JP2001258005A - 配信装置、配信システムおよびその方法 - Google Patents

配信装置、配信システムおよびその方法

Info

Publication number
JP2001258005A
JP2001258005A JP2000073994A JP2000073994A JP2001258005A JP 2001258005 A JP2001258005 A JP 2001258005A JP 2000073994 A JP2000073994 A JP 2000073994A JP 2000073994 A JP2000073994 A JP 2000073994A JP 2001258005 A JP2001258005 A JP 2001258005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content signal
content
distribution
program
attribute data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000073994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Sato
数史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000073994A priority Critical patent/JP2001258005A/ja
Publication of JP2001258005A publication Critical patent/JP2001258005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信した番組の視聴を途中から開始したユー
ザに対して、それまでの番組の内容のダイジェストを提
供できる配信装置を提供する。 【解決手段】 番組用配信装置52は、番組用のビット
ストリームを受信装置53に配信する。ダイジェスト用
配信装置80は、番組用のビットストリームから当該コ
ンテンツの属性を示すメタデータを作成し、当該メタデ
ータを用いて番組の内容を要約したダイジェスト用のビ
ットストリームを作成し、これを要求に応じて受信装置
53に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組のコンテンツ
信号の他に番組の内容を要約したコンテンツ信号を要求
に応じて配信する配信装置およびその方法と、配信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、配信業者のサーバから一般家庭の
端末に情報を配信するシステムにおいて、画像および音
声などの情報をデジタルとして扱い、MPEG(Moving
Picture Experts Group)方式などで情報を圧縮すること
で、効率の高い情報伝送および蓄積を可能にしている。
また、インターネットを介した情報の送受信が一般家庭
のユーザに普及し、ユーザは、メディアから一方的に情
報を受けるのみならず、ブラウザなどを用いてインター
ネット上のメディア情報に積極的にアクセスできる。
【0003】また、上述したMPEG方式により、高画
質・高音質を保ちながら、高い圧縮率の実現が可能とな
り、これにより衛星放送およびケーブルテレビなどのシ
ステムにおいては多チャンネル化が実現されている。さ
らに、例えば720×480画素、飛び越し走査方式、
30Hzの標準解像度の他に、例えば1920×108
0画素、飛び越し走査方式、30Hzの高解像度が画像
の配信が可能になった。
【0004】図9は、MPEG方式を採用した従来の配
信システム1の概念図である。図9に示すように、従来
の配信システム1は、コンテンツの提供者が使用する配
信装置2と一般家庭などのユーザが使用する受信装置3
とを有している。
【0005】配信装置2では、例えば、所定のタイムス
ケジュールに従って配信を行う番組や広告などのコンテ
ンツのビットストリームがメモリ5から読み出され、当
該ビットストリームが配信部4において送信方式に応じ
て変調処理された後に受信装置3に送信される。配信部
4では、伝送経路のバンド幅に応じた変換処理(トラン
スコーディング)なども行われる。
【0006】例えば、ビットストリームを放送衛星ある
いは通信衛星を介して送信する場合には、ビットストリ
ームが配信装置2のアンテナ7から送信されて受信装置
3のアンテナ10で受信され、BS(Broadcasting Sate
llite) /CS(Communication Satellite) チューナ1
2で復調および選局処理等が行われた後に、コンテンツ
利用条件確認部16に出力される。また、ビットストリ
ームを地上波で送信する場合には、ビットストリームが
配信装置2のアンテナ7から送信されて受信装置3のア
ンテナ11で受信され、UHF(Ultra High Frequency)
/VHF(Very High Frequency) チューナ13で復調お
よび選局処理等が行われた後に、コンテンツ利用条件確
認部16に出力される。また、ビットストリームをケー
ブルテレビ方式で送信する場合には、ビットストリーム
が配信部4から送信されて受信装置3のケーブルテレビ
モデム14で受信され、ケーブルテレビモデム14で復
調および選局処理等が行われた後に、コンテンツ利用条
件確認部16に出力される。
【0007】コンテンツ利用条件確認部16では、例え
ば、受信および選局したビットストリームを受信装置3
のユーザが利用することが可能か否かを判断し、利用す
ることが可能であると判断すると、当該受信したビット
ストリームをメモリ17あるいはデータ分離部18に出
力する。
【0008】データ分離部18では、コンテンツ利用条
件確認部16あるいはメモリ17から入力したビットス
トリームが、音声データ、画像データおよびそれ以外の
データとに分離され、音声データが音声復号部19に出
力され、画像データが画像復号部20に出力され、画像
・音声以外の例えばテキスト情報やEPG(ElectricPro
gram Guide)などのデータがデータ処理部21に出力さ
れる。そして、音声復号部19におけるビットストリー
ムの復号に応じた音声がスピーカ23から出力され、画
像復号部20におけるビットストリームの復号に応じた
画像がディスプレイ24に表示される。このとき、音声
と画像との同期は、ビットストリームに格納されたタイ
ムスタンプ情報を基準に確立される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した配
信システム1では、例えば、スポーツ番組などで、競技
場に設置されたカメラからリアルタイムに配信装置2が
受信したコンテンツ信号を受信装置3に送信する場合
に、受信装置3のユーザが当該番組の視聴を途中から開
始したときに、それまでの番組の内容のダイジェスト
(要約)を知りたいという要請がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、配信した番組の視聴を途中から開始したユー
ザに対して、それまでの番組の内容のダイジェストを提
供できる配信装置、配信システムおよびその方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
第1の観点の配信装置は、番組用の第1のコンテンツ信
号を配信する番組用配信手段と、前記第1のコンテンツ
信号内で所定の属性の内容を提供する部分を特定するた
めの属性データを、前記第1のコンテンツ信号を用いて
生成する属性データ生成手段と、前記第1のコンテンツ
信号内の所定の属性の内容を提供する部分を前記属性デ
ータを用いて抽出し、当該抽出した部分を用いて前記番
組の内容の要約を提供するための第2のコンテンツ信号
を生成する要約生成手段とを有する。
【0012】本発明の第1の観点の配信装置の作用は以
下のようになる。番組用の配信手段から所定の配信先
に、番組用の第1のコンテンツ信号が配信される。ま
た、属性データ生成手段において、前記第1のコンテン
ツ信号を用いて、前記第1のコンテンツ信号内で所定の
属性の内容を提供する部分を特定するための属性データ
が生成される。次に、要約生成手段において、前記第1
のコンテンツ信号内の所定の属性の内容を提供する部分
が前記属性データを用いて抽出され、当該抽出された部
分を用いて前記番組の内容の要約を提供するための第2
のコンテンツ信号が生成される。当該第2のコンテンツ
信号は、例えば、要約配信手段において、前記第1のコ
ンテンツ信号の配信を開始した後に前記要約の要求を受
けた場合に、当該要求に応じて、前記要求を出した装置
に配信される。
【0013】また、本発明の第1の観点の配信装置は、
好ましくは、前記要約生成手段は、前記第1のコンテン
ツ信号の配信の時間経過に応じて、前記第2のコンテン
ツ信号を更新する。
【0014】また、本発明の第1の観点の配信装置は、
好ましくは、前記要約生成手段は、同じ番組についてそ
れぞれ異なる基準に従って複数の種類の前記第2のコン
テンツ信号を生成する。
【0015】また、本発明の第1の観点の配信装置は、
好ましくは、前記第2のコンテンツ信号を記憶する記憶
手段をさらに有し、前記要約配信手段は、前記記憶手段
から前記第2のコンテンツ信号を読み出して前記配信を
行う。
【0016】また、本発明の第1の観点の配信装置は、
好ましくは、前記記憶手段は、前記番組用配信手段によ
る前記番組の前記第1のコンテンツ信号の配信が終了し
た後、一定時間、当該番組に対応する前記第2のコンテ
ンツ信号の記憶を保持する。
【0017】また、本発明の第1の観点の配信システム
は、番組用の第1のコンテンツ信号を配信する番組用配
信装置と、前記番組の内容の要約を提供するための第2
のコンテンツ信号を配信する要約用配信装置とを有し、
前記要約用配信装置は、前記第1のコンテンツ信号内で
所定の属性の内容を提供する部分を特定するための属性
データを、前記第1のコンテンツ信号を用いて生成する
属性データ生成手段と、前記第1のコンテンツ信号内の
所定の属性の内容を提供する部分を前記属性データを用
いて抽出し、当該抽出した部分を用いて前記番組の内容
の要約を提供するための第2のコンテンツ信号を生成す
る要約生成手段と、前記第1のコンテンツ信号の配信先
からの要求に応じて、前記第2のコンテンツ信号を当該
配信先に配信する配信手段とを有する。
【0018】また、本発明の第2の観点の配信装置は、
番組用のコンテンツ信号を配信する番組用配信手段と、
前記コンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供する部
分を特定するための属性データを、前記コンテンツ信号
を用いて生成する属性データ生成手段と、前記番組用配
信手段が前記コンテンツ信号の配信を開始した後に前記
属性データの要求を受け、当該要求に応じて、前記属性
データを前記要求を出した装置に配信する属性データ用
配信手段とを有する。
【0019】本発明の第2の観点の配信装置の作用は以
下のようになる。番組用配信装置によって、番組用のコ
ンテンツ信号が所定の配信先に配信されう。また、属性
データ生成手段において、前記コンテンツ信号内で所定
の属性の内容を提供する部分を特定するための属性デー
タが、前記コンテンツ信号を用いて生成される。次に、
属性データ用配信手段において、前記番組用配信手段が
前記コンテンツ信号の配信を開始した後に前記属性デー
タの要求を受けた場合に、当該要求に応じて、前記属性
データが前記要求を出した装置に配信される。
【0020】また、本発明の第2の観点の配信システム
は、番組用のコンテンツ信号を配信する番組用配信装置
と、前記コンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供す
る部分を特定するための属性データを配信する属性デー
タ用配信装置とを有し、前記属性データ用配信装置は、
前記コンテンツ信号を用いて前記属性データを生成する
属性データ生成手段と、前記番組用配信装置が前記コン
テンツ信号の配信を開始した後に前記属性データの要求
を受け、当該要求に応じて、前記属性データを前記要求
を出した装置に配信する属性データ用配信手段とを有す
る。
【0021】また、本発明の受信装置は、コンテンツ信
号に応じた画像および音声の少なくとも一方を出力する
出力手段と、受信した番組用の第1のコンテンツ信号を
復号して前記出力手段に出力する復号手段と、前記受信
した第1のコンテンツ信号を記憶する記憶手段と、ユー
ザの操作に応じて、前記第1のコンテンツ信号内で所定
の属性の内容を提供する部分を特定するための属性デー
タの要求を出すインターフェイスと、前記要求に応じて
受信した属性データを用いて、前記記憶手段から必要な
第1のコンテンツ信号の部分を読み出し、当該読み出し
た部分を用いて前記番組の内容の要約を提供するための
第2のコンテンツ信号を生成し、当該第2のコンテンツ
信号を前記出力手段に出力する要約生成手段とを有す
る。
【0022】また、本発明の第1の観点の配信方法は、
番組用の第1のコンテンツ信号を配信し、前記第1のコ
ンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供する部分を特
定するための属性データを、前記第1のコンテンツ信号
を用いて生成し、前記第1のコンテンツ信号内の所定の
属性の内容を提供する部分を前記属性データを用いて抽
出し、当該抽出した部分を用いて前記番組の内容の要約
を提供するための第2のコンテンツ信号を生成する。
【0023】また、本発明の第1の観点の配信方法は、
好ましくは、前記第1のコンテンツ信号の配信を開始し
た後に前記要約の要求を受け、当該要求に応じて、前記
第2のコンテンツ信号を前記要求を出した装置に配信す
る。
【0024】また、本発明の第2の観点の配信方法は、
番組用のコンテンツ信号を配信し、前記コンテンツ信号
内で所定の属性の内容を提供する部分を特定するための
属性データを、前記コンテンツ信号を用いて生成し、前
記コンテンツ信号の配信を開始した後に前記属性データ
の要求を受け、当該要求に応じて、前記属性データを前
記要求を出した装置に配信する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
配信システムについて説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の配信システム51の構成図であ
る。図1に示すように、配信システム51は、例えば、
番組用配信装置52、ダイジェスト用配信装置80、受
信装置53を有する。なお、図1では、1つの受信装置
53を示しているが、受信装置53の数は任意である。
ここで、番組用配信装置52が本発明の番組用配信手段
および番組用配信装置に対応している。また、ダイジェ
スト用配信装置80が本発明の要約用配信装置に対応し
ている。
【0026】〔番組用配信装置52〕番組用配信装置5
2は、例えば、番組のコンテンツをユーザに配信する放
送業者あるいはコンテンツ提供業者によって使用され
る。番組用配信装置52は、配信部54、符号化部55
および課金部56を有する。符号化部55は、例えば競
技場などに設置されたテレビカメラからリアルタイムに
受信したコンテンツ信号をMPEG7方式などで符号化
してビットストリームを生成し、これを配信部54に出
力する。
【0027】MPEG7では、MPEG1,2,4と同
様に画像(ビデオ)や音声(オーディオ)のコンテンツ
信号の圧縮符号化方式を標準化すると共に、コンテンツ
の検索を効率的に行うための記述子を標準化している。
但し、コンテンツの特徴を示す属性情報の抽出技術や、
検索エンジンの構成については、MPEG7が行う標準
化の対象外となっており、個別に開発された属性抽出技
術および検索技術が容易に適用できるように、MPEG
7では標準的な属性情報の記述子のセットを提供する。
本実施形態では、メタデータ生成部81において、メタ
データ(本発明の属性データ)を生成する際に、MPE
G7で標準化された記述子が用いられる。図2は、MP
EG7におけるコンテンツの情報を記述するための体系
と、標準化の範囲を説明するための図である。図2に示
すように、コンテンツの属性が抽出され(ステップS
1)、その抽出された属性に対応したMPEG7で標準
化された記述子がコンテンツに割り当てられる(ステッ
プS2)。次に、コンテンツに割り当てられたMEPG
7の記述子を用いて検索エンジンなどでコンテンツの検
索が行われる(ステップS3)。
【0028】コンテンツの属性は、そのコンテンツの持
つ特徴や性質を表すものであり、例えば映像のコンテン
ツであれば、あるシーンに現れる視覚的な対象物の形、
大きさ、色、位置および場所といったプリミティブな属
性や、例えば、そのシーンにおいて「左側では茶色の犬
が吠えていて、右側では青いボールが転がっている。そ
の背景には、車が走り去る音が流れている」といった意
味的な属性がある。また、属性には、コンテンツの圧縮
方式や、著作権および価格などのアクセス条件や、ニュ
ース、映画、スポーツなどの既存の分類における該当値
などの情報も含まれる。
【0029】配信部54は、符号化部55から入力した
ビットストリーム(本発明の第1のコンテンツ信号)
を、送信方式に応じて変調処理した後に、アンテナ57
を介して受信装置53に送信する。また、配信部54
は、伝送経路のバンド幅に応じた変換処理(トランスコ
ーディング)なども行う。配信部54は、例えば、ビッ
トストリームを放送衛星(BS)あるいは通信衛星(C
S)を介して送信する場合には、ビットストリームをP
SK(Phase ShiftKeying)などの所定の変調方式で変調
した後にアンテナ57を介して受信装置53に送信す
る。また、配信部54は、ビットストリームを地上波で
送信する場合には、ビットストリームをUHFあるいは
VHF方式で変調した後に、アンテナ57を介して受信
装置53に送信する。また、配信部54は、ビットスト
リームをケーブルテレビ方式で送信する場合には、ビッ
トストリームを所定の変調方式で変調した後に、ケーブ
ルテレビの回線を介して受信装置53に送信する。
【0030】課金部56は、例えば、受信装置53のユ
ーザに対して、コンテンツの提供に対しての課金処理を
行う。このとき、課金方式としては、前述した月額制あ
るいはペイパービュー方式が用いられる。月額制では、
例えば、ユーザが予め例えば月額固定制で配信業者等に
料金を支払う。また、ペイパービュー方式では、ユーザ
インターフェース72が提供するブラウザなどをユーザ
が操作して、EPG形式で表示された番組の一覧画面か
ら、自分が見たいものを選択する。当該選択情報は、ケ
ーブルテレビモデム64あるいは電話回線モデム65を
介して、課金部56に送信される。そして、課金部56
において課金処理が行われた後に、当該ユーザが選択し
たコンテンツのビットストリームが配信部54から受信
装置53に配信される。
【0031】〔ダイジェスト用配信装置80〕図1に示
すように、ダイジェスト用配信装置80は、例えば、メ
タデータ生成部81、メタデータ記憶部82、コンテン
ツ記憶部83、ダイジェスト生成部84、ダイジェスト
配信部85および課金部86を有する。ここで、メタデ
ータ生成部81が本発明の属性データ生成手段に対応
し、ダイジェスト生成部84が本発明の要約生成手段に
対応し、ダイジェスト配信部85が本発明の要約用配信
手段に対応している。
【0032】メタデータ生成部81は、番組用配信装置
52からリアルタイムに受信したビットストリームS5
2を用いて、当該ビットストリームS52に対応したコ
ンテンツの属性を示すメタデータを生成し、これをメタ
データ記憶部82に書き込む。メタデータは、前述した
MPEG7で標準化された記述子を用いて構成され、例
えば、特性の記述子に対応する属性の内容を表示および
出力するための画像データおよび音声データを特定する
情報を含んでいる。メタデータ生成部81は、ビットス
トリームS52に基づいて、メタデータの内容を、リア
ルタイムあるいは10分毎などの所定の時間間隔で更新
し、更新したメタデータをメタデータ記憶部82に書き
込む。メタデータ生成部81において生成されるメタデ
ータは、例えば、一つの番組について1種類であっても
よいし、異なる基準から作成された複数の種類が存在し
てもよい。例えば、野球中継の番組の場合には、特定の
選手が出ているシーン(画像おび音声)を抽出するため
のメタデータ、得点シーンを抽出するためのメタデー
タ、各回の最初および最後のシーンを抽出するためのメ
タデータなどの複数の種類のメタデータをメタデータ生
成部81が作成してもよい。メタデータ記憶部82は、
メタデータ生成部81が作成したメタデータを記憶す
る。
【0033】コンテンツ記憶部83は、番組用配信装置
52が配信したビットストリームS52を記憶する。ダ
イジェスト生成部84は、メタデータ記憶部82から読
み出したメタデータに基づいて、必要なビットストリー
ムをコンテンツ記憶部83から読み出し、当該読み出し
たビットストリームを用いてダイジェスト用ビットスト
リームを生成する。具体的には、ダイジェスト生成部8
4は、メタデータに記述された検索用の記述子を用いて
特定されたビットストリームをコンテンツ記憶部83か
ら読み出してダイジェスト用のビットストリームを生成
する。ダイジェスト生成部84は、メタデータ記憶部8
2に同じ番組に関する複数の種類のメタデータが記憶さ
れている場合には、それぞれのメタデータに対応したダ
イジェスト用ビットストリームを生成する。
【0034】ダイジェスト配信部85は、例えば、ダイ
ジェスト生成部84が生成したダイジェスト用ビットス
トリームを記憶する図示しないデータベースを有し、ケ
ーブルテレビ回線あるいは電話回線を介して受信装置5
3からダイジェストの要求を受けると、当該要求に対応
したダイジェスト用ビットストリーム(本発明の第2の
コンテンツ信号)をケーブルテレビ回線あるいは電話回
線を介して受信装置53に配信する。
【0035】図3は、ダイジェスト用配信装置80にお
ける処理の一例を説明するためのフローチャートであ
る。ステップS1:ダイジェスト配信部85は、ケーブ
ルテレビ回線あるいは電話回線を介して受信装置53か
らダイジェスト要求を受けたか否かを判断し、受けたと
判断するとステップS2の処理を行い、受けていないと
判断するとステップS1の処理を繰り返す。
【0036】ステップS2:ダイジェスト配信部85
は、ダイジェスト要求を受けたと判断すると、当該ダイ
ジェスト要求に対応したダイジェスト用ビットストリー
ムをデータベースから読み出し、ケーブルテレビ回線あ
るいは電話回線を介して受信装置53に送信する。この
とき、ダイジェスト配信部85は、当該番組の開始から
ダイジェスト要求を受けた時刻までの番組の内容を要約
したダイジェスト用ビットストリームを選択してデータ
ベースから読み出す。
【0037】ステップS3:課金部86は、ステップS
2におけるダイジェスト用ビットストリームの提供に関
する課金処理を、受信装置53のユーザに対して行う。
【0038】〔受信装置53〕受信装置53は、例え
ば、BS/CSチューナ62、UHF/VHFチューナ
63、ケーブルテレビモデム64、電話回線モデム6
5、コンテンツ利用条件確認部66、メモリ67、デー
タ分離部68、音声復号部69、画像復号部70、デー
タ処理部71、ユーザインターフェイス部72、画像・
音声出力部73、キーボード75およびマウス76を有
する。
【0039】BS/CSチューナ62は、アンテナ60
で受信されたBS/CS方式のビットストリームの選局
および復調処理を行い、それによって得られたビットス
トリームをコンテンツ利用条件確認部66に出力する。
UHF/VHFチューナ63は、アンテナ61で受信さ
れたUHF/VHF方式のビットストリームの選局およ
び復調処理を行い、それによって得られたビットストリ
ームをコンテンツ利用条件確認部66に出力する。
【0040】ケーブルテレビモデム64は、ケービルテ
レビの回線を介して、配信部54から受信したビットス
トリームの選局および復調処理を行い、それによって得
られたビットストリームをコンテンツ利用条件確認部6
6に出力する。また、ケーブルテレビモデム64は、ユ
ーザによるキーボード75あるいはマウス76の操作に
よるダイジェスト要求をユーザインターフェイス部72
から入力してケーブルテレビ回線を介してダイジェスト
用配信装置80に送信する。また、ケーブルテレビモデ
ム64は、ダイジェスト要求に応じてケーブルテレビ回
線を介してダイジェスト用配信装置80から受信したダ
イジェスト用ビットストリームをデータ分離部68に出
力する。
【0041】電話回線モデム65は、電話回線を介し
て、配信部54から受信したビットストリームの選局お
よび復調処理を行い、それによって得られたビットスト
リームをコンテンツ利用条件確認部66に出力する。ま
た、電話回線モデム65は、ユーザによるキーボード7
5あるいはマウス76の操作によるダイジェスト要求を
ユーザインターフェイス部72から入力して電話回線を
介してダイジェスト用配信装置80に送信する。また、
電話回線モデム65は、ダイジェスト要求に応じて電話
回線を介してダイジェスト用配信装置80から受信した
ダイジェスト用ビットストリームをデータ分離部68に
出力する。電話回線は、アナログ方式あるいはISDN
(Integrated Services Digital Network) などのデジタ
ル方式の何れでもよい。
【0042】コンテンツ利用条件確認部66は、例え
ば、受信および選局したビットストリームの利用適格を
受信装置53のユーザが有しているか否かを判断し、利
用適格を有していると判断すると、当該受信したビット
ストリームをメモリ67あるいはデータ分離部68に出
力する。コンテンツ利用条件確認部66は、例えば、受
信装置53のユーザに割り当てられたユーザIDなどを
用いて、当該ユーザが既に登録されているか否か、月額
制の料金の支払いを適切に行っているか否かなどを基準
に、当該ユーザが受信したビットストリームの利用適格
を有しているか否かを判断する。
【0043】メモリ67は、ユーザがコンテンツの利用
適格を有する場合に、受信した当該コンテンツのビット
ストリームを記憶する。メモリ67としては、例えば、
光ディスク、磁気ディスクあるいはフラッシュメモリな
どの記録媒体が用いられる。
【0044】データ分離部68は、コンテンツ利用条件
確認部66あるいはメモリ67から入力したビットスト
リームを、音声データ、画像データおよびそれ以外のデ
ータとに分離し、音声データを音声復号部69に出力
し、画像データを画像復号部70に出力し、画像・音声
以外の例えばテキスト情報やEPG(Electric ProgramG
uide)などのデータをデータ処理部71に出力する。ま
た、データ分離部68は、ケーブルテレビモデム64あ
るいは電話回線モデム65から入力したダイジェスト用
ビットストリームを、音声データ、画像データおよびそ
れ以外のデータとに分離し、音声データを音声復号部6
9に出力し、画像データを画像復号部70に出力し、そ
れ以外のデータをデータ処理部71に出力する。
【0045】音声復号部69は、データ分離部68から
入力した音声のビットストリームを復号して音声信号を
生成し、これを画像・音声出力部73に出力する。画像
復号部70は、データ分離部68から入力した画像のビ
ットストリームを復号して画像信号を生成し、これを画
像・音声出力部73に出力する。なお、画像・音声出力
部73から出力される音声と、画像・音声出力部73に
表示される画像との同期は、ビットストリームに格納さ
れたタイムスタンプ情報を基準に確立される。
【0046】ユーザインターフェイス部72は、画像・
音声出力部73における音声出力および画像表示を制御
すると共に、ユーザによるキーボード75およびマウス
76の操作に応じた操作信号をケーブルテレビモデム6
4あるいは電話回線モデム65に出力する。
【0047】以下、受信装置53の動作を説明する。図
4は、受信装置53の動作のフローチャートである。 〔ステップS11〕受信装置53では、番組用配信装置
52からリアルタイムに受信したコンテンツのビットス
トリームが、BS/CSチューナ62、UHF/VHF
チューナ63あるいはケーブルテレビモデム64におい
て復調され、コンテンツ利用条件確認部66において利
用条件を判断された後に、メモリ67あるいはデータ分
離部68に出力される。データ分離部68では、コンテ
ンツ利用条件確認部66から入力されたビットストリー
ムあるいはメモリ67から読み出されたビットストリー
ムが、音声データ、画像データおよびそれ以外のデータ
に分離され、それぞれ音声復号部69、画像復号部70
およびデータ処理部71に出力される。そして、ビット
ストリームに含まれるコンテンツ情報に応じた番組のリ
アルタイムの音声および画像が画像・音声出力部73か
ら出力される。このとき、例えば、図5(A)に示すよ
うな番組のリアルタイムの画面100の下側にダイジェ
ストメニュー画面への切り換わり表示100aが設けら
れる。
【0048】〔ステップS12〕受信装置53のユーザ
インターフェイス部72あるいはデータ処理部71は、
ユーザが図5(A)に示す表示100aをマウス76等
を用いて指定したか否かを判断し、指定したと判断した
場合はステップS13の処理を実行する。
【0049】〔ステップS13〕ユーザインターフェイ
ス部72あるいはデータ処理部71は、図5(A)に示
す表示100aが指定されたと判断すると、例えば、ダ
イジェスト用配信装置80が提供した図5(B)に示す
ダイジェストメニューの画面101を画像・音声出力部
73に出力する。そして、ユーザが図5(B)に示す画
面101において、マウス76等を用いて指定したメニ
ューを特定すると、ユーザインターフェイス部72は、
ケーブルテレビモデム64あるいは電話回線モデム65
を介して、ユーザが特定したメニューを示すダイジェス
ト要求をダイジェスト用配信装置80に送信する。
【0050】〔ステップS14〕ケーブルテレビモデム
64あるいは電話回線モデム65は、ステップS13で
送信したダイジェスト要求に応じたダイジェスト用ビッ
トストリームをダイジェスト用配信装置80から受信す
ると、当該ダイジェスト用ビットストリームをデータ分
離部68に出力する。そして、当該ダイジェスト用ビッ
トストリームに応じた図5(C)に示すような画面10
2およびそれ対応した音声が画像・音声出力部73から
出力される。
【0051】〔ステップS15〕例えば、データ処理部
71は、ステップS14の処理が終了したと判断する
と、ステップS16の処理を行う。
【0052】〔ステップS16〕データ処理部71は、
番組用配信装置52から受信したビットストリームに応
じた画像・音声出力部73による画像および音声の出力
を再開するように制御を行う。
【0053】以上説明したように、配信システム51に
よれば、ユーザは、リアルタイムに放送されている番組
を途中から視聴した場合に、それまでの番組の内容を要
約したダイジェストを視聴することができる。また、ダ
イジェスト用配信装置80によれば、このようなダイジ
ェストのサービスに対してユーザに課金を行うことで、
利益を上げることが可能になる。
【0054】なお、上述した配信システム51では、図
1に示すように、ダイジェスト用配信装置80内にコン
テンツ記憶部83を設けた場合を例示したが、図6に示
すように、番組用配信装置52内にコンテンツ記憶部8
3を設けてもよい。この場合には、ダイジェスト生成部
84は、メタデータ記憶部82から読み出したメタデー
タに基づいて、必要なビットストリームを番組用配信装
置52のコンテンツ記憶部83から読み出し、当該読み
出したビットストリームを用いてダイジェスト用ビット
ストリームを生成する。
【0055】第2実施形態 図7は、本実施形態の配信システム151の構成図であ
る。図7に示すように、配信システム151は、例え
ば、番組用配信装置52、メタデータ用配信装置180
および受信装置153を有する。番組用配信装置52
は、前述した第1実施形態で説明したものと同じであ
る。なお、図7では、1つの受信装置153を示してい
るが、受信装置153の数は任意である。ここで、番組
用配信装置52が本発明の番組用配信手段および番組用
配信装置に対応し、メタデータ用配信装置180が本発
明の属性データ用配信装置に対応し、受信装置153が
本発明の受信装置に対応している。
【0056】配信システム151は、受信装置153が
メタデータ用配信装置180からメタデータを受けて、
受信装置153内でダイジェスト用ビットストリームを
生成する点が前述した第1実施形態の配信システム51
と異なる。
【0057】〔メタデータ用配信装置180〕図7に示
すように、メタデータ用配信装置180は、メタデータ
生成部81、メタデータ配信部182および課金部86
を有する。メタデータ生成部81および課金部86は、
第1実施形態で説明したものと同じである。ここで、メ
タデータ生成部81が本発明の属性データ生成手段に対
応し、メタデータ配信部182が本発明の属性データ配
信手段に対応している。メタデータ配信部182は、メ
タデータ生成部81が生成したメタデータを格納する図
示しないデータベースを有し、ケーブルテレビ回線ある
いは電話回線を介して受信装置153からメタデータ要
求を受けると、要求されたメタデータをデータベースか
ら読み出してケーブルテレビ回線あるいは電話回線を介
して受信装置153に送信する。課金部86は、メタデ
ータの配信に関して受信装置153のユーザに課金する
処理を行う。
【0058】〔受信装置153〕受信装置153は、例
えば、BS/CSチューナ62、UHF/VHFチュー
ナ63、ケーブルテレビモデム64、電話回線モデム6
5、コンテンツ利用条件確認部66、メモリ67、デー
タ分離部68、音声復号部69、画像復号部70、デー
タ処理部71、ユーザインターフェイス部72、画像・
音声出力部73、キーボード75、マウス76およびダ
イジェスト生成部184を有する。ここで、画像・音声
出力部73が本発明の出力手段に対応し、音声復号部6
9および画像復号部70が本発明の復号手段に対応し、
ユーザインターフェイス部72が本発明のインターフェ
イスに対応し、ダイジェスト生成部184が本発明の要
約生成手段に対応している。
【0059】ここで、BS/CSチューナ62、UHF
/VHFチューナ63、ケーブルテレビモデム64、電
話回線モデム65、コンテンツ利用条件確認部66、メ
モリ67、データ分離部68、音声復号部69、画像復
号部70、データ処理部71、ユーザインターフェイス
部72、画像・音声出力部73、キーボード75および
マウス76は、第1実施形態で説明したものと同じであ
る。
【0060】ダイジェスト生成部184は、前述したよ
うに、メタデータ用配信装置180からメタデータを受
け、当該メタデータを用いてメモリ67から必要なビッ
トストリームを読み出し、当該読み出したビットストリ
ームを用いてダイジェスト用の画像信号および音声信号
を生成し、これらを画像・音声出力部73に出力する。
【0061】以下、受信装置153の動作を説明する。
図8は、受信装置153の動作のフローチャートであ
る。 〔ステップS21〕受信装置153では、番組用配信装
置52からリアルタイムに受信したコンテンツのビット
ストリームが、BS/CSチューナ62、UHF/VH
Fチューナ63あるいはケーブルテレビモデム64にお
いて復調され、コンテンツ利用条件確認部66において
利用条件を判断された後に、メモリ67あるいはデータ
分離部68に出力される。データ分離部68では、コン
テンツ利用条件確認部66から入力されたビットストリ
ームあるいはメモリ67から読み出されたビットストリ
ームが、音声データ、画像データおよびそれ以外のデー
タに分離され、それぞれ音声復号部69、画像復号部7
0およびデータ処理部71に出力される。そして、ビッ
トストリームに含まれるコンテンツ情報に応じた番組の
リアルタイムの音声および画像が画像・音声出力部73
から出力される。このとき、例えば、図5(A)に示す
ような番組のリアルタイムの画面100の下側にダイジ
ェストメニュー画面への切り換わり表示100aが設け
られる。
【0062】〔ステップS22〕受信装置153のユー
ザインターフェイス部72あるいはデータ処理部71
は、ユーザが図5(A)に示す表示101aをマウス7
6等を用いて指定したか否かを判断し、指定したと判断
した場合はステップS23の処理を実行する。
【0063】〔ステップS23〕ユーザインターフェイ
ス部72あるいはデータ処理部71は、図5(A)に示
す表示100aが指定されたと判断すると、例えば、メ
タデータ用配信装置180が提供した図5(B)に示す
ダイジェストメニューの画面101を画像・音声出力部
73に出力する。そして、ユーザが図5(B)に示す画
面101において、マウス76等を用いて指定したメニ
ューを特定すると、ユーザインターフェイス部72は、
ケーブルテレビモデム64あるいは電話回線モデム65
を介して、ユーザが特定したメニューを示すメタデータ
要求をメタデータ用配信装置180に送信する。
【0064】〔ステップS24〕ケーブルテレビモデム
64あるいは電話回線モデム65は、ステップS23で
送信したメタデータ要求に応じたメタデータをメタデー
タ用配信装置180から受信すると、当該メタデータを
ダイジェスト生成部184に出力する。そして、ダイジ
ェスト生成部184は、入力されたメタデータを用いて
メモリ67から必要なビットストリームを読み出し、当
該読み出したビットストリームを用いてダイジェスト用
の画像信号および音声信号を生成し、これらを画像・音
声出力部73に出力する。これにより、図5(C)に示
すような画面102およびそれ対応した音声が画像・音
声出力部73から出力される。〔ステップS25〕例え
ば、データ処理部71は、ステップS24の処理が終了
したと判断すると、ステップS16の処理を行う。
【0065】〔ステップS26〕データ処理部71は、
番組用配信装置52から受信したビットストリームに応
じた画像・音声出力部73による画像および音声の出力
を再開するように制御を行う。
【0066】以上説明したように、配信システム151
によれば、ユーザは、リアルタイムに放送されている番
組を途中から視聴した場合に、それまでの番組の内容を
要約したダイジェストを視聴することができる。また、
メタデータ用配信装置180によれば、このようなダイ
ジェストのサービスに対してユーザに課金を行うこと
で、利益を上げることが可能になる。
【0067】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態では、コンテンツ利用条
件確認部66において、ユーザによるコンテツの利用条
件を確認した場合を例示したが、当該処理は必ずしも無
くてもよい。また、受信装置53において、受信したビ
ットストリームを全てメモリ67に記憶する場合、ある
いはメモリ67を用いずに全てデータ分離部68に出力
する場合にも本発明は適用できる。また、上述した実施
形態では、MPEG7方式のビットストリームを用いた
場合を例示したが、それ以外の圧縮方式および検索用識
別子を用いてフォーマットの方式を採用してもよい。
【0068】また、上述した第1実施形態では、番組用
配信装置52とダイジェスト用配信装置80とを別々の
装置とした場合を例示したが、これらの双方の機能を一
つの装置に持たせてもよい。また、上述した第2実施形
態では、番組用配信装置52とメタデータ用配信装置1
80とを別々の装置とした場合を例示したが、これらの
双方の機能を一つの装置に持たせてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、配信した番組の視聴を
途中から開始したユーザに対して、それまでの番組の内
容のダイジェストを提供する配信装置、配信システムお
よびその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係わる配信シ
ステムの構成図である。
【図2】図2は、MPEG7が提供する検索用の識別子
を説明するための図である。
【図3】図3は、図1に示すダイジェスト用配信装置に
おける処理を示すフローチャートである。
【図4】図4は、図1に示す受信装置における処理を示
すフローチャートである。
【図5】図5は、ダイジェストに関する処理において、
図1に示す画像・音声出力部のディスプレイに表示され
る画面を説明するための図である。
【図6】図6は、図1に示す配信システムの変形例の構
成図である。
【図7】図7は、本発明の第2実施形態に係わる配信シ
ステムの構成図である。
【図8】図8は、図7に示す受信装置における処理を示
すフローチャートである。
【図9】図9は、従来の配信システムの構成図である。
【符号の説明】
51…配信システム、52…配信装置、53…受信装
置、54…配信部、55…符号化部、56…課金部、5
7,60,61…アンテナ、62…BS/CSチュー
ナ、63…UHF/VHFチューナ、64…ケーブルテ
レビモデム、65…電話回線モデム、66…コンテンツ
利用条件確認部、67…メモリ、68…データ分離部、
69…音声復号部、70…画像復号部、71…データ処
理部、72…ユーザインターフェイス部、73…画像・
音声出力部、80…ダイジェスト用配信装置、81…メ
タデータ生成部、82…メタデータ記憶部、83…コン
テンツ記憶部、84…ダイジェスト生成部、85…ダイ
ジェスト配信部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】番組用の第1のコンテンツ信号を配信する
    番組用配信手段と、 前記第1のコンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供
    する部分を特定するための属性データを、前記第1のコ
    ンテンツ信号を用いて生成する属性データ生成手段と、 前記第1のコンテンツ信号内の所定の属性の内容を提供
    する部分を前記属性データを用いて抽出し、当該抽出し
    た部分を用いて前記番組の内容の要約を提供するための
    第2のコンテンツ信号を生成する要約生成手段とを有す
    る配信装置。
  2. 【請求項2】前記番組用配信手段が前記第1のコンテン
    ツ信号の配信を開始した後に前記要約の要求を受け、当
    該要求に応じて、前記第2のコンテンツ信号を前記要求
    を出した装置に配信する要約用配信手段をさらに有する
    請求項1に記載の配信装置。
  3. 【請求項3】前記要約生成手段は、前記第1のコンテン
    ツ信号の配信の時間経過に応じて、前記第2のコンテン
    ツ信号を更新する請求項1に記載の配信装置。
  4. 【請求項4】前記要約生成手段は、同じ番組についてそ
    れぞれ異なる基準に従って複数の種類の前記第2のコン
    テンツ信号を生成する請求項1に記載の配信装置。
  5. 【請求項5】前記第2のコンテンツ信号を記憶する記憶
    手段をさらに有し、 前記要約配信手段は、前記記憶手段から前記第2のコン
    テンツ信号を読み出して前記配信を行う請求項2に記載
    の配信装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、前記番組用配信手段によ
    る前記番組の前記第1のコンテンツ信号の配信が終了し
    た後、一定時間、当該番組に対応する前記第2のコンテ
    ンツ信号の記憶を保持する請求項5に記載の配信装置。
  7. 【請求項7】前記第2のコンテンツ信号の配信に対して
    課金を行う課金手段をさらに有する請求項1に記載の配
    信装置。
  8. 【請求項8】前記第1のコンテンツ信号の配信に対して
    課金を行う課金手段をさらに有する請求項1に記載の配
    信装置。
  9. 【請求項9】前記第1のコンテンツ信号は、リアルタイ
    ムに提供される番組のコンテンツ信号である請求項1に
    記載の配信装置。
  10. 【請求項10】番組用の第1のコンテンツ信号を配信す
    る番組用配信装置と、 前記番組の内容の要約を提供するための第2のコンテン
    ツ信号を配信する要約用配信装置とを有し、 前記要約用配信装置は、 前記第1のコンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供
    する部分を特定するための属性データを、前記第1のコ
    ンテンツ信号を用いて生成する属性データ生成手段と、 前記第1のコンテンツ信号内の所定の属性の内容を提供
    する部分を前記属性データを用いて抽出し、当該抽出し
    た部分を用いて前記番組の内容の要約を提供するための
    第2のコンテンツ信号を生成する要約生成手段と、前記
    第1のコンテンツ信号の配信先からの要求に応じて、前
    記第2のコンテンツ信号を当該配信先に配信する配信手
    段とを有する配信システム。
  11. 【請求項11】番組用のコンテンツ信号を配信する番組
    用配信手段と、 前記コンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供する部
    分を特定するための属性データを、前記コンテンツ信号
    を用いて生成する属性データ生成手段と、 前記番組用配信手段が前記コンテンツ信号の配信を開始
    した後に前記属性データの要求を受け、当該要求に応じ
    て、前記属性データを前記要求を出した装置に配信する
    属性データ用配信手段とを有する配信装置。
  12. 【請求項12】番組用のコンテンツ信号を配信する番組
    用配信装置と、 前記コンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供する部
    分を特定するための属性データを配信する属性データ用
    配信装置とを有し、 前記属性データ用配信装置は、 前記コンテンツ信号を用いて前記属性データを生成する
    属性データ生成手段と、 前記番組用配信装置が前記コ
    ンテンツ信号の配信を開始した後に前記属性データの要
    求を受け、当該要求に応じて、前記属性データを前記要
    求を出した装置に配信する属性データ用配信手段とを有
    する配信システム。
  13. 【請求項13】コンテンツ信号に応じた画像および音声
    の少なくとも一方を出力する出力手段と、 受信した番組用の第1のコンテンツ信号を復号して前記
    出力手段に出力する復号手段と、 前記受信した第1のコンテンツ信号を記憶する記憶手段
    と、 ユーザの操作に応じて、前記第1のコンテンツ信号内で
    所定の属性の内容を提供する部分を特定するための属性
    データの要求を出すインターフェイスと、 前記要求に応じて受信した属性データを用いて、前記記
    憶手段から必要な第1のコンテンツ信号の部分を読み出
    し、当該読み出した部分を用いて前記番組の内容の要約
    を提供するための第2のコンテンツ信号を生成し、当該
    第2のコンテンツ信号を前記出力手段に出力する要約生
    成手段とを有する受信装置。
  14. 【請求項14】番組用の第1のコンテンツ信号を配信
    し、 前記第1のコンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供
    する部分を特定するための属性データを、前記第1のコ
    ンテンツ信号を用いて生成し、 前記第1のコンテンツ信号内の所定の属性の内容を提供
    する部分を前記属性データを用いて抽出し、当該抽出し
    た部分を用いて前記番組の内容の要約を提供するための
    第2のコンテンツ信号を生成する配信方法。
  15. 【請求項15】前記第1のコンテンツ信号の配信を開始
    した後に前記要約の要求を受け、当該要求に応じて、前
    記第2のコンテンツ信号を前記要求を出した装置に配信
    する請求項14に記載の配信方法。
  16. 【請求項16】番組用のコンテンツ信号を配信し、 前記コンテンツ信号内で所定の属性の内容を提供する部
    分を特定するための属性データを、前記コンテンツ信号
    を用いて生成し、 前記コンテンツ信号の配信を開始した後に前記属性デー
    タの要求を受け、当該要求に応じて、前記属性データを
    前記要求を出した装置に配信する配信方法。
JP2000073994A 2000-03-13 2000-03-13 配信装置、配信システムおよびその方法 Pending JP2001258005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073994A JP2001258005A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 配信装置、配信システムおよびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073994A JP2001258005A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 配信装置、配信システムおよびその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001258005A true JP2001258005A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18592119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000073994A Pending JP2001258005A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 配信装置、配信システムおよびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001258005A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003199073A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Sharp Corp コンテンツサーバ、配信サーバ、受信端末および情報配信システム
JP2003255983A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報配信装置、コンテンツ情報配信プログラム
JP2003288096A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報配信装置、コンテンツ情報配信プログラム
JP2004007271A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーサリング装置およびオーサリング方法
JP2004274531A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Shu Company Co Ltd 動画配信システム
JP2005192196A (ja) * 2003-11-12 2005-07-14 Sony Internatl Europ Gmbh ビデオ信号のサブセットの定義方法及び自動番組要約装置
WO2006054433A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ビデオサーバおよびこれを用いた映像配信システム
JP2009515392A (ja) * 2005-11-07 2009-04-09 トムソン ライセンシング 装置に宛てられたオーディオビジュアルコンテンツの受信
JP2013192062A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Toshiba Corp 映像配信システム、映像配信装置、映像配信方法およびプログラム
US8793124B2 (en) 2001-08-08 2014-07-29 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Speech processing method and apparatus for deciding emphasized portions of speech, and program therefor
JP2018182591A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日本放送協会 情報処理システム、コンテンツ配信サーバ、端末及びプログラム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8793124B2 (en) 2001-08-08 2014-07-29 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Speech processing method and apparatus for deciding emphasized portions of speech, and program therefor
JP2003199073A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Sharp Corp コンテンツサーバ、配信サーバ、受信端末および情報配信システム
JP2003255983A (ja) * 2002-03-05 2003-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報配信装置、コンテンツ情報配信プログラム
JP2003288096A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンテンツ情報配信方法、コンテンツ情報配信装置、コンテンツ情報配信プログラム
JP2004007271A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーサリング装置およびオーサリング方法
JP2004274531A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Shu Company Co Ltd 動画配信システム
JP2005192196A (ja) * 2003-11-12 2005-07-14 Sony Internatl Europ Gmbh ビデオ信号のサブセットの定義方法及び自動番組要約装置
WO2006054433A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ビデオサーバおよびこれを用いた映像配信システム
US8561115B2 (en) 2004-11-19 2013-10-15 Panasonic Corporation Video server and video distribution system using the same
US8601132B2 (en) 2005-11-07 2013-12-03 Thomson Licensing Reception of audio-visual content addressed to several devices
JP2009515392A (ja) * 2005-11-07 2009-04-09 トムソン ライセンシング 装置に宛てられたオーディオビジュアルコンテンツの受信
JP2013192062A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Toshiba Corp 映像配信システム、映像配信装置、映像配信方法およびプログラム
JP2018182591A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日本放送協会 情報処理システム、コンテンツ配信サーバ、端末及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10869102B2 (en) Systems and methods for providing a multi-perspective video display
CN101523911B (zh) 用于将辅助节目数据下载到dvr的方法和装置
EP1415473B1 (en) On-demand interactive magazine
US20020083464A1 (en) System and method for unprompted, context-sensitive querying during a televison broadcast
Srivastava et al. Interactive TV technology and markets
US20020147984A1 (en) System and method for pre-caching supplemental content related to a television broadcast using unprompted, context-sensitive querying
US8789100B2 (en) Method and TV receiver for storing contents associated to TV programs
US20060075430A1 (en) System and method for providing advertisement music
US20100050853A1 (en) System for Providing Lyrics with Streaming Music
KR100738685B1 (ko) 양방향 방송 서비스를 이용한 부가정보 제공 장치 및 그방법
JP2001527724A (ja) 送信媒体にネットワークで接続している資源へのリンクを埋設する方法
JP2001258005A (ja) 配信装置、配信システムおよびその方法
CA2398200C (en) System and method for providing multi-perspective instant replay
AU2001266732A1 (en) System and method for providing multi-perspective instant replay
JP2004015224A (ja) テレビジョン受信機
KR100684030B1 (ko) 네트워크 녹화 시스템 및 그 방법
KR20040061254A (ko) 디지털 방송수신기와 그 인터넷방송 서비스 제공방법