JP2001257144A - 基板の加熱処理装置 - Google Patents

基板の加熱処理装置

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JP2001257144A
JP2001257144A JP2000064885A JP2000064885A JP2001257144A JP 2001257144 A JP2001257144 A JP 2001257144A JP 2000064885 A JP2000064885 A JP 2000064885A JP 2000064885 A JP2000064885 A JP 2000064885A JP 2001257144 A JP2001257144 A JP 2001257144A
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恭弘 久我
Mitsuhiro Tagami
光広 田上
Koichiro Tanaka
公一朗 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持部材の熱収縮を起因とする熱板の歪みを
抑制する。 【解決手段】 ポストエクスポージャーベーキング装置
内の熱板65を内周に環状の段部70aを有するリング
状の支持部材70により支持する。この支持部材70
は,複数のボルト71によって支持体74に固定され
る。これらのボルト71は,熱板65の外周面に対面す
る段部70aの内周面に設けられ,そのボルト71の熱
板65側の周面が熱板65側に向けて露出するように設
けられる。また,ボルト71の外周には,カラー76が
設けられ,このカラー76により熱板65が所定位置に
固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の加熱処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造におけるフォトレ
ジスト処理工程においては,半導体ウエハ(以下,「ウ
エハ」)の表面にレジスト液を塗布した後の加熱処理
(プリベーキング)や,パターンの露光を行った後の加
熱処理(ポストエクスポージャーベーキング)等,種々
の加熱処理が行われている。
【0003】これらの加熱処理は,通常,加熱処理装置
によって行われる。この加熱処理装置は,図13,14
に示すように処理容器内(図示せず)にウェハWを載置
して加熱する円盤状の熱板150を有しており,この熱
板150には,熱源となるヒータ(図示せず)が内蔵さ
れている。また,熱板150は,通常その周辺部下面を
支持する断熱性の優れた環状の支持部材151に支持さ
れており,この支持部材151は,熱板150を位置決
めするために熱板150の外周面を囲む段部151aを
有している。さらに支持部材151は,支持部材151
の下面を支持する支持台152に支持されており,支持
部材151は,前記段部151a中を垂直方向に貫通す
る複数のボルト153によって支持台152に固定され
ている。
【0004】以上のように構成された装置によってウェ
ハWの加熱処理が所定温度で行われるが,プロセスのレ
シピを変更する時などには熱板150の温度を変更する
ことがある。このような場合,通常熱板150が一旦冷
却される。このとき,加熱時に熱板150の熱により外
側に膨張していた支持部材151は,冷却され内側に収
縮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述し
たように支持部材151は,ボルト153によって支持
台152に固定されているため,加熱されるときには,
図15に示すようにボルト153により固定されていな
い部分(図15中の斜線で示した部分)が,固定されて
いる部分よりも膨張する。そして,その後冷めたときに
は,図16に示すように,ボルト153により固定され
ていない部分は,元の位置に収縮するが,ボルト153
により固定されている部分は,ボルト153の内側に位
置する支持部材151の一部151aが内側に収縮して
しまう。そのため,この支持部材151の一部151a
の収縮によって,熱板150が部分的に圧縮されてその
形状が歪んでしまう場合があった。従って,このような
ことが原因で,熱板150面内の温度が不均一になる等
の弊害が生じ,ウェハWの加熱が好適に行われないこと
が懸念される。
【0006】本発明は,かかる点から鑑みてなされたも
のであり,冷却時に支持部材が収縮した場合において
も,熱板が部分的に圧縮され熱板に歪みが生じることの
ないような基板の加熱処理装置を提供することをその目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,基板を載置して加熱する熱板と,この熱板の周辺部
下面を支持する支持部材と,この支持部材を支持する支
持体とを有する基板の加熱処理装置において,前記支持
部材は,前記熱板の外周面を囲む段部を有し,前記支持
部材は,前記段部を垂直方向に貫通する固定部材によっ
て前記支持体に固定されており,前記固定部材におけ
る,前記熱板の外周面と対面する側の周面は,熱板側に
向けて露出していることを特徴とする基板の加熱処理装
置が提供される。
【0008】このように,前記固定部材の周面を熱板側
に向けて露出して設けることにより,前記熱板の外周面
と前記固定部材との間には従来のように支持部材の一部
が存在しないため,熱板を冷却した場合においても,従
来のように前記支持部材の一部が熱板側に収縮すること
がない。従って,前記支持部材の一部が熱板を部分的に
圧縮して,熱板を歪ませることが防止される。
【0009】請求項2の発明によれば,基板を載置して
加熱する熱板と,この熱板の周辺部下面を支持する支持
部材と,この支持部材を支持する支持体とを有する基板
の加熱処理装置において,前記支持部材は,前記熱板の
外周面を囲む段部を有し,前記支持部材は,この支持部
材を垂直方向に貫通する固定部材によって前記支持体に
固定されており,前記固定部材は,前記段部の内周面と
前記熱板の外周面との間に設けられていることを特徴と
する基板の加熱処理装置が提供される。
【0010】このように,前記固定部材を熱板外周面と
前記段部の内側面との間に設けることにより,請求項1
同様に前記固定部材と前記熱板外周面との間には支持部
材が存在しなくなるため,熱板を冷却した場合において
も,従来のように前記支持部材の一部が熱板側に収縮す
ることがない。従って,前記支持部材の一部が熱板を部
分的に圧縮して,熱板を歪ませることが防止される。
【0011】請求項3の発明によれば,基板を載置して
加熱する熱板と,この熱板の周辺部下面を支持する支持
部材と,この支持部材を支持する支持体とを有する基板
の加熱処理装置において,前記支持部材は,この支持部
材を垂直方向に貫通する固定部材によって前記支持体に
固定されており,前記固定部材は,前記熱板の外周面の
外方に隣接して設けられていることを特徴とする基板の
加熱処理装置が提供される。なお,前記固定部材を前記
熱板の外周面の外方に隣接して設けるとは,前記固定部
材と前記熱板の外周面との間に支持部材の一部が存在し
ないことをいう。
【0012】このように,前記固定部材を前記熱板の外
周面の外方に隣接して設けることにより,請求項2と同
様に熱板の外周面が支持部材の収縮により部分的に圧縮
されることがない。したがって,熱板が冷却された場合
においても,熱板が歪むことが防止される。
【0013】かかる請求項1〜3の発明は,請求項4の
ように前記固定部材の外周にカラーを設けるようにして
もよい。このように,前記固定部材にカラーを取り付け
ることにより,前記固定部材と前記支持部材が直接接触
することが防止されるため,前記支持部材や前記熱板の
熱による悪影響,例えば固定部材が疲労して強度が失わ
れる等の影響が抑制される。また,固定部材と支持部材
若しくは熱板が直接接触してその摩擦によりパーティク
ルが発生することが防止される。
【0014】また,かかる請求項4の発明は,請求項5
のように前記カラーの外周の一部が前記熱板の外周面と
接触した状態であるようにしてもよい。このように,カ
ラーの一部を前記熱板の外周面に接触させることによ
り,熱板の位置が固定され,熱板が過って所定の位置か
らずれてしまうことが防止される。
【0015】さらに,請求項4又は5の前記カラーを断
熱部材としてもよい。このように,前記カラーを断熱部
材とすることにより,断熱部材として用いられる前記支
持部材と共に,熱板からの熱の流出を抑制することがで
きる。したがって,熱板の熱が放熱しにくい環境が整備
され,基板を所定温度に維持しすることができる。特に
カラーと熱板が接触する場合には,逆にカラーから熱板
に熱的な影響を及ぼすことも抑制される。
【0016】請求項7の発明によれば,基板を載置して
加熱する熱板と,この熱板の周辺部下面を支持する支持
部材と,この支持部材を支持する支持体とを有する基板
の加熱処理装置において,前記支持部材は,前記熱板の
外周面を囲む段部を有し,前記支持部材は,前記段部の
外側から内側に向かって水平方向に貫通する貫通孔を有
し,この貫通孔を貫通して前記支持部材に固定され,さ
らに前記熱板の外周面を押圧して固定する固定部材を有
することを特徴とする基板の加熱処理装置が提供され
る。
【0017】このように,前記固定部材を水平方向に設
けることにより,主に水平方向に伸縮する熱による前記
支持部材の膨縮が前記固定部材によって拘束されないた
め,従来のように支持部材が部分的に収縮し,熱板を部
分的に変形させることが防止される。また,前記固定部
材が前記熱板外周面を押さえることにより,前記熱板が
所定位置に固定され,過ってずれることが防止される。
【0018】以上の各加熱処理装置において,請求項8
のように前記支持部材と前記支持体との間に弾性を有す
る中間部材を設けるようにしてもよい。このように,前
記支持部材と前記支持体との間に中間部材を設けること
により,熱やその他の外力により支持部材若しくは支持
体が膨縮・変形した場合に,その変位量が中間部材によ
り緩和され,互いに影響し合うことが抑制される。ま
た,支持部材若しくは支持体の変位量を抑制することに
より,前記支持部材に支持された熱板の変形や位置ずれ
も抑制されることになる。従って,前記熱板上に載置さ
れる基板の加熱が好適に実施される。なお,中間部材と
は,支持部材又は支持体と独立している場合だけでな
く,支持部材又は支持体の一部が中間部材である場合を
も含む。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる加
熱処理装置を有する塗布現像処理システム1の平面図で
あり,図2は,塗布現像処理システム1の正面図であ
り,図3は,塗布現像処理システム1の背面図である。
【0020】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0021】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(X方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0022】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0023】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されて
おり,第1及び第2の処理装置群G1,G2は現像処理
システム1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3
は,カセットステーション2に隣接して配置され,第4
の処理装置群G4は,インターフェイス部4に隣接して
配置されている。さらにオプションとして破線で示した
第5の処理装置群G5を背面側に別途配置可能となって
いる。前記主搬送装置13は,これらの処理装置群G1
〜G5に配置されている後述する各種処理装置に対し
て,ウェハWを搬入出可能である。
【0024】第1の処理装置群G1では,例えば図2に
示すように,ウェハW上にレジスト液を塗布するレジス
ト塗布装置17と,ウェハWに現像液を供給して処理す
る現像処理装置18とが下から順に2段に配置されてい
る。第2の処理装置群G2の場合も同様に,レジスト塗
布装置19と,現像処理装置20とが下から順に2段に
積み重ねられている
【0025】第3の処理装置群G3では,例えば図3に
示すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステ
ンション装置32,レジスト液中の溶剤を乾燥させるプ
リベーキング装置33,34及び現像処理後の加熱処理
を施すポストベーキング装置35,36等が下から順に
例えば7段に重ねられている。
【0026】第4の処理装置群G4では,例えばクーリ
ング装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエク
ステンション・クーリング装置41,エクステンション
装置42,クーリング装置43,本実施に形態にかかる
加熱処理装置としてのポストエクスポージャーベーキン
グ装置44,45(図3中のPEB),ポストベーキン
グ装置46,47等が下から順に例えば8段に積み重ね
られている。
【0027】インターフェイス部4の中央部にはウェハ
搬送体50が設けられている。このウェハ搬送体50は
X方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方向)の移
動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在
にできるように構成されており,第4の処理装置群G4
に属するエクステンション・クーリング装置41,エク
ステンション装置42,周辺露光装置51及び図示しな
い露光装置に対してアクセスできるように構成されてい
る。
【0028】次に上述したポストエクスポージャーベー
キング装置44の構成について説明する。図4に示すよ
うに,このポストエクスポージャーベーキング装置44
のケーシング61は,上側に位置して上下動自在な蓋体
62と,下側に位置して蓋体62と一体となって処理室
Sを形成する熱板収容部63を有している。
【0029】蓋体62は,中心部に向かって次第に高く
なる略円錐状の形態を有し,頂上部には排気部62aが
設けられている。そして,処理室S内の雰囲気は排気部
62aから均一に排気されるようになっている。
【0030】一方,熱板収容部63には,中央にウェハ
Wを載置し,加熱する円盤状の例えば1〜20mm程度
さらに好ましくは2〜5mm程度の厚みをもつ熱板65
が設けられている。この熱板65は,熱源となるヒータ
66を有している。このヒータ66は,所定のパター
ン,例えば同心円状に配置され,熱板65が所定の温度
になるように図示しない制御装置により制御されてい
る。
【0031】熱板65は,図4〜6に示すように,その
周辺部の下面を支持する環状の支持部材70に支持され
ている。この支持部材70は,熱板65の水平方向のず
れを防止するために,熱板65の外周面を囲むように環
状の段部70aを有している。支持部材70は,熱板6
5の温度を維持する断熱部材としての機能を果たすた
め,例えば,PTFE(ポリ四フッ化エチレン)を用い
て形成されている。また,この支持部材70は,図5に
示すように固定部材としてのボルト71を垂直方向に貫
通させるための貫通孔75を複数有している。これらの
貫通孔75は,図7に示すように熱板65の外周面に対
面する段部70aの内周面に垂直方向に設けられてい
る。また,貫通孔75には,図8に示すように前記支持
部材70とボルト71の外周との間を一定の距離に保つ
円筒状のカラー76がはめ込まれている。なお,貫通孔
75には,前記カラー76の外形に対応した切り欠き部
75aが形成されており,カラー76の外周の一部は,
段部70aの内周面から内側に突出するように設けられ
ている。また,カラー76の材質には,断熱性の優れた
例えば,PTFE(ポリ四フッ化エチレン)が用いられ
ている。
【0032】上述した段部70aの内周面に設けられた
貫通孔75にボルト71を貫通させることにより,支持
部材70は,後述する支持体74に固定されている。す
なわち,ボルト71の熱板側の周面が熱板側に向けて露
出して設けられ,支持部材70は,従来のようにボルト
71と熱板65の外周面との間に支持部材70の一部が
存在しないように支持体74に固定されている。また,
図5に示すように各ボルト71の頭部と段部70aとの
間には,押さえ板77が設けられており,この押さえ板
77によって熱板65の周辺部上面が押さえられ,熱板
65の位置ずれが抑制されている。
【0033】また,カラー76は,図5に示すようにカ
ラー76の外周の一部,すなわち熱板65に最も近い部
分が熱板65に接触するように設けられており,熱板6
5は複数のカラー76により,外方から押さえられてい
る。これによって,熱板65の位置決めがなされ,ま
た,熱板65が過ってずれることが防止されている。
【0034】前記支持部材70を支持する支持体74
は,図4に示すように上面にフランジ部74aを有する
開口した略筒状に形成されている。そして,上述したよ
うに支持部材70は,ボルト71によりこの支持体74
に固定されている。
【0035】そして,支持部材70と支持体74との接
触面には,図6に示すように弾性を有する中間部材とし
てのOリング78が貫通孔75の外側と内側に各々設け
られている。このOリング78は,弾性を有しているた
め支持部材70又は支持体74が何らかの原因で歪んだ
としてもそのひずみを吸収し,その変位量を緩和でき
る。したがって,支持部材70若しくは支持体74が熱
等の影響により垂直方向に歪んだとしても,このOリン
グ78により,その変位量が最小限に抑制される。
【0036】熱板収容部63は,図4に示すように支持
部材70と支持体74とを囲む略筒状のサポートリング
80を有している。このサポートリング80には,処理
室S内に向けて例えば,不活性ガスを噴出する吹き出し
口80aが設けられており,処理室S内をパージするこ
とができる。また,サポートリング80の外方には,熱
板収容部63の外周となる円筒状のケース82が設けら
れている。
【0037】また,熱板収容部63内には,ウェハWを
搬入出する際に,ウェハWを支持し,昇降させるための
昇降ピン84が複数個設けられている。この昇降ピン8
4は,昇降駆動機構85により上下に移動自在であり,
熱板65下方から熱板65を貫通し,熱板65上に突出
できるように構成されている。それ故,熱板65には,
昇降ピン84が突出するための孔86が設けられてい
る。さらに昇降ピン84の外周には,他の発熱部材から
昇降ピン84を保護するための筒状のガイド88が取り
付けられている。
【0038】次に,以上のように構成されているポスト
エクスポージャーベーキング装置44の作用について,
塗布現像処理システム1で行われるフォトリソグラフィ
ー工程のプロセスと共に説明する。
【0039】先ず,ウェハ搬送体7がカセットCから未
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3
に属するアドヒージョン装置31に搬入する。このアド
ヒージョン装置31において,レジスト液との密着性を
向上させるHMDSなどの密着強化剤を塗布されたウェ
ハWは,主搬送装置13によって,クーリング装置30
搬送され,所定の温度に冷却される。その後,ウェハW
は,レジスト塗布装置17又19,プリベーキング装置
34又は35に順次搬送され,所定の処理が施される。
その後,ウェハWは,エクステンション・クーリング装
置41に搬送される。
【0040】次いで,ウェハWはエクステンション・ク
ーリング装置41からウェハ搬送体50によって取り出
され,その後,周辺露光装置51を経て露光装置(図示
せず)に搬送される。露光処理の終了したウェハWは,
ウェハ搬送体50によりエクステンション装置42に搬
送された後,主搬送装置13に保持される。次いで,こ
のウェハWは,加熱処理が行われるポストエクスポージ
ャベーキング装置44又は45に搬送される。
【0041】そして,加熱処理の終了したウェハWは,
主搬送装置13によりクーリング装置43,現像処理装
置18又は20,ポストベーキング装置35,クーリン
グ装置30と順次搬送され,各装置において所定の処理
が施される。その後,ウェハWは,エクステンション装
置32を介して,ウェハ搬送体7によってカセットCに
戻され,一連の所定の塗布現像処理が終了する。
【0042】上述したポストエクスポージャーベーキン
グ装置44の作用について詳しく説明する。先ず,加熱
処理が開始される前に,所定のレシピに従って,予め熱
板65を所定温度に加熱しておく。
【0043】そして,加熱処理が開始されると先ず,蓋
体62が図示しない駆動機構により上昇される。そし
て,前工程,すなわちパターンの露光処理が終了したウ
ェハWが主搬送装置13によりケーシング61内に搬入
され,ウェハWは,予め熱板65上方の所定の位置で待
機していた昇降ピン84に受け渡される。
【0044】次いで,蓋体62が下降され,熱板収容部
63と一体となって処理室Sが形成される。このとき,
サポートリング80の吹き出し口80aから不活性ガス
の供給が開始される。この不活性ガスが処理室Sを通っ
て排気部62aから排気されることにより気流が発生
し,以後加熱処理が終了するまで,処理室S内の雰囲気
がパージされる。
【0045】その後,ウェハWは,昇降駆動機構85に
より昇降ピン84と共に下降され,熱板65上に載置さ
れる。そして,ウェハWが載置されると同時に加熱処理
が開始され,ウェハWは所定温度で所定時間加熱され
る。
【0046】そして,所定時間経過後ウェハWは,昇降
ピン84により所定位置まで上昇され,熱板65による
加熱が終了する。その後,蓋体62が再び上昇され,処
理室Sが開放される。そして,ウェハWが昇降ピン84
から主搬送装置13に受け渡され,ケーシング61内か
ら搬出されて一連の加熱処理が終了する。
【0047】ところで,上述した加熱処理が終了した後
にウェハWのレシピが変更され,熱板65の温度が下降
方向に変更される場合には,熱板65は自然放熱により
温度が下降し,目標温度になる。このような場合に,従
来のようにボルト71を支持部材70の段部70a中に
貫通させて設けると,上述したようにボルト71と熱板
65の外周面との間に位置する支持部材70の一部が大
きく内側に収縮し,熱板65を部分的に圧縮することが
発明者により確認されている。そのため,従来は熱板6
5が歪み,熱板65面内の温度に斑が生じるおそれがあ
った。
【0048】しかしながら,本実施の形態では,ボルト
71を支持部材70の段部70aの内周面に設けて,ボ
ルト71の熱板65側の周面を熱板65側に露出させる
ことにより,従来のようなボルト71と熱板65外周面
との間に位置し,熱板65を歪める原因となるような支
持部材70の一部が存在しなくなる。したがって,熱板
65の温度を下げても,熱板65の一部が圧縮されて,
熱板65が歪むことが防止される。
【0049】また,上述した実施の形態では,ボルト7
1にカラー76を設けたため,ボルト71と支持部材7
0とが直接接触することが無くなり,ボルト71が熱板
65や支持部材70の熱から保護され,ボルト71の強
度等が維持される。また,ボルト71は,通常金属製で
あることから,支持部材70と直接接触することによ
り,摩擦が生じパーティクルが発生することが懸念され
るが,カラー76を設けることによりその不安が解消さ
れる。
【0050】また,複数のカラー76を熱板65の外周
面とそれぞれ接触させて設けたため,熱板65はこれら
のカラー76により外方から押さえつけられ,熱板65
が位置決めされると共に過って所定位置からずれること
が防止される。したがって,ウェハWが常に熱板65上
の所定位置に載置されることができる。
【0051】また,カラー76の材質として断熱性の優
れたPTFE(ポリ四フッ化エチレン)を用いたため,
熱板65の熱がカラー76から放熱されて,熱板65の
温度が不安定となることを防止できる。なお,カラー7
6は断熱部材であればよいため,その材質として,例え
ば,PTFE(ポリ四フッ化エチレン)にガラスを含有
させたものやポリイミド樹脂等を用いてもよい。
【0052】上述した実施の形態のように支持部材70
と支持体74との間に弾性を有するOリング78を設け
ることにより,熱により支持部材70若しくは支持体7
4が膨縮し,変形した場合にもその変位がOリング78
において緩和され,互いに与える影響を最小限に押さえ
ることができる。したがって,その両者の変形によって
引き起こされる熱板65の変形が抑制される。なお,中
間部材は,支持部材70と支持体74の変位を緩和でき
るものであればよいので,他の中間部材,例えば薄いゴ
ム板でもよい。この場合は,支持部材70と支持体74
との間に前記ゴム板を挟んで,両者の変位を緩和する。
【0053】以上の実施の形態では,ボルト71を段部
70aの内周面に設けたが,図9,図10に示すよう
に,ボルト101を支持部材100の段部100aの内
周面と熱板65の外周面との間に設けてもよい。すなわ
ち,ボルト101全体が段部100aの内周面より内側
に設けられ,前記支持部材100の内側面から完全に突
出して設けられるようにしてもよい。この場合において
も,上述した実施の形態と同様に支持部材100の収縮
により,熱板65を部分的に圧縮させることがないの
で,熱板65を変形させることが防止できる。また,前
記ボルト101にカラー106を取り付け,上述した実
施の形態同様に熱板65がこのカラー106により外方
から押さえ付けられるようにしてもよい。こうすると,
熱板65はこのカラー106によって所定位置に固定さ
れる。
【0054】さらに,上述した支持部材100は,実際
に熱板65の外周面と接触することはなく,熱板65の
位置決め機能を果たさないため,図11のように,熱板
65の周辺部下面だけを支持するような形状にしてもよ
い。この支持部材110は,熱板65の周辺部下面だけ
を支持するように段部のないリング状に形成されてお
り,熱板65と支持体74との間に設けられる。その他
の構成は,前記実施の形態と同様であり,支持部材11
0は垂直方向に貫通するカラー116付きのボルト11
1により支持体74に固定されており,熱板65はカラ
ー116により位置決めされている。このような場合
は,初めから熱板65の外周面を圧縮する支持部材の部
分が存在しないため,熱板65の変形等が完全に防止さ
れる。
【0055】また,以上の実施の形態では,ボルト71
を垂直方向に設け,支持部材70を支持体74に固定し
ていたが,図12に示すように支持部材120の外側か
ら内側に向かって水平方向にねじ穴121を設け,そこ
に固定部材としてのボルト122を設けるようにしても
よい。このとき支持部材120のボルト122が通って
いる上部120aは,熱膨張率の小さい金属製のものが
用いられ,支持部材120の下部120bは,断熱性の
優れた樹脂製のものが用いられている。この場合,ボル
ト122をねじ穴121に外側から挿入させ,先ずボル
ト122と支持部材120とを固定し,さらに,このボ
ルト122の突出端部を熱板65の外周面の切り欠き部
65aに挿入し,前記突出端部で熱板65を抑えること
により,熱板65を固定させる。また,支持部材120
の上部120aと下部120b,下部120bと支持体
74は垂直方向に荷重が加わらないように,例えば接着
剤を用いて固定する。そして,支持体74のひずみを追
従して支持部材120の下部120b及び上部120a
が変形すること,ひいては,熱板65を変形させること
が無くなる。
【0056】なお,前記実施の形態は,ポストエクスポ
ージャーベーキングを行う加熱処理装置として具体化さ
れていたが,もちろんプリベーキング装置,ポストベー
キング装置等の他の加熱処理装置としてもよい。さらに
は,基板はウエハであったが,もちろん他の基板,たと
えばLCD基板の加熱処理装置に対しても適用可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】請求項1〜8によれば,従来のように固
定部材と熱板の外周面との間に支持部材の一部が存在し
ないため,熱板を冷却した場合においても,熱板が圧縮
され,変形されることが防止される。従って,この熱板
よる基板の加熱が好適に行われ,歩留まりの向上が図ら
れる。
【0058】請求項4のように,固定部材にカラーを取
り付けることにより,前記固定部材と支持部材が直接接
触することが防止されるため,前記支持部材や熱板の熱
により固定部材に与える悪影響が抑制される。また,固
定部材と支持部材との摩擦によるパーティクルの発生が
防止される。
【0059】また,請求項5のように,カラーの一部を
熱板の外周面に接触させることにより,熱板の位置決め
がなされ,その上熱板が過って所定の位置からずれるこ
とが防止される。したがって,基板の加熱処理が好適に
行われ歩留まりの向上が図られる。
【0060】請求項6によれば,カラーを断熱部材とす
るため,断熱部材として用いられる支持部材の一部とし
ての機能を果たすことができる。したがって,熱板の熱
が放熱しにくい環境が整備され,基板を所定温度に維持
された熱板により加熱することができる。
【0061】請求項7によれば,支持部材の水平方向の
膨縮が固定部材によって拘束されないため,従来のよう
に支持部材の収縮により,熱板を部分的に圧縮し,変形
させることが防止される。また,固定部材が熱板を押さ
えているため,熱板が所定位置に固定され,過ってずれ
ることが防止される。したがって,性能の維持された熱
板により基板が加熱され,歩留まりの向上が図られる。
【0062】請求項8によれば,支持部材と支持体との
間に中間部材を設けるため,熱やその他の外力により支
持部材若しくは支持体が膨縮,変形した場合に,その変
位が中間部材により緩和され,互いに与える影響を最小
限に押さえることができる。その結果,その両者の変形
によって引き起こされる熱板の変形が抑制される。従っ
て,性能の維持された熱板により基板が加熱され,歩留
まりの向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるポストエクスポー
ジャーベーキング装置を有する塗布現像処理システムの
構成の概略を示す平面図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】本実施の形態にかかるポストエクスポージャー
ベーキング装置の縦断面の説明図である。
【図5】本実施の形態で用いられるポストエクスポージ
ャーベーキング装置内の熱板と支持部材の平面の説明図
である。
【図6】ポストエクスポージャーベーキング装置内の支
持部材と支持体の固定部を拡大した縦断面の説明図であ
る。
【図7】支持部材の貫通孔が設けられている部分の概略
を示す斜視図である。
【図8】図7における貫通孔にカラーを設けた場合を示
す斜視図である。
【図9】支持部材と支持体を固定するボルトの位置の他
の形態を示した支持部材周辺の平面の説明図である。
【図10】図9における支持部材と熱板との固定部を拡
大した縦断面の説明図である。
【図11】図10における支持部材の他の形状を示した
縦断面の説明図である。
【図12】ボルトを水平方向に設けた場合の支持部材と
熱板との固定部を拡大した縦断面の説明図である。
【図13】従来の支持部材の固定方法を示した支持部材
周辺の縦断面の説明図である。
【図14】従来の支持部材の固定方法を示した支持部材
周辺の平面の説明図である。
【図15】図14における支持部材が加熱された場合の
支持部材の膨張例を示した説明図である。
【図16】図15における加熱された支持部材を冷却し
た場合の支持部材の収縮例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 44 ポストエクスポージャーベーキング装置 65 熱板 70 支持部材 71 ボルト 74 支持体 75 貫通孔 75a 切り欠き部 76 カラー 78 Oリング W ウェハ S 処理室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 公一朗 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 Fターム(参考) 2H096 FA01 GB03 GB07 GB10 HA01 5F046 KA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置して加熱する熱板と,この熱
    板の周辺部下面を支持する支持部材と,この支持部材を
    支持する支持体とを有する基板の加熱処理装置におい
    て,前記支持部材は,前記熱板の外周面を囲む段部を有
    し,前記支持部材は,前記段部を垂直方向に貫通する固
    定部材によって前記支持体に固定されており,前記固定
    部材における,前記熱板の外周面と対面する側の周面
    は,熱板側に向けて露出していることを特徴とする,基
    板の加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を載置して加熱する熱板と,この熱
    板の周辺部下面を支持する支持部材と,この支持部材を
    支持する支持体とを有する基板の加熱処理装置におい
    て,前記支持部材は,前記熱板の外周面を囲む段部を有
    し,前記支持部材は,この支持部材を垂直方向に貫通す
    る固定部材によって前記支持体に固定されており,前記
    固定部材は,前記段部の内周面と前記熱板の外周面との
    間に設けられていることを特徴とする,基板の加熱処理
    装置。
  3. 【請求項3】 基板を載置して加熱する熱板と,この熱
    板の周辺部下面を支持する支持部材と,この支持部材を
    支持する支持体とを有する基板の加熱処理装置におい
    て,前記支持部材は,この支持部材を垂直方向に貫通す
    る固定部材によって前記支持体に固定されており,前記
    固定部材は,前記熱板の外周面の外方に隣接して設けら
    れていることを特徴とする,基板の加熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材の外周にカラーが設けられ
    ていることを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれ
    かに記載の基板の加熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記カラーの外周の一部が前記熱板の外
    周面と接触した状態であることを特徴とする,請求項4
    に記載の基板の加熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記カラーが断熱部材であることを特徴
    とする,請求項4又は5のいずれかに記載の基板の加熱
    処理装置。
  7. 【請求項7】 基板を載置して加熱する熱板と,この熱
    板の周辺部下面を支持する支持部材と,この支持部材を
    支持する支持体とを有する基板の加熱処理装置におい
    て,前記支持部材は,前記熱板の外周面を囲む段部を有
    し,前記支持部材は,前記段部の外側から内側に向かっ
    て水平方向に貫通する貫通孔を有し,この貫通孔を貫通
    して前記支持部材に固定され,さらに前記熱板の外周面
    を押圧して固定する固定部材を有することを特徴とす
    る,基板の加熱処理装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材と前記支持体との間に弾性
    を有する中間部材が設けられていることを特徴とする,
    請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれかに記載
    の基板の加熱処理装置。
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