JP2001266154A - 指紋照合装置 - Google Patents

指紋照合装置

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JP2001266154A JP2000078341A JP2000078341A JP2001266154A JP 2001266154 A JP2001266154 A JP 2001266154A JP 2000078341 A JP2000078341 A JP 2000078341A JP 2000078341 A JP2000078341 A JP 2000078341A JP 2001266154 A JP2001266154 A JP 2001266154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な指紋画像を取り逃がさないようにし、
照合精度をいっそう向上させる。 【解決手段】 良質の指紋画像G1〜Gnを読み込む
(ステップ101〜109)。読み込んだ指紋画像全て
の組み合わせの照合を行い照合スコアを算出する(ステ
ップ111〜116)。指紋画像G1〜Gnの照合スコ
アの平均A1〜Anを再現性評価パラメータとして求め
(ステップ118〜121)、G1〜Gnのうち照合ス
コア平均が最大のものを登録指紋画像GRとする(ステ
ップ122)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力される指紋
データと登録されている指紋データとを照合する指紋照
合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ室や重要機械室への
入退室管理、コンピュータ端末や銀行の金融端末へのア
クセス管理、マンションの出入管理などの個人認識を必
要とする分野において、これまでの暗証番号やIDカー
ドに代わって、指紋照合装置が採用されつつある。
【0003】この指紋照合装置は、光学式や静電容量式
の指紋入力部を備え、入力される指紋データと登録され
ている指紋データとを照合する。光学式の指紋入力部は
プリズムやCCDを構成要素とする。静電容量式の指紋
入力部については例えば特開平11−19070号公報
などに示されている。
【0004】光学式の指紋入力部を例にとると、利用者
は、指紋入力部のプリズム面に指を置く。すると、この
指の紋様がCCD上に写り、指紋画像として読み込まれ
る。指紋照合装置には前もって本人の指紋画像が登録さ
れている。すなわち、照合時と同様、指紋入力部のプリ
ズム面に指を置き、このときCCD上に写る指紋画像を
読み込ませ、この読み込ませた指紋画像のうち良質のも
のを登録指紋画像として記憶させている。他の人の指紋
画像も登録指紋画像として記憶されている。指紋照合装
置は、記憶されている登録指紋画像と取り込んだ指紋画
像とを照合し、ドアを解錠するなどの処理を行う。
【0005】従来の指紋照合装置における指紋画像の登
録処理の一例を図10に示す。エンターキーを押し(ス
テップ401のYES)、指を指紋入力部のプリズム面
に置くと、ステップ402でこのときの指紋画像が読み
込まれる。プリズム面に指を置く動作を細かく見ると、
プリズム面に指を軽く置いてから指圧を高めるので、指
とプリズム面との接触面積および接触圧は時間が経過す
るにつれて大きくなる。このため、入力指紋画像の照度
Sは図11に示すような曲線を描く。ステップ403で
は読み込んだ指紋画像の照度Sを画像評価パラメータと
して算出する。入力指紋画像の照度Sが予め定められた
閾値Sth以上となると(ステップ404のYES)、
このときの入力指紋画像を取り込み、登録指紋画像とし
て保存する(ステップ405)。
【0006】従来の指紋照合装置における指紋画像の照
合処理の一例を図12に示す。エンターキーを押し(ス
テップ501のYES)、指を指紋入力部のプリズム面
に置くと、ステップ502でこのときの指紋画像が読み
込まれる。ステップ503では読み込んだ指紋画像の照
度Sを画像評価パラメータとして算出する。入力指紋画
像の照度Sが予め定められた閾値Sth以上となると
(ステップ504のYES)、このときの入力指紋画像
を取り込み(ステップ505)、保存されている登録指
紋画像と照合する(ステップ506)。照合結果がOK
であれば解錠許可信号を出力する(ステップ507)。
照合結果がNGであればその旨の表示を行う(ステップ
508)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】指をプリズム面におい
てから入力指紋画像は時系列で変化する。この入力指紋
画像の中で、登録指紋画像としての最適画像は、十分な
情報量を備えかつ再現性の高い画像(一般的に、潰れや
歪みが生じる一歩手前の画像)である。しかしながら、
入力指紋画像の照度Sは、図13に示すように乾燥時や
多汗時などによって通常時とはその上昇の仕方が異な
る。このため、画像評価パラメータである照度Sが閾値
Sthを越えたときの入力指紋画像は、登録指紋画像と
して最適な画像であるとは限らない。通常時に最適な画
像が取り込まれるものとして閾値Sthを定めると、多
汗時には最適画像となる前の不十分な指紋画像が取り込
まれ、乾燥時には潰れや歪みの生じた指紋画像が取り込
まれる。すなわち、この方法では、登録指紋画像として
最適なものはほとんど取り逃がしていると言える。
【0008】一方、指をプリズム面においてから時系列
で変化する入力指紋画像の中で、照合指紋画像としての
最適画像は、保存されている登録指紋画像に最も近い画
像である。しかしながら、照度Sが閾値Sthを越えた
ときの入力指紋画像は、照合指紋画像として最適な画像
であるとは限らない。すなわち、例えば、登録時が多汗
時であって図13に示すt2時点の入力指紋画像が登録
指紋画像として保存されていた場合、通常時の照合では
図14に示すようにt3時点で入力指紋画像が取り込ま
れるものとなり、取り込まれた入力指紋画像と登録指紋
画像との間には大きな差が生じる。すなわち、この方法
では、照合指紋画像として最適なものはほとんど取り逃
がしていると言える。
【0009】このように、従来の技術は、画像評価パラ
メータが所定の値を超えた時点で1つの画像を取り込ん
でいたので、最適な指紋画像は取り逃がしている場合が
ほとんどであった。このため、どんなに優れた照合アル
ゴリズムを用いても照合精度が頭打ちになってしまい、
照合精度の向上が望めなかった。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、最適な指紋
画像を取り逃がさないようにし、照合精度をいっそう向
上させることのできる指紋照合装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明(第1発明)は、指紋入
力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰り返し読み
込み、読み込んだ複数の指紋データを登録候補指紋デー
タとして記憶し、記憶した登録候補指紋データから登録
指紋データを確定するようにしたものである。この発明
によれば、時系列で繰り返し読み込まれる複数の指紋デ
ータが登録候補指紋データとして記憶され、この記憶さ
れた登録候補指紋データから登録指紋データが確定され
る。例えば、再現性評価パラメータの最も大きい登録候
補指紋データを選択し、登録指紋データとして確定す
る。
【0012】請求項2に係る発明(第2発明)は、指紋
入力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰り返し読
み込み、読み込んだ複数の指紋データを照合候補指紋デ
ータとして記憶し、記憶した照合候補指紋データを取り
出して登録指紋データと照合するようにしたものであ
る。この発明によれば、時系列で繰り返し読み込まれる
複数の指紋データが照合候補指紋データとして記憶さ
れ、この記憶された照合候補指紋データが取り出されて
登録指紋データと照合される。例えば、記憶した照合候
補指紋データの最後のものから順に取り出して、登録指
紋データと照合する。
【0013】請求項3に係る発明(第3発明)は、指紋
入力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰り返し読
み込み、読み込んだ複数の指紋データを照合候補指紋デ
ータとしして記憶し、それぞれの照合候補指紋データに
ついて所定の規則に基づいて照合順序を定め、この定め
た照合順序に従って順次照合候補指紋データを取り出し
て登録指紋データと照合するようにしたものである。こ
の発明によれば、時系列で繰り返し読み込まれる複数の
指紋データが照合候補指紋データとして記憶され、それ
ぞれの照合候補指紋データについて所定の規則に基づい
て照合順序が定められ、定められた照合順序に従って順
次照合候補指紋データが取り出されて登録指紋データと
照合される。例えば、照合候補指紋データをその画像評
価パラメータの大きさにより3つのグループに分割し、
3つのグループのうち登録指紋データの画像評価パラメ
ータが属するグループを第1候補とし、この第1候補か
ら照合候補指紋データを取り出して登録指紋データと照
合する。合の結果、第1候補中の照合候補指紋データが
登録指紋データと一致しなければ、残るグループの1つ
を第2候補とし、この第2候補から照合候補指紋データ
を取り出して登録指紋データと照合する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明の一実施の形態を示
す指紋照合装置のブロック図である。同図において、1
0は操作部、20はコントロール部であり、操作部10
には番号入力部(テンキー)10−1,表示部(液晶デ
ィスプレイ)10−2と共に指紋入力部10−3が設け
られている。指紋入力部10−3はプリズムやCCDを
構成要素とする。
【0015】コントロール部20は、CPUを有してな
る制御部20−1と、プログラム記憶部(ROM)20
−2と、作業用一時記憶部(RAM)20−3と、登録
指紋画像記憶部(フラッシュメモリ)20−4と、出力
部20−5と、画像処理・照合部(ASIC)20−6
と、画像一時記憶部(フレームメモリ)20−7とを備
えており、プログラム記憶部20−2には登録プログラ
ムと照合プログラムが格納されている。
【0016】図3にこの指紋照合装置の外観斜視図を示
す。指紋入力部10−3は指を案内するためのガイド1
0−31を有している。このガイド10−31の奥にプ
リズム面10−32がのぞいている。なお、番号入力部
10−1はカバー10−4で隠されており、キー入力が
必要な時にカバー10−4を開く。また、指紋入力部1
0−3の下方に、エンターキー10−33が設けられて
いる。
【0017】〔指紋の登録〕この指紋照合装置において
利用者の指紋は次のようにして登録する。運用する前
に、利用者は、エンターキー10−33を押したうえ、
指紋入力部10−3のプリズム面10−32の上に指を
置く。プリズム面10−32に置かれた指紋の紋様はC
CD(図示せず)上に写り、画像処理・照合部20−6
へ送られ、入力指紋画像としてフレームメモリ20−7
に格納される。この入力指紋画像のフレームメモリ20
−7への格納は制御部20−1の指令によりサイクリッ
クに行われる。
【0018】制御部20−1は、エンターキー10−3
3が押されると(図1に示すステップ101)、n=0
としたうえ(ステップ102)、プリズム面10−32
に置かれた指の指紋画像を読み込む(ステップ10
3)。そして、読み込んだ指紋画像の照度Sを画像評価
パラメータとして算出し(ステップ104)、この照度
Sを予め定められた閾値Sthと比較し(ステップ10
5)、S<Sthであればステップ103へ戻り、次の
時点の指紋画像を読み込む。
【0019】S≧Sthであれば、n=n+1としたう
え(ステップ106)、このときの指紋画像GをGnと
し、またこの時の指紋画像Gの照度SをSnとし、RA
M20−3に格納する(ステップ107)。そして、n
がn>1か否かチェックし(ステップ108)、最初は
n=1であるのでステップ108のNOに応じてステッ
プ103へ戻る。nがn>1となれば(ステップ108
のYES)、今回の指紋画像Gnの照度Snと前回の指
紋画像Gn-1の照度Sn-1との差と所定値とを比較し
(ステップ109)、Sn−Sn-1<所定値となるまで
ステップ103以降の動作を繰り返す。
【0020】入力指紋画像の照度Sが図4に示すような
曲線を描いて変化するものとすれば、照度Sが閾値St
hを越えた時点から入力指紋画像Gと照度Sが繰り返し
読み込まれ、RAM20−3に格納されて行く。指紋画
像Gと照度Sの読み込みは一定時間毎に行われるが、こ
れはハードウェアの処理に要する時間(≒0.02秒)
に等しい。ここで、n=6となった時にSn−Sn-1
所定値になったとすると、図5に示すように、RAM2
0−3中には指紋画像G1〜G6とこの指紋画像G1〜
G6の照度S1〜S6がセットにして格納される。な
お、本実施の形態において、指紋画像のメモリへの保存
を開始するための閾値Sthは、図13に示された従来
の閾値Sthよりも低めに設定している。
【0021】制御部20−1は、Sn−Sn-1<所定値
となると(ステップ109のYES)、i=1としたう
え(ステップ110)、i<nか否かをチェックする
(ステップ111)。ここでは、n=6となった時にS
n−Sn-1<所定値となり、ステップ111に至ったも
のとして説明を進める。この場合、ステップ111では
i=1,n=6でi<nであるので、ステップ112へ
進み、m=i+1=2とする。そして、続くステップ1
13で、m≦nをチェックする。この場合、m=2,n
=6であるので、ステップ113のYESに応じてステ
ップ114へ進む。
【0022】ステップ114ではGiとGmすなわちR
AM20−3中に格納されている入力指紋画像G1とG
2とを照合する。そして、その照合スコアSc(i,
m)すなわち照合スコアSc(1,2)を求め(ステッ
プ115)、m=m+1として(ステップ116)、ス
テップ113へ戻る。求めた照合スコアSc(i,m)
はRAM20−3中に格納する。ステップ113におい
て、m≧nとなれば、すなわちステップ114において
G1とG3、G1とG4、G1とG5、G1とG6との
照合が次々に行われ、その照合スコアSc(1,3)、
Sc(1,4)、Sc(1,5)、Sc(1,6)が求
まれば、i=i+1すなわちi=2として(ステップ1
17)、ステップ111へ戻る。
【0023】以下、同様にして、ステップ112以降の
動作を繰り返し、入力指紋画像G2とG3〜G6との照
合スコアSc(2,3),Sc(2,4),Sc(2,
5),Sc(2,6)、入力指紋画像G3とG4〜G6
との照合スコアSc(3,4),Sc(3,5),Sc
(3,6)、入力指紋画像G4とG5〜G6との照合ス
コアSc(4,5),Sc(4,6)、入力指紋画像G
5とG6との照合スコアSc(5,6)を求め、RAM
20−3中に格納する。
【0024】ステップ117においてi=7とされれ
ば、ステップ111でのNOに応じてステップ118へ
進んでX=1としたうえ、X<nをチェックする(ステ
ップ119)。この場合、X=1,n=6であるので、
ステップ120へ進み、GXすなわち入力指紋画像G1
に関する照合スコア平均A1を求める。照合スコア平均
A1はA1={Sc(1,2)+Sc(1,3)+Sc
(1,4)+Sc(1,5)+Sc(1,6)}/5と
して求める。そして、X=X+1すなわちX=2として
ステップ119へ戻り、X<nのYESに応じてステッ
プ120へ至り、入力指紋画像G2に関する照合スコア
平均A2を求める。以下、同様にして、入力指紋画像G
3,G4,G5,G6に関する照合スコア平均A3,A
4,A5,A6を求める。
【0025】図6に6つの入力指紋画像G1,G2,G
3,G4,G5,G6全ての組み合わせの照合スコアを
示す。照合スコア平均A2はA2={Sc(2,1)+
Sc(2,3)+Sc(2,4)+Sc(2,5)+S
c(2,6)}/5で求められるが、Sc(2,1)と
Sc(1,2)とは等しく、A2={Sc(1,2)+
Sc(2,3)+Sc(2,4)+Sc(2,5)+S
c(2,6)}/5で求めることができる。照合スコア
平均A3,A4,A5,A6も同様にして、ステップ1
15で算出した照合スコアより求めることができる。
【0026】ステップ121においてX=7とされれ
ば、すなわち照合スコア平均A1〜AA6が求められれ
ば、ステップ119のNOに応じてステップ122へ進
む。ステップ122では、RAM20−3中に格納され
ている入力指紋画像(登録候補指紋画像)G1〜G6の
うち、照合スコア平均が最大のものを登録指紋画像GR
として確定し、フラッシュメモリ20−4に格納する。
【0027】従来の方法では、図4に示されるように、
照度SがS2のときの指紋画像が登録指紋画像として取
り込まれてしまうが、本実施の形態では、最適な指紋画
像を含んだ複数の指紋画像を記憶し、この複数の指紋画
像の中から最適な指紋画像を登録指紋画像として確定し
ているので、従来のように最適な指紋画像を取り逃がす
ことがなく、照合精度をいっそう向上させることが可能
となる。
【0028】なお、上述した実施の形態では、各指紋画
像に関する照合スコア平均に基づいて登録指紋画像を確
定しているが、これらに限られるものではなく、例え
ば、各指紋画像の照度・面積・それらの時間差分等を算
出し、それらを総合的に判断して登録指紋画像を確定す
るようにしてもよい。
【0029】〔指紋の照合〕この指紋照合装置において
利用者の指紋の照合は次のようにして行われる。運用
中、利用者は、エンターキー10−33を押したうえ
(図7に示すステップ201)、指紋入力部10−3の
プリズム面10−32の上に指を置く。以下、ステップ
201〜209までの動作は、図1に示した登録時のス
テップ101〜109までの動作と同じであるので、そ
の説明は省略する。このステップ201〜209によ
り、入力指紋画像の照度Sが図8に示すような曲線を描
いて変化するものとすれば、照度Sが閾値Sthを越え
た時点からの入力指紋画像Gと照度Sが繰り返し読み込
まれ、RAM20−3に格納されて行く。
【0030】制御部20−1は、Sn−Sn-1<所定値
となると(ステップ209のYES)、i=nとしたう
え(ステップ210)、i≧1か否かをチェックする
(ステップ211)。ここでは、n=6となった時にS
n−Sn-1<所定値となり、ステップ211に至ったも
のとして説明を進める。この場合、ステップ211では
i=6でi≧1であるので、ステップ212へ進む。こ
のステップ212において、制御部20−1は、Giと
GRすなわち入力指紋画像G6と登録指紋画像GRとを
画像処理・照合部20−6において照合させる。この照
合の結果、照合OKであれば(ステップ213のYE
S)、解錠許可信号を出力する(ステップ214)。照
合NGであれば(ステップ213のNO)、i=i−1
すなわちi=5としたうえ(ステップ215)、ステッ
プ211へ戻る。
【0031】以下、ステップ211においてi<1とな
るまで、ステップ212以降の動作を繰り返す。これに
より、入力指紋画像G5と登録指紋画像GR、入力指紋
画像G4と登録指紋画像GRというようにして、RAM
20−3中に格納されている入力指紋画像(照合候補指
紋画像)が1つずつ取り出され登録指紋画像GRと照合
される。ステップ211においてi<1となれば、すな
わちRAM20−3中に格納されている照合候補指紋画
像G1〜G6の全てが照合NGであれば、ステップ21
6へ進んでNG表示を行う。
【0032】従来の方法では、図8に示されるように、
照度SがS3のときの指紋画像が照合指紋画像とされて
しまうが、本実施の形態では、最適な指紋画像を含んだ
複数の指紋画像を記憶し、この複数の指紋画像の中から
1つずつ取り出して登録指紋画像と照合して行くので、
従来のように最適な指紋画像を取り逃がすことがなく、
照合精度をいっそう向上させることが可能となる。
【0033】なお、上述した実施の形態では、RAM2
0−3中に格納された照合候補指紋画像G1〜Gnを最
後のものから順に取り出して登録指紋画像GRと照合す
るようにしているが、RAM20−3中の照合候補指紋
画像G1〜Gnをその画像評価パラメータである照度S
1〜Snの大きさによりグループ化し、登録指紋画像G
Rの照度SRが属するグループを第1候補とし、この第
1候補から1つずつ照合候補指紋画像を取り出して登録
指紋データGRと照合するようにしてもよい。このよう
にすることによって、照合スピードがアップする。照合
の結果、第1候補中の照合候補指紋画像が登録指紋画像
GRと一致しなければ、残るグループの1つを第2候補
とし、この第2候補から1つずつ照合候補指紋画像を取
り出して登録指紋画像GRと照合して行く。以下、同様
にして、第3候補、第4候補・・・・と照合を進めて行
く。
【0034】また、例えば、照合候補指紋画像がG1〜
G6の場合、G5→G4→G6→G3→G2→G1とい
うような照合順序で照合して行くようにしてもよい。す
なわち、最初に、「潰れや歪みが生じる一歩手前と思わ
れる画像」から始め、NGだったら次に両隣の画像、そ
れでもNGだったら残ったものを、というように照合を
行ってもよい。
【0035】また、上述した実施の形態では、RAM2
0−3中に格納された登録候補指紋画像G1〜Gnのう
ち照合スコア平均が最大のものを登録指紋画像GRとし
て確定するようにしたが、例えば照合スコア平均の上位
3つの登録候補指紋画像を登録指紋画像GR1,GR
2,GR3として確定するようにしてもよい。この場
合、図9に示すフローチャートに従って、指紋照合を行
う。
【0036】エンターキーを押し(ステップ301のY
ES)、指を指紋入力部のプリズム面に置くと、制御装
置20−1は、このときの指紋画像を読み込み(ステッ
プ302)、その指紋画像の照度Sを算出する(ステッ
プ303)。そして、この算出した照度Sと予め定めら
れている閾値Sthとを比較し(ステップ304)、S
>Sthであればこのときの入力指紋画像を照合指紋画
像GSとしてRAM20−3中に保存する(ステップ3
05)。本実施の形態において、ステップ304での閾
値Sthは、登録指紋画像GR1,GR2,GR3の照
度SR1,SR2,SR3の平均として設定する。これ
により、RAM20−3中には、登録指紋画像GR1,
GR2,GR3と照度の近い指紋画像が照合指紋画像G
Sとして保存されるものとなる。
【0037】次に、制御装置20−1は、i=1とした
うえ(ステップ306)、i≦3か否かをチェックする
(ステップ307)。この場合、i≦3であるので、ス
テップ307のYESに応じてステップ308へ進み、
RAM20−3中の照合指紋画像GSと登録指紋画像G
RiすなわちGR1とを画像処理・照合部20−6にお
いて照合させ、照合OKであれば(ステップ309のY
ES)、解錠許可信号を出力する(ステップ310)。
照合NGであれば(ステップ309のNO)、i=i+
1すなわちi=2としたうえ(ステップ311)、ステ
ップ307へ戻る。
【0038】以下、ステップ307においてi>3とな
るまで、ステップ308以降の動作を繰り返す。これに
より、照合指紋画像GSと登録指紋画像GR2との照
合、照合指紋画像GSと登録指紋画像GR3との照合が
行われ、照合OKとなればその時点で解錠許可出力信号
が出力されるが(ステップ310)、登録指紋画像GR
1,GR2,GR3と照合指紋画像GSとの照合結果が
全て照合NGであれば、ステップ312へ進んでNG表
示が行われる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、時系列で繰り返し読み込
まれる複数の指紋データが登録候補指紋データとして記
憶され、この記憶された登録候補指紋データから登録指
紋データが確定されるものとなり、再現性評価パラメー
タの最も大きい登録候補指紋データを選択して登録指紋
データとして確定するなどして、最適な指紋画像を取り
逃がさないようにし、照合精度をいっそう向上させるこ
とが可能となる。
【0040】第2発明では、時系列で繰り返し読み込ま
れる複数の指紋データが照合候補指紋データとして記憶
され、この記憶された照合候補指紋データが取り出され
て登録指紋データと照合されるものとなり、記憶した照
合候補指紋データの最後のものから順に取り出して登録
指紋データと照合するなどして、最適な指紋画像を取り
逃がさないようにし、照合精度をいっそう向上させるこ
とが可能となる。
【0041】第3発明によれば、時系列で繰り返し読み
込まれる複数の指紋データが照合候補指紋データとして
記憶され、それぞれの照合候補指紋データについて所定
の規則に基づいて照合順序が定められ、定められた照合
順序に従って順次照合候補指紋データが取り出されて登
録指紋データと照合されるものとなる。この発明によれ
ば、複数の照合候補指紋データのうち、最も登録指紋画
像に近いものから順に登録指紋画像との照合が行われる
確率を高くすることが可能であり、これにより照合回数
を減らし、照合スピードをアップすることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る指紋照合装置における指紋画像
の登録処理の一例を示すフローチャートである。
【図2】 本発明の一実施の形態を示す指紋照合装置の
ブロック図である。
【図3】 この指紋照合装置の外観斜視図である。
【図4】 入力指紋画像の時系列変化(登録時)を示す
図である。
【図5】 指紋画像G1〜G6とこの指紋画像G1〜G
6の照度S1〜S6をセットにしてのRAMへの格納状
況を示す図である。
【図6】 指紋画像G1,G2,G3,G4,G5,G
6全ての組み合わせの照合スコアを示す図である。
【図7】 この指紋照合装置における指紋画像の照合処
理の一例を示すフローチャートである。
【図8】 入力指紋画像の時系列変化(照合時)を示す
図である。
【図9】 照合スコア平均の上位3つの登録候補指紋画
像を登録指紋画像として確定した場合の指紋照合処理の
一例を示すフローチャートである。
【図10】 従来の指紋照合装置における指紋画像の登
録処理の一例を示すフローチャートである。
【図11】 指をプリズム面に置いてからの入力指紋画
像の照度Sの時間変化を示す図である。
【図12】 従来の指紋照合装置における指紋画像の照
合処理の一例を示すフローチャートである。
【図13】 入力指紋画像の時系列変化(登録時)を示
す図である。
【図14】 入力指紋画像の時系列変化(照合時)を示
す図である。
【符号の説明】
10…操作部、10−1…番号入力部、10−2…表示
部、10−3…指紋入力部、10−31…ガイド、10
−32…プリズム面、10−33…エンターキー、10
−4…蓋、20…コントロール部、20−1…制御部、
20−2…プログラム記憶部(ROM)、20−3…作
業用一時記憶部(RAM)、20−4…登録指紋画像記
憶部(フラッシュメモリ)、20−5…出力部、20−
6…画像処理・照合部(ASIC)、20−7…画像一
時記憶部(フレームメモリ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される指紋データと登録されている
    指紋データとを照合する指紋照合装置において、 指紋入力部と、 この指紋入力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰
    り返し読み込む指紋データ読込手段と、 この指紋データ読込手段によって読み込まれた複数の指
    紋データを登録候補指紋データとして記憶する登録候補
    指紋データ記憶手段と、 この登録候補指紋データ記憶手段が記憶している登録候
    補指紋データから登録指紋データを確定する登録指紋デ
    ータ確定手段とを備えたことを特徴とする指紋照合装
    置。
  2. 【請求項2】 入力される指紋データと登録されている
    指紋データとを照合する指紋照合装置において、 指紋入力部と、 この指紋入力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰
    り返し読み込む指紋データ読込手段と、 この指紋データ読込手段によって読み込まれた複数の指
    紋データを照合候補指紋データとして記憶する照合候補
    指紋データ記憶手段と、 この照合候補指紋データ記憶手段が記憶している照合候
    補指紋データを取り出して登録指紋データと照合する指
    紋照合手段とを備えたことを特徴とする指紋照合装置。
  3. 【請求項3】 入力される指紋データと登録されている
    指紋データとを照合する指紋照合装置において、 指紋入力部と、 この指紋入力部に置かれた指の指紋データを時系列で繰
    り返し読み込む指紋データ読込手段と、 この指紋データ読込手段によって読み込まれた複数の指
    紋データを照合候補指紋データとして記憶する照合候補
    指紋データ記憶手段と、 それぞれの照合候補指紋データについて所定の規則に基
    づいて照合順序を定め、この定めた照合順序に従って順
    次照合候補指紋データを取り出して登録指紋データと照
    合する指紋照合手段とを備えたことを特徴とする指紋照
    合装置。
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