JP2001275258A - 太陽電池システム - Google Patents

太陽電池システム

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JP2001275258A
JP2001275258A JP2000085241A JP2000085241A JP2001275258A JP 2001275258 A JP2001275258 A JP 2001275258A JP 2000085241 A JP2000085241 A JP 2000085241A JP 2000085241 A JP2000085241 A JP 2000085241A JP 2001275258 A JP2001275258 A JP 2001275258A
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solar cell
compressor
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power
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Aya Nishikawa
綾 西川
Shoichi Tsuchiya
昭一 土屋
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日射量による太陽電池の発電電力の大小に拘
わらず、コンプレッサに必要な電力を供給でき、且つ商
用電源のランニングコストを下げる。 【解決手段】 太陽電池1と商用電源3の2つの電源を
持ち、太陽電池の発電電力の不足分だけ商用電源を供給
しコンプレッサ2を運転する。すなわち、太陽電池の発
電電力と、商用電源よりAC/DC変換回路10を通し
た電力とがインバータ6に供給され、インバータの交流
出力によってコンプレッサの運転を行う。このとき、イ
ンバータの出力電圧は、晴天時に太陽電池の発電電力の
みによりコンプレッサを運転したときのピーク電圧より
も低い値に設定されている。これにより、太陽電池の発
電電力が低下するに従って、AC/DC変換回路、すな
わち商用電源からの供給電力が増える。又、コントロー
ラ9は浄化運転と逆洗浄運転の切り換えを行い、逆洗浄
時にはコンプレッサに大電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池と商用電
源を併用した太陽電池システムに関し、特に、太陽電池
の発電電力を有効に利用し、商用電源のランニングコス
トを下げてコンプレッサ運転を行う水質浄化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題の関心の高まりから、工
場や上下水道施設や河川などにおいて盛んに水質浄化装
置が利用されている。水質浄化装置はポンプによって駆
動されているが、通常、省エネルギーの面から太陽電池
を用いてコンプレッサを運転している。例えば、特開平
8−118041号公報には、太陽電池の発電電力に応
じてコンプレッサを運転する水質浄化装置が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な従来技術では、日射量の少ない曇天や雨天時には太陽
電池が使えないためにコンプレッサを運転することがで
きない。したがって、運転時間が限られてしまい、必要
な時に必要な運転を確保することはできない。尚、必要
な時に運転を確保するためには、太陽電池と商用電源と
を切り替える方法がある。しかし、このような択一的な
切り替え方式では、例えば、曇天時などの発電量が少な
いときに商用電源に切り替えると、太陽電池の発電電力
は全く使用されなくなり、太陽電池のエネルギーが無駄
になると共に、商用電源の無駄な消費ともなる。また、
曇天時でも太陽電池が有効に使えるように、太陽電池か
らの供給電力を低めに設定して商用電源との切り変えを
行うようにすると、水質浄化装置の逆洗浄時などには、
コンプレッサが必要とするパワーを供給することができ
ない。すなわち、逆洗浄時には浄化運転時と同じ空気量
では逆洗効果が不充分になるため、大きな電力でコンプ
レッサを運転する必要がある。しかし、曇天時の太陽電
池からはそのような大電力を供給することができない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、日射量に依存される太陽電
池の発電電力の大小に拘わらず、常に、コンプレッサが
必要とする電力を供給することができると共に、商用電
源のランニングコストを下げることのできる電力供給方
式を備えた太陽電池システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の太陽電池システムは、太陽電池と商用電
源又は蓄電池を併用してコンプレッサを運転する太陽電
池システムにおいて、太陽電池の発電電力の足りない分
だけ商用電源より電力を供給して、コンプレッサ運転を
行うように構成したことを特徴とする。すなわち、太陽
電池の発電電力の足りない分だけ商用電源を利用するこ
とができれば、必要な運転量を常に確保することができ
る。また、太陽電池の発電電力を無駄にしないようにす
るために、商用電源の出力段にAC/DC変換回路を設
けて、太陽電池と商用電源との併用化を図る。さらに、
必要な時に必要な電力量を確保できるようにするため、
AC/DC変換回路の出力電圧設定部分に電圧値を任意
に変えられる機能を設けた。
【0006】このようにすることによって、逆洗浄時の
大量な空気量が必要なときには、AC/DC変換回路か
ら最大電力が供給でき、且つ、水温が低い時には商用電
源の供給電力量を低いレベルに押さえてランニングコス
トを下げ、さらに、集中して運転したいときには供給レ
ベルを上げることができる。
【0007】すなわち、本発明における請求項1に記載
の太陽電池システムは、太陽電池と、商用電源又は蓄電
池とを併用してコンプレッサを運転する太陽電池システ
ムにおいて、商用電源又は蓄電池の電圧値を任意の値に
設定する電圧制御手段と、太陽電池及び電圧制御手段の
出力電圧を併用して、コンプレッサの駆動電圧を生成す
る駆動電圧生成手段と、太陽電池の電圧値が電圧制御手
段の設定した電圧値より低いとき、太陽電池の電圧値を
電圧制御手段の設定した電圧値に補充する電圧補充手段
とを備え、太陽電池の発電電力の足りない分だけ、商用
電源又は蓄電器より電力を供給して、コンプレッサの運
転を行うように構成したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の太陽電池システム
は、請求項1の太陽電池システムにおいて、コンプレッ
サは、電圧制御手段が設定した電圧値に基づいて、駆動
電圧生成手段が生成した駆動電圧によって運転され、太
陽電池の電圧値が電圧制御手段の設定した電圧値より低
いとき、電圧補充手段が太陽電池の電圧値を補充して、
駆動電圧生成手段よりコンプレッサに所望の駆動電圧を
供給することを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の太陽電池システム
は、請求項1又は請求項2の太陽電池システムにおい
て、電圧制御手段が設定した電圧値は、晴天時に、太陽
電池の発電電力のみによりコンプレッサを運転したとき
のピーク電圧より低い値に設定されていることを特徴と
する。
【0010】また、請求項4に記載の太陽電池システム
は、請求項1〜請求項3の何れかの太陽電池システムに
おいて、電圧制御手段は、コンプレッサが浄化運転及び
逆洗浄運転を行っていることを認識し、それぞれの運転
状態に応じて、駆動電圧を所望の電圧値に設定すること
を特徴とする。また、請求項5に記載の太陽電池システ
ムは、請求項4の太陽電池システムにおいて、電圧制御
手段は、コンプレッサが逆洗浄運転を行っているとき
は、浄化運転を行っているときより、高い電圧値に設定
することを特徴とする。
【0011】また、請求項6に記載の太陽電池システム
は、請求項4又は請求項5の太陽電池システムにおい
て、電圧制御手段は、コンプレッサの運転状態を検出し
て、電圧制御回路の抵抗値を可変することによって、コ
ンプレッサの駆動電圧を所望の電圧値に設定することを
特徴とする。また、請求項7に記載の太陽電池システム
は、請求項1〜請求項3の何れかの太陽電池システムに
おいて、電圧制御手段は気温又は水温を検出し、コンプ
レッサが浄化運転しているときの駆動電圧を、気温又は
水温に応じて所望の電圧値に制御することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける太陽電池システムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明における太陽電池と商用電源とを併用し
た太陽電池システムの実施の形態である水質浄化装置を
示す図である。この水質浄化装置は、太陽電池1とコン
プレッサ2と商用電源3とダイオード4とコンデンサ5
とインバータ6と三方弁7とフィルターカートリツジ8
とコントローラ9とAC/DC変換回路10とによって
構成されている。すなわち、この水質浄化装置は、太陽
電池1と商用電源3の2つの電源を持ち、コンプレッサ
2を運転する場合において、太陽電池1の発電電力の不
足分だけ商用電源3を供給してコンプレッサ2を運転す
るように構成されている。
【0013】太陽電池1の発電電力は、ダイオード4を
通してコンデンサ5に充電される。また、インバータ6
は、コンデンサ5の直流電圧をスイッチングして矩形波
状の交流を出力する。よって、この交流電圧の波高値
は、コンデンサ5の直流電圧に等しい。インバータ6
は、入力電圧に応じて負荷のコンプレッサ2の運転を行
い、さらに、コンプレッサ2は、三方弁7を通してフィ
ルターカートリッジ8のエアリフトポンプに空気を供給
し、フィルタカートリッジ8に通水を行う。コントロー
ラ9は、タイマー等により浄化運転と逆洗浄運転の切り
換えを行い、逆洗浄時には、三方弁7を切り換えて逆洗
ノズルにエアを供給することにより逆洗浄を行う。
【0014】一つの電力系統は、太陽電池1とダイオー
ド4とインバータ6とコンプレッサ2から成る構成によ
り、コンプレッサ2は、太陽電池1の発電量に応じて運
転を行う。また、インバータ6の入力部には、太陽電池
1の出力とAC/DCコンバータ10の出力が合成され
ている。したがって、もう一つの電力系統は、商用電源
3とAC/DCコンバータ10とインバータ6とコンプ
レッサ2から成る構成になっている。また、AC/DC
コンバータ10は、商用電源3を電源とし、その出力電
圧は、晴天時に太陽電池の発電電力のみにより負荷(す
なわち、コンプレッサ2)を運転したときのピーク電圧
よりも低い値に設定されている。
【0015】図2は、日射量の変化に対するコンプレッ
サ運転電圧を示す図である。すなわち、横軸に時間、縦
軸にコンプレッサ運転電圧をとり、一日のコンプレッサ
運転電圧の変化の様子を示している。尚、図の曲線aは
太陽電池1の電圧である。今、AC/DC変換回路の出
力電圧をEに設定すると、太陽電池1の発電電圧がAC
/DC変換回路10の出力電圧よりも高いとき(時間T
3)は、AC/DC変換回路10からは電力が供給され
ず、太陽電池1の発電電力のみにより運転される。この
ような時間T3は、例えば晴天の昼間などである。した
がって、正午付近をピークに太陽電池1からコンプレッ
サ2に供給される電圧が変化している。また、太陽電池
1の発電電力がないとき(時間T1、T5)は、AC/
DC変換回路10の電力のみによる電力供給によってコ
ンプレッサ運転電圧はEに維持されている。このような
時間T1、T5は、例えば夜間や雨天などである。
【0016】次に、太陽電池1の発電電力のみでは電力
が不足する場合は(時間T2、T4)、太陽電池1とA
C/DC変換回路10の両方から電力が供給され、太陽
電池1の発電電力の不足分のみAC/DC変換回路10
より電力が供給され、コンプレッサ運転電圧はEに維持
されている。すなわち、図中S1の部分が太陽電池1か
らの供給電力、S2の部分がAC/DC変換回路10か
らの供給電力である。このような時間T1、T5は、例
えば午前中とか午後あるいは曇天の時などである。尚、
太陽電池1は電流源的特性を持ち、出力電圧は負荷に依
存されるので、太陽電池1の発電電力に拘わらず、太陽
電池1の電圧はAC/DC変換回路10の出力電圧と同
じ値になる。
【0017】また、AC/DC変換回路10の出力電圧
の設定は、高くしすぎると太陽電池1の利用効率が大幅
に低下するため、AC/DC変換回路10の出力電圧
は、晴天時に太陽電池1の発電電力のみにより負荷(コ
ンプレッサ2)を運転したときのピーク電圧よりも低い
値に設定することが望ましい。しかし、AC/DC変換
回路10の出力電圧を低く設定しすぎると、逆洗浄時に
コンプレッサ2への供給電力が不足して空気量が足りな
くなる。尚、逆洗浄時には大きな空気量が必要であるの
でコンプレッサ2への供給電力を多くしている。
【0018】そこで、本発明では、逆洗浄時にはAC/
DC変換回路10の出力電圧を浄化運転時よりも高い電
圧に可変する工夫がなされている。図3は、本発明の太
陽電池システムに適用されるAC/DC変換回路の内部
構成図である。このAC/DC変換回路10は、整流回
路11とコイル12とトランジスタ13とダイオード1
4とコンデンサ15と制御回路16とによって構成され
ている。商用電源1から交流電圧が入力されると、整流
回路11にて直流電圧に変換され、さらに、この直流電
圧はコイル12、スイッチング素子13、ダイオード1
4から成る直流チョッパ回路により設定電圧に変換され
る。スイッチング素子13は、制御回路16によってO
N/OFF駆動され、PWM波形を出力する。
【0019】図4は、図3のAC/DC変換回路を駆動
制御する制御回路の構成図である。この制御回路16
は、オペアンプ17とコンパレー夕18とトランジスタ
19、及び抵抗R1、R2、R3とによって構成されて
いる。すなわち、AC/DC変換回路の出力のフィード
バック電圧を抵抗R1、R2、R3により分圧し、オぺ
アンプ17によって、この分圧電圧を基準電圧と比較し
て差動増幅を行なう。そして、オぺアンプ17の出力電
圧はコンバレータ18に入力されて三角波と比較するこ
とによりPWMの信号が生成される。
【0020】このような一般的なPWM制御回路を設
け、コントローラ9の逆洗浄指令によってトランジスタ
19を動作させる。トランジスタ19のエミッタ、コレ
クタはR2の両端に接続され、コントローラ9より逆洗
浄指令が来ると、トランジスタ19はON状態となり、
R2を短絡させる。すると、オぺアンプ17に入力され
るフィードバック電圧は低下するため、結果として、出
力電圧が上昇するように制御される。これにより、逆洗
浄時のコンプレッサ2の運転電圧が高くなり、逆洗浄専
用のコンプレッサ等が不用になる。
【0021】しかし、AC/DC変換回路10に、図6
に示すようような昇圧コンバータを用いれば、逆洗浄時
のコンプレッサ2の運転電圧を自動的に高くすることが
できる。図6は、一般的な昇圧コンバータの回路図であ
る。すなわち、この昇圧コンバータは、PWM制御回路
21が、入力電圧Viと出力電圧Vo及び負荷電流Ioを
フィードバックして制御を行っている。すなわち、抵抗
R1とR2の分圧によって入力電圧Viを検出し、抵抗
R3とR4の分圧によって出力電圧Voを検出し、さら
に、抵抗R5によって負過電流Ioを検出し、これらの
信号をフィードバックしてPWMパルスを生成してトラ
ンジスタQをスイッチング制御している。
【0022】逆洗浄時はコンプレッサ2の負荷が重くな
るので、負過電流Ioが増えてPWMのデューティ幅が
広がるように制御されて、出力電圧が高くなる。また、
通常の浄化運転のときは負荷が軽くなるので、負過電流
Ioが減ってPWMのデューティ幅が狭くなるように制
御されて、出力電圧が低くなる。このようにして、浄化
運転時と逆洗浄運転時とに応じて、自動的に出力電圧が
所望の値に制御される。
【0023】以上説明したような動作により、日射量が
低下しても、常に必要なコンプレッサ運転電圧が維持さ
れているので、一定以上のレベルで浄化運転を続けるこ
とができる。また、日射量レベルに応じて太陽電池と商
用電源とを切り替える場合とは異なり、運転は連続さ
れ、かつ日射量が少ないときでも、太陽電池の発電電力
を使用できるので効率的である。しかも、非常に単純な
回路構成で実現することが可能である。また、逆洗浄時
に直流電源の設定電圧を高くすることにより、逆洗浄用
のポンプまたは電源を用意する必要がなく、水質浄化装
置がシンプルかつ安価になる。
【0024】次に、本発明の太陽電池システムの他の実
施の形態としての水質浄化装置を説明する。すなわち、
湖沼や河用などでは、一般的に、水温が高いときには水
の汚れが激しいため浄化の必要性が高く、水温が低いと
きには水の汚れが少ないため浄化の必要性が低い。よっ
て冬場などの浄化の必要性が低いときは、自動的にコン
プレッサの運転量を減らすために温度センサを設け、水
温に応じてコンプレッサの運転量を制御する。
【0025】図5は、図3のAC/DC変換回路を駆動
制御する制御回路の他の構成図である。すなわち、図5
に示す制御回路16に温度センサを接続した状態を示し
ている。抵抗R1、R2、R3によって、フィードバッ
ク電圧の分圧比を変える動作は前述の図4の場合と同じ
である。この実施の形態の場合は、温度センサ20は水
温により内部でスイッチがON/OFFするものであ
り、水温が温度センサ20の設定値よりも低いときはス
イッチはOFF、設定値よりも高いときスイッチはON
となる。したがって、水温が設定値よりも低いときは、
温度センサ20のスイッチはOFFすることにより、オ
ぺアンプ17に入力されるフィードバック電圧が高くな
り、AC/DC変換回路10の出力電圧は低い値とな
る。
【0026】一方、水温が設定値よりも高いとスイッチ
はONすることにより抵抗R2が短絡されて、オぺアン
プ17に入力されるフィードバック電圧が低くなり、A
C/DC変換回路10の出力電圧は上昇する。尚、温度
センサ20と抵抗R2の変わりにサーミスタを用いて、
温度によって変化するサーミスタ抵抗によって、フィー
ドバック電圧を変えるようにしても前述と同じ結果が得
られることはいうまでもない。
【0027】この実施の形態の効果としては、温度によ
り運転電圧設定を変えることにより、夏場などの浄化の
必要性が高いときは自動的にコンプレッサの運転量を増
やすことができる。また、水温に拘わらず一定の設定電
圧で年間を通じて運転するのではなく、水温によって運
転レベルを変えたことにより、一層、省エネルギー化に
貢献することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の太陽電池
システムによれば、日射量が低下しても一定以上のレベ
ルで浄化時の運転を続けることができる。また、日射量
レベルに応じて太陽電池と商用電源を切り替える場合と
異なり、運転は連続され、かつ日射量が少ないときでも
太陽電池の発電電力を使用できるので、太陽電池の利用
率が高くなり効率的となる。しかも、非常に単純な回路
構成で実現することができる。また、災害などにより商
用電源から電力を供給できない場合でも、太陽電池のみ
による運転も可能である。さらに、逆洗浄時に直流電源
の設定電圧を高くすることにより、逆洗浄用のポンプま
たは電源を用意する必要がなく、水質浄化装置全体がシ
ンプルかつ安価になる。また、温度により運転電圧設定
を変えることにより、夏場などの浄化の必要性が高いと
きには、自動的に運転量を増やすことができ、冬場など
の浄化の必要性が低いときは、設定電圧を低く設定する
ことにより省エネルギー化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における、太陽電池と商用電源とを併
用した太陽電池システムの実施の形態を示す図である。
【図2】 日射量の変化に対するコンプレッサ運転電圧
を示す図である。
【図3】 本発明の太陽電池システムに適用されるAC
/DC変換回路の内部構成図である。
【図4】 図3のAC/DC変換回路を駆動制御する制
御回路の構成図である。
【図5】 図3のAC/DC変換回路を駆動制御する制
御回路の他の構成図である。
【図6】 一般的な昇圧コンバータの回路図である。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 コンプレッサ 3 商用電源 4、14 ダイオード 5、15 コンデンサ 6 インバータ 7 三方弁 8 フィルターカートリッジ 9 コントローラ 10 AC/DC変換回路 11 整流回路 12 コイル 13、19 トランジスタ 16 制御回路 17 オペアンプ 18 コンパレー夕 20 温度センサ 21 PWM制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/35 H01L 31/04 K Fターム(参考) 5F051 BA05 BA17 JA18 KA03 5G003 AA06 BA01 DA04 DA15 DA18 GB03 GB06 5G066 HA15 HB06 5H030 AS01 BB01 BB07 BB21 DD20 FF22 FF41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、商用電源又は蓄電池とを併
    用してコンプレッサを運転する太陽電池システムにおい
    て、 前記商用電源又は前記蓄電池の電圧値を、任意の値に設
    定する電圧制御手段と、 前記太陽電池及び前記電圧制御手段の出力電圧を併用し
    て、前記コンプレッサの駆動電圧を生成する駆動電圧生
    成手段と、 前記太陽電池の電圧値が、前記電圧制御手段の設定した
    電圧値より低いとき、前記太陽電池の電圧値を前記電圧
    制御手段の設定した電圧値に補充する電圧補充手段とを
    備え、 前記太陽電池の発電電力の足りない分だけ、前記商用電
    源又は前記蓄電器より電力を供給して、前記コンプレッ
    サの運転を行うように構成したことを特徴とする太陽電
    池システム。
  2. 【請求項2】 前記コンプレッサは、前記電圧制御手段
    が設定した電圧値に基づいて、前記駆動電圧生成手段が
    生成した駆動電圧によって運転され、 前記太陽電池の電圧値が前記電圧制御手段の設定した電
    圧値より低いとき、前記電圧補充手段が前記太陽電池の
    電圧値を補充して、前記駆動電圧生成手段より前記コン
    プレッサに所望の駆動電圧を供給することを特徴とする
    請求項1に記載の太陽電池システム。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御手段が設定した電圧値は、
    晴天時に、前記太陽電池の発電電力のみにより前記コン
    プレッサを運転したときのピーク電圧より、低い値に設
    定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の太陽電池システム。
  4. 【請求項4】 前記電圧制御手段は、前記コンプレッサ
    が浄化運転及び逆洗浄運転を行っていることを認識し、
    それぞれの運転状態に応じて、駆動電圧を所望の電圧値
    に設定することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れ
    かに記載の太陽電池システム。
  5. 【請求項5】 前記電圧制御手段は、前記コンプレッサ
    が逆洗浄運転を行っているときは、浄化運転を行ってい
    るときより、高い電圧値に設定することを特徴とする請
    求項4に記載の太陽電池システム。
  6. 【請求項6】 前記電圧制御手段は、前記コンプレッサ
    の運転状態を検出して、電圧制御回路の抵抗値を可変す
    ることによって、前記コンプレッサの駆動電圧を所望の
    電圧値に設定することを特徴とする請求項4又は請求項
    5に記載の太陽電池システム。
  7. 【請求項7】 前記電圧制御手段は気温又は水温を検出
    し、前記コンプレッサが浄化運転しているときの駆動電
    圧を、気温又は水温に応じて、所望の電圧値に制御する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の
    太陽電池システム。
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