JP2001257490A - 電子機器の放熱構造 - Google Patents
電子機器の放熱構造Info
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Abstract
からない電子機器の放熱構造を提供する。 【解決手段】プリント配線基板2の表面に実装した電子
部品3の上面を放熱シート1で覆い、プリント配線基板
2の電子部品3の実装側と反対側に放熱板4を配置し、
放熱シート1を2本の固定ネジ5によりプリント配線基
板2に固定した。
Description
上に実装した電子部品の放熱を行う電子機器の放熱構造
に関する。
の小型化が進んでいる。そのような状況のなか、半導体
素子等の電子部品をプリント配線基板の表面に実装す
る、表面実装技術が一般的になっている。
信号用の小型の素子が中心であったが、近年、大電流を
扱うような電力素子においても表面実装可能なものが現
われてきた。なお、電力素子は大電流が流れるため、発
熱量が多く、数Wから数十Wに達するものもある。
構成されている半導体素子は、その特性の低下を防止す
るため、最高温度を150℃から200℃程度に抑制す
ることが必須である。そのため、発熱量の多い電力素子
を長時間使用するためには、電力素子からの効率の良い
放熱が必要である。
造から放熱器を取り付けることが容易であったが、表面
実装型の電子部品では、該電子部品は一般的に半田付け
によりプリント配線基板に取り付けられるため、電子部
品に直接放熱器を取り付けるのは困難である。
示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図である。
型の電子部品、14は厚い金属板からなる放熱板、15
は放熱板14の固定ネジ、17はプリント配線基板12
に設けた固定ネジ穴、18は放熱板14に設けた固定ネ
ジ穴である。
子部品13の実装側と反対側のプリント配線基板12
に、放熱板14を2本の固定ネジ15により、プリント
配線基板12に設けた固定ネジ穴17、放熱板14に設
けた固定ネジ穴18を介して固定していた。
造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図であ
る。なお、図4と同一符号のものは同一のものを示す。
面実装型の電子部品13の上面に薄い金属板からなる放
熱板16を直接接触させ、この放熱板16をプリント配
線基板12と厚い放熱板14に2本の固定ネジ15によ
り、プリント配線基板12に設けた固定ネジ穴17、放
熱板14に設けた固定ネジ穴18を介して固定してい
た。
板12は熱伝導率が低く、また、プリント配線基板12
と放熱板14との密着性は低いため、図4に示した構造
では、放熱効果はあまりよくなかった。
により位置決め固定されるので、その高さ、位置は比較
的ばらつきが大きいため、電子部品13と放熱板16と
の密着性は低く、図5に示した構造においても、放熱効
果はあまりよくなかった。さらに、電子部品13の上面
に放熱板16を接触させて取り付けると、電子部品13
に不要な応力がかかり、電子部品13が損傷したりし、
望ましくなかった。
部品に不要な応力がかからない電子機器の放熱構造を提
供することにある。
に、本発明の電子機器の放熱構造は、プリント配線基板
と、前記プリント配線基板上に実装した電子部品と、少
なくとも1個の電子部品の上面を覆う放熱シートと、前
記プリント配線基板の前記電子部品の実装側と反対側に
配置した放熱板とを有し、前記放熱シートを前記放熱板
または前記プリント配線基板に固定したことを特徴とす
る。
を介して電子部品からの発熱を放熱板に効率良く熱伝導
させることができ、放熱効果が大きい。また、放熱シー
トは柔軟なので、電子部品に不要な応力がかからない。
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図であ
る。
例えば電力素子である電子部品、1は放熱シート、4は
アルミニウムや銅等からなる放熱板、5は放熱板4の固
定ネジ、6は放熱シート1の固定ネジ穴、7はプリント
配線基板2に設けた固定ネジ穴、8は放熱板4に設けた
固定ネジ穴である。
図1に示すように、プリント配線基板2上に実装した電
子部品3の上面を放熱シート1で覆い、プリント配線基
板2の電子部品3の実装側と反対側に放熱板4を配置
し、放熱シート1を2本の固定ネジ5により、プリント
配線基板2に設けた固定ネジ穴7、放熱板4に設けた固
定ネジ穴8を介してプリント配線基板2に固定してあ
る。この構成により、電力素子等の電子部品3からの発
熱を放熱シート1を介して放熱板4に効率良く熱伝導さ
せることができ、放熱効果の高い構造を提供できる。
柔軟性が高いものを用いる。例えば、放熱シート1の材
質は、例えばグラファイトである。このグラファイト製
の放熱シート1は、紙のようにやわらかい素材であり、
シート面方向の熱伝導率は、アルミニウムの3倍以上で
ある。
置は、上下左右に0.5mm程度の取り付け偏差があ
る。放熱シート1は、柔軟性があるために、上下左右の
取り付け偏差を、該放熱シート1のシート面方向の偏差
とすることができる。そこで、この放熱シート1をプリ
ント配線基板2へ取り付けるための固定ネジ穴6の径D
を、固定ネジ5のネジ部の径dより大きくすることによ
り、電子部品3の上下左右の取り付け偏差を吸収して、
電子部品3に必要以上に応力をかけることなく、電子部
品3と放熱シート1との十分な密着性を確保することが
できる。
シートの他、セラミックシート、シリコンシート等も使
用可能であり、同様の効果を得ることができる。
造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図であ
る。
熱板4との間に、プリント配線基板2が介在し、放熱シ
ート1をプリント配線基板2および放熱板4に固定ネジ
5で固定したが、本実施の形態では、図2に示すよう
に、プリント配線基板2に放熱シート1の取り付け用の
取付け穴9を開け、放熱シート1を放熱板4に固定ネジ
5により、放熱板4に設けた固定ネジ穴8を介して直接
固定してある。
の固定方法について説明する。
1を放熱板4に取り付けるための取付け穴9を、電子部
品3の近傍に2個設ける。この取付け穴9は、放熱シー
ト1の接触面より大きく設ける。
品3を半田付け等により実装する。
実装側と反対側に放熱板4を配置し、放熱シート1をプ
リント配線基板2の取付け穴9を介して、放熱板4の固
定ネジ穴8に2本の固定ネジ5により取り付ける。これ
により、放熱シート1は、放熱板4に直接接触して固定
される。
放熱板4へ取り付けるための固定ネジ穴6の径Dを、固
定ネジ5のネジ部の径dより大きくする(図1参照)。
様の作用効果が得られるが、本実施の形態では、放熱シ
ート1が放熱板4に直接接触して取り付けられるので、
本実施の形態の方が、放熱シート1をプリント配線基板
2を介して放熱板4に取り付ける上記実施の形態1より
も、放熱効果が大きい。
造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図であ
る。
いて、2個の電子部品3の上面を放熱シート1で覆った
ものであり、その他の構成は上記実施の形態2と同様で
ある。2個の電子部品3の上面を放熱シート1で覆うこ
とに限らず、3個以上の電子部品3の上面を放熱シート
1で覆ってもよいことは言うまでもない。
に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
簡単な構成でプリント配線基板に実装した電子部品の放
熱特性を向上でき、したがって、電子部品の信頼性を向
上でき、寿命を長くでき、電子機器の小型化、低コスト
化に効果がある。
熱構造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図で
ある。
熱構造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図で
ある。
熱構造を示す斜視図、(b)は(a)の構造の断面図で
ある。
図、(b)は(a)の構造の断面図である。
斜視図、(b)は(a)の構造の断面図である。
品、4…放熱板、5…固定ネジ、6…放熱シートの固定
ネジ穴、7…プリント配線基板の固定ネジ穴、8…放熱
板の固定ネジ穴、9…取付け穴。
Claims (1)
- 【請求項1】プリント配線基板と、前記プリント配線基
板上に実装した電子部品と、少なくとも1個の電子部品
の上面を覆う放熱シートと、前記プリント配線基板の前
記電子部品の実装側と反対側に配置した放熱板とを有
し、前記放熱シートを前記放熱板または前記プリント配
線基板に固定したことを特徴とする電子機器の放熱構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068081A JP2001257490A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電子機器の放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068081A JP2001257490A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電子機器の放熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001257490A true JP2001257490A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18587186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068081A Pending JP2001257490A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電子機器の放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001257490A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100437996C (zh) * | 2005-02-25 | 2008-11-26 | Lg电子株式会社 | 电热灶 |
JP2016100512A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 日本電気株式会社 | 冷却装置 |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000068081A patent/JP2001257490A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN100437996C (zh) * | 2005-02-25 | 2008-11-26 | Lg电子株式会社 | 电热灶 |
JP2016100512A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 日本電気株式会社 | 冷却装置 |
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