JP2001250705A - 回転型電気部品、及び回転型電気部品への操作部材の取付構造 - Google Patents

回転型電気部品、及び回転型電気部品への操作部材の取付構造

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JP2001250705A
JP2001250705A JP2000067162A JP2000067162A JP2001250705A JP 2001250705 A JP2001250705 A JP 2001250705A JP 2000067162 A JP2000067162 A JP 2000067162A JP 2000067162 A JP2000067162 A JP 2000067162A JP 2001250705 A JP2001250705 A JP 2001250705A
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rotary electric
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Toshio Honma
俊生 本間
Katsuhiko Tochihara
克彦 栃原
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着装置による組込が可能で生産性が良く、
且つ、操作部材と回転体との間での遊びが無く、操作の
確実なものを提供する。 【解決手段】 本発明の回転型電気部品において、回転
体5には、孔5aの大部分を塞ぐ塞ぎ部11が一体に設
けられたため、吸着装置10による組込が可能となり、
生産性の良好な回転型電気部品を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響機器などの電
子機器に使用される回転型電気部品、及び回転型電気部
品への操作部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転型電気部品、及び回転型電気
部品への操作部材の取付構造を図10〜図13に基づい
て説明すると、可変抵抗器等の面実装される回転型電気
部品21は、複数個の端子22を埋設し、上面に抵抗体
(図示せず)を設けた絶縁基板23と、抵抗体上を摺動
する摺動子24が取り付けられ、合成樹脂の成型品から
なる回転可能な回転体25と、摺動子24を覆い、絶縁
基板23とで回転体25を回転可能に保持するカバー2
6とで構成されている。
【0003】また、回転体25は、中央部に前後に開放
された孔25aを有し、この孔25aには、後述する操
作部材27が挿入されて、この操作部材27により回転
体25を回転して、抵抗値の調整が行われるようになっ
ている。そして、このような構成を有する回転型電気部
品21は、図11に示すように、絶縁基板23の実装面
23aがプリント基板28上に載置され、端子22がプ
リント基板28の導電パターン(図示せず)に半田付け
されて取り付けられる。
【0004】また、一般に、回転型電気部品21のプリ
ント基板28への組み込みは、図11に示すように、搬
送手段29の吸着装置30をカバー26に載置し、吸着
装置30で回転型電気部品21を吸着した状態で、搬送
手段29により回転型電気部品21をプリント基板28
上まで搬送するようになっている。しかし、従来の回転
型電気部品21の回転体25には、操作部材27を挿入
するための孔25aの全体が前後に貫通して設けられて
いるため、この孔25aの存在により、吸着装置30に
よる吸着ができないものであった。
【0005】そして、回転型電気部品21がプリント基
板28に取り付けられた後、図12に示すように、摘み
27aからなる操作部材27の軸部27bを回転体25
の孔25aに挿通し、軸部27bの先端部をカシメて取
り付けたり、或いは、図13に示すように、操作軸27
cからなる操作部材27の軸部27dを回転体25の孔
25aに挿入したりして、回転型電気部品21に操作部
材27を取り付けるようになっている。
【0006】しかし、図13に示すように、操作軸27
cの軸部27dを孔25aに挿入するものにおいては、
軸部27dを孔25aに強嵌合すると、回転体25に割
れを生じることから遊びのある状態で嵌合されたものと
なっており、従って、操作軸27cを回転した時、回転
体25との間で遊びを生じるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転型電気部品
において、回転体25には、操作部材27を挿入するた
めの孔25aの全体が前後に貫通して設けられているた
め、この孔25aの存在により、吸着装置30による吸
着ができず、組込性が悪いという問題がある。従来の回
転型電気部品への操作部材の取付構造において、操作軸
27cと回転体25との間に遊びが生じ、操作軸27c
を回転した時、回転体25を直ちに回転できないという
問題がある。
【0008】そこで、本発明は、吸着装置による組込が
可能で生産性が良く、且つ、操作部材と回転体との間で
の遊びが無く、操作の確実な回転型電気部品、及び回転
型電気部品への操作部材の取付構造を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、回転可能に取り付けられた回
転体と、この回転体の中央に設けられ、前記回転体を操
作する操作部材が挿入可能な孔とを備え、前記回転体に
は、前記孔の少なくとも大部分を塞ぐ塞ぎ部が一体に設
けられた回転型電気部品とした。
【0010】また、第2の解決手段として、前記塞ぎ部
は、前記孔内、或いは前記操作部材の挿入側と反対側の
前記孔の端部に設けられた回転型電気部品とした。ま
た、第3の解決手段として、前記塞ぎ部は、前記回転体
との連結部近傍よりも、前記孔の中央部に位置した部分
が薄肉部で形成され、前記塞ぎ部は、前記孔への前記操
作部材の挿入によって、前記連結部が前記回転体に連結
した状態で前記薄肉部が破断可能とした回転型電気部品
とした。
【0011】また、第4の解決手段として、前記塞ぎ部
には、破断誘導部を設けた回転型電気部品とした。ま
た、第5の解決手段として、前記破断誘導部が小孔で形
成された回転型電気部品とした。また、第6の解決手段
として、前記破断誘導部は、前記塞ぎ部の中央部から半
径方向に延びる1個、或いは複数個の溝部で形成された
回転型電気部品とした。
【0012】また、第7の解決手段として、前記塞ぎ部
は、前記孔内に設けられ、前記塞ぎ部を境にして、前記
操作部材の挿入側の前方に位置する前記孔よりも、後方
に位置する前記孔を大きくした回転型電気部品とした。
また、第8の解決手段として、後方に位置する大きな前
記孔は、前記連結部の根本まで形成された回転型電気部
品とした。
【0013】また、第9の解決手段として、回転可能に
取り付けられた回転体と、この回転体の中央に設けられ
た孔と、この孔に挿入され、前記回転体を操作する操作
部材とを備え、前記回転体には、前記孔内、或いは前記
孔の端部に、前記孔の少なくとも大部分を塞ぐ塞ぎ部が
連結部によって一体に設けられ、前記孔への前記操作部
材の挿入によって、前記塞ぎ部の前記連結部が前記回転
体に結合した状態で、前記塞ぎ部の中央部が破断して、
前記塞ぎ部を越えた位置まで前記操作部材の前記孔への
挿入を可能とした操作部材の取付構造とした。
【0014】また、第10の解決手段として、前記塞ぎ
部は、前記回転体との連結部近傍よりも、前記孔の中央
部に位置した部分が薄肉部で形成され、前記塞ぎ部は、
前記孔への前記操作部材の挿入によって、前記連結部が
前記回転体に連結した状態で前記薄肉部が破断可能とし
た操作部材の取付構造とした。
【0015】また、第11の解決手段として、前記塞ぎ
部には、破断誘導部を設けた操作部材の取付構造とし
た。また、第12の解決手段として、前記破断誘導部が
小孔で形成された操作部材の取付構造とした。また、第
13の解決手段として、前記破断誘導部は、前記塞ぎ部
の中央部から半径方向に延びる1個、或いは複数個の溝
部で形成された操作部材の取付構造とした。
【0016】また、第14の解決手段として、前記塞ぎ
部は、前記孔内に設けられ、前記塞ぎ部を境にして、前
記操作部材の挿入側の前方に位置する前記孔よりも、後
方に位置する前記孔を大きくした操作部材の取付構造と
した。また、第15の解決手段として、後方に位置する
大きな前記孔は、前記連結部の根本まで形成された操作
部材の取付構造とした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の回転型電気部品、及び回
転型電気部品への操作部材の取付構造を示す図面を説明
すると、図1は本発明の回転型電気部品の第1実施例に
係る平面図、図2は本発明の回転型電気部品の第1実施
例に係る断面図、図3は本発明の回転型電気部品への操
作部材の取付構造に係る第1の形態を示す断面図、図4
は本発明の回転型電気部品への操作部材の取付構造に係
る第2の形態を示す断面図である。
【0018】また、図5は本発明の回転型電気部品の第
2実施例に係る断面図、図6は本発明の回転型電気部品
の第3実施例に係る平面図、図7は本発明の回転型電気
部品の第3実施例に係る断面図、図8は本発明の回転型
電気部品の第4実施例に係る平面図、図9は本発明の回
転型電気部品の第4実施例に係る断面図である。
【0019】次に、本発明の回転型電気部品、及び回転
型電気部品への操作部材の取付構造の構成を図1〜図4
に基づいて説明すると、可変抵抗器等の面実装される回
転型電気部品1は、複数個の端子2を埋設し、上面に抵
抗体(図示せず)を設けた絶縁基板3と、抵抗体上を摺
動する摺動子4が取り付けられ、合成樹脂の成型品から
なる回転可能な回転体5と、摺動子4を覆い、絶縁基板
3とで回転体5を回転可能に保持するカバー6とで構成
されている。
【0020】また、回転体5は、中央部に設けられた孔
5aと、この孔5a内に設けられて孔5aを塞ぐ塞ぎ部
11とを有し、この塞ぎ部11は、回転体5に連結され
た厚肉からなる連結部11aと、孔5aの中央部に行く
に従って薄肉となり、破断可能な薄肉部11bとで構成
されている。そして、この孔5aには、前面である挿入
側Aから後述する操作部材7が挿入側孔5bに挿入され
て、この操作部材7により回転体5を回転して、抵抗値
の調整が行われるようになっている。
【0021】また、回転体5に形成された孔5aは、塞
ぎ部11を境にして、操作部材7の挿入側に位置する挿
入側孔5bと、後方に位置する後方孔5cとを有し、こ
の後方孔5cは、挿入側孔5bより大きく形成されると
共に、この大きな後方孔5cは、連結部11aの根本ま
で形成されたものとなっている。そして、操作部材7
は、挿入側孔5bによってガイドされながら挿入され、
この操作部材7が塞ぎ部11にぶつかった状態で更に押
し込むと、塞ぎ部11の薄肉部11bは、回転体5に連
結部11aが連結した状態で破断して、操作部材7が塞
ぎ部11を越えた状態まで挿入されると共に、破断した
薄肉部11bは、大きな後方孔5c側に折り曲がり、薄
肉部11bのバネ性により薄肉部11bが操作部材7に
弾接した状態となる。
【0022】なお、塞ぎ部11は、孔5aの中間部に設
けたもので説明したが、後方孔5cの端部に設けても良
く、また、塞ぎ部11は、孔5aを完全に塞いだもので
説明したが、塞ぎ部11には小さい孔を有し、この塞ぎ
部11により孔5aの大部分を塞ぐようにしても良い。
【0023】そして、このような構成を有する回転型電
気部品1は、図2に示すように、絶縁基板3の実装面3
aがプリント基板8上に載置され、端子2がプリント基
板8の導電パターン(図示せず)に半田付けされて取り
付けられるようになっている。
【0024】また、回転型電気部品1のプリント基板8
への組み込みは、図2に示すように、搬送手段9の吸着
装置10をカバー6に載置し、吸着装置10で回転型電
気部品1を吸着した状態で、搬送手段9により回転型電
気部品1をプリント基板8上まで搬送するようになって
いる。そして、本発明の回転型電気部品1の回転体5に
は、孔5を塞ぐ塞ぎ部11が設けられているため、吸着
装置10による吸着が可能となって、自動化による組込
ができるものである。
【0025】そして、回転型電気部品1がプリント基板
8に取り付けられた後、図3に示すように、摘み7aか
らなる操作部材7の軸部7bを回転体5の孔5aに、挿
入側孔5bをガイドにして挿通すると共に、塞ぎ部11
の薄肉部11bを軸部7bで破断し、軸部7bの先端部
をカシメて取り付けたり、或いは、図4に示すように、
操作軸7cからなる操作部材7の軸部7dを回転体5の
孔5aに、挿入側孔5bをガイドにして挿入すると共
に、塞ぎ部11の薄肉部11bを軸部7dで破断するよ
うにして、回転型電気部品1に操作部材7を取り付ける
ようになっている。
【0026】このようにして操作部材7が取り付けられ
る際、大きな後方孔5cが連結部11aの根本まで形成
されているため、破断された塞ぎ部11が後方孔5cに
収まると共に、操作部材7の取付後、図3に示すような
操作部材7においては、塞ぎ部11が軸部7bの外周面
に弾接すると共に、薄肉部11bが軸部7bと回転体5
と間に介在した状態でカシメられ、操作部材7と回転体
5と間においては、遊びのない結合状態となっている。
また、操作部材7の取付後、図4に示すような操作部材
7においては、塞ぎ部11は自己のバネ性により軸部7
dの外周面に弾接して、操作部材7と回転体5と間にお
いては、遊びのない結合状態となっている。
【0027】また、図5は本発明の回転型電気部品1の
第2実施例を示し、この第2実施例は、前記第1実施例
の塞ぎ部11の薄肉部11bが後方孔5c側に傾斜して
設けられたものであるのに対し、薄肉部11bが挿入側
孔5b側に傾斜して設けられたもので、その他の構成は
前記実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付
し、ここではその説明を省略する。
【0028】また、図6,図7は本発明の回転型電気部
品1の第3実施例を示し、この第3実施例は、塞ぎ部1
1に破断誘導部12を設けたもので、この破断誘導部1
2は、塞ぎ部11の中央部に設けられた小孔12aと、
塞ぎ部11の中央部、即ち、小孔12aから径方向に延
び、挿入側孔5b側に設けた複数個の溝部12bとで形
成されている。そして、この破断誘導部12は、操作部
材7によって容易に薄肉部11bが破断できるようにし
たものである。また、その他の構成は前記実施例と同様
であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその
説明を省略する。
【0029】なお、破断誘導部12は、小孔12a、或
いは溝部12bのみでも良く、また、小孔12a、或い
は溝部12bは、1個、或いは複数個でも良く、更に、
この破断誘導部12は、小孔12a、溝部12bの形状
を種々の形状が適用できると共に、小孔12,溝部12
b以外のものを適用しても良いこと勿論である。
【0030】また、図8,図9は本発明の回転型電気部
品1の第4実施例を示し、この第4実施例は、前記第3
実施例の塞ぎ部11の薄肉部11bが後方孔5c側に傾
斜して設けられたものであるのに対し、薄肉部11bが
挿入側孔5b側に傾斜して設けられたものであると共
に、数の異なる溝部12bを後方孔5c側に設けたもの
で、その他の構成は前記第3実施例と同様であるので、
同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略す
る。
【0031】なお、上記実施例では、回転型電気部品を
可変抵抗器で説明したが、回転型エンコーダ等の種々の
回転型電気部品に適用できること勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明の回転型電気部品において、回転
体5には、孔5aの大部分を塞ぐ塞ぎ部11が一体に設
けられたため、吸着装置10による組込が可能となり、
生産性の良好な回転型電気部品を提供できる。
【0033】また、塞ぎ部11は、孔5a内、或いは操
作部材7の挿入側と反対側の孔5cの端部に設けられた
ため、挿入側孔5bが操作部材7の挿入のガイドの役目
をなし、操作部材7の挿入の容易な回転型電気部品を提
供できる。
【0034】また、塞ぎ部11は、回転体5との連結部
11a近傍よりも、孔5aの中央部に位置した部分が薄
肉部11bで形成され、塞ぎ部11は、孔5aへの操作
部材7の挿入によって、連結部11aが回転体5に連結
した状態で薄肉部11bが破断可能としたため、薄肉部
11bが容易に破断して、操作部材7の挿入に支障のな
い回転型電気部品を提供できる。
【0035】また、塞ぎ部11には、破断誘導部12を
設けたため、一層、操作部材7の挿入に支障の少ない回
転型電気部品を提供できる。また、破断誘導部12が小
孔12aで形成されたため、構成の簡単な破断誘導部1
2を備えた回転型電気部品を提供できる。
【0036】また、破断誘導部12は、塞ぎ部11の中
央部から半径方向に延びる1個、或いは複数個の溝部1
2bで形成されたため、構成の簡単な破断誘導部12を
備えると共に、小孔12aとの組合せにより、操作部材
7の挿入に支障の極めて少ない回転型電気部品を提供で
きる。
【0037】また、塞ぎ部11を境にして、操作部材7
の挿入側の前方に位置する孔5bよりも、後方に位置す
る孔5cを大きくしたため、破断した塞ぎ部11が後方
孔5c内に容易に収まり、塞ぎ部11の根本が切断して
離脱してしまう可能性の少ない回転型電気部品を提供で
きる。 また、後方に位置する大きな孔5cは、連結部
11aの根本まで形成されたため、塞ぎ部11の折り曲
がりの良好な回転型電気部品を提供できる。
【0038】また、回転体5には、孔5a内、或いは孔
5aの端部に、孔5aの大部分を塞ぐ塞ぎ部11が連結
部11aによって一体に設けられ、孔5aへの操作部材
7の挿入によって、塞ぎ部11の連結部11aが回転体
5に結合した状態で、塞ぎ部11の中央部が破断して、
塞ぎ部11を越えた位置まで操作部材7の孔5aへの挿
入を可能としたため、塞ぎ部11は自己のバネ性により
操作部材7の外周面に弾接して、操作部材7と回転体5
と間においては、遊びのない結合状態となって、操作の
確実な操作部材の取付構造を提供できる。
【0039】また、塞ぎ部11は、回転体5との連結部
11a近傍よりも、孔5aの中央部に位置した部分が薄
肉部11bで形成され、塞ぎ部11は、孔5aへの操作
部材7の挿入によって、連結部11aが回転体5に連結
した状態で薄肉部11bが破断可能としたため、薄肉部
11bが容易に破断して、操作部材7の容易な操作部材
の取付構造を提供できる。
【0040】また、塞ぎ部11には、破断誘導部12を
設けたため、一層、操作部材7の挿入の容易な操作部材
の取付構造を提供できる。また、破断誘導部12が小孔
12aで形成されたため、構成の簡単な破断誘導部12
が得られると共に、一層、操作部材7の挿入の容易な操
作部材の取付構造を提供できる。
【0041】また、破断誘導部12は、塞ぎ部11の中
央部から半径方向に延びる1個、或いは複数個の溝部1
2bで形成されたため、操作部材7の挿入が容易で、構
成の簡単な破断誘導部12が得られると共に、小孔12
aとの組合せにより、操作部材7の挿入が極めて容易な
操作部材の取付構造を提供できる。
【0042】また、塞ぎ部11を境にして、操作部材7
の挿入側の前方に位置する孔5bよりも、後方に位置す
る孔5cを大きくしたため、破断した塞ぎ部11が後方
孔5c内に容易に収まり、塞ぎ部11の切断の少なく、
且つ、塞ぎ部11のバネ性の良好な操作部材の取付構造
を提供できる。また、後方に位置する大きな孔5cは、
連結部11aの根本まで形成されたため、塞ぎ部11の
折り曲がりの良好な操作部材の取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型電気部品の第1実施例に係る平
面図。
【図2】本発明の回転型電気部品の第1実施例に係る断
面図。
【図3】本発明の回転型電気部品への操作部材の取付構
造に係る第1の形態を示す断面図。
【図4】本発明の回転型電気部品への操作部材の取付構
造に係る第2の形態を示す断面図。
【図5】本発明の回転型電気部品の第2実施例に係る断
面図。
【図6】本発明の回転型電気部品の第3実施例に係る平
面図。
【図7】本発明の回転型電気部品の第3実施例に係る断
面図。
【図8】本発明の回転型電気部品の第4実施例に係る平
面図。
【図9】本発明の回転型電気部品の第4実施例に係る断
面図。
【図10】従来の回転型電気部品の平面図。
【図11】従来の回転型電気部品の断面図。
【図12】従来の回転型電気部品への操作部材の取付構
造に係る第1の形態を示す断面図。
【図13】従来の回転型電気部品への操作部材の取付構
造に係る第2の形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 回転型電気部品 2 端子 3 絶縁基板 3a 実装面 4 摺動子 5 回転体 5a 孔 5b 挿入側孔 5c 後方孔 6 カバー 7 操作部材 7a 摘み 7b 軸部 7c 操作軸 7d 軸部 8 プリント基板 9 搬送手段 10 吸着装置 11 塞ぎ部 11a 連結部 11b 薄肉部 12 破断誘導部 12a 小孔 12b 溝部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に取り付けられた回転体と、こ
    の回転体の中央に設けられ、前記回転体を操作する操作
    部材が挿入可能な孔とを備え、前記回転体には、前記孔
    の少なくとも大部分を塞ぐ塞ぎ部が一体に設けられたこ
    とを特徴とする回転型電気部品。
  2. 【請求項2】 前記塞ぎ部は、前記孔内、或いは前記操
    作部材の挿入側と反対側の前記孔の端部に設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 【請求項3】 前記塞ぎ部は、前記回転体との連結部近
    傍よりも、前記孔の中央部に位置した部分が薄肉部で形
    成され、前記塞ぎ部は、前記孔への前記操作部材の挿入
    によって、前記連結部が前記回転体に連結した状態で前
    記薄肉部が破断可能としたことを特徴とする請求項1、
    又は2記載の回転型電気部品。
  4. 【請求項4】 前記塞ぎ部には、破断誘導部を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の回転型電気部品。
  5. 【請求項5】 前記破断誘導部が小孔で形成されたこと
    を特徴とする請求項4記載の回転型電気部品。
  6. 【請求項6】 前記破断誘導部は、前記塞ぎ部の中央部
    から半径方向に延びる1個、或いは複数個の溝部で形成
    されたことを特徴とする請求項4、又は5記載の回転型
    電気部品。
  7. 【請求項7】 前記塞ぎ部は、前記孔内に設けられ、前
    記塞ぎ部を境にして、前記操作部材の挿入側の前方に位
    置する前記孔よりも、後方に位置する前記孔を大きくし
    たことを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  8. 【請求項8】 後方に位置する大きな前記孔は、前記連
    結部の根本まで形成されたことを特徴とする請求項7記
    載の回転型電気部品。
  9. 【請求項9】 回転可能に取り付けられた回転体と、こ
    の回転体の中央に設けられた孔と、この孔に挿入され、
    前記回転体を操作する操作部材とを備え、前記回転体に
    は、前記孔内、或いは前記孔の端部に、前記孔の少なく
    とも大部分を塞ぐ塞ぎ部が連結部によって一体に設けら
    れ、前記孔への前記操作部材の挿入によって、前記塞ぎ
    部の前記連結部が前記回転体に結合した状態で、前記塞
    ぎ部の中央部が破断して、前記塞ぎ部を越えた位置まで
    前記操作部材の前記孔への挿入を可能としたことを特徴
    とする回転型電気部品への操作部材の取付構造。
  10. 【請求項10】 前記塞ぎ部は、前記回転体との連結部
    近傍よりも、前記孔の中央部に位置した部分が薄肉部で
    形成され、前記塞ぎ部は、前記孔への前記操作部材の挿
    入によって、前記連結部が前記回転体に連結した状態で
    前記薄肉部が破断可能としたことを特徴とする請求項9
    記載の回転型電気部品への操作部材の取付構造。
  11. 【請求項11】 前記塞ぎ部には、破断誘導部を設けた
    ことを特徴とする請求項9、又は10記載の回転型電気
    部品への操作部材の取付構造。
  12. 【請求項12】 前記破断誘導部が小孔で形成されたこ
    とを特徴とする請求項11記載の回転型電気部品への操
    作部材の取付構造。
  13. 【請求項13】 前記破断誘導部は、前記塞ぎ部の中央
    部から半径方向に延びる1個、或いは複数個の溝部で形
    成されたことを特徴とする請求項11,又は12記載の
    回転型電気部品への操作部材の取付構造。
  14. 【請求項14】 前記塞ぎ部は、前記孔内に設けられ、
    前記塞ぎ部を境にして、前記操作部材の挿入側の前方に
    位置する前記孔よりも、後方に位置する前記孔を大きく
    したことを特徴とする請求項9記載の回転型電気部品へ
    の操作部材の取付構造。
  15. 【請求項15】 後方に位置する大きな前記孔は、前記
    連結部の根本まで形成されたことを特徴とする請求項1
    4記載の回転型電気部品への操作部材の取付構造。
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