JP2001280735A - 給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置 - Google Patents

給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置

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JP2001280735A
JP2001280735A JP2000094909A JP2000094909A JP2001280735A JP 2001280735 A JP2001280735 A JP 2001280735A JP 2000094909 A JP2000094909 A JP 2000094909A JP 2000094909 A JP2000094909 A JP 2000094909A JP 2001280735 A JP2001280735 A JP 2001280735A
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hot water
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heat exchanger
refrigerant
water supply
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JP2000094909A
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English (en)
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Kenichi Tanogashira
健一 田之頭
Kazuya Yamaguchi
和也 山口
Toru Fukuchi
徹 福知
Naoji Yotsuya
直司 肆矢
Michinori Kawahara
道憲 川原
Katsuyuki Nagura
勝雪 名倉
Yoshihiro Sugiyama
由浩 杉山
Makoto Misawa
誠 三沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saibu Gas Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Saibu Gas Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値を熱ポ
ンプ装置の負荷の増大に応じて膨張弁が絞られるように
設定し、室内機による快適な暖房を行いながら高効率な
給湯装置の運転を可能とする。 【構成】給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調
装置において、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、熱ポンプ装置の負荷が大き
くなるほど大きい値に設定するサブクール目標値設定手
段を設け、冷媒高圧値に対応する冷媒飽和温度と前記給
湯装置冷媒温度センサにより検出される冷媒温度との差
が前記サブクール値の目標値となるように前記給湯装置
膨張弁の開度を制御する制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯装置を備えた
エンジン駆動式熱ポンプ空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動式熱ポンプ装置を利用した
給湯装置として特開平11−182972号公報に記載
されたものがある。この給湯装置は、エンジン駆動式熱
ポンプ装置の冷媒回路を循環する高温高圧の冷媒の熱を
熱媒体(水)に付与する給湯装置熱交換器と、冷却水に
よって回収されたエンジン排熱を熱媒体(水)に付与す
る温水熱交換器と、熱媒体(水)の熱で貯湯タンク内の
水を加熱する熱交換器と、これらの各熱交換器に熱媒体
(水)を循環させるポンプを配置し、貯湯タンク内に貯
留される温水を各種用途に供するようにしたものであ
る。
【0003】そして、出願人はエンジン駆動方式熱ポン
プ空調装置の熱ポンプ装置を上記給湯装置に利用した給
湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置の開発
を行っている。これはエンジンにより駆動されて冷媒を
圧送する圧縮機と室外機熱交換器との間に、室内機熱交
換器及び給湯装置熱交換器を並列に接続し、前記室外機
熱交換器と前記室内機熱交換器の間に室内機膨張弁を接
続し、前記室外機熱交換器と前記給湯装置熱交換器との
間に給湯装置膨張弁を接続した熱ポンプ装置を設け、圧
縮機の吐出側の冷媒高圧値を検出する高圧側圧力センサ
と、前記室内機熱交換器と前記室内機膨張弁との間の冷
媒温度を検出する室内機冷媒温度センサと前記給湯装置
熱交換器と前記給湯装置膨張弁との間の冷媒温度を検出
する給湯装置冷媒温度センサを設け、前記室内機膨張弁
及び給湯装置膨張弁の開度をサブクール制御するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の給湯装置を
備えたエンジン駆動方式熱ポンプ空調装置では、給湯装
置膨張弁のサブクール値の目標値を固定値としている。
そして、暖房給湯同時運転時に、給湯装置熱交換器に流
入する水の温度は、0〜70℃と非常に広範囲であるた
め、給湯装置膨張弁の開度が大きく変化し、給湯装置熱
交換器と室内機熱交換器における熱交換量のバランスが
取れなくなり、快適な暖房運転が不可能となる。また、
外気温度が低い、運転中の室内機の台数が多い、或いは
給湯装置熱交換器に流入する温度が低い場合、室内機熱
交換器において熱交換量の不足が生じても、給湯装置熱
交換器に高圧冷媒が多く分配されてしまい、室内機の能
力が低下して快適な暖房を行えなくなる不具合があっ
た。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標
値を熱ポンプ装置の負荷の増大に応じて膨張弁が絞られ
るように設定し、室内機による快適な暖房を行いながら
高効率な給湯装置の運転を可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、エンジン
により駆動されて冷媒を圧送する圧縮機と室外機熱交換
器との間に、室内機熱交換器と給湯装置熱交換器とを並
列に接続し、前記室外機熱交換器と前記室内機熱交換器
との間に室内機膨張弁を接続し、前記室外機熱交換器と
前記給湯装置熱交換器との間に給湯装置膨張弁を接続し
た熱ポンプ装置を設け、圧縮機の吐出側の冷媒高圧値を
検出する高圧側圧力センサと、前記室内機熱交換器と前
記室内機膨張弁との間の冷媒温度を検出する室内機冷媒
温度センサと前記給湯装置熱交換器と前記給湯装置膨張
弁との間の冷媒温度を検出する給湯装置冷媒温度センサ
を設け、前記室内機膨張弁及び給湯装置膨張弁をサブク
ール制御する手段を設けた給湯装置を備えたエンジン駆
動式熱ポンプ空調装置において、前記給湯装置膨張弁の
サブクール値の目標値を、サブクール値が大きくなるに
つれて給湯装置熱交換器の能力が低下する領域で、前記
熱ポンプ装置の負荷が大きくなるほど大きい値に設定す
るサブクール目標値設定手段を設け、前記冷媒高圧値に
対応する冷媒飽和温度と前記給湯装置冷媒温度センサに
より検出される冷媒温度との差が前記サブクール値の目
標値となるように前記給湯装置膨張弁の開度を制御する
制御手段を設けたことである。
【0006】請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を外気温度が低くなるほど大きい値に設
定することである。
【0007】請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を運転中の室内機の台数が多くなるほど
大きい値に設定することである。
【0008】請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を前記給湯装置熱交換器に流入する水の
温度が低くなるほど大きい値に設定することである。
【0009】請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を外気温度が低くなるほど大きく、運転
中の室内機の台数が多くなるほど大きい値に設定するこ
とである。
【0010】請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を外気温度が低くなるほど大きく、前記
給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低くなるほど大
きい値に設定することである。
【0011】請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を運転中の室内機の台数が多くなるほど
大きく、前記給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低
くなるほど大きい値に設定することである。
【0012】請求項8に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記サブクール目標値設定手段が、前記サブク
ール値の目標値を外気温度が低くなるほど大きく、運転
中の室内機の台数が多くなるほど大きく、前記給湯装置
熱交換器に流入する水の温度が低くなるほど大きい値に
設定することである。
【0013】請求項9に係る発明の構成上の特徴は、請
求項1に記載されたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置に
おいて、前記室内機膨張弁及び前記給湯装置膨張弁がリ
ニア電子制御膨張弁であることである。
【0014】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、給湯装置を備えたエンジン駆動式
熱ポンプ空調装置の暖房給湯同時運転時において、給湯
装置膨張弁のサブクール値の目標値を、サブクール値が
大きくなるにつれて給湯装置熱交換器の能力が低下する
領域で、熱ポンプ装置の負荷が大きくなるほど大きい値
に設定するサブクール目標値設定手段を設け、冷媒高圧
値に対応する冷媒飽和温度と給湯装置冷媒温度センサに
より検出される冷媒温度との差がサブクール値の目標値
となるように給湯装置膨張弁の開度を制御するので、給
湯装置熱交換器と空調機熱交換器における熱交換量の良
好なバランスを維持し、室内機による快適な暖房を行い
ながら給湯装置を運転することができる。
【0015】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、外気温度が低くなるほど大
きい値に設定するようにしたので、外気温度が低いとき
に、給湯装置熱交換器への高圧冷媒の分配を減少させて
室内機熱交換器における必要な熱交換量を確保し、室内
機による快適な暖房を行いながら給湯装置を運転するこ
とができる。
【0016】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、運転中の室内機の台数が多
くなるほど大きい値に設定するようにしたので、室内機
の台数が多いときに、給湯装置熱交換器への高圧冷媒の
分配を減少させて室内機熱交換器における必要な熱交換
量を確保し、室内機による快適な暖房を行いながら給湯
装置を運転することができる。
【0017】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、給湯装置熱交換器に流入す
る水の温度が低くなるほど大きい値に設定するようにし
たので、給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低いと
きに、給湯装置熱交換器への高圧冷媒の分配が過多とな
って給湯装置熱交換器と室内機熱交換器における熱交換
量のバランスが取れなくなり、快適な暖房運転が不可能
になることが防止できる。
【0018】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、外気温度が低くなるほど大
きく、運転中の室内機の台数が多くなるほど大きい値に
設定するようにしたので、外気温度が低く、運転中の室
内機の台数が多いときに、給湯装置熱交換器への高圧冷
媒の分配を減少させて室内機熱交換器における必要な熱
交換量を確保し、室内機による快適な暖房を行いながら
給湯装置を運転することができる。
【0019】上記のように構成した請求項6に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、外気温度が低くなるほど大
きく、給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低くなる
ほど大きい値に設定するようにしたので、外気温度が低
く、給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低いとき
に、給湯装置熱交換器への高圧冷媒の分配を減少させて
室内機熱交換器における必要な熱交換量を確保し、各熱
交換器における熱交換量の良好なバランスを維持して室
内機による快適な暖房を行いながら給湯装置を運転する
ことができる。
【0020】上記のように構成した請求項7に係る発明
においては、給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値
を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器の能力が低下する領域で、運転中の室内機の台数が多
くなるほど大きく、給湯装置熱交換器に流入する水の温
度が低くなるほど大きい値に設定するようにしたので、
運転中の室内機の台数が多く、給湯装置熱交換器に流入
する水の温度が低いときに、給湯装置熱交換器への高圧
冷媒の分配を減少させて室内機熱交換器における必要な
熱交換量を確保し、各熱交換器における熱交換量の良好
なバランスを維持して室内機による快適な暖房を行いな
がら給湯装置を運転することができる。上記のように構
成した請求項8に係る発明においては、給湯装置膨張弁
のサブクール値の目標値を、サブクール値が大きくなる
につれて給湯装置熱交換器の能力が低下する領域で、外
気温度が低くなるほど大きく、運転中の室内機の台数が
多くなるほど大きく、給湯装置熱交換器に流入する水の
温度が低くなるほど大きい値に設定するようにしたの
で、外気温度が低く、運転中の室内機の台数が多く、給
湯装置熱交換器に流入する水の温度が低いときに、給湯
装置熱交換器への高圧冷媒の分配を減少させて室内機熱
交換器における必要な熱交換量を確保し、各熱交換器に
おける熱交換量の良好なバランスを維持して室内機によ
る快適な暖房を行いながら給湯装置を運転することがで
きる。
【0021】上記のように構成した請求項9に係る発明
においては、室内機膨張弁及び給湯装置膨張弁をリニア
電子制御弁としたので、室内機膨張弁及び給湯装置膨張
弁を容易に正確に制御することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は給湯装置を備えたエン
ジン駆動式熱ポンプ空調装置の基本構成を示す回路図、
図2は給湯装置の基本構成を示す回路図、図3は給湯装
置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置の制御系の
構成を示すブロック図である。図1に示すように、エン
ジン駆動式熱ポンプ空調装置の熱ポンプ装置1は、ガス
エンジン6により駆動されて冷媒を圧送する圧縮機7と
室外機2の室外機熱交換器34との間に、複数の室内機
3の室内機熱交換器4と給湯装置60の給湯装置熱交換
器61とを互いに並列に接続し、室外機熱交換器34と
各室内機熱交換器4との間に各室内機膨張弁32を接続
し、室外機熱交換器34と給湯装置熱交換器61との間
に給湯装置膨張弁33を接続して構成されている。尚、
複数の不図示の部屋毎に配置される室内機3はそれぞれ
1つ以上の室内機熱交換器4を含んで構成されており、
各室内機熱交換器4は後述のように冷房運転時にはエバ
ポレータとして機能し、暖房運転時にはコンデンサとし
て機能する。又、図示しないが、各室内機熱交換器4に
は不図示の送風ファン5(図3参照)が設けられてい
る。
【0023】室外機2の構成について説明すると、図1
において、6は駆動源である水冷式ガスエンジン、7は
ガスエンジン6によって回転駆動される圧縮機であっ
て、ガスエンジン6の出力軸8はプーリ9、ベルト10
及びプーリ11を介して圧縮機7の入力軸12に連結さ
れている。ガスエンジン6の吸気系には吸気管13が接
続されており、該吸気管13の上流側にはエアクリーナ
14が配置され、その下流側にはミキサー15とスロッ
トル弁16が配置されている。尚、スロットル弁16は
ステッピングモータによって構成されるスロットル弁開
度制御アクチュエータ17によって開閉制御される。そ
して、前記ミキサー15には燃料ガス供給源18に接続
された燃料供給管19が接続されており、該燃料供給管
19の途中には燃料ガス流量制御弁20と減圧調整弁2
1及び2つの開閉弁22が接続されている。ガスエンジ
ン6の排気系からは排気管23が導出しており、該排気
管23の途中には排ガス熱交換器24が設けられてい
る。尚、ガスエンジン6には、エンジン回転数を検出す
るためのエンジン回転数センサ25、始動用のスタータ
モータ26、潤滑用オイルを貯留するためのオイルパン
27等が設けられている。
【0024】給湯装置を備えた熱ポンプ空調装置には、
圧縮機7を含んで閉ループを構成する冷媒回路28とガ
スエンジン6を冷却する冷却水を循環させる冷却水回路
29が設けられている。冷媒回路28は圧縮機7によっ
てフロン等の冷媒を循環させる回路であって、これには
圧縮機7の他、オイルセパレータ30、四方弁31、室
内機熱交換器4、室内膨張弁32、給湯装置膨張弁3
3、室外機熱交換器34、二重管熱交換器35、アキュ
ームレータ36等の各種機器が含まれており、これらの
機器は冷媒配管28a〜28kによってそれぞれ接続さ
れて閉ループを構成している。即ち、圧縮機7の吐出側
から導出してオイルセパレータ30に至る冷媒配管28
aの途中には高圧側圧力センサ37が設けられており、
オイルセパレータ30と四方弁31とは冷媒配管28b
によって接続されている。ここで、四方弁31には4つ
のポートa,b,c,dが設けられており、ポートbに
連なる冷媒配管28cの途中にはバルブ38が設けら
れ、該冷媒配管28cは4つの冷媒配管28d,28e
に分岐している。
【0025】上記4つの冷媒配管28d,28eのう
ち、1つの冷媒配管28dは給湯装置60に設けられた
給湯装置熱交換器61の入口側に接続され、給湯装置熱
交換器61の出口側から導出する冷媒配管28fの途中
には給湯装置膨張弁33が設けられている。残り3つの
各冷媒配管28eには室内機3を構成する各室内機熱交
換器4と各室内機膨張弁32がそれぞれ設けられてい
る。各室内機熱交換器4と各室内機膨張弁32との間に
は、各室内機熱交換器4出口の冷媒温度を検出する室内
機冷媒温度センサ110が夫々もうけられている。給湯
装置熱交換器61と給湯装置膨張弁33との間には、給
湯装置熱交換器61出口の冷媒温度を検出する給湯装置
冷媒温度センサ111が設けられている。室内機膨張弁
32及び給湯装置膨張弁33は、リニア電子制御膨張弁
で構成されている。3つの冷媒配管28eと冷媒配管2
8fが合流する冷媒配管28gは室外機熱交換器34の
一端に接続されており、その途中にはパックドバルブ3
9、サイトグラス40、ドライヤ41、電動開閉弁42
及び冷媒温度センサ43が設けられている。尚、室外機
熱交換器34には室外ファン44が設けられている。
又、上記室外機熱交換器34の他端に接続された冷媒配
管28hには二重管熱交換器35が設けられ、室外機熱
交換器34から流出して冷媒配管28hを流れる低圧冷
媒が二重管熱交換器35において後述するバイパス循環
回路を循環する冷却水により加熱される。冷媒配管28
hには二重管熱交換器35が設けられているとともに、
冷媒配管28gのドライヤ41と電動開閉弁42の間か
ら分岐した冷媒配管(バイパス配管)28iが接続さ
れ、該冷媒配管28iの途中には電動バイパス弁45と
逆止弁46が設けられている。そして、前記冷媒配管2
8hは前記四方弁31のポートdに接続されており、四
方弁31のポートcに連なる冷媒配管28jは前記アキ
ュームレータ36に接続され、該アキュームレータ36
から導出する冷媒配管28kは圧縮機7の吸入側に接続
され、その途中には低圧側圧力センサ47が設けられて
いる。又、前記オイルセパレータ30の下部から導出す
るオイル戻し配管48は前記冷媒配管28kに接続され
ており、その途中にはキャピラリ49が設けられてい
る。
【0026】前記冷却水回路29は水ポンプ50によっ
て冷却水を循環させる回路であって、これには水ポンプ
50の他、前記排ガス熱交換器24、サーモスタット弁
51、温水制御弁52、サーモスタット弁53、給湯装
置60に設けられた温水熱交換器62、ラジエータ5
4、前記二重管熱交換器35等の各種機器が含まれてお
り、これらの機器は冷却水配管29a〜29kによって
それぞれ接続されて閉ループを形成している。本実施の
形態では、温水制御弁52はリニア電子制御三方弁で構
成されている。即ち、水ポンプ50の吐出側からサーモ
スタット弁51に至る冷却水配管29aの途中には前記
排ガス熱交換器24が設けられており、サーモスタット
弁51から分岐する一方の冷却水配管29bは前記ガス
エンジン6の冷却水ジャケット6aの入口側に接続さ
れ、冷却水ジャケット6aの出口側から導出する冷却水
配管29cはサーモスタット弁51から分岐する他方の
冷却水配管29dと合流して1つの冷却水配管29eを
形成している。尚、排ガス熱交換器24と冷却水ジャケ
ット6aはエンジン排熱回収熱交換器を構成している。
上記冷却水配管29eは温水制御弁52に接続されてお
り、その途中には温水制御弁52の上流を流れる冷却水
の温度(エンジン排熱回収熱交換器の出口側温度)を検
出するための冷却水温度センサ55が設けられている。
そして、温水制御弁52から分岐する一方の冷却水配管
29fは前記サーモスタット弁53に接続され、該サー
モスタット弁53から分岐する一方の冷却水配管29g
は給湯装置60に設けられた前記温水熱交換器62の入
口側に接続されている。又、サーモスタット弁53から
分岐する他方の冷却水配管(バイパス配管)29hは前
記ラジエータ54の入口側に接続され、ラジエータ54
の出口側から導出する冷却水配管29iは前記水ポンプ
50の吸入側に接続されており、この冷却水配管29i
には前記温水制御弁52から分岐する冷却水配管(バイ
パス配管)29jが二重管熱交換器35を経由して接続
されている。冷却水配管29iの途中には注水口56を
介してリザーバタンク57が接続されている。更に、前
記温水熱交換器62の出口側から導出する冷却水配管2
9kは前記冷却水配管29iに接続されている。而し
て、以上の冷却水回路29において形成される閉ループ
の冷却水循環路は、前記排ガス熱交換器24と冷却水ジ
ャケット6aによって構成されるエンジン排熱回収熱交
換器から給湯装置60の前記温水熱交換器62を経てエ
ンジン排熱回収熱交換器に戻る冷却水配管29a〜29
g,29k,29iから成る主循環路と、エンジン排熱
回収熱交換器から温水熱交換器62を迂回して二重管熱
交換器35を経てエンジン排熱回収熱交換器に戻るバイ
パス循環回路29a〜29e,29j,29iと、冷却
水配管29aから29f,29h,29iによって構成
されるラジエータ循環路とで構成されている。
【0027】次に、給湯装置60の構成を図2に基づい
て説明する。図2に示すように、給湯装置60には給湯
装置熱交換器61と温水熱交換器62の他、貯湯タンク
63、水ポンプ64、リニア三方弁からなるサーモスタ
ット弁65、追い焚き装置66、温水熱交換器67、6
8等の機器が配置されており、これらの機器は温水配管
69a〜69kによってそれぞれ互いに接続されてい
る。即ち、前記給湯装置熱交換器61と温水熱交換器6
2を接続する温水配管69aの途中には前記水ポンプ6
4と温度センサ70が設けられるとともに、貯湯タンク
63の上部から導出する温水配管69bが接続されてお
り、温水配管69bの途中には開閉弁71が設けられて
いる。尚、貯湯タンク63には4つの温度センサ72a
〜72dが高さ方向に適当な間隔で設けられており、貯
湯タンク63の底部には市水(水道水)を補給するため
の給水管69cが接続されている。
【0028】貯湯タンク63の底部から導出する温水配
管69dは給湯装置熱交換器61の入口側に接続されて
おり、温水熱交換器62の出口側から導出する温水配管
69eは前記サーモスタット弁65に接続されている。
そして、サーモスタット弁65から分岐する一方の温水
配管69fは貯湯タンク63の上部に接続され、他方の
温水配管69gは前記追い焚き装置66の内部を通って
温水配管69dに貯湯タンク63の底部近傍で接続され
ており、その追い焚き装置66の上流側には温度センサ
73が設けられ、追い焚き装置66の下流側には前記温
水熱交換器67、68が設けられている。ここで、一方
の温水熱交換器67と室内の床暖房装置(又は浴室乾燥
機)74とは給湯配管75によって接続され、他方の温
水熱交換器68と風呂76とは給湯配管77によって接
続されており、給湯配管75には水ポンプ78と流量制
御弁79が設けられ、給湯配管77には水ポンプ80が
設けられている。
【0029】前記温水配管69eから分岐する温水配管
(バイパス配管)69hは前記サーモスタット弁65を
迂回して温水配管69gに接続されており、その途中に
は開閉弁81が設けられている。更に、前記貯湯タンク
63の上部からは温水配管69iが導出しており、この
温水配管69iから分岐する一方の温水配管69jは図
示のように前記追い焚き装置66の内部を通って蛇口8
2に接続されており、他方の温水配管69kは不図示の
排水設備に接続され、その途中にはリリーフ弁83が設
けられている。ここで、追い焚き装置66にはバーナー
84が設けられており、このバーナー84には不図示の
燃料ガス供給源からガス配管85を経て燃料ガスが供給
され、この燃料ガスはバーナー84で燃焼して温水配管
69g、69jを流れる温水を加熱する。尚、ガス配管
85の途中にはガス流量制御弁86が設けられている。
又、追い焚き装置66の下部には空気取入口66aが開
口し、上部には排気口66bが開口している。
【0030】給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ
空調装置の制御系の構成を図3に示すブロック図に基づ
いて説明する。室外機2、室内機3及び給湯装置60に
は制御手段としてのCPU87,88,89がそれぞれ
設けられており、室外機2のCPU87と室内機3のC
PU88及び給湯装置60のCPU89は互いに情報の
授受を行い、室外機2のCPU87は各種データを記憶
装置90に記憶している。室外機2のCPU87は、エ
ンジン回転センサ25、高圧側圧力センサ37、低圧側
圧力センサ47、冷媒温度センサ43,110,11
1、冷却水温度センサ55、外気温度センサ112及び
その他のセンサ群(例えば、エンジン室内温度センサ、
高圧側温度センサ等)91の検知データを取り込んでス
ロットル弁開度制御アクチュエータ17、温水制御弁駆
動アクチュエータ92、室内機膨張弁32、給湯装置膨
張弁33のアクチュエータ93、室外ファン駆動アクチ
ュエータ94、水ポンプ駆動アクチュエータ95及びそ
の他のアクチュエータ群(例えば、ガス流量制御弁8
6、四方弁31、電動バイパス弁45、電動開閉弁42
等のアクチュエータなど)96の駆動を制御する。室内
機3のCPU88は、冷媒温度センサ97、室内機リモ
コン操作部98、室内温度センサ99、床暖房(浴室乾
燥)スイッチ100及び風呂追い焚きスイッチ101の
検知データを取り込んで送風ファン5及び室内ルーバー
モータ102の駆動を制御する。給湯装置60のCPU
89は、温度センサ群(温度センサ70,72a〜72
d,73)の検知データを取り込んで水ポンプ群(水ポ
ンプ64,78,80)、開閉弁群(開閉弁71,8
1)、ガス流量制御弁(&点火装置)86及び流量制御
弁79の駆動を制御する。
【0031】次に、給湯装置を備えたエンジン駆動式熱
ポンプ空調装置の作用を説明する。暖房給湯同時運転時
において、スタータモータ26によってガスエンジン6
が起動されると、該ガスエンジン6によって圧縮機7が
回転駆動されて気相冷媒が圧縮され、高温高圧の気相冷
媒は冷媒配管28aを通ってオイルセパレータ30に至
る。オイルセパレータ30においては冷媒に含まれるオ
イル分が除去され、オイル分が除去された気相冷媒は冷
媒配管28bを通って四方弁31に至る。冷媒から分離
されたオイルは前記キャピラリ49を通過してオイル戻
し配管48から前記冷媒配管28kに戻される。四方弁
31は、図1に実線にて示すように、ポートaとポート
bとが連通されており、高温高圧の気相冷媒はバルブ3
8を通過して一部の気相冷媒は各冷媒配管28eを通っ
て室内機熱交換器4に至り、コンデンサとして機能する
各室内機熱交換器4において凝縮熱を放出して液化し、
このとき放出される凝縮熱によって室内の暖房が行われ
る。残りの気相冷媒は冷媒配管28dを通って給湯装置
60の給湯装置熱交換器61へと供給されて貯湯タンク
63内の温水加熱に供される。
【0032】各室内機熱交換器4において凝縮熱を放出
して液化した高圧の液相冷媒は各冷媒配管28eを流れ
る過程で室内機膨張弁32にを通過して減圧され、給湯
装置熱交換器61において給湯装置60の貯湯タンク6
3の水を凝縮熱によって加熱して液化した高圧の液相冷
媒は冷媒配管28fを流れる過程で給湯装置膨張弁33
を通過して減圧される。そして、各室内膨張弁32、給
湯装置膨張弁33を通過して減圧された液相冷媒は合流
して冷媒配管28gを流れ、パックドバルブ39、サイ
トグラス40、ドライヤ41及び電動開閉弁42を通過
して室外機熱交換器34に至り、エバポレータとして機
能する室外機熱交換器34において外気から蒸発熱を奪
って気化する。気化した冷媒は四方弁31に至るが、四
方弁31は、ポートcとポートdが連通しているため、
冷媒は冷媒配管28jを通ってアキュームレータ36へ
と流れ、該アキュームレータ36にて気液が分離され、
気相冷媒のみが冷媒配管28kを通って圧縮機7に吸引
される。圧縮機7に吸引された冷媒は再び圧縮され、冷
媒は前述と同様の作用を繰返して各室内の暖房及び給湯
に供される。
【0033】圧縮機7から吐出される気相冷媒の圧力
が、高圧側圧力センサ37により検出され、この冷媒高
圧値の検出値が目標値となるようにガスエンジン6の回
転数が制御される。即ち、冷媒高圧値の検出値と目標値
の差に応じて目標エンジン回転数が設定され、該目標エ
ンジン回転数と回転センサ25によって検出されるエン
ジン回転数の差が0となるようにスロットル弁16の開
度がフィードバック制御される。冷媒高圧値の目標値
は、運転中の個々の室内機3の負荷の中で最大のものに
基づいて算出される。個々の室内機3の負荷は、室内機
3の容量、室内温度と設定温度との温度差に基づいて求
められる。
【0034】室内機膨張弁32は室内機熱交換器4の熱
交換能力を高く維持するためにサブクール制御され、給
湯装置膨張弁33は、給湯装置熱交換器61に過多な高
圧冷媒が分配されて室内機3に暖房能力不足が生じるこ
とのないように、給湯装置膨張弁33はサブクール値の
目標値を、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置
熱交換器61の熱交換能力が低下する領域で、前記熱ポ
ンプ装置1の負荷が大きくなるほど大きい値に設定して
サブクール制御される。サブクール値は、圧縮機から吐
出された高圧冷媒の高圧側圧力センサにより検出された
圧力に対応する飽和温度と冷媒温度センサにより検出さ
れる熱交換器出口の冷媒温度との差であり、熱交換器の
出口に接続された膨張弁の開度を絞るほど略比例的に大
きくなる。また、図6に示すように、熱交換器の能力
は、サブクール値が大きくなるにつれて高くなり、所定
値で最高となった以降の領域では、サブクール値が大き
くなるにつれて低下する。図4に示す膨張弁サブクール
制御プログラム120のステップ121において、各膨
張弁について運転中の室内機3の室内機膨張弁32か否
かチェックされ、室内機膨張弁32であれば、ステップ
122でサブクール値の目標値を室内機熱交換器4の熱
交換能力が最大となるサブクール値10℃に設定する。
室内機膨張弁32のサブクール値は、圧縮機7から吐出
された高圧冷媒の高圧側圧力センサ37により検出され
た圧力に対応する飽和温度と室内機冷媒温度センサ11
0により検出される室内機熱交換器4出口の冷媒温度と
の差として求められる。室内機膨張弁32でなければ、
ステップ123において、給湯装置60の単独運転か否
か判断され、給湯単独運転であれば、ステップ124で
給湯装置膨張弁33のサブクール値の目標値を給湯装置
熱交換器61の熱交換能力が最大となるサブクール値1
5℃に設定する。給湯装置膨張弁33のサブクール値
は、圧縮機7から吐出された高圧冷媒の高圧側圧力セン
サ37により検出された圧力に対応する飽和温度と給湯
装置冷媒温度センサ111により検出される給湯装置熱
交換器61出口の冷媒温度との差として求められる。
【0035】暖房給湯同時運転の場合、ステップ125
において、給湯装置膨張弁33のサブクール値の目標値
が、サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換
器61の能力が低下する領域で、熱ポンプ装置1の負荷
が大きくなるほど大きい値に設定される。熱ポンプ装置
1の負荷要因としては、外気温度センサ112により検
出される外気温度A、運転中の室内機の台数B、給湯装置
熱交換器61に流入する水の温度C等がある。これら負
荷要因の中、適当なものをパラメータに選択し、試験を
繰返して作成した計算式に基づいて、給湯装置膨張弁3
3のサブクール値の目標値が、サブクール値が大きくな
るにつれて給湯装置熱交換器61の能力が低下する領域
で、熱ポンプ装置1の負荷が大きくなるほど大きい値に
設定される。サブクール値の目標値を算出する計算式
は、上記3個の負荷要因について、各々単独、二個ずつ
の組合わせ、又は全部をパラメータとして取上げて試験
結果から作成することができる。設定された給湯装置膨
張弁33のサブクール値の目標値に対応する給湯装置膨
張弁33の開度が、最小開度以下であるか否かステップ
126で判断され、最小開度以下であれば、ステップ1
27で最小開度をサブクール値の目標値として設定す
る。最小開度は、給湯装置熱交換器61に流入する水の
温度Cをパラメータとして経験式から求められ、給湯装
置熱交換器61に流入する水の温度が低くなるほど大き
な値とする。
【0036】ステップ128において、室内機熱交換器
4及び給湯装置熱交換器61のサブクール値が設定され
たサブクール値の目標値になるように室内機膨張弁32
及び給湯装置膨張弁33の開度が夫々フィードバック制
御される。これにより室内機3は、室内機熱交換器4の
熱交換能力が最大となるように高効率で暖房運転され、
給湯装置6は、熱ポンプ装置1の負荷が大きくなるにつ
れて給湯装置膨張弁33の開度が絞られて給湯装置熱交
換器61に分配される高圧冷媒の量を減少するように運
転される。これにより、熱ポンプ装置1の負荷が増大し
ても、室内機熱交換器4に十分な量の高圧冷媒が流入
し、室内機3が能力不足を起こすことが防止できる。ま
た、給湯装置膨張弁33のは、最小開度より絞られるこ
とはないので、給湯装置熱交換器61に冷媒が液体とな
って溜まり過ぎる現象を防ぐことができる。この膨張弁
サブクール制御プログラムが一定時間毎に繰返し実行さ
れて暖房給湯同時運転が行われる。
【0037】水ポンプ50の駆動によって冷却水回路2
9内を循環する冷却水は、水ポンプ50から吐出につい
てされて冷却水配管29aを流れ、その過程で排ガス熱
交換器24においてガスエンジン6から排気管23に排
出される排気ガスの熱を回収して加熱され、サーモスタ
ット弁51により冷却水の温度に応じて冷却水配管29
b,29dに分配して流される。冷却水配管29b,2
9dを流れる冷却水は合流して冷却配水管29eを流れ
て温水制御弁52に至る。温水制御弁52上流側の冷却
水の温度が冷却水温度センサ55によって検出され、設
定値(60℃)に達していなければ、温水制御弁52は
冷却水配管29jへの内部通路を全開とし、冷却水配管
29fへの内部通路を全閉とするように制御され、冷却
水は全量バイパス循環回路を循環し、二重管熱交換器3
5において低圧冷媒を加熱する。冷却水の温度が設定値
以上であれば、温水制御弁52は、冷却水配管29fへ
の内部通路を全開とし、冷却水配管29jへの内部通路
を全閉とするように制御され、ガスエンジン6の排熱を
回収した冷却水は全量冷却水配管29fに流される。
【0038】冷却水配管29fを流下する設定値(60
℃)以上の冷却水はサーモスタット弁53に至る。この
サーモスタット弁53はリニア三方弁で構成されて図5
に示す特性を有しており、該サーモスタット弁53はこ
れに流入する冷却水の温度が第1の設定値t21(本実施
の形態では78℃)以下である場合、冷却水配管29h
への内部弁を全閉とするとともに、冷却水配管29gへ
の内部弁を全開として一方の冷却水配管29gのみに冷
却水を流し、冷却水の温度が第1の設定値t21(78
℃)を超えると冷却水配管29hへの内部弁を開き始め
ると同時に冷却水配管29dへの内部弁を閉じ始めて両
冷却水配管29g,29hに冷却水を流し、冷却水の温
度が第2の設定値t22(本実施の形態で91℃)を超え
ると冷却水配管29gへの内部弁を全閉とするととも
に、冷却水配管29hへの内部弁を全開として一方の冷
却水配管29hのみに冷却水を流す。これにより設定温
度範囲(60℃〜91℃)の冷却水を給湯装置60の温
水熱交換器62に循環させ、貯湯タンク63内の温水を
給湯装置熱交換器61と温水熱交換器62の両方で加熱
し、貯湯タンク63内に高い温度の温水を貯湯可能とす
る。
【0039】ガスエンジン6の起動初期において冷却水
温度が設定値(60℃)未満である場合、冷却水は温水
熱交換器62を迂回するため、温度の低い冷却水が温水
熱交換器62において貯湯タンク63内の温水を冷却す
ることはない。ガスエンジン6の暖機が終了するとエン
ジン出力に応じてエンジン排熱量が増大し、通常70℃
〜90℃の温水が温水熱交換器62に循環するようにな
り、該温水熱交換器62によって貯湯タンク63内に7
0℃以上の温水を形成することができる。貯湯タンク6
3内の温水の温度が高くなり過ぎる(例えば90℃以
上)のを避けるため、サーモスタット弁53に流入する
冷却水の温度が高くなって78℃を超えると冷却水の一
部をラジエータ54へ流し始め、91℃以上で冷却水の
全量をラジエータ54へ流すようにしている。
【0040】給湯装置60においては、貯湯タンク63
内の温水の上下方向の温度分布は前記温度センサ72a
〜72dによってそれぞれ検出される。最上位の温度セ
ンサ72aによって検出される貯湯タンク63内上部の
温水の温度が設定値(本実施の形態では70℃)未満で
ある場合には水ポンプ64が駆動され、貯湯タンク63
内の温水は底部から温水配管69dを通って給湯装置熱
交換器61に導入され、該給湯装置熱交換器61におい
て冷媒から放出される凝縮熱によって加熱された後、水
ポンプ64及び温水熱交換器62を通過してサーモスタ
ット弁65に至る。
【0041】サーモスタット弁65はリニア三方弁で構
成されて図5に示す特性を有しており、これは温水の温
度が第1の設定値t31(本実施の形態では60℃)以下
である場合には温水配管69fを全閉とするとともに、
温水配管69gを全開として一方の温水配管69gのみ
に温水を流し、温水の温度が第1の設定値t31(=60
℃)を超えると温水配管69fを開き始めると同時に温
水配管69gを閉じ始めて両温水配管69f,69gに
温水を流し、温水の温度が第2の設定値t32(本実施の
形態では73℃)を超えると温水配管69fを全開と
し、温水配管69gを全閉として温水配管69fのみに
温水を流す。従って、サーモスタット弁65において
は、温水の温度が第1の設定値t31(60℃)未満であ
る場合には温水はその全量が温水配管69gを流れる。
そして、温水の温度が第1の設定値t31(60℃)を超
えるとサーモスタット弁65は前述のように両温水配管
69f、69gに温水を流すため、温水の一部は前述の
ように温水配管69gを通って温水配管69dに還流
し、残りの温水は温水配管69fから貯湯タンク63の
上部に戻される。この貯湯タンク63の上部に戻る温水
の量と同量の温度の低い温水が貯湯タンク63の下部か
ら温水配管69dに供給され、温水配管69gを通過し
てきた温水と合流して給湯装置熱交換器61へ流れる。
温水の温度が第2の設定値t32(73℃)を超えるとサ
ーモスタット弁65は前述のように温水の全量を温水配
管69fに流すため、温度の高い温水の全てが貯湯タン
ク63の上部に戻される。温度の高い温水が貯湯タンク
63の上方から溜まり、温度センサ72dが70℃以上
を検知するようになると水ポンプ64が停止せられる。
【0042】以上のように、温度の低い温水は再加熱す
るように給湯装置熱交換器61に戻し、温度の高い温水
は貯湯タンク63の上部に戻すようにしたため、貯湯タ
ンク63内の温水の温度は上から下に向かって低くな
り、蛇口82を開けば温度の高い温水が貯湯タンク63
の上部から温水配管69i、69jを経て供給されてユ
ーザーの使用に供される。そして、使用された温水の量
に見合う市水が給水配管69cから貯湯タンク63内の
底部に供給される。尚、ユーザーが給湯温度を高く設定
すると、ガス流量制御弁86が開いて追い焚き装置66
においてバーナー84が点火され、供給される温水が加
熱されてその温度が設定値まで高められる。
【0043】床暖房(浴室乾燥)スイッチ100と風呂
追い焚きスイッチ101(図3参照)の少なくとも一方
がONされると、水ポンプ64が停止中であればこれが
起動され、温度センサ72aが70℃以上を検知してい
れば開閉弁71が開とされる。そして、開閉弁81が開
かれて温水配管69eを流れる温水の一部又は全てがサ
ーモスタット弁65を迂回して温水配管(バイパス配
管)69hから温水配管69gへと流れる。例えば、床
暖房(又は浴室乾燥)スイッチ100と風呂追い焚きス
イッチ101の双方がONされた場合には、温水配管6
9gを流れる温水は温水熱交換器67,68において給
湯配管75,77を循環する水を加熱し、給湯配管75
を循環する温水は床暖房装置(又は浴室乾燥機)74に
おいて床暖房(又は浴室乾燥)に供され、給湯配管77
を循環する温水は風呂76内の湯の加熱に供される。こ
のとき、温度センサ73によって検出される温水の温度
が設定値未満である場合には、温水は追い焚き装置66
においてバーナー84によって加熱され、温水熱交換器
67、68を通過した後に温水配管69d或は貯湯タン
ク63の底部に帰還する。
【0044】冷房運転時においては、給湯装置60の給
湯装置熱交換器61に接続された給湯装置膨張弁33は
全閉される。スタータモータ26によってガスエンジン
6が起動されると、該ガスエンジン6によって圧縮機7
が回転駆動されて気相冷媒が圧縮され、高温高圧の気相
冷媒はオイルセパレータ30にてオイル分を除去された
後に四方弁31に至る。冷房運転時においては、図1に
破線にて示すように、四方弁31のポートaとポートd
とが連通されており、高温高圧の気相冷媒は冷媒配管2
8h側へ流れて二重管熱交換器35を通過した後に室外
機熱交換器34に至り、コンデンサとして機能する室外
機熱交換器34において外気に放熱して液化する。そし
て、室外機熱交換器34において液化した高圧の冷媒は
冷媒管路28gを流れる間に電動開閉弁42、ドライヤ
41、サイトグラス40及びパックドバルブ39を通過
して各冷媒配管28eに分流し、各冷媒配管28eを流
れる液相冷媒は各室内機膨張弁32を通過することに減
圧されて各室内機熱交換器4に至る。
【0045】各室内機熱交換器4はエバポレータとして
機能し、低圧の液相冷媒が各室内の空気から蒸発潜熱を
奪って蒸発するため、室内の空気が冷やされて室内が冷
房される。気化した冷媒は、バルブ38を通過して冷媒
配管28cを通って四方弁31に至り、冷房運転時には
図1に破線にて示すように四方弁31のポートbとポー
トcが連通しているため、冷媒配管28jを通ってアキ
ュームレータ36へと流れ、該アキュームレータ36に
て気液が分離され、気相冷媒のみが冷媒配管28kを通
って圧縮機7に吸引される。圧縮機7に吸引された冷媒
は再び圧縮され、前述と同様の作用を繰り返して各室内
の冷房に供される。
【0046】尚、冷房運転時において、圧縮機7に吸引
される気相冷媒の圧力である冷媒低圧値は低圧側圧力セ
ンサ47によって検出され、冷媒低圧値の検出値が目標
値となるようにガスエンジン6の回転数が制御される。
冷媒低圧値の目標値は、運転中の個々の室内機3の負荷
の中で最大のものに基づいて算出される。個々の室内機
3の負荷は、室内機3の容量、室内温度と設定温度との
温度差に基づいて求められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調
装置の基本構成を示す回路図である。
【図2】給湯装置の基本構成を示す回路図である。
【図3】給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調
装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】膨張弁サブクール制御プログラムのフロー図で
ある。
【図5】サーモスタット弁の特性図である。
【図6】サブクール値と熱交換器の熱交換能力との関係
を示す図である。
【図7】従来の給湯装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 熱ポンプ装置 2 室外機 3 室内機 4 室内機熱交換器 6 ガスエンジン(エンジン) 6a 冷却水ジャケット(エンジン排熱回収熱交換
器) 7 圧縮機 24 排ガス熱交換器(エンジン排熱回収熱交換
器) 28 冷媒回路 29 冷却水回路 32 室内機膨張弁 33 給湯装置膨張弁 34 室外機熱交換器 35 二重管熱交換器 37 高圧側圧力センサ 43 冷媒温度センサ 52 温水制御弁 60 給湯装置 61 給湯装置熱交換器 62 温水熱交換器 63 貯湯タンク 65 サーモスタット弁 110 室内機冷媒温度センサ 111 給湯装置冷媒温度センサ 112 外気温度センサ 125 ステップ125(サブクール目標値設定手
段) 120 膨張弁サブクール制御プログラム(制御手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000196680 西部瓦斯株式会社 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 (72)発明者 田之頭 健一 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 山口 和也 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 福知 徹 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 肆矢 直司 愛知県東海市新宝町507番地の2 東邦瓦 斯株式会社内 (72)発明者 川原 道憲 福岡県福岡市博多区千代1丁目17番1号 西部瓦斯株式会社内 (72)発明者 名倉 勝雪 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内 (72)発明者 杉山 由浩 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内 (72)発明者 三沢 誠 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動されて冷媒を圧送す
    る圧縮機と室外機熱交換器との間に、室内機熱交換器と
    給湯装置熱交換器とを並列に接続し、前記室外機熱交換
    器と前記室内機熱交換器との間に室内機膨張弁を接続
    し、前記室外機熱交換器と前記給湯装置熱交換器との間
    に給湯装置膨張弁を接続した熱ポンプ装置を設け、圧縮
    機の吐出側の冷媒高圧値を検出する高圧側圧力センサ
    と、前記室内機熱交換器と前記室内機膨張弁との間の冷
    媒温度を検出する室内機冷媒温度センサと前記給湯装置
    熱交換器と前記給湯装置膨張弁との間の冷媒温度を検出
    する給湯装置冷媒温度センサを設け、前記室内機膨張弁
    及び給湯装置膨張弁をサブクール制御する手段を設けた
    給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置にお
    いて、前記給湯装置膨張弁のサブクール値の目標値を、
    サブクール値が大きくなるにつれて給湯装置熱交換器の
    能力が低下する領域で、前記熱ポンプ装置の負荷が大き
    くなるほど大きい値に設定するサブクール目標値設定手
    段を設け、前記冷媒高圧値に対応する冷媒飽和温度と前
    記給湯装置冷媒温度センサにより検出される冷媒温度と
    の差が前記サブクール値の目標値となるように前記給湯
    装置膨張弁の開度を制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調
    装置。
  2. 【請求項2】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を外気温度が低くなるほど大きい
    値に設定することを特徴とする請求項1に記載の給湯装
    置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置。
  3. 【請求項3】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を運転中の室内機の台数が多くな
    るほど大きい値に設定することを特徴とする請求項1に
    記載の給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を前記給湯装置熱交換器に流入す
    る水の温度が低くなるほど大きい値に設定することを特
    徴とする請求項1に記載の給湯装置を備えたエンジン駆
    動式熱ポンプ空調装置。
  5. 【請求項5】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を外気温度が低くなるほど大き
    く、運転中の室内機の台数が多くなるほど大きい値に設
    定することを特徴とする請求項1に項記載の給湯装置を
    備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置。
  6. 【請求項6】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を外気温度が低くなるほど大き
    く、前記給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低くな
    るほど大きい値に設定することを特徴とする請求項1に
    項記載の給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調
    装置。
  7. 【請求項7】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を運転中の室内機の台数が多くな
    るほど大きく、前記給湯装置熱交換器に流入する水の温
    度が低くなるほど大きい値に設定することを特徴とする
    請求項1に項記載の給湯装置を備えたエンジン駆動式熱
    ポンプ空調装置。
  8. 【請求項8】 前記サブクール目標値設定手段が、前記
    サブクール値の目標値を外気温度が低くなるほど大き
    く、運転中の室内機の台数が多くなるほど大きく、前記
    給湯装置熱交換器に流入する水の温度が低くなるほど大
    きい値に設定することを特徴とする請求項1項に記載の
    給湯装置を備えたエンジン駆動式熱ポンプ空調装置。
  9. 【請求項9】 前記室内機膨張弁及び前記給湯装置膨張
    弁がリニア電子制御膨張弁であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項8に記載の給湯装置を備えたエンジン駆
    動式熱ポンプ空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308277A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Aisin Seiki Co Ltd 水冷エンジンヒートポンプ
WO2009047906A1 (ja) * 2007-10-10 2009-04-16 Daikin Industries, Ltd. 空気調和装置
CN105783182A (zh) * 2014-12-22 2016-07-20 珠海格力电器股份有限公司 空调器及其控制方法和装置

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