JP2001251232A - アンテナダイバーシチ受信装置 - Google Patents
アンテナダイバーシチ受信装置Info
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- JP2001251232A JP2001251232A JP2000058967A JP2000058967A JP2001251232A JP 2001251232 A JP2001251232 A JP 2001251232A JP 2000058967 A JP2000058967 A JP 2000058967A JP 2000058967 A JP2000058967 A JP 2000058967A JP 2001251232 A JP2001251232 A JP 2001251232A
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- Transceivers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信状況の厳しい環境下においても受信性能
を向上させることができるアンテナダイバーシチ受信装
置を提供する。 【解決手段】 本発明の実施の形態においては、ダイバ
ーシチ受信機能を有する携帯電話機本体１００に対し
て、イヤホンとチップアンテナＡＮ２とを内蔵するイヤ
ピース部２００と、コード３００とを配置する。コード
３００が携帯電話機本体１００に非接続の場合には、本
体の主アンテナＡＮ０と副アンテナＡＮ１とによりダイ
バーシチ受信が行われ、コード３００が携帯電話機本体
１００に接続されると、互いに十分な距離だけ離れて配
置される主アンテナＡＮ０とイヤホン部２００のチップ
アンテナＡＮ２とによりダイバーシチ受信が行われる。
を向上させることができるアンテナダイバーシチ受信装
置を提供する。 【解決手段】 本発明の実施の形態においては、ダイバ
ーシチ受信機能を有する携帯電話機本体１００に対し
て、イヤホンとチップアンテナＡＮ２とを内蔵するイヤ
ピース部２００と、コード３００とを配置する。コード
３００が携帯電話機本体１００に非接続の場合には、本
体の主アンテナＡＮ０と副アンテナＡＮ１とによりダイ
バーシチ受信が行われ、コード３００が携帯電話機本体
１００に接続されると、互いに十分な距離だけ離れて配
置される主アンテナＡＮ０とイヤホン部２００のチップ
アンテナＡＮ２とによりダイバーシチ受信が行われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナダイバ
ーシチ受信装置に関し、より特定的には、携帯電話機に
おける受信性能向上のための構成に関する。
ーシチ受信装置に関し、より特定的には、携帯電話機に
おける受信性能向上のための構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話機においては、フェージング等
の受信状況の悪化にともなう伝送品質の低下を防止する
ために、２系統のアンテナを用いて信号を受信するアン
テナダイバーシチ受信が主流となっている。
の受信状況の悪化にともなう伝送品質の低下を防止する
ために、２系統のアンテナを用いて信号を受信するアン
テナダイバーシチ受信が主流となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アンテナダイバーシチ受信では、２系統のアンテナをλ
／３〜λ／２（λ：送受信される信号の波長）以上離し
て配置することにより十分なダイバーシチ効果を得るこ
とができる。
アンテナダイバーシチ受信では、２系統のアンテナをλ
／３〜λ／２（λ：送受信される信号の波長）以上離し
て配置することにより十分なダイバーシチ効果を得るこ
とができる。
【０００４】たとえば、８００ＭＨｚ（波長λ：約３７
ｃｍ）の信号を送受信するＰＤＣ方式の携帯電話機であ
れば、約１３〜１８ｃｍ（＝λ／２）、１．５ＧＨｚの
信号を送受信する携帯電話機であれば、約７〜１０ｃｍ
である。
ｃｍ）の信号を送受信するＰＤＣ方式の携帯電話機であ
れば、約１３〜１８ｃｍ（＝λ／２）、１．５ＧＨｚの
信号を送受信する携帯電話機であれば、約７〜１０ｃｍ
である。
【０００５】しかしながら、近年、携帯電話機の小型化
が進んでいる。したがって、携帯電話機本体に２系統の
アンテナを搭載する従来の構成では、小型化にともない
２系統のアンテナ間の距離を十分に確保できない。この
ため、フェージング等の受信状況の悪化が無視できない
環境下においては、受信性能が低下し、伝送品質が保証
されないという問題がある。
が進んでいる。したがって、携帯電話機本体に２系統の
アンテナを搭載する従来の構成では、小型化にともない
２系統のアンテナ間の距離を十分に確保できない。この
ため、フェージング等の受信状況の悪化が無視できない
環境下においては、受信性能が低下し、伝送品質が保証
されないという問題がある。
【０００６】そこで、本発明はかかる問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、携帯電話機にお
ける受信性能を向上させることができるアンテナダイバ
ーシチ受信装置を提供することにある。
めになされたものであり、その目的は、携帯電話機にお
ける受信性能を向上させることができるアンテナダイバ
ーシチ受信装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明によるアンテナ
ダイバーシチ受信装置は、音声信号を含む電波信号を受
信するための第１アンテナおよび第２アンテナを含む携
帯電話機本体と、コー携帯電話機本体から伝送される音
声信号に基づき、音声を出力するためのイヤホンと、音
声信号を含む電波信号を受信するための第３アンテナと
を含むイヤピース部と、一方の端部がイヤピース部と接
続されるコードとを備え、携帯電話機本体は、コードの
他方の端部を接続するための接続部と、接続部にコード
が接続された場合には、第１アンテナと第３アンテナと
により電波信号をダイバーシチ受信し、接続部にコード
が接続されていない場合には、第１アンテナと第２アン
テナとにより電波信号をダイバーシチ受信するための信
号処理部とをさらに含む。
ダイバーシチ受信装置は、音声信号を含む電波信号を受
信するための第１アンテナおよび第２アンテナを含む携
帯電話機本体と、コー携帯電話機本体から伝送される音
声信号に基づき、音声を出力するためのイヤホンと、音
声信号を含む電波信号を受信するための第３アンテナと
を含むイヤピース部と、一方の端部がイヤピース部と接
続されるコードとを備え、携帯電話機本体は、コードの
他方の端部を接続するための接続部と、接続部にコード
が接続された場合には、第１アンテナと第３アンテナと
により電波信号をダイバーシチ受信し、接続部にコード
が接続されていない場合には、第１アンテナと第２アン
テナとにより電波信号をダイバーシチ受信するための信
号処理部とをさらに含む。
【０００８】好ましくは、第３アンテナは、高誘電率材
料で形成されるチップ誘電体アンテナである。そして、
特に、コードにより、第１アンテナと第３アンテナとの
距離が、受信する電波信号の波長λに対して少なくとも
λ／３〜λ／２だけ確保される。
料で形成されるチップ誘電体アンテナである。そして、
特に、コードにより、第１アンテナと第３アンテナとの
距離が、受信する電波信号の波長λに対して少なくとも
λ／３〜λ／２だけ確保される。
【０００９】より特定的には、携帯電話機本体は、接続
部における接続状態に応じて、第２アンテナまたは第３
アンテナと信号処理部とを電気的に接続する第１切替部
と、信号処理部の出力に基づき、音声を出力するための
音声出力回路と、接続部における接続状態に応じて、音
声出力回路またはコードに音声信号を伝送するための第
２切替部とをさらに含む。
部における接続状態に応じて、第２アンテナまたは第３
アンテナと信号処理部とを電気的に接続する第１切替部
と、信号処理部の出力に基づき、音声を出力するための
音声出力回路と、接続部における接続状態に応じて、音
声出力回路またはコードに音声信号を伝送するための第
２切替部とをさらに含む。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一
または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さ
ない。
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一
または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さ
ない。
【００１１】本発明の実施の形態によるアンテナダイバ
ーシチ受信装置の構成について、図１および図２を用い
て説明する。図１および図２においては、主アンテナと
第１の副アンテナとを有するダイバーシチ機能を有する
携帯電話機本体１００と、第２の副アンテナとして機能
する受信専用のチップアンテナを有するイヤピース部２
００と、携帯電話機本体１００とイヤピース部２００と
を接続するためのコード３００とが示されている。
ーシチ受信装置の構成について、図１および図２を用い
て説明する。図１および図２においては、主アンテナと
第１の副アンテナとを有するダイバーシチ機能を有する
携帯電話機本体１００と、第２の副アンテナとして機能
する受信専用のチップアンテナを有するイヤピース部２
００と、携帯電話機本体１００とイヤピース部２００と
を接続するためのコード３００とが示されている。
【００１２】携帯電話機本体１００は、音声信号を含む
電波信号を送受信するための主アンテナＡＮ０、音声信
号を含む電波信号を受信するための副アンテナＡＮ１、
主アンテナＡＮ０で受けるＲＦ信号を受信処理するため
の受信部１、副アンテナＡＮ１または後述するチップア
ンテナＡＮ２で受けるＲＦ信号を受信処理するための受
信部２、音声信号を含む電波信号を主アンテナＡＮ０か
ら送信するための送信処理を行なう送信部３、主アンテ
ナＡＮ０を送信用または受信用に切替えるためのデュプ
レクサ４、および受信部１の出力および受信部２の出力
を受けるダイバーシチ受信処理部５を備える。
電波信号を送受信するための主アンテナＡＮ０、音声信
号を含む電波信号を受信するための副アンテナＡＮ１、
主アンテナＡＮ０で受けるＲＦ信号を受信処理するため
の受信部１、副アンテナＡＮ１または後述するチップア
ンテナＡＮ２で受けるＲＦ信号を受信処理するための受
信部２、音声信号を含む電波信号を主アンテナＡＮ０か
ら送信するための送信処理を行なう送信部３、主アンテ
ナＡＮ０を送信用または受信用に切替えるためのデュプ
レクサ４、および受信部１の出力および受信部２の出力
を受けるダイバーシチ受信処理部５を備える。
【００１３】ダイバーシチ受信処理部５では、受信部１
の出力および受信部２の出力がそれぞれ復調され、２系
統の復調データのうち一方の復調データを用いて伝送さ
れた信号を再生するか、または２系統の復調データを合
成して伝送された信号を再生するかが決定される。
の出力および受信部２の出力がそれぞれ復調され、２系
統の復調データのうち一方の復調データを用いて伝送さ
れた信号を再生するか、または２系統の復調データを合
成して伝送された信号を再生するかが決定される。
【００１４】主アンテナＡＮ０は、携帯電話機本体１０
０から引出し、また本体に収納可能なように配置する。
また、副アンテナＡＮ１は、携帯電話機本体１００に内
蔵する。主アンテナは、引出した状態で、信号の波長λ
に対してλ／４の長さを確保する。なお、主アンテナＡ
Ｎ０、副アンテナＡＮ１は、上述したものに特に限定さ
れない。
０から引出し、また本体に収納可能なように配置する。
また、副アンテナＡＮ１は、携帯電話機本体１００に内
蔵する。主アンテナは、引出した状態で、信号の波長λ
に対してλ／４の長さを確保する。なお、主アンテナＡ
Ｎ０、副アンテナＡＮ１は、上述したものに特に限定さ
れない。
【００１５】携帯電話機本体１００はさらに、入出力機
能を有するイヤピースジャック６、ダイバーシチ受信処
理部５での処理に基づき音声を再生するための音声再生
処理を行なう音声部８、音声部８の出力を受けて、音声
を外部に出力するためのスピーカ９、およびイヤピース
ジャック６とコード３００との結合状態に応じて、副ア
ンテナＡＮ１からイヤピース部２００に接続関係を切替
えるための切替部１０を備える。
能を有するイヤピースジャック６、ダイバーシチ受信処
理部５での処理に基づき音声を再生するための音声再生
処理を行なう音声部８、音声部８の出力を受けて、音声
を外部に出力するためのスピーカ９、およびイヤピース
ジャック６とコード３００との結合状態に応じて、副ア
ンテナＡＮ１からイヤピース部２００に接続関係を切替
えるための切替部１０を備える。
【００１６】切替部１０は、イヤピースジャック６とコ
ード３００との結合状態に応じて、副アンテナＡＮ１ま
たはチップアンテナＡＮ２のいずれか一方を受信部２と
電気的に接続するための切替部１１と、イヤピースジャ
ック６とコード３００との結合状態に応じて、音声部８
の出力をスピーカ９またはコード３００のいずれか一方
に伝送するための切替部１２とを含む。
ード３００との結合状態に応じて、副アンテナＡＮ１ま
たはチップアンテナＡＮ２のいずれか一方を受信部２と
電気的に接続するための切替部１１と、イヤピースジャ
ック６とコード３００との結合状態に応じて、音声部８
の出力をスピーカ９またはコード３００のいずれか一方
に伝送するための切替部１２とを含む。
【００１７】コード３００の一方の先端部には、イヤピ
ースジャック６に接続するためのプラグ３０が設けら
れ、他方の先端部には、イヤピース部２００が接続され
ている。イヤピース部２００は、コード３００を介して
携帯電話機本体１００と電気的に接続される。
ースジャック６に接続するためのプラグ３０が設けら
れ、他方の先端部には、イヤピース部２００が接続され
ている。イヤピース部２００は、コード３００を介して
携帯電話機本体１００と電気的に接続される。
【００１８】イヤピース部２００は、チップアンテナＡ
Ｎ２と、チップアンテナＡＮ２とコード３００との間に
配置され、チップアンテナＡＮ２で受ける音声信号を含
む電波信号をコード３００に出力するための整合回路２
０と、コード３００で受ける音声信号を音声として外部
に出力するための音声部２１（イヤホン）とを備える。
ユーザは、イヤピース部２００を耳に接近または装着す
ることにより音声を聞き取ることができる。
Ｎ２と、チップアンテナＡＮ２とコード３００との間に
配置され、チップアンテナＡＮ２で受ける音声信号を含
む電波信号をコード３００に出力するための整合回路２
０と、コード３００で受ける音声信号を音声として外部
に出力するための音声部２１（イヤホン）とを備える。
ユーザは、イヤピース部２００を耳に接近または装着す
ることにより音声を聞き取ることができる。
【００１９】チップアンテナＡＮ２は、高誘電率の材料
で形成される小型の誘電体アンテナである。図３には、
チップアンテナの一例が示されている。図３に示される
チップアンテナの形状寸法は、長さ９ｍｍ×幅２ｍｍ×
高さ２ｍｍであって、チップアンテナを接地するための
２つのアース５０Ａ、５０Ｂと、給電線が接続される給
電電極部５２とを備えている。材質は、チタン酸バリウ
ム（ＢａＴｉＯ3）をベースとし、誘電率は、２１．４
〜である。
で形成される小型の誘電体アンテナである。図３には、
チップアンテナの一例が示されている。図３に示される
チップアンテナの形状寸法は、長さ９ｍｍ×幅２ｍｍ×
高さ２ｍｍであって、チップアンテナを接地するための
２つのアース５０Ａ、５０Ｂと、給電線が接続される給
電電極部５２とを備えている。材質は、チタン酸バリウ
ム（ＢａＴｉＯ3）をベースとし、誘電率は、２１．４
〜である。
【００２０】チップアンテナＡＮ２は、小型で薄型のも
のを使用する。材質は、チタン酸バリウムをはじめとす
る高誘電率の材料をベースとする。なお、チタン酸バリ
ウムをベースに他の材料を添加することにより誘電率等
の特性が向上される。
のを使用する。材質は、チタン酸バリウムをはじめとす
る高誘電率の材料をベースとする。なお、チタン酸バリ
ウムをベースに他の材料を添加することにより誘電率等
の特性が向上される。
【００２１】コード３００により、主アンテナＡＮ０と
チップアンテナＡＮ２との間の距離が受信する電波信号
の波長λに対して少なくともλ／３〜λ／２だけ確保さ
れるようにする。
チップアンテナＡＮ２との間の距離が受信する電波信号
の波長λに対して少なくともλ／３〜λ／２だけ確保さ
れるようにする。
【００２２】次に、上記構成に基づく通信処理について
説明する。携帯電話機本体１００は、単独で通信機能を
有する。イヤピースジャック６にコード３００が結合さ
れていない状態では、副アンテナＡＮ１で受信された信
号と主アンテナＡＮ０で受信された信号とがダイバーシ
チ受信処理部５に与えられる。携帯電話機本体１００
は、携帯電話機本体１００に設けられる主アンテナＡＮ
０と副アンテナＡＮ１とによりダイバーシチ受信を実現
する。この状態においては、ユーザは、スピーカ９を介
して音声を聞き取ることになる。
説明する。携帯電話機本体１００は、単独で通信機能を
有する。イヤピースジャック６にコード３００が結合さ
れていない状態では、副アンテナＡＮ１で受信された信
号と主アンテナＡＮ０で受信された信号とがダイバーシ
チ受信処理部５に与えられる。携帯電話機本体１００
は、携帯電話機本体１００に設けられる主アンテナＡＮ
０と副アンテナＡＮ１とによりダイバーシチ受信を実現
する。この状態においては、ユーザは、スピーカ９を介
して音声を聞き取ることになる。
【００２３】一方、イヤピースジャック６にコード３０
０が結合されると、切替部１１により、副アンテナＡＮ
１に代わってチップアンテナＡＮ２と受信部２とが電気
的に接続されることになる。したがって、この状態で信
号を受信する際には、チップアンテナＡＮ２で受信され
た信号と主アンテナＡＮ０で受信された信号とがダイバ
ーシチ受信処理部５に与えられることになる。すなわ
ち、携帯電話機本体１００は、携帯電話機本体１００に
設けられる主アンテナＡＮ０とイヤピース部２００に内
蔵されるチップアンテナＡＮ２とによりダイバーシチ受
信を実現する。
０が結合されると、切替部１１により、副アンテナＡＮ
１に代わってチップアンテナＡＮ２と受信部２とが電気
的に接続されることになる。したがって、この状態で信
号を受信する際には、チップアンテナＡＮ２で受信され
た信号と主アンテナＡＮ０で受信された信号とがダイバ
ーシチ受信処理部５に与えられることになる。すなわ
ち、携帯電話機本体１００は、携帯電話機本体１００に
設けられる主アンテナＡＮ０とイヤピース部２００に内
蔵されるチップアンテナＡＮ２とによりダイバーシチ受
信を実現する。
【００２４】主アンテナＡＮ０とチップアンテナＡＮ２
との距離が受信する電波信号の波長λに対して少なくと
もλ／３〜λ／２だけ確保されるため、アンテナ間の相
関が小さくなる。したがって、十分なダイバーシチ効果
を得ることができる。
との距離が受信する電波信号の波長λに対して少なくと
もλ／３〜λ／２だけ確保されるため、アンテナ間の相
関が小さくなる。したがって、十分なダイバーシチ効果
を得ることができる。
【００２５】なお、この状態においては、切替部１２
は、スピーカ９に代わってイヤピース部２００と音声部
８とを電気的に接続する。したがって、ユーザは、スピ
ーカ９に代わって、イヤピース部２００（イヤホン）に
より音声を聞き取ることができる。
は、スピーカ９に代わってイヤピース部２００と音声部
８とを電気的に接続する。したがって、ユーザは、スピ
ーカ９に代わって、イヤピース部２００（イヤホン）に
より音声を聞き取ることができる。
【００２６】このように、本発明の実施の形態によるア
ンテナダイバーシチ受信装置によると、携帯電話機本体
にコードを介してイヤピース部を接続することにより、
携帯電話機本体に設けられる主アンテナと携帯電話機本
体と十分な距離だけ離れた位置にあるイヤピース部に内
蔵されるチップアンテナとによりアンテナダイバーシチ
受信を実現することができる。
ンテナダイバーシチ受信装置によると、携帯電話機本体
にコードを介してイヤピース部を接続することにより、
携帯電話機本体に設けられる主アンテナと携帯電話機本
体と十分な距離だけ離れた位置にあるイヤピース部に内
蔵されるチップアンテナとによりアンテナダイバーシチ
受信を実現することができる。
【００２７】したがって、フェージング等の受信状況の
厳しい環境下では、イヤピース部２００と携帯電話機本
体１００とを接続することにより、ダイバーシチ効果を
向上させることができる。
厳しい環境下では、イヤピース部２００と携帯電話機本
体１００とを接続することにより、ダイバーシチ効果を
向上させることができる。
【００２８】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【００２９】
【発明の効果】本発明に係るアンテナダイバーシチ受信
装置によると、通信機能を有する携帯電話機本体と、チ
ップアンテナを含むイヤピース部とをコードを介して接
続することにより、携帯電話機本体に設けられる主アン
テナとイヤピース部に内蔵されるアンテナとでアンテナ
ダイバーシチ受信を行なうことができる。
装置によると、通信機能を有する携帯電話機本体と、チ
ップアンテナを含むイヤピース部とをコードを介して接
続することにより、携帯電話機本体に設けられる主アン
テナとイヤピース部に内蔵されるアンテナとでアンテナ
ダイバーシチ受信を行なうことができる。
【００３０】これにより、携帯電話機本体に配置される
主アンテナとイヤピース部に内蔵されるチップアンテナ
との距離を十分にとることができる。したがって、携帯
電話機本体の小型化によらず、携帯電話機本体とイヤピ
ース部とを信号波長λに対して、λ／３〜λ／２以上離
した状態で通話ができるので、ダイバーシチ効果を向上
させることができる。
主アンテナとイヤピース部に内蔵されるチップアンテナ
との距離を十分にとることができる。したがって、携帯
電話機本体の小型化によらず、携帯電話機本体とイヤピ
ース部とを信号波長λに対して、λ／３〜λ／２以上離
した状態で通話ができるので、ダイバーシチ効果を向上
させることができる。
【００３１】また、本来音声を聞くために使用されるイ
ヤピース部に副アンテナとなる小型のチップアンテナを
内蔵させるので、特に機器の規模を増大させることな
く、受信性能の向上が図れる。
ヤピース部に副アンテナとなる小型のチップアンテナを
内蔵させるので、特に機器の規模を増大させることな
く、受信性能の向上が図れる。
【図１】 本発明の実施の形態によるアンテナダイバー
シチ受信装置を実現するための構成を示す図である。
シチ受信装置を実現するための構成を示す図である。
【図２】 携帯電話機本体１００と、イヤピース部２０
０と、コード３００との関係を示す概念図である。
０と、コード３００との関係を示す概念図である。
【図３】 チップアンテナＡＮ２の一例を示す図であ
る。
る。
１，２ 受信部、３ 送信部、４ デュプレクサ、５
ダイバーシチ受信処理部、１０，１１，１２ 切替部、
６ イヤピースジャック、８，２１ 音声部、９ スピ
ーカ、２０ 整合回路、３０ プラグ、ＡＮ０ 主アン
テナ、ＡＮ１副アンテナ、ＡＮ２ チップアンテナ、１
００ 携帯電話機本体、２００ イヤピース部、３００
コード。
ダイバーシチ受信処理部、１０，１１，１２ 切替部、
６ イヤピースジャック、８，２１ 音声部、９ スピ
ーカ、２０ 整合回路、３０ プラグ、ＡＮ０ 主アン
テナ、ＡＮ１副アンテナ、ＡＮ２ チップアンテナ、１
００ 携帯電話機本体、２００ イヤピース部、３００
コード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J021 AA03 AA13 AB03 AB06 CA06 DB04 FA17 FA26 FA31 FA32 GA02 GA08 HA05 HA10 5J047 AA04 AB06 AB13 FD01 5K011 AA04 AA06 AA16 DA02 DA18 JA01 KA13 5K059 CC03 DD24 DD27 5K067 AA01 BB04 CC24 EE02 KK03
Claims (4)
- 【請求項１】 音声信号を含む電波信号を受信するため
の第１アンテナおよび第２アンテナを含む携帯電話機本
体と、 前記携帯電話機本体から伝送される音声信号に基づき、
音声を出力するためのイヤホンと、音声信号を含む電波
信号を受信するための第３アンテナとを含むイヤピース
部と、 一方の端部が前記イヤピース部と接続されるコードとを
備え、 前記携帯電話機本体は、 前記コードの他方の端部を接続するための接続部と、 前記接続部に前記コードが接続された場合には、前記第
１アンテナと前記第３アンテナとにより前記電波信号を
ダイバーシチ受信し、前記接続部に前記コードが接続さ
れていない場合には、前記第１アンテナと前記第２アン
テナとにより前記電波信号をダイバーシチ受信するため
の信号処理部とをさらに含む、アンテナダイバーシチ受
信装置。 - 【請求項２】 前記第３アンテナは、 高誘電率材料で形成されるチップ誘電体アンテナであ
る、請求項１に記載のアンテナダイバーシチ受信装置。 - 【請求項３】 前記コードにより、前記第１アンテナと
前記第３アンテナとの距離が、受信する電波信号の波長
λに対して少なくともλ／３〜λ／２だけ確保される、
請求項２に記載のアンテナダイバーシチ受信装置。 - 【請求項４】 前記携帯電話機本体は、 前記接続部における接続状態に応じて、前記第２アンテ
ナまたは前記第３アンテナと前記信号処理部とを電気的
に接続する第１切替部と、 前記信号処理部の出力に基づき、音声を出力するための
音声出力回路と、 前記接続部における接続状態に応じて、前記音声出力回
路または前記コードのいずれか一方に音声信号を伝送す
るための第２切替部とをさらに含む、請求項１に記載の
アンテナダイバーシチ受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000058967A JP2001251232A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | アンテナダイバーシチ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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