JP2001276142A - 介護用椅子 - Google Patents
介護用椅子Info
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- JP2001276142A JP2001276142A JP2000093945A JP2000093945A JP2001276142A JP 2001276142 A JP2001276142 A JP 2001276142A JP 2000093945 A JP2000093945 A JP 2000093945A JP 2000093945 A JP2000093945 A JP 2000093945A JP 2001276142 A JP2001276142 A JP 2001276142A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 座ったままで体の向きを自由に変えられ、か
つ使用者の背丈に応じて座面の高さを調整できる介護用
椅子の提供。 【解決手段】 両端部に前輪と後輪を取付けてなる２本
一対の脚パイプを所定の間隔を隔てて相平行するごとく
平板状の連結部材を介して一体化して構成した脚体が金
属板を折曲げて凹形に成形された座面受けを介してシー
トパイプに接続され、前記座面受けは前記連結部材の上
面に回転自在に支持されてハンドルパイプ、シートパイ
プおよびステップパイプと一体に前記スラストベアリン
グを中心に回転自在となし、この座面受けに高さ調整機
構を介してシートパイプを取付けて座面シートの高さを
変えられる構造となし、座面の向きを自由に変えられる
ように座面受けの回転ロック装置を備えている。 【効果】 車椅子としての機能に加え、座ったままで体
の向きを自由に変えられる回転機能を備えているので、
身体障害者や高齢者の浴室用椅子にも使用できる。
つ使用者の背丈に応じて座面の高さを調整できる介護用
椅子の提供。 【解決手段】 両端部に前輪と後輪を取付けてなる２本
一対の脚パイプを所定の間隔を隔てて相平行するごとく
平板状の連結部材を介して一体化して構成した脚体が金
属板を折曲げて凹形に成形された座面受けを介してシー
トパイプに接続され、前記座面受けは前記連結部材の上
面に回転自在に支持されてハンドルパイプ、シートパイ
プおよびステップパイプと一体に前記スラストベアリン
グを中心に回転自在となし、この座面受けに高さ調整機
構を介してシートパイプを取付けて座面シートの高さを
変えられる構造となし、座面の向きを自由に変えられる
ように座面受けの回転ロック装置を備えている。 【効果】 車椅子としての機能に加え、座ったままで体
の向きを自由に変えられる回転機能を備えているので、
身体障害者や高齢者の浴室用椅子にも使用できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体障害者用、高
齢者用として好適な車椅子に係り、車椅子としての機能
に加え、座面をターンテーブル方式にて自由に回転でき
る機能も備えた介護用椅子に関する。
齢者用として好適な車椅子に係り、車椅子としての機能
に加え、座面をターンテーブル方式にて自由に回転でき
る機能も備えた介護用椅子に関する。
【０００２】
【従来の技術】車椅子は座面を構成するシート部材、背
もたれ部を構成する背当て部材、前輪付きフロントパイ
プおよび後輪付きリヤーパイプとから車体が構成され、
この車体を伸縮連結杆等によって幅方向あるいは前後方
向に折りたためる構造となったものが一般的であり、ま
た手動式のものやモータ付きの自走式のもの、あるいは
背もたれ部がリクライニング方式となったものなど各種
開発されている。そして、これら従来の車椅子はすべて
座面が回転できない固定式となっており、本体に対して
座面の方向を変えることができない構造であるため、椅
子に乗ったままで体の向きを自由に変えることができな
い上、体を任意の向きに固定することができない。
もたれ部を構成する背当て部材、前輪付きフロントパイ
プおよび後輪付きリヤーパイプとから車体が構成され、
この車体を伸縮連結杆等によって幅方向あるいは前後方
向に折りたためる構造となったものが一般的であり、ま
た手動式のものやモータ付きの自走式のもの、あるいは
背もたれ部がリクライニング方式となったものなど各種
開発されている。そして、これら従来の車椅子はすべて
座面が回転できない固定式となっており、本体に対して
座面の方向を変えることができない構造であるため、椅
子に乗ったままで体の向きを自由に変えることができな
い上、体を任意の向きに固定することができない。
【０００３】一方、介護を必要とする身体障害者向けに
開発された浴室用椅子に、座ったままで体の向きを自由
に変えられる回転機能を備えたものがある（実用新案登
録第２５４３９６１号参照）。この浴室用回転椅子は、
比較的簡易な機構で座面シートをターンテーブル方式と
して３６０度回動自在となすとともに任意の向きに自由
に固定できる機能を備えたもので、座面の回転ロック装
置を解放することによってシートを自由に回動させるこ
とができ、回転ロック装置を施錠することによってシー
トを任意に固定できるので、椅子に乗ったままで体の向
きを自由に変えることができるとともに、体を任意の方
向に固定できる。しかし、この椅子はあくまで浴室用で
あるため、屋外で使用する車椅子としては適さなかっ
た。
開発された浴室用椅子に、座ったままで体の向きを自由
に変えられる回転機能を備えたものがある（実用新案登
録第２５４３９６１号参照）。この浴室用回転椅子は、
比較的簡易な機構で座面シートをターンテーブル方式と
して３６０度回動自在となすとともに任意の向きに自由
に固定できる機能を備えたもので、座面の回転ロック装
置を解放することによってシートを自由に回動させるこ
とができ、回転ロック装置を施錠することによってシー
トを任意に固定できるので、椅子に乗ったままで体の向
きを自由に変えることができるとともに、体を任意の方
向に固定できる。しかし、この椅子はあくまで浴室用で
あるため、屋外で使用する車椅子としては適さなかっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の車椅子
が構造上座面が回転できないため、椅子に乗ったままで
体の向きを自由に変えることができない上、体を任意の
向きに固定することができないことと、座ったままで体
の向きを自由に変えられる回転機能を備えた従来の浴室
用回転椅子が屋外で使用する車椅子として適さないとい
う点に鑑みて、座ったままで３６０度自由に回転できる
浴室用椅子としての機能を有する介護用椅子を提供しよ
うとするものである。
が構造上座面が回転できないため、椅子に乗ったままで
体の向きを自由に変えることができない上、体を任意の
向きに固定することができないことと、座ったままで体
の向きを自由に変えられる回転機能を備えた従来の浴室
用回転椅子が屋外で使用する車椅子として適さないとい
う点に鑑みて、座ったままで３６０度自由に回転できる
浴室用椅子としての機能を有する介護用椅子を提供しよ
うとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る介護用椅子
は、ハンドルパイプと、座面を形成するシートパイプが
一本のパイプで構成され、かつ左右のシートパイプの先
端に一対のステップパイプが着脱可能に接続され、シー
トパイプには座面シートが取付けられ、両端部に前輪と
後輪を取付けてなる２本一対の脚パイプを所定の間隔を
隔てて相平行するごとく平板状の連結部材を介して一体
化して構成した脚体が、金属板を折曲げて凹形に成形さ
れた座面受けおよび該座面受けにネジ止め方式にて高さ
調整可能に接続された高さ調整用プレートを介して前記
座面シートまたはシートパイプに接続され、ハンドルパ
イプ、シートパイプおよびステップパイプが前記プレー
トを介して高さ調整可能となし、前記凹形の座面受けは
前記脚体を構成する連結部材の上面にスラストベアリン
グを介して回転自在に支持されてハンドルパイプ、シー
トパイプおよびステップパイプと一体に前記スラストベ
アリングを中心に回転自在となすとともに、この座面受
けの回転ロック装置と、椅子の制動装置（ブレーキ）を
備え、かつ前記座面シートの両サイドにその両端部をシ
ートパイプとハンドルパイプに着脱可能に取着されたは
ね上げ式肘掛けが設けられた構成となし、前記座面受け
の回転ロック装置は、前記スラストベアリングに回動可
能に外嵌されかつ前記脚体を構成する連結部材の上面を
摺接するごとく前記凹形の座面受けに一体に取付けられ
た、外周に複数個のロック用凹部を設けたフランジと、
前記脚体を構成する連結部材に一端を回動自在に枢着さ
れかつばねを介して常時フランジ側への押圧力を付勢さ
れてその先端部が前記ロック用凹部に凹凸嵌合するロッ
ク部材とからなり、該ロック部材を前記ばねに抗して下
方へ押圧するとその先端部がロック用凹部から離脱する
ことによりロックが解除され、前記座面受けを回転させ
てロック部材の先端がロック用凹部に嵌入するとロック
される機構となしたものである。なお、前記回転ロック
装置のロック部材は操作性を考慮して椅子の背面側に設
けられている。
は、ハンドルパイプと、座面を形成するシートパイプが
一本のパイプで構成され、かつ左右のシートパイプの先
端に一対のステップパイプが着脱可能に接続され、シー
トパイプには座面シートが取付けられ、両端部に前輪と
後輪を取付けてなる２本一対の脚パイプを所定の間隔を
隔てて相平行するごとく平板状の連結部材を介して一体
化して構成した脚体が、金属板を折曲げて凹形に成形さ
れた座面受けおよび該座面受けにネジ止め方式にて高さ
調整可能に接続された高さ調整用プレートを介して前記
座面シートまたはシートパイプに接続され、ハンドルパ
イプ、シートパイプおよびステップパイプが前記プレー
トを介して高さ調整可能となし、前記凹形の座面受けは
前記脚体を構成する連結部材の上面にスラストベアリン
グを介して回転自在に支持されてハンドルパイプ、シー
トパイプおよびステップパイプと一体に前記スラストベ
アリングを中心に回転自在となすとともに、この座面受
けの回転ロック装置と、椅子の制動装置（ブレーキ）を
備え、かつ前記座面シートの両サイドにその両端部をシ
ートパイプとハンドルパイプに着脱可能に取着されたは
ね上げ式肘掛けが設けられた構成となし、前記座面受け
の回転ロック装置は、前記スラストベアリングに回動可
能に外嵌されかつ前記脚体を構成する連結部材の上面を
摺接するごとく前記凹形の座面受けに一体に取付けられ
た、外周に複数個のロック用凹部を設けたフランジと、
前記脚体を構成する連結部材に一端を回動自在に枢着さ
れかつばねを介して常時フランジ側への押圧力を付勢さ
れてその先端部が前記ロック用凹部に凹凸嵌合するロッ
ク部材とからなり、該ロック部材を前記ばねに抗して下
方へ押圧するとその先端部がロック用凹部から離脱する
ことによりロックが解除され、前記座面受けを回転させ
てロック部材の先端がロック用凹部に嵌入するとロック
される機構となしたものである。なお、前記回転ロック
装置のロック部材は操作性を考慮して椅子の背面側に設
けられている。
【０００６】座面受けは、脚体の連結部材上面に回転中
心となるスラストベアリングを介して該座面受けの底面
を重ねるように取付けられ、この座面受けにハンドルパ
イプ、シートパイプおよび座面シートが高さ調整可能に
取付けられている。すなわち、座面受けはいわゆるター
ンテーブル方式にて脚体の連結部材上面に回動可能に取
付けられている。したがって、ハンドルパイプ、シート
パイプおよび座面シートは、前記座面受けと一体にスラ
ストベアリングを中心に回動可能となっており、その回
転ロックは椅子の背面側に設けられたロック部材で行わ
れるようになっている。なお、座面受けを１枚の金属板
（ステンレス板または鉄板）を折り曲げて製作したの
は、構造のシンプル化と、浴室で使用した場合の水はけ
をよくするためである。
心となるスラストベアリングを介して該座面受けの底面
を重ねるように取付けられ、この座面受けにハンドルパ
イプ、シートパイプおよび座面シートが高さ調整可能に
取付けられている。すなわち、座面受けはいわゆるター
ンテーブル方式にて脚体の連結部材上面に回動可能に取
付けられている。したがって、ハンドルパイプ、シート
パイプおよび座面シートは、前記座面受けと一体にスラ
ストベアリングを中心に回動可能となっており、その回
転ロックは椅子の背面側に設けられたロック部材で行わ
れるようになっている。なお、座面受けを１枚の金属板
（ステンレス板または鉄板）を折り曲げて製作したの
は、構造のシンプル化と、浴室で使用した場合の水はけ
をよくするためである。
【０００７】また、座面シートの高さを可変としたの
は、使用者の背丈に対応できるようにするためで、その
高さ調整機構は、凹形座面受けの左右の垂直板部に縦方
向に複数個の孔を等間隔に穿設し、シートパイプまたは
座面シート側に取付けられたＬ字形プレートの垂直板部
を前記座面受けの垂直板部に相重ねるとともに、このＬ
字形プレートに穿設した孔と前記座面受け側に設けた孔
に高さ調整用ボルトを貫通させて当該ボルトをナットに
て締付けることにより座面シートを所定の高さ位置に固
定できる仕組みとなしたものを用いることができる。
は、使用者の背丈に対応できるようにするためで、その
高さ調整機構は、凹形座面受けの左右の垂直板部に縦方
向に複数個の孔を等間隔に穿設し、シートパイプまたは
座面シート側に取付けられたＬ字形プレートの垂直板部
を前記座面受けの垂直板部に相重ねるとともに、このＬ
字形プレートに穿設した孔と前記座面受け側に設けた孔
に高さ調整用ボルトを貫通させて当該ボルトをナットに
て締付けることにより座面シートを所定の高さ位置に固
定できる仕組みとなしたものを用いることができる。
【０００８】前記車椅子の制動装置としては、脚体にば
ねにて一定方向の回動力を付勢された１本の制動レバー
にて後輪を制動する方式の手動式ブレーキまたはワイヤ
ブレーキを用いることができる。
ねにて一定方向の回動力を付勢された１本の制動レバー
にて後輪を制動する方式の手動式ブレーキまたはワイヤ
ブレーキを用いることができる。
【０００９】はね上げ式肘掛けは、一端がハンドルパイ
プに上下方向に回動可能に枢着され、他端がシートパイ
プの端部に着脱可能となす着脱式パイプからなるものを
用いることができる。したがって、このはね上げ式肘掛
けの場合は、その一端をシートパイプより離脱させるこ
とによりはね上げておくことができるので、横からも乗
り降りできる。このはね上げ式肘掛けの着脱手段として
は、例えば座面側に突起を設け、この突起に肘掛けパイ
プを嵌合した状態で該パイプに枢着したＬ形ストッパー
を前記突起の真下に位置させることによってロックさ
れ、Ｌ形ストッパーを横方向に回動位置させることによ
ってロックが解除される方式を用いることができる。
プに上下方向に回動可能に枢着され、他端がシートパイ
プの端部に着脱可能となす着脱式パイプからなるものを
用いることができる。したがって、このはね上げ式肘掛
けの場合は、その一端をシートパイプより離脱させるこ
とによりはね上げておくことができるので、横からも乗
り降りできる。このはね上げ式肘掛けの着脱手段として
は、例えば座面側に突起を設け、この突起に肘掛けパイ
プを嵌合した状態で該パイプに枢着したＬ形ストッパー
を前記突起の真下に位置させることによってロックさ
れ、Ｌ形ストッパーを横方向に回動位置させることによ
ってロックが解除される方式を用いることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係る介護用椅子の
一実施例を示す側面図、図２は同上介護用椅子の背面
図、図３は同上介護用椅子の座面受けとその回転ロック
装置を拡大して示す縦断側面図、図４は同上の回転ロッ
ク装置のフランジを拡大して示す平面図、図５は同上の
座面受けの部分を拡大して示す縦断正面図、図６は同上
介護用椅子の制動装置を示す要部拡大斜視図であり、１
はシートパイプ、１−１は座面シート、１−２は背もた
れ、２はハンドルパイプ、３はステップパイプ、４は脚
体、４−１は脚パイプ、４−２は連結部材、４−３は前
輪、４−４は後輪、５はスラストベアリング、６は座面
受け、７は高さ調整用プレート、８は回転ロック装置、
９ははね上げ式肘掛け、１０は制動装置である。
一実施例を示す側面図、図２は同上介護用椅子の背面
図、図３は同上介護用椅子の座面受けとその回転ロック
装置を拡大して示す縦断側面図、図４は同上の回転ロッ
ク装置のフランジを拡大して示す平面図、図５は同上の
座面受けの部分を拡大して示す縦断正面図、図６は同上
介護用椅子の制動装置を示す要部拡大斜視図であり、１
はシートパイプ、１−１は座面シート、１−２は背もた
れ、２はハンドルパイプ、３はステップパイプ、４は脚
体、４−１は脚パイプ、４−２は連結部材、４−３は前
輪、４−４は後輪、５はスラストベアリング、６は座面
受け、７は高さ調整用プレート、８は回転ロック装置、
９ははね上げ式肘掛け、１０は制動装置である。
【００１１】すなわち、本発明に係る介護用椅子は図１
に示すごとく、座面を形成するシートパイプ１とハンド
ルパイプ２が一本のパイプで構成され、かつ左右のシー
トパイプ１の先端に一対のステップパイプ３が着脱可能
に接続されている。このステップパイプ３はシートパイ
プ１の内径より僅かに小径の外径を有しており、該ステ
ップパイプ３の上端部がシートパイプ１に着脱可能に内
嵌されて抜止め用ねじピン３−４にて固定されるように
なっている。座面シート１−１はシートパイプ１の座面
部内側に水平に突設したブラケット１−２に取外し可能
に取付けられている。
に示すごとく、座面を形成するシートパイプ１とハンド
ルパイプ２が一本のパイプで構成され、かつ左右のシー
トパイプ１の先端に一対のステップパイプ３が着脱可能
に接続されている。このステップパイプ３はシートパイ
プ１の内径より僅かに小径の外径を有しており、該ステ
ップパイプ３の上端部がシートパイプ１に着脱可能に内
嵌されて抜止め用ねじピン３−４にて固定されるように
なっている。座面シート１−１はシートパイプ１の座面
部内側に水平に突設したブラケット１−２に取外し可能
に取付けられている。
【００１２】ステップパイプ３は、その下端を内側に直
角に折曲げてステップ部３−１を設けているが、このス
テップ部３−１に替えて、普通の車椅子等に使用されて
いる木製あるいはプラスチック製のステップを取付けて
もよい。その場合は、ステップパイプ３の下端に前後方
向に回動自在に取付けたブラケットにステップをビス止
めし、使用時はステップが水平に支持され、不使用時は
ステップパイプ３側に傾斜支持されるように設けること
ができる。
角に折曲げてステップ部３−１を設けているが、このス
テップ部３−１に替えて、普通の車椅子等に使用されて
いる木製あるいはプラスチック製のステップを取付けて
もよい。その場合は、ステップパイプ３の下端に前後方
向に回動自在に取付けたブラケットにステップをビス止
めし、使用時はステップが水平に支持され、不使用時は
ステップパイプ３側に傾斜支持されるように設けること
ができる。
【００１３】脚体４は、図１、図２に示すごとく２本一
対の脚パイプ４−１を所定の間隔を隔てて相平行するご
とく平板状の連結部材４−２にて一体に構成し、その前
端部には前輪４−３がキャスター４−３ａを介して回動
自在に取付けられ、後端部には後輪４−４が非回動の車
軸４−４ａに回動自在に取付けられている。脚パイプ４
−１と連結部材４−２の結合構造は、断面逆凹形状の連
結部材４−２の両サイドに形成した半円状の嵌合部４−
２ａを脚パイプ４−１に外嵌し、当該嵌合部をねじ４−
２ｂにて固着している。この脚体４は該連結部材４−２
の上面に、スラストベアリング５、座面受け６および高
さ調整用プレート７を介してシートパイプ１と一体に接
続構成されている。
対の脚パイプ４−１を所定の間隔を隔てて相平行するご
とく平板状の連結部材４−２にて一体に構成し、その前
端部には前輪４−３がキャスター４−３ａを介して回動
自在に取付けられ、後端部には後輪４−４が非回動の車
軸４−４ａに回動自在に取付けられている。脚パイプ４
−１と連結部材４−２の結合構造は、断面逆凹形状の連
結部材４−２の両サイドに形成した半円状の嵌合部４−
２ａを脚パイプ４−１に外嵌し、当該嵌合部をねじ４−
２ｂにて固着している。この脚体４は該連結部材４−２
の上面に、スラストベアリング５、座面受け６および高
さ調整用プレート７を介してシートパイプ１と一体に接
続構成されている。
【００１４】次に、前記連結部材４−２と座面受け６と
の結合構造、座面受け５の回転ロック装置８および座面
の高さ調整機構について説明する。まず座面受け６は１
枚の金属板（ステンレス板または鉄板）を折曲げて凹形
に成形して構成したもので、前記脚体４の連結部材４−
２の上面にスラストベアリング５を介して締結ボルト５
−１にて回転自在に取付けられている。
の結合構造、座面受け５の回転ロック装置８および座面
の高さ調整機構について説明する。まず座面受け６は１
枚の金属板（ステンレス板または鉄板）を折曲げて凹形
に成形して構成したもので、前記脚体４の連結部材４−
２の上面にスラストベアリング５を介して締結ボルト５
−１にて回転自在に取付けられている。
【００１５】回転ロック装置８は、図３、図４に拡大し
て示すごとく、前記スラストベアリング５に回動可能に
外嵌されかつ前記脚体４を構成する連結部材４−２の上
面を摺接するごとく前記凹形の座面受け６の底部にねじ
８−２にて一体に取付けられた、外周に複数個のロック
用凹部８−１ａを設けたフランジ８−１と、前記脚体４
を構成する連結部材４−２の背面側に取付けられたペタ
ル状のロック部材８−３とからなり、ロック部材８−３
は連結部材４−２の背面側に突出した突起４−２ａに一
端をピンねじ８−４にて上下方向に回動自在に枢着さ
れ、かつ連結部材４−２の底部に背面側に突出したバー
８−５との間に掛けたばね８−６を介して常時フランジ
側８−１への押圧力を付勢されて、その先端部が前記ロ
ック用凹部８−１ａに凹凸嵌合する構造となっている。
すなわち、この回転ロック装置８はロック部材８−３を
前記ばね８−６に抗して下方へ押圧するとその先端部が
ロック用凹部８−１ａから離脱することによりロックが
解除され、前記座面受け６を回転させてロック部材８−
３の先端がロック用凹部８−１ａに嵌入するとロックさ
れる機構となっている。なおここでは、ロック用凹部８
−１ａを４個（９０度間隔）設けたフランジ８−１を例
示したが、ロック用凹部８−１ａは４個に限らないこと
はいうまでもない。８−１ｂは締結用ねじ孔である。
て示すごとく、前記スラストベアリング５に回動可能に
外嵌されかつ前記脚体４を構成する連結部材４−２の上
面を摺接するごとく前記凹形の座面受け６の底部にねじ
８−２にて一体に取付けられた、外周に複数個のロック
用凹部８−１ａを設けたフランジ８−１と、前記脚体４
を構成する連結部材４−２の背面側に取付けられたペタ
ル状のロック部材８−３とからなり、ロック部材８−３
は連結部材４−２の背面側に突出した突起４−２ａに一
端をピンねじ８−４にて上下方向に回動自在に枢着さ
れ、かつ連結部材４−２の底部に背面側に突出したバー
８−５との間に掛けたばね８−６を介して常時フランジ
側８−１への押圧力を付勢されて、その先端部が前記ロ
ック用凹部８−１ａに凹凸嵌合する構造となっている。
すなわち、この回転ロック装置８はロック部材８−３を
前記ばね８−６に抗して下方へ押圧するとその先端部が
ロック用凹部８−１ａから離脱することによりロックが
解除され、前記座面受け６を回転させてロック部材８−
３の先端がロック用凹部８−１ａに嵌入するとロックさ
れる機構となっている。なおここでは、ロック用凹部８
−１ａを４個（９０度間隔）設けたフランジ８−１を例
示したが、ロック用凹部８−１ａは４個に限らないこと
はいうまでもない。８−１ｂは締結用ねじ孔である。
【００１６】座面の高さ調整機構は、図５に示すごと
く、凹形の座面受け６の左右の垂直板部６−１に縦方向
に複数個の孔６−２を等間隔に穿設し、シートパイプ１
に固着されたブラケット１−２に取付けられた断面Ｌ字
形の高さ調整用プレート７の垂直板部７−１を前記座面
受け６の垂直板部６−１に相重ねるとともに、この高さ
調整用プレート７に穿設した孔７−１と前記座面受け６
側に設けた孔６−２に高さ調整用ボルト７−２を貫通さ
せて当該ボルトをナット７−３にて締付けることにより
座面シート１−１を所定の高さ位置に固定できる仕組み
となっている。
く、凹形の座面受け６の左右の垂直板部６−１に縦方向
に複数個の孔６−２を等間隔に穿設し、シートパイプ１
に固着されたブラケット１−２に取付けられた断面Ｌ字
形の高さ調整用プレート７の垂直板部７−１を前記座面
受け６の垂直板部６−１に相重ねるとともに、この高さ
調整用プレート７に穿設した孔７−１と前記座面受け６
側に設けた孔６−２に高さ調整用ボルト７−２を貫通さ
せて当該ボルトをナット７−３にて締付けることにより
座面シート１−１を所定の高さ位置に固定できる仕組み
となっている。
【００１７】はね上げ式肘掛け９は、図１に示すごと
く、Ｌ字形に曲げ加工した１本のパイプ９−１と手摺９
−２とから構成され、前記パイプ９−１の一端はハンド
ルパイプ２に上下方向に回動可能に枢着され、他端はシ
ートパイプ１の側面端部に取着された接合突起９−１ａ
に着脱可能に嵌合され、かつ該パイプの端部に回動可能
に枢着したＬ形ストッパー９−１ｂを前記接合突起９−
１ａの真下に位置させることによってロック（抜け止
め）され、Ｌ形ストッパー９−１ｂを横方向に回動位置
させることによってロックが解除されてはね上げること
ができるように構成されている。
く、Ｌ字形に曲げ加工した１本のパイプ９−１と手摺９
−２とから構成され、前記パイプ９−１の一端はハンド
ルパイプ２に上下方向に回動可能に枢着され、他端はシ
ートパイプ１の側面端部に取着された接合突起９−１ａ
に着脱可能に嵌合され、かつ該パイプの端部に回動可能
に枢着したＬ形ストッパー９−１ｂを前記接合突起９−
１ａの真下に位置させることによってロック（抜け止
め）され、Ｌ形ストッパー９−１ｂを横方向に回動位置
させることによってロックが解除されてはね上げること
ができるように構成されている。
【００１８】制動装置１０は、脚体４の連結部材４−２
の後輪４−４側に一端を枢着されかつばね１０−４にて
前方に付勢された左右一対のリンク１０−３間に横設し
た制動バー１０−１を、後輪４−４の非回動の車軸４−
４ａに固着したブレーキペタル１０−５に連杆１０−６
を介して接続し、ブレーキペタル１０−５を踏むことに
より制動する方式となっている。すなわち、この制動装
置１０はブレーキペタル１０−５に下向きの力を加える
ことにより連杆１０−６を介して制動バー１０−１が手
前に引きつけられて後輪４−４を押圧制動し、上記とは
逆にブレーキペタル１０−５に上向きの力を加えること
により連杆１０−６を介して制動バー１０−１が椅子の
前方に押されることにより制動が解除される仕組みとな
っている。なお、制動バー１０−１を作動させる手段と
しては、ブレーキペタル１０−５による方式以外に、自
転車等に使用されているワイヤブレーキ等を用いてハン
ドルパイプ２の部分で制動する方式を用いることもでき
る。この制動装置は椅子に乗っている人と介護者の両人
が使用できるようにすればより安全でかつ便利である。
の後輪４−４側に一端を枢着されかつばね１０−４にて
前方に付勢された左右一対のリンク１０−３間に横設し
た制動バー１０−１を、後輪４−４の非回動の車軸４−
４ａに固着したブレーキペタル１０−５に連杆１０−６
を介して接続し、ブレーキペタル１０−５を踏むことに
より制動する方式となっている。すなわち、この制動装
置１０はブレーキペタル１０−５に下向きの力を加える
ことにより連杆１０−６を介して制動バー１０−１が手
前に引きつけられて後輪４−４を押圧制動し、上記とは
逆にブレーキペタル１０−５に上向きの力を加えること
により連杆１０−６を介して制動バー１０−１が椅子の
前方に押されることにより制動が解除される仕組みとな
っている。なお、制動バー１０−１を作動させる手段と
しては、ブレーキペタル１０−５による方式以外に、自
転車等に使用されているワイヤブレーキ等を用いてハン
ドルパイプ２の部分で制動する方式を用いることもでき
る。この制動装置は椅子に乗っている人と介護者の両人
が使用できるようにすればより安全でかつ便利である。
【００１９】上記構造の介護用椅子は座面受けの回転ロ
ック装置８のロック部材８−３を操作することによって
座面受け６を自由に回転できるので、座面シート１−１
を後向きや横向きなど任意の位置に固定できるので、椅
子に乗ったままで体の向きを自由に変えることができ
る。また座面シート１−１の高さを調整できる機構を備
えているので、使用者の背丈に応じて座面シート１−１
を所望の高さ位置に固定することができる。さらに肘掛
け９ははね上げ式となっているので、椅子への乗り降り
が容易でかつ体を姿勢よく固定できる。ステップパイプ
３は着脱式となっているので、不要の場合はシートパイ
プ１より取外しておくことができる。ステップパイプ３
をシートパイプ１より取外した場合は当該車椅子を通常
の椅子として使用することができる上、収納や携帯、持
ち運びにも便利である。
ック装置８のロック部材８−３を操作することによって
座面受け６を自由に回転できるので、座面シート１−１
を後向きや横向きなど任意の位置に固定できるので、椅
子に乗ったままで体の向きを自由に変えることができ
る。また座面シート１−１の高さを調整できる機構を備
えているので、使用者の背丈に応じて座面シート１−１
を所望の高さ位置に固定することができる。さらに肘掛
け９ははね上げ式となっているので、椅子への乗り降り
が容易でかつ体を姿勢よく固定できる。ステップパイプ
３は着脱式となっているので、不要の場合はシートパイ
プ１より取外しておくことができる。ステップパイプ３
をシートパイプ１より取外した場合は当該車椅子を通常
の椅子として使用することができる上、収納や携帯、持
ち運びにも便利である。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上記のごとく構成してなるか
ら、次に記載する効果を奏する。 車椅子としての機能に加え、座ったままで体の向き
を自由に変えられる回転機能を備えているので、浴室用
椅子にも使用できる。 椅子に座った状態でハンドルを把持して自由に回動
させることができる上、ロック機構により任意の向きに
体を固定することができる。 座面シートの高さを調整できるので、使用者の背丈
に対応できる。 脚体に取付けた座面受けは、金属板を折り曲げて成
形したものを使用しているので、シンプルでかつ水はけ
がよい。 ステップパイプを着脱式としたことにより、不使用
時にはステップパイプを本体より外して通常の椅子とし
て使用することができ、かつ収納や携帯、持ち運びにも
便利である。
ら、次に記載する効果を奏する。 車椅子としての機能に加え、座ったままで体の向き
を自由に変えられる回転機能を備えているので、浴室用
椅子にも使用できる。 椅子に座った状態でハンドルを把持して自由に回動
させることができる上、ロック機構により任意の向きに
体を固定することができる。 座面シートの高さを調整できるので、使用者の背丈
に対応できる。 脚体に取付けた座面受けは、金属板を折り曲げて成
形したものを使用しているので、シンプルでかつ水はけ
がよい。 ステップパイプを着脱式としたことにより、不使用
時にはステップパイプを本体より外して通常の椅子とし
て使用することができ、かつ収納や携帯、持ち運びにも
便利である。
【図１】本発明に係る介護用椅子の一実施例を示す側面
図である。
図である。
【図２】同上介護用椅子の背面図である。
【図３】同上介護用椅子の座面受けとその回転ロック装
置を拡大して示す縦断側面図である。
置を拡大して示す縦断側面図である。
【図４】同上の回転ロック装置のフランジを拡大して示
す平面図である。
す平面図である。
【図５】同上の座面受けの部分を拡大して示す縦断正面
図である。
図である。
【図６】同上介護用椅子の制動装置を示す要部拡大斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 １ シートパイプ １−１ 座面シート １−２ 背もたれ ２ ハンドルパイプ ３ ステップパイプ ４ 脚体 ４−１ 脚パイプ ４−２ 連結部材 ４−３ 前輪 ４−４ 後輪 ５ スラストベアリング ６ 座面受け ７ 高さ調整用プレート ８ 回転ロック装置 ９ はね上げ式肘掛け １０ 制動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４７Ｃ 7/54 Ａ４７Ｃ 7/54 Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 ハンドルパイプと、座面を形成するシー
トパイプが一本のパイプで構成され、かつ左右のシート
パイプの先端に一対のステップパイプが着脱可能に接続
され、シートパイプには座面シートが取付けられ、両端
部に前輪と後輪を取付けてなる２本一対の脚パイプを所
定の間隔を隔てて相平行するごとく平板状の連結部材を
介して一体化して構成した脚体が、金属板を折曲げて凹
形に成形された座面受けおよび該座面受けにネジ止め方
式にて高さ調整可能に接続された高さ調整用プレートを
介して前記座面シートまたはシートパイプに接続され、
ハンドルパイプ、シートパイプおよびステップパイプが
前記プレートを介して高さ調整可能となし、前記凹形の
座面受けは前記脚体を構成する連結部材の上面にスラス
トベアリングを介して回転自在に支持されてハンドルパ
イプ、シートパイプおよびステップパイプと一体に前記
スラストベアリングを中心に回転自在となすとともに、
この座面受けの回転ロック装置と、椅子の制動装置（ブ
レーキ）を備え、かつ前記座面シートの両サイドにその
両端部をシートパイプとハンドルパイプに着脱可能に取
着されたはね上げ式肘掛けが設けられた構成となし、前
記座面受けの回転ロック装置は、前記スラストベアリン
グに外嵌されかつ前記脚体を構成する連結部材の上面を
摺接するごとく前記凹形の座面受けに一体に取付けられ
た、外周に複数個のロック用凹部を設けたフランジと、
前記脚体を構成する連結部材に一端を回動自在に枢着さ
れかつばねを介して常時フランジ側への押圧力を付勢さ
れてその先端部が前記ロック用凹部に凹凸嵌合するロッ
ク部材とからなり、該ロック部材を前記ばねに抗して下
方へ押圧するとその先端部がロック用凹部から離脱する
ことによりロックが解除され、前記座面受けを回転させ
てロック部材の先端がロック用凹部に嵌入するとロック
される機構となしたことを特徴とする介護用椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000093945A JP4283415B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 介護用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000093945A JP4283415B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 介護用椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001276142A true JP2001276142A (ja) | 2001-10-09 |
| JP4283415B2 JP4283415B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=18609064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000093945A Expired - Lifetime JP4283415B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 介護用椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4283415B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2393904A (en) * | 2002-08-09 | 2004-04-14 | Robert William Frank Griffin | Chair with locking height adjuster and locking rotational control |
| JP2011125478A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 肘掛け押下げ型車椅子のアームレスト |
| CN102160834A (zh) * | 2011-04-26 | 2011-08-24 | 长沙恒润机械有限责任公司 | 多功能健身轮椅 |
| CN108814085A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-16 | 北京工道风行智能技术有限公司 | 一种可快速调节档位的循环升级装置及座椅升降扶手 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093945A patent/JP4283415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2393904A (en) * | 2002-08-09 | 2004-04-14 | Robert William Frank Griffin | Chair with locking height adjuster and locking rotational control |
| JP2011125478A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 肘掛け押下げ型車椅子のアームレスト |
| CN102160834A (zh) * | 2011-04-26 | 2011-08-24 | 长沙恒润机械有限责任公司 | 多功能健身轮椅 |
| CN108814085A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-16 | 北京工道风行智能技术有限公司 | 一种可快速调节档位的循环升级装置及座椅升降扶手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4283415B2 (ja) | 2009-06-24 |
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