JP2001261119A - レンタル用衣類管理システム - Google Patents

レンタル用衣類管理システム

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JP2001261119A
JP2001261119A JP2000074356A JP2000074356A JP2001261119A JP 2001261119 A JP2001261119 A JP 2001261119A JP 2000074356 A JP2000074356 A JP 2000074356A JP 2000074356 A JP2000074356 A JP 2000074356A JP 2001261119 A JP2001261119 A JP 2001261119A
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rental
clothing
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data
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JP2000074356A
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Masahiko Sato
雅彦 佐藤
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタル用衣類の衣替えによる入替えを簡単
に且つ確実に行うことができるようにする。 【解決手段】 ユニフォームにはIDタグが付されお
り、このIDタグには客先情報として使用開始日及び使
用日数が記憶されている。従って、IDタグから衣替え
情報を読取ることにより、ユニフォームが季節ものかを
判断することができる。これにより、ユニフォームの排
除或いは投入の自動化を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタル用衣類を
データタグで管理するレンタル用衣類管理システムに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】物品のレンタル業のう
ちには、衣類、例えば病院の医師や看護婦が着用するユ
ニフォーム、或いはホテルで従業員が着用するユニフォ
ームを貸与するリネンサプライ業がある。そのシステム
は、病院やホテルなどの貸与先にユニフォームを貸し出
し、それが汚れたら回収して洗濯し、再び貸与先に貸し
出すというものである。
【0003】ところで、ユニフォームには夏用と冬用と
が設定されており、季節に応じてユニフォームを衣替え
てしているのが通常である。このため、リネンサプライ
ヤにおいては、手作業で貸与先に応じてユニフォームの
入替えを行っているものの、管理するユニフォームの数
が多い場合、或いは貸与先が多い場合は、その入替作業
が極めて面倒であり、入替作業ミスや納品間違いの発生
も懸念される。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、レンタル用衣類の衣替えによる入替え
を簡単に且つ確実に行うことができるレンタル用衣類管
理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、製造メーカからレンタル用衣類が納品されたとき
は、書込手段によりレンタル用衣類に付されたデータタ
グに使用期間データを書込む。そして、レンタル用衣類
を貸出すときは、搬送手段によりレンタル用衣類を自動
搬送する。このとき、搬送手段により搬送されるレンタ
ル用衣類のデータタグに記憶された使用期間データに本
日の日付が含まれているときは、そのまま搬送されて出
荷される。
【0006】これに対して、搬送手段により自動搬送さ
れるレンタル用衣類のデータタグに記憶された使用期間
データに本日の日付が含まれていなかったときは、排除
手段は、レンタル用衣類を格納のために排除する。これ
により、例えば季節外れのレンタル用衣類を誤って出荷
してしまうことを防止できる。
【0007】請求項2の発明によれば、レンタル用衣類
が洗濯される毎に洗濯回数が増加する。そして、レンタ
ル用衣類の洗濯回数が設定回数を上回ったときは、レン
タル用衣類は寿命であると見なすことができるので、こ
のような場合は、排除手段は、レンタル用衣類が季節も
のであるにしても廃棄のために排除する。これにより、
寿命となったレンタル用衣類を無駄に格納してしまうこ
とを防止できる。
【0008】請求項3の発明によれば、投入手段は、格
納されているレンタル用衣類に付されたデータタグから
使用期間データを読取り、その使用期間データが本日が
含まれけていたときはそのレンタル用衣類を搬送手段に
投入するので、季節に合ったレンタル用衣類を適切に出
荷することができる。
【0009】請求項4の発明によれば、使用開始日及び
使用日数に基づいて使用期間を確実に管理することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をリネンサプライ業
に適用した一実施の形態につき図面を参照しながら説明
する。まず、リネンサプライの概念を図2を参照して説
明する。図2において、製造メーカは、リネンサプライ
ヤからの注文を受けて病院やホテルなどに貸与するユニ
フォーム1を縫製する。このとき、ユニフォーム1に、
図3に示すようにデータタグとしての小型で薄型のID
タグ2をユニフォーム1の目立たない裾の裏側などに縫
い付ける。
【0011】リネンサプライヤにおいては、製造メーカ
から納品されたユニフォーム1を要請に応じて病院やホ
テルなどの貸与先に貸し出し、それが汚れたら回収して
洗濯し、再び貸与先に貸し出す。この場合、IDタグ2
には納品日、回収日などの運用情報が適宜記憶されるも
ので、その運用情報に基づいてユニフォーム1の管理を
行うようになっている。
【0012】さて、リネンサプライヤの組織には、営業
部門、集配部門、工場部門、倉庫部門が含まれる。営業
部門は病院、ホテルなどのユニフォーム1の貸与先から
ユニフォーム1の貸し出しの受け付けなどを行う。集配
部門は貸与先からユニフォーム1を回収したり、洗濯さ
れたユニフォーム1を貸与先へ配送したりする。工場部
門は貸与先から回収したユニフォーム1を洗濯したり、
ほころびなどを修繕したりする。また、倉庫部門は洗濯
されたユニフォーム1を倉庫に格納して保管したり、新
品のユニフォーム1を予備として保管したり、貸与先に
配送するユニフォーム1を集配部門に供給したりする。
【0013】図4はリネンサプライヤの管理システムを
示す。同管理システムは、管理手段としてのコンピュー
タからなる管理装置3を中心に構築されており、この管
理装置3には、上記の各部門に設置されたコンピュータ
からなる端末装置4〜7および公衆通信回線8が接続さ
れている。前記集配部門の担当者は、ID情報取得手段
としての手持式リーダライタ9を携帯していると共に、
送信手段としてPHS電話機10を携帯している。な
お、管理装置3、端末装置4〜7には、図示はしない
が、キーボードやマウスなどの入力手段、表示手段とし
てのディスプレイ、印刷手段としてのプリンタなどが設
けられている。
【0014】手持式リーダライタ9は、貸与先で回収し
たユニフォーム1の種別や数などの情報を得るためのも
ので、その手持式リーダライタ9が取得した情報は、P
HS電話機10から電波信号として送信される。そし
て、PHS電話機10から送信された電波信号は、PH
S基地局11に受信され、公衆通信回線8を介して管理
装置3に与えられる。
【0015】上記手持式リーダライタ9は、IDタグ2
と電波による通信を行う。ここで、IDタグ2と手持式
リーダライタ9の電気的構成を説明する。まず、図5は
IDタグ2の電気的構成を示しており、同図に示すよう
に、IDタグ2は、電波信号を送受信するためのアンテ
ナ用コイル12と、共振コンデンサ13と、制御用IC
14と、平滑部15とを備えている。制御用IC14
は、制御手段としてのMPU(マイクロプロセッサユニ
ット)16の他、整流部17、変復調部18、メモリ部
19などを構成する半導体素子をワンチップ化したもの
である。この場合、メモリ部19は、動作プログラムを
記憶したROMと、一時記憶用として消去可能な不揮発
性メモリ、例えばEEPROMとを有している。また、
平滑部15は、図示はしないが平滑コンデンサ、ツェナ
ーダイオードなどを有している。
【0016】そして、上記アンテナ用コイル12は、共
振コンデンサ13と並列に接続されて共振回路を構成
し、外部機器である手持式リーダライタ9から所定の高
周波数の電力用電波信号が送信されてくると、これを受
信して整流部17に供給する。整流部17は、平滑部1
5と共に動作用電源回路を構成するもので、共振回路か
ら送信されてきた電力用電波信号を整流し、平滑部15
により平滑化し且つ一定電圧の直流電力(動作用電力)
にしてMPU16などに供給する。
【0017】手持式リーダライタ9から送信されてくる
データなどの信号は、電力用電波信号に重畳して送信さ
れるようになっており、その信号は、変復調部18によ
り復調されてMPU16に与えられる。MPU16は、
メモリ部19のROMに記憶された動作プログラムに従
って動作するもので、変復調部18から入力される信号
に応じた処理を実行し、受信したデータをメモリ部19
のEEPROMなどの消去可能な不揮発性メモリに書き
込んだり、メモリ部19からデータを読み出して変復調
部18により変調し、アンテナ用コイル12から電波信
号として送信したりする。
【0018】ここで、メモリ部19には、図1に示すよ
うに、商品固有情報、製品情報、運用情報、客先情報が
記憶される。商品固有情報としては商品名、色、サイズ
が記憶され、製造情報としては製造メーカ、製造年月
日、リサイクル情報が記憶され、運用情報としては初品
投入日、前回納品日、回収日、洗濯回数、修理履歴が記
憶され、客先情報としてはユーザコード、使用者名、衣
替え情報が記憶される。この場合、衣替え情報として
は、使用開始日、使用日数が記憶される。従って、ID
タグ2の運用情報における衣替え情報を読取ることによ
り、ユニフォーム1の使用可能期間を知ることができ
る。
【0019】なお、IDタグに洗濯回数を記憶している
のは、ユニフォーム1は、洗濯回数が多くなると、通常
の洗濯では汚れが落ち難くなることから、通常の洗濯か
ら念入りな洗濯に移行する時期を把握するためである。
また、リサイクル情報とは、ユニフォーム1に装着され
たボタン或いはファスナーなどのうち回収してリサイク
ルする部品を示したものである。
【0020】図6は手持式リーダライタ9の電気的構成
を示す。同図に示すように手持式リーダライタ9は、制
御手段としてのMPU20、送信アンテナ21を有する
送信部22、受信アンテナ23を有する受信部24、メ
モリ部25、PHS電話機10に通信するためのモデム
26、動作用電源としての電池27などを備えている。
【0021】手持式リーダライタ9のMPU20は、I
Dタグ2と通信する場合、まず、キャリア信号を送信部
22で変調して電力用電波信号として送信アンテナ21
から送信し、その後、送信すべきデータをその電力用電
波信号に重畳するように送信部22で変調して送信アン
テナ21から送信する。
【0022】IDタグ2から送信された電波信号につい
ては、これを受信アンテナ23で受信し、受信部24で
復調してデータとして弁別する。そして、MPU20
は、受信部24で復調したデータをメモリ部25に記憶
し、データ送信操作が行われると、メモリ部25に記憶
したデータをモデム26を介してPHS電話機10に送
信する。なお、28はキースイッチからなる操作部、2
9は液晶ディスプレイからなる表示部である。
【0023】一方、図4において、前記集配部門、工場
部門、倉庫部門の各端末装置4〜7には、上記手持式リ
ーダライタ9と同様にユニフォーム1のIDタグ2と電
波により通信を行うリーダライタ30〜34が接続され
ている。なお、これらリーダライタ30〜34の電気的
構成は上記した手持式リーダライタ9とほぼ同一で、動
作用電源を商用の交流電源から得ることが異なる。
【0024】上記リーダライタ30〜34は、集配部
門、工場部門、倉庫部門でのユニフォーム1の移動情報
を管理装置3に与える。具体的には、集配部門のリーダ
ライタ30は、貸与先にユニフォーム1を配送する場
合、配送するユニフォーム1の情報を取得する。工場部
門のリーダライタ31は洗濯工場に入荷されたユニフォ
ーム1の情報を取得し、リーダライタ32は洗濯された
ユニフォーム1の情報を取得する。
【0025】倉庫部門のリーダライタ33は洗濯工場で
洗濯されて倉庫に収められるユニフォーム1や新規に購
入して倉庫に収められるユニフォーム1の情報を取得
し、リーダライタ34は貸与先への配送のために倉庫部
門から集配部門に渡されるユニフォーム1の情報を取得
する。これらリーダライタ33および34からの情報の
差引により、現在の倉庫に収められているユニフォーム
1の種類や数を把握できる。
【0026】図7は工場部門および倉庫部門の工程を概
略的に示している。この図7において、工場部門におい
ては、回収したユニフォーム1を洗濯・乾燥工程におい
て洗濯及び乾燥する。このとき、ユニフォーム1に付さ
れたIDタグ2の運用情報における洗濯回数を読取るこ
とにより、通常の洗濯から念入りな洗濯に移行するよう
になっている。そして、洗濯・乾燥工程から送り出され
たユニフォーム1は、ハンガーに吊下げられた状態で搬
送手段としての搬送ライン35を自動搬送されて納品ラ
イン36に搬送されるようになっている。
【0027】倉庫部門においては、搬送ライン35に排
除手段としての季節外商品排除装置37を設け、搬送ラ
イン35を搬送されるユニフォーム1のうち季節外商品
を自動的に搬送ライン35から倉庫38に格納ライン3
9に排除するようにしている。また、倉庫38内に投入
手段としての季節商品投入装置40を設け、倉庫38に
格納されているユニフォーム1のうち季節ものを自動的
に格納ライン39から納品ライン36に投入するように
なっている。
【0028】図8は季節外商品排除装置37を示してい
る。この図8において、季節外商品排除装置37は、搬
送ライン35を搬送されるユニフォーム1に付されたI
Dタグ2から客先情報を読取り、それに基づいて搬送ラ
イン35を切換えることによりユニフォーム1を納品ラ
イン36に搬送したり、廃棄ライン41に搬送したり、
排除ライン42に搬送したりする。この場合、排除ライ
ン42は倉庫38の格納ライン39(図7参照)と接続
されており、季節外商品排除装置37から排除ライン4
2に排除されたユニフォーム1は格納ライン39に吊下
げ状態で格納される。
【0029】また、季節商品投入装置40は、管理装置
3からの指令に応じて格納ライン39に格納されている
ユニフォーム1に付されたIDタグ2から客先情報を読
取り、それに基づいて格納ライン39を投入ライン43
に接続することによりユニフォーム1を納品ライン36
に投入するようになっている。
【0030】次に上記構成の作用について説明する。倉
庫部門においては、製造メーカからユニフォーム1を入
荷したときは、ユニフォーム1に縫い付けられたIDタ
グ2に所定の商品固有情報及び製造情報並びに客先情報
を書込んでから倉庫に搬入する。つまり、商品固有情報
として商品名、色、サイズを書込み、製造情報としては
製造メーカ、製造年月日を書込み、客先情報としてユー
ザコード及び使用者名を書込む。
【0031】営業部門は、貸与先からユニフォーム1の
貸し出しの注文を受けると、その端末装置4に貸与先の
名称、貸与予定日、貸与するユニフォーム1の種類、サ
イズ、型、男用女用の別、色などのレンタル要求情報を
入力し、そのレンタル要求情報は端末装置4から管理装
置3に与えられる。
【0032】倉庫部門は、上記のレンタル要求情報に基
づいてユニフォーム1を倉庫から搬出する。このとき、
リーダライタ34は、倉庫から搬出されるユニフォーム
1のIDタグ2と通信して当該ユニフォーム1のID情
報、すなわちID番号、商品名、色、サイズなどの情報
を取得し、これを倉庫部門の端末装置6に入力する。そ
して、端末装置6は、その倉庫から搬出されたユニフォ
ーム1の情報を管理装置3に与える。
【0033】集配担当者は、倉庫部門から搬出されたユ
ニフォーム1をIDタグ2に記憶された客先情報に基づ
いて貸与先毎に仕分けし、集配車に載せる。この貸与先
への仕分け時に、集配部門のリーダライタ30は、ユニ
フォーム1のIDタグ2と通信して当該ユニフォーム1
のID情報を取得し、これを集配部門の端末装置7に入
力する。このとき、IDタグ2に運用情報として本日の
日付け(初めての投入日の場合は初品投入日も)を書込
む。
【0034】集配担当者は、貸与先に到着して洗濯され
た新たなユニフォーム1を貸与すると共に、汚れたユニ
フォーム1を回収する。このユニフォーム1の回収時、
集配担当者は、手持式リーダライタ9を手に持って回収
したユニフォーム1のIDタグ2と通信し、ユニフォー
ム1のID情報を得る。手持式リーダライタ9が取得し
たID情報は、PHS電話機10から送信され、PHS
基地局11により受信される。PHS基地局11により
受信されたID情報は、その後、公衆通信回線8を介し
て管理装置3に送られ、当該管理装置3が有する図示し
ないモデム(受信手段)によって受信され、当該管理装
置3に取り込まれる。このとき、IDタグ2に運用情報
として回収日を書込む。
【0035】そして、貸与先に順次立ち寄ってユニフォ
ーム1を回収した集配車は、その後、回収したユニフォ
ーム1を工場部門に引き渡す。工場部門では、リーダラ
イタ31が洗濯工場に搬入されたユニフォーム1のID
タグ2と通信して当該ユニフォーム1のID情報を取得
し、これを端末装置5を介して管理装置3に与える。ま
た、リーダライタ32が洗濯を終了したユニフォーム1
のIDタグ2と通信して当該ユニフォーム1のID情報
を取得し、これを端末装置5を介して管理装置3に与え
る。このとき、リーダライタ31は、IDタグ2の運用
情報の洗濯回数に1を加算する。従って、洗濯回数はユ
ニフォームのこれまでの洗濯回数を示すことになる。
【0036】そして、工場部門で洗濯されたユニフォー
ム1は、倉庫38へ搬送される。このとき、倉庫部門の
リーダライタ33は倉庫に搬入されるユニフォーム1の
IDタグ2と通信して当該ユニフォーム1のID情報を
取得し、その取得したID情報を管理装置3に与える。
【0037】管理装置3は、上述のようにして各部門の
端末装置4〜7やPHS電話機10から与えられたユニ
フォーム1のID情報に基づいて、洗濯スケジュール、
回収スケジュール、不足分発注スケジュールの作成、在
庫管理などを行う。すなわち、管理装置3は、営業部門
から与えられたレンタル要求情報と、倉庫部門から与え
られた洗濯済みユニフォーム1の在庫情報とに基づい
て、新品のユニフォーム1を使用することなく、明日の
貸与予定分のユニフォーム1を本日の終業時までに倉庫
に揃えておくようにするには、どのユニフォームを何
着、本日の何時までに洗濯装置に投入しなければならな
いかという洗濯予定を演算する。
【0038】一方、管理装置3は、工場から与えられた
洗濯予定情報により、本日の何時までに、どのユニフォ
ーム1が何着洗濯されて倉庫に収納されるかという洗濯
済みユニフォーム情報を演算する。一方、手持式リーダ
ライタ9のユニフォーム回収情報に基づいて、各貸与先
からどのユニフォーム1が何着回収されたかを演算す
る。
【0039】そして、前記レンタル要求情報、上記洗濯
予定情報および洗濯済みユニフォーム情報から、どのユ
ニフォーム1が何着不足するかという不足ユニフォーム
数を演算する。不足するユニフォーム1が存在した場
合、PHS電話機10による回収情報から回収したユニ
フォーム1の中にその不足するユニフォーム1が存在す
るか否かを演算し、その結果、不足するユニフォーム1
を回収した集配担当者がいた場合、管理装置3は、その
担当者を図示しないディスプレイに表示すると共に、洗
濯装置予定を変更して不足するユニフォーム1を回収し
た集配車が戻ってきたとき、その集配車の回収したユニ
フォーム1を洗濯装置に投入できるようにしておく。
【0040】そして、管理装置3のオペレータがディス
プレイに表示された集配担当者のPHS電話機10に電
話して何時までに工場に戻るように指示する。これによ
り、本日の終業時までに明日の貸与予定のユニフォーム
1を洗濯して倉庫に収めておくことができるようにな
る。
【0041】また、上記の洗濯予定情報と洗濯済みユニ
フォーム情報とから、どのユニフォーム1が何着不足す
るかという不足ユニフォーム数を演算し、これと何日に
どのユニフォーム1を何着、どの貸与人に貸与したかと
いうレンタル要求情報から、不足するユニフォームを優
先的に回収できるように回収予定を作成する。この回収
予定に従って集配担当者が貸与先を巡回すれば、貸与先
側の汚れ進度にもよるが、不足するとされたユニフォー
ム1を回収する確率が高くなる。そして、そのユニフォ
ーム1を回収すれば、それがリアルタイムに管理装置3
に入力されるので、ユニフォーム1を工場に早く到着す
るようにしてユニフォーム不足を解消できるようにする
ことができる。
【0042】以上のような処理を行っても、なお貸与予
定のユニフォーム1に不足するような場合には、倉庫に
収められている新品のユニフォームを貸与するようにす
る。この新品のユニフォーム1のレンタル要求情報は、
倉庫部門のリーダライタ33から端末装置7を介して管
理装置3に入力される。
【0043】ところで、工場部門においては、回収した
ユニフォーム1の洗濯・乾燥工程が終了したときは、ユ
ニフォーム1を搬送ライン35で自動搬送することによ
り倉庫部門に送る。倉庫部門においては、搬送ライン3
5で搬送されてきたユニフォーム1を季節外商品排除装
置37により自動的に仕分けるようになっている。
【0044】図9は季節外商品排除装置37の仕分け動
作を示している。この図9において、季節外商品排除装
置37は、ユニフォーム1に付されたIDタグ2からタ
グデータを読取り(S101)、運用情報における洗濯
回数に基づいて洗濯回数が多くてユニフォーム1が寿命
であると判断したときは、搬送ライン35を切替えるこ
とによりユニフォーム1を廃棄ライン41に送る(S1
05)。
【0045】また、洗濯回数が少ないと判断したユニフ
ォーム1のうち客先情報における衣替え情報に基づいて
ユニフォーム1が現在の季節に合ったものかを判断する
(S103)。つまり、衣替え情報が示す使用開始日及
び使用日数に基づいてユニフォーム1が現在の季節に合
っているかを判断し、ユニフォーム1が現在の季節に合
ったものであるときは、そのまま納品ライン36に送る
(S104)。また、ユニフォーム1が現在の季節から
外れていると判断したときは、搬送ライン35を切替え
ることによりユニフォーム1を排除ライン42に搬送す
る。従って、貸与先から回収して洗濯が終了したユニフ
ォーム1のうち、季節外れのユニフォーム1は搬送ライ
ン35から排除されて倉庫38の格納ライン39に自動
的に格納されることになる。
【0046】一方、倉庫38に格納されているユニフォ
ーム1は季節商品投入装置40により自動的に仕分けら
れるようになっている。図10は季節商品投入装置40
の動作を示している。この図10において、季節商品投
入装置40は、管理装置3からの指令に応じて倉庫38
に格納されているユニフォーム1に付されたIDタグ2
からタグデータを読取り(S201)、客先情報におけ
る衣替え情報に基づいてユニフォーム1が現在の季節に
合ったものであるかを判断し(S202)、季節に合っ
たものであると判断したときは、格納ライン39を納品
ライン36に接続してユニフォーム1を投入する。従っ
て、倉庫38に格納されているユニフォーム1のうち、
季節に合ったユニフォーム1は格納ライン39から納品
ライン36に自動的に投入されることになる。
【0047】このように本実施の形態によれば、IDタ
グ2にユニフォーム1が使用可能な期間を示す衣替え情
報を記憶し、その衣替え情報に基づいて客先に出荷予定
のユニフォーム1が季節外れであるときは倉庫38に自
動的に格納すると共に、倉庫38に格納されているユニ
フォーム1が季節ものであるときは必要に応じて納品ラ
イン36に自動的に投入するようにしたので、衣替えを
人手で行っている従来例と違って、ユニフォーム1の衣
替えによる入替えを簡単に行うことができ、入替作業ミ
スや納品間違いが発生することを防止できる。
【0048】また、季節外商品排除装置37において、
ユニフォーム1に付されたIDタグ2から読取った洗濯
回数に基づいて寿命であると判断したユニフォーム1を
廃棄ライン41に仕分けるようにしたので、寿命となっ
たユニフォーム1を倉庫38に無駄に格納してしまうこ
を防止できる。
【0049】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
の形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或
いは変更が可能である。季節外商品排除装置37若しく
は季節商品投入装置40のいずれか一方のみを設けるよ
うにしてもよい。ユニフォーム1の使用期間を示すデー
タとしては、使用開始日と使用終了日とを記憶するよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるIDタグのメモ
リの記憶内容を示す図
【図2】リネンサプライの概念を示す図
【図3】ユニフォームを示す図
【図4】全体構成を示す概略図
【図5】IDタグの電気的構成を示すブロック図
【図6】手持式リーダライタの電気的構成を示すブロッ
ク図
【図7】搬送ラインの切換えを説明するための概略図
【図8】季節外商品排除装置を示す概略図
【図9】季節外商品排除装置の動作を示すフローチャー
【図10】季節商品投入装置の動作を示すフローチャー
【符号の説明】
1はユニフォーム(レンタル用衣類)、2はIDタグ
(データタグ)、3は管理装置、30〜34はリーダラ
イタ、35は搬送ライン(搬送手段)、37は季節外商
品排除装置(排除手段)、39は季節商品投入装置(投
入手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 H // G07F 17/20 Q Fターム(参考) 3E048 AA10 3F022 MM08 MM28 MM30 MM35 MM42 NN38 PP01 PP04 5B035 BB09 BC00 CA23 5B049 AA06 BB58 CC00 CC31 DD02 EE05 EE21 5B058 CA17 KA02 KA04 YA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンタル用衣類に付され、データを読書
    き可能なデータタグと、 このデータタグに使用期間データを書込む書込手段と、 前記レンタル用衣類を出荷のために自動搬送する搬送手
    段と、 この搬送手段による前記レンタル用衣類の搬送中に前記
    データタグから使用期間データを読取り、その使用期間
    データに本日の日付が含まれていなかったときは上記レ
    ンタル用衣類を格納のために排除する排除手段とを備え
    たことを特徴とするレンタル用衣類管理システム。
  2. 【請求項2】 前記書込手段は、前記データタグに前記
    レンタル用衣類の洗濯回数を書込み、 前記排除手段は、前記洗濯回数が設定回数を上回ったと
    きは前記レンタル用衣類を廃棄のために排除することを
    特徴とする請求項1記載のレンタル用衣類管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 レンタル用衣類に付され、データを読書
    き可能なデータタグと、 前記データタグに使用期間データを書込む書込手段と、 前記レンタル用衣類を出荷のために自動搬送する搬送手
    段と、 格納されているレンタル用衣類に付されたデータタグか
    ら使用期間データを読取り、その使用期間データに本日
    の日付が含まれていたときは必要に応じて上記レンタル
    用衣類を前記搬送手段に投入する投入手段とを備えたこ
    とを特徴とするレンタル用衣類管理システム。
  4. 【請求項4】 前記使用期間データは、使用開始日及び
    使用日数であることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載のレンタル用衣類管理システム。
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