信レベル測定処理は、
それぞれ周辺局の測定方法及び測定頻度が異なることに
より測定にかかる消費電力が異なる。
【0023】図2は、動作レベルの分類を示す。
【0024】同図に示すように動作レベルは、自局の受
信レベルそのものの大小と、自局の受信レベルと周辺局
の受信レベルの最大値との差(以下、局間電界差と呼
ぶ)とに応じて5段階に分類される。すなわち自局受信
レベルが30dBμV以上の場合において、局間電界差
が12dBμV以上のときレベル0、8dBμV以上1
2dBμV未満のときレベル1、0dBμV以上8dB
μV未満のときレベル2、0dBμV未満のときレベル
3、−4dBμV未満のときレベル4とする。また自局
受信レベルが30dBμB未満の場合において、局間電
界差が20dBμV以上のときレベル0、12dBμV
以上20dBμV未満のときレベル1、0dBμV以上
12dBμV未満のときレベル2、0dBμV未満のと
きレベル3、−4dBμV未満のときレベル4とする。
レベル0、レベル1、レベル2の受信レベル測定処理
は、同順に周辺局受信レベル測定にかかる電力が大きく
なる。言い換えれば、レベル0、レベル1、レベル2の
受信レベル測定処理は、同順に受信レベルの精度が高く
なる。つまりレベル0〜2において制御部18は、MS
I節電技術、ファストスキャン技術及びタイマ等を組み
合わせることにより、測定にかかる電力、測定の精度を
変えている。レベル3及びレベル4においては周辺局受
信レベルが自局受信レベルより高いことからゾーン移行
判定が行われる確率が高いため、MSI節電やファスト
スキャンを行わないことにより受信レベルの精度を高く
している。
【0025】制御部18は、各動作レベルにおいて測定
される自局及び周辺局の受信レベルから適宜に動作レベ
ルを遷移するか否かを判定する。
【0026】図3は、動作レベルの遷移図を示す。
【0027】同図に示すように制御部18は、レベル
0、レベル1、レベル2及びレベル3の間を任意に遷移
する。レベル3の中には、さらにレベル3詳細測定モー
ドが設けられており、制御部18は、必ずレベル3とレ
ベル3詳細モードと通過してレベル4に遷移する。
【0028】図4は、制御部18における動作レベル決
定処理のフローチャートを示す。
【0029】制御部18は、待受中に周辺局の受信レベ
ルを監視するための間欠受信動作にはいったとき及び動
作レベル0〜3における測定処理実行中に同図に示す動
作レベル決定処理を実行する。
【0030】制御部18は、初期設定として自局の受信
レベルSと周辺局の最大受信レベルNとゾーン移行レベ
ル差Zを設定する(ステップ201)。
【0031】ここで自局受信レベルSは、ステップ20
1の時点までに測定された自局の受信レベルである。
【0032】周辺局の最大受信レベルNは、ステップ2
01の時点までに測定された周辺局の受信レベルのうち
の最大値である。
【0033】ゾーン移行レベル差Zは、自局から送信さ
れてる報知情報に含まれる情報要素である待受許可レベ
ルと待受劣化レベルとの差以上とする。本実施形態にお
いてはゾーン移行レベル差Zは4dBμVとしている。
待受許可レベルは、各無線ゾーンにおいて、移動局が待
受可能な圏内の受信レベルを表す情報要素であり、待受
許可レベルは、各無線ゾーンにおいて待ち受け中の移動
局が待ち受け状態から劣化した(圏外)と判断する受信
レベルを表す情報要素である(参考文献、デジタル方式
自動車電話システム標準規格、財団法人電波システム開
発センター)。
【0034】次に移動局18は、自局受信レベルS、最
大周辺局受信レベルN及びゾーン移行レベル差Zから局
間受信レベル差の指標Aを算出し、レベル0判定用のし
きい値X0との大小を比較する(ステップ202)。
【0035】ここで指標Aは(式1)で表される。 (式1) A=(S−N)/Z すなわち指標Aは、自局受信レベルSから最大周辺局受
信レベルNを減算した値をゾーン移行レベル差で割って
得られる。ただし本実施形態において指標Aは、(式
1)の右辺の演算結果の小数部分を切り捨てた整数部分
とする。
【0036】しきい値X0は、自局受信レベルSが30
dBμV以上のとき3、30dBμV未満のとき5とす
る。
【0037】大小比較の結果、指標Aがしきい値X0以
上であれば、動作レベルをレベル0と決定する(ステッ
プ203)。
【0038】ステップ202において指標Aがしきい値
X0以上でない場合、制御部18は、指標Aとレベル1
判定用のしきい値X1との大小を比較する(ステッ
プ)。ここにおいてしきい値X1は、自局受信レベルS
が30dBμV以上のとき2、30dBμV未満のとき
3とする。
【0039】比較の結果、指標Aがしきい値X1以上で
あれば、動作レベルをレベル1と決定する(ステップ2
05)。
【0040】ステップ204において指標Aがしきい値
X1以上でない場合、制御部18は、自局受信レベルS
と最大周辺局受信レベルNとの大小を比較する(ステッ
プ206)。
【0041】比較の結果、自局受信レベルSが最大周辺
局受信レベルNより大きい場合、制御部18は、動作レ
ベルをレベル2と決定する(ステップ207)。
【0042】ステップ206において自局受信レベルS
が最大周辺局受信レベルN以下の場合、制御部18は、
動作レベルをレベル3と決定する。
【0043】以上のようにして制御部18は、動作レベ
ルを決定し、各動作レベルにおける受信レベル測定処理
を行う。制御部18による各動作レベルにおける受信レ
ベル測定処理を図5〜図10に示す。なおレベル3から
レベル詳細測定モードへの遷移、レベル3詳細測定モー
ドからレベル4への遷移及びレベル4からレベル3への
遷移については、制御部18はこの動作レベル決定処理
において決定するのではなく、後に説明する別の処理に
おいて決定することとしている。
【0044】図5は、制御部18によるレベル0の受信
レベル測定処理のフローチャートを示す。
【0045】レベル0においては、周辺局受信レベルは
自局受信レベルよりかなり低い状態である。つまりその
時点において移動局100がゾーン移行する確率は極め
て低い状態であるため、周辺局受信レベルの精度の高さ
が要求されない。よって制御部18はレベル0において
はMSI節電とファストスキャンとを組み合わせ、動作
レベルの中で最も省電力効果が高い受信レベル測定処理
を行う。
【0046】まず制御部18は、レベル0における初期
設定として自局しきい値TH0を算出し、それをMSI
節電用のしきい値とする(ステップ301)。自局しき
い値TH0は、(式2)又は(式3)のうち値の小さい
方とする。 (式2) TH0=S−((S−N)÷2) (式3) TH0=S−Z×2.25 ここにおいて自局受信レベルS、最大周辺局受信レベル
N及びゾーン移行レベル差Zは、動作レベル決定処理に
おいて使用されたものと同じ値である。
【0047】次に制御部18は、間欠受信用タイマによ
り1スーパーフレーム周期(720ms)が経過したと
き(ステップ302)、現在の自局受信レベルSpを測
定する(ステップ303)。
【0048】制御部18は、測定した自局受信レベルS
pと自局しきい値TH0とを大小比較する(ステップ3
04)。
【0049】ステップ304において自局受信レベルS
pが自局しきい値TH0より大きい場合、制御部18は
MSI節電を行う。すなわち制御部18は、周辺局受信
レベルを測定するためのファストスキャンをスキップす
る(ステップ307)。
【0050】一方、ステップ304において自局受信レ
ベルSpが自局しきい値TH0以下の場合、制御部18
は、ファストスキャンにより周辺局受信レベルを測定す
る。ここで制御部18は、測定結果のうちの最大値を最
大周辺局受信レベルNとし、またステップ303におい
て測定した自局受信レベルSpを自局受信レベルSとす
る(ステップ309)。
【0051】その後図4の動作レベル決定処理を行う
(ステップ310)。この動作レベル決定処理において
は、レベル0の測定処理において新たに得た自局受信レ
ベルSと最大周辺局受信レベルNとを用いる。つまりよ
り最新の受信レベルを用いて動作レベルの決定を行うこ
ととなるので決定結果の信頼性が高い。
【0052】ステップ310の動作レベル決定処理の結
果、レベル0以外の動作レベルに遷移すると決定された
場合は、制御部18は、図5のフローチャートを終了し
て遷移先の動作レベルにおける受信レベル測定処理へと
処理を移行する(ステップ311)。
【0053】一方ステップ310の動作レベル決定処理
の結果、レベル0以外の動作レベルに移行しない場合に
は、制御部18は、ステップ301の処理に戻る。ここ
でステップ301においては、制御部18は、動作レベ
ル決定処理において用いたものと同じ値を用いる。よっ
て例えば、最初に動作レベル0の処理を行い、動作レベ
ル0の処理中にステップ310の動作レベル決定処理を
行い、その結果、再び動作レベル0の処理を行うことと
なった場合、最初の動作レベル0と再び行われる動作レ
ベル0とは、自局受信レベルS、最大周辺局受信レベル
Nが異なり、また自局しきい値TH0も異なっている。
【0054】以上のようにして、制御部18は、自局受
信レベルSpが自局しきい値TH0以下の場合、ファス
トスキャンにより周辺局受信レベルを測定して動作レベ
ル決定処理を行う。
【0055】一方、制御部18は、自局受信レベルSp
が自局しきい値TH0より大きい間は自局受信レベルS
pの測定のみ行い、ファストスキャンによる周辺局受信
レベルの測定をスキップする。このステップ302〜ス
テップ207の処理は、周期毎に測定される自局受信レ
ベルSpが自局しきい値TH0より大きい期間中繰り返
される。ただし制御部18は、長期間にわたって連続的
に繰り返しファストスキャンがスキップされ続けるのを
防ぐため、ステップ305及びステップ306の処理を
行っている。すなわち制御部18は、カウンタCをカウ
ントアップすることによりファストスキャンのスキップ
が繰り返された回数を計上し(ステップ306)、カウ
ンタCが42を超えたとき(ステップ305)、すなわ
ち720ms×42回(これをタイマT0期間とする)
の期間においてファストスキャンがスキップされ続けた
とき、ステップ309におけるファストスキャンを行
う。ここでカウンタCはリセットされる(ステップ30
8)。ステップ305及び306においてはカウンタを
用いているが、タイマT0期間を計測するタイマを用い
てもよい。
【0056】このように制御部18は、自局受信レベル
Spが自局しきい値TH0より大きく、かつ、ファスト
スキャンが連続してスキップされ続けている期間がタイ
マT0期間を超えない間、ファストスキャンのスキップ
を繰り返し、自局受信レベルSpが自局しきい値TH0
以下であるか、又は、ファストスキャンが連続してスキ
ップされ続けている期間がタイマT0期間を超えた場
合、ファストスキャンを行って最大周辺局受信レベルN
及び自局受信レベルSを更新し、更新された値を用いて
動作レベル決定処理を行う。
【0057】図6は、制御部18によるレベル1の受信
レベル測定処理のフローチャートを示す。
【0058】同図の処理は、処理手順については図5に
示したレベル0の処理と同様である。ただし図5に対し
て自局しきい値TH0の替わりに自局しきい値TH1を
用いている点、タイマT0の替わりにタイマT1(タイ
マT0>タイマT1)としている点が異なっている。
【0059】自局しきい値TH1は、(式4)で表され
る。 (式4) TH1=S−Z×1.75 タイマT1の期間は720ms×21とする。
【0060】レベル1においては、最大周辺局受信レベ
ルNは自局受信レベルSより低い状態である。つまりそ
の時点において移動局100がゾーン移行する確率は、
低い状態であるため、ゾーン移行の検出に用いられる周
辺局受信レベルの精度の高さは要求されない。ただしレ
ベル0の状態に比べるとゾーン移行する確率は高く、レ
ベル0よりも周辺局受信レベルの精度の高さが要求され
る。そこでレベル1においては、タイマT1の期間をタ
イマT0より短くすることにより、ファストスキャンが
連続的にスキップされ続ける期間を短くし、レベル0よ
りもファストスキャンが実行される頻度を高くすること
により、レベル2より省電力効果が高くレベル0より周
辺局受信レベルの信頼性を高めている。
【0061】このようにレベル1の処理手順はレベル1
の処理手順と同様であるので詳しい説明を省略するが、
要するに制御部18は、自局受信レベルSpが自局しき
い値TH1より大きく、かつ、ファストスキャンが連続
してスキップされ続けている期間がタイマT1期間を超
えない間、ファストスキャンのスキップを繰り返し、自
局受信レベルSpが自局しきい値TH1以下であるか、
又は、ファストスキャンが連続してスキップされ続けて
いる期間がタイマT1期間を超えた場合、ファストスキ
ャンを行って最大周辺局受信レベルN及び自局受信レベ
ルSを更新し、更新された値を用いて動作レベル決定処
理を行う。
【0062】図7は、制御部18によるレベル2の受信
レベル測定処理のフローチャートを示す。
【0063】同図の処理は、図6に示したレベル1の処
理と比較して自局しきい値TH1の替わりに自局しきい
値TH2を用いている点、タイマT1の替わりにタイマ
T2としている点、ファストスキャンの替わりに1局ず
つ周辺局を測定する通常のスキャンを行っている点が異
なっている。
【0064】またレベル1の処理と比較してタイマT2
用カウンタCのカウンタをリセットする位置が異なって
いる。すなわちレベル2の受信レベル測定処理において
は、ステップ505のタイマT2用カウンタCの大小判
定の後、ステップ508においてカウンタのリセットを
行っているが、ステップ504において自局受信レベル
Spが自局しきい値TH2以下である場合にカウンタの
リセットを行わない(レベル0及び1の場合はこのタイ
ミングでカウンタのリセットを行う。つまり制御部18
は、周辺局受信レベルの測定を連続してスキップした回
数ではなく、連続しているか否かに関わらずスキップ回
数が所定数(ここにおいては4)を超えた場合にカウン
タをリセットする(S508)。
【0065】自局しきい値TH2は、(式5)で表され
る。 (式5) TH2=S タイマT2の期間は720×4とする。
【0066】レベル2においては、最大周辺局受信レベ
ルNは、自局受信レベルSよりわずかに低い状態であ
る。つまりその時点において移動局100がゾーン移行
する確率はレベル0及び1より高い。よってゾーン移行
の検出に用いるための周辺局受信レベルの精度の高さが
レベル0及び1よりも要求される。そこでレベル0及び
レベル1で行っていたファストスキャンのかわりにステ
ップ509において周辺局1局を測定する通常スキャン
を行うことにより精度を高め、またタイマT2期間をタ
イマT0、T1より短くすることにより、通常スキャン
が実行される頻度を高くしている。図8は、制御部18
によるレベル3の受信レベル測定処理のフローチャート
を示す。
【0067】制御部18は、動作レベル決定処理におい
て自局受信レベルSが周辺局受信レベルN以下と判定さ
れたとき、後述するレベル3詳細測定モードからレベル
3に遷移すると決定したとき及びレベル4からレベル3
に遷移すると決定したとき、図8に示す処理を行う。
【0068】レベル3においては、自局受信レベルSは
最大周辺局受信レベルより低い状態にある。つまりその
時点において移動局100がゾーン移行する確率は高
い。よってゾーン移行の検出に用いるための周辺局受信
レベルの精度の高さが要求されるので、レベル3におい
て制御部18は、通常スキャンにより、1スーパーフレ
ーム毎に自局受信レベルSpと1局の周辺局受信レベル
Npを測定し、周辺局受信レベルの精度を高くしてい
る。
【0069】またレベル3において制御部18は、1ス
ーパーフレーム毎に動作レベル決定処理を行う。
【0070】さらに制御部18は、タイマT3(=72
0ms×15)毎に通常スキャンにより得られる周辺局
受信レベルから最大周辺局受信レベルNを求め、当該最
大周辺局受信レベルNがゾーン移行条件を満たしている
か否かを判定し、満たしている場合にはレベル3詳細測
定モードに移行する。
【0071】ここでゾーン移行条件は、(式6)で表さ
れる。 (式6) N>Sp+Z 図9は、制御部18によるベル3詳細測定モードにおけ
る受信レベル測定処理のフローチャートを示す。
【0072】レベル3詳細測定モードにおいて制御部1
8は、レベル3において測定した周辺局受信レベルのう
ち値の高い周辺局(最大2局まで)についてファストス
キャンを複数回(本実施形態においては6回)に亙って
繰り返してその算術平均を得る詳細測定を行う。この詳
細測定を行うのは、ゾーン移行の移行先となる確率の高
い周辺局について精度の高い測定値を得て、より正確な
ゾーン移行検出が行われるようにするためである。
【0073】制御部18は、詳細測定により得た自局受
信レベルSp及び周辺局受信レベルとからレベル4に移
行するかレベル3にとどまるかを決定するための動作レ
ベル決定処理Bを行い、結果に応じてレベル3とレベル
4のいずれかに遷移する。
【0074】動作レベル決定処理Bにおいて制御部18
は、(式7)に示す判定を行う。 (式7) N>=S+Z かつ N>=許可レベル (式7)において、制御部18は、周辺局受信レベルN
が自局受信レベルSに対してゾーン移行レベル差Z以上
の差があり、かつ、周辺局受信レベルNが待ち受け許可
レベルの場合にレベル4に遷移する。それ以外の場合制
御部18は、レベル3にとどまる。
【0075】図10は、制御部18によるレベル4の受
信レベル測定処理のフローチャートを示す。
【0076】制御部18は、レベル3詳細測定モードに
おいてレベル4に移行すると判定したとき、移行する 制御部18は、周辺局受信レベルを測定し、それらの受
信レベルのうち(式7)を満たす周辺局を最大2局まで
をレベル4における測定対象として選択する(ステップ
801)。
【0077】制御部18は、測定対象の周辺局受信レベ
ルと自局受信レベルとを通常スキャンにより測定する
(ステップ803)。
【0078】制御部18は、タイマT4(720ms×
15)がタイムアップするまでの間、1スーパーフレー
ム毎にステップ803の通常スキャンを繰り返し行う。
このタイマT4は、制御部18が長期間レベル4の処理
を行うことを防ぐためにある。なぜならレベル4の処理
は、周辺局については、ステップ801で選択した最大
2局の周辺局の受信レベルをレベル4の間測定し続ける
ので、それが長期間に渡るとその間に測定していない周
辺局のうち測定している周辺局よりもゾーン移行に最適
な周辺局が現われる確率が高くなるからである。
【0079】制御部18は、タイマT4がタイムアップ
したとき(ステップ804;Yes)タイマをリセット
し、(ステップ806)、レベル3に遷移する。
【0080】
【発明の効果】本発明の無線電話装置は、ゾーン移行判
定のために現在通信中の無線基地局と他の無線基地局と
からの電波の受信レベルを測定する無線電話装置であっ
て、現在通信中又は待ち受け中の無線基地局からの電波
の受信レベルを繰返し測定する自局測定手段と、他の無
線基地局からの電波の受信レベルを測定する周辺局測定
手段と、前記自局測定手段により測定された受信レベル
と、前記周辺局測定手段により測定された受信レベルと
を比較し、比較結果に応じて、前記周辺局測定手段によ
る前記測定の頻度を変更する変更手段とを備える。
【0081】また前記変更手段は、現在通信中の無線基
地局に係る受信レベルから他の無線基地局に係る受信レ
ベルを減算した値が正の値である場合に、当該受信レベ
ルの差が小さい程頻繁になるよう前記頻度の変更を行う
よう構成される。
【0082】この構成によれば無線電話装置は、自局受
信レベルが周辺局受信レベルより高い程、すなわちゾー
ン移行する確率が低い程、周辺局測定の頻度を少なくす
ることにより消費電力を少なくし、自局受信レベルと周
辺局受信レベルとの差が小さい程、すなわちゾーン移行
する確率が高い程、周辺局測定の頻度を高くすることに
より周辺局測定の精度を高くすることができるという効
果がある。
【0083】本発明の無線電話装置は、ゾーン移行判定
のために現在通信中の無線基地局と他の無線基地局とか
らの電波の受信レベルを測定する無線電話装置であっ
て、現在通信中又は待ち受け中の無線基地局からの電波
の受信レベルを繰返し測定する自局測定手段と、他の無
線基地局からの電波の受信レベルを測定する周辺局測定
手段と、前記自局測定手段により測定された受信レベル
と、前記周辺局測定手段により測定された受信レベルと
を比較し、比較結果に応じて、前記周辺局測定手段によ
る前記測定の方法を複数の異なる測定方法のうちのいず
れかに変更する変更手段とを備える。
【0084】また前記複数の異なる測定方法はそれぞ
れ、その測定方法を測定に用いた場合の消費電力が異な
り、前記変更手段は、現在通信中又は待ち受け中の無線
基地局に係る受信レベルから他の無線基地局に係る受信
レベルを減算した値が正の値である場合に、当該受信レ
ベルの差が大きい程、消費電力が少ない測定方法になる
よう変更するよう構成される。
【0085】この構成によれば無線電話装置は、自局受
信レベルが周辺局受信レベルより高い程、すなわちゾー
ン移行する確率が低い程、消費電力が少ない測定方法を
用いて測定し、自局受信レベルと周辺局受信レベルとの
差が小さい程、すなわちゾーン移行する確率が高い程、
消費電力が多い測定方法を用いて測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動局の構成を示すブロック図である。
【図2】動作レベルの概略を示す。
【図3】動作レベルの遷移図を示す。
【図4】動作レベル決定処理のフローチャートを示す。
【図5】レベル0における処理のフローチャートを示
す。
【図6】レベル1における処理のフローチャートを示
す。
【図7】レベル2における処理のフローチャートを示す
【図8】レベル3における処理のフローチャートを示
す。
【図9】レベル3詳細測定モードにおける処理のフロー
チャートを示す。
【図10】レベル4における処理のフローチャートを示
す。
【図11】間欠受信動作を説明する図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 12 無線部 13 モデム部 14 TDMA/TDD部 15 音声処理部 16 マイク 17 スピーカ 18 制御部 19 CPU 20 ROM 21 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゾーン移行判定のために現在通信中の無
    線基地局と他の無線基地局とからの電波の受信レベルを
    測定する無線電話装置であって、 現在通信中又は待ち受け中の無線基地局からの電波の受
    信レベルを繰返し測定する自局測定手段と、 他の無線基地局からの電波の受信レベルを測定する周辺
    局測定手段と、 前記自局測定手段により測定された受信レベルと、前記
    周辺局測定手段により測定された受信レベルとを比較
    し、比較結果に応じて、前記周辺局測定手段による前記
    測定の頻度を変更する変更手段とを備えることを特徴と
    する無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、 現在通信中の無線基地局に係る受信レベルから他の無線
    基地局に係る受信レベルを減算した値が正の値である場
    合に、当該受信レベルの差が小さい程頻繁になるよう前
    記頻度の変更を行うことを特徴とする請求項1記載の無
    線電話装置。
  3. 【請求項3】 ゾーン移行判定のために現在通信中の無
    線基地局と他の無線基地局とからの電波の受信レベルを
    測定する無線電話装置であって、 現在通信中又は待ち受け中の無線基地局からの電波の受
    信レベルを繰返し測定する自局測定手段と、 他の無線基地局からの電波の受信レベルを測定する周辺
    局測定手段と、 前記自局測定手段により測定された受信レベルと、前記
    周辺局測定手段により測定された受信レベルとを比較
    し、比較結果に応じて、前記周辺局測定手段による前記
    測定の方法を複数の異なる測定方法のうちのいずれかに
    変更する変更手段とを備えることを特徴とする無線電話
    装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の異なる測定方法は、 各方法により測定した場合の消費電力が異なり、 前記変更手段は、 現在通信中又は待ち受け中の無線基地局に係る受信レベ
    ルから他の無線基地局に係る受信レベルを減算した値が
    正の値である場合に、当該受信レベルの差が大きい程、
    消費電力が小さい測定方法になるよう変更することを特
    徴とする請求項3記載の無線電話装置。
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