JP2001275176A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2001275176A
JP2001275176A JP2000084270A JP2000084270A JP2001275176A JP 2001275176 A JP2001275176 A JP 2001275176A JP 2000084270 A JP2000084270 A JP 2000084270A JP 2000084270 A JP2000084270 A JP 2000084270A JP 2001275176 A JP2001275176 A JP 2001275176A
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JP
Japan
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voice
unit
remote control
operator
sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000084270A
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English (en)
Inventor
Noritaka Kusumoto
典孝 楠本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000084270A priority Critical patent/JP2001275176A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲雑音がある環境下においても、制御対象
機器の音量を下げることなく、操作者が発する音声によ
り、制御対象機器を遠隔操作することができるリモート
コントロール装置を提供する。 【解決手段】 音声送信部200により無線送信された
機器音声を音声出力部8で再生し、音声入力部1を介し
て入力された機器音声および操作者音声および周囲雑音
からなる音声から音響処理部2により操作者音声のみを
取り出し、音声認識部3により認識を行い、認識された
音声に対応付けられている機器制御コードを単語対機器
制御コード対応表記憶部5から認識結果処理部4へ読み
出し、読み出された機器制御コードに応じてリモートコ
ントロール信号送信部6によりリモートコントロール信
号を制御対象機器300へ無線送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカを内蔵し
た音声認識リモートコントロール装置に関するものであ
る。特に、テレビ受像機やビデオテープレコーダなど音
声を出力するAV機器を音声認識によって操作するスピ
ーカ内蔵音声認識リモートコントロール装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声認識リモートコントロール装
置としては、例えば、特開平4−7998号公報に開示
される遠隔制御装置がある。この制御装置は、音声認識
処理実行スイッチが押されると被制御機器の再生音ボリ
ュームを低減あるいは消音させ、入力された音声に対す
る音声認識処理を実行し、音声認識処理終了後に被制御
機器の再生音ボリュームを増大あるいは消音解除し、認
識した結果を示す遠隔操作信号を送信し、音声により被
制御機器を遠隔操作するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の装置では、操作者が音声で操作したい時、被制御
機器のボリュームが低減あるいは消音されるため、被制
御機器の再生音を下げることなく操作することができな
いという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、被制御機器の音声を下げ
ることなく、操作者が音声で被制御機器を操作すること
ができる音声認識リモートコントロール装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係るリモートコントロール装置は、制御対
象機器が出力する機器音声を無線送信する音声送信手段
と、音声送信手段により無線送信された機器音声を受信
する音声受信手段と、音声受信手段により受信された機
器音声を再生する音声出力手段と、音声出力手段により
再生された機器音声および操作者音声および周囲雑音を
含んで入力された音声を音声信号に変換する音声入力手
段と、音声入力手段により変換された音声信号からノイ
ズキャンセルにより周囲雑音を除去しさらにエコーキャ
ンセルにより機器音声を除去することで操作者音声のみ
を取り出す音響処理手段と、音響処理手段により取り出
された操作者音声に対応する音声を認識する音声認識手
段と、1つの音声に対応付けされた機器制御コードを記
憶する記憶手段と、音声認識手段により認識された操作
者音声に対応する機器制御コードを前記記憶手段から読
み出す認識結果処理手段と、認識結果処理手段により読
み出された機器制御コードに対応したリモートコントロ
ール信号を無線送信するリモートコントロール信号送信
手段とを備えるものである。
【0006】本発明に係るリモートコントロール装置に
おいては、操作者音声および機器音声および周囲雑音を
含む音声を音声信号に変換し、この音声信号から操作者
音声のみを取り出し、この操作者音声に対応する音声を
認識し、認識された音声に対応する機器制御コードが記
憶手段から読み出され、読み出された機器制御コードに
応じて機器制御が行われる。したがって、被制御機器の
音声を下げることなく、操作者が音声で被制御機器を操
作することができる。
【0007】(2)第2の発明 第2の発明に係るリモートコントロール装置は、第1の
発明に係るリモートコントロール装置の構成において、
音響処理手段は、取り出した操作者音声の振幅レベルが
適正か否かを色または点灯間隔または点灯回数またはそ
の組み合わせで表示するLED表示手段を含むものであ
る。
【0008】この場合、操作者の音声が適正な振幅レベ
ルだったか否か視覚的に確認でき、リモートコントロー
ル装置の操作性を向上することができる。
【0009】(3)第3の発明 第3の発明に係るリモートコントロール装置は、第1ま
たは第2の発明に係るリモートコントロール装置の構成
において、音響処理手段は、取り出した操作者音声の振
幅レベルが適正か否かを音声または報知音またはその組
み合わせで知らせる音声合成手段を含むものである。
【0010】この場合、操作者の音声が適正な振幅レベ
ルだったか否か聴覚的に確認でき、リモートコントロー
ル装置の操作性を向上することができる。
【0011】(4)第4の発明 第4の発明に係るリモートコントロール装置は、第1〜
第3の発明に係るリモートコントロール装置の構成にお
いて、認識結果処理手段は、音声認識部の認識結果が適
正か否かを色または点灯間隔または点灯回数またはその
組み合わせで表示するLED表示手段を含むものであ
る。
【0012】この場合、操作者の音声を認識できたか否
か視覚的に確認でき、リモートコントロール装置の操作
性を向上することができる。
【0013】(5)第5の発明 第5の発明に係るリモートコントロール装置は、第1〜
第4の発明に係るリモートコントロール装置の構成にお
いて、認識結果処理手段は、音声認識部の認識結果を音
声または報知音またはその組み合わせで知らせる音声合
成手段を含むものである。
【0014】この場合、操作者の音声を認識できたか否
か聴覚的に確認でき、リモートコントロール装置の操作
性を向上することができる。
【0015】(6)第6の発明 第6の発明に係るリモートコントロール装置は、第1〜
第5の発明に係るリモートコントロール装置の構成にお
いて、音声認識手段は、操作者が音声を発声してもよい
状態か否かを色または点灯間隔または点灯回数またはそ
の組み合わせで表示するLED表示手段を含むものであ
る。
【0016】この場合、操作者が発声するタイミングを
視覚的に判断でき、リモートコントロール装置の操作性
を向上することができる。
【0017】(7)第7の発明 第7の発明に係るリモートコントロール装置は、第1〜
第6の発明に係るリモートコントロール装置の構成にお
いて、音声認識手段は、操作者が音声を発声してもよい
状態か否かを音声または報知音またはその組み合わせで
知らせる音声合成手段を含むものである。
【0018】この場合、操作者が発声するタイミングを
聴覚的に判断でき、リモートコントロール装置の操作性
を向上することができる。
【0019】(8)第8の発明 第8の発明に係るリモートコントロール装置は、第1〜
第7の発明に係るリモートコントロール装置の構成にお
いて、音声認識手段は、音声認識動作の開始と終了を指
定するための音声認識スイッチ手段を含むものである。
【0020】この場合、操作者が意図しない周囲の音声
によって制御対象機器を誤操作してしまう可能性を低く
することができ、リモートコントロール装置の操作性を
向上することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
リモートコントロール装置について図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるリモー
トコントロール装置の構成を示すブロック図である。
【0022】図1に示すリモートコントロール装置は、
リモートコントロール本体100、音声送信部200お
よび制御対象機器300を備える。リモートコントロー
ル本体100は、音声入力部1、音響処理部2、音声認
識部3、認識結果処理部4、単語対機器制御コード対応
表記憶部5、リモートコントロール信号送信部6、音声
受信部7、音声出力部8、LED表示部9、音声合成部
10、音声認識スイッチ部11を備える。
【0023】リモートコントロール本体100は、例え
ば、赤外線通信によりリモートコントロール信号を制御
対象機器300に送信することにより制御対象機器30
0を遠隔操作する。
【0024】音声送信部200は、例えば、赤外線送信
機であり、オーディオケーブルにより制御対象機器20
0の音声出力端子と接続され、制御対象機器200の音
声信号を赤外線によりリモートコントロール本体100
へ送信する。
【0025】制御対象機器300は、例えば、テレビ受
像機、ビデオテープレコーダ等であり、リモートコント
ロール本体100から出力されるリモートコントロール
信号に応じて遠隔操作される。
【0026】なお、リモートコントロール本体100と
音声送信部200および制御対象機器300との通信方
法としては、通信可能なものであれば特に限定されず、
有線で送信してもよい。
【0027】音声出力部8は、例えば、スピーカ等によ
り構成され、音声受信部7が受信した音声および音声合
成部10が出力する音声を再生する。
【0028】音声入力部1は、例えば、マイクロフォン
等により構成され、再生された機器音声および操作者が
発声した音声および周囲雑音からなる音声を音声信号に
変換して音響処理部2へ出力する。音響処理部2は、音
声入力部1から出力された音声信号からノイズキャンセ
ルによりエアコンや冷蔵庫などが発する周囲雑音を除去
し、さらに音声出力部8から再生された音声と音声入力
部1に入力された音声を利用したエコーキャンセルによ
り機器音声を除去することで操作者が発声した音声のみ
を取り出し、音声認識部3へ出力する。音声認識部3
は、音声認識スイッチ部11がオン状態の時のみ動作
し、音響処理部2から出力された音声信号を用いて操作
者が発声した音声の認識を行い、認識した音声に対応す
る単語データを認識結果処理部4へ出力する。認識結果
処理部4は、音声認識部3から出力された単語データを
単語対機器制御コード対応表記憶部5へ出力する。単語
対機器制御コード対応表記憶部5は、認識結果処理部4
から出力された単語データを用いて対応する機器制御コ
ードを認識結果処理部4へ出力する。認識結果処理部4
は、単語対機器制御コード対応表記憶部5から出力され
た機器制御コードをリモートコントロール信号送信部6
へ出力する。リモートコントロール信号送信部6は、認
識結果処理部4から出力された機器制御コードを用いて
リモートコントロール信号を制御対象機器300へ送信
する。なお、リモートコントロール本体を音声入力部
1、音声受信部7、音声出力部8、新たに追加する音声
送信部のみで構成し、音響処理部2、音声認識部3、認
識結果処理部4、単語対制御データ記憶部5、リモート
コントロール信号送信部6、LED表示部9、音声合成
部10、新たに追加する音声受信部を音声送信部200
側に設けることで、リモートコントロール本体100の
音声入力部1から入力された音声を音声送信部200の
音声受信部へ送信し音声認識部3で認識し音声送信部2
00のリモートコントロール送信部6からリモートコン
トロール信号を送信するようにしてもよい。この場合、
リモートコントロール本体100の小型軽量化と省電力
化が実現できる。
【0029】LED表示部9は、音響処理部2から出力
される制御命令に応じてLEDの点灯色の設定と点灯消
灯時間の設定と点灯回数の設定と点灯消灯動作を行う。
さらにLED表示部9は、音声認識部3から出力される
制御命令に応じてLEDの点灯色の設定と点灯消灯時間
の設定と点灯回数の設定と点灯消灯動作を行う。さらに
LED表示部9は、認識結果処理部4から出力される制
御命令に応じてLEDの点灯色の設定と点灯消灯時間の
設定と点灯回数の設定と点灯消灯動作を行う。なお、L
ED表示部は、役割ごとに複数のLEDを用いてもよ
い。この場合、表示ルールが単純になり操作性や視認性
を向上することができる。
【0030】音声合成部10は、音響処理部2から出力
される制御命令に応じて音声または報知音またはその両
方を音声出力部8へ出力する。さらに音声合成部10
は、音声認識部3から出力される制御命令に応じて音声
または報知音またはその両方を音声出力部8へ出力す
る。さらに音声合成部10は、認識結果処理部4から出
力される制御命令に応じて音声または報知音またはその
両方を音声出力部8へ出力する。
【0031】本実施の形態において、制御対象機器30
0が制御対象機器に相当し、音声送信部200が音声送
信手段に相当する。また、音声受信部7が音声受信手段
に相当し、音声出力部8が音声出力手段に相当する。ま
た、音声入力部1が音声入力手段に相当し、音響処理部
2が音響処理手段に相当し、音声認識部3が音声認識手
段に相当し、認識結果処理部5が認識結果処理手段に相
当し、単語対機器制御コード対応表記憶部5が記憶手段
に相当し、リモートコントロール信号送信部6がリモー
トコントロール信号送信手段に相当し、音声認識スイッ
チ部11が音声認識スイッチ手段に相当する。
【0032】次に、上記のように構成されたリモートコ
ントロール装置の動作について説明する。図3は、図1
に示すリモートコントロール装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【0033】まず、LED表示部9は、操作者が発声し
てもよいということ等をLED表示により操作者に知ら
せ(ステップS1)、さらに音声合成部10は、発声開
始のタイミング等を音声合成により操作者に知らせる
(ステップS2)。
【0034】発声可能な状態で、操作者の一回の発声に
より一つの音声を音声入力部1に入力すると、入力され
た音声が音声信号に変換されて音響処理部2へ出力され
る。音響処理部2は、入力された音声信号からノイズキ
ャンセルにより周囲雑音を除去し(ステップS3)、さ
らにエコーキャンセルにより機器音声を除去することで
(ステップS4)、操作者の音声を取り出し、取り出さ
れた操作者音声の振幅レベルが適正か否か判断し(ステ
ップS5)、適正でないと判断した場合は、ステップS
4へ移行し、適正であると判断した場合は、ステップS
8へ移行する。
【0035】適正でないと判断した場合、LED表示部
9は、操作者音声の振幅レベルが適正でないこと等をL
ED表示により操作者に知らせ(ステップS6)、さら
に音声合成部10は操作者音声の振幅レベルが適正でな
いこと等を音声合成により操作者に知らせる(ステップ
S7)。
【0036】適正であると判断した場合、LED表示部
9は、操作者音声の振幅レベルが適正であること等をL
ED表示により操作者に知らせ(ステップS8)、取り
出された操作者の音声が音声認識部3へ出力される。音
声認識スイッチ部11がオン状態かオフ状態か判断し、
オン状態であると判断した場合は、ステップS10へ移
行し、そうでない場合は、ステップ1へ戻る。音声認識
部3は、入力された音声信号を用いて操作者が発声した
音声を認識し、認識した音声に対応する単語データを認
識結果処理部4へ出力する(ステップS10)。
【0037】認識結果処理部4は、入力された単語デー
タを単語対機器制御コード対応表記憶部5へ出力する。
単語対機器制御コード対応表記憶部5は、入力された単
語データに対応する機器制御コードを認識結果処理部4
へ出力する。認識結果処理部4は、単語データに対応す
る機器制御コードがあるかないか判断する。このように
して、ステップS11において、機器制御コードの有無
が判断され、機器制御コードがない場合、ステップS1
2へ移行し、機器制御コードがある場合、ステップS1
4へ移行する。
【0038】機器制御コードがないと判断した場合、L
ED表示部9は、単語に対応する機器制御コードがない
こと等をLED表示により操作者に知らせ(ステップS
12)、次に音声合成部10は、単語に対応する機器制
御コードがないこと等を音声合成により操作者に知らせ
る(ステップS13)。
【0039】機器制御コードがあると判断した場合、認
識結果処理部4は、機器制御コードをリモートコントロ
ール信号送信部6へ出力する(ステップS14)。リモ
ートコントロール信号送信部6は、入力された機器制御
コードに応じたリモートコントロール信号を制御対象機
器300へ送信し、遠隔操作を行う(ステップS1
5)。さらにLED表示部9は、単語に対応する機器制
御コードがあることまたは単語名またはリモートコント
ロール信号名等をLED表示により操作者に知らせ(ス
テップS16)、音声合成部10は、単語に対応する機
器制御コードがあることまたは単語名またはリモートコ
ントロール信号名等を音声合成により操作者に知らせ
(ステップS17)、ステップ1に戻る。
【0040】上記の処理により、本実施の形態では、機
器の音声を再生し周囲に雑音がある環境下で、操作者が
1つの音声を発声すると、音響処理部2により操作者の
音声のみ取り出され、音声認識部3によりこの音声が認
識され、単語対機器制御コード対応表記憶部5から読み
出された対応する機器制御コードを用いて認識結果処理
部4およびリモートコントロール信号送信部6により制
御対象機器300の遠隔操作ができる。この結果、機器
の音声を再生し周囲に雑音がある環境下であっても、機
器の音量を下げることなく操作者の音声により機器を遠
隔操作することができ、音声による機器の遠隔操作の操
作性を向上することができる。
【0041】次に、図1に示すリモートコントロール装
置の動作についてさらに具体例を挙げて詳細に説明す
る。図2は、図1のリモートコントロール装置の具体的
な構成例の一例を示す概略図である。
【0042】図2に示すリモートコントロール装置は、
制御対象機器であるテレビ受像機300a、リモートコ
ントロール本体であるスピーカ内蔵音声認識リモコン1
00a、テレビ受像機300aの音声を出力する端子に
接続された音声送信部である赤外線送信機200aによ
り構成される。
【0043】例えば、操作者が音声認識スイッチ4aを
押してオン状態にすると、発声OK表示用LED3c
は、例えば、音声認識部3が処理可能な状態の時は緑色
で点灯し、処理不可能な状態の時は消灯する(ステップ
S1)。また、音声合成部10により、例えば、LED
3cが緑色に点灯するときに「ピー」という報知音をス
ピーカ1aから再生する(ステップ2)。
【0044】スピーカ1aからテレビ受像機300aの
音声が再生されている環境下で、発声OK表示用LED
3cが緑色で点灯しているときに操作者がマイクロフォ
ン2aを用いて「いっちゃんねる」と発声すると、マイ
クロフォン2aには操作者の音声「いっちゃんねる」と
エアコン音などの周囲雑音とスピーカ1aから再生され
るテレビ受像機の音声が入力される。音響処理部2によ
り、まずノイズキャンセルにり周囲雑音が除去され(ス
テップS3)、さらにエコーキャンセルによりテレビ受
像機の音声が除去され(ステップS4)、その結果操作
者の音声「いっちゃんねる」が取り出され、取り出され
た「いっちゃんねる」の音声振幅レベルが適正であるか
否か判断される(ステップS5)。
【0045】適正でないと判断された場合、音声振幅レ
ベル表示用LED3aは、例えば、振幅レベルが適正範
囲よりも大きい場合は赤色で1回1秒間点灯し、適正範
囲よりも小さい場合は点灯する(ステップS6)。ま
た、音声合成部10により、例えば、振幅レベルが適正
範囲よりも大きい場合は「もう少し小さな声でお話下さ
い」という合成音をスピーカ1aから再生する(ステッ
プS7)。
【0046】適正であると判断された場合、音声振幅レ
ベル表示用LED3aは、例えば、緑色で1回1秒間点
灯する(ステップS8)。次に、音声認識スイッチ4a
がオン状態かどうか判断し(ステップS9)、オン状態
の時、音声認識部3により「いっちゃんねる(1C
H)」という単語が認識される(ステップS10)。
【0047】図4は、単語対機器制御コード対応表記憶
部5に記憶されている単語とその単語に対応する機器制
御コードの一例を示す図である。図4のように、例え
ば、「でんげん」に対しては機器制御コード「1」が、
「いっちゃんねる」に対しては機器制御コード「40」
が対応付けられ、以降、同様に、「にちゃんねる」、
「さんちゃんねる」、「よんちゃんねる」等に対して、
機器制御コードが対応付けられ、それぞれ単語対機器制
御コード対応表記憶部5に記憶されている。
【0048】ここで、単語対機器制御コード対応表記憶
部5に記憶されている各単語と対応する機器制御コード
が図4に示すものである場合、「いっちゃんねる」とい
う単語が記憶されているので(ステップS11)、この
単語に対して記憶されている機器制御コード「40」が
認識結果処理部4に出力され、次に、認識結果処理部4
は、機器制御コード「40」をリモートコントロール信
号送信部6に出力する(ステップS14)。リモートコ
ントロール信号送信部6は、機器制御コード「40」に
対応した制御対象機器300を「1CH」にするための
リモートコントロール信号を送信し(ステップS1
5)、テレビ受像機200aは、チャンネルが1CHに
なる。
【0049】このとき、認識結果表示用LED3bは、
例えば、緑色で1回1秒間点灯し(ステップS16)、
音声合成部10は、スピーカ1aから、例えば、単語名
「いっちゃんねる」という合成音を音声合成で再生する
(ステップS17)。
【0050】ここで、操作者が、例えば、「ひゃくちゃ
んねる」と記憶されている以外の単語を発声した場合
は、認識結果表示用LED3bは、例えば、赤色で2回
点灯し(ステップS12)、スピーカ1aから、例え
ば、「ブー」という報知音を1秒間再生する(ステップ
S13)。
【0051】このように、スピーカ1aからテレビ受像
機300aの音声が再生されエアコン音などの周囲雑音
がある環境下においても、テレビ受像機300aの音量
を下げることなく、操作者が記憶された単語を発声する
ことにより、テレビ受像機300aを遠隔操作すること
ができる。
【0052】なお、本実施の形態では、音声に対応する
単語データを記憶して音声認識を行ったが、操作者の音
声を音声信号のまま登録し、操作者が発声した音声がそ
の音声パターンと一致するか否かを判定することにより
音声認識を行ってもよい。この場合、操作者以外すなわ
ち登録者以外は音声により操作することができないの
で、操作者を限定したい場合等に有効である。
【0053】また、リモートコントロール装置を制御対
象機器に内蔵してもよい。この場合、制御対象機器の状
態をリモートコントロール装置側で把握することがで
き、機器の状態に連動した直接的な制御が可能である。
例えば、制御対象機器がテレビ受像機である時、操作者
がテレビ受像機の外部入力を「ビデオ入力3」にしたい
場合、内蔵してない時は、「ビデオ入力3」になるまで
「にゅうりょくきりかえ(入力切換)」を複数回連呼す
る必要があるが、内蔵した時は、「びでおにゅうりょく
さん(ビデオ入力3)」と1回の発声で切り換えること
が可能になる。
【0054】また、リモートコントロール本体にリモコ
ンボタン等を配置し音声以外で遠隔操作できる手段を設
けてもよい。この場合、音声で操作できないときや、周
りが静かで声を出せないときの遠隔操作の補助手段とし
て有効である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、制御対象機器の音声が
再生されエアコン音などの周囲雑音がある環境下におい
ても、制御対象機器の音量を下げることなく、操作者が
発する音声により、制御対象機器を遠隔操作することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるリモートコントロ
ール装置の構成を示すブロック図
【図2】図1のリモートコントロール装置の具体的な構
成例の一例を示す概略図
【図3】図1に示すリモートコントロール装置の動作を
示すフローチャート
【図4】単語対機器制御コード対応表記憶部5に記憶さ
れている単語とその単語に対応する機器制御コードの一
例を示す図
【符号の説明】
1 音声入力部 2 音響処理部 3 音声認識部 4 認識結果処理部 5 単語対機器制御コード対応表記憶部 6 リモートコントロール信号送信部 7 音声受信部 8 音声出力部 9 LED表示部 10 音声合成部 11 音声認識スイッチ部 100 リモートコントロール本体 200 音声送信部 300 制御対象機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 21/02 G10L 3/02 301C 19/00 301D H04N 5/00 9/00 N Fターム(参考) 5C056 AA05 BA01 BA08 CA08 CA11 CA13 CA19 DA01 DA13 EA01 EA05 EA09 5D015 CC17 EE05 5K048 AA04 BA03 DB01 DB05 DC01 EB02 FB12 FB16 HA04 HA06 HA24 9A001 CZ05 HH17 KK32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象機器が出力する機器音声を無線
    送信する音声送信手段と、前記音声送信手段により無線
    送信された機器音声を受信する音声受信手段と、前記音
    声受信手段により受信された機器音声を再生する音声出
    力手段と、前記音声出力手段により再生された機器音声
    および操作者音声および周囲雑音を含んで入力された音
    声を音声信号に変換する音声入力手段と、前記音声入力
    手段により変換された音声信号からノイズキャンセルに
    より周囲雑音を除去しさらにエコーキャンセルにより機
    器音声を除去することで操作者音声のみを取り出す音響
    処理手段と、前記音響処理手段により取り出された操作
    者音声に対応する音声を認識する音声認識手段と、1つ
    の音声に対応付けされた機器制御コードを記憶する記憶
    手段と、前記音声認識手段により認識された操作者音声
    に対応する機器制御コードを前記記憶手段から読み出す
    認識結果処理手段と、前記認識結果処理手段により読み
    出された機器制御コードに対応したリモートコントロー
    ル信号を無線送信するリモートコントロール信号送信手
    段とを備えることを特徴とするリモートコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】 前記音響処理手段は、取り出した操作者
    音声の振幅レベルが適正か否かを色または点灯間隔また
    は点灯回数またはその組み合わせで表示するLED表示
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のリモート
    コントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記音響処理手段は、取り出した操作者
    音声の振幅レベルが適正か否かを音声または報知音また
    はその組み合わせで知らせる音声合成手段を含むことを
    特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のリモートコ
    ントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記認識結果処理手段は、前記音声認識
    部の認識結果が適正か否かを色または点灯間隔または点
    灯回数またはその組み合わせで表示するLED表示手段
    を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 前記認識結果処理手段は、前記音声認識
    部の認識結果を音声または報知音またはその組み合わせ
    で知らせる音声合成手段を含むことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 前記音声認識手段は、操作者が音声を発
    声してもよい状態か否かを色または点灯間隔または点灯
    回数またはその組み合わせで表示するLED表示手段を
    含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    リモートコントロール装置。
  7. 【請求項7】 前記音声認識手段は、操作者が音声を発
    声してもよい状態か否かを音声または報知音またはその
    組み合わせで知らせる音声合成手段を含むことを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載のリモートコントロ
    ール装置。
  8. 【請求項8】 前記音声認識手段は、音声認識動作の開
    始と終了を指定するための音声認識スイッチ手段を含む
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの記載のリモ
    ートコントロール装置。
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