JP2001284531A - クロック切替装置 - Google Patents

クロック切替装置

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JP2001284531A
JP2001284531A JP2000090991A JP2000090991A JP2001284531A JP 2001284531 A JP2001284531 A JP 2001284531A JP 2000090991 A JP2000090991 A JP 2000090991A JP 2000090991 A JP2000090991 A JP 2000090991A JP 2001284531 A JP2001284531 A JP 2001284531A
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Hiroyoshi Watanabe
浩好 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常動作時のクロック周波数が高く、その定
常動作時に大電流を消費する大電流消費型半導体デバイ
スを試験する場合に、その半導体デバイスに印加するク
ロックの周波数を徐々に高める制御と徐々に低下させる
制御を欠陥パルス波形を発生させることなく実行するク
ロック切替装置を提供する。 【解決手段】 半導体デバイスで必要とする全ての周波
数のクロックを発生するクロック発生部と、このクロッ
ク発生部で発生したクロックを選択して出力する選択回
路とを具備して構成されるクロック切替装置において、
各クロックに同期した開閉制御信号を生成する同期化回
路を設け、この同期化回路で得られる各クロックに同期
した開閉制御信号により選択回路を構成するゲート回路
を開閉制御する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動作速度が高速で
あるが為に消費電流が大きい半導体デバイスを試験する
場合に利用して好適なクロック切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOS構造の半導体デバイスはFET
によって構成されるスイッチ素子がクロックに同期して
オン、オフ動作するためFETがオンからオフ、オフか
らオンの状態に反転するごとに比較的大きな電流を消費
する。従って、動作クロックの周波数に比例して電流消
費量が多くなる特性を具備している。このために動作速
度が特に速い半導体デバイスで、例えばクロックの周波
数が500MHz〜2GHz程度に達するデバイスでは極め
て大きな電流(例えば40〜50アンペア)を消費する
ものがある。
【0003】このような大電流消費型半導体デバイスで
は起動の当初から大電流を消費する動作モードで起動さ
せると電源回路の負担が大きいため、起動の当初は定常
動作時のクロック周波数より低い周波数のクロックで動
作を開始させ、時間の経過に従って段階的にクロックの
周波数を上昇させ、最終的に定常の動作クロックで動作
させる仕組みが搭載されている。図4にその一例を示
す。図4に示す符号10は大電流消費型半導体デバイス
を示す。この大電流消費型半導体デバイス10の内部に
周波数切替回路11が設けられる。この周波数切替回路
11に外部からクロック入力端子CLKを通じて例えば
200MHzのクロックを入力する。
【0004】周波数切替回路11は起動時の当初はスル
ーの状態に設定され、入力された200MHzのクロック
をそのまま負荷となる回路12に供給するが、時間の経
過に従って例えば400MHz,800MHzの順にクロッ
クの周波数を変換し、最終的に800MHzのクロックを
回路12に与える状態で安定する。動作を停止させる場
合は周波数切替回路11は800MHzのクロックの出力
状態から400MHz,200MHzの順に周波数を降下さ
せ、消費電流を徐々に低下させて動作を停止させる。
【0005】この大電流消費型半導体デバイス10を試
験する場合、周波数切替回路11が正常に動作するか否
かが試験の開始時点では未だ不明であるため、一般には
周波数切替回路11をスルーの状態に設定し、外部でク
ロックの周波数を切り替えて印加する必要がある。図5
に従来の技術で考えられるクロック切替装置の一例を示
す。20はクロック切替装置の全体を指す。クロック切
替装置20は大電流消費型半導体デバイス10で必要と
する全ての周波数のクロックを発生するクロック発生部
21と、このクロック発生部21で発生する各周波数の
クロックの何れか一つを選択して取り出す選択回路22
と、この選択回路22の切替状態を制御する制御器23
とによって構成することができる。
【0006】クロック発生部21は入力端子24に入力
される原クロックPCの1/16の周波数のクロック1
/16PCを出力する1/16分周器21Aと、原クロ
ックPCの例えば1/2の周波数のクロック1/2PC
を発生する1/2分周器21Bと、原クロックPCをそ
のまま出力するスルー回路21Cとによって構成され
る。選択回路22は複数のゲート回路22A,22B,
22Cとによって構成され、このゲート回路22A,2
2B,22Cの何れか一つが制御器23から出力される
開閉制御信号によって開の状態に制御され、クロック発
生部21で発生するクロック1/16PC,1/2P
C,PCの何れかを選択してドライバDRを通じて大電
流消費型半導体デバイス10のクロック入力端子CLK
に印加される。
【0007】原クロックPCの周波数を例えば1GHzと
した場合、1/2分周器21Bは500MHzのクロック
を出力し、1/16分周器21Cは62.5MHzのクロッ
クを出力することになる。従って、大電流消費型半導体
デバイス10を試験開始に先立って動作状態にさせるに
は先ずゲート回路22Aを開に制御し、大電流消費型半
導体デバイス10のクロックCLKに62.5MHzのクロ
ックを印加する。62.5MHzのクロック周波数で動作が
安定したと見られる時間が経過した時点(数秒程度)で
ゲート回路22Aを閉じ、代わってゲート回路22Bを
開に制御する。次にゲート回路22Bを閉じ、ゲート回
路22Cを開いて最高周波数1GHzのクロックPCをク
ロック入力端子CLKに印加する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したクロック
切替装置20において制御器23から各ゲート回路22
A,22B,22Cに与える開閉制御信号XA,XB,
XCが各クロック信号1/16PC,1/2PC,PC
に同期していないものとすると、クロックの一部が切除
されたパルスが発生するおそれがある。つまり、図6に
示すように、各クロックPC,1/2PC,1/16P
Cに対して時点T1で開閉制御信号XBとXCが反転し
たとすると、図6Fに示すように最高周波数の原クロッ
クPCのパルス幅τの一部が切除されたパルス幅が狭い
パルスP1が発生する。
【0009】また、図7に示すように1/16PCがH
論理の状態で開閉制御信号XCがL論理に立下り、代わ
って開閉制御信号XBがH論理に立上がったとすると、
ゲート回路22から出力されるクロックは図7Eに示す
ように、1/16PCの立下りの直後にクロック1/2
PCが出力され、この場合もパルス幅が狭い負のパルス
P2が出力される。最高周波数の原クロックPCのパル
ス幅τより短いパルス幅のパルスP1またはP2が半導
体デバイス10に印加されると、半導体デバイス10の
内部のFETの状態が反転するものと、反転しないもの
とが発生し、動作状態が全く予期しない異別の状態に転
換されてしまうおそれがある。
【0010】また、クロックが無の状態が図6Gに示す
ように規定の時間、例えば1μs 程度以上経過すると、
折角流れ始めた電流値がゼロの状態に戻ってしまうた
め、その状態から例えば最高速度の原クロックPCが印
加されたとすると、急激に電流消費量が増加するため危
険である。この発明の目的は図6及び図7に示したよう
なパルス幅が規定のパルス幅τより狭いパルスP1また
はP2が発生する現象、或いはクロックが無の状態が規
定の時間以上継続するような現象が発生することのない
クロック切替回路を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1で
は、半導体デバイスで必要な全ての周波数のクロックを
発生するクロック発生部と、このクロック発生部で発生
する各周波数のクロックの何れか一つを選択して取り出
す複数のゲート回路と、この複数のゲート回路に開閉制
御信号を供給する制御器とを具備して構成されるクロッ
ク切替回路において、制御器は複数のゲート回路に印加
する開閉制御信号の変換点を各周波数のクロックの立上
がりまたは立下りのタイミングに同期化する複数の同期
化回路によって構成したクロック切替装置を提案する。
【0012】この発明の請求項2では、請求項1記載の
クロック切替装置において、制御器を構成する複数の同
期化回路の中の最も低い周波数のクロックを開閉制御す
るゲート回路に開閉制御信号を与える同期化回路を除く
他の同期化回路の各前段側に、低い周波数側の同期化回
路が出力する開閉制御信号が閉を制御する状態に反転し
たことを検出して自己の同期化回路に切替指令信号を印
加する禁止ゲートを設けた構成としたクロック切替装置
を提案する。
【0013】
【作 用】この発明の請求項1で提案するクロック切替
回路の構成によれば、各同期化回路はそれぞれ周波数が
異なる各クロック1/16PC,1/2PC,PCのそ
れぞれに同期した制御信号を出力する各ゲート回路22
A,22B,22Cは自己が開閉制御するクロックに同
期した制御信号によって開閉制御されるから、自己が開
閉制御するクロックの一部を切り取られたパルス幅が狭
いパルスP1が出力される現象及び或る周波数のクロッ
クの終了のタイミングに接近して他の周波数のクロック
が出力されてパルス幅が狭い負のパルスP2が発生する
現象を回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の請求項1で提案
するクロック切替装置の一実施例を示す。図5と対応す
る部分には同一符号を付して示す。つまり、図1に示す
20はクロック切替装置の全体を指す。クロック切替装
置は図5で説明したように、大電流消費型半導体デバイ
ス10が必要とする全ての周波数を持つクロックを出力
するクロック発生部21と、このクロック発生部21が
出力する各周波数のクロックの中の何れか一つを選択し
て出力する選択回路22と、この選択回路22に制御信
号を供給する制御器23とを具備して構成される。
【0015】この発明の特徴とする構成は制御器23に
存在する。この発明の特徴とする制御器23は、この制
御器23に入力される切替指令信号XA,XB,XCを
各クロックの周期に同期した開閉制御信号XAO,XB
O,XCOに変換する同期化回路SYNC1,SYNC
2,SYNC3を設けた点である。この同期化回路は、
例えばD型フリップフロップを2段縦続接続して構成す
ることができる。更にこの発明では最も周波数が低いク
ロックを選択するゲート回路22Aに開閉制御信号XA
Oを与える同期化回路SYNC1を除く他の同期化回路
SYNC2,SYNC3の各前段側に禁止ゲートG1,
G2を設けた点である。これらの禁止ゲートG1とG2
はそれぞれの各一方の入力端子に、その禁止ゲートG
1,G2を接続したクロック信号系路より低い周波数の
クロック信号系路のゲート回路22A,22Bが閉じて
いる状態を検出した信号を与える。
【0016】各同期化回路SYNC1〜SYNC3を構
成する例えばD型フリップフロップの正相出力端子から
開閉制御信号XAO,XBO,XCOを取り出して、こ
の開閉制御信号XAO,XBO,XCOを各ゲート回路
22A,22B,22Cに印加する。また逆相出力端子
からは、これらの各ゲート回路22Aと22Bが閉じた
状態でH論理となる検出信号/XAO,/XBOを取り
出し、この検出信号/XAO,/XBOを禁止ゲートG
1とG2の各一方の入力端子に供給する。
【0017】従って、これらの禁止ゲートG1とG2は
自己の経路の周波数より低い周波数の経路のゲート回路
22Aか22Bが閉の状態に制御されると、開の状態に
制御され、この状態で切替指令信号XAまたはXCを同
期化回路SYNC1またはSYNC3に印加する。各同
期化回路SYNC1〜SYNC3を構成するD型フリッ
プフロップの各クロック入力端子には同期化回路SYN
C1では最も周波数が低いクロック(この実施例では説
明を簡素化するために分周器21Aを1/4分周器とし
た場合を示す)1/4PCを印加し、同期化回路SYN
C2では1/2分周器21Bの分周出力として得られる
クロック1/2PCを印加し、同期化回路SYNC3に
は原クロックPCを印加する。
【0018】図2を用いて最も低い周波数のクロック1
/4PCを出力している状態から、原クロックPCの1
/2の周波数のクロック1/2PCに切り替える場合の
動作を説明する。図2Aは原クロックPCの波形を示
す。また図2Bは分周器21Bが出力するクロック1/
4PCの波形を、図2Cは分周器21Aが出力するクロ
ック1/4PCの波形を示す。図2ではこれらのクロッ
クPC,1/2PC,1/4PCの立上がりと立下りの
タイミングが一致しているように描いているが、現実は
これらのクロックPC,1/2PC,1/4PCには各
信号経路の遅延時間のバラツキにより位相差が与えら
れ、立上がり及び立下りのタイミングは必ずしも一致し
ていない。
【0019】図2DにはタイミングT1で切替指令信号
XAがH論理に転換された場合を示す。切替指令信号X
AがH論理に反転すると、同期化回路SYNC1を構成
する前段側のD型フリップフロップは、その直後に供給
されるクロック1/4PCの立上がりのタイミングでH
論理を読み込む。クロック1/4PCの次の立上がりの
タイミングで次段のフリップフロップが前段側のフリッ
プフロップの出力値を読み取るから、クロック1/4P
Cの1周期の時間8τの遅延が与えられてタイミングT
2で開閉制御信号XAO(図2E)が出力される。開閉
制御信号XAOがH論理に立上がることによりゲート回
路22Aが開の状態に制御され、ゲート回路22Aを通
じてクロック1/4PCが出力される。ここで、ゲート
回路22Aが開になるタイミングはクロック1/4PC
の立上がりのタイミングに一致している。
【0020】ゲート回路22Aがクロック1/4PCを
出力している状態でタイミングT3で切替指令信号XA
がL論理に立下げられ、代わって切替指令信号XBが図
2Gに示すようにH論理に立上げられた場合は、この状
態では検出信号/XAOは図2Hに示すようにL論理に
維持されているから、禁止ゲートG1は未だ閉の状態に
保持されている。タイミングT3からクロック1/4P
Cの立上がりが同期化回路SYNC1に2回与えられる
と、同期化回路SYNC1が出力する開閉制御信号XA
O(図2E)はL論理に立下りゲート回路22Aは閉の
状態に制御される。
【0021】これと共に検出信号/XAO(図2H)が
H論理に立上がるから禁止ゲートG1が開の状態とな
り、同期化回路SYNC2の入力にH論理が与えられ
る。検出信号/XAOがH論理に立上がったタイミング
T4からクロック1/2PCの立上がりが同期化回路S
YNC2に2回与えられると、同期化回路SYNC2は
開閉制御信号XBOをH論理に反転させる。この反転に
よりゲート回路22Bは開の状態に制御され、クロック
1/2PCを出力する状態(図2J)となる。
【0022】切替指令信号XBがL論理に反転され、切
替指令信号XCがH論理に反転した場合にもゲート回路
22Bが閉じたことを検出して禁止ゲートG2が開き、
そのタイミングから原クロックPCの1周期の遅延時間
を経過してゲート回路22Cが開の状態に制御される。
このように低い周波数のクロックから高い周波数のクロ
ックに切り替わる場合には、禁止ゲートG1とG2が周
波数の低いクロックを開閉制御するゲート回路22Aと
22Bが閉じたことを検出して自己の同期化回路SYN
C2とSYNC3に切替指令信号XBまたはXCを印加
し、この印加のタイミングから同期化回路SYNC2と
SYNC3の遅延時間分遅れてゲート回路22Bまたは
22Cが開の状態に制御されるから、低い周波数のクロ
ックの直後に高い周波数のクロックが接近して出力され
る現象(図7参照)が発生することを回避することがで
きる。
【0023】図3は高い周波数から低い周波数に切り替
える場合の動作状況を示す。図3Dに示すように、ゲー
ト回路22Cから原クロックPCが出力されている状態
において、タイミングT5で切替指令信号XCがL論理
に立下げられ、代わって切替指令信号XBがH論理に立
上げられると、タイミングT5以後に原クロックPCの
立上がりが同期化回路SYNC3に2回入力されると、
同期化回路SYNC3から出力される開閉制御信号XC
O(図3G)がL論理に反転する。これによりゲート回
路22Cが閉の状態に制御され、原クロックPCが出力
される状態は消滅する。
【0024】一方、切替指令信号XBがH論理に反転す
ると、この場合は禁止ゲートG1が既に開いていかる
ら、この切替指令信号XBがH論理に反転した直後から
クロック1/2PCが同期化回路SYNC2に印加され
る。クロック1/2PCの立上がりが同期化回路SYN
C2に2回入力されると、同期化回路SYNC2は図3
Hに示すようにH論理の開閉制御信号XBOを出力す
る。開閉制御信号XBOがH論理に反転することによ
り、ゲート回路22Bが開の状態に制御され、ゲート回
路22Bからクロック1/2PCが出力される(図3
I)。
【0025】このように高い周波数から低い周波数に切
り替える場合には同期化回路SYNC1,SYNC2,
SYNC3の遅延時間の存在によって、低い周波数のク
ロックを開閉制御するゲート回路22Bが開くタイミン
グは高い周波数のクロックを開閉するゲート回路22C
が閉じたタイミングからクロック1/2PCの1周期相
当する時間4τ遅延されるから、高い周波数のクロック
PCと低い周波数のクロック1/2PCとが接近して出
力されることはない。この結果、パルス幅が狭いパルス
が発生する現象が回避される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
選択回路22を構成するゲート回路22A,22B,2
2Cはそれぞれ自己が開閉制御するクロック1/4P
C,1/2PC,PCのそれぞれに同期して立上がり、
立下がる同期化された開閉制御信号XAO,XBO,X
COによって開閉制御されるから、パルスの途中で開ま
たは閉に制御されてパルス幅が狭いパルスP1を発生さ
せる現象は回避される。
【0027】また、各クロックに同期してゲート回路2
2A〜22Cを開閉制御し、更に同期化回路SYNC1
〜SYNC3の遅延時間を経過して切替え後のクロック
を出力させるから、切替え前のクロックの直後に切替え
後のクロックが接近して出力れてパルス幅が狭い負のパ
ルスP2(図7参照)が出力される現象も回避される。
更に、切替え時点で無信号の期間は切替え後のクロック
の1周期の期間を限度とし、この期間以上にわたって無
信号の期間が継続されることはない。特に、クロックの
周波数を上昇方向に切り替える場合には、クロックの周
波数が高い周波数に切り替えられるに従って無信号の時
間は徐々に短くなる傾向に変化するから、消費電流を増
加させる方向に制御する動作によく整合する。
【0028】また、クロックの周波数を低下させる方向
に制御する場合には、クロックの周波数を低い周波数に
切り替えるごとに、無信号の時間も徐々に長くなる傾向
に変化する。この結果、消費電流を徐々に低下させる制
御動作によく整合する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるクロック切替装置の一実施例を
説明するためのブロック図。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図3】図2と同様に図1の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図4】大電流消費型半導体デバイスの構造の一例を説
明するためのブロック図。
【図5】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図6】従来の技術の欠点を説明するためのタイミング
チャート。
【図7】従来の技術の他の欠点を説明するためのタイミ
ングチャート。
【符号の説明】
20 クロック切替装置 21 クロック発生部 22 選択回路 23 制御器 22A〜22C ゲート回路 SYNC1〜SYNC3 同期化回路 G1,G2 禁止ゲート XA〜XC 切替指令信号 XAO〜XCO 開閉制御信号 PC 原クロック 1/2PC 原クロックの1/2の周波数のクロック 1/4PC 原クロックの1/4の周波数のクロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 5/00 H03K 5/00 X 17/00 Fターム(参考) 2G032 AA01 AB01 AE07 AG07 5B079 BA03 BB04 BC02 DD03 DD13 DD17 5F038 DT02 DT07 DT08 EZ20 5J055 AX11 AX40 AX66 BX03 CX00 DX01 EZ00 EZ25 EZ31 GX01 GX04 9A001 BB06 JJ45 KK37 LL05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.半導体デバイスで必要な全ての周波
    数のクロックを発生するクロック発生部と、 B.このクロック発生部で発生する各周波数のクロック
    の何れか一つを選択して取り出す複数のゲート回路と、 C.この複数のゲート回路に開閉制御信号を供給する制
    御器とを具備して構成されるクロック切替回路におい
    て、 D.上記制御器は上記複数のゲート回路に印加する開閉
    制御信号の変換点を各周波数のクロックの立上がりまた
    は立下りのタイミングに同期化する複数の同期化回路に
    よって構成したことを特徴とするクロック切替装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック切替装置におい
    て、上記制御器を構成する複数の同期化回路の中の最も
    低い周波数のクロックを開閉制御するゲート回路に開閉
    制御信号を与える同期化回路を除く他の同期化回路の各
    前段側に、低い周波数側の同期化回路が出力する開閉制
    御信号が閉を制御する状態に反転したことを検出して自
    己の同期化回路に切替指令信号を印加する禁止ゲートを
    設けた構成としたことを特徴とするクロック切替装置。
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