JP2001261072A - 気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋 - Google Patents

気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋

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JP2001261072A
JP2001261072A JP2000072189A JP2000072189A JP2001261072A JP 2001261072 A JP2001261072 A JP 2001261072A JP 2000072189 A JP2000072189 A JP 2000072189A JP 2000072189 A JP2000072189 A JP 2000072189A JP 2001261072 A JP2001261072 A JP 2001261072A
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foamed cushioning
bag
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Masushi Nakano
益司 仲野
Tomofumi Onoda
智文 小野田
Reiji Kono
礼二 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝性を有し、ガラス、陶器、磁
器などの割れやすい物などを収納、さらに移送可能で、
収納物が容易に外部に飛び出しにくくした気泡性緩衝シ
ートからなる連続の包装用袋を提供することを目的とし
た。 【解決手段】 多数のエンボスを形成したエンボ
スフィルムと平面状のベースフィルムとが積層されてい
る凸状の独立気泡を有する長尺の気泡性緩衝シートを2
枚重ね合わせ、前記気泡性緩衝シート同士を所定の間隔
で横方向に熱融着を行い、かつ開放縁全長を前記気泡性
緩衝シート同士を熱融着を行い、全ての縁部を密閉した
袋の連続体を形成した気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋であって、前記袋が1つの開口部を有し、開口
部が袋の側部の縁より15°から90°の角度の範囲内
に設けられていることを特徴とする気泡性緩衝シートか
らなる連続の包装用袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝性を有する、
ガラス、陶器、磁器などの割れやすい物などを収納、移
送可能な気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋に関
する。
【0002】
【従来の技術】気泡性緩衝シートからなる包装用の袋
は、緩衝性を有する性能で内容物を保護できるため、広
く使用されている。
【0003】特開平11−1278号公報には、プラス
チック気泡シート(1)の長尺シートを、そのほぼ中央
線(2)に沿って二つに折り、所定の間隔で横断方向の
ヒートシール(3)を施すことによって、折り線を底と
しシートの端の側を開口(4)とする袋の連続体を形成
し、このヒートシール部に切離し用のミシン目(5)を
入れてなることを特徴とするプラスチック気泡シートに
よる緩衝性能を有するミシン目入り連続包装袋が開示さ
れています。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、緩衝性を有
し、ガラス、陶器、磁器などの割れやすい物などを収
納、さらに移送可能で、収納物が容易に外部に飛び出し
にくくした気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋を
提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数のエンボ
スを形成したエンボスフィルムと平面状のベースフィル
ムとが積層されている凸状の独立気泡を有する長尺の気
泡性緩衝シートを2枚重ね合わせ、前記気泡性緩衝シー
ト同士を所定の間隔で横方向に熱融着を行い、かつ開放
縁全長を前記気泡性緩衝シート同士を熱融着を行い、全
ての縁部を密閉した袋の連続体を形成した気泡性緩衝シ
ートからなる連続の包装用袋であって、前記袋が1つの
開口部を有し、開口部が袋の側部の縁より15°から9
0°の角度の範囲内に設けられていることを特徴とする
気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋に関する。
【0006】
【発明の実施態様】本発明の気泡性緩衝シートからなる
連続の包装用袋は、多数のエンボスを形成したエンボス
フィルムと平面状のベースフィルムとが積層されている
凸状の独立気泡を有する長尺の気泡性緩衝シートを2枚
重ね合わせ、前記気泡性緩衝シート同士を所定の間隔で
横方向に熱融着を行い、かつ開放縁全長を前記気泡性緩
衝シート同士を熱融着を行い、全ての縁部を密閉した袋
の連続体を形成した気泡性緩衝シートからなる連続の包
装用袋であって、前記袋が縁部以外に1つの開口部を有
し、開口部が袋の側部の縁より15°、好ましくは30
°、さらに好ましくは45°、特に好ましくは60°か
ら90°の角度の範囲内に設けられていることを特徴と
する気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋に関す
る。
【0007】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋は、袋の開口部が袋の側部の縁より上記範囲に
設けることにより、袋に収納した物が袋より容易に飛び
出すことがなくなるために好ましい。
【0008】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋では、袋の開口部が、凸状の独立気泡のない部
分に設けることが、開口部の縁が強く、収納物が収容し
易くなるために好ましい。
【0009】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋では、袋の開口部が、気泡性緩衝シート同士を
所定の間隔で横方向に熱融着を行った融着部の縁付近に
設けることが、好ましい。
【0010】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋では、気泡性緩衝シート同士を所定の間隔で横
方向に熱融着を行った融着部にミシン目を入れてもよ
い。ミシン目は、切り離し用、折り重ね用として利用す
ることが出来る。
【0011】多数のエンボスを形成したエンボスフィル
ムと平面状のベースフィルムとが積層されている凸状の
独立気泡を有する長尺の気泡性緩衝シートを2枚重ね合
わせとは、1枚の長尺の気泡性緩衝シートを2つ折りに
して2つの縁を重ね合わせること、2枚の長尺の気泡性
緩衝シートを2枚重ね合わせることをいう。
【0012】多数のエンボスを形成したエンボスフィル
ムと平面状のベースフィルムとが積層されている凸状の
独立気泡を有する長尺の気泡性緩衝シートとして、多数
のエンボスを形成したエンボスフィルムと平面状のベー
スフィルムとが積層されている凸状の独立気泡を多数有
する気泡性緩衝シートであり、例えば、全面に多数の凸
状突起を形成したエンボスフィルムを、平面状のベース
フィルムと貼り合わせ、エンボスフィルムの凸状突起内
部に気泡を形成したものとか、この気泡性緩衝シートの
凸状突起の頂面に平面状のトップフィルムを貼り合わせ
た三層構造でもよい。エンボスフィルムは、ベースフィ
ルムとの熱融着などの方法で貼り合わせることにより多
数の気泡を形成した後、気泡の空気抜けが起こらないも
のである。
【0013】本発明の気泡性緩衝シートを構成するエン
ボスフィルム、トップフィルム及びベースフィルムの材
質としては、熱可塑性樹脂が好ましく、例えばポリオレ
フィン類、ポリアミド類、ポリエステル類、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ乳酸、ポリカプロラク
トンなどの生分解性ポリマー等を挙げることができる。
【0014】ポリオレフィン類としては、低密度ポリエ
チレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテ
ン−1等のホモポリマーの他、エチレン−プロピレンコ
ポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン
−アクリル酸アルキルコポリマー、エチレン−アクリル
酸フェニルコポリマー、エチレン−アクリル酸ベンジル
コポリマー等の共重合体、及びこれらの混合物等が挙げ
られる。この中でも、特に好ましいのは、低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体あり、さらに好ましくは、
低密度ポリエチレンおよびエチレン−α−オレフィン共
重合体である。
【0015】気泡性緩衝シートには、用途に応じて、高
級脂肪酸、高級脂肪族アミド、金属せっけん、グリセリ
ンエステル等の滑剤、天然シリカ、合成シリカ、タル
ク、珪藻土等のアンチブロッキング剤、フェノール系、
りん系、BHT等の酸化防止剤、ベンゾフェノン、ベン
ゾトリアゾール、HALS等の紫外線吸収剤、シリカ、
炭酸カルシウム、マイカ、カーボンブラック等の無機・
有機充填剤、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン
系、酸化鉄、群青等の顔料、帯電防止剤、界面活性剤、
充填物などを添加することができる。
【0016】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋では、袋の一方の面又は両面にクラフト紙、段
ボール、上質紙、ライナー若しくはクレープ紙等の伸張
紙を含む紙製シート;アルミ箔等の金属箔;ポリイミド
類、ポリオレフィン類、ポリアミド類、ポリスルホン
類、ポリエステル類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン等の熱可塑性樹脂フィルム;ガラス繊維、芳香族ポ
リアミド繊維等の無機又は有機繊維製の不織布;ガラス
繊維、炭素繊維等で強化されたプラスチック製のシー
ト;ガラス、炭化けい素、窒化けい素等の無機繊維の織
布;芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維製の織布;ガラ
ス繊維、炭素繊維等の繊維強化プラスチック製の織布;
及びこれらの積層シートを貼り合わせて用いることがで
きる。
【0017】エンボスフィルムのエンボス(凸状突起)
の形状は、主として円柱であるが、三角柱、角柱、五角
柱や六角柱等の多角柱、円錐、三角錐、角錐、五角錐や
六角錐等の多角錐、円錐台、三角錐台、角錐台、五角錐
台や六角錐台等の多角錐台、半球、卵型、回転楕円体等
とすることができる。また、これらの形状を複数組み合
わせてもよい。
【0018】エンボスフィルムのエンボスの高さは、1
〜20mm、底面積0.1〜1.5cm2の範囲である
ことが好ましい。また、エンボスは、0.5〜20mm
の範囲の間隔で、エンボスフィルムの全面または、ほぼ
全面または、一部に配列されていることが好ましい。
【0019】エンボスフィルムの厚さは、凸状の独立気
泡部(エンボス)の厚さが、下限値として10μm、さ
らに15μm、特に20μmから上限値として80μ
m、さらに60μm、特に55μmの範囲が好ましく、
シール部(エンボス部以外)の厚さは、下限値として4
0μm、さらに50μm、特に70μmから上限値とし
て200μm、さらに150μm、特に130μmの範
囲が好ましい。ベースフィルムのフィルム厚さは、通常
は下限値として15μm、さらに18μm、特に20μ
mから上限値として100μm、さらに80μm、特に
70μmの範囲が好ましい。
【0020】トップフィルムは、エンボスフィルムと圧
着しつつ熱融着することができるフィルムまたはシート
であれば特に制限はない。厚みは用いる材質により適宜
選ぶことができるが、通常は10〜100μm、特に3
5〜50μmの範囲が好ましい。トップフィルムは、例
えば、当該ポリエチレン組成物を含め熱可塑性樹脂や熱
硬化性樹脂などの樹脂からなるフィルムやシートなどを
適宜選ぶことが出来る。
【0021】気泡性緩衝シートにおいて、エンボスフィ
ルム、トップフィルム及びベースフィルムのいずれも、
1層のフィルムのみではなく、2層以上の多層フィルム
を用いてもよい。ただし、多数のエンボスを形成した後
エンボスの空気抜けが起こらないフィルムである。
【0022】気泡性緩衝シートは、特開平7−3292
34号公報などに記載している公知の製造方法により製
造することができる。
【0023】本発明の気泡性緩衝シートとは、多数のエ
ンボスを形成したエンボスフィルムと平面状のベースフ
ィルムとが積層されている凸状の独立気泡を多数有する
気泡性緩衝シートであり、例えば、全面に多数の凸状突
起を形成したエンボスフィルムを、平面状のベースフィ
ルムと貼り合わせ、エンボスフィルムの凸状突起内部に
気泡を形成したものとか、この気泡性緩衝シートの凸状
突起の頂面に平面状のトップフィルムを貼り合わせた三
層構造でもよい。エンボスフィルムは、ベースフィルム
との熱融着などの方法で貼り合わせることにより多数の
気泡を形成した後、気泡の空気抜けが起こらないもので
ある。
【0024】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋の製造方法の一例を挙げると、多数のエンボス
を形成したエンボスフィルムと平面状のベースフィルム
とが積層されている凸状の独立気泡を有する長尺の気泡
性緩衝シートやさらに気泡性緩衝シートの凸状突起の頂
面に平面状のトップフィルムを貼り合わせた三層構造の
長尺の気泡性緩衝シートの両側部の縁部より内側に所定
の間隔で15°から90°の角度の範囲内に切り込み等
による1つの開口部を設ける。開口部は、長尺の気泡性
緩衝シートの両側部の縁部より設けると長尺の気泡性緩
衝シートが切断されるため好ましくなく、そのため、両
側部の縁部より内側より設けることが好ましい。前記長
尺の気泡性緩衝シートと横方向における幅がほぼ同じの
新たな長尺の気泡性緩衝シートとを2枚重ね合わせ、気
泡性緩衝シート同士を所定の間隔で横方向に熱融着を行
い、かつ開放縁全長を前記気泡性緩衝シート同士を熱融
着を行い、全ての縁部を密閉し、1つの開口部を有した
袋の連続体を形成した気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋を製造することが出来る。前記長尺の気泡性緩
衝シートと横方向における幅がほぼ同じの新たな長尺の
気泡性緩衝シートとを2枚重ね合わせ、気泡性緩衝シー
ト同士を所定の間隔で横方向に熱融着を行う場合、熱融
着する部分は、開口部に掛からないことが好ましい。
【0025】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋の別の製造方法の一例を挙げると、多数のエン
ボスを形成したエンボスフィルムと平面状のベースフィ
ルムとが積層されている凸状の独立気泡を有する長尺の
気泡性緩衝シートやさらに気泡性緩衝シートの凸状突起
の頂面に平面状のトップフィルムを貼り合わせた三層構
造の長尺の気泡性緩衝シートの横方向の中央部付近から
側部の縁部より所定の間隔で15°から90°の角度の
範囲内に切り込み等による1つの開口部を設ける。前記
長尺の気泡性緩衝シートを中央部付近で2つに折り、2
枚の縁を重ね合わせ、2つ折りした気泡性緩衝シート同
士を所定の間隔で横方向に熱融着を行い、かつ開放縁全
長を前記気泡性緩衝シート同士を熱融着を行い、全ての
縁部を密閉し、1つの開口部を有した袋の連続体を形成
した気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋を製造す
ることが出来る。前記長尺の気泡性緩衝シートと横方向
における幅がほぼ同じの新たな長尺の気泡性緩衝シート
とを2枚重ね合わせ、気泡性緩衝シート同士を所定の間
隔で横方向に熱融着を行う場合、熱融着する部分は、開
口部に掛からないことが好ましい。開口部は、長尺の気
泡性緩衝シートの側部の縁部より内側に設けることが長
尺の気泡性緩衝シートの取扱がよく好ましく、さらに長
尺の気泡性緩衝シートの側部の縁部より内側でかつ中央
部より内側に設けることが長尺の気泡性緩衝シートの取
扱がよく好ましい。
【0026】本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋では、連続の包装用袋とした理由としては、バ
ラバラの袋よりも、取り扱い易く、さらに多数の物品を
包装及び収納可能で、特に本発明の気泡性緩衝シートか
らなる連続の包装用袋では、多数の物品を包装及び収納
し、巻きながら適宜の枚数重ねて用いることにより、収
納した物品が袋より飛び出すことなく収納や移送するこ
とができる。
【0027】以下に、本発明の実施の形態を図面につき
詳しく説明する。本発明は、これらの実施の形態のみに
限定されるものではない。
【0028】図1は、シート6の斜視図である。シート
6は、所定の間隔で開口部3を設け、多数のエンボスを
形成したエンボスフィルムと平面状のベースフィルムと
が積層されている凸状の独立気泡5を有する長尺の気泡
性緩衝シート1と、多数のエンボスを形成したエンボス
フィルムと平面状のベースフィルムとが積層されている
凸状の独立気泡5を有する長尺の気泡性緩衝シート2と
を2枚重ね、長尺の気泡性緩衝シート1と長尺の気泡性
緩衝シート2とを所定の間隔で横方向に熱融着され、融
着部分4を有する。シート6の両側部の縁は、融着部分
4を除き、開放されている。長尺の気泡性緩衝シート1
と長尺の気泡性緩衝シート2とは、横方向の幅が同じか
またはほぼ同じが好ましい。融着部分4には、ミシン目
を1つ以上設けることが出来る。
【0029】図2は、本発明の気泡性緩衝シートからな
る連続の包装用袋10の一例の一部の斜視図である。包
装用袋10は、シート6の両側部の縁7及び縁8の開放
縁全長を熱融着され、熱融着部分71及び81として示
している。開口部3は、縁7及び縁8の内側に設けられ
ている。開口部3は、縁7及び縁8の開放縁全長を熱融
着融着されている内側に設けることができる。開口部
は、袋に1つ設ける。開口部は、連続した袋の特定の位
置または所定の間隔で設けることが出来る。
【0030】図3は、図2の本発明の気泡性緩衝シート
からなる連続の包装用袋10の一部の正面図である。Y
1およびY2が、1つの袋を示している。開口部3は、
側部の縁7より角度X1または側部の縁8より角度X2
の範囲内に切り込み等による1つの開口である。開口部
3は、凸状のエンボス5やエンボスのない部分に設ける
ことが出来、図3では、開口部3は凸状の独立気泡5の
ない部分に設けている。角度X1またはX2は、15°
から90°の範囲内である。
【0031】図4は、図2の気泡性緩衝シートからなる
連続の包装用袋10の、N−N線に沿う縦断面図であ
る。熱融着部分71及び81は、長尺の気泡性緩衝シー
ト1と長尺の気泡性緩衝シート2とを重ね熱融着してい
る部分を示す。
【0032】図5は、シート12の一部の斜視図であ
る。シート12は、長尺の気泡性緩衝シート11の横方
向の中央部16し、2つ折りされる2つの縁を重ね合わ
せ、気泡性緩衝シートを所定の間隔で横方向に熱融着さ
れ、熱融着部分14を有している。長尺の気泡性緩衝シ
ート11は、中央部16と1つの縁との内側に所定の間
隔で1つの開口部を設けている。
【0033】図6は、別の気泡性緩衝シートからなる連
続の包装用袋20の一部の斜視図である。気泡性緩衝シ
ートからなる連続の包装用袋20は、シート12の側部
の縁同士を重ね、開放縁全長を熱融着することにより製
造することが出来る。縁17は、側部の熱融着部の縁で
あり、側部の融着部分を融着部分72として示してい
る。
【0034】図7は、図6の気泡性緩衝シートからなる
連続の包装用袋20のM−M線に沿う縦断面図である。
融着部分72は、長尺の気泡性緩衝シート11を2つ折
りにし、2つの縁を重ね開放縁全長を熱融着している部
分を示す。
【0035】図8は、本発明の別の気泡性緩衝シートか
らなる連続の包装用袋30の一部の正面図である。気泡
性緩衝シートからなる連続の包装用袋30は、図2の気
泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋10と同じ方法
で製造することが出来る。気泡性緩衝シートからなる連
続の包装用袋30の開口部23は、凸状のエンボスのあ
る部分に設けている。開口部23により切断される凸状
のエンボスの切断部は、熱融着等により密封されていて
もよい。縁27及び縁28は、側部の縁を示している。
開放縁全長を熱融着している部分を融着部分73及び融
着部分83として示している。
【0036】図9は、本発明の別の気泡性緩衝シートか
らなる連続の包装用袋40の一部の正面図である。気泡
性緩衝シートからなる連続の包装用袋40は、図2の気
泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋10と同じ方法
で製造することが出来る。気泡性緩衝シートからなる連
続の包装用袋40の開口部32と33は、袋の特定位置
に設けられている。包装用袋40の開口部32と33
は、凸状のエンボスのある部分に設けている。開口部3
2と開口部33により切断される凸状のエンボスの切断
部は、熱融着等により密封されていてもよい。縁37及
び縁38は、側部の縁を示している。開放縁全長を熱融
着している部分を融着部分74及び融着部分84として
示している。
【0037】図10は、本発明の別の気泡性緩衝シート
からなる連続の包装用袋50の一部の正面図で、袋が縦
2列に配列されて製造されている。
【0038】
【発明の効果】本発明は、緩衝性を有し、ガラス、陶
器、磁器などの割れやすい物などを収納、さらに移送可
能で、収納物が容易に外部に飛び出しにくくした気泡性
緩衝シートからなる連続の包装用袋を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シート6の一部の斜視図である。
【図2】 本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の包
装用袋の一例の一部の斜視図である。
【図3】 図2の気泡性緩衝シートからなる連続の包装
用袋の一例の一部の正面図である。
【図4】 図2の気泡性緩衝シートからなる連続の包装
用袋の、N−N線に沿う縦断面図である。
【図5】 シート12の一部の斜視図である。
【図6】 本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の包
装用袋の別の一例の一部の斜視図である。
【図7】 図6の気泡性緩衝シートからなる連続の包装
用袋の、M−M線に沿う縦断面図である。
【図8】 本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の包
装用袋の別の一例の一部の正面図である。
【図9】 本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の包
装用袋の別の一例の一部の正面図である。
【図10】 本発明の気泡性緩衝シートからなる連続の
包装用袋の別の一例の一部の正面図である。
【符号の説明】
1,2,11:気泡性緩衝シート、 3,13,23,32,33:開口部、 4,14,24,34:横方向の融着部分、 5,15,25,35:凸状の独立気泡、 6,12:シート、 7,8,17,27,28,37,38:側部の縁、 16:中央部、 10,20,30,40,50:気泡性緩衝シートから
なる連続の包装用袋、 71,72,73,74,81,83,84:側部の融
着部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のエンボスを形成したエンボスフィル
    ムと平面状のベースフィルムとが積層されている凸状の
    独立気泡を有する長尺の気泡性緩衝シートを2枚重ね合
    わせ、前記気泡性緩衝シート同士を所定の間隔で横方向
    に熱融着を行い、かつ開放縁全長を前記気泡性緩衝シー
    ト同士を熱融着を行い、全ての縁部を密閉した袋の連続
    体を形成した気泡性緩衝シートからなる連続の包装用袋
    であって、前記袋が1つの開口部を有し、開口部が袋の
    側部の縁より15°から90°の角度の範囲内に設けら
    れていることを特徴とする気泡性緩衝シートからなる連
    続の包装用袋。
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