JP2001269043A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2001269043A
JP2001269043A JP2001063190A JP2001063190A JP2001269043A JP 2001269043 A JP2001269043 A JP 2001269043A JP 2001063190 A JP2001063190 A JP 2001063190A JP 2001063190 A JP2001063190 A JP 2001063190A JP 2001269043 A JP2001269043 A JP 2001269043A
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JP
Japan
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chain
guide
culm
transport
grain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001063190A
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English (en)
Inventor
Seizo Inagaki
晴三 稲垣
Yoshikazu Komiyama
善和 込山
Yoshitaka Shinpo
喜崇 新保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP2001063190A priority Critical patent/JP2001269043A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑かつ確実に穀稈受継を行わせ、穀
稈搬送乱れなどを低減させる。 【解決手段】 前記前側供給搬送チェン(36)は前
記株元側搬送装置(35)とともに、走行速度と同調し
て変速するように構成すると共に、前記前側供給搬送チ
ェン(36)の前側位置と、前記刈取部(8)側に設け
た前記穀稈搬送機構(10)の穂先側搬送装置(34)
終端が前記株元側搬送装置(35)終端部と略重合する
穂先側搬送作用終了域と、前記株元側搬送装置(35)
の終端位置とが、穀稈搬送姿勢と略一致するように配置
し、前記前側供給搬送チェン(36)と主供給搬送チェ
ン(5)を夫々独立して緊張させ、前記前側供給搬送チ
ェン(36)の始端側上方に穀稈弾力押し付け挾持用案
内ガイド(99)を設け、主供給搬送チェン(5)の上
方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイド(103)(1
04)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば5条刈り
または6条刈り用など刈取部の大型化により、2条刈り
等の小型のものに比べてフィードチェンに送給する穀稈
量が多くなると、フィードチェン始端部で穀稈受継姿勢
が乱れたり、穀稈が脱落し易い等の穀稈の搬送受継上の
問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部に対する穀稈供給搬送装置を、刈取部側に設けた穀稈
搬送機構から刈取穀稈を受取る前側供給搬送チェンと、
該前側供給搬送チェンから前記刈取穀稈を受け取って機
体後方に搬送する主供給搬送チェンとに形成し、前記前
側供給搬送チェンの始端部を前記穀稈搬送機構の株元側
搬送装置の終端部近傍に臨ませ、かつ、前記主供給搬送
チェンの始端側部に臨んで重合するように構成するコン
バインにおいて、前記前側供給搬送チェンは前記株元側
搬送装置とともに、走行速度と同調して変速するように
構成すると共に、前記前側供給搬送チェンの前側位置
と、前記刈取部側に設けた前記穀稈搬送機構の穂先側搬
送装置終端が前記株元側搬送装置終端部と略重合する穂
先側搬送作用終了域と、前記株元側搬送装置の終端位置
とが、穀稈搬送姿勢と略一致するように配置し、前記前
側供給搬送チェンと主供給搬送チェンを夫々独立して緊
張させ、前記前側供給搬送チェンの始端側上方に穀稈弾
力押し付け挾持用案内ガイドを設け、主供給搬送チェン
の上方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイドを設けたも
ので、前記前側供給搬送チェンを株元側搬送装置ととも
に車速同調駆動させるから、株元側搬送装置に続いて同
じ搬送速度の前側供給搬送チェンに刈取り穀稈を受継
ぎ、穀稈受継を円滑かつ確実に行わせ得、次に前側供給
搬送チェンが挾持搬送している穀稈を主供給搬送チェン
に受継がせるから、各チェンの搬送速度が相違していて
も円滑かつ確実に穀稈受継を行わせ得、穀稈搬送乱れな
どを容易に低減し得ると共に、穀稈の穂先側搬送作用終
了域と株元側搬送終端位置を穀稈搬送姿勢と略一致させ
るから、穀稈を同時に複数個所挾持搬送して稈こぼれ防
止並びに穀稈受継部構造のコンパクト化などを容易に図
り得、しかも前側供給搬送チェンと主供給搬送チェンを
夫々独立して緊張させるから、最適な状態で穀稈を容易
に搬送し得、また前記案内ガイドを設けることによって
前側供給搬送チェン及び主供給搬送チェンにより穀稈を
挾持搬送させるから、穀稈の受継を良好に行わせ得るも
のである。
【0004】また、前側供給搬送チェンの案内ガイド
を、主供給搬送チェンの短い側と長い側の2本の案内ガ
イドよりも内方側で高い位置に設け、主供給搬送チェン
の短い側の案内ガイドを他の案内ガイドよりも外方側で
低い位置に設け、主供給搬送チェンの長い側の案内ガイ
ドを他の2本の案内ガイドの間に設けたもので、株元側
搬送装置からの穀稈をスムーズに受継ぎ得るように前記
チェン及びガイドを容易に配置し得、稈こぼれまたは搬
送姿勢乱れ等を容易に低減し得るものである。
【0005】また、案内ガイドの下方側で交叉させる方
向に受ガイドを設け、穀稈の下側を支持させるもので、
各搬送チェン前側での稈こぼれまたは乱れを低減させて
スムーズに受継ぎ得、稈詰り等を容易に防止し得るもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を
装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレ
ーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン
(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内
蔵している脱穀機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及
び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)
は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降さ
せる油圧刈取シリンダ、(13)は排藁チェン(14)
終端を臨ませる排藁カッタ、(15)は脱穀部(4)か
らの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タン
ク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出
する排出オーガ、(18)は運転操作部(19)及び運
転席(20)を備える運転キャビン、(21)は運転キ
ャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に
穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0007】さらに、図3及び図4に示す如く、分草板
(22)…を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させる
引起タイン(23)…を有する6条分の引起ケース(2
4)…と、引起された穀稈の株元側を掻込む6条分のス
ターホイル(25)…及び掻込ベルト(26)…と、掻
込んだ穀稈株元を切断する刈刃(9)と、右側2条分の
刈取穀稈を左斜め後方に搬送する右下部搬送チェン(2
7)及び右上部搬送タイン(28)と、中央2条分の刈
取穀稈を後方の右下部搬送チェン(27)及び右上部搬
送タイン(28)の送り中間位置近傍に合流させる中央
下部搬送チェン(29)及び中央上部搬送タイン(3
0)と、左側2条分の刈取穀稈を右下部搬送チェン(2
7)及び右上部搬送体(28)の送り終端位置近傍に合
流させる左下部搬送チェン(31)及び左上部搬送タイ
ン(32)と、前記右下部搬送チェン(27)の送り終
端に合流する6条分の刈取穀稈の株元側を受継ぎ搬送す
る縦搬送チェン(33)と、前記右上部搬送タイン(2
8)の送り終端に合流する6条分の刈取穀稈の穂先側を
脱穀部(4)に搬送する後上部搬送タイン(34)と、
前記縦搬送チェン(33)の送り終端部に設けてフィー
ドチェン(5)に適正姿勢で刈取穀稈を受継ぎ搬送する
補助搬送前チェン(35)及び補助搬送後チェン(3
6)を、6条刈り用の前記刈取部(8)に備え、6条分
の刈取穀稈を縦搬送チェン(33)に受継ぎ合流させて
フィードチェン(5)に供給し脱穀処理するように構成
している。
【0008】また、前記刈取フレーム(12)に引起駆
動パイプ(37)を立設させ、該パイプ(37)上端部
に引起駆動ケース(38)を取付け、該ケース(38)
を介して2条1組として各引起ケース(24)…に駆動
力を伝えると共に、引起駆動ケース(38)に引起搬送
タイン(39)を取付け、2条分1組の6条引起し穀稈
穂先側を6条分3本の前記タイン(39)によって後方
の各タイン(28)(30)(32)に受継がせるよう
に構成している。
【0009】さらに、図5に示す如く、前記エンジン
(21)駆動力をカウンタケース(40)の入力軸(4
1)に伝え、カウンタケース(40)を介して脱穀部
(4)の扱胴(6)など各部に脱穀駆動力を伝えると共
に、左右走行クローラ(2)(2)を駆動するミッショ
ンケース(42)にカウンタケース(40)から走行駆
動力を伝える。また、前記カウンタケース(40)から
の定速駆動力とミッションケース(42)からの車速同
調駆動力を刈取1軸(43)に伝え、該1軸(43)に
刈取2軸(44)を介して刈取3軸(45)を連結さ
せ、該3軸(45)に引起入力軸(46)を介して引起
軸(47)を連結させる。
【0010】そして、前記刈取1軸(43)を介して前
記補助搬送後チェン(36)を駆動すると共に、右2条
分のスターホイル(25)(25)に掻込ベルト(2
6)(26)、右の搬送チェン(27)及び搬送タイン
(28)、縦搬送チェン(33)、後上部搬送タイン
(34)、補助搬送前チェン(35)を、前記刈取2軸
(44)を介して駆動する。また、刈取3軸(45)に
左右刈刃入力軸(48)(48)を連結させ、左右に分
割形成した左右刈刃(9)(9)を夫々駆動すると共
に、中と左の4条分のスターホイル(25)…及び掻込
ベルト(26)…、中と左の搬送チェン(29)(3
1)及び搬送タイン(30)(32)を、前記引起入力
軸(46)を介して駆動する。また、6条分の各引起タ
イン(23)…と、3本の引起搬送タイン(39)…
を、前記引起軸(47)を介して駆動するもので、前記
カウンタケース(40)の定速駆動力によって最低速度
を維持し乍ら、ミッションケース(42)の車速同調駆
動力によって走行速度と同調する速度で刈取部(8)各
部を駆動するように構成している。
【0011】さらに、図6に示す如く、前記引起駆動パ
イプ(37)に引起変速ケース(49)を取付け、引起
入力軸(46)上で高速ギヤ(50)と低速ギヤ(5
1)の間に標準ギヤ(52)を配置させ、高速変速ギヤ
(53)及び低速変速ギヤ(54)を各ギヤ(50)
(51)に常時噛合させ、標準ギヤ(52)に噛合させ
る切換ギヤ(55)にドグクラッチ爪(56)(57)
を設け、各爪(56)(57)を係合させるドグクラッ
チ爪(58)(59)を各ギヤ(53)(54)に設け
ると共に、引起軸(47)に連結させる引起変速軸(6
0)上に切換ギヤ(55)を摺動自在に係合軸支させ、
切換ギヤ(55)を摺動させるシフトフォーク(61)
をシフト軸(62)に設け、シフト軸(62)に引起変
速レバー(63)を連結させるもので、高速及び標準及
び低速の順に変速させるから、高速と標準の間を低速と
した従来構造に比べて変速操作性を向上させると共に、
高速ギヤ(50)及び低速ギヤ(51)の常時噛合によ
って半噛み等による強度不足をなくし、ギヤ(50)
(51)破損を防止し、また爪(56)(57)(5
8)(59)の係合によって動力伝達させることによっ
てケース(49)をコンパクトに形成できるように構成
している。
【0012】さらに、図7、図8に示す如く、前記引起
ケース(24)内部に駆動スプロケット(64)などを
介してタインチェン(65)を張設させ、該チェン(6
5)に複数の引起タイン(23)…を等間隔に取付け、
合成樹脂製の上中下の各タインガイド(66)(67)
(68)を引起ケース(24)に固定させ、各タインガ
イド(66)(67)(68)によって引起タイン(2
3)を起立支持させると共に、穀稈引起力が最も大きい
中タインガイド(67)内側のケース(24)に鉄板製
補強板(69)を固定させ、中タインガイド(67)の
タイン(23)支持強度を補強板(69)によって向上
させ、中タインガイド(67)の変形を防止し、また補
強板(69)によるケース(24)強度向上によってケ
ース(24)の口開き変形を防止し、また中タインガイ
ド(67)の成形樹脂肉厚を薄くして加工精度向上及び
製造コスト低減などを行えるように構成している。
【0013】さらに、図9に示す如く、右下部搬送チェ
ン(27)中間に中下部搬送チェン(29)終端を連結
させ、右下部搬送チェン(27)終端に左下部搬送チェ
ン(31)終端を連結させ、右2条の穀稈に中2条の穀
稈をチェン(27)中間で合流させた後、右4条の穀稈
に左2条の穀稈をチェン(27)終端で合流させ、6条
分の穀稈を脱穀部(4)に送給すると共に、チェン(2
7)中間に一端側を弾圧させる2条合流バネ(70)他
端を本機側にボルト(71)止め固定させ、またチェン
(29)(31)終端に一端側を弾圧させる2条合流バ
ネ(72)(73)他端を本機側にボルト(74)(7
5)止め固定させ、またチェン(27)終端に一端側を
弾圧させる4条合流バネ(76)他端を本機側にボルト
(77)止め固定させる。また、2条合流バネ(70)
(72)(73)中間を2回巻きにして巻回形成し、4
条合流バネ(76)中間を1回巻きにして巻回形成し、
同一金属線材料によって各バネ(70)(72)(7
3)(76)を形成し、2条合流バネ(70)(72)
(73)力よりも4条合流バネ(76)力を大きく形成
すると共に、チェン(29)終端のバネ製巻付防止ガイ
ド(78)先端を各バネ(70)(76)間のチェン
(27)に弾圧させ、チェン(31)終端のバネ製巻付
防止ガイド(79)先端をバネ(76)後方のチェン
(27)軌跡内に延設させる。
【0014】上記のように、刈取り穀稈を搬送する複数
の搬送チェン(27)(29)(31)をハの字形に合
流連結させるコンバインにおいて、前記チェン(27)
送り終端側の合流バネ(76)力を最も大きくし、前記
チェン(27)送り始端側の合流バネ(70)力を小さ
く形成し、搬送する穀稈条数が少ない場所で合流バネ
(70)力を下げ、穀稈条数が多い場所で合流バネ(7
6)力を上げ、搬送チェン(27)(29)(31)及
び合流バネ(70)(76)の穀稈挾持力を適正維持
し、合流部での穀稈の停滞を防いでスムーズに後方に受
継ぎ搬送させると共に、一端を本機に固定させかつ他端
を搬送チェン(27)(29)(31)に弾圧させる合
流バネ(70)(72)(73)(76)中間を巻回形
成し、搬送チェン(27)(29)(31)の2条挾持
部の合流バネ(70)(72)(73)の巻数を、4条
挾持部の合流バネ(76)の巻数よりも多く形成し、合
流バネ(70)(72)(73)(76)の巻数で搬送
チェン(27)(29)(31)との挾持力を設定し、
合流バネ(70)(72)(73)(76)を形成する
金属線材料を同一にして異なるバネ力に形成でき、合流
バネ(70)(72)(73)(76)力の設定並びに
加工の簡略化などを行えるように構成している。
【0015】さらに、図10、図11、図12に示す如
く、前記刈取2軸(44)を内挿させる刈取フレーム
(12)に筒体(80)を立設固定させ、刈取2軸(4
4)に連結させる上部駆動軸(81)を筒体(80)に
内挿させ、後上部搬送タイン(34)ケースに前記筒体
(80)及び駆動軸(81)中間部を貫通させ、タイン
(34)上方に筒体(80)及び駆動軸(81)を延設
させ、右上部搬送タイン(28)のケース(82)を筒
体(80)上端にブラケット(83)(84)を介して
着脱自在にボルト(85)(85)止め固定させると共
に、前記ケース(82)のボス(82a)に上駆動軸
(86)を軸支させ、該軸(86)にスプロケット(8
7)を介して右上部搬送タイン(28)のタインチェン
(88)を張設させ、前記各軸(81)(86)を上下
に分離自在にスプライン(89)嵌合連結させ、また筒
体(80)上端をボス(82a)下端に着脱自在に嵌入
させ、後上部搬送タイン(34)送り始端部上側に右上
部搬送タイン(28)送り終端部を重合せるように配設
させるもので、前記各ブラケット(83)(84)の分
解によってタイン(28)をケース(82)に組込んだ
状態で取外せるように構成している。
【0016】上記のように、前後に分割形成する前後搬
送部材である右上部搬送タイン(28)と後上部搬送タ
イン(34)によって刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給
するコンバインにおいて、右上部搬送タイン(28)送
り終端を後上部搬送タイン(34)送り始端上側に重合
せて設け、右上部搬送タイン(28)の駆動軸(81)
中間を後上部搬送タイン(34)に貫通させ、前記各搬
送タイン(28)(34)の受継部を上下に重合せかつ
右上部搬送タイン(28)の送り終端に駆動軸(81)
を設ける構造で前記受継部長さを必要以上に長く確保で
き、各搬送タイン(28)(34)の取扱い作業性向上
並びに穀稈受継ぎ機能の向上などを図ると共に、右上部
搬送タイン(28)と後上部搬送タイン(34)の間で
右上部搬送タイン(28)の駆動軸(81)(86)を
上下に分割形成し、前記駆動軸(81)(86)を上下
に分離させることにより、右上部搬送タイン(28)を
分解することなく取外すことができ、下方側の後上部搬
送タイン(34)の保守または修理などの作業性向上を
図れるように構成している。
【0017】さらに、図13に示す如く、後上部搬送タ
イン(34)のケース(90)に合成樹脂製タインガイ
ド(91)(91)を鉄板製補強板(92)(92)に
よって固定させ、前記タイン(34)を各タインガイド
(91)(91)によって両持ち支持し、タイン(3
4)が倒れたり脱落するのを防ぐと共に、タイン(3
4)にピン孔(93)を貫通させ、ピン孔(93)にピ
ン(94)を打込んでタインチェン(95)に連結さ
せ、タイン(34)を取付けるピン(94)が抜け落ち
るのを防ぐように構成している。
【0018】さらに、図14、図15に示す如く、前記
刈取1軸(43)を内挿させる昇降支点パイプ(96)
左端にギヤケース(97)を介して補助搬送後チェン
(36)を取付け、補助搬送前チェン(35)とフィー
ドチェン(5)の間で前後方向に後チェン(36)を延
設させ、フィードチェン(5)に略平行に後チェン(3
6)を張設させ、前チェン(35)搬送中間に後チェン
(36)始端を配置させ、後チェン(36)搬送中間に
フィードチェン(5)始端を配置させると共に、前記引
起駆動パイプ(37)に挾扼フレーム(98)前端部を
固定させ、後チェン(36)上側搬送部に上方から当接
させる棒状受継ガイド(99)前端を前記フレーム(9
8)後端の軸受(100)に回転自在に軸支させ、前記
ガイド(99)後端側を上下に回動自在に取付け、前記
フレーム(98)にボルト(101)を介して一端を連
結させる挾扼バネ(102)他端を前記ガイド(99)
に連結させ、挾扼バネ(102)力を調節自在に形成
し、また前記ガイド(99)後端側を後チェン(36)
に弾圧させて穀稈を挾持搬送する一方、前記ガイド(9
9)を上方に持上げることによって挾扼バネ(102)
が支点越え作用し、ガイド(99)を上方に展開支持し
て後チェン(36)の藁屑除去などを行うように構成し
ている。
【0019】また、板バネ製株ガイド(103)及び棒
状ガイド(104)の各前端を前記フレーム(98)に
取付け、各ガイド(103)(104)後端側をフィー
ドチェン(5)上側の始端搬送面に上方から接離自在に
弾圧させ、フィードチェン(5)と各ガイド(103)
(104)間に穀稈を挾持して搬送させるもので、前記
受継ガイド(99)と株ガイド(103)の各後端を略
同一長さ位置とし、各ガイド(99)(103)後端よ
りも後方に前記ガイド(104)後端を延設させると共
に、棒状受ガイド(105)の一端を補助搬送前チェン
(35)の下面に固定させ、後チェン(36)前部を介
してフィードチェン(5)前部に受ガイド(105)他
端側を延設させ、前チェン(35)及び各ガイド(9
9)(103)(104)の下方側でこれらに対して斜
交させて受ガイド(105)を取付け、前チェン(3
5)から後チェン(36)を介してフィードチェン
(5)に搬送される穀稈株元の下方側折曲りを受ガイド
(105)によって規制するように構成している。
【0020】上記から明らかなように、刈取部(8)の
終端搬送部材である補助搬送前チェン(35)からフィ
ードチェン(5)に穀稈を受渡す受継搬送部材である補
助搬送後チェン(36)を設け、刈取部(8)からフィ
ードチェン(5)に送給させる穀稈の受継性能を向上さ
せ、穀稈量が多くなる大型構造でもフィードチェン
(5)始端部で穀稈が脱落したり稈姿勢が乱れるのを防
ぐと共に、前記の前チェン(35)下面に稈ガイド部材
である受ガイド(105)の一端側を固定させ、後チェ
ン(36)の始端側を介してフィードチェン(5)始端
側に前記受ガイド(105)の他端側を延設させ、前チ
ェン(35)からフィードチェン(5)に至る搬送空間
を徐々に拡大させて穀稈をスムーズに搬送移動させ、後
チェン(36)とフィードチェン(5)によって同一穀
稈を引き合って稈姿勢が乱れるのを防止するように構成
している。
【0021】また、後チェン(36)を刈取部(8)の
昇降支点である昇降支点パイプ(96)に設け、後チェ
ン(36)とフィードチェン(5)の相対位置を常に略
一定に保って穀稈の搬送を安定して行わせると共に、後
チェン(36)の挾扼ガイド部材である受継ガイド(9
9)を刈取部(8)側から延設させ、刈取部(8)が上
昇しても前チェン(35)と後チェン(36)間の穀稈
搬送をスムーズに行わせると共に、後チェン(36)に
受継ガイド(99)を挾扼バネ(102)を介して接離
自在に取付け、挾扼バネ(102)力の変更により受継
ガイド(99)の挾扼力を変更させると共に、挾扼バネ
(102)の支点越え位置に受継ガイド(99)を後退
させて掃除等の簡略化を行えるように構成している。
【0022】上記から明らかなように、脱穀部(4)に
対する穀稈供給搬送装置を、刈取部(8)側に設けた穀
稈搬送機構(10)から刈取穀稈を受取る前側供給搬送
チェンである補助搬送後チェン(36)と、該補助搬送
後チェン(36)から前記刈取穀稈を受け取って機体後
方に搬送する主供給搬送チェンであるフィードチェン
(5)とに形成し、前記補助搬送後チェン(36)の始
端部を前記穀稈搬送機構(10)の株元側搬送装置であ
る補助搬送前チェン(35)の終端部近傍に臨ませ、か
つ、前記フィードチェン(5)の始端側部に臨んで重合
するように構成するコンバインにおいて、前記補助搬送
後チェン(36)は前記補助搬送前チェン(35)とと
もに、走行速度と同調して変速するように構成すると共
に、前記補助搬送後チェン(36)の前側位置と、前記
刈取部(8)側に設けた前記穀稈搬送機構(10)の穂
先側搬送装置である後上部搬送タイン(34)終端が前
記補助搬送前チェン(35)終端部と略重合する穂先側
搬送作用終了域と、前記補助搬送前チェン(35)の終
端位置とが、穀稈搬送姿勢と略一致するように配置し、
前記補助搬送後チェン(36)とフィードチェン(5)
を夫々独立して緊張させ、前記補助搬送後チェン(3
6)の始端側上方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイド
である受継ガイド(99)を設け、フィードチェン
(5)の上方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイドであ
る株ガイド(103)及び棒状ガイド(104)を設け
る。そして、前記補助搬送後チェン(36)を補助搬送
前チェン(35)とともに車速同調駆動させ、補助搬送
チェン(35)に続いて同じ搬送速度の補助搬送後チェ
ン(36)に刈取り穀稈を受継ぎ、穀稈受継を円滑かつ
確実に行わせ、次に補助搬送後チェン(36)が挾持搬
送している穀稈をフィードチェン(5)に受継がせ、各
チェン(36)(5)の搬送速度が相違していても円滑
かつ確実に穀稈受継を行わせ、穀稈搬送乱れなどを低減
させると共に、穀稈の穂先側搬送作用終了域と株元側搬
送終端位置を穀稈搬送姿勢と略一致させ、穀稈を同時に
複数個所挾持搬送して稈こぼれ防止並びに穀稈受継部構
造のコンパクト化などを図り、しかも補助搬送後チェン
(36)とフィードチェン(5)を夫々独立して緊張さ
せ、最適な状態で穀稈を搬送させ、また前記受継ガイド
(99)及び株ガイド(103)及び棒状ガイド(10
4)を設けることによって補助搬送後チェン(36)及
びフィードチェン(5)により穀稈を挾持搬送させ、穀
稈の受継を良好に行わせる。
【0023】また、補助搬送後チェン(36)の受継ガ
イド(99)を、フィードチェン(5)の短い側と長い
側の2本の株ガイド(103)及び棒状ガイド(10
4)よりも内方側で高い位置に設け、フィードチェン
(5)の短い側の株ガイド(103)を他のガイド(9
9)(104)よりも外方側で低い位置に設け、フィー
ドチェン(5)の長い側の棒状ガイド(104)を他の
2本のガイド(99)(103)の間に設け、補助搬送
前チェン(35)からの穀稈をスムーズに受継ぎ得るよ
うに前記チェン(5)(36)及びガイド(99)(1
03)(104)を配置させ、前チェン(35)からの
穀稈を上下方向に殆んど折曲させることなく後チェン
(36)及びフィードチェン(5)に移行させ、稈こぼ
れまたは搬送姿勢乱れ等を低減させると共に、受継ガイ
ド(99)及び株ガイド(103)及び棒状ガイド(1
04)の下方側で交叉させる方向に受ガイド(105)
を設け、前記搬送後チェン(36)及びフィードチェン
(5)の前側を結ぶ直線と略平行に受ガイド(105)
を延設させて穀稈の下側を支持させ、各チェン(5)
(36)前側で穀稈が下方に折曲するのを阻止し、稈こ
ぼれまたは乱れを低減させてスムーズに受継がせ、受継
ぎ部での稈詰り等を防止する。
【0024】さらに、図16、図17に示す如く、前記
刈取2軸(44)を内挿させる刈取フレーム(12)に
減速ギヤケース(106)を固定させ、電動扱深モータ
(107)をケース(106)に取付け、該ケース(1
06)の出力軸(108)に扱深アーム(109)を固
定させ、該アーム(109)にロッド(110)を介し
て縦搬送チェン(33)を連結させ、前記モータ(10
7)によってアーム(109)を揺動させ、前記チェン
(33)送り始端側入力部を支点にしてチェン(33)
送り終端側を補助搬送前チェン(35)に対して接離さ
せ、フィードチェン(5)が挾持搬送する穀稈の扱深さ
を調節するように構成している。また、前記アーム(1
09)のボス(111)を出力軸(108)のスリ割り
面(112)にボルト(113)止め固定させると共
に、前記チェン(33)の扱深さ調節位置を検出するポ
テンショメータ形扱深位置センサ(114)を前記ケー
ス(106)にブラケット(115)を介して固定さ
せ、前記ボス(111)に固定させるセンサアーム(1
16)を前記センサ(114)の回転アーム(117)
に当接させ、前記扱深アーム(109)と連動して回転
アーム(117)を揺動させるもので、前記ボルト(1
13)の固定によってセンサ(114)の誤検出を防ぐ
と共に、センサ(114)の出力を非直線形に形成し、
短稈側及び長稈側の前記チェン(33)調節移動量を標
準稈長部位に比べて大きくし、長稈側扱深調節による穀
稈脱落防止などを行えるように構成している。
【0025】さらに、図18、図19に示す如く、前記
刈取部(8)左側面を閉塞するサイドカバー(118)
を設け、サイドカバー(118)前端縁に支点パイプ
(119)を固定させると共に、前記刈取フレーム(1
2)に固定させるカバーフレーム(120)にブラケッ
ト(122)を介して支点ピン(121)下端側を固定
させ、支点ピン(121)上端側を支点パイプ(11
9)に下方から挿入させ、支点パイプ(119)と支点
ピン(121)を緩く嵌合させ、カバー(118)前端
縁と略同一方向に傾斜させた支点ピン(121)回りに
回動自在にカバー(118)を取付ける。また、前記カ
バーフレーム(120)にストッパピン(123)下端
を立設固定させ、ストッパピン(123)上端側を乗り
越えて移動する係合ピン(124)を支点パイプ(11
9)に固定させると共に、刈取フレーム(12)に固定
させる筒体(125)にフックアーム(126)一端側
を回転自在に取付け、フックアーム(126)他端側を
係脱自在に係止させるフック板(127)をカバー(1
18)に固定させ、支点ピン(121)回りにカバー
(118)を機外側方向に回転させて刈取部(8)左側
を開放したとき、ストッパピン(123)上端を乗り越
えて係合ピン(124)が移動し、係合ピン(124)
がストッパピン(124)に当接し、かつフック板(1
27)にフックアーム(126)が係止し、カバー(1
18)を開放位置に支持するもので、支点パイプ(11
9)と支点ピン(121)の緩やかな嵌合によりカバー
(118)開閉時の上下移動を小さな操作力で行えると
共に、カバー(118)開閉構造の簡略化並びに重量低
減及び製造コスト低減などを図れるように構成してい
る。
【0026】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部(4)に対する穀稈供給搬送装置を、刈取部
(8)側に設けた穀稈搬送機構(10)から刈取穀稈を
受取る前側供給搬送チェン(36)と、該前側供給搬送
チェン(36)から前記刈取穀稈を受け取って機体後方
に搬送する主供給搬送チェン(5)とに形成し、前記前
側供給搬送チェン(36)の始端部を前記穀稈搬送機構
(10)の株元側搬送装置(35)の終端部近傍に臨ま
せ、かつ、前記主供給搬送チェン(5)の始端側部に臨
んで重合するように構成するコンバインにおいて、前記
前側供給搬送チェン(36)は前記株元側搬送装置(3
5)とともに、走行速度と同調して変速するように構成
すると共に、前記前側供給搬送チェン(36)の前側位
置と、前記刈取部(8)側に設けた前記穀稈搬送機構
(10)の穂先側搬送装置(34)終端が前記株元側搬
送装置(35)終端部と略重合する穂先側搬送作用終了
域と、前記株元側搬送装置(35)の終端位置とが、穀
稈搬送姿勢と略一致するように配置し、前記前側供給搬
送チェン(36)と主供給搬送チェン(5)を夫々独立
して緊張させ、前記前側供給搬送チェン(36)の始端
側上方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイド(99)を
設け、主供給搬送チェン(5)の上方に穀稈弾力押し付
け挾持用案内ガイド(103)(104)を設けたもの
で、前記前側供給搬送チェン(36)を株元側搬送装置
(35)とともに車速同調駆動させるから、株元側搬送
装置(35)に続いて同じ搬送速度の前側供給搬送チェ
ン(36)に刈取り穀稈を受継ぎ、穀稈受継を円滑かつ
確実に行わせることができ、次に前側供給搬送チェン
(36)が挾持搬送している穀稈を主供給搬送チェン
(5)に受継がせるから、各チェン(36)(5)の搬
送速度が相違していても円滑かつ確実に穀稈受継を行わ
せることができ、穀稈搬送乱れなどを容易に低減できる
と共に、穀稈の穂先側搬送作用終了域と株元側搬送終端
位置を穀稈搬送姿勢と略一致させるから、穀稈を同時に
複数個所挾持搬送して稈こぼれ防止並びに穀稈受継部構
造のコンパクト化などを容易に図ることができ、しかも
前側供給搬送チェン(36)と主供給搬送チェン(5)
を夫々独立して緊張させるから、最適な状態で穀稈を容
易に搬送させ、また前記案内ガイド(99)(103)
(104)を設けることによって前側供給搬送チェン
(36)及び主供給搬送チェン(5)により穀稈を挾持
搬送させるから、穀稈の受継を良好に行わせることがで
きるものである。
【0027】また、前側供給搬送チェン(36)の案内
ガイド(99)を、主供給搬送チェン(5)の短い側と
長い側の2本の案内ガイド(103)(104)よりも
内方側で高い位置に設け、主供給搬送チェン(5)の短
い側の案内ガイド(103)を他の案内ガイド(99)
(104)よりも外方側で低い位置に設け、主供給搬送
チェン(5)の長い側の案内ガイド(104)を他の2
本の案内ガイド(99)(103)の間に設けたもの
で、株元側搬送装置(35)からの穀稈をスムーズに受
継ぎ得るように前記チェン(5)(36)及びガイド
(99)(103)(104)を容易に配置でき、稈こ
ぼれまたは搬送姿勢乱れ等を容易に低減できるものであ
る。
【0028】また、案内ガイド(99)(103)(1
04)の下方側で交叉させる方向に受ガイド(105)
を設け、穀稈の下側を支持させるもので、各搬送チェン
(5)(36)前側での稈こぼれまたは乱れを低減させ
てスムーズに受継がせることができ、稈詰り等を容易に
防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】刈取部の側面説明図。
【図4】刈取部の平面説明図。
【図5】刈取部駆動系統図。
【図6】引起し変速部の説明図。
【図7】引起ケース正面説明図。
【図8】同断面説明図。
【図9】下部搬送チェン部の平面図。
【図10】上部搬送タイン部の駆動説明図。
【図11】同拡大図。
【図12】上部搬送タインの平面図。
【図13】同合流部の説明図。
【図14】補助搬送前後チェン部の側面図。
【図15】同平面図。
【図16】扱深モータ取付部の側面図。
【図17】同正面図。
【図18】サイドカバー取付部の側面図。
【図19】同平面図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部 (5) フィードチェン(主供給搬送チェン) (8) 刈取部 (10) 穀稈搬送機構 (34) 後上部搬送タイン(穂先側搬送装置) (35) 補助搬送前チェン(株元側搬送装置) (36) 補助搬送後チェン(前側供給搬送チェン) (99) 受継ガイド(案内ガイド) (103) 株ガイド(案内ガイド) (104) 棒状ガイド(案内ガイド) (105) 受ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部(4)に対する穀稈供給搬送装置
    を、刈取部(8)側に設けた穀稈搬送機構(10)から
    刈取穀稈を受取る前側供給搬送チェン(36)と、該前
    側供給搬送チェン(36)から前記刈取穀稈を受け取っ
    て機体後方に搬送する主供給搬送チェン(5)とに形成
    し、前記前側供給搬送チェン(36)の始端部を前記穀
    稈搬送機構(10)の株元側搬送装置(35)の終端部
    近傍に臨ませ、かつ、前記主供給搬送チェン(5)の始
    端側部に臨んで重合するように構成するコンバインにお
    いて、前記前側供給搬送チェン(36)は前記株元側搬
    送装置(35)とともに、走行速度と同調して変速する
    ように構成すると共に、前記前側供給搬送チェン(3
    6)の前側位置と、前記刈取部(8)側に設けた前記穀
    稈搬送機構(10)の穂先側搬送装置(34)終端が前
    記株元側搬送装置(35)終端部と略重合する穂先側搬
    送作用終了域と、前記株元側搬送装置(35)の終端位
    置とが、穀稈搬送姿勢と略一致するように配置し、前記
    前側供給搬送チェン(36)と主供給搬送チェン(5)
    を夫々独立して緊張させ、前記前側供給搬送チェン(3
    6)の始端側上方に穀稈弾力押し付け挾持用案内ガイド
    (99)を設け、主供給搬送チェン(5)の上方に穀稈
    弾力押し付け挾持用案内ガイド(103)(104)を
    設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 前側供給搬送チェン(36)の案内ガイ
    ド(99)を、主供給搬送チェン(5)の短い側と長い
    側の2本の案内ガイド(103)(104)よりも内方
    側で高い位置に設け、主供給搬送チェン(5)の短い側
    の案内ガイド(103)を他の案内ガイド(99)(1
    04)よりも外方側で低い位置に設け、主供給搬送チェ
    ン(5)の長い側の案内ガイド(104)を他の2本の
    案内ガイド(99)(103)の間に設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 案内ガイド(99)(103)(10
    4)の下方側で交叉させる方向に受ガイド(105)を
    設け、穀稈の下側を支持させることを特徴とする請求項
    2に記載のコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104261A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Kubota Corp 自脱型コンバインの穀稈搬送構造
JP2017093406A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2021003081A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 株式会社クボタ コンバイン

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