JP2001261191A - 情報記憶可能な不良位置指示テープを用いた不良情報付加装置と不良情報書換え装置および不良位置指示テープ - Google Patents

情報記憶可能な不良位置指示テープを用いた不良情報付加装置と不良情報書換え装置および不良位置指示テープ

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JP2001261191A
JP2001261191A JP2000077412A JP2000077412A JP2001261191A JP 2001261191 A JP2001261191 A JP 2001261191A JP 2000077412 A JP2000077412 A JP 2000077412A JP 2000077412 A JP2000077412 A JP 2000077412A JP 2001261191 A JP2001261191 A JP 2001261191A
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tape
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JP2000077412A
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English (en)
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Kiyoshi Imaizumi
清 今泉
Kentaro Hara
憲太郎 原
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工中のウェブに対して不良情報を非接触で
書き込める情報記憶可能な非接触ICタグを利用した不
良情報付加装置等を提供する。 【解決手段】 本発明装置は、情報記憶可能な非接触I
Cタグからなる不良指示テープを使用して巻取り半製品
の不良部に不良指示テープを貼付する不良情報付加装置
であって、不良位置指示テープを不良部に貼付する際
に、不良検査装置などの信号を取得して当該不良位置指
示テープにデータを書き込むデータ書込み部(1)と、
不良の開始または終了位置に不良位置指示テープを貼付
する不良位置指示テープ貼付部(2)と、巻取り全体長
および指示テープ位置を計測する巻取り長さ計測器
(3)と、巻取り排紙部付近に設けられたデータ読込み
/書込み部(4)と、データ読込み部および巻取り長さ
計測器より取得した数値を演算する演算装置(5)と、
からなることを特徴とする情報記憶可能な不良位置指示
テープを用いた不良情報付加装置、にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻取り製品の製
造工程において半製品に不良位置指示テープを貼付する
不良情報付加装置と不良情報書換え装置および不良位置
指示テープに関する。詳しくは、不良位置指示テープに
情報記憶可能な非接触ICタグを使用することにより後
工程において不良箇所の除去、良品数量の管理等を的確
に行えるようにした不良情報付加装置と不良情報書換え
装置および不良位置指示テープに関する。本発明の適用
できる技術分野は、オフセット印刷、グラビア印刷、輪
転活版印刷等の印刷分野のみならず、コーティング装
置、ラミネート装置、巻き返し検査装置、製紙機械、プ
ラスチックシートの押し出し成形、等において、ウェブ
状の紙やプラスチックフィルムおよびシートを巻取り製
品として扱う技術分野において好適に使用できる。
【0002】
【従来技術】従来、巻取り紙等のウェブに印刷等を行う
生産工程において、後工程である検査工程等において、
不良状態を側面から観察できるようにすることと不良除
去を的確にできるようにするため、巻取り紙の端部に不
良指示テープを貼付することが行われていた。この場
合、各種の不良内容を識別するため指示テープの色彩を
変えたり、不良内容を文字やマークで印刷したりして、
指示テープを使用する場合もあった。しかし、これら不
良内容の選択や識別、不良メーター数の記録等も合わせ
るとマークが多数、他種類となるため人為的に行うのは
困難であり、また、機械装置的に行っても機構が複雑と
なる問題があった。
【0003】そこで改良技術として、検査装置等を組み
合わせて自動で磁気テープを貼付することにより、不良
がどの位置に存在するかを指示する方法も用いられてい
る。しかし、この場合の不良指示テープは単純に不良位
置を表すものであって、不良の開始位置か終了位置かあ
るいはどのような不良か等の不良内容の不良情報は付加
されていないため、複数工程を経て進行する場合には、
巻き取り方向がその都度変化し、不良指示テープ位置に
対していずれの側に不良箇所が存在するのか判断が困難
になる場合があった。
【0004】例えば、図7は、磁気テープを用いた不良
情報付加方法を示す図であるが、印刷等の工程におい
て、ウェブ20は太線で示す矢印の進行方向に流れてい
て、不良等21,22が発生した場合には、図7(A)
のように、不良等の始端および終端に不良位置指示テー
プ31b,31e,32b,32eを貼付する。一方、
かかる不良等が発生した巻取りを検査工程で不良等を除
去する場合は、図7(B)のように、ウェブは矢印のよ
うに反対方向に流れることになるので、不良指示テープ
の始端および終端が印刷工程とは逆の関係となる。この
ように印刷→巻き返し検査というような単純な工程の場
合は、不良等の位置の認識がまだ可能な場合もあるが、
検査工程までに複数の工程が入る場合には、不良等の位
置認識がはなはだ困難になり、良品部分21gを不良部
分と誤って認識して除去してしまうような事態も生じ得
る。そのため、磁気テープを用いる不良指示方法では、
いずれの側に不良箇所が存在するかを記憶しておく装置
または帳票が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の不良
情報付加装置では、不良指示テープに情報記憶が可能な
非接触ICタグを使用して不良内容や不良メーター数を
識別および書き換え可能とすることにより、かかる問題
を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、情報記憶可能な非接触ICタ
グからなる不良位置指示テープを使用して巻取り半製品
の不良部に不良位置指示テープを貼付する不良情報付加
装置であって、不良位置指示テープを不良部に貼付する
際に、不良検査装置などの信号を取得して当該不良位置
指示テープにデータを書き込むデータ書き込み部(1)
と、不良の開始または終了位置に不良位置指示テープを
貼付する不良位置指示テープ貼付部(2)と、巻取り全
体長および指示テープ位置を計測する巻取り長さ計測器
(3)と、ウェブの排紙部付近に設けられたデータ読込
み/書込み部(4)と、データ読込み部および巻取り長
計測器より取得した数値を演算する演算装置(5)と、
からなることを特徴とする情報記憶可能な不良位置指示
テープを用いた不良情報付加装置にある。かかる不良情
報付加装置であるため、確実に不良を識別することがで
き、かつ作業の省力を図ることができる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、巻取り半製品に貼付された非接触ICタグから
なる不良指示指示テープを順次呼び出して、巻取り全体
長および不良指示テープの位置計測値に基づいて、次工
程加工のために不良位置指示テープのデータ書き換えを
行うことを特徴とする不良情報書換え装置、にある。か
かる不良情報書換え装置であるため、確実に不良情報を
書換えでき、かつ作業の省力を図ることができる。
【0008】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、巻取り半製品に貼付された非接触ICタグから
なる不良位置指示テープであって、当該非接触ICタグ
のメモリーには少なくとも、不良IDと不良名称、不良
開始情報または不良終了情報が記録されていることを特
徴とする不良位置指示テープ、にある。かかる不良位置
指示テープであるため確実に不良を識別することがで
き、かつ作業の省力を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報記憶可能な不
良位置指示テープを用いた不良情報付加装置について、
図面を参照して説明する。図1は、不良情報付加装置の
概要を示す図である。図中、10は印刷機等の加工装
置、11はウェブ20の給紙部、14はウェブ排紙部を
示し、23は巻き取られている半製品を示す。加工装置
が印刷機である場合は、印刷版胴12と印刷圧胴13の
間をウェブが通過して印刷され、図示しない乾燥装置等
を経て半製品となる。本発明の不良情報付加装置は、こ
のような半製品に対して不良情報を付加する装置であ
り、非接触ICタグからなる不良指示テープに対して不
良情報を書き込み、指示テープをウェブに貼付し、巻取
り長さ計測器により巻取長を計測して演算し、不良位置
指示テープのデータを読込み、さらに書き込みや書き換
えを行うことを特徴とする。
【0010】本発明の不良情報付加装置は、データ書込
部1、テープ貼付部2、巻取り長さ計測器3、データ読
込み/書込み部4、演算装置5、好ましくはそれに加え
て専用のデータ書換え部6とから構成される。データ書
込部1、テープ貼付部2は、印刷等の加工が終り半製品
の最終状態を観察しやすい巻き上げ部に付近に設置され
る。データ書込部1とテープ貼付部2はほぼ一体の装置
に構成してもよい。また、巻取り長さ計測器3、データ
読込み/書込み部4、演算装置5、データ書換え部6は
加工装置のさらに下流の最終巻取り部分に位置させるの
が通常である。図1では分離した構成で図示されている
が、データ書換え部6を除き、これらもほぼ一体の装置
に構成できる。
【0011】図2は、不良情報付加装置と不良部を有す
る半製品との関係を示す図である。印刷版胴等は省略さ
れている。図中、20は製品となる巻き取りウェブを示
すもので、給紙部11から排紙部14に至るまでの連続
紙を示すものである。ウェブ状連続紙は当然に印刷やそ
の他の加工を受けるため、上記のように屈曲した加工装
置中を流れるが、図2では単純化して直線状に図示して
いる。図2の長円内に拡大して図示するのは加工処理中
の排紙部付近における不良状況を示すものである。ウェ
ブに不良等21,22が発生した場合は、不良発生部の
始点と終点に不良位置指示テープ31b,31e,32
b,32eを付加するものであり、本発明装置ではこの
不良位置指示テープに情報記憶可能な非接触ICタグを
使用し、不良を検知した場合に不良内容を指示テープに
記録して不良を管理するものである。
【0012】データ書き込み部1は、検査装置または目
視で不良等の検知を開始した場合に、不良位置指示テー
プに、不良ID、不良名称、不良開始情報、を書
き込み、検知を終了した場合に新たな指示テープに、
不良ID、不良名称、不良終了情報、を書き込む装
置である。上記において、不良IDとは、個々の不良
を識別するためのIDであって不良毎に重複しないID
が与えられる。一組の不良開始と不良終了のIDには連
続したナンバーを付与するか、同一のナンバーで開始と
終了を区別する枝番を与える等して一対のものであるこ
とを認識しやすくする。不良名称とは、不良の内容を
意味し印刷であれば、印刷汚れとかドクター筋、製紙工
業であれば抄きむらとか異物とかの不良種別のことであ
る。不良の内容は加工担当者が目視で判断しても良いし
検査装置で判断できる場合は当該装置から入力データを
取得してもよい。不良内容は種別毎にコード化した数値
等で入力される。
【0013】不良開始情報とは、不良が当該テープ位
置から開始することを意味する。また、不良終了情報
とは、不良が当該テープ位置で終了することを意味す
る。不良開始位置に対する不良位置指示テープに対して
は、後述するようにウェブの下流に位置する巻取り長さ
計測器3により当該テープ位置の巻取り供給端からのメ
ーター数が測定されて、データ読込み/書込み部4によ
り、不良開始位置(絶対値)情報が書き込まれる。同
様に、不良終了位置に対する不良指示テープに対して、
不良終了位置(絶対値)情報が書き込まれる。上記に
おいて、巻取り長さの計測開始を巻取り供給端からとし
ているが、通常印刷の刷り出し部分や巻取り交換時には
最初の部分に不良部分が含まれるので、製品となり得る
部分いわゆる正紙部分が供給されだした箇所から計測を
開始するものであってもよい。
【0014】データ書き込み部1には、非接触ICタグ
からなる不良位置指示テープ、例えば連続的なラベル状
に形成された指示テープが供給するように構成されてい
る。ラベルは切り離し可能なミシン目を介して連続する
形態であっても良い。このラベルに対するデータ書き込
みは近接した位置から書き込むことが他のラベルとの混
信を防止でき、密着や近接で書き込めるタイプのものを
使用するのが好ましいが、後工程では比較的離れた距離
で通信できることが好ましい場合もあり、ラベルの通信
距離はアンテナ形状や共振周波数等により規定され可変
ではないので双方の要求を満たすためには、数cmから
10cm程度の書込み距離が好ましい。
【0015】テープ貼付部2は、データ書き込みの終わ
った不良位置指示テープ31b,31eをウェブに貼付
する装置部である。連続的に供給されるラベルは好まし
くは剥離紙で保護された粘着剤面を有し、適宜なラベル
貼着装置により当該剥離紙を除去して巻取り紙ウェブの
縁辺部に貼付することができる。データ書き込みとテー
プ貼付は即時かつ同一位置でされるのが目的に合致する
ので、データ書き込み部1とテープ貼付部2は一体の装
置とするのが一般的である。
【0016】巻取り長さ計測器3は、ウェブの通過長を
全長に渡って測定する計測器であり、同様に排紙部付近
であってテープ貼付部2よりさらに下流に設置される。
当該計測器により巻取りの全長と、不良開始位置、不良
終了位置が計測される。またその測定値に基づき不良位
置指示テープの不良開始位置、不良終了位置の数値
がデータ読込み/書込み部4で不良位置指示テープに書
き込まれる。巻取りの全長も当該計測器により測定され
るので当該数値に基づいてデータ書換えが行われる。こ
のような計測器には市販のヤールメーター、ロータリー
エンコーダ等を使用することができる。
【0017】データ読込み/書込み部4は巻取り長さ計
測器3に近接して設置される。当該装置は、貼付された
不良位置指示テープ31b,31eの非接触ICタグの
記憶装置(メモリー)から不良IDを読込むと共に、
各不良位置指示テープに対して巻取り長さ計測器3から
取得した不良開始位置、不良終了位置の数値を位置情報
として書き込みを行う。これらの書き込みは当該テープ
が書込み部位置に到達した際にその数値を逐次的に書き
込みしていけばよい。不良位置指示テープから読み取っ
たデーと書き込んだデータの内容は、データ読込み/書
込み部4が備える記憶部に必要な期間記憶させる。
【0018】通常、データの読み書きは、125kHz
(中波)、13.56MHz、2.45GHz(マイク
ロ波)等の周波数帯を使用して非接触で行う。一般に密
着型は2mm程度、近接型は20cm程度、近傍型は1
m程度、マイクロ波型の場合は数mの書込み距離、とい
われる。データ読込み/書込み部4においても、ウェブ
の不良指示テープに近接して書き込むため他の不良指示
テープとの混信を防止するため、数cm程度の近距離か
ら書き込むものが好ましい。しかし、後述するように巻
取りに巻き取られた全ての不良指示テープに固定した書
込み部4で一括して書き換えを行う場合は、巻取りの直
径が、1〜2mとなる場合もあるのでかなりの距離から
の通信が必要となる。この場合は専用の書換え装置とし
て可搬式のものを設置してもよい。
【0019】演算装置5は、簡易なコンピュータ装置か
らなるもので、巻取り長さ計測器3から取得した各不良
指示テープの位置情報および巻取長さ全長の数値を基に
以下の演算を行う。 (1)一対の不良IDの不良指示テープ(開始/終了を
示す一対のテープ)を検索し、開始位置を示す不良位置
指示テープから開始位置情報(絶対位置)、終了位置を
示す不良位置指示テープから終了位置情報(絶対位置)
を読込み、両者の差を演算し、二つの不良テープに、
不良位置(相対位置)として書き込む。すなわち、この
数値は不良部分の長さを表すものであり、また終了情報
指示テープに対しては開始情報指示テープからの相対位
置、開始情報指示テープに対しては終了情報指示テープ
からの相対位置が記録されることになる。 (2)データ書込み部4またはデータ書換え部6におい
て、全ての不良情報の開始位置情報と終了位置情報の書
換えを行うために、巻取り長さ全長から開始位置情報ま
たは終了位置情報を減算する演算を行う。すなわち、終
了位置を示す不良指示テープは次の工程では開始情報指
示テープとなるので当該表示の変更と、当該減算の演算
値を新たな位置情報として書き込むための数値計算を行
う。
【0020】データ書換え部6は、前記したデータ読込
み/書込み部4と兼用の装置とすることができるが、不
良位置指示テープとの交信距離等で異なる特性が求めら
れるので別個の装置を設けることが好ましい。当該デー
タ書換え部6は、不良開始位置と不良終了位置の書き換
えおよび上記した演算結果に基づいて不良開始、終了位
置情報の絶対値の書換えを行う。この書き換えは、次工
程での巻取りの扱いを容易とするためであり、不良開始
情報を不良終了情報に、不良終了情報を不良開始情報に
書き換えることにより次工程でデータ誤認を少なくす
る。
【0021】例えば、巻取り長さ計測器3によって巻取
り長さ全長が1000mであると計測された巻取りにお
いて、巻取り供給端からa1に第1の不良開始位置、a
2に第1の不良終了位置があり、a3に第2の不良開始
位置、a4に第2の不良終了位置のみがある場合には、
次工程において(1000−a4)が第1の不良開始位
置、(1000−a3)が第1の不良終了位置、(10
00−a2)が第2の不良開始位置、(1000−a
1)が第2の不良終了位置、として新たなデータとして
与えられる。このようにすることで次工程において不良
開始位置を逐一逆算する面倒が省かれる。
【0022】半製品の全体を巻き取った後に行うデータ
書換えの際には、不良指示テープを呼び出して各々のテ
ープに対してデータ書換えを行うが、この際、複数の不
良位置指示テープがあるので、各テープから一斉に応答
する場合にはデータの衝突(データコリジョン)が起き
得る。このようなデータの衝突を回避する手段(アンチ
コリジョン)は各種の方法があるが、本発明の場合は不
良位置指示テープの各不良識別IDをデータ読込み/書
込み部4またはデータ書換え部6が記憶しているので、
不定不明の識別IDを検索する場合に比べてその処理は
比較的容易である。
【0023】例えば、特開平8−36623号公報に開
示されている方法で衝突を回避して不良IDを検索する
ことができる。すなわち、例えば不良IDが、表1のよ
うに4ビットからなる場合には、まず0ビット目が
「1」か「0」かにより信号レベルが「1」以上となる
ハイレベルのものを呼び出し、その際、応答のないロー
レベルの「0」のものの応答をしばらく禁止する。順次
このような操作を1ビット目、2ビット目、3ビット目
について行い最後に目的とする不良IDを検索すること
ができる。表1の場合は1回目から3回目までハイレベ
ルの信号を呼び出し、4回目でローレベルの信号を呼び
出してビット表示で不良IDが「1110」のものを検
索することができる。
【表1】
【0024】目的の不良IDが検索されたら、データ書
込み部4またはデータ書換え部6は、次工程のためその
不良IDの不良開始情報、不良終了情報、不良開
始位置情報、不良終了位置情報、のデータ書換えを行
う。続いて次の不良IDを検索して同様に書換えを行
う。一巻の巻取りである半製品に付される不良指示テー
プの数は多くて数十であるので、上記のように逐次的な
書換えといっても実際にはミリ秒単位で行われるので全
体の処理は極めて短時間で行うことができる。
【0025】図3は、半製品のデータ書換え前後の不良
指示テープの関係を示す図である。図3(A)は、書換
え前の半製品の状態、図3(B)は、書換え後の半製品
の状態を示している。図3(A)の印刷工程ではウェブ
20は矢印のように右方向に進行するが、検査工程では
逆方向に進行するので不良位置指示テープも開始位置情
報が終了位置情報となるように逆の表示をする必要があ
る。印刷等の加工製品の場合、その後の加工工程がない
場合は巻き返し検査工程で不良部分を除去して製品とな
るものであるが、従来の検査工程では印刷工程で付され
た不良指示テープがそのままの状態で送られてくるの
で、いずれの指示テープが不良の開始か終了か、どのテ
ープとどのテープが一対の不良範囲を示すのか識別する
ことができなかった。また、それぞれの不良内容や不良
数量についてもテープに直接記録することはできないの
で正しく認識するためには帳票やコンピュータ等の記憶
装置への記録が必要であった。本発明では、図3(B)
のように検査工程では、検査工程に合致するように不良
の開始点に不良開始情報テープが付され、不良終了点に
不良終了情報テープが付されているのでテープの指示内
容が極めて明確であるとともに、テープに直接不良内容
(不良の種別やメーター数)が記録されているので、上
記のような記録作業を全て省略することができる。
【0026】図4は、不良指示テープにより不良情報を
管理する状況を示す図である。図4(A)は、未除去不
良を管理する状態、図4(B)は除去済不良情報を管理
する状態を示している。製品の製造工程では、一部の微
小欠陥は残して次の工程を進め、最終工程で当該不良を
除去することが工程上都合が良い場合が多い。従来この
ような場合、検査工程において、どの不良を除去したか
あるいは除去しなかったかは担当者がデータ、帳票等の
不良情報を確認しながら判断していた。本装置では、半
製品巻取(本装置で不良指示テープを貼付した巻取り)
から読込み装置でデータを一括して読み込むことによ
り、図4(A)のように未除去不良情報(どのような不
良がどの位置に何箇所残っているか)を取得できる。ま
たさらに、不良除去工程終了後に除去された不良箇所2
5に貼付されている不良データをデータ読込み装置で読
み取ることにより除去済み不良情報(どのような不良情
報を何個除去したか)を取得できる(図4(B))。こ
れは除去された不良箇所がゴミ屑籠に入れられた状態で
も処理できることが好ましいので広範囲で読み取りでき
る装置が必要になる。したがってこの点でもデータ記憶
装置または帳票を用意して不良情報を管理する必要がな
くなる。このような不良指示テープや読込み/書込み装
置、書換え装置の使用は、自動不良除去装置を構築する
際に記憶装置が不要となるため、装置全体を簡素化でき
る利点がある。
【0027】次に不良テープ欠落時の情報補完について
説明する。図5は、半製品において不良指示テープが欠
落した場合を示す図である。図5(A)は正常の場合、
図5(B)は31bの不良指示テープが欠落した場合を
示している。本発明の不良位置指示テープを使用した場
合、一対の不良位置指示テープのいずれかが残っていれ
ば、不良位置指示テープの絶対位置といずれかのテープ
からの相対位置が記録されているので、それを基に欠落
した他方の絶対位置を算出することができる。このよう
にテープ欠落時の情報を補完することができるので、万
一の場合であっても不良情報を正しく管理することがで
きる。
【0028】次に、本発明の不良位置指示テープに付い
て説明する。図6は、非接触ICタグからなる不良位置
指示テープの例を示す図である。ICタグは非接触デー
タキャリアともいわれ、プラスチック等の基材301に
コイルパターン302を形成し、当該コイルと容量素子
とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し
送信することができる。一般的には125kHz(中
波)、13.56MHz、2.45GHz(マイクロ
波)の周波数帯が使用される。図示例の場合、コイルパ
ターン302は導通部材305により基材301の裏面
でジャンピング回路を形成してコイル接続端子によりI
Cチップ304の裏面のバンプに接続しているが、基材
の表裏に回路を形成するとか、コイルを跨ぐようにIC
チップを接続させることにより導通部材305を使用し
なくてもよい。また図6の場合、容量素子はICチップ
に内蔵されている。ICチップ304はメモリを備え、
前述した不良ID等の所定情報を記憶することができ
る。
【0029】このようなICタグは樹脂基材にラミネー
トしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジス
ト印刷後のエッチングによりコイルパターン302を形
成し、ICチップを装着し保護用の被覆を設けることに
より形成することができる。試作例では、35mm×8
0mmの矩形状のアンテナ形状として、径0.22mm
のワイヤを5ターン巻いた場合に10cm以上の通信距
離が得られている。
【0030】ICタグに使用する樹脂基材301として
は、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ナイロン等の各種材料を使用することができ、厚
みは10〜200μmが使用できるが、強度、加工作業
性、コスト等の点から15〜100μmがより好まし
い。金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用
できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、そ
の厚みは6〜50μm程度が好ましい。不良位置指示テ
ープとして使用しやすい形態としては、ウェブに貼付す
る面に粘着剤または接着剤層を有し、当該層を保護する
剥離紙を設け、使用に際しては、当該剥離紙を剥離して
ウェブに貼付する形態が好ましい。各不良指示テープは
図6のようにミシン目306を介して連続した状態に
し、貼付に際してミシン目を切断して貼付するのが好ま
しい実施形態の一つである。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明の不良情報付加装
置によれば、不良位置指示テープに情報記憶可能な非接
触ICタグを使用しているので、非接触で情報記録が可
能であるとともに、ICタグのメモリー部に各種の不良
情報を記録することができるので、従来必要としたデー
タの帳票管理や別途の記憶装置の管理が不要となり工程
や作業を簡易化することができる。また、本発明の不良
情報書換え装置によれば、次工程のためのデータ書換え
を正確かつ瞬時に行うことができるほか、除去した不良
箇所の数量等も把握できるので、検査工程等においてデ
ータを誤認することが無く、正しい管理を行うことがで
きるとともに工程を省力化できる。本発明の不良位置指
示テープは非接触ICタグを使用していて不良ID等の
個別の不良情報が記録されているので、不良状況の把握
を容易かつ正確に行うことができ工程を省力化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 不良情報付加装置の概要を示す図である。
【図2】 不良情報付加装置と不良部を有する半製品と
の関係を示す図である。
【図3】 半製品のデータ書換え前後の不良指示テープ
の関係を示す図である。
【図4】 不良指示テープにより不良情報を管理する状
況を示す図である。
【図5】 半製品において不良指示テープが欠落した場
合を示す図である。
【図6】 非接触ICタグからなる不良指示テープの例
を示す図である。
【図7】 磁気テープを用いた不良情報付加方法を示す
図である。
【符号の説明】
1 データ書込部 2 テープ貼付部 3 巻取り長さ計測器 4 データ読込み/書込み部 5 演算装置 6 データ書換え部 10 加工装置 11 給紙部 12 印刷版胴 13 印刷圧胴 14 排紙部 20 ウェブ 21,22 不良等 23 半製品 24 加工済巻取 25 除去された不良箇所 31b,32b 不良開始位置指示テープ 31e,32e 不良終了位置指示テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 5/02 G06K 19/00 H 5K012 Fターム(参考) 2C005 MA21 NA06 3F048 AA05 AB01 AB06 AC02 BA08 BB02 BC01 BC08 BD08 DA06 DC12 3F105 AA01 AA04 AB03 BA22 BA35 DA23 DA25 DA64 DC03 DC11 5B035 BA01 BA03 BB09 CA01 CA23 5B058 CA15 YA01 5K012 AA07 AC06 AE01 BA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶可能な非接触ICタグからなる
    不良位置指示テープを使用して巻取り半製品の不良部に
    不良位置指示テープを貼付する不良情報付加装置であっ
    て、不良位置指示テープを不良部に貼付する際に、不良
    検査装置などの信号を取得して当該不良位置指示テープ
    にデータを書き込むデータ書き込み部(1)と、不良の
    開始または終了位置に不良位置指示テープを貼付する不
    良位置指示テープ貼付部(2)と、巻取り全体長および
    指示テープ位置を計測する巻取り長さ計測器(3)と、
    ウェブの排紙部付近に設けられたデータ読込み/書込み
    部(4)と、データ読込み部および巻取り長計測器より
    取得した数値を演算する演算装置(5)と、からなるこ
    とを特徴とする情報記憶可能な不良位置指示テープを用
    いた不良情報付加装置。
  2. 【請求項2】 巻取り半製品に、貼付された不良位置指
    示テープを順次呼び出してデータ書き換えを行う不良情
    報書き換え装置(6)を、さらに備えることを特徴とす
    る請求項1記載の不良位置指示テープを用いた不良情報
    付加装置。
  3. 【請求項3】 巻取り半製品に貼付された非接触ICタ
    グからなる不良位置指示テープを順次呼び出して、巻取
    り全体長および不良位置指示テープの位置計測値に基づ
    いて、次工程加工のために不良位置指示テープのデータ
    書き換えを行うことを特徴とする不良情報書換え装置。
  4. 【請求項4】 巻取り半製品に貼付された非接触ICタ
    グからなる不良位置指示テープであって、当該非接触I
    Cタグのメモリーには少なくとも、不良IDと不良名
    称、不良開始情報または不良終了情報が記録されている
    ことを特徴とする不良位置指示テープ。
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