JP2001275767A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP2001275767A
JP2001275767A JP2000099846A JP2000099846A JP2001275767A JP 2001275767 A JP2001275767 A JP 2001275767A JP 2000099846 A JP2000099846 A JP 2000099846A JP 2000099846 A JP2000099846 A JP 2000099846A JP 2001275767 A JP2001275767 A JP 2001275767A
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JP
Japan
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cabinet
present
wall surface
side plate
front plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000099846A
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English (en)
Inventor
Satoru Oyama
哲 大山
Hiroaki Maeda
浩明 前田
Hideki Tamoto
英樹 多本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内側に突出したドア枠などに当たることなく
収納体引出し移動をスムーズに行わせる。 【解決手段】引出し前板1の壁面9側を、キャビネット
本体の側板3の幅程度短くし、引出し前板1の壁面9側
にヒレ状のパッキンを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引出しできる収納
体の引出し方向が壁面と平行となるように壁面に接して
設置される引出しキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、システムキッチン、洗面化粧台等
などでは、壁面と壁面の間に隙間なくキャビネットを設
置する場合が多い。そのキャビネットの最も端側で壁面
に接するキャビネットについては、システムキッチンの
場合であると、食器洗い機やオーブン等のビルトイン機
器と壁面との間を埋めるキャビネットであり、あまり間
口が大きくなく、開き扉であるとそのスペースを有効に
使うことが出来ない。
【0003】そこで図10に示すように、この壁面に接
するキャビネット5は、キャビネット内部に出し入れ自
在である収納体6を設け、その収納体6に扉前板7を設
け、その前板7に設けた把手8をもって収納体6をキャ
ビネットに対して出し入れすることのできる、引出し式
のキャビネットにする場合が多い。
【0004】しかし、上記のようなキャビネットが設置
される近傍の壁面には出入り用の扉が設けられるような
場合があり、その出入り用の扉の扉枠10は室内に少し
突出して配置されているので、扉枠10に扉前板7が当
たって収納体6を大きく前方に引出すことが出来ないよ
うな場合が起こる。
【0005】これに対し、図11に示すように、キャビ
ネット5の壁面側の側板3と壁面9の間にスペーサー1
3をあらかじめセットする場合があるが、キャビネット
の間口は限定されているため、スペーサーの間口分、キ
ャビネット内の収納部が少なくなってしまう。
【0006】また、これに対し、例えば特開平9―16
8443号公報にあるように、収納部の手前への引出し
移動に連動して、扉前板が壁面とは逆の側方に移動させ
る機構を持った引出し式キャビネットがある。このよう
な構造であればキャビネット内の収納部のスペースを犠
牲にすることなく、かつ室内に突出した扉枠があって
も、扉枠を回避して収納部を引出すことが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような機
構を設けることは構造を複雑にすることになり、長期使
用した場合でも同じ動きをするようにするにはかなりの
部品の精度、部品の耐久性が必要となる。また、そうす
るためにはどうしてもコストがかかってしまう。
【0008】本発明は簡単な構造とすることによりコス
トを極力低く抑え、かつキャビネット内の収納部を極力
多く取れるキャビネットを提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に請求項1の発明では、キャビネットの間口寸法はその
ままで、引出し前板7の壁面9側幅寸法がキャビネット
本体の壁面に接する側板3の幅寸法分短くなっており、
引出し前板1の壁面9側にヒレ状のパッキンを設けた。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明に加
え、キャビネット本体5の側板の前面木口全周にクッシ
ョン状パッキン2を取り付けた。
【0011】請求項3の発明では、請求項1の発明に加
え、キャビネット本体5の側板で壁面9に接する側板の
前面を、他の側板の前面より突出させた。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施の形態を
図面に基づいて記述する。図1は、本発明の第一の実施
を示す平面図である。キャビネット5の内部に収納体6
が引出しレールなどにより、出し入れ自由になるよう設
置されている。収納体6に前板7が取り付けられている
が、前板7の壁面9側になる側はキャビネット5の側板
3の幅程度短くなっている。こうすることにより、収納
体6を引出した際にも、前板7がドア枠10に当たるこ
とがなくなる。また、前板7の壁面側にはヒレ状パッキ
ン1が取り付けられている。
【0013】図2は本発明の第一の実施のキャビネット
を表す図で、キャビネット前面の木口には壁面9側にく
る側板の木口以外にクッション状パッキン2が取り付け
られている。
【0014】図3は本発明の第一の実施に用いられるヒ
レ状パッキンの図で(a)は斜視図で(b)は断面図で
ある。材質はゴムや樹脂など弾性体で出来ている。前板
には穴14を通してビスで固定したり、穴はあらかじめ
開けずにピンタッカーなどで固定する。断面が鍵形状に
なっているが、この高さHはクッション状パッキン2の
高さとほぼ同じ位にしておくの良い。このようにしてお
くと、前板が閉じられたとき、先端17が側板木口18
に押しつけられることになるのでキャビネット内部の密
閉性が形成されることになる。
【0015】クッション状パッキンの詳細は図4に示す
ような形状になっており、材質は上記ヒレ状パッキンと
同じくゴムや樹脂などの弾性体で出来ている。キャビネ
ット側板木口には、穴15を通しビスで固定したり、穴
はあらかじめ開けずにピンタッカーなどで固定する。前
板が閉じられたとき、頂点16を前板が押すことによ
り、キャビネット内部の密閉性が形成されることにな
る。
【0016】図5は、本発明の第二の実施を表す平面図
である。キャビネット5の内部に収納体6が引出しレー
ルなどにより、出し入れ自由になるよう設置されてい
る。収納体6に前板7が取り付けられているが、前板7
の壁面9側になる側はキャビネット5の側板3の幅程度
短くなっている。こうすることにより、収納体6を引出
した際にも、前板7がドア枠10に当たることがなくな
る。また、前板7の壁面側にはヒレ状パッキン11が取
り付けられている。
【0017】図6は本発明の第二の実施のキャビネット
を表す図で、キャビネット前面の木口全周にクッション
状パッキン2が取り付けられている。
【0018】図7は本発明の第二の実施に用いられるヒ
レ状パッキンの図で(a)は斜視図で(b)は断面図で
ある。材質はゴムや樹脂など弾性体で出来ている。前板
には穴14を通してビスで固定したり、穴はあらかじめ
開けずにピンタッカーなどで固定する。図3の第一の実
施の場合と違い、断面は平面形状でよい。前板が閉じら
れたとき、先端17が側板木口に取り付けられたクッシ
ョン状パッキン2押しつけられることになるのでキャビ
ネット内部の密閉性が形成されることになる。このヒレ
状パッキンは断面が平面形状で単純な形状であるので、
コストを抑えて作ることができ、また、鍵形状になって
いると曲がり部分に疲労がたまり、曲がり部分から割れ
たり、切れたりする可能性があるが、このように平面形
状なので疲労が溜まる部分が少なく、長持ちする。クッ
ション状パッキンは図4に示すものと同じでよい。
【0019】図8は、本発明の第三の実施を表す平面図
である。キャビネット5の内部に収納体6が引出しレー
ルなどにより、出し入れ自由になるよう設置されてい
る。収納体6に前板7が取り付けられているが、前板7
の壁面9側になる側はキャビネット5の側板3の幅程度
短くなっている。こうすることにより、収納体6を引出
した際にも、前板7がドア枠10に当たることがなくな
る。また、前板7の壁面側にはヒレ状パッキン11が取
り付けられている。
【0020】図9は本発明の第三の実施のキャビネット
を表す図で、壁面9側にくるキャビネットの側板12は
キャビネット前面より、若干前に突出している。突出す
る距離は、クッション状パッキンの高さと同じくらいと
しておく。その他の前面の木口には、クッション状パッ
キン2が取り付けられている。こうすることにより、前
板が閉じられたとき、壁面9側の突出した側板前面木口
にヒレ状パッキン11が押し付けられ、その他3辺の木
口は前板7がクッション状パッキン2に押し付けられる
のでキャビネット内部の密閉性が作られることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明はコストを極力低く押さえること
ができ、簡単な構造で長期間の使用にも耐え、かつキャ
ビネット内の収納部を極力多く取れるキャビネットを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を表す平面図。
【図2】本発明の第一の実施例のキャビネットを表す斜
視図。
【図3】(a)本発明の第一の実施例に用いられるヒレ
状パッキンを表す斜視図 (b)本発明の第一の実施例に用いられるヒレ状パッキ
ンを表す断面図。
【図4】(a)本発明の第一の実施例に用いられるクッ
ションパッキンを表す斜視図。 (b)本発明の第一の実施例に用いられるクッションパ
ッキンを表す断面図。
【図5】本発明の第二の実施例を表す平面図。
【図6】本発明の第二の実施例のキャビネットを表す斜
視図。
【図7】(a)本発明の第一の実施例に用いられるヒレ
状パッキンを表す斜視図 (b)本発明の第一の実施例に用いられるヒレ状パッキ
ンを表す断面図。
【図8】本発明の第三の実施例を表す平面図。
【図9】本発明の第三の実施例のキャビネットを表す斜
視図。
【図10】従来例を表す平面図。
【図11】その他の従来例を表す平面図。
【符号の説明】
ヒレ状パッキン クッションパッキン 側板 側板 キャビネット 収納体 前板 把手 壁面 ドア枠 ヒレ状パッキン 側板 フィラー 18.側板木口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 67/04 502 A47B 67/04 502Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に沿って設置される引出し式のキャビ
    ネットにおいて、引出し前板7の壁面9側の幅寸法が、
    キャビネット本体の側板3の幅寸法分短くなってなり、
    引出し前板7の壁面9側にヒレ状のパッキン1を設けた
    ことを特徴とするキャビネット。
  2. 【請求項2】前記キャビネット本体5の側板の前面木口
    全周にクッション状パッキン2を取付けてなることを特
    徴とする請求項第1記載のキャビネット。
  3. 【請求項3】前記キャビネット本体5の側板で壁面9に
    接する側板12の前面を、他の側板の前面より突出させ
    たことを特徴とする請求項第1記載のキャビネット。
JP2000099846A 2000-03-31 2000-03-31 キャビネット Pending JP2001275767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209519A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Hitachi Housetec Co Ltd キャビネットおよびこのキャビネットを有するキッチン
JP2010279420A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 3Q House System:Kk 使い勝手に優れた量産型システムキッチン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209519A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Hitachi Housetec Co Ltd キャビネットおよびこのキャビネットを有するキッチン
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