JP2001285823A - 映像再生配信方法および映像再生配信装置 - Google Patents
映像再生配信方法および映像再生配信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】映像の供給元から配信された符号化デジタル映
像を再生するとともに、該符号化デジタル映像とは異な
る符号化方式の映像を再生する端末に配信する際に、簡
単な伝送設備で、配信先の端末で再生する映像の劣化を
防ぐことのできる、低コストで伝送効率のよい映像再生
および配信を可能にする映像再生配信方法およびそれを
用いた映像再生配信装置を提供する。 【解決手段】映像の供給元から配信された符号化デジタ
ル映像を再生するとともに、前記符号化デジタル映像と
は異なる符号化方式の映像を再生する端末に配信する際
に、前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再
生用と前記端末への配信用とに分配し（デジタル分配
部）、前記配信用のデジタル映像を復号して得られたデ
ジタル映像を直接、前記端末の符号化方式で符号化して
前記端末へ配信する（第１および第２の変換部）。
像を再生するとともに、該符号化デジタル映像とは異な
る符号化方式の映像を再生する端末に配信する際に、簡
単な伝送設備で、配信先の端末で再生する映像の劣化を
防ぐことのできる、低コストで伝送効率のよい映像再生
および配信を可能にする映像再生配信方法およびそれを
用いた映像再生配信装置を提供する。 【解決手段】映像の供給元から配信された符号化デジタ
ル映像を再生するとともに、前記符号化デジタル映像と
は異なる符号化方式の映像を再生する端末に配信する際
に、前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再
生用と前記端末への配信用とに分配し（デジタル分配
部）、前記配信用のデジタル映像を復号して得られたデ
ジタル映像を直接、前記端末の符号化方式で符号化して
前記端末へ配信する（第１および第２の変換部）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、復号化された映像
の再生および配信を行うための方法およびそれを用いた
装置に関する。
の再生および配信を行うための方法およびそれを用いた
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、階層的なネットワーク構成にお
いて、下位ネットワークと上位ネットワークとで同じ映
像ソースを配信する際に異なる符号化方式（符号化方式
が異なれば、符号化された映像の配信レートも異なる場
合もある）を用いているとき、下位ネットワークで一度
デジタルに変換した映像を再度アナログに戻してからエ
ンコーダによって上位ネットワークで用いられている方
式でデジタル化する方法と、下位ネットワーク上で撮影
された映像ソースを下位ネットワークと上位ネットワー
クへそれぞれ配信すれるために予めアナログ映像を分配
し、それぞれ異なる伝送路を用いて配信する方法とがあ
る。
いて、下位ネットワークと上位ネットワークとで同じ映
像ソースを配信する際に異なる符号化方式（符号化方式
が異なれば、符号化された映像の配信レートも異なる場
合もある）を用いているとき、下位ネットワークで一度
デジタルに変換した映像を再度アナログに戻してからエ
ンコーダによって上位ネットワークで用いられている方
式でデジタル化する方法と、下位ネットワーク上で撮影
された映像ソースを下位ネットワークと上位ネットワー
クへそれぞれ配信すれるために予めアナログ映像を分配
し、それぞれ異なる伝送路を用いて配信する方法とがあ
る。
【０００３】すなわち、前者の方法は、図４に示すよう
に、カメラ１０１から取り込まれた映像をエンコーダに
よって下位ネットワーク用に符号化（例えばＭＰＥＧ
２、６Ｍｂｐｓ）し、下位ネットワークを介して監視所
のデコーダ１０３に送る。符号化された映像は、ここで
一旦デコードされアナログ映像にされる。デコータ１０
３には分配器１０６が接続され、アナログ映像がモニタ
１０４とエンコーダ１０５に分配される。エンコーダ１
０５では、上位ネットワークに当該映像を配信するため
に改めて符号化（例えばＭ−ＪＰＥＧ、１．５Ｍｂｐ
ｓ）を行う。この再び符号化された映像は、上位ネット
ワークの伝送路を介して上位ネットワークに接続された
監視所のデコータ１０７でデコードされてモニタ１０８
に表示される。
に、カメラ１０１から取り込まれた映像をエンコーダに
よって下位ネットワーク用に符号化（例えばＭＰＥＧ
２、６Ｍｂｐｓ）し、下位ネットワークを介して監視所
のデコーダ１０３に送る。符号化された映像は、ここで
一旦デコードされアナログ映像にされる。デコータ１０
３には分配器１０６が接続され、アナログ映像がモニタ
１０４とエンコーダ１０５に分配される。エンコーダ１
０５では、上位ネットワークに当該映像を配信するため
に改めて符号化（例えばＭ−ＪＰＥＧ、１．５Ｍｂｐ
ｓ）を行う。この再び符号化された映像は、上位ネット
ワークの伝送路を介して上位ネットワークに接続された
監視所のデコータ１０７でデコードされてモニタ１０８
に表示される。
【０００４】後者の方法は、図５に示すように、カメラ
２０１から取り込まれた映像をアナログの状態のまま、
分配器２０２で下位ネットワークと上位ネットワークと
に分配する。分配器２０２で分配された一方のアナログ
映像は、エンコーダ２０３で、下位ネットワーク用にエ
ンコーダ２０３で符号化（例えばＭＰＥＧ２、６Ｍｂｐ
ｓ）し、他方のアナログ映像は、上位ネットワーク用に
エンコーダ２０４で符号化（例えばＭ−ＪＰＥＧ、１．
５Ｍｂｐｓ）し、それぞれ別個の伝送路（もしくは別個
の伝送帯域）を用いて下位ネットワークと上位ネットワ
ークとに配信される。下位ネットワークでは、配信され
た映像をデコーダ２０５でデコードしてモニタ２０７に
表示し、上位ネットワークでは、配信された映像をデコ
ーダ２０６でデコードしてモニタ２０８に表示する。
２０１から取り込まれた映像をアナログの状態のまま、
分配器２０２で下位ネットワークと上位ネットワークと
に分配する。分配器２０２で分配された一方のアナログ
映像は、エンコーダ２０３で、下位ネットワーク用にエ
ンコーダ２０３で符号化（例えばＭＰＥＧ２、６Ｍｂｐ
ｓ）し、他方のアナログ映像は、上位ネットワーク用に
エンコーダ２０４で符号化（例えばＭ−ＪＰＥＧ、１．
５Ｍｂｐｓ）し、それぞれ別個の伝送路（もしくは別個
の伝送帯域）を用いて下位ネットワークと上位ネットワ
ークとに配信される。下位ネットワークでは、配信され
た映像をデコーダ２０５でデコードしてモニタ２０７に
表示し、上位ネットワークでは、配信された映像をデコ
ーダ２０６でデコードしてモニタ２０８に表示する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、前者の方
法では、エンコーダ１０２でデジタル化した映像をデコ
ーダ１０３でアナログ化し、このアナログ映像の段階で
再生用と上位ネットワークへの配信用とに分配し、上位
ネットワークへ配信するためのアナログ映像に対しては
再度エンコーダ１０５でデジタル化するので、オリジナ
ルの映像を２度デジタル化することになる。そのため、
上位ネットワーク上でデコードしてモニタ１０８に表示
する映像には、ノイズが多くなり多くの情報が失われる
という問題点があった。
法では、エンコーダ１０２でデジタル化した映像をデコ
ーダ１０３でアナログ化し、このアナログ映像の段階で
再生用と上位ネットワークへの配信用とに分配し、上位
ネットワークへ配信するためのアナログ映像に対しては
再度エンコーダ１０５でデジタル化するので、オリジナ
ルの映像を２度デジタル化することになる。そのため、
上位ネットワーク上でデコードしてモニタ１０８に表示
する映像には、ノイズが多くなり多くの情報が失われる
という問題点があった。
【０００６】また、後者の方法では、アナログ映像を分
配器２０２で予め２つに分配し、それぞれについてエン
コーダを用いて異なる配信レート、符号化方式で符号化
し、別個の伝送路（伝送帯域）を用いて配信するため、
常に２つの伝送路、もしくは２つの伝送帯域を確保して
おく必要があり、設備のコストが高くつき、伝送効率が
悪いという問題点があった。
配器２０２で予め２つに分配し、それぞれについてエン
コーダを用いて異なる配信レート、符号化方式で符号化
し、別個の伝送路（伝送帯域）を用いて配信するため、
常に２つの伝送路、もしくは２つの伝送帯域を確保して
おく必要があり、設備のコストが高くつき、伝送効率が
悪いという問題点があった。
【０００７】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、映像
の供給元から配信された符号化デジタル映像を再生する
とともに、該符号化デジタル映像とは異なる符号化方式
の映像を再生する端末に配信する際に、簡単な伝送設備
で、配信先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことので
きる、低コストで伝送効率のよい映像再生および配信を
可能にする映像再生配信方法およびそれを用いた映像再
生配信装置を提供することを目的とする。
の供給元から配信された符号化デジタル映像を再生する
とともに、該符号化デジタル映像とは異なる符号化方式
の映像を再生する端末に配信する際に、簡単な伝送設備
で、配信先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことので
きる、低コストで伝送効率のよい映像再生および配信を
可能にする映像再生配信方法およびそれを用いた映像再
生配信装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の映像再生配信方
法は、映像の供給元から配信された符号化デジタル映像
を再生するとともに、前記符号化デジタル映像とは異な
る符号化方式の映像を再生する端末に配信する映像再生
配信方法において、前記供給元から配信された符号化デ
ジタル映像を再生用と前記端末への配信用とに分配し、
前記配信用のデジタル映像を復号して得られたデジタル
映像を直接、前記端末の符号化方式で符号化して前記端
末へ配信することを特徴とする。
法は、映像の供給元から配信された符号化デジタル映像
を再生するとともに、前記符号化デジタル映像とは異な
る符号化方式の映像を再生する端末に配信する映像再生
配信方法において、前記供給元から配信された符号化デ
ジタル映像を再生用と前記端末への配信用とに分配し、
前記配信用のデジタル映像を復号して得られたデジタル
映像を直接、前記端末の符号化方式で符号化して前記端
末へ配信することを特徴とする。
【０００９】本発明によれば、簡単な伝送設備で、配信
先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことのできる、低
コストで伝送効率のよい映像再生および配信を可能にす
る。
先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことのできる、低
コストで伝送効率のよい映像再生および配信を可能にす
る。
【００１０】本発明の映像再生配信装置は、映像の供給
元から配信された符号化デジタル映像を再生するととも
に、前記符号化デジタル映像とは異なる符号化方式の映
像を再生する端末に配信する映像再生配信装置におい
て、前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再
生用と前記端末への配信用とに分配する分配手段と、こ
の分配手段で分配された前記配信用のデジタル映像を復
号して得られたデジタル映像を直接、前記端末の符号化
方式で符号化して前記端末へ配信する配信手段と、前記
分配手段で分配された前記再生用のデジタル映像を再生
する再生手段と、を具備したことを特徴とする。
元から配信された符号化デジタル映像を再生するととも
に、前記符号化デジタル映像とは異なる符号化方式の映
像を再生する端末に配信する映像再生配信装置におい
て、前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再
生用と前記端末への配信用とに分配する分配手段と、こ
の分配手段で分配された前記配信用のデジタル映像を復
号して得られたデジタル映像を直接、前記端末の符号化
方式で符号化して前記端末へ配信する配信手段と、前記
分配手段で分配された前記再生用のデジタル映像を再生
する再生手段と、を具備したことを特徴とする。
【００１１】本発明によれば、簡単な伝送設備で、配信
先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことのできる、低
コストで伝送効率のよい映像再生および配信を可能にす
る。
先の端末で再生する映像の劣化を防ぐことのできる、低
コストで伝送効率のよい映像再生および配信を可能にす
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１３】図１は、本発明にかかる映像再生配信方法
を適用した場合にその効果の期待できるネットワークの
適用例を示したものである。多数の小型店を有する銀行
や商店等で、各小型店の映像を地域グループ毎に１つの
大型店で精細な動画像として見ることができるようにし
たい。さらに、小型店や大型店を統括する本社ｚ１にお
いても各小型店や大型店の映像を見ることができるよう
にしたいが、映像を伝送する際の距離が長くなることや
重要度の違いから小型店や大型店で取り込まれた動画像
映像のうちの重要な数フレームのみからなる準動画像程
度の映像でもかまわない。このような場合に、映像を伝
送するネットワークは、図１に示すように、地域グルー
プ内の複数の小型店と１つの大型店を接続する複数の下
位ネットワークＸ１〜Ｘ３と、これら複数の大型店ｙ１
〜ｙ３と本社ｚ１とを接続する上位ネットワークとで階
層構成をなし、下位ネットワークにおける映像の符号化
方式と、上位ネットワークにおける映像の符号化方式と
は異なっている。下位ネットワークｘ１上の各小型店で
取り込まれた詳細な動画像映像は大型店ｙ１で監視され
るとともに、その動画像映像のうちの数フレームからな
る準動画像映像は大型店ｙ１から上位ネットワークを介
して本社にも送られて監視されるようになっている。
を適用した場合にその効果の期待できるネットワークの
適用例を示したものである。多数の小型店を有する銀行
や商店等で、各小型店の映像を地域グループ毎に１つの
大型店で精細な動画像として見ることができるようにし
たい。さらに、小型店や大型店を統括する本社ｚ１にお
いても各小型店や大型店の映像を見ることができるよう
にしたいが、映像を伝送する際の距離が長くなることや
重要度の違いから小型店や大型店で取り込まれた動画像
映像のうちの重要な数フレームのみからなる準動画像程
度の映像でもかまわない。このような場合に、映像を伝
送するネットワークは、図１に示すように、地域グルー
プ内の複数の小型店と１つの大型店を接続する複数の下
位ネットワークＸ１〜Ｘ３と、これら複数の大型店ｙ１
〜ｙ３と本社ｚ１とを接続する上位ネットワークとで階
層構成をなし、下位ネットワークにおける映像の符号化
方式と、上位ネットワークにおける映像の符号化方式と
は異なっている。下位ネットワークｘ１上の各小型店で
取り込まれた詳細な動画像映像は大型店ｙ１で監視され
るとともに、その動画像映像のうちの数フレームからな
る準動画像映像は大型店ｙ１から上位ネットワークを介
して本社にも送られて監視されるようになっている。
【００１４】このように、下位ネットワークと上位ネッ
トワークとの中継点である大型店において、映像の供給
元である下位ネットワーク上の端末（すなわち、小型店
に設置されたカメラとデコーダ）から配信された符号化
デジタル映像を再生するとともに、該符号化デジタル映
像とは異なる符号化方式の映像を再生する上位ネットワ
ーク上の端末（すなわち、本社に設置されたデコーダと
モニタ装置）に配信する際、本発明を適用することで効
率的な映像伝送が実現できる。
トワークとの中継点である大型店において、映像の供給
元である下位ネットワーク上の端末（すなわち、小型店
に設置されたカメラとデコーダ）から配信された符号化
デジタル映像を再生するとともに、該符号化デジタル映
像とは異なる符号化方式の映像を再生する上位ネットワ
ーク上の端末（すなわち、本社に設置されたデコーダと
モニタ装置）に配信する際、本発明を適用することで効
率的な映像伝送が実現できる。
【００１５】なお、下位、上位のネットワークの伝送方
式は、ここでは特に特定しないが、例えば、ＡＴＭ（As
ynchronous Transfer mode）ネットワークであっても
よい。この場合、地域グループ内の各小型店と大型店、
本社のそれぞれには、少なくともＡＴＭスイッチ（交換
機）を含むノード装置が設置されて、このノード装置と
それらを接続する例えば光ファイバーとにより、図１に
示したような階層構成のＡＴＭネットワークを構成し、
セル化された映像が伝送される。
式は、ここでは特に特定しないが、例えば、ＡＴＭ（As
ynchronous Transfer mode）ネットワークであっても
よい。この場合、地域グループ内の各小型店と大型店、
本社のそれぞれには、少なくともＡＴＭスイッチ（交換
機）を含むノード装置が設置されて、このノード装置と
それらを接続する例えば光ファイバーとにより、図１に
示したような階層構成のＡＴＭネットワークを構成し、
セル化された映像が伝送される。
【００１６】次に、図１に示したようなネットワーク上
で映像を配信および再生する際の要部の構成について図
２を参照して説明する。
で映像を配信および再生する際の要部の構成について図
２を参照して説明する。
【００１７】図２において、下位ネットワーク（どの下
位ネットワークであっても説明は同様であるので、ここ
では、たとえば、下位ネットワークｘ１とする）上で
は、映像は符号化方式Ａ（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥ
Ｇ２）で配信され、上位ネットワーク上では符号化方式
Ａとは符号方式が異なる符号化方式Ｂ（例えば、１．５
ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）で配信されるものとする。
位ネットワークであっても説明は同様であるので、ここ
では、たとえば、下位ネットワークｘ１とする）上で
は、映像は符号化方式Ａ（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥ
Ｇ２）で配信され、上位ネットワーク上では符号化方式
Ａとは符号方式が異なる符号化方式Ｂ（例えば、１．５
ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）で配信されるものとする。
【００１８】下位ネットワークｘ１内の複数の小型店の
うちの１つに設置されているカメラ１から取り込まれた
映像（アナログ信号）は、エンコーダ２で符号化方式Ａ
（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２）の動画像に符号化
されて下位ネットワークのノード装置および伝送路で大
型店ｙ１（下位ネットワークの監視所）に伝送される。
下位ネットワークｘ１の監視所のノード装置では、配信
された６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２動画像が符号化方式変換
器３に入力される。
うちの１つに設置されているカメラ１から取り込まれた
映像（アナログ信号）は、エンコーダ２で符号化方式Ａ
（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２）の動画像に符号化
されて下位ネットワークのノード装置および伝送路で大
型店ｙ１（下位ネットワークの監視所）に伝送される。
下位ネットワークｘ１の監視所のノード装置では、配信
された６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２動画像が符号化方式変換
器３に入力される。
【００１９】符号化方式変換器３の内部構成を図３に示
す。図３において、符号化方式変換器３に入力した符号
化方式Ａ（６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２）の動画像は、ま
ず、デジタル分配部３ａにおいて２つに分配される。一
方は、そのまま出力されて、図２の下位ネットワークｘ
１の監視所の端末、すなわち、大型店ｙ１のデコーダ４
にてＮＴＳＣ映像に復号されてモニタ６に表示されるよ
うになっている。他方は、図３の第１の変換部３ｂに出
力されて、ここで、復号されて非圧縮のデジタル画像に
変換され、さらに、第２の変換部３ｃによって符号化方
式Ｂ（例えば、１．５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）の画像
へと変換され、上位ネットワークの伝送路に出力され
る。
す。図３において、符号化方式変換器３に入力した符号
化方式Ａ（６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２）の動画像は、ま
ず、デジタル分配部３ａにおいて２つに分配される。一
方は、そのまま出力されて、図２の下位ネットワークｘ
１の監視所の端末、すなわち、大型店ｙ１のデコーダ４
にてＮＴＳＣ映像に復号されてモニタ６に表示されるよ
うになっている。他方は、図３の第１の変換部３ｂに出
力されて、ここで、復号されて非圧縮のデジタル画像に
変換され、さらに、第２の変換部３ｃによって符号化方
式Ｂ（例えば、１．５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）の画像
へと変換され、上位ネットワークの伝送路に出力され
る。
【００２０】上位ネットワークを通じて本社ｚ１（上位
ネットワークの監視所）のノード装置に配信された１．
５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ画像は、図２のデコーダ５で
ＮＴＳＣ映像に復号されてモニタ７に表示されるように
なっている。
ネットワークの監視所）のノード装置に配信された１．
５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ画像は、図２のデコーダ５で
ＮＴＳＣ映像に復号されてモニタ７に表示されるように
なっている。
【００２１】なお、図２では、ノード装置を省略してい
るが、あえて言うならば、図２の伝送路がノード装置と
光ファイバーに対応し、カメラ１、エンコーダ２、デコ
ーダ５、モニタ７、デコーダ４、モニタ６は、ノード装
置に接続する端末に対応する。また、符号化方式変換器
３は、大型店に設置されたノード装置に含まれていても
よく、その場合、図３のデジタル分配部３ａはＡＴＭス
イッチに対応する。
るが、あえて言うならば、図２の伝送路がノード装置と
光ファイバーに対応し、カメラ１、エンコーダ２、デコ
ーダ５、モニタ７、デコーダ４、モニタ６は、ノード装
置に接続する端末に対応する。また、符号化方式変換器
３は、大型店に設置されたノード装置に含まれていても
よく、その場合、図３のデジタル分配部３ａはＡＴＭス
イッチに対応する。
【００２２】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、下位ネットワークｘ１と上位ネットワークとの中継
点である大型店ｙ１に設置されたノード装置の符号化方
式変換器３において、映像の供給元である下位ネットワ
ークｘ１上の端末（すなわち、小型店に設置されたカメ
ラ１とデコーダ２）から配信された符号化デジタル映像
（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２の動画像）を２つに
分配し、一方は、それをそのままデコーダ４に出力して
アナログ映像に変換してモニタ６に表示し、他方は、第
１の変換部３ｂで復号して非圧縮のデジタル画像に変換
した後、さらに第２の変換部３ｃで符号化方式Ｂ（例え
ば、１．５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）の画像へと変換し
て上位ネットワークの伝送路へ出力することにより、上
位ネットワーク上の本社ｚ１へ配信される符号化デジタ
ル映像は、中継点の大型店ｙ１でアナログ映像に変換さ
れていないので、本社ｚ１の端末（デコーダ５、モニタ
７）で再生する映像は、小型店で取り込まれたオリジナ
ルの映像と比較しても画質の劣化がない。また、小型店
のノード装置において、オリジナルのアナログ映像を２
つに分配して、それぞれを異なる符号化方式で符号化し
て別個の伝送路で大型店ｙ１と本社ｚ１に配信する場合
と比較して、伝送路の無駄がなく、効率のよい映像配信
が行える。
ば、下位ネットワークｘ１と上位ネットワークとの中継
点である大型店ｙ１に設置されたノード装置の符号化方
式変換器３において、映像の供給元である下位ネットワ
ークｘ１上の端末（すなわち、小型店に設置されたカメ
ラ１とデコーダ２）から配信された符号化デジタル映像
（例えば、６ＭｂｐｓのＭＰＥＧ２の動画像）を２つに
分配し、一方は、それをそのままデコーダ４に出力して
アナログ映像に変換してモニタ６に表示し、他方は、第
１の変換部３ｂで復号して非圧縮のデジタル画像に変換
した後、さらに第２の変換部３ｃで符号化方式Ｂ（例え
ば、１．５ＭｂｐｓのＭ−ＪＰＥＧ）の画像へと変換し
て上位ネットワークの伝送路へ出力することにより、上
位ネットワーク上の本社ｚ１へ配信される符号化デジタ
ル映像は、中継点の大型店ｙ１でアナログ映像に変換さ
れていないので、本社ｚ１の端末（デコーダ５、モニタ
７）で再生する映像は、小型店で取り込まれたオリジナ
ルの映像と比較しても画質の劣化がない。また、小型店
のノード装置において、オリジナルのアナログ映像を２
つに分配して、それぞれを異なる符号化方式で符号化し
て別個の伝送路で大型店ｙ１と本社ｚ１に配信する場合
と比較して、伝送路の無駄がなく、効率のよい映像配信
が行える。
【００２３】なお、上記実施形態では、下位、上位のネ
ットワークの伝送方式の一例としてＡＴＭを挙げたが、
これに限定されるものではなく、各種伝送方式に適用で
きる。 また、上記実施形態では、符号化方式の変換例
としてＭＰＥＧ２からＭ−ＪＰＥＧの場合を挙げたが、
これに限定されるものではなく、ＭＰＥＧ２、Ｍ−ＪＰ
ＥＧ、ＭＰＥＧ４、Ｈ．２６１等各種符号化方式間で変
換を行う場合にも、本発明は有効である。
ットワークの伝送方式の一例としてＡＴＭを挙げたが、
これに限定されるものではなく、各種伝送方式に適用で
きる。 また、上記実施形態では、符号化方式の変換例
としてＭＰＥＧ２からＭ−ＪＰＥＧの場合を挙げたが、
これに限定されるものではなく、ＭＰＥＧ２、Ｍ−ＪＰ
ＥＧ、ＭＰＥＧ４、Ｈ．２６１等各種符号化方式間で変
換を行う場合にも、本発明は有効である。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像の供給元から配信された符号化デジタル映像を再生
するとともに、該符号化デジタル映像とは異なる符号化
方式の映像を再生する端末に配信する際に、簡単な伝送
設備で、配信先の端末で再生する映像の劣化を防ぐこと
のできる、低コストで伝送効率のよい映像再生および配
信を可能にする。
映像の供給元から配信された符号化デジタル映像を再生
するとともに、該符号化デジタル映像とは異なる符号化
方式の映像を再生する端末に配信する際に、簡単な伝送
設備で、配信先の端末で再生する映像の劣化を防ぐこと
のできる、低コストで伝送効率のよい映像再生および配
信を可能にする。
【図１】本発明の実施形態に係るネットワーク構成を示
した図。
した図。
【図２】図１に示したようなネットワーク上で映像を配
信および再生する際の要部の構成例を示した図。
信および再生する際の要部の構成例を示した図。
【図３】符号化方式変化器の内部構成を示した図。
【図４】従来の映像の再生配信方法を説明するための
図。
図。
【図５】従来の映像の再生配信方法を説明するための
図。
図。
１…カメラ、 ２…エンコーダ ３…符号化方式変換器 ３ａ…デジタル分配部 ３ｂ…第１の変換部 ３ｃ…第２の変換部 ４、５…デコーダ ６、７…モニタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） ９Ａ００１ Ｆターム(参考） 5C059 KK23 RA06 RE09 SS02 UA05 5C064 BA01 BA04 BB05 BC10 BC11 BC14 BC16 BC20 BC27 5K028 AA04 AA11 AA17 CC05 EE03 KK23 5K030 GA04 GA11 HA10 HB02 HC01 HC11 JT04 KA19 LA07 LD13 LD17 5K101 KK18 MM07 NN06 NN18 NN21 RR16 9A001 BB04 CC02 EE04 HH27 HH30 JJ59
Claims (2)
- 【請求項１】 映像の供給元から配信された符号化デジ
タル映像を再生するとともに、前記符号化デジタル映像
とは異なる符号化方式の映像を再生する端末に配信する
映像再生配信方法において、 前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再生用
と前記端末への配信用とに分配し、前記配信用のデジタ
ル映像を復号して得られたデジタル映像を直接、前記端
末の符号化方式で符号化して前記端末へ配信することを
特徴とする映像再生配信方法。 - 【請求項２】 映像の供給元から配信された符号化デジ
タル映像を再生するとともに、前記符号化デジタル映像
とは異なる符号化方式の映像を再生する端末に配信する
映像再生配信装置において、 前記供給元から配信された符号化デジタル映像を再生用
と前記端末への配信用とに分配する分配手段と、 この分配手段で分配された前記配信用のデジタル映像を
復号して得られたデジタル映像を直接、前記端末の符号
化方式で符号化して前記端末へ配信する配信手段と、 前記分配手段で分配された前記再生用のデジタル映像を
再生する再生手段と、 を具備したことを特徴とする映像再生配信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000095177A JP2001285823A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 映像再生配信方法および映像再生配信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000095177A JP2001285823A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 映像再生配信方法および映像再生配信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001285823A true JP2001285823A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18610113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000095177A Pending JP2001285823A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 映像再生配信方法および映像再生配信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001285823A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007181066A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toshiba Corp | データ転送装置 |
| JP2010502099A (ja) * | 2006-08-18 | 2010-01-21 | テラヨン コミュニケーション システムズ インコーポレイテッド | 回路間でデジタルデータを転送する方法と装置 |
| US8355439B2 (en) | 2003-08-12 | 2013-01-15 | Hitachi, Ltd. | Transcoder and imaging apparatus for converting an encoding system of video signal |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000095177A patent/JP2001285823A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8355439B2 (en) | 2003-08-12 | 2013-01-15 | Hitachi, Ltd. | Transcoder and imaging apparatus for converting an encoding system of video signal |
| JP2007181066A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toshiba Corp | データ転送装置 |
| JP2010502099A (ja) * | 2006-08-18 | 2010-01-21 | テラヨン コミュニケーション システムズ インコーポレイテッド | 回路間でデジタルデータを転送する方法と装置 |
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