JP2001268575A - 画像変化検出装置及び画像変化検出方法、画像符号化装置並びに画像変化検出用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体 - Google Patents

画像変化検出装置及び画像変化検出方法、画像符号化装置並びに画像変化検出用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体

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JP2001268575A
JP2001268575A JP2000076324A JP2000076324A JP2001268575A JP 2001268575 A JP2001268575 A JP 2001268575A JP 2000076324 A JP2000076324 A JP 2000076324A JP 2000076324 A JP2000076324 A JP 2000076324A JP 2001268575 A JP2001268575 A JP 2001268575A
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智博 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG方式による符号化に当たって必要な
シーンチェンジのみを正確且つ確実に検出することが可
能な画像変化検出装置を提供する。 【解決手段】 各フレーム画像におけるフレーム内分散
値を夫々検出するフレーム内分散値検出部15と、各フ
レーム画像における予測誤差絶対値和を夫々検出する予
測誤差絶対値和検出部16と、連続する二つのフレーム
画像について、夫々のフレーム画像におけるフレーム内
分散値間の変化及び二つのフレーム画像の境界タイミン
グにおける予測誤差絶対値和の変化に基づいて当該二つ
のフレーム画像間におけるシーンチェンジの発生の有無
を検出するホストCPUと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像変化検出装置
及び画像変化検出方法、画像符号化装置及び画像変化検
出用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された
情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、連続す
る二つのフレーム画像間で、当該各フレーム画像内に含
まれる画像情報の情報量が大幅に相異することとなる画
像変化(一般にはシーンチェンジとも称される。)が発
生したか否かを検出する画像変化検出装置及び画像変化
検出方法並びにそれらを含んだ画像符号化装置及び当該
画像変化検出用プログラムがコンピュータで読取可能に
記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のフレーム画像により構成
されている動画像情報を符号化(圧縮符号化を含む。)
する場合には、当該動画像情報の特性に応じて符号化の
際のパラメータを最適に制御する必要がある。
【0003】ここで、上記した符号化方式において最近
一般化しつつある方式に、いわゆるMPEG(Moving
Picture Experts Group)方式がある。
【0004】このMPEG方式は、いわゆる離散コサイ
ン変換(DCT(Discrete CosineTransform))方式
を用いた符号化処理の一種であり、近年では、画像情報
(動画像情報及び静止画像情報の双方を含む。)の高能
率符号化(圧縮符号化)方式の国際標準とされている。
【0005】ここで、当該MPEG方式による画像の圧
縮符号化においては、一般に、圧縮符号化すべき原画像
を、画素ブロックとしてのマクロブロック(当該原画像
を構成する画素を16画素×16画素分含む。)と称さ
れるブロックに分割し、このマクロブロック単位でいわ
ゆる動き補償及び上記DCT或いは二値化といった処理
が実行される。
【0006】そして、特に動画像情報を符号化する際に
この動き補償及びDCT等を最適化するに当たっては、
当該MPEG方式においては、符号化すべき動画像情報
における上記マクロブロック単位のフレーム内分散値等
を手掛かりとして符号化の際のパラメータ(具体的には
量子化スケール又は動きベクトル等)を変更して最適化
することが規格化されている。
【0007】ここで、上記フレーム内分散値とは、一の
フレーム画像内に含まれている各画素における輝度と当
該輝度の一フレーム画像内における平均値との差、換言
すれば、一のフレーム画像内において各画素にどれだけ
輝度のばらつき(分散)があるかを示す値であり、フレ
ーム内分散値が高いと輝度について変化に富んだフレー
ム画像であることとなり、フレーム内分散値が低いとそ
の変化が乏しい単調なフレーム画像であるということに
なる。
【0008】一方、上記符号化すべき動画像情報には、
連続した二つのフレーム画像間において、夫々のフレー
ム画像に含まれる画像情報の情報量が極端に変化する、
いわゆるシーンチェンジが含まれている場合がある。こ
のとき、当該シーンチェンジとは、視覚的には、例えば
空のみを含む画像の次に森を含む画像にカメラアングル
が瞬時に変化する場合等に相当する。
【0009】このとき、上述したシーンチェンジのう
ち、特に複雑な構成の画像から単調な構成の画像へシー
ンチェンジした場合については、そのシーンチェンジの
タイミングを検出し、そのタイミング以降において当該
単調な画像に適した上記パラメータを設定する必要があ
る。このように設定することなく複雑な画像のときの高
圧縮に適したパラメータをそのまま維持して単調な画像
を符号化した場合には、符号化された動画像情報を復号
して再生する場合に、シーンチェンジ直後から相当期間
再生された動画像内に種々の雑音が混入する場合がある
等の不具合が発生することとなる。
【0010】この点に関して、従来のMPEG方式にお
いて当該シーンチェンジを検出する方法としては、各フ
レーム画像内における上記フレーム内分散値を常に監視
し、連続する二つのフレーム画像についてのフレーム内
分散値の変化に基づいてシーンチェンジの発生の有無を
検出していた(なお、この従来のシーンチェンジ検出方
法として詳細には、例えば、特開平11−242747
号公報等に詳しい。)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシーンチェンジ検出方法においては、フレーム内分
散値の変化のみに着目してシーンチェンジ発生の有無を
検出していたため、符号化に当たって必要なシーンチェ
ンジ(換言すれば、符号化のパラメータを変更する必要
のあるシーンチェンジ)以外のシーンチェンジ(すなわ
ち、フレーム内分散値は予め設定されたシーンチェンジ
検出のための閾値以上の変化を示すが、符号化のパラメ
ータの変更を必要としないシーンチェンジ(より具体的
には、単調な緑の森の画像から複雑な緑の森の画像へカ
メラアングルが変化した場合等))まで検出してしま
い、結果として符号化のパラメータを本来変更する必要
がないタイミングのときにそれが変更されてしまう場合
を招来し、その場合には符号化効率が低減して効果的な
符号化ができなくなる場合があるという問題点があっ
た。
【0012】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、MPEG方式による符号
化に当たって必要なシーンチェンジのみを正確且つ確実
に検出することが可能な画像変化検出装置及び画像変化
検出方法並びにそれらを含んだ画像符号化装置及び当該
画像変化検出用プログラムがコンピュータで読取可能に
記録された情報記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数のフレーム画像に
より構成される動画像情報において、連続する二つの前
記フレーム画像間で当該二つのフレーム画像に夫々含ま
れる画像の情報量が相互に異なる画像変化の発生を検出
する画像変化検出装置において、各前記フレーム画像に
おけるフレーム内分散値を夫々検出するフレーム内分散
値検出部等の分散値検出手段と、各前記フレーム画像に
おける予測誤差絶対値和を夫々検出する予測誤差絶対値
和検出部等の絶対値和検出手段と、連続する二つの前記
フレーム画像について、夫々の前記フレーム画像におけ
る前記フレーム内分散値間の変化及び二つの前記フレー
ム画像の境界タイミングにおける前記予測誤差絶対値和
の変化に基づいて当該二つのフレーム画像間における前
記画像変化の発生の有無を検出するホストCPU等の検
出手段と、を備える。
【0014】よって、連続する二つのフレーム画像間に
おけるフレーム内分散値の変化及びその境界タイミング
における予測誤差絶対値和の変化に基づいて画像変化の
有無を検出するので、符号化に影響を与える画像変化を
確実且つ正確に検出することができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の画像変化検出装置にお
いて、前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画
像について、夫々の前記フレーム画像における前記フレ
ーム内分散値が予め設定された設定値より大きな差を有
すると共に、二つの前記フレーム画像の境界タイミング
において前記予測誤差絶対値和が極値を有するとき、当
該二つのフレーム画像間で前記画像変化が発生したと検
出するように構成される。
【0016】よって、夫々のフレーム画像におけるフレ
ーム内分散値が設定値より大きな差を有すると共に、そ
の境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が極値を有
するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発生したと
検出するので、より確実且つ正確に画像変化を検出する
ことができる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の画像変化検出装置にお
いて、前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画
像について、先の前記フレーム画像における前記フレー
ム内分散値が後の前記フレーム画像における前記フレー
ム内分散値よりも大きいとき、前記情報量が減少する前
記画像変化が発生したと検出するように構成される。
【0018】よって、二つのフレーム画像間における情
報量が減少する画像変化をより確実且つ正確に検出する
ことができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項2に記載の画像変化検出装置にお
いて、前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画
像について、先の前記フレーム画像における前記フレー
ム内分散値が後の前記フレーム画像における前記フレー
ム内分散値よりも小さいとき、前記情報量が増大する前
記画像変化が発生したと検出するように構成される。
【0020】よって、二つのフレーム画像間における情
報量が増大する画像変化をより確実且つ正確に検出する
ことができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
画像変化検出装置と、前記画像変化が発生したと検出さ
れたとき、当該検出された以降の前記動画像情報の符号
化における符号化パラメータを変更して当該動画像の符
号化を行う符号化回路等の符号化手段と、を備える。
【0022】よって、画像変化を確実に検出し当該画像
変化のタイミングで符号化パラメータを変更するので、
より正確且つ雑音を低減して動画像情報を符号化するこ
とができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、複数のフレーム画像により構成される動
画像情報において、連続する二つの前記フレーム画像間
で当該二つのフレーム画像に夫々含まれる画像の情報量
が相互に異なる画像変化の発生を検出する画像変化検出
方法において、各前記フレーム画像におけるフレーム内
分散値を夫々検出する分散値検出工程と、各前記フレー
ム画像における予測誤差絶対値和を夫々検出する絶対値
和検出工程と、連続する二つの前記フレーム画像につい
て、夫々の前記フレーム画像における前記フレーム内分
散値間の変化及び二つの前記フレーム画像の境界タイミ
ングにおける前記予測誤差絶対値和の変化に基づいて当
該二つのフレーム画像間における前記画像変化の発生の
有無を検出する検出工程と、を備える。
【0024】よって、連続する二つのフレーム画像間に
おけるフレーム内分散値の変化及びその境界タイミング
における予測誤差絶対値和の変化に基づいて画像変化の
有無を検出するので、符号化に影響を与える画像変化を
確実且つ正確に検出することができる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項6に記載の画像変化検出方法にお
いて、前記検出工程においては、連続する二つの前記フ
レーム画像について、夫々の前記フレーム画像における
前記フレーム内分散値が予め設定された設定値より大き
な差を有すると共に、二つの前記フレーム画像の境界タ
イミングにおいて前記予測誤差絶対値和が極値を有する
とき、当該二つのフレーム画像間で前記画像変化が発生
したと検出するように構成される。
【0026】よって、夫々のフレーム画像におけるフレ
ーム内分散値が設定値より大きな差を有すると共に、そ
の境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が極値を有
するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発生したと
検出するので、より確実且つ正確に画像変化を検出する
ことができる。
【0027】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、複数のフレーム画像により構成される動
画像情報において、連続する二つの前記フレーム画像間
で当該二つのフレーム画像に夫々含まれる画像の情報量
が相互に異なる画像変化の発生を検出する画像変化検出
装置に含まれるコンピュータを、各前記フレーム画像に
おけるフレーム内分散値を夫々検出する分散値検出手
段、各前記フレーム画像における予測誤差絶対値和を夫
々検出する絶対値和検出手段、及び、連続する二つの前
記フレーム画像について、夫々の前記フレーム画像にお
ける前記フレーム内分散値間の変化及び二つの前記フレ
ーム画像の境界タイミングにおける前記予測誤差絶対値
和の変化に基づいて当該二つのフレーム画像間における
前記画像変化の発生の有無を検出する検出手段、として
機能させる画像変化検出用プログラムが前記コンピュー
タで読取可能に記録されている。
【0028】よって、連続する二つのフレーム画像間に
おけるフレーム内分散値の変化及びその境界タイミング
における予測誤差絶対値和の変化に基づいて画像変化の
有無を検出するようにコンピュータを機能させるので、
符号化に影響を与える画像変化を確実且つ正確に検出す
ることができる。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項8に記載の画像変化検出用プログ
ラムが記録されている情報記録媒体において、前記検出
手段として機能する前記コンピュータを、連続する二つ
の前記フレーム画像について、夫々の前記フレーム画像
における前記フレーム内分散値が予め設定された設定値
より大きな差を有すると共に、二つの前記フレーム画像
の境界タイミングにおいて前記予測誤差絶対値和が極値
を有するとき、当該二つのフレーム画像間で前記画像変
化が発生したと検出するように機能させる前記画像変化
検出用プログラムが記録されている。
【0030】よって、夫々のフレーム画像におけるフレ
ーム内分散値が設定値より大きな差を有すると共に、そ
の境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が極値を有
するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発生したと
検出するようにコンピュータを機能させるので、より確
実且つ正確に画像変化を検出することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施の形態は、MPEG方式による符号化を行う符
号化装置における上記シーンチェンジの検出に対して本
発明を適用した場合の実施形態である。
【0032】(I)本発明の原理 始めに、本発明の実施形態について具体的に説明する前
に、本発明の原理について、図1を用いて説明する。
【0033】なお、図1はMPEG方式の符号化処理に
おけるパラメータ(以下、符号化パラメータと称す
る。)の変更を伴うようなシーンチェンジが符号化すべ
き動画像情報において発生している場合の、いわゆる予
測誤差絶対値和及び上記フレーム内分散値の変化を示す
図であり、図1(a)は境界タイミング(時刻)T1
おいて情報量が多い複雑なフレーム画像から情報量が少
ない単純なフレーム画像にシーンチェンジが発生した場
合の変化を示し、図1(b)は境界タイミング(時刻T
2)において情報量が少ない単純なフレーム画像から情
報量が多い複雑なフレーム画像にシーンチェンジが発生
した場合の変化を示している。
【0034】ここで、上記予測誤差絶対値和とは、MP
EG方式における動き予測の結果得られた動きベクトル
の指し示す画素の輝度(動きベクトルの始点にある画素
の輝度と同じであると予測される画素の輝度)と実際の
その画素の輝度との誤差の絶対値を一フレーム画像内の
全ての画素について加算した結果得られる値であり、複
数のフレーム画像間における変化(フレーム画像に含ま
れる表示物(例えば空を示すフレーム画像内の雲等)の
変化)の激しさを示す値である。
【0035】このとき、上述したような符号化パラメー
タの変更が必要とされないようなシーンチェンジにおい
ては、動き予測の結果としての動きベクトルが指し示す
画素の輝度と実際のその画素の輝度との間に大きさ誤差
が発生することはない。
【0036】一方で、当該符号化パラメータの変更が必
要とされるような情報量の変化が著しいシーンチェンジ
においては、図1に夫々示すように、フレーム内分散値
がステップ的に変化すると共に予測誤差絶対値和もシー
ンチェンジが発生していない場合とは異なる極値を取る
ことが判る。
【0037】そこで、本発明は、フレーム内分散値の変
化と予測誤差絶対値和の変化とを共に監視することによ
り、当該フレーム内分散値がステップ的に変化し、且つ
予測誤差絶対値和が極値を取ったタイミングにおいて符
号化パラメータを変更すべきシーンチェンジが発生した
と検出し、その直後のフレーム画像以降の符号化パラメ
ータを変更する。
【0038】(II)実施形態 次に、本発明に係る実施形態について、具体的に図2乃
至図6を用いて説明する。
【0039】なお、図2は実施形態に係る符号化装置の
概要構成を示すブロック図であり、図3は実施形態に係
る特徴抽出回路の概要構成を示すブロック図であり、図
4は実施形態に係る符号化回路の概要構成を示すブロッ
ク図であり、図5は実施形態に係る符号化処理を示すフ
ローチャートであり、図6は実施形態に係る符号化処理
を示すタイミングチャートである。
【0040】先ず、実施形態に係る符号化装置の全体構
成及び動作について、図2を用いて説明する。
【0041】図2に示すように、実施形態の符号化装置
Sは、特徴抽出回路1と、バス2と、検出手段としての
ホストCPU3と、メモリ4と、符号化手段としてのM
PEG方式の符号化回路5と、により構成されている。
【0042】次に概要動作を説明する。
【0043】特徴抽出回路1は、バス2を介してホスト
CPU3との間で制御情報Scの授受を行いつつ、外部
から入力されてくる符号化すべき動画像情報Sinに含ま
れている各フレーム画像におけるフレーム内分散値及び
予測誤差絶対値和を当該各フレーム画像毎に夫々検出
し、制御信号Scとしてバス2を介してホストCPU3
に出力する。
【0044】これと並行して、特徴抽出回路1は、動画
像情報Sinに対してMPEG方式における動き検出処理
を施し、その結果としての動きベクトルを含む動き検出
信号Smoを生成して符号化回路5へ出力すると共に、上
記検出したフレーム内分散値を分散値信号Sdrとして符
号化回路5へ出力し、更に動画像情報Sinに対して符号
化回路5における符号化処理に最適なフィルタリング処
理を施し、画像フィルタ信号Svを生成して符号化回路
5へ出力する。
【0045】これにより、符号化回路5は、バス2を介
してホストCPU3との間で制御信号Smpegの授受を行
いつつ、上記動き検出信号Smo及び分散値信号Sdrを用
いて画像フィルタ信号Svに含まれる動画像を符号化
し、出力信号Soutとして外部に出力する。
【0046】なお、当該出力された出力信号Soutは、
この後、例えば光ディスクへの記録や放送のための変調
処理に供されることとなる。
【0047】これらの処理において、ホストCPU3は
バス2を介して他の構成部材と制御信号Shcの授受を行
いつつ、上述した一連の符号化処理を統括制御する。
【0048】このとき、上記特徴抽出回路1からの制御
信号Scに含まれている各フレーム画像におけるフレー
ム内分散値及び予測誤差絶対値和は、制御信号Shcとし
てホストCPU3に出力されており、これに基づいてホ
ストCPU3が動画像情報Sinにおける上記シーンチェ
ンジ(符号化回路5における符号化パラメータを変更す
る必要があるシーンチェンジ)の発生を検出し、その検
出結果に基づいて当該ホストCPU3が符号化回路5に
おける符合化パラメータ及び特徴抽出回路1における上
記フィルタリング処理の通過帯域等を変更するように制
御することとなる。
【0049】なお、ホストCPU3は、上記統括制御に
伴って必要があるときは、メモリ4との間でバス2を介
してメモリ信号Smの授受を行いつつ、当該必要な情報
をメモリ4に一時的に記憶させる。
【0050】次に、特徴抽出回路1の細部構成及び動作
について、図3を用いて説明する。
【0051】図3に示すように、実施形態に係る特徴抽
出回路1は、シンク検出部10と、タイミング信号生成
部11と、ホストレジスタ12と、フレーム内平均直流
レベル検出部13と、動き検出部14と、分散値検出手
段としてのフレーム内分散値検出部15と、絶対値和検
出手段としての予測誤差絶対値和検出部16と、インタ
フェース17と、プリフィルタバンク18と、により構
成されている。
【0052】次に動作を説明する。
【0053】先ず、特徴抽出回路1に入力された動画像
情報Sinは、シンク検出部10、フレーム内平均直流レ
ベル検出部13、動き検出部14、フレーム内分散値検
出部15、予測誤差絶対値和検出部16及びプリフィル
タバンク18に夫々出力される。
【0054】これにより、シンク検出部10は、動画像
情報Sinにおける水平同期信号及び垂直同期信号を夫々
検出し、フレーム同期信号Ssyとして後述するタイミン
グでインタフェース17及びバス2を介してホストCP
U3へ出力すると共にタイミング信号生成部11へ出力
する。
【0055】そして、タイミング信号生成部11は、フ
レーム同期信号Ssyに基づいて特徴抽出回路1を構成す
る各構成部材の動作の基準となるタイミング信号Stmg
を生成し、当該各構成部材に出力する。
【0056】一方、動画像情報Sinが入力されるフレー
ム内平均直流レベル検出部13は、当該動画像情報Sin
内の各フレーム画像毎に、一のフレーム画像内に含まれ
ている各画素における輝度の、当該一フレーム画像内全
体における平均値(すなわち、フレーム内平均直流レベ
ル)を検出し、平均値信号Sdcとしてフレーム内分散値
検出部15に出力する。
【0057】これにより、フレーム内分散値検出部15
は、当該平均値信号Sdc及び動画像情報Sinを用いて一
のフレーム画像内に含まれている各画素における輝度と
平均値信号Sdcに含まれている輝度の平均値との差を検
出することで上記フレーム内分散値を各フレーム画像毎
に検出し、上記分散値信号Sdrとして後述するタイミン
グでホストレジスタ12及び上記符号化回路5に出力す
る。
【0058】他方、動画像情報Sinが入力される動き検
出部14は、当該動画像情報Sin内の各フレーム画像毎
に、MPEG方式に基づきそれに含まれているマクロブ
ロック毎の動きベクトルを検出し、上記動き検出信号S
moとして後述するタイミングで予測誤差絶対値和検出部
16へ出力すると共に符号化回路5へ出力する。
【0059】これにより、予測誤差絶対値和検出部16
は、当該動き検出信号Smo及び動画像情報Sinに基づ
き、各動きベクトルの指し示す画素の輝度と実際のその
画素の輝度との誤差の絶対値を一フレーム画像内の全て
の画素について加算することで上記予測誤差絶対値和を
各フレーム画像毎に検出し、絶対値和信号Sdtとして後
述するタイミングでホストレジスタ12に出力する。
【0060】そして、ホストレジスタ12は、上記分散
値信号Sdrに含まれるフレーム内分散値及び絶対値和信
号Sdtに含まれる予測誤差絶対値和を夫々一時的に記憶
し、後述するタイミングでレジスタ出力信号Sotとして
インタフェース17へ出力する。
【0061】これにより、インタフェース17は、当該
レジスタ出力信号Sotに対して予め設定された所定のイ
ンタフェース処理を施し、上記制御信号Scを構成する
レジスタ出力信号Sotとしてバス2を介してホストCP
U3へ出力する。
【0062】一方、ホストCPU3から出力されてくる
プリフィルタバンク18の通過帯域を制御するための後
述する帯域制御信号Scfを含むレジスタ入力信号Sit
は、インタフェース17において上記インタフェース処
理が施され、ホストレジスタ12に一時的に記憶され
る。そして、このうちの帯域制御信号Scfは後述するタ
イミングでホストレジスタ12からプリフィルタバンク
18に出力され、当該プリフィルタバンク18の通過帯
域を制御するために用いられる。
【0063】これらにより、当該プリフィルタバンク1
8は、動画像情報Sinのうち当該通過帯域に対応する情
報を通過させて上記画像フィルタ信号Svを生成し、符
号化回路5へ出力する。
【0064】次に、符号化回路5の細部構成及び動作に
ついて、図4を用いて説明する。
【0065】図4に示すように、符号化回路5は、加算
器20と、DCT部21と、量子化部22と、逆量子化
部23と、可変長符号化部24と、逆DCT部25と、
動き補償予測部26と、バッファ残量検出部27と、量
子化スケール設定部28と、により構成されている。
【0066】次に、動作を説明する。
【0067】上記画像フィルタ信号Svが入力される加
算器20は、動き補償予測部26からの補償信号Seを
当該画像フィルタ信号Svから減算し、減算信号Saとし
てDCT部21へ出力する。
【0068】次に、DCT部21は、当該減算信号Sa
に対して公知の技術により情報量圧縮のためのDCT処
理を施し、変換信号Sdとして量子化部22へ出力す
る。
【0069】そして、量子化部22は、当該変換信号S
dを後述するレート信号Srで示されるビットレートに適
合するように量子化し、量子化信号Sqを生成して可変
長符号化部24及び逆量子化部23へ出力する。
【0070】次に、逆量子化部23は、量子化信号Sq
に対して逆量子化処理を施し、逆量子化信号Sigを生成
して逆DCT部25へ出力する。
【0071】そして、逆DCT部25は、逆量子化信号
Sigに対して公知の技術により逆DCT(逆離散コサイ
ン変換)処理を施し、逆変換信号Sidとして動き補償予
測部26へ出力する。
【0072】その後、動き補償予測部26は、特徴抽出
回路1からの上述した動き検出信号Smo内に含まれる動
きベクトルと逆変換信号Sidとに基づいて、MPEG方
式におけるいわゆるフレーム間予測を用いた動き補償処
理を行い、情報量の圧縮のための上記補償信号Seを生
成して加算器20に出力する。
【0073】一方、可変長符号化部24は、上記量子化
信号Sqに対して可変長符号化処理を施し、元の画像フ
ィルタ信号SvをMPEG方式で圧縮符号化した信号で
ある出力信号Soutをバッファ残量検出部27及び外部
に出力する。
【0074】このとき、バッファ残量検出部27は、出
力信号Soutに基づき、当該出力信号Soutに含まれる上
記圧縮符号化された動画像情報を再生する際に使用され
るバッファメモリの残量を予測検出し、残量信号Srmを
生成して量子化スケール設定部28へ出力する。
【0075】これにより、量子化スケール設定部28
は、特徴抽出回路1からの上記分散値信号Sdrに含まれ
ているフレーム内分散値をいわゆるアクティビティとし
て用いつつ上記残量信号Srmに基づいて、量子化部22
における量子化処理の結果としての上記出力信号Sout
における情報量が、上記バッファメモリをオーバフロー
又はアンダーフローさせることがない情報量となるよう
に当該量子化処理におけるビットレートを制御するため
の上記レート信号Srを生成して当該量子化部22に出
力する。
【0076】なお、上述した符号化回路5の動作におい
て、DCT部21、量子化部22、可変長符号化部24
及び動き補償予測部26は、夫々バス2を介してホスト
CPU3との間で上記制御信号Smpegの授受を行いつつ
符号化パラメータを最適化して当該圧縮符号化を行う。
【0077】次に、本発明に係るシーンチェンジ検出処
理を含む符号化処理について、図5及び図6を用いて説
明する。
【0078】なお、図5は当該符号化処理における特徴
抽出回路1の処理とホストCPU3の処理とを並列に示
している。
【0079】図5に示すように、実施形態の符号化処理
においては、先ず、ホストCPU3からバス2を介して
各構成部材に対して符号化処理を開始する旨の符号化開
始命令が出力されると(ステップS1)、これを受けた
特徴抽出回路1は、フレーム内分散値検出部15、予測
誤差絶対値和検出部16及びホストレジスタ12を初期
化する(ステップS9)。
【0080】次に、特徴抽出回路1において、初期化後
のフレーム内分散値検出部15及び予測誤差絶対値和検
出部16並びにフレーム内平均直流レベル検出部13及
び動き検出部14を用いて、直前に動画像情報Sinとし
て入力されているフレーム画像(図6におけるフレーム
画像A)におけるフレーム内分散値及び予測誤差絶対値
和を検出する(ステップS10)。このステップS10
の処理は図6におけるタイミングにおいて上記直前の
フレーム画像Aを対象として実行される。
【0081】フレーム内分散値及び予測誤差絶対値和が
検出されると、次に特徴抽出回路1内のホストレジスタ
12にその検出結果を書き込み(ステップS11)、そ
の後図6におけるタイミングにおいて、フレーム内分
散値及び予測誤差絶対値和を検出したフレーム画像Aの
次に入力されるフレーム画像(図6におけるフレーム画
像B)の入力タイミングを示す上記フレーム同期信号S
syをバス2を介してホストCPU3へ出力する(ステッ
プS12)。
【0082】そして、符号化を停止する旨の制御信号S
cをホストCPU3から受領したか否かを確認し(ステ
ップS13)、受領しているときは(ステップS13;
YES)特徴抽出処理を終了し、一方、受領してないと
きは引き続き当該次に入力されるフレーム画像Bを対象
として上記ステップS9乃至S12の処理を実行すべく
ステップS9に戻る。
【0083】一方、ホストCPU3は、ステップS1に
おいて符号化開始命令を出力した後は、特徴抽出回路1
から上記フレーム同期信号Ssyが出力されたか否かを常
に監視し(ステップS2)、出力されないときは(ステ
ップS2;NO)出力されるまで待機し、一方、出力さ
れたときは(ステップS2:YES)、次に、図6に示
すタイミングにおいてホストレジスタ12に記録され
ているフレーム内分散値及び予測誤差絶対値和を読み取
り(ステップS3)、その内容をメモリ信号Smとして
メモリ4内に格納する(ステップS4)。
【0084】なお、当該メモリ4内には、図6における
フレーム画像Aの更に一つ前のフレーム画像について検
出されて読み出されたフレーム内分散値及び予測誤差絶
対値和が格納されている。
【0085】次に、新たに検出されたフレーム内分散値
及び予測誤差絶対値和と直前に格納されていたフレーム
内分散値及び予測誤差絶対値和との差を算出する(ステ
ップS5)。
【0086】そして、当該算出した差に基づいて、二つ
のフレーム内分散値の差が、予め経験的に設定されてい
る(シーンチェンジと判定することができる)設定値よ
り大きく、且つ二つの予測誤差絶対値和に基づいて当該
予測誤差絶対値和の変化が極値となっているか否かがホ
ストCPU3において判定される(ステップS6)。
【0087】このとき、当該ステップS4乃至S6の処
理は、図6に示す期間において実行される。
【0088】そして、ステップS6の判定の結果、二つ
のフレーム内分散値の差が当該設定値より大きく、且つ
予測誤差絶対値和の変化が極値となっているときは(ス
テップS6;YES)、符号化回路5における符号化処
理のための符号化パラメータを変更する必要のあるシー
ンチェンジが発生しているとして当該符号化パラメータ
を最適化するように制御信号Smpegにより符号化回路5
を制御して(ステップS7)ステップS8へ移行する。
【0089】なお、この符号化パラメータ変更処理は図
6におけるタイミングにおいて実行される(このと
き、このタイミングにおいては、図6におけるフレー
ム画像Bを対象とする上記ステップS10の処理が同時
に実行される。)。
【0090】一方、ステップS6の判定の結果、二つの
フレーム内分散値の差が当該設定値より大きくないか又
は予測誤差絶対値和の変化が極値となっていないかのい
ずれれか一方であるときは(ステップS6;NO)、当
該符号化パラメータを変更しなければならないようなシ
ーンチェンジは発生していないとして当該変更は行わ
ず、次に、符号化を停止する旨の操作が図示しない操作
部において実行される等の事由により符号化を停止する
か否かが判定される(ステップS8)。そして、符号化
を継続すべきときは(ステップS8;NO)、次に入力
されるフレーム画像を対象として上述した処理を行うべ
くステップS2に戻り、一方、符号化を停止すべきとき
は(ステップS8;YES)、その旨の制御信号Scを
特徴抽出回路1に出力して一連の符号化処理を終了す
る。
【0091】以上説明したように、実施形態の符号化処
理におけるシーンチェンジ検出処理によれば、連続する
二つのフレーム画像間におけるフレーム内分散値の変化
及びその境界タイミングにおける予測誤差絶対値和の変
化に基づいてシーンチェンジの有無を検出するので、符
号化に影響を与えるシーンチェンジを確実且つ正確に検
出することができる。
【0092】また、夫々のフレーム画像におけるフレー
ム内分散値が設定値より大きな差を有すると共に、その
境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が極値を有す
るとき二つのフレーム画像間でシーンチェンジが発生し
たと検出するので、より確実且つ正確にシーンチェンジ
を検出することができる。
【0093】更に、シーンチェンジを確実に検出し当該
シーンチェンジのタイミングで符号化パラメータを変更
するので、より正確且つ雑音を低減して動画像情報Sin
を符号化することができる。
【0094】(III)変形形態 次に、本発明に係る変形形態について説明する。
【0095】上述した実施形態においては、そのステッ
プS6において二つのフレーム内分散値の差が上記設定
値より大きく、且つ予測誤差絶対値和の変化が極値とな
っているか否かのみを検出することにより、シーンチェ
ンジの発生の有無のみを検出したが、これ以外に、比較
対象である二つのフレーム内分散値の大小関係までステ
ップS6において検出することにより、ステップS7に
おける符号化パラメータの変更における方向性、すなわ
ち、情報量が増大するシーンチェンジ(単純なフレーム
画像から複雑なフレーム画像へのシーンチェンジ)に対
応すべく符号化パラメータを変更するか、或いは情報量
が減少するシーンチェンジ(複雑なフレーム画像から単
純なフレーム画像へのシーンチェンジ)に対応すべく符
号化パラメータを変更するかまでを検出することができ
る。
【0096】具体的には、図5ステップS6において、
二つのフレーム内分散値の差が設定値より大きく、且つ
予測誤差絶対値和の変化が極値となっているか否かを判
定するのに加えて、新たに検出されたフレーム内分散値
と直前に格納されていたフレーム内分散値との大小関係
を判定し、新たに検出されたフレーム内分散値が直前に
格納されていたフレーム内分散値よりも大きいときは情
報量が増大するシーンチェンジであると判定し、新たに
検出されたフレーム内分散値が直前に格納されていたフ
レーム内分散値よりも小さいときは情報量が減少するシ
ーンチェンジであると判定することで、上記した符号化
パラメータの変更の方向性まで一度に判定することがで
きる。
【0097】この変形形態によれば、連続する二つのフ
レーム画像について、先のフレーム画像におけるフレー
ム内分散値が後のフレーム画像におけるフレーム内分散
値よりも大きいとき、情報量が減少するシーンチェンジ
が発生したと検出するので、二つのフレーム画像間にお
ける情報量が減少するシーンチェンジをより確実且つ正
確に検出することができる。
【0098】また、当該先のフレーム画像におけるフレ
ーム内分散値が後のフレーム画像におけるフレーム内分
散値よりも小さいとき、情報量が増大するシーンチェン
ジが発生したと検出するので、二つのフレーム画像間に
おける情報量が増大するシーンチェンジをより確実且つ
正確に検出することができる。
【0099】なお、上述した実施形態及び変形形態で
は、MPEG方式の符号化処理の際のシーンチェンジの
検出に本発明を適用した場合について説明したが、これ
以外に、本発明は、一般的な動画像情報の入力(例え
ば、パーソナルコンピュータへの動画像情報の入力)の
際において、いわゆるサムネイル画像(一連の動画像情
報全体を特徴づける典型的な一のフレーム画像)を生成
する場合に、本発明により検出したシーンチェンジの直
後のフレーム画像を当該サムネイル画像とすることにも
適用することができる。
【0100】また、上記図5に示すフローチャートに対
応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードデ
ィスク等の情報記録媒体に記録させておき、これをパー
ソナルコンピュータ等により読み出して実行することに
より、当該パーソナルコンピュータを上記ホストCPU
3として活用することもできる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、連続する二つのフレーム画像間における
フレーム内分散値の変化及びその境界タイミングにおけ
る予測誤差絶対値和の変化に基づいて画像変化の有無を
検出するので、符号化に影響を与える画像変化を確実且
つ正確に検出することができる。
【0102】従って、動画像情報中における画像変化を
確実且つ正確に検出することで、当該画像変化のタイミ
ングで符号化パラメータを変更して符号化を行う等の画
像処理を行うことができる。
【0103】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、夫々のフレーム画像にお
けるフレーム内分散値が設定値より大きな差を有すると
共に、その境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が
極値を有するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発
生したと検出するので、より確実且つ正確に画像変化を
検出することができる。
【0104】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、連続する二つのフレーム
画像について、先のフレーム画像におけるフレーム内分
散値が後のフレーム画像におけるフレーム内分散値より
も大きいとき、情報量が減少する画像変化が発生したと
検出するので、二つのフレーム画像間における情報量が
減少する画像変化をより確実且つ正確に検出することが
できる。
【0105】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、連続する二つのフレーム
画像について、先のフレーム画像におけるフレーム内分
散値が後のフレーム画像におけるフレーム内分散値より
も小さいとき、情報量が増大する画像変化が発生したと
検出するので、二つのフレーム画像間における情報量が
増大する画像変化をより確実且つ正確に検出することが
できる。
【0106】請求項5に記載の発明によれば、画像変化
を確実に検出し当該画像変化のタイミングで符号化パラ
メータを変更するので、より正確且つ雑音を低減して動
画像情報を符号化することができる。
【0107】請求項6に記載の発明によれば、連続する
二つのフレーム画像間におけるフレーム内分散値の変化
及びその境界タイミングにおける予測誤差絶対値和の変
化に基づいて画像変化の有無を検出するので、符号化に
影響を与える画像変化を確実且つ正確に検出することが
できる。
【0108】従って、動画像情報中における画像変化を
確実且つ正確に検出することで、当該画像変化のタイミ
ングで符号化パラメータを変更して符号化を行う等の画
像処理を行うことができる。
【0109】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、夫々のフレーム画像にお
けるフレーム内分散値が設定値より大きな差を有すると
共に、その境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が
極値を有するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発
生したと検出するので、より確実且つ正確に画像変化を
検出することができる。
【0110】請求項8に記載の発明によれば、連続する
二つのフレーム画像間におけるフレーム内分散値の変化
及びその境界タイミングにおける予測誤差絶対値和の変
化に基づいて画像変化の有無を検出するようにコンピュ
ータを機能させるので、符号化に影響を与える画像変化
を確実且つ正確に検出することができる。
【0111】従って、動画像情報中における画像変化を
確実且つ正確に検出することで、当該画像変化のタイミ
ングで符号化パラメータを変更して符号化を行う等の画
像処理を行うことができる。
【0112】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の発明の効果に加えて、夫々のフレーム画像にお
けるフレーム内分散値が設定値より大きな差を有すると
共に、その境界タイミングにおいて予測誤差絶対値和が
極値を有するとき二つのフレーム画像間で画像変化が発
生したと検出するようにコンピュータを機能させるの
で、より確実且つ正確に画像変化を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シーンチェンジのときの予測誤差絶対値和及び
フレーム内分散値の変化を示す図であり、(a)は情報
量が多い複雑なフレーム画像から情報量が少ない単純な
フレーム画像にシーンチェンジが発生した場合の変化を
示す図であり、(b)は情報量が少ない単純なフレーム
画像から情報量が多い複雑なフレーム画像にシーンチェ
ンジが発生した場合の変化を示す図である。
【図2】実施形態に係る符号化装置の概要構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施形態に係る特徴抽出回路の概要構成を示す
ブロック図である。
【図4】実施形態に係る符号化回路の概要構成を示すブ
ロック図である。
【図5】実施形態に係る符号化処理を示すフローチャー
トである。
【図6】実施形態に係る符号化処理を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1…特徴抽出回路 2…バス 3…ホストCPU 4…メモリ 5…符号化回路 10…シンク検出部 11…タイミング信号生成部 12…ホストレジスタ 13…フレーム内平均直流レベル検出部 14…動き検出部 15…フレーム内分散値検出部 16…予測誤差絶対値和検出部 17…インタフェース 18…プリフィルタバンク Sin…動画像情報 Ssy…フレーム同期信号 Stmg…タイミング信号 Sdc…平均値信号 Sdr…分散値信号 Smo…動き検出信号 Sdt…絶対値和信号 Sot…レジスタ出力信号 Sc、Smpeg、Shc…制御信号 Scf…帯域制御信号 Sit…レジスタ入力信号 Sv…画像フィルタ信号 Sout…出力信号 Sm…メモリ信号 Se…補償信号 Sa…減算信号 Sd…変換信号 Sr…レート信号 Sq…量子化信号 Sig…逆量子化信号 Sid…逆変換信号 Srm…残量信号 S…符号化装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレーム画像により構成される動
    画像情報において、連続する二つの前記フレーム画像間
    で当該二つのフレーム画像に夫々含まれる画像の情報量
    が相互に異なる画像変化の発生を検出する画像変化検出
    装置において、 各前記フレーム画像におけるフレーム内分散値を夫々検
    出する分散値検出手段と、 各前記フレーム画像における予測誤差絶対値和を夫々検
    出する絶対値和検出手段と、 連続する二つの前記フレーム画像について、夫々の前記
    フレーム画像における前記フレーム内分散値間の変化及
    び二つの前記フレーム画像の境界タイミングにおける前
    記予測誤差絶対値和の変化に基づいて当該二つのフレー
    ム画像間における前記画像変化の発生の有無を検出する
    検出手段と、 を備えることを特徴とする画像変化検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像変化検出装置にお
    いて、 前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画像につ
    いて、夫々の前記フレーム画像における前記フレーム内
    分散値が予め設定された設定値より大きな差を有すると
    共に、二つの前記フレーム画像の境界タイミングにおい
    て前記予測誤差絶対値和が極値を有するとき、当該二つ
    のフレーム画像間で前記画像変化が発生したと検出する
    ことを特徴とする画像変化検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像変化検出装置にお
    いて、 前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画像につ
    いて、先の前記フレーム画像における前記フレーム内分
    散値が後の前記フレーム画像における前記フレーム内分
    散値よりも大きいとき、前記情報量が減少する前記画像
    変化が発生したと検出することを特徴とする画像変化検
    出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像変化検出装置にお
    いて、 前記検出手段は、連続する二つの前記フレーム画像につ
    いて、先の前記フレーム画像における前記フレーム内分
    散値が後の前記フレーム画像における前記フレーム内分
    散値よりも小さいとき、前記情報量が増大する前記画像
    変化が発生したと検出することを特徴とする画像変化検
    出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    画像変化検出装置と、 前記画像変化が発生したと検出されたとき、当該検出さ
    れた以降の前記動画像情報の符号化における符号化パラ
    メータを変更して当該動画像の符号化を行う符号化手段
    と、 を備えることを特徴とする画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 複数のフレーム画像により構成される動
    画像情報において、連続する二つの前記フレーム画像間
    で当該二つのフレーム画像に夫々含まれる画像の情報量
    が相互に異なる画像変化の発生を検出する画像変化検出
    方法において、 各前記フレーム画像におけるフレーム内分散値を夫々検
    出する分散値検出工程と、 各前記フレーム画像における予測誤差絶対値和を夫々検
    出する絶対値和検出工程と、 連続する二つの前記フレーム画像について、夫々の前記
    フレーム画像における前記フレーム内分散値間の変化及
    び二つの前記フレーム画像の境界タイミングにおける前
    記予測誤差絶対値和の変化に基づいて当該二つのフレー
    ム画像間における前記画像変化の発生の有無を検出する
    検出工程と、 を備えることを特徴とする画像変化検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像変化検出方法にお
    いて、 前記検出工程においては、連続する二つの前記フレーム
    画像について、夫々の前記フレーム画像における前記フ
    レーム内分散値が予め設定された設定値より大きな差を
    有すると共に、二つの前記フレーム画像の境界タイミン
    グにおいて前記予測誤差絶対値和が極値を有するとき、
    当該二つのフレーム画像間で前記画像変化が発生したと
    検出することを特徴とする画像変化検出方法。
  8. 【請求項8】 複数のフレーム画像により構成される動
    画像情報において、連続する二つの前記フレーム画像間
    で当該二つのフレーム画像に夫々含まれる画像の情報量
    が相互に異なる画像変化の発生を検出する画像変化検出
    装置に含まれるコンピュータを、 各前記フレーム画像におけるフレーム内分散値を夫々検
    出する分散値検出手段、 各前記フレーム画像における予測誤差絶対値和を夫々検
    出する絶対値和検出手段、及び、 連続する二つの前記フレーム画像について、夫々の前記
    フレーム画像における前記フレーム内分散値間の変化及
    び二つの前記フレーム画像の境界タイミングにおける前
    記予測誤差絶対値和の変化に基づいて当該二つのフレー
    ム画像間における前記画像変化の発生の有無を検出する
    検出手段、 として機能させることを特徴とする画像変化検出用プロ
    グラムが前記コンピュータで読取可能に記録されている
    情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画像変化検出用プログ
    ラムが記録されている情報記録媒体において、 前記検出手段として機能する前記コンピュータを、連続
    する二つの前記フレーム画像について、夫々の前記フレ
    ーム画像における前記フレーム内分散値が予め設定され
    た設定値より大きな差を有すると共に、二つの前記フレ
    ーム画像の境界タイミングにおいて前記予測誤差絶対値
    和が極値を有するとき、当該二つのフレーム画像間で前
    記画像変化が発生したと検出するように機能させること
    を特徴とする前記画像変化検出用プログラムが記録され
    ている情報記録媒体。
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