JP2001282646A - 通信制御装置およびデータ処理装置およびネットワーク制御装置および通信制御方法およびデータ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

通信制御装置およびデータ処理装置およびネットワーク制御装置および通信制御方法およびデータ処理方法および記憶媒体

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JP2001282646A
JP2001282646A JP2000091988A JP2000091988A JP2001282646A JP 2001282646 A JP2001282646 A JP 2001282646A JP 2000091988 A JP2000091988 A JP 2000091988A JP 2000091988 A JP2000091988 A JP 2000091988A JP 2001282646 A JP2001282646 A JP 2001282646A
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JP
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mib
data
network
module
data processing
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Application number
JP2000091988A
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English (en)
Inventor
Takashi Oya
剛史 大矢
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIBオブジェクトを処理すべきモジュール
を自己更新させることである。 【解決手段】 MIBオブジェクトの値をサブモジュー
ルデータベース11に記憶されるサブモジュールを実行
する場合において、データ処理装置から受け取るMIB
オブジェクトをオブジェクト処理部7が解析して得られ
るMIBデータを記憶されるサブモジュールに組み込ま
れるプログラムとして実行し、該実行結果に基づきMI
Bを拡張する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SNMPプロトコ
ルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネットワ
ークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス情報
を通知可能な通信制御装置およびデータ処理装置および
ネットワーク制御装置および通信制御方法およびおよび
データ処理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムにおける通
信プロトコルであるSNMP(Simple Netw
ork Management Protocol)を
利用して通信を行う場合におけるネットワーク機器管理
は、あらかじめ機器の保持するSNMP Agentが
有する能力の範囲内での機器管理が可能である。この能
力を拡張したり変更する場合、該SNMP Agent
のモジュールを入れ替える必要がある。また、ユーザ毎
に該SNMP Agentの能力のカスタマイズを行う
ことは、SNMP Agentモジュールを入れ替える
ことと等しい。
【0003】また、ネットワーク接続機能を持つプリン
タ、複写機等のデバイスを、SNMPを使用してデータ
処理装置(コンピュータ)側で管理を行う際、従来はコ
ンピュータ側の管理ユーティリティを各種デバイス用に
更新する必要がある。管理ユーティリティは通常、複数
のデバイスに対応するように作成され、ユーザがコンピ
ュータに管理ユーティリティをインストールすれば、管
理ユーティリティのサポートするデバイスを管理でき
る。
【0004】複数のコンピュータでユーティリティを使
用する場合、通常は各コンピュータに管理ユーティリテ
ィをインストールする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワーク機
器管理方法では、SNMP Agentの能力を変更し
たり、拡張する場合、そしてユーザに応じてカスタマイ
ズを行うためには、SNMP Agentを入れ替える
必要がある。
【0006】この入れ替えは、該SNMP Agent
モジュールをすべて入れ替えるか、該SNMP Age
ntモジュールを含む全モジュールを入れ替える必要が
ある。
【0007】この入れ替えには、これらモジュールを保
持するデバイスが入れ替え可能な仕組み、書き換え可能
なハードディスク、書き換え可能な不揮発性メモリで保
持する必要がある。
【0008】さらに、これらに保持されているモジュー
ルを書き換える仕組みを備える必要があり、該書き換え
は失敗すると、復旧させることは困難になってしまう等
の問題点があった。
【0009】また、上述のような従来例では、新規のデ
バイスを該ネットワークに接続し、該管理ユーティリテ
ィで管理を試みる場合、該管理ユーティリティが該新規
デバイスをサポートしているか、サポートした管理ユー
ティリティをインストールし直す必要がある。管理ユー
ティリティがすでに該新規デバイスをサポートしている
ことはほとんどなく、すなわちユーザは、管理ユーティ
リティをインストールしたコンピュータに対して、すべ
て該管理ユーティリティを入れ直すこととなる。
【0010】また、様々な機種を1つの管理ユーティリ
ティでサポートする場合、管理ユーティリティのプログ
ラム容量は膨大なものとなり、これをインストールする
には、コンピュータの補助記憶装置の容量を確保する必
要があり、ユーザによるユーティリティ管理操作に委ね
られているため、ユーザに操作負担を強いる結果とな
り、その改善が切望されていた。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、SNMPプロ
トコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネッ
トワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス
情報を通知可能な通信制御装置であって、MIBオブジ
ェクトの値をプログラムとして実行する場合において、
データ処理装置から受け取るMIBオブジェクトを解析
して得られるMIBデータを記憶されるサブモジュール
に組み込まれるプログラムとして実行し、該実行結果に
基づきMIBを拡張するので、MIBオブジェクトを処
理すべきモジュールにデータ処理装置から受け取るMI
Bデータをプログラムとして実行させるという簡単な構
成で、MIBオブジェクトを処理すべきモジュールを自
己更新させることができ、SNMPプロトコルの通信機
能を容易に強化拡張することにある。
【0012】また、第2の目的は、受け取るMIBオブ
ジェクトを解析して得られるMIBデータに基づき、第
1のMIBデータ構造に組み込み可能な第2のMIBデ
ータ構造を作成し、該作成された第2のMIBデータ構
造を前記第1のMIBデータ構造に組み込むことによ
り、該サブモジュールの通信機能を拡張するので、MI
Bオブジェクトを処理すべきモジュールのMIBデータ
構造をデータ処理装置から受け取るMIBデータを新規
のMIBデータ構造として入れ替えるという簡単な構成
で、MIBオブジェクトを処理すべきモジュールのデー
タ構造を自己更新させることができ、SNMPプロトコ
ルの通信機能を容易に強化拡張することができることに
ある。
【0013】また、第3の目的は、受け取るMIBオブ
ジェクトを解析して得られるMIBデータに基づき、前
記記憶されるサブモジュールを拡張する外部プログラム
を前記データ処理装置から取得し、該取得された前記外
部プログラムを実行し、該実行結果に基づきMIBを拡
張するので、MIBオブジェクトを処理すべきモジュー
ル自体をデータ処理装置から取得するプログラムに基づ
き変更するという簡単な構成で、MIBオブジェクトを
処理すべきモジュールを自己更新させることができ、S
NMPプロトコルの通信機能を容易に強化拡張すること
ができることにある。
【0014】また、第4の目的は、SNMPプロトコル
によりネットワークに接続されるネットワーク機器と通
信可能なデータ処理装置であって、取得されるMIBデ
ータを解析して取得先のネットワーク機器に対応するM
IBデータが存在しないと判定された場合に、前記ネッ
トワーク機器に保持される前記ユーティリティに組み込
み可能なサブモジュールを取得し、該取得される前記サ
ブモジュールを前記ユーティリティの内部に組み込んで
前記保持手段に更新登録するので、ネットワーク機器の
MIBデータ構造が拡張または変更されても、データ処
理装置側のユーティリティを簡単に自己更新することが
でき、ユーザによる煩雑なユーティリティの再インスト
ール作業を回避して、いつでも最新のユーティリティを
利用したネットワーク機器管理処理を自在に行うことが
できることにある。
【0015】さらに、第5の目的は、SNMPプロトコ
ルによりネットワークに接続されるデータ処理装置と通
信可能なネットワーク制御装置であって、前記データ処
理装置からの情報取得要求に基づき、保持されるMIB
データまたは保持されるサブモジュールを前記データ処
理装置に送信するので、自機のMIBデータを処理可能
とするためのサブモジュールをデータ処理装置に提供し
て、ユーザによる煩雑なユーティリティの再インストー
ル作業を省略して、いつでも最新のユーティリティを更
新して自機のMIBデータを利用したネットワーク機器
管理を行う環境をデータ処理装置側のユーザに提供する
ことができる通信制御装置およびデータ処理装置および
ネットワーク制御装置および通信制御方法およびおよび
データ処理方法および記憶媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、SNMPプロトコルで使用されるMIBオブジェク
トを処理してネットワークに接続されるデータ処理装置
に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御装置であっ
て、前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実
行することにより追加されるMIBデータを生成する生
成手段(図1に示すオブジェクト処理部7,MIBデー
タ管理部6等に相当)と、受け取るMIBオブジェクト
を解析して得られるMIBデータをプログラムとして実
行する実行手段と、前記実行手段による実行結果に基づ
きMIBを拡張する拡張手段(図1に示すサブモジュー
ル更新部9,テーブル更新部8等に相当)とを有するも
のである。
【0017】本発明に係る第2の発明は、SNMPプロ
トコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネッ
トワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス
情報を通知可能な通信制御装置であって、前記MIBオ
ブジェクトの値を第1のMIBデータ構造に従って記憶
されるサブモジュールにより処理して追加されるMIB
データを生成する生成手段(図1に示すオブジェクト処
理部7,MIBデータ管理部6等に相当)と、受け取る
MIBオブジェクトを解析して得られるMIBデータに
基づき、前記第1のMIBデータ構造に組み込み可能な
第2のMIBデータ構造を作成する作成手段(図1に示
すオブジェクト処理部7に相当)と、前記作成手段によ
り作成された第2のMIBデータ構造を前記第1のMI
Bデータ構造に組み込むことにより、該サブモジュール
の通信機能を拡張する拡張手段(図1に示すサブモジュ
ール更新部9,テーブル更新部8等に相当)とを有する
ものである。
【0018】本発明に係る第3の発明は、SNMPプロ
トコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネッ
トワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス
情報を通知可能な通信制御装置であって、前記MIBオ
ブジェクトの値をプログラムとして実行することにより
追加されるMIBデータを生成する生成手段(図14に
示すMIBデータ管理部6,オブジェクト処理部141
等に相当)と、受け取るMIBオブジェクトを解析して
得られるMIBデータに基づき、前記記憶されるサブモ
ジュールを拡張する外部プログラムを前記データ処理装
置から取得する取得手段(図14に示すSMNP処理部
5に相当)と、前記取得手段により取得された前記外部
プログラムを実行し、該実行結果に基づきMIBを拡張
する拡張手段(図14に示すプログラム処理部142,
143,テーブル更新部8,サブモジュール更新部9に
相当)とを有するものである。
【0019】本発明に係る第4の発明は、SNMPプロ
トコルによりネットワークに接続されるネットワーク機
器と通信可能なデータ処理装置であって、前記ネットワ
ーク機器を管理するユーティリティを保持する保持手段
(図示しないハードディスク等の不揮発性記憶媒体とす
る)と、取得されるMIBデータを解析して取得先のネ
ットワーク機器に対応するMIBデータが存在するかど
うかを判定する判定手段(図17に示すSNMP管理部
205に相当)と、前記判定手段により存在しないと判
定された場合に、前記ネットワーク機器に保持される前
記ユーティリティに組み込み可能なサブモジュールを取
得する取得手段(図17に示すSNMP管理部205に
相当)と、前記取得手段により取得される前記サブモジ
ュールを前記ユーティリティの内部に組み込んで前記保
持手段に更新登録する更新手段(図26に示すサブモジ
ュール管理部1101に相当)とを有するものである。
【0020】本発明に係る第5の発明は、前記更新手段
により更新されたユーティリティを実行する実行手段を
有するものである。
【0021】本発明に係る第6の発明は、前記実行手段
は、前記更新手段により更新されたユーティリティに基
づき、新規接続されるネットワーク機器に関する情報を
表示するものである。
【0022】本発明に係る第7の発明は、SNMPプロ
トコルによりネットワークに接続されるデータ処理装置
と通信可能なネットワーク制御装置であって、特定のデ
バイス情報を示すMIBデータを保持する第1の保持手
段(図示しないハードディスク等の不揮発性記憶媒体と
する。)と、前記データ処理装置で動作するユーティリ
ティに組み込み可能なサブモジュールを保持する第2の
保持手段(図示しないハードディスク等の不揮発性記憶
媒体とする。)と、前記データ処理装置からの情報取得
要求に基づき、前記第1の保持手段に保持されるMIB
データまたは前記第2の保持手段に保持されるサブモジ
ュールを前記データ処理装置に送信する送信手段(図2
6に示すSNMP管理部211に相当)とを有するもの
である。
【0023】本発明に係る第8の発明は、SNMPプロ
トコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネッ
トワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス
情報を通知可能な通信制御装置における通信制御方法で
あって、前記MIBオブジェクトの値をプログラムとし
て実行することにより追加されるMIBデータを生成す
る生成工程(図8に示すステップS817〜S819)
と、受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるM
IBデータをプログラムとして実行する実行工程(図示
しない)と、前記実行工程による実行結果に基づきMI
Bを拡張する拡張工程(図8に示すステップS808〜
S815,図9に示すステップS911〜S917)と
を有するものである。
【0024】本発明に係る第9の発明は、SNMPプロ
トコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネッ
トワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイス
情報を通知可能な通信制御装置における通信制御方法で
あって、前記MIBオブジェクトの値を第1のMIBデ
ータ構造に従って記憶されるサブモジュールにより処理
して追加されるMIBデータを生成する生成工程と、受
け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIBデ
ータに基づき、第1のMIBデータ構造に組み込み可能
な第2のMIBデータ構造を作成する作成工程(図13
に示すステップS1301〜S1304)と、前記作成
工程により作成された第2のMIBデータ構造を前記第
1のMIBデータ構造に組み込むことにより、該サブモ
ジュールの通信機能を拡張する拡張工程(図13に示す
ステップS1305〜S1308)とを有するものであ
る。
【0025】本発明に係る第10の発明は、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置における通信制御方法
であって、前記MIBオブジェクトの値をプログラムと
して実行することにより追加されるMIBデータを生成
する生成工程(図示しない)と、受け取るMIBオブジ
ェクトを解析して得られるMIBデータに基づき、前記
記憶されるサブモジュールを拡張する外部プログラムを
前記データ処理装置から取得する取得工程(図16に示
すステップS1601〜S1608)と、前記取得工程
により取得された前記外部プログラムを実行し、該実行
結果に基づきMIBを拡張する拡張工程(図16に示す
ステップS1609〜S1612)とを有するものであ
る。
【0026】本発明に係る第11の発明は、ネットワー
ク機器を管理するユーティリティを保持する保持手段を
有し、SNMPプロトコルによりネットワークに接続さ
れるネットワーク機器と通信可能なデータ処理装置にお
けるデータ処理方法であって、取得されるMIBデータ
を解析して取得先のネットワーク機器に対応するMIB
データが存在するかどうかを判定する判定工程(図28
に示すステップS2305)と、前記判定工程により存
在しないと判定された場合に、前記ネットワーク機器に
保持される前記ユーティリティに組み込み可能なサブモ
ジュールを取得する取得工程(図28に示すステップS
2804)と、前記取得工程により取得される前記サブ
モジュールを前記ユーティリティの内部に組み込んで前
記保持手段に更新登録する更新工程(図28に示すステ
ップS2808)とを有するものである。
【0027】本発明に係る第12の発明は、前記更新工
程により更新されたユーティリティを実行する実行工程
を有するものである。
【0028】本発明に係る第13の発明は、前記実行工
程は、前記更新工程により更新されたユーティリティに
基づき、新規接続されるネットワーク機器に関する情報
を表示するものである。
【0029】本発明に係る第14の発明は、SNMPプ
ロトコルによりネットワークに接続されるデータ処理装
置と通信可能なネットワーク制御装置における通信制御
方法であって、前記データ処理装置からの情報取得要求
に基づき、特定のデバイス情報を示すMIBデータを保
持する第1の保持手段に保持されるMIBデータまたは
前記データ処理装置で動作するユーティリティに組み込
み可能なサブモジュールを保持する第2の保持手段に保
持されるサブモジュールを前記データ処理装置に送信す
る送信工程(図示しない)を有するものである。
【0030】本発明に係る第15の発明は、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置に、前記MIBオブジ
ェクトの値をプログラムとして実行することにより追加
されるMIBデータを生成する生成工程(図8に示すス
テップS817〜S819)と、受け取るMIBオブジ
ェクトを解析して得られるMIBデータをプログラムと
して実行する実行工程(図示しない)と、前記実行工程
による実行結果に基づきMIBを拡張する拡張工程(図
8に示すステップS808〜S815,図9に示すステ
ップS911〜S917)とを実行させるためのプログ
ラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録し
たものである。
【0031】本発明に係る第16の発明は、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置に、前記MIBオブジ
ェクトの値を第1のMIBデータ構造に従って記憶され
るサブモジュールにより処理して追加されるMIBデー
タを生成する生成工程(図8に示すステップS817〜
S819)と、受け取るMIBオブジェクトを解析して
得られるMIBデータに基づき、第1のMIBデータ構
造に組み込み可能な第2のMIBデータ構造を作成する
作成工程(図13に示すステップS1301〜S130
4)と、前記作成工程により作成された第2のMIBデ
ータ構造を前記第1のMIBデータ構造に組み込むこと
により、該サブモジュールの通信機能を拡張する拡張工
程(図13に示すステップS1305〜S1308)と
を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
り可能な記憶媒体に記録したものである。
【0032】本発明に係る第17の発明は、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置に、前記MIBオブジ
ェクトの値をプログラムとして実行することにより追加
されるMIBデータを生成する生成工程(図示しない)
と、受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるM
IBデータに基づき、前記記憶されるサブモジュールを
拡張する外部プログラムを前記データ処理装置から取得
する取得工程(図16に示すステップS1601〜S1
608)と、前記取得工程により取得された前記外部プ
ログラムを実行し、該実行結果に基づきMIBを拡張す
る拡張工程(図16に示すステップS1609〜S16
12)とを実行させるためのプログラムをコンピュータ
が読み取り可能な記憶媒体に記録したものである。
【0033】本発明に係る第18の発明は、ネットワー
ク機器を管理するユーティリティを保持する保持手段を
有し、SNMPプロトコルによりネットワークに接続さ
れるネットワーク機器と通信可能なデータ処理装置に、
取得されるMIBデータを解析して取得先のネットワー
ク機器に対応するMIBデータが存在するかどうかを判
定する判定工程(図28に示すステップS2305)
と、前記判定工程により存在しないと判定された場合
に、前記ネットワーク機器に保持される前記ユーティリ
ティに組み込み可能なサブモジュールを取得する取得工
程(図28に示すステップS2804)と、前記取得工
程により取得される前記サブモジュールを前記ユーティ
リティの内部に組み込んで前記保持手段に更新登録する
更新工程(図28に示すステップS2808)とを実行
させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能
な記憶媒体に記録したものである。
【0034】本発明に係る第19の発明は、前記更新工
程により更新されたユーティリティを実行する実行工程
を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
り可能な記憶媒体に記録したものである。
【0035】本発明に係る第20の発明は、前記実行工
程は、前記更新工程により更新されたユーティリティに
基づき、新規接続されるネットワーク機器に関する情報
を表示するものである。
【0036】本発明に係る第21の発明は、SNMPプ
ロトコルによりネットワークに接続されるデータ処理装
置と通信可能なネットワーク制御装置に、前記データ処
理装置からの情報取得要求に基づき、特定のデバイス情
報を示すMIBデータを保持する第1の保持手段に保持
されるMIBデータまたは前記データ処理装置で動作す
るユーティリティに組み込み可能なサブモジュールを保
持する第2の保持手段に保持されるサブモジュールを前
記データ処理装置に送信する送信工程(図示しない)を
実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り
可能な記憶媒体に記録したものである。
【0037】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すネットワーク機器の構成を説明す
るためのブロック図である。
【0038】図において、1はネットワーク機器(デバ
イス)、2は通信媒体となるネットワークで、デバイス
1が接続される。3はネットワークインタフェースで、
ネットワークモジュールで構成され、ネットワーク2を
経由した他のデバイスとの情報の送受制御を担う。
【0039】4はプロトコル解析部で、ネットワークイ
ンタフェース3から受け取ったデータを解析し、本実施
形態で使用するSNMPプロトコルのみを抽出する。こ
のプロトコル解析部4は、本実施形態で使用するデータ
以外の通信制御用データやファイルアクセス用データ、
印刷用データ等、様々なデータも扱い、各種データに応
じたプロトコルを解析し、適するモジュールヘのデータ
転送を行うが、本実施形態ではそれらの処理の詳細につ
いては説明を省略する。
【0040】5はSNMP処理部で、プロトコル解析部
4から受けたSNMPパケットを解析し、ASN.1で
記述されるMIBデータを内部処理可能な形に展開す
る。
【0041】なお、MIBのオブジェクト名は、ISO
及びCCITTで管理されるオブジェクトの名前空間で
あり、図2に示すように階層としてルートの下にis
o,ccitt,iso−joint−ccittの3
つがある。
【0042】6はMIBデータ管理部で、SNMP処理
部5から渡されたMIBデータを処理する。7は本実施
形態の特徴を示すオブジェクト処理部で、MIBオブジ
ェクトを処理する。8はテーブル更新部で、MIBデー
タ管理部6で使用するMIBテーブル10を更新する。
【0043】9は本実施形態の特徴を示すサブモジュー
ル更新部で、テーブル更新部8で使用するサブモジュー
ルデータベース11を更新する。
【0044】なお、MIBオブジェクトの値を実際に操
作するサブモジュールデータベース11は、デバイス1
に内在する他モジュールが保持する値を取得したり、デ
バイス1を操作するサブモジュールを保持する。
【0045】また、SNMP処理部5において、実際に
メールの送受を管理するためには、相手先ヘメールを送
るためのアドレス情報、日時情報、再送管理、受信重複
処理等が含まれるが、本実施形態では省略する。
【0046】図2は、図1に示したSNMP処理部5で
処理されるMIBオブジェクトの概念を説明する図であ
る。
【0047】図2において、オブジェクトIDで示す例
は、isoの下の、orgの下の、dodの下の、in
ternetの下の、mgmtの下の、mibに割り当
てられている。これをオブジェクトIDで示すと、
「1.3.6.1.2.1」となる。
【0048】この他、本実施形態において処理されるオ
ブジェクトグループにはMIBデータ、すなわちオブジ
ェクトIDで示される「1.3.6.1.4.1(is
o.org.dod.internet.privat
e.enterprize)」の下に企業毎に割り当て
られたオブジェクトグループも含まれるものとする。
【0049】図3は、本発明に係るネットワーク機器に
おけるMIBのオブジェクトグループの一例を説明する
図であり、図2に示したオブジェクトIDで示される
「1.3.6.1.4.1(iso.org.dod.
internet.private.enterpri
ze)」の下に企業毎に割り当てられたオブジェクトグ
ループ例であり、企業名「1602」に従うオブジェク
トグループ例に相当する。なお、本実施形態では、企業
名1602が、「canon」の場合を示す。
【0050】図4は、図1に示したMIBテーブル10
の一例を示す図であり、図3に示したMIBのオブジェ
クトグループに従うMIBテーブルの一例である。
【0051】図5は、本発明に係るネットワーク機器に
おけるMIBオブジェクトの拡張処理を説明するための
概念図であり、本実施形態で扱う、例えばSNMP A
gentでアクセス可能なMIBオブジェクトを拡張し
た場合に相当する。
【0052】図6は、本発明に係るネットワーク機器に
おけるMIBテーブルに追加されるMIBデータ例を示
す図であり、図7は、図4に示したMIBテーブルを図
6に示したMIBデータで拡張されたMIBテーブルの
一例を示す図である。
【0053】図5において、拡張されるMIBオブジェ
クトは、下線で示される1.3.6.1.4.1.16
02.2.4(contactperson)と1.
3.6.1.4.1.1602.4.1(panels
tate)であり、これらのMIBオブジェクトを追加
する際に、実際に追加されるMIBテーブルは、図6に
示すMIBデータに従い、図4に示すMIBテーブルが
図7に示すMIBテーブルに示すように更新される。
【0054】図8は、本発明に係るネットワーク機器に
おける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、S801〜S819は各ステップを示
す。
【0055】図1に示したデバイス1が動作を開始する
と(S801)、各モジュールの初期動作後、プロトコ
ル解析部4はネットワーク2上に流れるネットワークデ
ータを監視する。本ネットワーク機器(本機)に図示し
ないデータ処理装置やサーバ装置から送られたデータま
たはネットワーク2上につながるネットワーク機器に送
られたデータ、及び本機が含まれるグループに送られた
データ、本機に送られたデータ(パケット)をネットワ
ークインタフェース3が受信すると(S802)、その
データを取得し(S803)、プロトコル解析部4に送
る。
【0056】プロトコル解析部4ではそのデータを解析
し(S804)、SNMPパケットか否かを判断し(S
805)、SNMPパケットでないと判断した場合、各
プロトコルに応じた処理モジュールヘ配送することによ
り、他の処理を実行して(S806)、ステップS80
2に戻る。
【0057】一方、ステップS805で、ネットワーク
インタフェース2が受信したデータがSNMPパケット
であるとプロトコル解析部4が判定した場合、SNMP
パケットデータをSNMP処理部5が解析して(S80
7)、該SNMPパケットを通信管理用データとMIB
データに分離して、MIBデータを取り出す(S80
8)。
【0058】次に、SNMP処理部5により取り出され
たMIBデータから未処理MIBオブジェクトがあるか
どうかを確認し(S809)、未処理MIBオブジェク
トが存在すると判断された場合が、未処理のMIB項目
を1つ取り出し(S810)、MIBデータ管理部6が
MIBテーブル10を検索して(S811)、該MIB
オブジェクトをサポートしているかチェックし(S81
2)、MIB項目が存在すると判断した場合は、対応す
るサブモジュール名をMIBテーブル10から取得し
(S813)、テーブル更新部8に対して更新実行を要
求する。
【0059】テーブル更新部8は更新要求の実行が依頼
されると、サブモジュールデータベース11を参照し
て、詳細手順は図9に示す該サブモジュールを実行する
(S814)。
【0060】そして、サブモジュール動作結果を受け取
り、その動作結果をMIBデータ管理部6に返し、MI
Bデータ管理部6はこの結果を保持するするとともに
(S815)、引き続き、未処理MIBオブジェクトが
あるか確認するためステップS809へ戻る。
【0061】一方、ステップS809で、未処理MIB
オブジェクトがないと判断した場合、処理を完了したM
IBオブジェクトとその結果に従い、MIBデータ管理
部6においてASN.1で構成される応答用のMIBデ
ータを作成し(S817)、SNMP処理部5はそのM
IBデータを包むSNMPパケットを作成し(S81
8)、プロトコル解析部4,ネットワークインタフェー
ス3を経由してネットワーク2上に送信し(S81
9)、その後、ステップS802の受信動作に戻る。
【0062】一方、ステップS812で、MIB項目が
あるかテーブルサーチする時点でMIB項目がないと判
定された場合、その旨を示すエラー応答を通知するエラ
ー応答パケットをMIBデータ管理部6が作成し(S8
16)、SNMP処理部5はSNMPパケットを作成し
て(S818)、プロトコル解析部4,ネットワークイ
ンタフェース3を経由してネットワーク2上に送信し
(S819)。その後、ステップS802の受信動作に
戻る。
【0063】図9は、本発明に係るネットワーク機器に
おける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、図8に示したサブモジュール呼び出しに伴い
実行される手順に対応する。なお、S911〜S917
は各ステップを示す。
【0064】図8のステップS814において、サブモ
ジュールが開始されると(S911)、まず初めに通常
のMIBアクセス処理か否かを評価し(S912)、通
常のアクセス処理であると判定した場合は、ステップS
916で、通常処理を実行する。
【0065】なお、これら通常処理は現在、利用される
SNMP Agentが行っている技術であり、例示し
ない。
【0066】一方、ステップS912で、通常のアクセ
スとは異なり、このMIBオブジェクトがプログラム実
行用であると評価した場合、オブジェクト処理部7はこ
のプログラム実行に従い、テーブル更新部8を経由し
て、MIBテーブル10のマージを行い(S913)、
MIBテーブル10のソートを行い(S914)、サブ
モジュール更新部9を経由してサブモジュールをサブモ
ジュールデータベース11に追加して(S915)、結
果を応答して(S917)、図8に示すステップS81
5へ戻る。
【0067】図10は、図5に示した追加MIBに記述
されてる追加プログラムリストの一例を示す図であり、
このプログラムが、1.3.6.1.4.1.160
2.1のオブジェクトの値として記述されており、この
値、すなわちプログラムがテーブル更新部8により実行
される。
【0068】具体的には、図8において、デバイス1が
動作を開始すると(S801)、各モジュールの初期動
作後、ネットワークインタフェース3はネットワーク2
上に流れるデータを受信すると(S802)、そのデー
タを取得し(S803)、プロトコル解析部4でそのデ
ータを解析し(S804)、そのデータがSNMPパケ
ットか否かを判断し(S805)、SNMPパケットを
解析し(S807)、受信したSNMPパケットを通信
管理用データとMIBデータに分離し、MIBデータを
取り出し(S808)、MIBデータから未処理MIB
オブジェクトがあるか確認する(S809)。未処理M
IBオブジェクト1.3.6.1.4.1.1602.
1が存在するため、これを取り出し(S810)、MI
Bデータ管理部6はMIBテーブル10を検索して、該
MIBオブジェクトをサポートしているかチェックする
(S811)。
【0069】ここで、MIB項目がMIBテーブル10
に存在する場合(S812)、対応するサブモジュール
名をMIBテーブル10から取得し(S813)、テー
ブル更新部8に対して実行を要求する。
【0070】本実施形態では、サブモジュールexec
()が呼び出される。データ更新部8はサブモジュール
exec()の実行が依頼されると、サブモジュールデ
ータベース11を参照して、サブモジュールexe
c()を実行する(S814)。
【0071】なお、ステップS814におけるサブモジ
ュール実行において、サブモジュールexec()は通
常のアクセスとは異なり、このMIBオブジェクトがプ
ログラム実行用であるため(S912)、オブジェクト
処理部7はこのプログラム実行に従い、図10に示すプ
ログラムを実行する。
【0072】ここに書かれているコマンドは、テーブル
更新部8,サブモジュール更新部9で処理するコマンド
であり、このプログラムによって、テーブル更新部8,
サブモジュール更新部9を動かし、MIBテーブル10
のマージを行い(S913)、MIBテーブル10のソ
ートを行い(S914)、サブモジュールをサブモジュ
ールデータベース11に追加する(S915)。この処
理後、サブモジュールexec()は処理終了をMIB
データ管理部6に通知し、MIBデータ管理部6はこの
結果を保持するするとともに(S815)、引き続き、
未処理MIBオブジェクトがあるか確認し(S80
9)、未処理MIBオブジェクトがないため、処理を完
了したMIBオブジェクトとその結果に従い、MIBデ
ータ管理部6においてASN.1で構成される応答用の
MIBデータを作成し(S817)、SNMP処理部5
はそのMIBデータを包むSNMPパケットを作成し
(S818)、プロトコル解析部4,ネットワークイン
タフェース3を経由して送信する(S819)。その
後、受信動作に戻る(S802)。
【0073】本実施形態では、MIBデータ処理手順と
して、1つ1つ行う場合について説明したが、一括して
検索し、その後、一括してオブジェクト処理する方法も
あるが、これらの方式は、本発明の特徴になんら影響を
及ぼすことなく、プログラムを実行する仕組みを持つこ
とで、同じ効果を果たす。
【0074】MIBテーブル10ヘの追加の方法に関し
て、マージ後のソートにおいても、ソートせずに、検索
時に効果的なマージを行うことも、本発明の特徴になん
ら影響を及ぼさない。また、本実施例では、プログラム
例として、疑似コードを例示したが、これはシステムに
あわせたプログラムコードとなることは言うまでもな
い。
【0075】〔第2実施形態〕図11は、本発明の第2
実施形態を示すネットワーク機器におけるSNMPAg
ent(SNMP通信部とMIB管理部(MIB管理部
はMIBデータベースとオブジェクト処理部とからな
る)とからなる)でアクセス可能なMIBオブジェクト
の概念を説明する図である。なお、ハードウエアの構成
は、第1実施形態に示した図1とほぼ同様であり、第1
実施形態との相違点は、オブジェクト処理部7のMIB
オブジェクトの処理手順が図13のように異なる点であ
る。
【0076】図12は、本発明の第2実施形態を示すネ
ットワーク機器におけるMIBテーブルの一例を示す図
である。
【0077】図13は、本発明に係るネットワーク機器
における第3のデータ処理手順を説明するフローチャー
トである。なお、S1301〜S1309は各ステップ
を示す。
【0078】なお、図8における動作開始からサブモジ
ュール実行し、その後のSNMPパケットを作成(S8
18)、プロトコル解析部4,ネットワークインタフェ
ース3を経由して送信し(S819)、受信動作に戻る
(S802)、主動作は、第1実施形態の図8に示す手
順と同じである。
【0079】一方、図8に示すステップS814におい
て、サブモジュール実行が開始されると(S130
1)、まず初めに通常のMIBアクセス処理を実行する
(S1302)。これら処理は現在、利用されるSNM
P Agentが行っている技術であり、例示しない。
【0080】その後、MIBテーブル1.1,1.2,
1.3に対応するオブジェクトに値が書き込まれている
かチェックする(S1303)。これらオブジェクト全
てに値が設定されていると判定した場合、オブジェクト
処理部7は通常のMIBアクセス処理の後、続いて、
1.1,1.2,1.3に記載される値を取得し(S1
304)、MIBテーブル10の更新を行う。この更新
は、テーブル更新部8を経由して、値を元に構成した追
加MIBテーブルのマージを行い(S1305)、MI
Bテーブル10のソートを行い(S1306)、サブモ
ジュール更新部9を経由して1.3に記載される拡張用
サブモジュールをサブモジュールデータベース11に追
加する(S1307)。そして、1.1,1.2,1.
3に記載される値をクリアし(S1308)、その後、
受信動作に戻る(S1309)。
【0081】上記動作説明に従い、1,3.6.1.
4.1.16012.2.4に新しいMIBオブジェク
トを追加する例を図8に基づき説明する。
【0082】デバイス1が動作を開始すると(S80
1)、各モジュールの初期動作後、ネットワークインタ
フェース3はネットワーク2上に流れる追加用のSNM
Pパケットを受信すると(S802)、そのデータを取
得し(S803)、プロトコル4でそのデータを解析し
(S804)、SNMP処理部5がSNMPパケットか
否かを判断し(S805)、SNMPパケットであるた
め、SNMPパケットを解析する(S807)。
【0083】このパケットには、1.3.6.1.4.
1.1602.1.1=2.4,1.3.6.1.4.
1.1602.1.2 =0x04,1.3.6.1.
4.1.1602.1.3=“call(Contac
t Person):init(){ person
=a1loc(32).assign(Contact
Person,person).}call(){r
eturn person;}......”の3つの
MIBオブジェクトが格納されている。
【0084】SNMP処理部5は、SNMPパケットを
通信管理用データとMIBデータに分離し、この3つの
MIBデータを取り出し(S808)、MIBデータか
ら未処理MIBオブジェクトがあるか確認する(S80
9)。
【0085】そして、未処理MIBオブジェクト1.
3.6.1.4.1.1602.1.1が存在するた
め、これを取り出し(S810)、MIBデータ管理部
6はMIBテーブル10を検索して、該MIBオブジェ
クトをサポートしているかチェックする(S811)。
MIB項目がMIBテーブル10に存在するため(S8
12)、対応するサブモジュール名をMIBテーブル1
0から取得し(S813)、テーブル更新部8に対して
実行を要求する。
【0086】本実施形態では、サブモジュールoi
d()が呼び出される。テーブル更新部8は実行を依頼
されると、サブモジュールデータベース11を参照し
て、サブモジュールoid()を実行する(S81
4)。サブモジュール実行において(S814)、サブ
モジュールoid()を実行し、「1.3.6.1.
4.1.1602.1.1」に値をセットする。その
後、「1.3.6.1.4.1.1602.1.1,
1.3.6.1.4.1.1602.1.2,1.3.
6.1.4.1.1602.1.3」に値がセットされ
ているか確認する(S1303)。「1.3.6.1.
4.1.1602.1.1」以外値がセットされていな
いため、この処理の応答処理を行い(S1308)、M
IBデータ管理部6はこの結果を保持するするとともに
(S815)、引き続き、未処理MIBオブジェクトが
あるか確認する(S809)。
【0087】続いて、未処理MIBオブジェクト「1.
3.6,1.4.1.1602.1.2」が存在するた
め、これを取り出し(S810)、先ほどと同様に処理
し、「1.3.6.1,4.1.1602.1.1,
1.3.6.1.4.1.1602.1.2,1.3,
6.1.4.1.1602.1.3」に値がセットされ
ているか確認する(S1303)。
【0088】ここで、「1.3.6.1.4.1.16
02.3」の値がセットされていないため、この処理の
応答処理を行い(S1308)、MIBデータ管理部6
はこの結果を保持するするとともに(S815)、引き
続き、未処理MIBオブジェクトがあるか確認する(S
809)。
【0089】続いて、未処理MIBオブジェクト「1.
3.6.1.4.1.1602.1.3」が存在するた
め、これを取り出し(S810)、先ほどと同様に処理
し、「1.3.6.1.4.1.1602.1.1,
1.3.6.1.4.1.1602.1.2,1.3.
6.1.4.1.1602.1.3」に値がセットされ
ているか確認する(S1303)。ここで、すべての値
がセットされているため、オブジェクト処理部7は通常
のMIBアクセス処理の後、続いて、「1.3.6.
1.4.1.1602.1.1,1.3.6.1.4.
1.1602.1.2,1.3.6.1.4.1.16
02.1.3」に記載される値を取得し(S130
4)、MIBテーブル10の更新を行う。この更新は、
テーブル更新部8を経由して、値を元に構成した追加M
IBテーブルのマージを行い(S1305)、MIBテ
ーブル10のソートを行い(S1306)、サブモジュ
ール更新部9を経由して1.3に記載される拡張用サブ
モジュールをサブモジュールデータベース11に追加す
る(S1307)。
【0090】その後、「1.3,6.1.4.1.16
02.1.3」の設定結果の応答処理を行い(S130
8)、MIBデータ管理部6はこの結果を保持するする
とともに(S815)、引き続き、未処理MIBオブジ
ェクトがあるか確認する(S809)。未処理MIBオ
ブジェクトがないため、処理を完了したMIBオブジェ
クトとその結果に従い、MIBデータ管理部6において
ASN.1で構成される応答用のMIBデータを作成し
(S817)、SNMP5はそのMIBデータを包むS
NMPパケットを作成(S818)、プロトコル解析部
4,ネットワークインタフェース3を経由して送信する
(S819)。その後、受信動作に戻る(S802)。
【0091】本実施形態では、MIBテーブル10ヘの
追加の方法に関して、マージ後のソートにおいても、ノ
ートせずに、検索時に効果的なマージを行うことも、本
発明の特徴になんら影響を及ぼさない。
【0092】〔第3実施形態〕図14は、本発明の第3
実施形態を示すネットワーク機器の構成を説明するブロ
ック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付し
てある。
【0093】図14において、141はオブジェクト処
理部で、MIBオブジェクトの処理と、本実施形態の特
徴である外部デバイスからプログラムを読み込むための
情報を確保する。142はプログラム取得部で、プログ
ラムを読み込む。143はプログラム実行部で、プログ
ラム取得部142が読み込んだプログラムを実行し、機
能を拡張する。
【0094】図15は、本発明の第3実施形態を示すネ
ットワーク機器におけるSNMPAgentでアクセス
可能なMIBオブジェクトの概念を説明する図である。
なお、図11と同一のものについては説明を省略する。
【0095】図15において、1.3.6.1.4.
1.1602.1.1はプログラムを通信するためのプ
ロトコルモードである。1.3.6.1.4.1.16
02.1.2は通信先のアドレスである。1.3.6.
1.4.1.1602.1.3はプログラムファイル名
である。
【0096】図16は、本発明に係るネットワーク機器
における第4のデータ処理手順を説明するフローチャー
トである。なお、S1601〜S1613は各ステップ
を示す。
【0097】図14に示したデバイス1が起動すると、
各モジュールは初期化動作を行う。この時、MIBデー
タ管理部6において、起動後(S1601)の初期動作
として、外部ファイルからの読み込み処理を行う。
【0098】MIBテーブル10から1.3.6.1.
4.1.1602.1.1,1.3.6.1.4.1.
1602.1.2,1.3.6,1.4.1.160
2.1.3に値が設定されているかを確認し(S160
2)、値が設定されていない場合、他の初期化処理を行
い、通常処理に移る(S1613)。値が設定されてい
る場合、これら1.3.6.1.4.1.1602.
1.1,1.3.6.1.4.1.1602.1.2,
1.3.6,1.4,1,1602.1.3の値をMI
Bテーブル10から取得し(S1603)、プログラム
を取得するためのパケットを作成する。このパケットの
作成方法はここでは詳述しないが、例えば、1.3.
6.1.4.1.1602.1.1にtftpによる取
得モードが設定されていれば、tftp用のプロトコル
による、1.3.6.1.4.1.1602.1.2の
アドレスから、1.3.6.1.4.1.1602.
1.3の示すプログラムを取得するパケットを作成す
る。これは1つのパケットのみならず、必要ならば複数
パケットを作成する必要があるが、これら方法はすでに
コンピュータでは一般的に用いられてる手法であるた
め、明記しないものとする。
【0099】また、独自のプロトコルで行う方法であっ
ても、送り元のコンピュータと該デバイス間で規定され
たプロトコルを用いることにより、パケットを作成でき
る。
【0100】このようなプロトコルにしたがったパケッ
トを作成したら(S1604)、パケツトを送信して
(S1605)、プログラム取得を開始する。
【0101】そして、あらかじめ決められた時間が経過
していないか(タイムアウト)チェックし(S160
6)、YESならば、すなわちプログラム規定時間内に
取得できなかった場合、他の初期化処理を行い、ステッ
プS1613へ進み、通常処理を開始する。
【0102】一方、ステップS1606で、あらかじめ
決められた時間が経過していない場合には、プログラム
を受信したか確認し(S1607)、すべてのパケット
を受信した場合、プログラム処理部142は受信したプ
ログラムをプログラム処理部143に送り(S160
8)、プログラム実行部143は獲得したプログラムを
実行する(S1609)。
【0103】そして、プログラム実行に従い、テーブル
更新部8,サブモジュール更新部9を動かし、MIBテ
ーブル10のマージを行い(S1610)、MIBテー
ブル10のソートを行い(S1611)、サブモジュー
ルをサブモジュールデータベース11に追加する(S1
612)。その後、他の初期化処理を行い、通常処理に
移る(S1613)。
【0104】なお、プログラムが複数のパケットに分割
されていて、すべてのパケットを受信するためにインタ
ラクションが必要な場合、インタラクションを行い、す
べてのパケットの受信を試みる。
【0105】本実施形態では、第1実施形態と同じく、
プログラムによるSNMP Agentの機能拡張を行
ったが、プログラムを読み込む代わりに、第2実施形態
と同様に、テーブル形式に記載されたデータファイルを
読み込み、データファイルを分解、分析し、各要素、テ
ーブル追加部分、サブモジュール追加部分として、第2
実施形態と同じように、テーブル追加部分を元に構成し
た追加MIBテーブルのマージを行い、MIBテーブル
のソートを行い、サブモジュール追加部分をサブモジュ
ールデータベース11に追加する方法もある。
【0106】また、本実施形態では、起動時の処理とし
て例示したが、第1実施形態同様、1.3.6,1.
4.1.1602.1.1,1.3.6.1.4.1.
1602,1.2,1.3.6.1.4.1.160
2.1.3に値を設定された時点で動作する方法も容易
に実現でき、この方法でも本実施形態と同じ効果をもた
らす。
【0107】〔第4実施形態〕図17は、本発明の第4
実施形態を示すネットワーク機器を適用可能なネットワ
ークシステムの一例を示す図である。
【0108】図において、201はネットワークで、本
実施形態の特徴を備えるユーティリティを実行するコン
ピュータ及び本実施形態の特徴を備えるデバイスとをS
NMPで通信可能に接続する。
【0109】262はコンピュータで、本実施形態の特
徴を備えるユーティリティを実行する。203はネット
ワークインタフェース(ネットワークI/F)で、コン
ピュータ202をネットワーク201と接続した際の通
信処理を管理する。204はプロトコル解析部で、ネッ
トワークインタフェース(ネットワークI/F)203
で送受されるデータの配送や分解・構築を行う。
【0110】205はSNMPAgentで、SNMP
に関するデータを送受・管理する。206はメインモジ
ュールで、デバイスユーティリティの主要部であり、ネ
ットワーク201上に存在して本ユーティリティに関わ
るデバイスを検索し、一覧表示したり、各デバイスの詳
細設定・表示を行う部分である。
【0111】207はサブモジュール群であり、メイン
モジュール206によって実行されるサブモジュールと
して構成され、各デバイスの詳細設定や表示部を司る。
208はデバイスで、メインモジュール206で管理さ
れるデバイスである。
【0112】209はネットワークI/Fで、デバイス
208をネットワーク201と接続し、通信を管理す
る。
【0113】210はプロトコル解析部で、ネットワー
クI/F209で送受されるデータの配送や分解・構築
を行う。211はSNMP Agentで、SNMPに
関するデータを送受し、MIBデータの管理を行う。2
12はMIB情報で、デバイス208の管理データとな
る。なお、ネットワーク201上には、デバイス208
に示す構造のデバイスが複数接続されているものとす
る。これらのデバイスで保持するMIBオブジェクトに
ついては後述する。
【0114】図18,図19は、本発明の第4実施形態
を示すネットワーク機器におけるMIB構成を説明する
ブロック図である。
【0115】図18において、MIBのオブジェクト名
は、ISO及びCCITTで管理されるオブジェクトの
名前空間であり、骨格として、図2に示すMIB構造
で、階層としてルートの下にiso,coitt,is
o−joint−ccittの3つがある。MIBのオ
ブジェクトグループは、isoの下の、orgの下の、
dodの下の、internetの下の、mgmtの下
の、mibに割り当てられている。
【0116】これをオブジェクトIDで示すと、1,
3.6.1.2.1となる。この他、本特許で例示する
MIBデータは、1.3.6.1.4.1(iso.o
rg.dod.internet.private.e
nterprize)下に企業毎に割り当てられたオブ
ジェクトグループも含まれる。
【0117】本実施形態で使用するMIBのオブジェク
トグループは、図18に示すように、system
(1)の下に、製品の名前を示すオブジェクトname
(1)と、製品を構成するモジュールのIDを示すオブ
ジェクトテーブルmoduleTable(2)があ
る。このオブジェクトはテーブル形式で存在し、下位の
MIBオブジェクトは配列構造となり、複数存在可能で
ある。
【0118】続いて、次のグループにプリンタ部の情報
をもつMIBオブジェクトグループprinter
(2)が存在し、下位にプリンタ用のサブモジュールを
格納するためのオブジェクトグループmodule
(1)が存在し、サブモジュール名を持つname
(1),バージョン番号を持つversion(2),
サブモジュールコード本体を持つcode(3)が存在
する。
【0119】同じプリンタオブジェクトグループの下
に、通常のMIBと同様の情報をもつMIBデータオブ
ジェクトグループがある。このプリンタオブジェクトグ
ループと同じ層にスキャナ用のオブジェクトグループや
FAX通信用のオブジェクトグループも同じ構造で存在
する。
【0120】通常構成されるMIBは、上述したmod
uleTableやmoduleが存在せず、図19に
示すようなMIB構造を備えているが、詳細な説明は省
略する。
【0121】図20〜図22は、本発明に係るネットワ
ーク機器のMIBデータ構造の一例を示す図であり、図
20は、第1のデータのMIBデータ構造(メインモジ
ュール206でサポートされている第1デバイス(製品
A)のMIBデータ構造)に対応し、図21は、第2の
デバイスのMIBデータ構造(図20に示すデバイス
(製品A)にスキャナがついた製品BのMIBデータ構
造)に対応し、図22は、第3のデバイスのMIBデー
タ構造(図20に示すデバイス(製品A)の改良版の製
品CのMIBデータ構造)に対応する。
【0122】図23は、本発明に係るネットワーク機器
における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、S2301〜S2313は各ステッ
プを示す。また、図20〜図21に示したMIBデータ
構造を備えるデバイス208がネットワーク201に接
続し、稼働中であるとする。また、図20に示したMI
Bデータ構造を備えるデバイスに対するサブモジュール
は、すでにサブモジュール群207に存在するものとす
る。
【0123】さらに、図21に示したMIBデータ構造
を備えるデバイスは、図20に示したデバイスにスキャ
ナ部を搭載したモデルであり、プリンタ部のサブモジュ
ールは、図20に示したデバイスと同じ物を使用するた
め、すでにサブモジュール群207に存在し、スキャナ
部のサブモジュールはサブモジュール群207にはない
ものとする。
【0124】また、図22に示したMIBデータ構造を
備えるデバイスは、図20に示したデバイスの改良モデ
ルであり、プリンタ部のサブモジュールも改良されて、
MIB情報212内部にあるものとする。
【0125】コンピュータ202も同じくネットワーク
201に接続しており、ユーザはコンピュータ202上
でデバイスユーティリティを起動すると、メインモジュ
ール206はネットワーク201上に接続するデバイス
の概要情報を取得するため、各デバイスからMIBのs
ystem部を取得する(S2301)。
【0126】本実施形態では、図20〜図22に示すM
IBデータ構造を備える3種類のデバイスを取得し、該
取得したデバイスの情報を元にアイコン表示して、デバ
イスリストとして、例えば図24に示すように仮想され
るネットワークに接続される形態で表示する(S230
2)。
【0127】図24は、図17に示したホストコンピュ
ータ202の表示装置上に表示されるデバイスリスト画
面の一例を示す図である。
【0128】図24において、アイコンは、あらかじめ
デバイス名と関連づけられているアイコンを用い、不明
の場合はデフォルトのアイコンを用いるものとする。
【0129】そして、ユーザが図24に示す画面上のデ
バイスリストからデバイスを選択すると(S230
3)、メインモジュール206は選択されたデバイスと
関連付けられたサブモジュールをサブモジュール群20
7から取得する。
【0130】なお、本実施形態において、関連づけの方
法は、通常のデバイスユーティリティと同じであり、デ
バイス名またはデバイス識別コードに基づき、メインモ
ジュール206内部で保持するサブモジュールテーブル
を参照して読み込んだり、プログラムで直接サブモジュ
ールを指定して読み込む方法である。
【0131】引き続き、該デバイスに対し、図18に示
すようにsystem(1)下のmoduleIDに記
載されているMIBオブジェクトIDの下のmodul
eオブジェクトグループのデータを取得する(S230
5)。
【0132】なお、図20に示すMIBデータ構造を備
えるデバイスの場合、moduleIDには、1.3.
6.1.4.1.1602.2が記載されており、1.
3.6.1.4.1.1602.2下のmoduleオ
ブジェクトグループのデータ取得を行い(S230
5)、モジュールがあるかどうかを判定し(S230
6)、図20に示すmoduleオブジェクトグループ
にはデータがないため、NOと判定されて、ユーティリ
ティ内のモジュールを使用して(S2310)、図25
に示すようにデバイス単位で表示し(S2311)、デ
バイス操作処理を行う(S2312)。
【0133】図25は、図17に示したコンピュータ2
02の表示装置に表示されるデバイス画面の一例を示す
図であり、ユーティリティ内のモジュールを使用してデ
バイス単位で表示した場合に対応する。
【0134】一方、図21に示すMIBデータ構造を備
えるデバイスの場合、moduleIDには、1.3.
6.1.4.1.1602.2及び1.3.6.1.
4.1.1602.2.3が記載されており、これらグ
ループ下のmoduleオブジェクトグループのデータ
取得を行い(S2305)、IDとしての1.3.6.
1.4.1.1602.2の下のmoduleオブジェ
クトグループにはデータがないため、ステップS230
6の判定がNOとなり、ステップS2310で、ユーテ
ィリティ内のモジュールを使用する(S2309)。
【0135】一方、ステップS2306で、IDとして
の1.3.6.1.4.1.1602.3の下のmod
uleオブジェクトグループはデータがあると判定さ
れ、ステップS2307へ進み、このデータには、サブ
モジュール名とバージョンが記載されているので、まず
該サブモジュール名がユーティリティ内のサブモジュー
ル群207にあるかどうかを評価し、ここで、ユーティ
リティ内に同名のサブモジュールにないと判定されて、
該モジュールを使用して、デバイス単位で表示し(S2
311)、デバイス操作処理を行う(S2312)。
【0136】一方、図22に示したMIBデータ構造を
備えるデバイスの場合、moduleIDには、1.
3.6.1.4.1.1602.2が記載されているの
で、ステップS2305で、1.3.6.1.4.1.
1602.2下のmoduleオブジェクトグループの
データ取得を行い(S2305)、ステップS2306
で、1.3.6.1.4.1.1602.2下のmod
uleオブジェクトグループにはデータがありと判定さ
れる。このデータには、サブモジュール名とバージョン
が記載されているので、ステップS2307で、まず該
サブモジュールがユーティリティ内のサブモジュール群
207にあるかどうかを評価すると、ユーティリティ内
に同名のサブモジュールがあると判定され、続いて、ス
テップS2308で、両方のサブモジュール同士のバー
ジョンを比較すると、図22に示したモジュールのバー
ジョン(1.1)のほうが新しいため、ステップS23
08の判定がNOとなり、ステップS2310で、図2
2に示したモジュールを使用して、ステップS2311
で、デバイス単位で表示し、ステップS2312で、デ
バイス操作処理を行い、ステップS2313で、各デバ
イスの操作処理が終了したかどうかを判定して、NOな
らばステップS2312へ戻り、YESならば、ステッ
プS2302に戻り、デバイスリスト表示処理を行う。
【0137】なお、上記実施形態では、サブモジュール
の保管方法として、MIBオブジェクトを複数使用して
いるが、1つのMIBオブジェクトに、サブモジュール
のコードと付属情報を混在させて保管して、ユーティリ
ティ側で該情報を分類する方法もあり、同様の効果を示
す。また、本実施形態では、サブモジュールとして、プ
ログラムを例示したが、ユーティリティで使用するイメ
ージ画像や音をサブモジュールとして、新規デバイスに
対応したイメージ画像や音のみの更新も同様の技術で可
能である。
【0138】〔第5実施形態〕図26は、本発明の第5
実施形態を示すネットワーク機器を適用可能なネットワ
ークシステムの構成を説明するブロック図であり、図1
7と同一のものには同一の符号を付してある。
【0139】図26において、メインモジュール206
は、ネットワーク201上に存在して本ユーティリティ
に関わるデバイスを検索して一覧表示し、各デバイスの
関連するサブモジュールを取得してサブモジュール管理
部1101へ引き渡し処理と、サブモジュール管理部1
101から取得するサブモジュール、及びデバイス20
8からSNMPを使用してサブモジュールを取得し、各
サブモジュールの比較を行い、サブモジュール管理部1
101を経由して、サブモジュール群207に新しいサ
ブモジュールを書き込む処理とを行う。
【0140】207はサブモジュール群で、各サブモジ
ュールは各デバイスの詳細設定や表示部を司り、メイン
モジュール206によって実行される。
【0141】なお、サブモジュール管理部1101は、
メインモジュール206から要求を受けて、サブモジュ
ール群207から関係するサブモジュールを取り出し、
メインモジュール206に渡したり、メインモジュール
206から渡されたサブモジュールをサブモジュール群
207へ格納するため、図27に示すような形式のサブ
モジュール情報を備えている。
【0142】なお、本実施形態において、ネットワーク
201上には、図20〜図22に示したMIBデータ構
造を備えるデバイスが接続されているものとする。
【0143】図28は、本発明に係るネットワーク機器
における第6のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、S2801〜S2812は各ステッ
プを示す。また、図20〜図21に示したMIBデータ
構造を備えるデバイス208がネットワーク201に接
続し、稼働中であるとする。
【0144】先ず、メインモジュール206はネットワ
ーク201上に接続するデバイスの概要情報を取得する
ため、各デバイスからMIBのsystem部を取得す
る(S2801)。
【0145】なお、本実施形態では、図20〜図22に
示すMIBデータ構造を備える3種類のデバイスを取得
する。
【0146】そして、取得したデバイスの情報に基づ
き、コンピュータ202上の表示装置上でアイコン表示
して、デバイスリストとして図24に示したように表示
する(S2802)。なお、アイコンは、あらかじめデ
バイス名と関連づけられているアイコンを用い、不明の
場合はデフォルトのアイコンを用いる。
【0147】次に、ユーザがこのデバイスリストからデ
バイスを選択すると(S2803)、メインモジュール
206は選択されたデバイスに対し、system
(1)下のmoduleIDに記載されているMIBオ
ブジェクトIDの下のmoduleオブジェクトグルー
プのデータを取得する(S2804)。
【0148】例えば図20に示すMIBデータ構造を備
えるデバイスの場合、moduleIDには、1.3.
6.1.4.1.1602.2が記載されており、1.
3.6.1.4.1.1602.2下のmoduleに
オブジェクトグループのデータ取得を行っても、該グル
ープにはデータがないため、ステップS2805におけ
る判定がNOとなり、ステップS2809へ進み、メイ
ンモジュール206はサブモジュール管理部1101へ
‘A’に関連するサブモジュールの取得を要求し、サブ
モジュール管理部1101からサブモジュールを取得
し、ステップS2810で、デバイス単位の表示を行
い、ステップS2811で、デバイス操作処理を行う。
【0149】一方、図21に示すMIBデータ構造を備
えるデバイスの場合、moduleIDには、1.3.
6.1.4.1.1602.2及び1.3.6.1.
4.1.1602.3が記載されており、これらグルー
プ下のmoduleオブジェクトグループのデータ取得
をステップS2804で行うと、1.3.6.1.4.
1.1602.2下のmoduleオブジェクトグルー
プにはデータはないため、ステップS2805の判定が
NOとなり、このデータに関してはそのままステップS
2809に移り、1.3.6.1.4.1.1602.
3下のmoduleオブジェクトグループにはデータが
あり、該データには、サブモジュール名とバージョンが
記載されており、続く、ステップS2806で、メイン
モジュール206はサブモジュール管理部1101に該
情報を渡し、サブモジュール群207に該サブモジュー
ルがあるかどうかを評価する。
【0150】この際、サブモジュール管理部1101で
は、図27に示したサブモジュール情報から、該サブモ
ジュールがあるかどうかを検索するが、同名のサブモジ
ュールがサブモジュール群207にはないため、ステッ
プS2806の判定がNOとなり、サブモジュール管理
部1101はメインモジュール206に該サブモジュー
ルがないことを応答し、サブモジュール群207は、続
いて、ステップS2808で、デバイスから取得したサ
ブモジュールをサブモジュール管理部1101を通し
て、サブモジュール207に登録する。
【0151】そして、moduleIDに示されたサブ
モジュールをすべて処理すると、続いて、ステップS2
809で、メインモジュール206は該デバイスに関す
るサブモジュールをサブモジュール管理部1101を通
して、サブモジュール群207から取得し、これら取得
したモジュールを使用して、ステップS2810で、デ
バイス単位で表示し、ステップS2811で、デバイス
操作処理を行う。
【0152】一方、図22に示すMIBデータ構造を備
えるデバイスの場合は、moduleIDには、1.
3.6.1.4.1.1602.2が記載されており、
ステップS2804で、1.3.6.1.4.1.16
02.2下のmoduleオブジェクトグループのデー
タ取得を行うと、ステップS2805で、1.3.6.
1.4.1.1602.2下のmoduleオブジェク
トグループにはデータがありと判定されるため該データ
を取得する。このデータには、サブモジュール名とバー
ジョンが記載されているので、メインモジュール206
は、サブモジュール管理部1101に該情報を渡すと、
ステップS2806で、サブモジュール207に該サブ
モジュールがあるかどうかを評価し、同名のサブモジュ
ールがサブモジュール群207にあるため、ステップS
2807で、両方のバージョンを比較すると、サブモジ
ュール群207に内在するサブモジュールのバージョン
(1.0)が低いため、サブモジュール管理部1101
はメインモジュール206に該サブモジュールがないと
して応答し、ステップS2808で、サブモジュール群
207はデバイスから取得したサブモジュールをサブモ
ジュール管理部1101を通して、サブモジュール群2
07に登録する。
【0153】そして、moduleIDに示されたサブ
モジュールをすべて処理すると、続いて、ステップS2
909で、メインモジュール206は該デバイスに関す
るサブモジュールをサブモジュール管理部1101を通
して、サブモジュール207から取得し、該取得したこ
れらのモジュールを使用して、ステップS2810で、
デバイス単位で表示し、ステップS2811で、デバイ
ス操作処理を行う。
【0154】そして、ステップS2812で、各デバイ
スの操作処理が終了したかどうかを判定して、終了して
いると判定している場合は、ステップS2802に戻
り、デバイスリスト表示を行う。
【0155】一方、ステップS2812で、終了してい
ないと判定している場合は、ステップS2811へ戻っ
て、デバイス操作処理を行う。
【0156】これら3つのデバイスを処理した後の、サ
ブモジュール管理部1101の保持するサブモジュール
情報の内容は、図27に示したサブモジュール情報か
ら、図27に示すように、デバイス名「A」のデバイス
がスキャナが拡張されているようにその内容が変更され
て管理される。そして、次回からは、このデータを元に
上述したと同じようなデータ処理作業が行われる。
【0157】図27,図29は、図26に示したサブモ
ジュール管理部1101の保持するサブモジュール情報
の一例を説明する図であり、図27は、システムの機器
が変更される前のサブモジュール情報に対応し、図29
は、システムの機器が変更された後のサブモジュール情
報に対応する。
【0158】上記実施形態によれば、SNMPプロトコ
ルを有し、自身のデバイス管理を可能にするデバイスに
おいて、SNMPパケットを受け、SNMPプロトコル
を解釈し、MIBを管理するとともに、あるMIBに含
まれるデータをプログラムとして実行することで、MI
Bを管理するモジュールを拡張するので、該ネットワー
ク接続デバイスが備えるSNMP通信機能を拡張するこ
とを可能にする。
【0159】また、SNMPプロトコルを有し、自身の
デバイス管理を可能にするデバイスにおいて、SNMP
パケットを受け、SNMPプロトコルを解釈し、MIB
を管理するとともに、あるMIBに含まれるデータから
新規のMIBデータ構造を作り出し、この新規データ構
造を元のデータ構造の一部とするようなMIBを管理す
ることで、MIBを管理するモジュールを拡張するの
で、該ネットワーク接続デバイスが備えるSNMP通信
機能を拡張することを可能にする。
【0160】さらに、SNMPプロトコルを有し、自身
のデバイス管理を可能にするデバイスにおいて、SNM
Pパケットを受け、SNMPプロトコルを解釈し、MI
Bを管理するとともに、MIBに含まれるデータを元に
自動的にプログラムを他のデバイスから取得して、該プ
ログラムを実行し、SNMP Agentの機能を拡張
するので、該ネットワーク接続デバイスが備えるSNM
P通信機能を拡張することを可能にする。
【0161】また、ネットワークに接続するコンピュー
タ上で動作するデバイスユーティリティが該デバイスに
対して、SNMPプロトコル通信を使用し、新たなサブ
モジュールを保持するMIBデータを取得し、該データ
を該ユーティリティのサブモジュールとして実行するの
で、デバイスの特徴を生かしたユーティリティの活用が
可能となる。
【0162】例えば、製本機能を備えた新しいプリンタ
が発売され、すでにコンピュータにインストールされて
いるデバイスユーティリティには、該製本機能の設定を
行う機能がない場合、製本機能の設定操作を行うサブモ
ジュールをMIBデータとして保持し、ユーティリティ
からの要求に応じて、該サブモジュールをユーティリテ
ィに送ることで、ユーティリティは該サブモジュールを
実行し、該機能設定を可能にする。その結果、ユーティ
リティをインストールし直すことなく、該ユーティリテ
ィで新しい機能の操作が可能となる。また、この作用
は、複数のコンピュータにインストールされている各々
のユーティリティをインストールし直す作業を省き、す
べてのコンピュータにて、新しい機能を該ユーティリテ
ィ上で実行できる。
【0163】さらに、該ユーティリティが該サブモジュ
ールをコンピュータの補助記憶装置に格納し、必要に応
じて使用するので、一度、デバイスにアクセスし、サブ
モジュールを取得すれば、以降、デバイスにアクセスす
ることなく、該ユーティリティで新しい機能の操作が可
能となる。
【0164】これにより、新しいデバイスを手に入れる
度に、既存のデバイスユーティリティを新しいデバイス
対応のユーティリティに入れ替えることなく、ユーザは
今までと同様の作業で、新しいデバイスをデバイスユー
ティリティから操作可能となる。
【0165】以下、図30に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るネットワーク機器をを適用可能なネット
ワークシステムで読み出し可能なデータ処理プログラム
の構成について説明する。
【0166】図30は、本発明に係るネットワーク機器
をを適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【0167】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0168】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0169】本実施形態における図8,図9,図13,
図16,図23,図28に示す機能が外部からインスト
ールされるプログラムによって、ホストコンピュータに
より遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−
ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、
あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プ
ログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも
本発明は適用されるものである。
【0170】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0171】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0172】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0173】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0174】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜3の発明によれば、SNMPプロトコルで使用される
MIBオブジェクトを処理してネットワークに接続され
るデータ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通
信制御装置であって、MIBオブジェクトの値をプログ
ラムとして実行する場合において、データ処理装置から
受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
データを記憶されるサブモジュールに組み込まれるプロ
グラムとして実行し、該実行結果に基づきMIBを拡張
するので、MIBオブジェクトを処理すべきモジュール
にデータ処理装置から受け取るMIBデータをプログラ
ムとして実行させるという簡単な構成で、MIBオブジ
ェクトを処理すべきモジュールを自己更新させることが
でき、SNMPプロトコルの通信機能を容易に強化拡張
することができる。
【0176】また、受け取るMIBオブジェクトを解析
して得られるMIBデータに基づき、第1のMIBデー
タ構造に組み込み可能な第2のMIBデータ構造を作成
し、該作成された第2のMIBデータ構造を前記第1の
MIBデータ構造に組み込むことにより、該サブモジュ
ールの通信機能を拡張するので、MIBオブジェクトを
処理すべきモジュールのMIBデータ構造をデータ処理
装置から受け取るMIBデータを新規のMIBデータ構
造として入れ替えるという簡単な構成で、MIBオブジ
ェクトを処理すべきモジュールのデータ構造を自己更新
させることができ、SNMPプロトコルの通信機能を容
易に強化拡張することができる。
【0177】さらに、受け取るMIBオブジェクトを解
析して得られるMIBデータに基づき、前記記憶される
サブモジュールを拡張する外部プログラムを前記データ
処理装置から取得し、該取得された前記外部プログラム
を実行し、該実行結果に基づきMIBを拡張するので、
MIBオブジェクトを処理すべきモジュール自体をデー
タ処理装置から取得するプログラムに基づき変更すると
いう簡単な構成で、MIBオブジェクトを処理すべきモ
ジュールを自己更新させることができ、SNMPプロト
コルの通信機能を容易に強化拡張することができる。
【0178】第4〜第6の発明によれば、SNMPプロ
トコルによりネットワークに接続されるネットワーク機
器と通信可能なデータ処理装置であって、取得されるM
IBデータを解析して取得先のネットワーク機器に対応
するMIBデータが存在しないと判定された場合に、前
記ネットワーク機器に保持される前記ユーティリティに
組み込み可能なサブモジュールを取得し、該取得される
前記サブモジュールを前記ユーティリティの内部に組み
込んで保持手段に更新登録するので、ネットワーク機器
のMIBデータ構造が拡張または変更されても、データ
処理装置側のユーティリティを簡単に自己更新すること
ができ、ユーザによる煩雑なユーティリティの再インス
トール作業を回避して、いつでも最新のユーティリティ
を利用したネットワーク機器管理処理を自在に行うこと
ができる。
【0179】第7の発明によれば、SNMPプロトコル
によりネットワークに接続されるデータ処理装置と通信
可能なネットワーク制御装置であって、前記データ処理
装置からの情報取得要求に基づき、保持されるMIBデ
ータまたは保持されるサブモジュールを前記データ処理
装置に送信するので、自機のMIBデータを処理可能と
するためのサブモジュールをデータ処理装置に提供し
て、ユーザによる煩雑なユーティリティの再インストー
ル作業を省略して、いつでも最新のユーティリティを更
新して時期のMIBデータを利用したネットワーク機器
管理を行う環境をデータ処理装置側のユーザに提供する
ことができる。
【0180】第8,第15の発明によれば、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置において、受け取るM
IBオブジェクトを解析して得られるMIBデータをプ
ログラムとして実行する実行手段と、前記実行手段によ
る実行結果に基づきMIBを拡張し、該拡張されたモジ
ュールを実行してMIBオブジェクトの値に従うMIB
データを生成してデータ処理装置側に通知するので、M
IBオブジェクトを処理すべきモジュールにデータ処理
装置から受け取るMIBデータをプログラムとして実行
させるという簡単な構成で、MIBオブジェクトを処理
すべきモジュールを自己更新させることができ、SNM
Pプロトコルの通信機能を容易に強化拡張することがで
きる。
【0181】第9,第16の発明によれば、SNMPプ
ロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理してネ
ットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバイ
ス情報を通知可能な通信制御装置において、受け取るM
IBオブジェクトを解析して得られるMIBデータに基
づき、第1のMIBデータ構造に組み込み可能な第2の
MIBデータ構造を作成し、該作成された第2のMIB
データ構造を前記第1のMIBデータ構造に組み込むこ
とにより、該サブモジュールの通信機能を拡張し、該拡
張されたモジュールを実行してMIBオブジェクトの値
に従うMIBデータを生成してデータ処理装置側に通知
するので、MIBオブジェクトを処理すべきモジュール
のMIBデータ構造をデータ処理装置から受け取るMI
Bデータを新規のMIBデータ構造として入れ替えると
いう簡単な構成で、MIBオブジェクトを処理すべきモ
ジュールのデータ構造を自己更新させることができ、S
NMPプロトコルの通信機能を容易に強化拡張すること
ができる。
【0182】第10,第17の発明によれば、SNMP
プロトコルで使用されるMIBオブジェクトを処理して
ネットワークに接続されるデータ処理装置に特定のデバ
イス情報を通知可能な通信制御装置において、受け取る
MIBオブジェクトを解析して得られるMIBデータに
基づき、前記記憶されるサブモジュールを拡張する外部
プログラムを前記データ処理装置から取得し、該取得さ
れた前記外部プログラムを実行し、該実行結果に基づき
MIBを拡張し、該拡張されたモジュールを実行してM
IBオブジェクトの値に従うMIBデータを生成してデ
ータ処理装置側に通知するので、MIBオブジェクトを
処理すべきモジュール自体をデータ処理装置から取得す
るプログラムに基づき変更するという簡単な構成で、M
IBオブジェクトを処理すべきモジュールを自己更新さ
せることができ、SNMPプロトコルの通信機能を容易
に強化拡張することができる。
【0183】第11〜第13の発明によれば、ネットワ
ーク機器を管理するユーティリティを保持する保持手段
を有し、SNMPプロトコルによりネットワークに接続
されるネットワーク機器と通信可能なデータ処理装置に
おいて、取得されるMIBデータを解析して取得先のネ
ットワーク機器に対応するMIBデータが存在しないと
判定された場合に、前記ネットワーク機器に保持される
前記ユーティリティに組み込み可能なサブモジュールを
取得し、該取得される前記サブモジュールを前記ユーテ
ィリティの内部に組み込んで前記保持手段に更新登録す
るので、ネットワーク機器のMIBデータ構造が拡張ま
たは変更されても、データ処理装置側のユーティリティ
を簡単に自己更新することができ、ユーザによる煩雑な
ユーティリティの再インストール作業を回避して、いつ
でも最新のユーティリティを利用したネットワーク機器
管理処理を自在に行うことができる。
【0184】第14,第21の発明は、SNMPプロト
コルによりネットワークに接続されるデータ処理装置と
通信可能なネットワーク制御装置において、前記データ
処理装置からの情報取得要求に基づき、特定のデバイス
情報を示すMIBデータを保持する第1の保持手段に保
持されるMIBデータまたは前記データ処理装置で動作
するユーティリティに組み込み可能なサブモジュールを
保持する第2の保持手段に保持されるサブモジュールを
前記データ処理装置に送信するので、自機のMIBデー
タを処理可能とするためのサブモジュールをデータ処理
装置に提供して、ユーザによる煩雑なユーティリティの
再インストール作業を省略して、いつでも最新のユーテ
ィリティを更新して時期のMIBデータを利用したネッ
トワーク機器管理を行う環境をデータ処理装置側のユー
ザに提供することができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すネットワーク機器
の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】図1に示したSNMP処理部で処理されるMI
Bオブジェクトの概念を説明する図である。
【図3】本発明に係るネットワーク機器におけるMIB
のオブジェクトグループの一例を説明する図である。
【図4】図1に示したMIBテーブルの一例を示す図で
ある。
【図5】本発明に係るネットワーク機器におけるMIB
オブジェクトの拡張処理を説明するための概念図であ
る。
【図6】本発明に係るネットワーク機器におけるMIB
テーブルに追加されるMIBデータ例を示す図である。
【図7】図4に示したMIBテーブルを図6に示したM
IBデータで拡張されたMIBテーブルの一例を示す図
である。
【図8】本発明に係るネットワーク機器における第1の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るネットワーク機器における第2の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】図5に示した追加MIBに記述されてる追加
プログラムリストの一例を示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示すネットワーク機
器におけるSNMP Agentでアクセス可能なMI
Bオブジェクトの概念を説明する図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示すネットワーク機
器におけるMIBテーブルの一例を示す図である。
【図13】本発明に係るネットワーク機器における第3
のデータ処理手順を説明するフローチャートである。
【図14】本発明の第3実施形態を示すネットワーク機
器の構成を説明するブロック図である。
【図15】本発明の第3実施形態を示すネットワーク機
器におけるSNMP Agentでアクセス可能なMI
Bオブジェクトの概念を説明する図である。
【図16】本発明に係るネットワーク機器における第4
のデータ処理手順を説明するフローチャートである。
【図17】本発明の第4実施形態を示すネットワーク機
器を適用可能なネットワークシステムの一例を示す図で
ある。
【図18】本発明の第4実施形態を示すネットワーク機
器におけるMIB構成を説明するブロック図である。
【図19】本発明の第4実施形態を示すネットワーク機
器におけるMIB構成を説明するブロック図である。
【図20】本発明に係るネットワーク機器のMIBオブ
ジェクトデータの一例を示す図である。
【図21】本発明に係るネットワーク機器のMIBオブ
ジェクトデータの一例を示す図である。
【図22】本発明に係るネットワーク機器のMIBオブ
ジェクトデータの一例を示す図である。
【図23】本発明に係るネットワーク機器における第5
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図24】図17に示したホストコンピュータの表示装
置上に表示されるデバイスリスト画面の一例を示す図で
ある。
【図25】図17に示したコンピュータの表示装置に表
示されるデバイス画面の一例を示す図である。
【図26】本発明の第5実施形態を示すネットワーク機
器を適用可能なネットワークシステムの構成を説明する
ブロック図である。
【図27】図26に示したサブモジュール管理部の保持
するサブモジュール情報の一例を説明する図である。
【図28】本発明に係るネットワーク機器における第6
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図29】図26に示したサブモジュール管理部の保持
するサブモジュール情報の一例を説明する図である。
【図30】本発明に係るネットワーク機器をを適用可能
なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。
【符号の説明】
1 デバイス 2 ネットワーク 3 ネットワークインタフェース 4 プロトコル解析部 5 SNMP処理部 6 MIBデータ管理部 7 オブジェクト処理部 8 テーブル更新部 9 サブモジュール更新部 10 MIBテーブル 11 サブモジュールデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 HB06 JA35 JB14 KA10 KB04 KB09 5K030 GA17 HA08 HB18 HB19 JA07 LA08 MD08 MD09 5K034 AA20 EE11 FF01 FF02 HH01 HH14 HH17 HH26 9A001 CC06 CC07 JJ18 LL09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SNMPプロトコルで使用されるMIB
    オブジェクトを処理してネットワークに接続されるデー
    タ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御
    装置であって、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成手
    段と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データをプログラムとして実行する実行手段と、 前記実行手段による実行結果に基づきMIBを拡張する
    拡張手段と、を有することを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 SNMPプロトコルで使用されるMIB
    オブジェクトを処理してネットワークに接続されるデー
    タ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御
    装置であって、 前記MIBオブジェクトの値を第1のMIBデータ構造
    に従って記憶されるサブモジュールにより処理して追加
    されるMIBデータを生成する生成手段と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、前記第1のMIBデータ構造に組み込
    み可能な第2のMIBデータ構造を作成する作成手段
    と、 前記作成手段により作成された第2のMIBデータ構造
    を前記第1のMIBデータ構造に組み込むことにより、
    該サブモジュールの通信機能を拡張する拡張手段と、を
    有することを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 SNMPプロトコルで使用されるMIB
    オブジェクトを処理してネットワークに接続されるデー
    タ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御
    装置であって、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成手
    段と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、前記記憶されるサブモジュールを拡張
    する外部プログラムを前記データ処理装置から取得する
    取得手段と、 前記取得手段により取得された前記外部プログラムを実
    行し、該実行結果に基づきMIBを拡張する拡張手段
    と、を有することを特徴とする通信制御装置。
  4. 【請求項4】 SNMPプロトコルによりネットワーク
    に接続されるネットワーク機器と通信可能なデータ処理
    装置であって、 前記ネットワーク機器を管理するユーティリティを保持
    する保持手段と、 取得されるMIBデータを解析して取得先のネットワー
    ク機器に対応するMIBデータが存在するかどうかを判
    定する判定手段と、 前記判定手段により存在しないと判定された場合に、前
    記ネットワーク機器に保持される前記ユーティリティに
    組み込み可能なサブモジュールを取得する取得手段と、 前記取得手段により取得される前記サブモジュールを前
    記ユーティリティの内部に組み込んで前記保持手段に更
    新登録する更新手段と、を有することを特徴とするデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記更新手段により更新されたユーティ
    リティを実行する実行手段を有することを特徴とする請
    求項4記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記実行手段は、前記更新手段により更
    新されたユーティリティに基づき、新規接続されるネッ
    トワーク機器に関する情報を表示することを特徴とする
    請求項4記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 SNMPプロトコルによりネットワーク
    に接続されるデータ処理装置と通信可能なネットワーク
    制御装置であって、 特定のデバイス情報を示すMIBデータを保持する第1
    の保持手段と、 前記データ処理装置で動作するユーティリティに組み込
    み可能なサブモジュールを保持する第2の保持手段と、 前記データ処理装置からの情報取得要求に基づき、前記
    第1の保持手段に保持されるMIBデータまたは前記第
    2の保持手段に保持されるサブモジュールを前記データ
    処理装置に送信する送信手段と、を有することを特徴と
    するネットワーク制御装置。
  8. 【請求項8】 SNMPプロトコルで使用されるMIB
    オブジェクトを処理してネットワークに接続されるデー
    タ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御
    装置における通信制御方法であって、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成工
    程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データをプログラムとして実行する実行工程と、 前記実行工程による実行結果に基づきMIBを拡張する
    拡張工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】 SNMPプロトコルで使用されるMIB
    オブジェクトを処理してネットワークに接続されるデー
    タ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制御
    装置における通信制御方法であって、 前記MIBオブジェクトの値を第1のMIBデータ構造
    に従って記憶されるサブモジュールにより処理して追加
    されるMIBデータを生成する生成工程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、第1のMIBデータ構造に組み込み可
    能な第2のMIBデータ構造を作成する作成工程と、 前記作成工程により作成された第2のMIBデータ構造
    を前記第1のMIBデータ構造に組み込むことにより、
    該サブモジュールの通信機能を拡張する拡張工程と、を
    有することを特徴とする通信制御方法。
  10. 【請求項10】 SNMPプロトコルで使用されるMI
    Bオブジェクトを処理してネットワークに接続されるデ
    ータ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制
    御装置における通信制御方法であって、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成工
    程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、前記記憶されるサブモジュールを拡張
    する外部プログラムを前記データ処理装置から取得する
    取得工程と、 前記取得工程により取得された前記外部プログラムを実
    行し、該実行結果に基づきMIBを拡張する拡張工程
    と、を有することを特徴とする通信制御方法。
  11. 【請求項11】 ネットワーク機器を管理するユーティ
    リティを保持する保持手段を有し、SNMPプロトコル
    によりネットワークに接続されるネットワーク機器と通
    信可能なデータ処理装置におけるデータ処理方法であっ
    て、 取得されるMIBデータを解析して取得先のネットワー
    ク機器に対応するMIBデータが存在するかどうかを判
    定する判定工程と、 前記判定工程により存在しないと判定された場合に、前
    記ネットワーク機器に保持される前記ユーティリティに
    組み込み可能なサブモジュールを取得する取得工程と、 前記取得工程により取得される前記サブモジュールを前
    記ユーティリティの内部に組み込んで前記保持手段に更
    新登録する更新工程と、を有することを特徴とするデー
    タ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記更新工程により更新されたユーテ
    ィリティを実行する実行工程を有することを特徴とする
    請求項11記載のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記実行工程は、前記更新工程により
    更新されたユーティリティに基づき、新規接続されるネ
    ットワーク機器に関する情報を表示することを特徴とす
    る請求項11記載のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 SNMPプロトコルによりネットワー
    クに接続されるデータ処理装置と通信可能なネットワー
    ク制御装置における通信制御方法であって、 前記データ処理装置からの情報取得要求に基づき、特定
    のデバイス情報を示すMIBデータを保持する第1の保
    持手段に保持されるMIBデータまたは前記データ処理
    装置で動作するユーティリティに組み込み可能なサブモ
    ジュールを保持する第2の保持手段に保持されるサブモ
    ジュールを前記データ処理装置に送信する送信工程を有
    することを特徴とする通信制御方法。
  15. 【請求項15】 SNMPプロトコルで使用されるMI
    Bオブジェクトを処理してネットワークに接続されるデ
    ータ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制
    御装置に、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成工
    程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データをプログラムとして実行する実行工程と、 前記実行工程による実行結果に基づきMIBを拡張する
    拡張工程とを実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 SNMPプロトコルで使用されるMI
    Bオブジェクトを処理してネットワークに接続されるデ
    ータ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制
    御装置に、 前記MIBオブジェクトの値を第1のMIBデータ構造
    に従って記憶されるサブモジュールにより処理して追加
    されるMIBデータを生成する生成工程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、第1のMIBデータ構造に組み込み可
    能な第2のMIBデータ構造を作成する作成工程と、 前記作成工程により作成された第2のMIBデータ構造
    を前記第1のMIBデータ構造に組み込むことにより、
    該サブモジュールの通信機能を拡張する拡張工程とを実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータが読
    み取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 SNMPプロトコルで使用されるMI
    Bオブジェクトを処理してネットワークに接続されるデ
    ータ処理装置に特定のデバイス情報を通知可能な通信制
    御装置に、 前記MIBオブジェクトの値をプログラムとして実行す
    ることにより追加されるMIBデータを生成する生成工
    程と、 受け取るMIBオブジェクトを解析して得られるMIB
    データに基づき、前記記憶されるサブモジュールを拡張
    する外部プログラムを前記データ処理装置から取得する
    取得工程と、 前記取得工程により取得された前記外部プログラムを実
    行し、該実行結果に基づきMIBを拡張する拡張工程と
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワーク機器を管理するユーティ
    リティを保持する保持手段を有し、SNMPプロトコル
    によりネットワークに接続されるネットワーク機器と通
    信可能なデータ処理装置に、 取得されるMIBデータを解析して取得先のネットワー
    ク機器に対応するMIBデータが存在するかどうかを判
    定する判定工程と、 前記判定工程により存在しないと判定された場合に、前
    記ネットワーク機器に保持される前記ユーティリティに
    組み込み可能なサブモジュールを取得する取得工程と、 前記取得工程により取得される前記サブモジュールを前
    記ユーティリティの内部に組み込んで前記保持手段に更
    新登録する更新工程とを実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記更新工程により更新されたユーテ
    ィリティを実行する実行工程を有することを特徴とする
    請求項18記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記実行工程は、前記更新工程により
    更新されたユーティリティに基づき、新規接続されるネ
    ットワーク機器に関する情報を表示することを特徴とす
    る請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 SNMPプロトコルによりネットワー
    クに接続されるデータ処理装置と通信可能なネットワー
    ク制御装置に、 前記データ処理装置からの情報取得要求に基づき、特定
    のデバイス情報を示すMIBデータを保持する第1の保
    持手段に保持されるMIBデータまたは前記データ処理
    装置で動作するユーティリティに組み込み可能なサブモ
    ジュールを保持する第2の保持手段に保持されるサブモ
    ジュールを前記データ処理装置に送信する送信工程を実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータが読
    み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299467C (zh) * 2003-02-18 2007-02-07 华为技术有限公司 管理网络设备的装置及其方法
JP2009081680A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Oki Electric Ind Co Ltd 管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラム
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