JP2001283291A - 指紋情報読取機能付き取引装置 - Google Patents

指紋情報読取機能付き取引装置

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JP2001283291A
JP2001283291A JP2000095207A JP2000095207A JP2001283291A JP 2001283291 A JP2001283291 A JP 2001283291A JP 2000095207 A JP2000095207 A JP 2000095207A JP 2000095207 A JP2000095207 A JP 2000095207A JP 2001283291 A JP2001283291 A JP 2001283291A
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card
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reading
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JP2000095207A
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English (en)
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Yoshiko Kinoshita
佳子 木下
元 ▲高▼島
Hajime Takashima
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動取引装置における、カード又は有価証券類
の不正使用者の特定、及び不正使用の防止を目的とす
る。 【解決手段】カード又は有価証券類を使用した取引時
に、カード又は有価証券類の潜在指紋情報を読取り、記
憶し、必要に応じて指紋情報を検索可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が挿入した
カード又は有価証券類により取引を行なう自動取引装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金融機関等では、顧客操作型
の自動取引装置の設置コーナをテレビカメラで映像記録
したり、現金引出し等取引時のカード使用に、暗証番号
を入力するシステムにするなど、他人のカード不正使用
及び偽造カード使用の防止が工夫されている。
【0003】また、取引時の使用カードの画像を画像情
報として取引情報とともに記録しておき、不正取引発生
時に利用することは知られている(特公平6−9327
2号公報、特公昭62−548号公報)。
【0004】しかし、カードの不正使用、及び偽造カー
ドの使用者を特定するのは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】銀行等金融機関の休日
運用、夜間運用の需要は増加する傾向にあり、また、無
人店舗の運用など含め、犯罪防止、問題発生時の対応等
必要になってきている。
【0006】中でも、顧客操作型の自動取引装置におい
て、磁気カード等の取引カードの他人の不正使用あるい
は偽造カードによる不正取引については、暗証番号入力
がガードとして設けられているが、不正使用者が何らか
の手段で入手した暗証番号を用いて不正取り引きが成立
した際の、不正使用者の特定が課題になってくる。
【0007】従来はテレビカメラにより人物映像を記録
し運用しているが、この方法では人物の確実な識別が難
しく、特定するには至らない場合がある。また、ビデオ
人物映像だけでは、過去の犯罪歴情報との照合にも十分
に対応できない。
【0008】そのため、現金引出し等の取引情報に対応
した磁気カード等取引カードの使用者を特定する情報が
記録できる手段が必要であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カード又は有価証券類の使用取引時にカ
ード又は有価証券類の潜在指紋情報を読取り、取引内容
情報とともに電子ジャーナルに記録しておき、必要に応
じて、特定取引のカード又は有価証券類の潜在指紋情報
を検索し、その使用者の特定をより確実にする特徴があ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明の一実施
例を詳細に説明する。図1は本発明の自動取引装置の外
観を示すもので、1は自動取引装置本体、4は利用者2
への案内表示・入力受付の為の表示・操作部、5は利用者
2が磁気カード3を挿入・受取る為の磁気カード出入
口、6は取引終了時に明細書を発行する明細書発行口、
7は紙幣入金及び支払の為の紙幣入出金口である。
【0011】図2は、上記図1の装置の内部構成を示す
ブロック図である。同図において、11は上記カード出
入口5より挿入された磁気カード3を内部に取り込み各
種情報を読込むカード読取機構であり、12の磁気情報
読取機構にて磁気カードに記憶されている金融機関名、
口座番号等を読取り、13のエンボス情報読取機構にて
エンボシングされている文字、数字等を光学的に読み取
り、14の指紋情報読取機構にてカードに付着した指紋
情報を光学的に読取る。
【0012】15は利用者の操作を誘導するために文字
等を表示するとともに、取引内容、暗証番号、支払金
額、支払開始等の信号を発生する表示・操作機構、16
は指定された種類の紙幣を繰出し計算して指定枚数の紙
幣を上記紙幣入出金口7に放出する支払機構、17は利
用者2へ明細書を発行する為の明細書発行機構、18は
上記構成各部を制御する信号及びデータの授受を行なう
為、メモリ、各種レジスタ及びカウンタ、演算回路及び
ロジック回路等からなる制御部である。また19は取引
情報、カードの指紋情報等を、制御部18を介して記憶
しておく記憶機構である。次に図3、図4において、上
記構成の自動取引装置での磁気カード3を用いた現金引
出し取引の動作について説明する。
【0013】利用者2が表示・操作部4より取引内容の
中から、引出しを選択入力し(ステップ101)、磁気
カード3をカード出入口5へ挿入する(ステップ10
2)。磁気カード3の挿入により、図示せぬカード挿入
検出器から検出信号が送出され、図3に示すカード送り
ローラ21a、22a、23aが回転する。磁気カード
3は前記カード送りローラとプレッシャローラ21b、
22bとの間に挟持されて奥に給送される。
【0014】この給送の途中、磁気カード3は磁気読取
機構12の下を通過し、磁気ストライプに記録された口
座番号等取引に必要な情報を読取る(ステップ10
3)。その後、磁気カード3を更に奥に送り、エンボス
情報読取機構13の下を通過する際に、エンボス情報を
光学的に読み取る(ステップ104)。磁気カード3の
後端がローラ23a、23bへ達すると、ローラの回転
は一旦停止する。
【0015】次に、カード送りローラ23a、22a,
21aは逆回転をし、磁気カード3を、それぞれプレッ
シャローラ23b、22b、21bとの間に挟んで逆方
向に搬送し、指紋情報読取機構14の下を通過時に、磁
気カード3に付着した指紋情報を光学的に読取る(ステ
ップ105)。
【0016】一方、利用者2は、表示・操作部4に表示
される案内に従って、暗証番号を入力し(ステップ10
6)、更に引出し金額を入力する(ステップ107)。
【0017】制御部18は、取引に要するデータをホス
トコンピュータに送る(ステップ108)。ホストコン
ピュータは受信した取引データに基づき、暗証番号等の
チェック、顧客情報ファイルの参照や書換えを行なった
後、取引可の取引処理データを返信する(ステップ10
9)。
【0018】制御部18は、ホストコンピュータからの
取引可の取引き処理データ受信により、口座番号、取引
内容、取引時間とともに、エンボス情報読取機構13で
読取ったエンボス情報、指紋情報読取機構14で読取っ
た指紋情報を記憶機構19に記憶する(ステップ11
0)。
【0019】こうして上記構成の自動取引装置は取引き
が実行されるごとに記憶機構19に記憶する。
【0020】尚、記憶機構19内のレコード構造を図5
に示す。取引が実行される毎に、その取引が発生した取
引年月日/時刻、取引を行なった口座番号、入出金・記
帳・振込み等の取引種別や入出金の金額等の取引内容、
取引に使用したカードのエンボス情報及び指紋情報を、
一取引につき1レコードとして順次記憶する。
【0021】一方、制御部18は、明細書発行機構17
にて明細書に取引内容を印字して明細書を発行し(ステ
ップ111)、磁気カード3を排出し(ステップ11
2)、支払機構16にて引出し金額の紙幣を繰出し、紙
幣の排出を行ない(ステップ113)、利用者2がそれ
ら媒体と紙幣を受取ると、取引動作が完了する。
【0022】尚、カードのエンボス情報又はイメージ画
像をラインセンサや面センサ等にて光学的に読取り、記
憶することは、既に各金融機関等の自動取引装置にて実
施されており、周知である。本実施例のエンボス情報の
読取りは、イメージ画像読取りであってもよい。
【0023】また、指紋情報の読取りとしては、特定の
青色光を照射し、指紋隆線から発せられる蛍光をCCD
センサで撮影する方法等、各種実用化されており、利用
できる。
【0024】尚、磁気カードは、一部分はエンボス加工
が施されてはいるが、大部分は表面が平らであり、カー
ド出入口への挿入等カード取扱い時には、一般的に、親
指と人差し指で挟む形での指先を表面に押し当てる場合
が多く、磁気カードへの指紋付着がしやすく、また、指
紋採取に要する面積も小さく限られている。更に、磁気
カードの取扱いは一般的には、所有者個人であり、多人
数の指紋が付着する機会は少なく、潜在指紋判定時に
は、その所有者本人か又は磁気カードの不正使用者に絞
られる可能性が高い。
【0025】また、本実施例では、磁気カードとしてい
るが、ICカード、プリペイドカード等の取引カードで
あっても同様である。
【0026】尚、本実施例では、カード読取機構が磁気
情報読取機構及び、エンボス情報読取機構及び、指紋情
報読取機構を独立して有しているが、エンボス情報のイ
メージ画像の読取り時は白色光の光源、指紋情報の読取
り時は青色光の光源と、別々の光源を用い、CCDセン
サ等、受光部は一つのセンサを共用することも可能であ
る。
【0027】尚、取引情報が、図5に示すように一取引
一レコードとして記憶されていることにより、取引年月
日/時刻、口座番号をキー情報として、その際使用され
たカードの指紋情報が参照できる。よって、カードの所
有者が、カードを無くしたりまた自身の認識なく取引さ
れたような不正取引、又は口座番号、暗証番号等の不正
取得により偽造されたカードによる不正取引が行なわれ
た際には、その取引年月日/時刻、口座番号より、その
時に使用されたカードの指紋情報が参照でき、その指紋
情報が不正使用者特定の有効な手掛かりとなる。
【0028】なお、取引年月日/時刻はホストコンピュ
ータ又はサーバから取引データとして受取る、あるいは
自動取引装置自体に時計機構を持ち参照する方法があ
る。
【0029】カードの不正使用の対象取引として、本実
施例の引出し取引の他、他口座への振込み取引きも考え
られる。記憶装置への情報量の少量化を図る為、カードの
不正使用が考えられる取引、例えば引出し、振込み取引
の場合は使用カードの指紋情報を本実施例のように記憶
し、預入れの場合は記憶しないことも一方法である。
【0030】また、自動取引装置側にカードの指紋情報
等を記憶する記憶機構19を持つこととしたが、ホスト
コンピュータ又はサーバに送信し、記憶することも一方
法である。
【0031】本実施例では金融機関での現金自動取引装
置について説明したが、カードを用いて便宜を供与する
切符の自動券売機、キオスク端末、デビッドカード端末
等の取引装置にも適用できる。
【0032】また、磁気カード以外に、取引通帳及び有
価証券類を用いて出金処理等を可能とする現金自動取引
装置では、それら通帳又は有価証券類の潜在指紋を記憶
することも有効である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明装置で、カード又は
有価証券類使用時に、カード又は有価証券類の潜在指紋
情報を取引情報とともに記録しておくことにより、カー
ド又は有価証券類の不正利用者を特定するのに有効な情
報提供が出来る。
【0034】また、カード又は有価証券類使用者の特定
が可能なことにより、カード又は有価証券類の不正使用
自体の防止にも繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動取引装置の外観図。
【図2】本発明の一実施例の内部構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の一実施例の一部を構成しているカード
読取り機構の構成を示す図。
【図4】本発明の一実施例の動作を示す流れ図。
【図5】本発明の一実施例の内部構成である記憶装置の
レコード構造を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 AA03 AA05 BA06 CA02 CA12 CA14 CB04 DA01 DA02 FG04 FH01 FJ01 9A001 HH23 JJ64 JZ27 LL03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が挿入したカード又は有価証券類
    を用いて取引を行なう取引装置において、利用者が挿入
    したカード又は有価証券類に付着した指紋情報を読取る
    指紋読取機構と所望のデータを記憶する記憶機構を有
    し、前記指紋読取機構で読取った指紋情報を、取引内容
    とともに上記記憶機構に記憶することを特徴とする取引
    装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータ又はサーバとデータ
    伝送回路を介して接続され、利用者が挿入したカード又
    は有価証券類を用いて取引を行なう取引装置において、
    利用者が挿入したカード又は有価証券類に付着した指紋
    情報を読取る指紋読取機構を有し、読取った指紋情報
    を、上記ホストコンピュータ又はサーバにデータとして
    伝送し、取引内容とともに記憶することを特徴とする取
    引装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、カード
    又は有価証券類のイメージ画像情報を読取る読取機構も
    有し、指紋読取機構の受光部と、カード又は有価証券類
    のイメージ画像情報の読取機構の受光部とを共用するこ
    とを特徴とする取引装置。
JP2000095207A 2000-03-29 2000-03-29 指紋情報読取機能付き取引装置 Pending JP2001283291A (ja)

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