JP2001256820A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2001256820A
JP2001256820A JP2000071197A JP2000071197A JP2001256820A JP 2001256820 A JP2001256820 A JP 2001256820A JP 2000071197 A JP2000071197 A JP 2000071197A JP 2000071197 A JP2000071197 A JP 2000071197A JP 2001256820 A JP2001256820 A JP 2001256820A
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glove
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globe
socket
light source
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JP2000071197A
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English (en)
Inventor
Toshizumi Okada
敏純 岡田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グローブを支持しているグローブ受け具を、
光源からの伝熱によって振動を生ずることなく安定して
狭持させることができ、また、光源をそれからの熱の影
響を低減させて美観良く支持することができ、また、光
源からの伝熱の影響を受けてもスイッチ用引き紐を安定
して収納可能な照明器具を提供すること。 【解決手段】 器具本体2にグローブ10を支持するグ
ローブ受け具4を備えたものであって、グローブ10の
上方に形成された開口10aの周縁に立ち上がり部1
1、該立ち上がり部11からグローブ内側へ向けて突出
する張り出し部12を設け、グローブ10を回転させる
ことにより該張り出し部12をグローブ受け具4に支持
させてなる照明器具1において、前記グローブ受け具4
を、前記張り出し部12を狭持する断面略コ字状の狭持
部41を設けてばね性を有する金属材料により形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、器具本体に設けら
れるグローブ受け具に、グローブを回転させることによ
り支持させた照明器具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、天井直付け型の照明器具とし
て、図11の分解斜視図に示す如く、器具本体Bにグロ
ーブ100を支持するグローブ受け具Cを備えたもので
あって、グローブ100の上方に形成された開口100
aの周縁に立ち上がり部101、該立ち上がり部101
からグローブ100内側へ向けて突出する張り出し部1
02を設け、グローブ100を回転させることにより該
張り出し部102をグローブ受け具Cに支持させてなる
照明器具Aが提案されている。
【0003】この場合、グローブ受け具Cは、図12
(a)に示すように縦片の下端部から受け片Dをグロー
ブ100の回転取付け方向と略反対方向に向けて突出す
るように有して、図12(b)に示すように器具本体B
の本体ボディ30の外周縁付近に設けられている。そし
て、受け片Dの先端と器具本体Bの下面部に接合される
接合片との間の隙間を、グローブ受け具Cの、断面略コ
字状のさし込み用隙間となる狭持部として、この狭持部
にグローブ100の張り出し部102を支持させると共
にグローブ100を回転させ、この狭持部においてグロ
ーブ100の回転方向一端側に設けられている位置決め
片Eにて位置決めさせ支持する。なお、このものは、位
置決め片Eの対向位置にグローブ100が所定位置に回
転されたとき、ばね反力にて確認音を発する発音片Fを
設けて、照明器具Aを高所において容易に設置できるよ
うになっており、このような構成を採用することで、簡
単な構成により、上天井直付けのものであってもカバー
となる重量の重いグローブ100の取付け、取り外しが
容易にでき、しかも、図12(b)に示すように、器具
本体Bの下面とグローブ100の上端との隙間を無くし
て防虫構造とすることもできる。
【0004】上記照明器具Aにおいては、器具本体B内
部に設けられている点灯装置へ、光源Hとなる丸形蛍光
ランプの発熱による影響の及ぶのを軽減させるために、
当該蛍光ランプをできるだけ器具本体Bから遠ざけた位
置にて給電用のソケットJに装着させていた。また、そ
れに直付けされたプルスイッチ62を使用せず天井に取
り付けられた照明器具Aを、壁に設けられる壁スイッチ
のみの操作に対応させるため、図14(a)に示すよう
に、スイッチ用引き紐Kが収納可能となるよう器具本体
Bの上方にリベット止めされたガイドアームGにて外側
へ向けて引き操作自在にガイドされるように設けられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、グローブ受け具Cが鋼板を折曲し
て形成されており、上記の狭持部の隙間と張り出し部1
02の厚み寸法とを、互いに加工寸法バラツキを考慮し
て対応させていた。そのため、光源Hからの伝熱による
熱膨張において互いに異なる熱膨張率が影響して狭持部
に隙間が生じ、例えば点灯装置として高周波点灯回路を
使用したものにおいては、互いの部品が振動し音を発す
るいう問題があった。
【0006】ところで、上記従来技術の給電用のソケッ
トJは、器具本体Bの本体カバー50の一部を開口させ
て設けられている。その結果、図13に示すように、ソ
ケットJへの接続電線が器具本体の外部に露出した状態
であり、例えば点灯装置として高周波点灯回路を使用し
たものにおいて、本体カバー50を経て高周波ノイズが
その高周波点灯回路へ回り込むのを防止するために光源
Hと本体カバー50との間に生じる浮遊容量を減らす目
的で、光源Hを器具本体Bからより離して設けようとし
たときには、上記接続電線がより多く露出することとな
った。そのため、その接続電線を保護する必要が生じ、
また、外観上見苦しくなることも懸念された。さらに、
図14(b)に示すよう上記ガイドアームGを収納可能
となるよう支持しているリベットのカシメのバラツキに
より、光源Hからの伝熱による熱膨張の繰り返しが影響
して、ガイドアームG基端の支持部にガタツキが生ずる
という問題もあった。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その第1の目的とするところは、グローブを支持し
ているグローブ受け具を、光源からの伝熱によって振動
を生ずることなく安定して狭持させることができ、第2
の目的とするところは、光源をそれからの熱の影響を低
減させて美観良く支持することができ、第3の目的とす
るところは、光源からの伝熱の影響を受けてもスイッチ
用引き紐を安定して収納可能な照明器具を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の照明器具にあっては、器具本体にグローブ
を支持するグローブ受け具を備えたものであって、グロ
ーブの上方に形成された開口の周縁に立ち上がり部、該
立ち上がり部からグローブ内側へ向けて突出する張り出
し部を設け、グローブを回転させることにより該張り出
し部をグローブ受け具に支持させてなる照明器具におい
て、前記グローブ受け具を、前記張り出し部を狭持する
断面略コ字状の狭持部を設けてばね性を有する金属材料
により形成したことを特徴としている。
【0009】この構成にて、グローブが回転されて、器
具本体に設けられる、ばね性を有する金属材料により形
成されたグローブ受け具の断面略コ字状の狭持部に、そ
のグローブ上方の開口周縁の立ち上がり部から内側へ向
けて突設された張り出し部を狭持され支持される。
【0010】そして、上記グローブ受け具に、前記グロ
ーブの回転方向と直交する方向に補強リブを設けること
が好ましい。この場合、ばね性金属材料により形成され
たグローブ受け具が、グローブの回転方向と直交する方
向に向け設けられた補強リブにて補強される。
【0011】また、上記グローブ受け具に前記張り出し
部の支持位置を位置決めする位置決め片を設けるととも
に、前記狭持部に、該位置決め片の対向位置に前記グロ
ーブが所定位置に回転されたときばね反力にて確認音を
発する発音片を一体に設けるのが好ましい。この場合、
グローブが回転されて、そのグローブ上方の開口周縁の
立ち上がり部から内側へ向けて突設された張り出し部
が、器具本体に設けられるグローブ受け具の狭持部の発
音片による確認音にて、位置決め片による所定位置に位
置決めされたのが確認され狭持される。
【0012】また、光源を支持し内方に点灯装置を収容
する本体カバーを上記器具本体の下方に設けて該本体カ
バーの周囲にグローブ受け具を設けて、該本体カバー
に、前記光源へ給電する給電用ソケットの接続面のみを
露出させて該ソケットを装着するソケット装着部を突設
するのが好ましい。この場合、光源へ給電するソケット
が、器具本体下方の、光源を支持し内方に点灯装置を収
容する本体カバーに突設された、その接続面のみを露出
させて該ソケットを装着するソケット装着部に装着さ
れ、且つ該本体カバー周囲に設けられるグローブ受け具
にグローブが回転されて支持される。
【0013】また、上記ソケット装着部と略同一形状の
突出部を、該ソケット装着部と対向するよう前記本体カ
バーに一体形成するのが好ましい。この場合、本体カバ
ーに、その接続面のみを露出させてソケットを装着する
よう突設されたソケット装着部と略同一形状の突出部
が、該ソケット装着部と対向するよう前記本体カバーに
一体形成される。
【0014】また、上記突出部に、前記光源を支持する
支持片を配設するのが好ましい。この場合、光源が、本
体カバーに突設されたソケット装着部と対向するよう前
記本体カバーに一体形成された突出部に設けられた支持
片にて支持され、且つ該ソケット装着部にその接続面の
みを露出させ装着されたソケットから給電される。
【0015】また、上記器具本体の上方に、スイッチ用
引き紐を外側へ向けて引き操作自在にガイドさせるガイ
ドアームを設けて、該器具本体に、前記ガイドアームが
器具本体に対し進退自在となるよう装着する装着部を一
体に形成するのが好ましい。この場合、スイッチ用引き
紐を外側へ向けて引き操作自在にガイドさせるガイドア
ームが、器具本体上方に一体形成された装着部に進退自
在となるよう装着される。
【0016】また、上記装着部に係合部、前記ガイドア
ームに同係合部に係合する被係合部を複数設けるのが好
ましい。この場合、ガイドアームの1つの被係合部が、
器具本体上方の装着部の係合部に係合され位置決め装着
される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する第1の実施の形態を示し、図4
乃至7は、本発明の請求項4乃至6全てに対応する第2
の実施の形態を示し、図8乃至10は、本発明の請求項
7、8に対応する第3の実施の形態を示している。
【0018】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の照明器具の、グローブ受け具の狭持部を示す概
略構成図である。図2は、同照明器具の狭持部の説明図
で、(a)は位置決め片、(b)は発音片を示す。図3
は、同照明器具の狭持部の断面図である。
【0019】この実施の形態の照明器具1は、器具本体
2にグローブ10を支持するグローブ受け具4を備えた
ものであって、グローブ10の上方に形成された開口1
0aの周縁に立ち上がり部11、該立ち上がり部11か
らグローブ内側へ向けて突出する張り出し部12を設
け、グローブ10を回転させることにより該張り出し部
12をグローブ受け具4に支持させてなる照明器具1に
おいて、前記グローブ受け具4を、前記張り出し部12
を狭持する断面略コ字状の狭持部41を設けてばね性を
有する金属材料により形成してなる。又、該実施の形態
の照明器具1においては、前記グローブ受け具4に、前
記グローブ10の回転方向と直交する方向に補強リブ4
4aを設けてもいる。
【0020】詳しくは、この照明器具1は、従来の技術
の項にて説明したもの同様の、商用電源をそお電源とす
る天井直付け型の照明器具で、屋内配線に接続されて天
井に設けられている、良く知られた引っ掛けシーリング
と呼ばれている接続手段に、器具本体2に設けられてい
るシーリングアダプタが接続され、カバーとなるグロー
ブ10がその器具本体2に装着されて例えば住宅等の天
井に設置される。そして、器具本体2を構成する、プレ
コート鋼板と呼ばれている表面塗装処理鋼板を打ち抜い
て、絞り、曲げ等の加工を行って形成された本体ボディ
3、本体カバー5と、該本体ボディ3に固着されている
複数個のグローブ受け具4と、点灯装置6と、本体カバ
ー5に装着されるソケット7と、光源8と、点灯装置6
に設けられる光源操作用のプルスイッチ62のスイッチ
用引き紐63を器具本体2の外側へ向けて引き操作自在
にガイドさせるガイドアーム9と、グローブ10とを備
えている。
【0021】本体ボディ3は、従来の技術にて説明した
ものと同様のもので、板厚0.4〜0.8mm程度の上
記鋼板によるものを用いて、外向けのカール部をもった
周縁の立ち下げ部、円環状の中間の凹凸部を有して略円
盤状に形成されている。そして、その中央には、上記し
たシーリングに接続させるシーリングアダプタを嵌挿さ
せる小開口を有し、また、その上面に後述するガイドア
ーム9が設けられるようになっている。
【0022】グローブ受け具4は、ステンレス材等のば
ね性を有する金属材料にて形成されたものであり、従来
の技術の項にて説明したもののように、本体カバー5の
周囲となる器具本体2の、本体ボディ3外周縁部付近に
設けられている。そして、図2に示すように、後述する
グローブ10に設けられている張り出し部12を支持す
る断面略コ字状の狭持部41と、この場合、該張り出し
部12の支持位置を位置決めする位置決め片46と、こ
の位置決め片46の対向位置にグローブが所定位置に回
転されたときにばね反力にて確認音を発する発音片47
とを有して形成されている。
【0023】狭持部41は、器具本体2の本体ボディ3
の下面部に接合される接合片42と、この接合片42の
一縁を折曲させた縦片43と、カバー2の回転取付け方
向と略反対方向に向けて突出するように設けられたガイ
ド片45を一端に有して、該縦片43の下端部からを折
曲させた受け片44とにより形成された断面略コ字状の
隙間であり、この場合、グローブ10を回転させてその
張り出し部12を当接させる位置決め片46が上記受け
片44の他端側に設けられ、また発音片47が、グロー
ブ10が所定位置となったときにそのばね反力にて確認
音を発するよう、該位置決め片46の対向位置となる縦
片43の端部に横向きに折曲されている。したがって、
発音片47を専用のばね部材を固着させて構成する必要
が無く、安いコストにて形成することが可能となる。な
お、この接合片42には、図2(a)に示すように、本
体ボディ3に接合し係止させるための突起42a、及び
固定ねじを設けるための固定孔42bが形成されてねじ
固定されるようになっている。
【0024】また、この狭持部41の受け片44には、
グローブ10の回転方向と直交する方向に補強リブ44
aが突出形成されている。このグローブ受け具4に荷重
の加わる方向は、グローブ10の自重および使用者がグ
ローブ10を引き下げた時に加わる荷重であってこの狭
持部41のコ字状の開く方向であるため、その方向に加
わる荷重に対して平行、すなわちグローブ10の回転方
向と直交する方向位置として、その荷重に対してグロー
ブ受け具4が浮かないようになっている。
【0025】本体カバー5(図示せず)は、従来の技術
にて説明したものと同様のもので、板厚0.4〜0.8
mm程度の上記鋼板によるものを用いて、本体ボディ3
への取付部となる外向けの鍔部をもった周縁の立ち上げ
部を有して略円盤状に形成され、また、その中央には、
器具本体2を天井面へ固定させる上記シーリングアダプ
タを露出させる長孔を有している。この本体カバー5の
下面には、従来の技術の項にて説明したものと同様に、
後述する点灯装置6に接続されて光源8となる丸形蛍光
ランプに給電するソケット7が設けられている。
【0026】点灯装置6は、図11に示して従来の技術
にて説明したものと同様に高周波点灯回路61にて形成
され、本体ボディ3の長孔近傍に設けられている。そし
て、この点灯装置6に近接させて、従来の技術の項にて
説明したプルスイッチ62が装着されている。
【0027】グローブ10は、この場合、板厚1mm程
度の乳白色等のポリエチレン樹脂シート材を真空成型加
工を行って、上縁に所定高さの立ち上がり部11もって
上面開口の略おわん状に形成されている。このグローブ
10上面の開口10a周縁には、従来の技術の項にて説
明したものと同様、4箇所に張り出し部12が所定幅を
もってグローブ10内側へ向け一体に突設されている。
【0028】上記構成による照明器具1においては、グ
ローブ10を回転させて、器具本体2に設けられる、ば
ね性を有する金属材料により形成されたグローブ受け具
4の断面略コ字状の狭持部41に、そのグローブ10上
方の開口10a周縁の立ち上がり部11から内側へ向け
て突設された張り出し部12を狭持させて支持させ、天
井に設置される。このとき、グロープ嵌合用のグローブ
受け具4自体がばね性をもっており、図3に示すよう
に、張り出し部12の高さ寸法Bをグローブ受け具4の
狭持部41のコ字状の高さAより高くしても吸収するこ
とが可能となり、器具本体2とグローブ10との間に隙
間が生じることが無く、温度変化時の材料の膨張・収縮
による相互の接触部の摩擦を軽減し異音を抑えることが
できる。さらに補強リブ44aにより狭持部41と張り
出し部12との接触面積を少なくすることとなり、より
異音発生を抑えることもできる。
【0029】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、グローブ10が回転されて、器具本体2に設けら
れる、ばね性を有する金属材料により形成されたグロー
ブ受け具4の断面略コ字状の狭持部41に、そのグロー
ブ10上方の開口10a周縁の立ち上がり部11から内
側へ向けて突設された張り出し部12を狭持され支持さ
れるので、光源8からの伝熱によって振動を生ずること
なく安定して狭持させることができる。
【0030】そして、ばね性金属材料により形成された
グローブ受け具4が、グローブ10の回転方向と直交す
る方向に向け設けられた補強リブ44aにて補強される
ので、ばね特性が損なわれることが少ない。また、グロ
ーブ10が回転されて、そのグローブ10上方の開口1
0a周縁の立ち上がり部11から内側へ向けて突設され
た張り出し部12が、器具本体2に設けられるグローブ
受け具4の狭持部41の発音片47による確認音にて、
位置決め片46による所定位置に位置決めされたのが確
認され狭持されるので、少ない部品点数にて組立の作業
性向上を図ることができる
【0031】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態の照明器具の本体カバーを示す部分図である。図
5は、同照明器具の本体カバーを示す正面図である。図
6は、同照明器具のソケット装着部を示す説明図であ
る。図7は、同照明器具の他実施例の本体カバーを示す
部分図である。
【0032】この実施の形態の照明器具1は、本体カバ
ーの構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の
構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の
形態の照明器具1は、光源8を支持し内方に点灯装置6
を収容する本体カバー5を器具本体2の下方に設けて該
本体カバー5の周囲にグローブ受け具4を設け、グロー
ブ10を回転させることにより該グローブ受け具4に支
持させてなる照明器具1において、前記本体カバー5
に、前記光源8へ給電する給電用ソケット7の接続面7
aのみを露出させて該ソケット7を装着するソケット装
着部54を突設している。また、該実施の形態の照明器
具1は、ソケット装着部54と略同一形状の突出部56
を、該ソケット装着部54と対向するよう前記本体カバ
ー5に一体形成してもいる。
【0033】このものの本体カバー5は、板厚0.4〜
0.8mm程度の表面塗装処理鋼板を打ち抜いて、絞
り、曲げ等の加工を行って、図5に示すように、本体ボ
ディ3への取付部となる取付孔52aの穿設された外向
けの鍔部52をもった周縁の立ち上げ部51を有した略
円盤状で、この円盤を横切るようソケット7を露出させ
る露出窓55をもったソケット装着部54及び、突出部
56が、内側の段差部と略同一平面となるよう所定幅を
もって突設されており、また、その中央に器具本体2を
天井面へ固定させる前述の長孔53が設けられている。
なお、その下面の上記段差部の周囲2箇所には、光源8
の丸形蛍光ランプを支持する別部材の支持片13が突設
される。
【0034】すなわち、この本体カバー5は、前述の浮
遊容量をより低減させるため、図6に詳しく示すよう
に、ソケット装着部54の突出幅を蛍光ランプの口金ケ
ース部の幅より狭くして電極部と本体カバー5との距離
をより離隔させ、また、ソケット装着部54のみを部分
的に突出させたことによる本体カバー5自体の成形時の
反りや変形を軽減するため、その中心線上でソケット装
着部54と対称の位置に同様な突出部56が設けられて
おり、それら突出部周辺で反り等が発生して本体ボディ
3へ固定する際の隙間・浮きの発生を防止している。
【0035】上記構成による照明器具1においては、本
体カバー5に、その接続面7aのみを露出させてソケッ
ト7を装着するよう突設されたソケット装着部54と略
同一形状の突出部56が、該ソケット装着部54と対向
するよう前記本体カバー5に一体形成される。そして、
図6に示すように、光源8へ給電するソケット7が、そ
の内方に点灯装置6を収容する本体カバー5に突設され
た、その接続面7aのみを露出させて該ソケット7を装
着するソケット装着部54に固着されて、その接続電線
71がカバーされ装着される。このとき、本体カバー5
には、器具本体2下方の光源8を支持する支持片13が
設けられており、ソケット7に接続された光源8が本体
カバー5に対して比較的離れた位置にて略平行に支持さ
せることが可能となるのである。
【0036】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、光源8へ給電するソケット7が、器具本体2下方
の、光源8を支持し内方に点灯装置6を収容する本体カ
バー5に突設された、その接続面7aのみを露出させて
該ソケット7を装着するソケット装着部54に装着さ
れ、且つ該本体カバー5周囲に設けられるグローブ受け
具にグローブ(いずれも図示せず)が回転されて支持さ
れるので、光源8をそれからの熱の影響を低減させて美
観良く支持することができる。また、本体カバー5に、
その接続面7aのみを露出させてソケット7を装着する
よう突設されたソケット装着部54と略同一形状の突出
部56が、該ソケット装着部54と対向するよう前記本
体カバー5に一体形成されるので、本体カバー5自体の
絞り加工時の反り、変形を軽減することができる。
【0037】なお、本発明は、上記によるもの以外に、
図7に示すように、突出部56に、前記光源8を支持す
る支持片13を配設することもできる。この場合、光源
8が、本体カバー5に突設されたソケット装着部54と
対向するよう前記本体カバー5に一体形成された突出部
56に設けられた支持片13にて支持され、且つ該ソケ
ット装着部54にその接続面7aのみを露出させ装着さ
れたソケット7から給電されるので、光源8の蛍光ラン
プをソケット7を含めて2箇所にて支持することが可能
となって部品点数を低減できる。
【0038】[第3の実施の形態]図8は、第3の実施
の形態の照明器具のガイドアームを示す部分図である。
図9は、同実施の形態の照明器具のガイドアームの概略
構成図である。図10は、同実施の形態の照明器具のガ
イドアームの説明図である。
【0039】この実施の形態の照明器具1は、ガイドア
ームの構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他
の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施
の形態の照明器具1は、グローブ10を支持するグロー
ブ受け具4を器具本体2の下方に設け、スイッチ用引き
紐63を外側へ向けて引き操作自在にガイドさせるガイ
ドアーム9を器具本体2の上方に設け、グローブ10を
回転させることによりグローブ受け具4に支持させてな
る照明器具1において、前記器具本体2に、前記ガイド
アーム9が器具本体2に対し進退自在となるよう装着す
る装着部31を一体に形成している。また、該実施の形
態の照明器具1は、上記装着部31に係合部、前記ガイ
ドアーム9に同係合部に係合する被係合部を複数設けて
もいる。
【0040】詳しくは、このものの本体ボディ3は、板
厚0.4〜0.8mm程度の表面塗装処理鋼板を打ち抜
いて、絞り、曲げ等の加工を行って、図8に示すよう
に、装着部31となる所定幅寸法の切り起こし部を、外
向けのカール部をもった周縁の立ち下げ部に近傍に有し
て略円盤状に形成されている。なお、この切り起こし部
の略中央位置には、後述するガイドアーム9の被係合部
となる位置決め突起94に係合する係合部となる係合孔
32が穿設されている。
【0041】このもののガイドアーム9は、上記装着部
31に内挿されるもので、スイッチ用引き紐63を図9
に示す如く挿通させるガイド孔91が一端部に設けら
れ、このガイド孔91近傍及び、ガイドアーム9の他端
部に、該装着部31に装着しスライドさせたときの脱落
防止用の、切り起こしにて形成された突片92,93が
設けられて、例えば鋼板材を所定幅に打ち抜いて形成さ
れている。
【0042】この突片92,93の中間には、係合孔3
2に係合しガイドアーム9の本体ボディ3からの突出寸
法を決める位置決め突起94を複数設けられており、1
つのガイドアーム9にて異なる外形をもったグローブ1
0に対応可能となっている。また、上記ガイド孔91の
反対側は、ガイドアーム9を図10(c)に示すように
収納したとき、スイッチ用引き紐63を傷つけて切断す
ることが無いようにその端面の角の面取りを行ってい
る。
【0043】上記構成による照明器具1においては、ス
イッチ用引き紐63を外側へ向けて引き操作自在にガイ
ドさせるガイドアーム9が、図10(a)に示すよう
に、器具本体2上方に一体形成された装着部31に装着
される。そして、図10(b)、(c)に示すように進
退させて、スイッチ用引き紐63を外側へ向けて引き操
作自在にガイドさせたり収納させたりすることができ
る。このとき、ガイドアーム9がリベット等のカシメに
よることなく装着されており、熱による膨張の繰り返し
の影響無く、ガイドアーム9を収納または使用状態とす
ることができる。
【0044】したがって、以上説明した照明器具1によ
ると、スイッチ用引き紐63を外側へ向けて引き操作自
在にガイドさせるガイドアーム9が、器具本体2上方に
一体形成された装着部31に進退自在となるよう装着さ
れるので、光源8からの伝熱の影響を受けてもスイッチ
用引き紐63を安定して収納することができる。また、
ガイドアーム9の1つの位置決め突起94が、器具本体
2上方の装着部31の係合孔32に係合され位置決め装
着されるので、1つのガイドアーム9にて異なる外形を
もったグローブ10に対応可能となって使い勝手が良
い。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の照明器具にあっては、グローブが
回転されて、器具本体に設けられる、ばね性を有する金
属材料により形成されたグローブ受け具の断面略コ字状
の狭持部に、そのグローブ上方の開口周縁の立ち上がり
部から内側へ向けて突設された張り出し部を狭持され支
持されるので、光源からの伝熱によって振動を生ずるこ
となく安定して狭持させることができる。
【0046】また、請求項2記載の照明器具にあって
は、ばね性金属材料により形成されたグローブ受け具
が、グローブの回転方向と直交する方向に向け設けられ
た補強リブにて補強されるので、ばね特性が損なわれる
ことが少ない。
【0047】また、請求項3記載の照明器具にあって
は、グローブが回転されて、そのグローブ上方の開口周
縁の立ち上がり部から内側へ向けて突設された張り出し
部が、器具本体に設けられるグローブ受け具の狭持部の
発音片による確認音にて、位置決め片による所定位置に
位置決めされたのが確認され狭持されるので、少ない部
品点数にて組立の作業性向上を図ることができる
【0048】また、請求項4記載の照明器具にあって
は、光源へ給電するソケットが、器具本体下方の、光源
を支持し内方に点灯装置を収容する本体カバーに突設さ
れた、その接続面のみを露出させて該ソケットを装着す
るソケット装着部に装着され、且つ該本体カバー周囲に
設けられるグローブ受け具にグローブが回転されて支持
されるので、光源をそれからの熱の影響を低減させて美
観良く支持することができる。
【0049】また、請求項5記載の照明器具にあって
は、本体カバーに、その接続面のみを露出させてソケッ
トを装着するよう突設されたソケット装着部と略同一形
状の突出部が、該ソケット装着部と対向するよう前記本
体カバーに一体形成されるので、本体カバー自体の絞り
加工時の反り、変形を軽減することができる。
【0050】また、請求項6記載の照明器具にあって
は、光源が、本体カバーに突設されたソケット装着部と
対向するよう前記本体カバーに一体形成された突出部に
設けられた支持片にて支持され、且つ該ソケット装着部
にその接続面のみを露出させ装着されたソケットから給
電されるので、光源の蛍光ランプをソケットを含めて2
箇所にて支持することが可能となって部品点数を低減で
きる。
【0051】また、請求項7記載の照明器具にあって
は、スイッチ用引き紐を外側へ向けて引き操作自在にガ
イドさせるガイドアームが、器具本体上方に一体形成さ
れた装着部に進退自在となるよう装着されるので、光源
からの伝熱の影響を受けてもスイッチ用引き紐63を安
定して収納することができる。
【0052】また、請求項8記載の照明器具にあって
は、ガイドアームの1つの被係合部が、器具本体上方の
装着部の係合部に係合され位置決め装着されるので、1
つのガイドアームにて異なる外形をもったグローブに対
応可能となって使い勝手が良い。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態の照明器具の、グ
ローブ受け具の狭持部を示す概略構成図である。
【図2】図2は、同照明器具の狭持部の説明図で、
(a)は位置決め片、(b)は発音片を示す。
【図3】同照明器具の狭持部の断面図である。
【図4】第2の実施の形態の照明器具の本体カバーを示
す部分図である。
【図5】同照明器具の本体カバーを示す正面図である。
【図6】同照明器具のソケット装着部を示す説明図であ
る。
【図7】同照明器具の他実施例の本体カバーを示す部分
図である。
【図8】第3の実施の形態の照明器具のガイドアームを
示す部分図である。
【図9】同実施の形態の照明器具のガイドアームの概略
構成図である。
【図10】同実施の形態の照明器具のガイドアームの説
明図である。
【図11】本発明の従来例である照明器具を示す分解斜
視図である。
【図12】同照明器具の狭持部の説明図で、
【図13】同照明器具のソケット装着部を示す斜視図で
ある。
【図14】同照明器具のガイドアームの説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 器具本体 31 装着部 32 係合孔(係合部) 4 グローブ受け具 41 狭持部 44a 補強リブ 5 本体カバー 54 ソケット装着部 56 突出部 63 スイッチ用引き紐 7 ソケット 7a 接続面 9 ガイドアーム 94 位置決め突起(被係合部) 10 グローブ 10a 開口 11 立ち上がり部 12 張り出し部 13 支持片

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体にグローブを支持するグローブ
    受け具を備えたものであって、グローブの上方に形成さ
    れた開口の周縁に立ち上がり部、該立ち上がり部からグ
    ローブ内側へ向けて突出する張り出し部を設け、グロー
    ブを回転させることにより該張り出し部をグローブ受け
    具に支持させてなる照明器具において、 前記グローブ受け具を、前記張り出し部を狭持する断面
    略コ字状の狭持部を設けてばね性を有する金属材料によ
    り形成したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記グローブ受け具に、前記グローブの
    回転方向と直交する方向に補強リブを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記グローブ受け具に前記張り出し部の
    支持位置を位置決めする位置決め片を設けるとともに、
    前記狭持部に、該位置決め片の対向位置に前記グローブ
    が所定位置に回転されたときばね反力にて確認音を発す
    る発音片を一体に設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 光源を支持し内方に点灯装置を収容する
    本体カバーを器具本体の下方に設けて該本体カバーの周
    囲にグローブ受け具を設け、グローブを回転させること
    により該グローブ受け具に支持させてなる照明器具にお
    いて、 前記本体カバーに、前記光源へ給電する給電用ソケット
    の接続面のみを露出させて該ソケットを装着するソケッ
    ト装着部を突設したことを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 前記ソケット装着部と略同一形状の突出
    部を、該ソケット装着部と対向するよう前記本体カバー
    に一体形成したことを特徴とする請求項4記載の照明器
    具。
  6. 【請求項6】 前記突出部に、前記光源を支持する支持
    片を配設したことを特徴とする請求項5記載の照明器
    具。
  7. 【請求項7】 グローブを支持するグローブ受け具を器
    具本体の下方に設け、スイッチ用引き紐を外側へ向けて
    引き操作自在にガイドさせるガイドアームを器具本体の
    上方に設け、グローブを回転させることによりグローブ
    受け具に支持させてなる照明器具において、 前記器具本体に、前記ガイドアームが器具本体に対し進
    退自在となるよう装着する装着部を一体に形成したこと
    を特徴とする照明器具。
  8. 【請求項8】 前記装着部に係合部、前記ガイドアーム
    に同係合部に係合する被係合部を複数設けたことを特徴
    とする請求項7記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204735A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具

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