JP2001263521A - 電磁駆動装置およびそれを用いた流体制御弁と電磁駆動装置の製造方法 - Google Patents

電磁駆動装置およびそれを用いた流体制御弁と電磁駆動装置の製造方法

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JP2001263521A
JP2001263521A JP2000075437A JP2000075437A JP2001263521A JP 2001263521 A JP2001263521 A JP 2001263521A JP 2000075437 A JP2000075437 A JP 2000075437A JP 2000075437 A JP2000075437 A JP 2000075437A JP 2001263521 A JP2001263521 A JP 2001263521A
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Seiji Tachibana
誠治 橘
Hiroyuki Nakane
浩幸 中根
Mitsuhiro Watanabe
光博 渡辺
Naoya Suda
直哉 須田
Yoshitaka Kamiya
義孝 神谷
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなく吸引力を増大し、収容部
の損傷を防止する電磁駆動装置およびそれを用いた流体
制御弁を提供する。 【解決手段】 固定コア13は、プランジャ17を往復
移動自在に収容し支持する収容部14と、プランジャ1
7との間にプランジャ17を吸引する磁気吸引力を発生
する吸引部16とを有している。収容部14に円環状の
環状部位15が形成されている。環状部位15の外周壁
を円環状に切削することにより、環状部位15は収容部
14の機械的強度を損なわない程度に環状部位15と軸
方向に隣接する収容部14よりも薄肉に形成されてい
る。環状部位15を径方向に貫通して複数の貫通孔15
aが形成されている。環状部位15を薄肉化し、かつ複
数の貫通孔15aを形成することにより、環状部位15
の磁路面積は減少し磁気抵抗が増加している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動子を収容する
収容部と可動子を吸引する吸引部とを一体に形成した電
磁駆動装置およびそれを用いた流体制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】可動子を収容する収容部と、可動子を吸
引する吸引部とを別部品にして固定子を構成している従
来の電磁駆動装置では、収容部と吸引部との軸心が組み
付け誤差等によりずれることがある。収容部と吸引部と
の軸心がずれても可動子の往復移動が妨げられないよ
う、収容部と可動子、ならびに吸引部と可動子との径方
向の間に形成されるエアギャップは軸心ずれ分を考慮し
大きく形成されている。エアギャップが大きくなると吸
引力が低下するので、所望の吸引力を得るためコイルの
巻き数を増やす必要がある。しかし、コイルの巻数を増
やすと電磁駆動装置の体格が大きくなるという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】収容部と吸引部との軸
心ずれをなくすため、特表平11−500509号公報
および特開平7−189852号公報に開示されるよう
に、収容部と吸引部とを例えば切削等により一体に成形
する電磁駆動装置が知られている。しかし、収容部と吸
引部とを一体に成形すると、コイルへの通電をオンする
ことにより発生する磁束のうち、吸引部と可動子との間
を流れず収容部と吸引部との間を流れる磁束が生じ、吸
引力が低下する。
【0004】特表平11−500509号公報に開示さ
れる弁では、収容部と吸引部との間に絞り箇所を設けて
薄肉化することにより磁路面積を小さくし、絞り箇所に
おける磁気抵抗を高めている。絞り箇所を設けることに
より、収容部と吸引部との間を直接流れる磁束を低減し
可動子の吸引力を確保している。しかし、薄肉化するこ
とで収容部と吸引部との間を直接流れる磁束を低減し吸
引力を確保するためには、絞り箇所の厚みをかなり薄く
しなければならない。厚みが薄くなると、絞り箇所の機
械的強度が低下し収容部が損傷する恐れがある。
【0005】特開平7−189852号公報に開示され
る電磁アクチュエータでは、収容部の一部に非磁性部を
形成し収容部の磁気抵抗を増加しようとしている。しか
し、例えばレーザ照射等により非磁性物質を拡散させ非
磁性部を形成すると、非磁性部の表面が粗くなる恐れが
ある。特開平7−189852号公報に開示される電磁
アクチュエータでは、非磁性部は可動子と摺動しない構
成であるから非磁性部の内周壁面が粗くなっても可動子
の移動を妨げない。しかし、非磁性部が可動子と摺動す
る構成の電磁アクチュエータでは、可動子と摺動する非
磁性部の摺動面が粗くなると可動子の滑らかな移動が妨
げられる恐れがある。本発明の目的は、大型化すること
なく吸引力を増大し、収容部の損傷を防止する電磁駆動
装置およびそれを用いた流体制御弁を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁駆動装置によると、可動子を収容する収容部と、可
動子を往復移動方向の一方向に吸引する磁力が可動子と
の間に働く吸引部とを一体に形成した固定子を備えてい
る。収容部と吸引部とを例えば連続して切削加工できる
ので、収容部と吸引部との軸心のずれがなくなる。した
がって、収容部および吸引部と可動子とが径方向に形成
するエアギャプを極力小さくすることができる。これに
より、吸引部と可動子との間に働く吸引力が増加する。
【0007】収容部と吸引部とを一体に形成したことに
より収容部と吸引部との間に直接磁束が流れることを防
止するため、収容部の環状部位に収容部を径方向に貫通
する1つまたは複数の貫通孔を形成し環状部位の磁気抵
抗を増加している。貫通孔の数および径を調整すること
より環状部位の厚みを保持したまま環状部位の磁気抵抗
を増加できる。したがって、収容部の機械的強度を保持
し、収容部の損傷を防止することできる。
【0008】本発明の請求項2記載の電磁駆動装置によ
ると、可動子と径方向に対向する収容部の環状部位の内
周壁および外周壁の少なくともいずれか一方に1つまた
は複数の窪み部を形成している。窪み部の数、深さおよ
び大きさ等を調整することにより、環状部位の厚みを薄
くすることなく環状部位の磁気抵抗を増加できる。した
がって、収容部の機械的強度を保持し、収容部の損傷を
防止することできる。
【0009】本発明の請求項3記載の電磁駆動装置によ
ると、可動子と径方向に対向する収容部の環状部位の内
周壁および外周壁の少なくともいずれか一方に1つまた
は複数の環状溝を形成している。環状溝の数、環状溝の
深さおよび環状溝の幅等を調整することにより、環状部
位の厚みを薄くすることなく環状部位の磁気抵抗を増加
できる。したがって、収容部の機械的強度を保持し、収
容部の損傷を防止することができる。
【0010】本発明の請求項4記載の電磁駆動装置によ
ると、可動子と径方向に対向する収容部の環状部位の外
周部に非磁性物質を拡散させている。可動子と摺動する
環状部位の内周壁面にまで非磁性物質を拡散させると、
環状部位の内周壁面が粗くなり、可動子との滑らかな摺
動を妨げることがある。そこで、環状部位の外周部に非
磁性物質を拡散させ内周壁面にまで拡散させないことに
より、環状部位の磁気抵抗を増加させるとともに、可動
子と摺動する環状部位の内周壁面の滑らかさを保持でき
る。
【0011】本発明の請求項5記載の電磁駆動装置によ
ると、可動子と径方向に対向する収容部の環状部位の金
属組織に歪みを与えることにより、環状部位の磁気抵抗
を増加することができる。したがって、収容部と吸引部
との間を直接流れる磁束を低減し、磁気吸引力が増加す
る。
【0012】本発明の請求項6記載の電磁駆動装置によ
ると、環状部位の機械的強度を損なわない範囲で環状部
位を薄肉化することにより、環状部位の磁気抵抗をより
増加することができる。したがって、収容部と吸引部と
の間を直接流れる磁束を低減し、磁気吸引力が増加す
る。本発明の請求項7記載の流体制御弁によると、請求
項1から6のいずれか一項記載の電磁駆動装置を備えて
いるので、流体制御弁の体格を大型化することなく可動
部材の駆動力を増大できる。
【0013】本発明の請求項8記載の電磁駆動装置の製
造方法によると、環状部位に形成した貫通孔を環状部位
の内周側に挿入した支持手段で閉塞してからスプールを
樹脂成形する。スプール成形時に貫通孔から樹脂が収容
部の内周側に漏れ出さないので、漏れ出した樹脂により
可動子の往復移動が妨げられることを防止する。
【0014】本発明の請求項9記載の電磁駆動装置の製
造方法によると、薄肉に形成した環状部位の内周側に支
持手段を挿入してからスプールを樹脂成形する。薄肉の
環状部位が内周側から支持されるので、スプールの成形
圧が外周側から環状部位に加わっても、環状部位が変形
することを防止する。
【0015】本発明の請求項10記載の電磁駆動装置の
製造方法によると、貫通孔を有する薄肉の環状部位の内
周側に支持手段を挿入してからスプールを樹脂成形す
る。スプール成形時に貫通孔から樹脂が収容部の内周側
に漏れ出さないので、漏れ出した樹脂により可動子の往
復移動が妨げられることを防止する。さらに、薄肉の環
状部位が内周側から支持されるので、スプールの成形圧
が外周側から環状部位に加わっても、環状部位が変形す
ることを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による流体制御弁を
図1に示す。流体制御弁1は、車両等の自動変速機の油
圧制御装置に供給する作動油の油圧を制御するスプール
型油圧制御弁である。電磁駆動装置としてのリニアソレ
ノイド10は、円筒状のヨーク11、エンドプレート1
2、固定コア13、プランジャ17、シャフト18、コ
イル20等を有する。ヨーク11、エンドプレート1
2、固定コア13は固定子を構成し、プランジャ17お
よびシャフト18は可動子を構成している。ヨーク1
1、エンドプレート12、固定コア13およびプランジ
ャ17は磁性材で形成されている。ヨーク11は、スプ
ール30を往復移動自在に支持するハウジング31とエ
ンドプレート12の端部をかしめることにより、エンド
プレート12とスプール30との間に固定コア13を固
定している。
【0017】固定コア13は、プランジャ17を往復移
動自在に収容し支持する収容部14と、プランジャ17
との間にプランジャ17を吸引する磁気吸引力を発生す
る吸引部16とを有している。収容部14とプランジャ
17との密着を防止するため、収容部14の内周面、あ
るいはプランジャ17の外周面に非磁性材をコーティン
グまたはめっきしている。
【0018】図2に示すように、プランジャ17と径方
向に対向する収容部14に円環状の環状部位15が形成
されている。環状部位15の外周壁を円環状に切削する
ことにより、環状部位15は収容部14の機械的強度を
損なわない程度に環状部位15と軸方向に隣接する収容
部14よりも薄肉に形成されている。環状部位15を径
方向に貫通して複数の貫通孔15aが形成されている。
環状部位15を薄肉化し、かつ複数の貫通孔15aを形
成することにより、環状部位15の磁路面積は減少して
いる。貫通孔15aは、(1) レーザ照射、(2) 切削加
工、(3) プレス加工、(4) ウォータジェット加工等によ
り形成される。
【0019】図1に示すように、吸引部16は、プラン
ジャ17と軸方向に対向する対向部16aと、対向部1
6aと環状部位15との間に位置し対向部16aに向け
縮径しているテーパ部16bとを有している。プランジ
ャ17の吸引部16側端部に吸引部16に向け縮径する
テーパ部17aが形成されている。シャフト18はプラ
ンジャ17に圧入固定されており、プランジャ17とと
もに往復移動する。シャフト18の一端はスプール30
の一端に当接している。
【0020】コイル20は樹脂によって円筒形状にモー
ルド成形され、ヨーク11および固定コア13により固
定されている。コイル20と電気的に接続している図示
しないターミナルからコイル20に電流が供給される
と、ヨーク11、プランジャ17、固定コア13によっ
て構成された磁気回路に磁束が流れ、固定コア13の吸
引部16とプランジャ17との間に磁気吸引力が発生す
る。すると、プランジャ17およびシャフト18は図1
の下方に移動する。プランジャ17の図1の下方への移
動はストッパ19により規制される。
【0021】スプール30のハウジング31は、スプー
ル30を往復移動自在に収容し支持している。ハウジン
グ31には、入力ポート32、出力ポート33、フィー
ドバックポート34および排出ポート35が形成されて
いる。入力ポート32は、図示しないタンクからポンプ
によって供給される作動油が流入するポートである。出
力ポート33は図示しない自動変速機の係合装置に作動
油を供給するポートである。出力ポート33とフィード
バックポート34とは流体制御弁1の外部で連通してお
り、出力ポート33から流出する作動油の一部がフィー
ドバックポート34に導入される。フィードバック室3
6はフィードバックポート34と連通している。排出ポ
ート35はタンクに作動油を排出するポートである。
【0022】スプール30には反リニアソレノイド側か
ら大径ランド37、大径ランド38、小径ランド39が
この順で形成されている。小径ランド39は大径ランド
37、38よりも外径が小さい。スプール30はリニア
ソレノイド10のシャフト18と常に当接し、シャフト
18を介してプランジャ17の動きが伝達されハウジン
グ31内を往復移動する。スプール30の反リニアソレ
ノイド側に設けられている付勢手段としてのスプリング
40は、スプール30をリニアソレノイド10方向へ付
勢している。
【0023】フィードバック室36は大径ランド38と
小径ランド39との間に形成されており、ランドの外径
の差によりフィードバックされた油圧が作用する面積が
異なる。そのため、フィードバック室36の油圧は反リ
ニアソレノイド方向にスプール30を押圧するように作
用する。流体制御弁1において出力される油圧の一部を
フィードバックするのは、供給される油圧すなわち入力
圧の変動により出力圧が変動することを防止するためで
ある。スプール30は、スプリング40の付勢力と、コ
イル20に供給される電流により固定コア13に発生す
る電磁吸引力によりプランジャ17がスプール30を押
す力と、フィードバック室36の油圧からスプール30
が受ける力とがつり合う位置で静止する。
【0024】入力ポート32から出力ポート33へ流れ
る作動油量は、ハウジング31の内周壁31aと大径ラ
ンド38の外周壁との重なり部分の長さであるシール長
によって決定される。シール長が短くなると入力ポート
32から出力ポート33へ流れる作動油量が増大し、シ
ール長が長くなると入力ポート32から出力ポート33
へ流れる作動油量が減少する。同様に、出力ポート33
から排出ポート35へ流れる作動油量は、ハウジング3
1の内周壁31bと大径ランド37の外周壁とのシール
長によって決定される。
【0025】次に、流体制御弁1の作動について説明す
る。 (1) コイル非通電時 コイル20への通電オフ時、図1に示すようにスプリン
グ40の付勢力、および油圧フィードバックにより作用
する力がつり合った位置でスプール30は停止する。す
ると、入力ポート32と出力ポート33とが連通し入力
ポート32から出力ポート33へ流れる作動油の流量が
増加するとともに、排出ポート35が閉塞されるので、
自動変速機に供給する作動油の圧力は最大となる。
【0026】(2) コイル通電時 環状部位15が磁気抵抗となるので、コイル20に電流
が供給されても、磁束は収容部14と吸引部16との間
を直接流れにくくなっている。したがって磁束は、収容
部14とプランジャ17とプランジャ17との間、テー
パ部17aと吸引部16のテーパ部16bとの間を流れ
る。プランジャ17を通らず環状部位15を通り収容部
14と吸引部16との間を直接流れる磁束は吸引部16
にプランジャ17を吸引する力として働かない。磁束が
収容部14と吸引部16との間を直接流れることを防止
することにより、プランジャ17を吸引する力が増加す
る。
【0027】コイル20に電流が供給されることによ
り、スプリング40の付勢力に抗しプランジャ17が吸
引部16に吸引されスプール30が図1の下方へ移動す
ると、内周壁31aと大径ランド38とのシール長が長
くなり内周壁31bと大径ランド37とのシール長が短
くなるため、入力ポート32から出力ポート33へ流れ
る作動油量が減少し、出力ポート33から排出ポート3
5へ流れる作動油流量が増大する。その結果、出力ポー
ト33から流出する作動油の油圧が減少する。
【0028】一方、スプール30がリニアソレノイド1
0方向へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38と
のシール長が短くなり内周壁31bと大径ランド37と
のシール長が長くなるため、入力ポート32から出力ポ
ート33へ流通する作動油の流量が増大し、出力ポート
33から排出ポート35へ流通する作動油の流量が減少
する。その結果、出力ポート33から流出する作動油の
油圧が増大する。
【0029】流体制御弁1は、コイル20に通電する電
流値を制御することでリニアソレノイド10が反リニア
ソレノイド10方向へスプール30を押す力を調整し、
出力ポート33から流出する作動油の油圧を調整する。
コイル20に通電する電流値を増大させると、電流値に
比例して吸引部16の電磁吸引力が増大し、シャフト1
8が反リニアソレノイド10方向にスプール30を押す
力が増大する。この電磁吸引力によりプランジャ17か
らスプール30に作用する力、スプリング40の付勢
力、ならびにフィードバックされる作動油の圧力によっ
てスプール30が反リニアソレノイド10方向へ押され
る力とがつり合う位置でスプール30は静止する。した
がって、コイル20に通電する電流値に比例して出力ポ
ート33から流出する作動油の油圧が減少する。
【0030】次に、第1実施例の固定コア13に、コイ
ル20を巻回するための内周スプール21を形成する製
造方法の一例を説明する。 (1) 図3の(A)に示すように、薄肉化した環状部位1
5に貫通孔15aが形成されている。収容部14の内周
側に貫通孔15aの開口を閉塞する支持手段としてのピ
ン100を挿入する。ピン100の外径は、次工程で貫
通孔15aから樹脂が漏れ出さない程度であればよい。
【0031】(2) 固定コア13の外周に樹脂を充填し、
コイル20を巻回する内周スプール21を成形する。 (3) 樹脂が固まったら、図3の(B)に示すようにピン
100を抜く。 (4) 内周側スプール21にコイル20を巻回し、コイル
20の外周にさらに樹脂を充填する。
【0032】(変形例1)内周スプール21の製造方法
の変形例1を図4に示す。収容部14にピン100を挿
入する代わりに、円筒部材110に作動油111を供給
し、作動油11の油圧で円筒部材110の円筒側壁を支
持することにより、貫通孔15aから樹脂が漏れ出すこ
とを防止する。円筒部材110および作動油111は支
持手段を構成している。
【0033】(変形例2)内周スプール21の製造方法
の変形例2を図5および図6に示す。 (1) 収容部14にピン120を挿入する。ピン120の
外径は収容部14の内径とほぼ同じか、僅かに小さい。
ピン120には、直径上の軸方向に延びるスリット12
1が形成されている。スリット121の開口側にスリッ
ト121から広がるテーパ面122が形成されている。
スリット121の径方向側開口と対応する環状部位15
には、図6に示すように貫通孔15aが形成されていな
い。
【0034】(2) ピン120のテーパ面122に向け、
ピン120の挿入側と反対側からくさびロッド125を
押しつける。ピン120およびくさびロッド125は支
持手段を構成している。くさびロッド125の先端に、
ピン120のテーパ面122とほぼ同じ傾斜角度のテー
パ面126が形成されている。くさびロッド125のテ
ーパ面126がピン120のテーパ面122に押しつけ
られることにより、ピン120は径方向外側に押し広げ
られる力を受け、貫通孔15aから樹脂が漏れ出すこと
を防止する。
【0035】以上説明した内周スプール21の製造方法
によれば、支持手段が貫通孔15aを閉塞することによ
り、内周スプール21を成形するために充填する樹脂が
貫通孔15aから漏れ出さないので、漏れ出した樹脂が
プランジャ17の往復移動を妨げることを防止する。さ
らに、支持手段が貫通孔15aを閉塞するとともに、薄
肉化した環状部位15を内周側から支持するので、樹脂
が固まるときの圧力により薄肉化した環状部位15が変
形することを防止できる。以上説明した内周スプール2
1の製造方法は、環状部位に15に貫通孔15aを形成
する第1実施例だけでなく、環状部位15を薄肉化した
以下に説明する第2実施例から第5実施例のいずれにお
いても用いることができる。
【0036】(第2実施例)本発明の第2実施例を図7
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号
を付している。第2実施例では、環状部位15の外周壁
に複数の窪み部50を形成している。窪み部50は、
(1) レーザ照射、(2) 転造、(3) プレス加工等により形
成される。薄肉化した環状部位15に複数の窪み部50
を形成することにより、環状部位15の磁路面積が減少
し磁気抵抗が増加する。
【0037】(第3実施例)本発明の第3実施例を図8
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号
を付している。第3実施例では、環状部位15の外周壁
に複数の環状溝55を形成している。環状溝55は、
(1) レーザ照射、(2) 切削加工、(3) 転造等により形成
される。薄肉化した環状部位に複数の環状溝55を形成
することにより、環状部位15の磁路面積が減少し磁気
抵抗が増加する。
【0038】以上説明した第1、第2および第3実施例
では、環状部位15の外周を切削して環状部位15を薄
肉化したが、内周側を切削して環状部位15を薄肉化し
てもよい。また第2実施例および第3実施例では、環状
部位15の外周側に窪み部50または環状溝55を形成
したが、環状部位15の内周側、あるいは内周側および
外周側に窪み部50または環状溝55を形成してもよ
い。
【0039】(第4実施例)本発明の第4実施例を図9
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号
を付している。薄肉化した環状部位15に非磁性物質を
外周側にだけ拡散させて非磁性部60を形成し、環状部
位15の磁気抵抗を増加している。環状部位15の内周
側に非磁性物質が拡散していないので、可動子と摺動す
る環状部位の15の内周面が粗くなることを防止する。
これにより、環状部位15と可動子とが滑らかに摺動す
る。環状部位15に非磁性物質を拡散させる方法とし
て、以下の方法が考えられる。
【0040】・非磁性物質雰囲気中でレーザ照射により
拡散させる。 ・固体の非磁性物質をレーザ照射により拡散させる。 ・非磁性物質雰囲気中でショットブラストにより拡散さ
せる。 ・溶射により非磁性物質を拡散させる。
【0041】(第5実施例)本発明の第5実施例を図1
0に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符
号を付している。薄肉化した環状部位15の金属組織に
歪みを与えることにより非磁性部65を形成し環状部位
15の磁気抵抗を増加している。環状部位15の金属組
織に歪みを与える方法として、以下の方法が考えられ
る。 ・転造による加工硬化により歪みを与える。 ・プレスによる加工硬化により歪みを与える。 ・コイルを樹脂固定するときの樹脂圧により歪みを与え
る。 ・レーザ照射による加熱により歪みを与える。
【0042】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記複数の実施例では、固定子の収容部14と吸引部16
とを一体に形成しているので、(1) プランジャ17と固
定子とが径方向に形成するエアギャップを極力小さくす
ることができる。さらに、(2) 薄肉化した環状部位15
に各実施例で示した磁気抵抗を高める処理を施している
で、収容部14と吸引部16との間を直接流れる磁束を
低減している。これにより、電磁駆動装置の体格、つま
り流体制御弁の体格を大型化することなくプランジャの
吸引力を増加できる。さらに、環状部位を薄肉化するだ
けで磁気抵抗を増加する場合に比べ、環状部位の厚みを
厚くしても同程度の磁気抵抗を得ることができるので、
環状部位の機械的強度が増加し収容部の損傷を防止する
ことができる。
【0043】上記複数の実施例では環状部位15を薄肉
化したが、(1) 貫通孔15aの数および径、(2) 窪み部
50の数、深さおよび大きさ、(3) 環状溝55の数、幅
および深さ、(4) 非磁性物質を拡散させる深さ、(5) 歪
みの度合いを調整することにより、環状部位15を薄肉
化しないことも可能である。
【0044】上記実施例では、スプール型油圧制御弁の
電磁駆動部に本発明の電磁駆動装置を用いた。これ以外
にも、体格を大型化せず可動子の吸引力を増加するので
あれば、どうのような流体制御弁や装置の駆動装置とし
て本発明の電磁駆動装置を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による流体制御弁を示す断
面図である。
【図2】第1実施例の環状部位を示す拡大断面図であ
る。
【図3】第1実施例の固定コアに内周スプールを形成す
る製造方法を示す断面図であり、(A)は樹脂充填前、
(B)は樹脂充填後を示している。
【図4】内周スプールの製造方法の変形例1を示す断面
図である。
【図5】内周スプールの製造方法の変形例2を示す断面
図である。
【図6】変形例2の固定コアの外壁を示す正面図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例の環状部位を示す拡大断面
図である。
【図8】本発明の第3実施例の環状部位を示す拡大断面
図である。
【図9】本発明の第4実施例の環状部位を示す拡大断面
図である。
【図10】本発明の第5実施例の環状部位を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 流体制御弁 10 リニアソレノイド(電磁駆動装置) 11 ヨーク(固定子) 13 固定コア(固定子) 14 収容部 15 環状部位 15a 貫通孔 16 吸引部 17 プランジャ(可動子) 21 内周スプール 30 スプール(可動部材) 40 スプリング(付勢部材) 50 窪み部 55 環状溝 60、65 非磁性部 100 ピン(支持手段) 110 円筒部材(支持手段) 111 作動油(支持手段) 120 ピン(支持手段) 125 くさびロッド(支持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 光博 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 須田 直哉 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 神谷 義孝 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC09 DD09 EE32 EE35 EE48 GA08 GA11 GA13 GA30 JJ02 JJ05 JJ09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備え、 前記可動子と径方向に対向する前記収容部の環状部位
    に、径方向に前記環状部位を貫通する1つまたは複数の
    貫通孔を形成していることを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 【請求項2】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備え、 前記可動子と径方向に対向する前記収容部の環状部位の
    内周壁および外周壁の少なくともいずれか一方に1つま
    たは複数の窪み部を形成していることを特徴とする電磁
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備え、 前記可動子と径方向に対向する前記収容部の環状部位の
    内周壁および外周壁の少なくともいずれか一方に1つま
    たは複数の環状溝を形成していることを特徴とする電磁
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引を
    する磁力を発生するコイルとを備え、 前記可動子と径方向に対向する前記収容部の環状部位の
    外周側に非磁性物質が拡散していることを特徴とする電
    磁駆動装置。
  5. 【請求項5】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備え、 前記可動子と径方向に対向する前記収容部の環状部位の
    金属組織に歪みを与えていることを特徴とする電磁駆動
    装置。
  6. 【請求項6】 前記環状部位の肉厚は、前記環状部位と
    軸方向に隣接する前記収容部よりも薄いことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか一項記載の電磁駆動装置。
  7. 【請求項7】 筒状の周壁を貫通する複数の流体通孔を
    有するハウジングと、 請求項1から6のいずれか一項記載の電磁駆動装置と、 前記可動子とともに往復移動することにより前記流体通
    孔間を流れる流体流量を調整する可動部材と、 前記吸引部に前記可動子が吸引される方向と反対方向に
    前記可動部材を付勢する付勢手段と、 を備えることを特徴とする流体制御弁。
  8. 【請求項8】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備える電磁駆動装置の製造
    方法であって、 前記固定子の前記可動子と径方向に対向する前記収容部
    の環状部位に、径方向に前記環状部位を貫通する1つま
    たは複数の貫通孔を形成する工程と、 前記環状部位の内周側に前記貫通孔の開口を閉塞する支
    持手段を挿入する工程と、 前記環状部位を含む前記固定子の外周壁に前記コイルを
    巻回するスプールを樹脂成形する工程と、 を有することを特徴とする電磁駆動装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部、ならびに
    往復移動方向の一方向に前記可動子を吸引する磁力が前
    記可動子との間に働く吸引部を一体に形成し、前記可動
    子と磁気回路を形成する固定子と、 通電することにより前記吸引部側に前記可動子を吸引す
    る磁力を発生するコイルとを備える電磁駆動装置の製造
    方法であって、 前記固定子の前記可動子と径方向に対向する前記収容部
    の環状部位の肉厚を、前記環状部位と軸方向に隣接する
    前記収容部よりも薄くする工程と、 前記環状部位の内周側に支持手段を挿入する工程と、 前記環状部位を前記固定子の外周壁に前記コイルを巻回
    するスプールを樹脂成形する工程と、 を有することを特徴とする電磁駆動装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記環状部位の肉厚を薄くする工程の
    前工程または後工程において、径方向に前記環状部位を
    貫通する1つまたは複数の貫通孔を形成する工程を有
    し、前記支持手段は前記貫通孔の開口を閉塞することを
    特徴とする請求項9記載の電磁駆動装置の製造方法。
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