JP2001262103A - 粘着剤組成物、それを用いた粘着シート及び粘着性光学部材 - Google Patents

粘着剤組成物、それを用いた粘着シート及び粘着性光学部材

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JP2001262103A
JP2001262103A JP2000069715A JP2000069715A JP2001262103A JP 2001262103 A JP2001262103 A JP 2001262103A JP 2000069715 A JP2000069715 A JP 2000069715A JP 2000069715 A JP2000069715 A JP 2000069715A JP 2001262103 A JP2001262103 A JP 2001262103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被着体との密着性に優れると共に、良好な応力
緩和性を有し、基材の伸縮に対して追従し得る粘着剤組
成物、並びにこの粘着剤組成物層を有する粘着シート及
び粘着性光学部材を提供する。 【解決手段】(A)(メタ)アクリル酸エステル系共重合
体と、(B)ポリイソシアネート化合物のアダクト体で
あって、2官能性のアダクト体と3官能性以上のアダク
ト体の含有割合が、重量比で100:0ないし10:9
0である架橋剤を含む粘着剤組成物、基材シートの少な
くとも片面に上記粘着剤組成物からなる層を設けてなる
粘着シート及びシート状光学部材の少なくとも片面に上
記粘着剤組成物からなる層を設けてなる粘着性光学部材
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着剤組成物、そ
れを用いた粘着シート及び粘着性光学部材に関する。さ
らに詳しくは、被着体との密着性に優れると共に、良好
な応力緩和性を有し、基材の伸縮に対して追従し得る粘
着剤組成物、並びにこの粘着剤組成物層を有する粘着シ
ート及び偏光板などの粘着性光学部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス、セラミックス、金属など
の硬表面を有する被着体に粘着剤を介して、有機材料か
らなるシートを貼付した場合、経時によりシート端部が
被着体から剥がれたり、浮きが生じるなど、好ましくな
い事態を招来しやすいことから、一般に粘着剤を構成す
る樹脂成分の分子量を上げたり、架橋度を上げたりして
粘着性能を高めた強粘着性の粘着剤が用いられている。
しかしながら、このような粘着剤を用いた場合、保持力
は向上するものの、硬くて弾力性が低いために、基材シ
ートに温度や湿度などの変化により、収縮や膨潤が生じ
た場合に、その伸縮に対し粘着剤が追従することができ
ず、様々なトラブル発生の要因となっていた。ところ
で、光学部品の中には、その表面に偏光板を貼付して使
用するものがあり、その代表例として、液晶表示装置
(LCD)の液晶セルが知られている。この液晶セル
は、一般に配向層を形成した2枚の透明電極基板を、そ
の配向層を内側にして、スペーサにより所定の間隙にな
るように配置し、その周辺をシールして該間隙に液晶材
料を挟持させると共に、上記2枚の透明電極基板の外側
表面に、それぞれ粘着剤層を介して偏光板が配設された
構造を有している。上記偏光板は、一般的には、ポリビ
ニルアルコール系偏光子の両面に、トリアセチルセルロ
ース(TAC)フィルムを貼り合わせた3層構造の基材
を有しており、そして、その片面には液晶セルなどの光
学部品に貼着するための粘着剤層が形成され、さらに、
この粘着剤層には、剥離シートが貼着されている。ま
た、この偏光板の該粘着剤層と反対側の面には、通常表
面保護フィルムが設けられている。このような偏光板を
前記液晶セルに貼付する場合には、まず剥離シートを剥
がし、露出した粘着剤層を介して液晶セルに貼付したの
ち、表面保護フィルムを剥離する。このように、粘着剤
層を介して液晶セルに貼付された偏光板は、上記のよう
に三層構造を有し、その材料特性から寸法安定性に乏し
く、特に高温又は高温高湿環境下では、収縮や膨潤によ
る寸法変化が大きい。しかしながら、該偏光板において
は、粘着剤として、一般に前述の強粘着性のものが用い
られているため、偏光板の寸法変化に伴う浮きや剥がれ
などは抑制し得るものの、該偏光板の寸法変化に伴う応
力を、粘着剤層で吸収、緩和することができず、偏光板
における残留応力の分布が不均一となり、その結果、T
N液晶セルでは、いわゆる「白抜け」が、STN液晶セ
ルでは「色むら」が発現しやすくなるという問題が生じ
る。このような問題を解決するために、従来粘着剤に可
塑剤を添加することで、適度に軟らかくし、応力緩和性
を付与することが行われている。しかしながら、可塑剤
を含む粘着剤においては、該可塑剤がブリードアウトし
たり、あるいはそれにより偏光板を剥離した際に、被着
体を汚染することがあるなどの問題が生じる。また、3
官能性以上の多官能性の架橋剤を用いた粘着剤において
は、架橋点を減少させることも行われている。しかしな
がら、この場合、保持力(被着体との密着性)が低下す
るのを免れず、経時により、偏光板の浮きや剥がれが発
生しやすくなるなどの問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、被着体との密着性に優れると共に、可塑
剤を添加しなくとも良好な応力緩和性を有し、被着体の
基材の伸縮に対して追従し得る、特に光学部材用として
好適な粘着剤組成物、並びにこの粘着剤組成物層を有す
る粘着シート及び粘着性光学部材を提供することを目的
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、(メタ)アクリ
ル酸系共重合体と、特定の架橋剤を含む粘着剤組成物に
より、その目的を達成し得ることを見出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、(1)(A)(メタ)アクリル酸エステル系共重合体
と、(B)ポリイソシアネート化合物のアダクト体であ
って、2官能性のアダクト体と3官能性以上のアダクト
体の含有割合が、重量比で100:0ないし10:90
である架橋剤を含むことを特徴とする粘着剤組成物、
(2)(A)成分100重量部当たり、(B)成分0.
001〜50重量部を含む第1項記載の粘着剤組成物、
(3)光学部材用として用いられる第1項又は第2項記
載の粘着剤組成物、(4)基材シートの少なくとも片面
に、第1項、第2項又は第3項記載の粘着剤組成物から
なる層を設けたことを特徴とする粘着シート、(5)シ
ート状光学部材の少なくとも片面に、第1項、第2項又
は第3項記載の粘着剤組成物からなる層を設けたことを
特徴とする粘着性光学部材、及び(6)シート状光学部
材が偏光板である第5項記載の粘着性光学部材、を提供
するものである。なお、本発明において、(メタ)アクリ
ル酸エステルとは、アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルの両方を意味する。他の類似用語も同様であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の粘着剤組成物は、(A)
成分として(メタ)アクリル酸エステル系共重合体を、
(B)成分としてポリイソシアネート化合物のアダクト
体からなる架橋剤を含むものである。上記(A)成分の
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体としては、(B)
成分の架橋剤によって架橋され得る架橋点を有するもの
が用いられる。このような架橋点を有する(メタ)アクリ
ル酸エステル系共重合体としては特に制限はなく、従来
粘着剤の樹脂成分として慣用されている(メタ)アクリル
酸エステル系共重合体の中から、任意のものを適宜選択
して用いることができる。このような架橋点を有する
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体としては、エステ
ル部分のアルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリ
ル酸エステルと、活性水素をもつ官能基を有する単量体
と、所望により用いられる他の単量体との共重合体を好
ましく挙げることができる。ここで、エステル部分のア
ルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸エステ
ルの例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アク
リル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アク
リル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アク
リル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)
アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリルな
どが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種
以上を組み合わせて用いてもよい。一方活性水素をもつ
官能基を有する単量体の例としては、(メタ)アクリル酸
2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキ
シプロピル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピ
ル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)ア
クリル酸3−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸4−
ヒドロキシブチルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシア
ルキルエステル;アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミドなどのアクリルアミド類;(メタ)アクリ
ル酸モノメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸モノエ
チルアミノエチル、(メタ)アクリル酸モノメチルアミノ
プロピル、(メタ)アクリル酸モノエチルアミノプロピル
などの(メタ)アクリル酸モノアルキルアミノアルキル;
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸などのエチレン性不飽和カル
ボン酸などが挙げられる。これらの単量体は単独で用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0006】また、所望により用いられる他の単量体の
例としては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニ
ルエステル類;エチレン、プロピレン、イソブチレンな
どのオレフィン類;塩化ビニル、ビニリデンクロリドな
どのハロゲン化オレフィン類;スチレン、α−メチルス
チレンなどのスチレン系単量体;ブタジエン、イソプレ
ン、クロロプレンなどのジエン系単量体;アクリロニト
リル、メタクリロニトリルなどのニトリル系単量体;
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタ
クリルアミドなどのN,N−ジアルキル置換アクリルア
ミド類などが挙げられる。これらは単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本発明の粘
着剤組成物において、(A)成分として用いられる(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合体は、その共重合形態
については特に制限はなく、ランダム、ブロック、グラ
フト共重合体のいずれであってもよい。また、分子量と
しては、重量平均分子量で50万〜200万の範囲にあ
るものが好ましい。この重量平均分子量が50万未満で
は被着体との密着性や接着耐久性が不十分となるおそれ
があるし、200万を超えると基材の伸縮に対する追従
性が低下する原因となる。密着性、接着耐久性及び追従
性などを考慮すると、この重量平均分子量は、80万〜
180万のものが好ましく、特に120万〜160万の
ものが好ましい。なお、上記重量平均分子量は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により
測定したポリスチレン換算の値である。本発明において
は、この(A)成分の(メタ)アクリル酸エステル系共重
合体は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用
いてもよい。一方、本発明の粘着剤組成物においては、
(B)成分の架橋剤として、ポリイソシアネート化合物
のアダクト体が用いられる。このアダクト体を形成する
ポリイソシアネート化合物としては特に制限はなく、従
来公知の様々な化合物を用いることができる。このポリ
イソシアネート化合物の例としては、トリレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ポリ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添
加ジフェニルメタンジイソシアネートなどの脂環式ポリ
イソシアネートなどが挙げられる。
【0007】これらのポリイソシアネート化合物のアダ
クト体としては、本発明においては、2官能性のアダク
ト体と3官能性以上のアダクト体を、重量比で100:
0ないし10:90の割合で含むものが用いられる。す
なわち、2官能性のみのアダクト体又は2官能性のアダ
クト体と3官能性以上のアダクト体との混合物が用いら
れる。そして、後者の混合物の場合は、3官能性以上の
アダクト体の含有量は、2官能性のアダクト体との合計
量に基づき、90重量%以下であることが必要であり、
この含有量が90重量%を超えると粘着剤組成物に対す
る応力緩和の付与効果が十分に発揮されず、本発明の目
的が達せられない。また、この3官能性以上のアダクト
体は、被着体との密着性及び接着耐久性を向上させる作
用を有しており、密着性、接着耐久性及び応力緩和の付
与効果などを考慮すると、該混合物を用いる場合、2官
能性のアダクト体と3官能性以上のアダクトとの含有割
合は、重量比で95:5ないし30:70の範囲が好ま
しく、特に90:10ないし50:50の範囲が好まし
い。2官能性のアダクト体及び3官能性以上のアダクト
体は、従来公知の方法によって製造することができる。
例えば、2官能性のアダクト体の場合、前記のポリイソ
シアネート化合物とジオール類、具体的にはエチレング
リコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどとを、該ポリイソシアネート化合物を
化学量論的量よりも少し過剰に用いて反応させることに
より、2官能性のアダクト体を調製することができる。
一方、3官能性以上のアダクト体の場合、前記のポリイ
ソシアネート化合物と、分子中にヒドロキシル基3個以
上有する多価アルコール、具体的にはグリセリン、トリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエ
リスリトール、これらの二量体などとを、該ポリイソシ
アネート化合物を化学量論的量よりも少し過剰に用いて
反応させることにより、3官能性以上のアダクト体を調
製することができる。
【0008】これらのアダクト体の重量平均分子量は、
応力緩和の付与効果の点から、通常100〜100,0
00好ましくは500〜10,000の範囲で選ばれ
る。本発明においては、この(B)成分の架橋剤は、被
着体との密着性及び基材の伸縮に対する追従性(応力緩
和性)などを考慮すると、前記(A)成分の(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体100重量部に対し、通常
0.001〜50重量部、好ましくは0.01〜10重量
部の割合で用いるのが有利である。本発明の粘着剤組成
物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、所望によ
り、従来粘着剤組成物に使用されている公知の各種添加
剤、例えば可塑剤、シランカップリング剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤などを添加することができる。上記各種
添加剤のうち、特にシランカップリング剤を粘着剤組成
物に添加すると、湿熱条件下における液晶セル(ガラ
ス)に対する粘着性を向上させ、偏光板の浮きや剥がれ
が生じにくくなる。このシランカップリング剤として
は、分子内にアルコキシシリル基を少なくとも1個有す
る有機ケイ素化合物であって、粘着剤成分との相溶性が
よく、かつ光透過性を有するもの、例えば実質上透明な
ものが好適である。このようなシランカップリング剤の
添加量は、粘着剤組成物100重量部に対し、0.00
1〜10重量部の範囲が好ましく、特に0.005〜5
重量部の範囲が好ましい。本発明の粘着剤組成物におい
ては、基材上に厚さ30μmの該粘着剤層を形成した場
合、この粘着剤層の剪断弾性率は、4.0〜20N/cm2
の範囲にあるのが好ましく、特に5.0〜10N/cm2
範囲にあるのが好ましい。この剪断弾性率が4.0N/c
m2未満では基材の収縮などによって生じる剪断応力によ
り、凝集破壊又は界面破壊が生じやすくなるし、20N
/cm2を超えると基材の伸縮に伴って生じる応力を緩和
して、残留応力の局所的集中を防止する効果が十分に発
揮されないおそれがある。また、前記粘着剤層の100
秒後の緩和弾性率G(100)は、1.0から6.0N/
cm2の範囲にあるのが好ましく、特に2.0〜5.0N/c
m2の範囲にあるのが好ましい。ここで、緩和弾性率と
は、応力緩和において、一定のひずみγσを加えてから
経過した時間をt、そのときの応力をσ(t)とし、σ
(t)がγσに比例するとしてσ(t)=G(t)γσ
とおいたときのG(t)を言う。本発明では、t=10
0秒としている。この緩和弾性率が1.0N/cm2未満で
は凝集破壊又は界面破壊が生じやすくなるし、6.0N
/cm2を超えると基材の伸縮に伴って生じる応力を緩和
して、残留応力の局所的集中を防止する効果が十分に発
揮されないおそれがある。このような性状を有する本発
明の粘着剤組成物は、被着体との密着性に優れ、浮きや
剥がれなどを抑制し得ると共に、良好な応力緩和性を有
し、基材の伸縮に対して追従し得るので、液晶セルに適
用した場合に、白抜けや色むらの発生を防止することが
できる。したがって、特に光学部材用として好適であ
る。
【0009】本発明の粘着剤組成物を光学部材用に用い
る場合には、該組成物は、特に光透過性を有するものが
有利である。本発明の粘着シートは、基材シートの少な
くとも片面に、前述の粘着剤組成物からなる層(以下、
粘着剤層と略称することがある。)を設けたものであ
る。基材シートとしては、例えばグラシン紙、コート
紙、キャストコート紙などの紙基材、これらの紙基材に
ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミ
ネート紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートな
どのポリエステルフィルム、ポリプロピレンやポリメチ
ルペンテンなどのポリオレフィンフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、酢酸セルロース系フィルムなどのプラ
スチックフィルムや、これらを含む積層シートなどが挙
げられ、粘着シートの用途により、適宜選択される。本
発明の粘着シートは、被着体に粘着剤層を転写するため
の部材として用いることができるし、また該粘着シート
を所望の被着体に貼着するための部材としても用いるこ
とができる。前者の用途に用いる場合には、基材シート
に、通常シリコーン樹脂などの剥離剤が塗布される。こ
の場合、基材シートの厚さとしては特に制限はないが、
通常20〜150μm程度である。後者の用途の場合、
基材シートの種類及び厚さは、その用途に応じて適当な
ものが選定される。また、この場合、粘着剤層の上に、
所望により、通常の剥離シートを設けることができる。
本発明の粘着シートにおいては、粘着剤層の厚さは、通
常5〜150μm、好ましくは10〜90μm程度であ
る。次に、本発明の粘着性光学部材は、シート状光学部
材の少なくとも片面に、前述の粘着剤組成物からなる層
を設けたものである。上記シート状光学部材としては、
特に制限はないが、例えば偏光板を始め、位相差板、反
射防止板、視野角拡大フィルムなどを挙げることができ
るが、これらの中で、特に偏光板が好適である。この偏
光板としては、例えば液晶表示装置用、光量調整用、偏
光干渉応用装置用、光学的欠陥検出器用などがあるが、
これらの中で、特に液晶表示装置における液晶セル用偏
光板に、該粘着剤層を設けるのが有利である。
【0010】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。なお各例における諸特性は以下に
示す方法に従って評価した。 (1)粘着性光学部材における粘着剤層の剪断弾性率、
緩和弾性率 弾性率測定装置「Rheometrics RDS−I
I」[レオメトリクス社製]を用い、剪断弾性率及び緩
和弾性率を測定した。 (2)粘着性光学部材の耐久性 100℃、Dry、1000時間及び60℃、90%R
H、1000時間の環境条件下、それぞれ耐久性を下記
の判定基準に従って、評価した。 ◎:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化が全く認められ
ない。 ○:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化がほとんど認め
られない。 △:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化がやや認められ
る。 ×:浮き、剥がれ、発泡などの外観変化が顕著に認めら
れる。 (3)粘着性光学部材の白抜け現象 100℃、Dry、1000時間及び60℃、90%R
H、1000時間の環境条件下、それぞれ白抜け現象を
下記の判定基準に従って評価した。 ◎:目視では白抜けが全く分からない。 ○:目視では白抜けがほとんど目立たない。 △:白抜けがやや目立つ。 ×:白抜けが顕著に発生。 実施例1 重量平均分子量150万のアクリル酸エステル共重合体
(アクリル酸ブチル単位84重量%、アクリル酸メチル
単位15重量%、アクリル酸2−ヒドロキシエチル単位
1重量%)100重量部、イソホロンジイソシアネート
系2官能性アダクト体[三菱化学社製、商品名:NY−
T−35C、重量平均分子量3000]0.5重量部及
びシランカップリング剤(3−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン)0.2重量部を、トルエン200重
量部に加えて粘着剤溶液を調製した。次に、片面にシリ
コーン樹脂を塗布した厚さ38μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルム[リンテック社製、商品名:SP
PET38]からなる基材シートのシリコーン樹脂塗布
面上に、上記粘着剤溶液を塗布し、100℃で1分間乾
燥処理し、厚さ30μmの粘着剤層を有する粘着シート
を作製した。この粘着シートを、トリアセチルセルロー
スフィルム/ポリビニルアルコールフィルム/トリアセ
チルセルロースフィルムの3層積層体からなる偏光板の
片面に、粘着剤層が接するように貼着したのち、常温で
1週間エージングを行い、縦80mm、横150mmの粘着
性光学部材を作製した。次に、この粘着性光学部材の基
材シートを剥がし、露出した粘着剤層を介して、液晶セ
ル用ガラス板の両面に直交ニコルとなるように、それぞ
れ貼着した。諸特性の評価結果を第1表に示す。 実施例2 実施例1で用いたアクリル酸エステル共重合体100重
量部、イソホロンジイソシアネート系2官能性アダクト
体(前出)0.1重量部、キシリレンジイソシアネート
系3官能性アダクト体[武田薬品工業社製、商品名:タ
ケネートD−110N、重量平均分子量1100]0.
1重量部及びシランカップリング剤(前出)0.2重量
部を、トルエン200重量部に加えて粘着剤溶液を調製
した。以下、実施例1と全く同様な操作を行った。諸特
性の評価結果を第1表に示す。 実施例3 実施例1で用いたアクリル酸エステル共重合体100重
量部、イソホロンジイソシアネート系2官能性アダクト
体(前出)0.5重量部を、トルエン400重量部に加
えて粘着剤溶液を調製した。以下、実施例1と全く同様
な操作を行った。諸特性の評価結果を第1表に示す。 比較例1 実施例1で用いたアクリル酸エステル共重合体100重
量部、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネー
ト0.2重量部及びシランカップリング剤(前出)0.2
重量部を、トルエン200重量部に加えて粘着剤溶液を
調製した。以下、実施例1と全く同様な操作を行った。
諸特性の評価結果を第1表に示す。 比較例2 実施例1で用いたアクリル酸エステル共重合体100重
量部、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネー
ト0.2重量部、可塑剤としてトリメリット酸トリオク
チル10重量部及びシランカップリング剤(前出)0.
2重量部を、トルエン200重量部に加えて粘着剤溶液
を調製した。以下、実施例1と全く同様な操作を行っ
た。諸特性の評価結果を第1表に示す。 比較例3 実施例1で用いたアクリル酸エステル共重合体100重
量部、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネー
ト0.2重量部を、トルエン400重量部に加えて粘着
剤溶液を調製した。以下、実施例1と全く同様な操作を
行った。諸特性の評価結果を第1表に示す。
【0011】
【表1】
【0012】第1表から、実施例1、実施例2及び実施
例3は、いずれも耐久性、白抜け共に良好であることが
分かる。これに対し、比較例1及び比較例3は白抜けが
不良であり、また比較例2は白抜けは良好であるもの
の、耐久性試験において、浮きや剥がれが認められた。
また、各例共、ガラス板に粘着性光学部材を貼着してか
ら、1日間経過した時点で該光学部材を剥がしたとこ
ろ、実施例1〜3では、ガラス板に汚れがほとんど認め
られなかったが、比較例2では、可塑剤のブリードアウ
トによる汚れが認められた。
【0013】
【発明の効果】本発明の粘着剤組成物は、被着体との密
着性に優れると共に、可塑剤を添加しなくとも良好な応
力緩和性を有し、基材の伸縮に対して追従することがで
き、液晶セル用の偏光板に適用した場合、浮きや剥がれ
などを抑制しうると共に、白抜けや色むらの発生を防止
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BB51 BC14 4J004 AA10 AA14 CA02 CA04 CA06 DB02 FA05 FA10 4J040 DF011 DF061 DF091 EF282 EF332 GA05 GA07 GA13 GA22 JA09 KA16 MA09 MA10 MB03 MB09 NA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(メタ)アクリル酸エステル系共重合
    体と、(B)ポリイソシアネート化合物のアダクト体で
    あって、2官能性のアダクト体と3官能性以上のアダク
    ト体の含有割合が、重量比で100:0ないし10:9
    0である架橋剤を含むことを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】(A)成分100重量部当たり、(B)成
    分0.001〜50重量部を含む請求項1記載の粘着剤
    組成物。
  3. 【請求項3】光学部材用として用いられる請求項1又は
    2記載の粘着剤組成物。
  4. 【請求項4】基材シートの少なくとも片面に、請求項
    1、2又は3記載の粘着剤組成物からなる層を設けたこ
    とを特徴とする粘着シート。
  5. 【請求項5】シート状光学部材の少なくとも片面に、請
    求項1、2又は3記載の粘着剤組成物からなる層を設け
    たことを特徴とする粘着性光学部材。
  6. 【請求項6】シート状光学部材が偏光板である請求項5
    記載の粘着性光学部材。
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