JP2001249979A - リサイクル率算出方法およびシステム - Google Patents

リサイクル率算出方法およびシステム

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JP2001249979A
JP2001249979A JP2000063284A JP2000063284A JP2001249979A JP 2001249979 A JP2001249979 A JP 2001249979A JP 2000063284 A JP2000063284 A JP 2000063284A JP 2000063284 A JP2000063284 A JP 2000063284A JP 2001249979 A JP2001249979 A JP 2001249979A
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recycling
recycling rate
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Yuuzou Hiroshige
雄三 弘重
Shuji Soga
修治 曽我
Nobuo Yamaguchi
伸夫 山口
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Hitachi Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来リサイクル業者では,業者全体での出入り
を管理することで業者としてのリサイクル率の概算を管
理するに留まっていた。しかし家電リサイクル法などの
強化された法律においては,製品種別毎,製品毎にリサ
イクル率の規制が掛かることが決定しており,既存のリ
サイクル業者の業務・設備に大きな変更を加えることな
く,これらの実績値を求める方法の提供が課題となって
いた。 【解決手段】素材別の質量構成などの製品情報と,リサ
イクル処理現場における素材別の回収量を用いて,素材
別のリサイクル率を算出し,それを元に製品別,製品種
類別のリサイクル率を算出する。さらにこれらの値と,
目標リサイクル率を比較し,リサイクル率の実績値が目
標に満たない場合には,アラームを出す機能を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みとなった
製品を処理するリサイクル処理場において,その処理を
適正に,および効率良く実施する方法およびそのシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,使用済みとなった製品のリサイク
ル処理を行なう業者や部署においては,破砕しての金属
回収,または若干の分解作業を行なった後の破砕による
主として金属の回収が行われ,残りは埋立等の方法で最
終処分されているのが実状である。そして,このリサイ
クル業者や部署におけるリサイクル率を算出する方法と
しては,例えば特開平11−244836号公報「リサ
イクル素材回収率演算装置」のような方法により,素材
別のリサイクル率を求める方法が提示されているが,例
えば製品種別毎,製品型式毎といった細かい範囲でのリ
サイクル率は把握できていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2001年4月に施行
予定の家電リサイクル法(通称)では,製品種別(例え
ばテレビやエアコン)毎にリサイクル率の達成が要求さ
れており,使用済み製品を扱うリサイクル業者や部署に
おいても,家電業界からの使用済み製品の受け入れを行
なう場合には,製品種別やそれをさらに細分化した品目
(例えば14インチ以下のテレビ,15インチから21
インチのテレビ)毎のリサイクル率を出す必要が出てく
る可能性がある。
【0004】そこで,製品の素材構成などの製品情報を
用いて,製品種別毎,製品品目毎,製品型式毎といっ
た,より細かい範囲でのリサイクル率を把握可能な方法
ならびにシステムを提供する。
【0005】製品をリサイクルする過程においては,一
般に複数の処理場や処理施設が利用される(例えば製品
から取り外した一部の部組のみを別の処理場や処理施設
でさらにリサイクル処理する)ことが多い。
【0006】そこで,製品をリサイクルする過程におい
て,複数の処理場を利用した場合にも正確なリサイクル
率を算出する方法ならびにシステムについても提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明は、製品を構成する素材に関する情報を,製
品またはそれに取り付けた記憶媒体から読み出すか,製
品またはそれに取り付けられた記憶媒体から読み出した
情報に基づき,あらかじめ製品を構成する素材に関する
情報等を記憶した製品情報データベースから読み出し,
またリサイクル処理を行なった時に回収される素材毎の
回収物を計量し,両者の関係から,リサイクル業者や部
署のリサイクル処理工程における素材別リサイクル率を
算出するものである。
【0008】さらに本発明は,算出した素材別リサイク
ル率と,製品を構成する素材に関する情報から,製品種
別毎ならびに製品型式毎のリサイクル率を算出するもの
である。
【0009】さらに本発明は,算出したリサイクル率が
あらかじめ設定したリサイクル率に達しているかを検証
し,達していない場合には,アラームを出すものであ
る。
【0010】さらに本発明は,算出した素材別リサイク
ル率と,製品を構成する素材に関する情報から算出した
素材別リサイクル率,ならびに製品を構成する素材に関
する情報を集計することにより,素材別の回収量を予測
し,それとあらかじめ記憶した素材別回収容器の容量を
比較することで,素材別回収容器の交換または更新時期
を予測するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳述
する。
【0012】図1は本発明の全体機器構成を示す。
【0013】本発明は,パーソナルコンピュータなどの
演算装置11,ディスプレイ12などの出力装置,キー
ボード13,マウス14,バーコードや二次元コードを
読み取り可能なリーダおよび電子的な記憶機能を持つRF
-IDなどの記憶媒体を読み取るリーダ15などの入力装
置からなる。さらに,データの取り込みには,LANなど
のネットワーク16およびそれに伴い演算装置11内な
どに設置されるLAN接続装置,演算装置11に取り付け
られるフロッピディスクドライブ,CD-ROMドライブ,MO
ドライブなどの外部記憶媒体を読み取る装置などが用い
られる場合もある。また,ディスプレイの他にプリンタ
17などの出力装置を用いれば,結果を画面以外で見る
ことが可能になる。なお,ここに示す装置は必ずしも図
1に示すように有線で接続されている必要はない。
【0014】図2(a)は本発明の全体システム構成を
示す。
【0015】パソコンのCPUなどの処理演算装置2
1,半導体メモリなどの記憶装置22,HDDなどの補
助記憶装置23,図1に例を示した入力装置24や出力
装置25で構成し,補助記憶装置23には素材別の投入
量を記憶する投入量データベース23a,素材別の回収
量を記憶する回収量データベース23bを備える。
【0016】図3は本発明を実施するリサイクル処理場
のイメージを示す。
【0017】使用済みとなった製品31は,保管場所に
保管され,必要に応じ投入場所に運ばれる。投入場所に
おいては,製品31に取り付けられたバーコード,二次
元コード,電子的な記憶機能を持つRF-IDなどの記憶媒
体32の情報が,バーコードや二次元コードを読み取り
可能なリーダ及び電子的な記憶機能を持つRF-IDなどの
記憶媒体を読み取るリーダ15で読み取られ,システム
装置33に送られる。リサイクル処理に投入された製品
31は処理エリアに送られ,分解作業や破砕・選別,そ
の他専用の処理を経て,回収エリアに複数設置された回
収箱36に部品種類や素材別に分類されて回収される。
この回収物は計量エリアにおいて,台貫や秤などの重量
計量装置35により重量が計量された後,保管場所に保
管され,その後各回収物担当の業者や部署に引き渡され
る。
【0018】なお,上記において,リーダ15とシステ
ム装置33は必ずしも有線でつながっている必要はな
く,またシステム装置33は必ずしも投入場所にある必
要はなく,直接管理場所にあるシステム装置33にリー
ダ15で読み取ったデータを転送しても良い。また,リ
ーダ15からシステム装置33へのデータの転送は,有
線によりシステム装置33に用意されたRS−232C
などの通信ポートを経由する方法,赤外線ポートなどの
無線の通信ポート利用する方法,リーダ15に内蔵また
は付随するメモリカードなどの記憶媒体にいったん記憶
して,それを読み込み可能な装置で吸い上げる方法など
が考えられる。また,重量計量装置35では,一般には
回収物を回収箱36毎計量し,あらかじめ計量しておい
た回収箱36の重量を差し引くことで,回収物の重量が
求められる。また,上記では保管から投入,処理,回
収,計量,保管の各エリアを区別して表現したが,これ
は必ずしも別である必要はない。また回収された素材等
を収納した回収箱36はいったん保管場所に戻すことで
説明したが,そのまま外部の業者や部署に引き渡す場合
も考えられる。
【0019】図4に示した本発明の処理フロー,図5
(a)(b)に示した本発明が用いる製品に付けた製品
質量等を記憶した記憶媒体32や製品情報を記録した製
品情報データベース23cのデータ構造,図6に示した
本発明が用いるデータベース構造を用いて,本発明のリ
サイクル処理場におけるリサイクル率を算出する方法を
説明する。
【0020】まずステップ401において,製品情報を
読み取る。この方法としては製品31に付けられた記憶
媒体32に記憶された製品情報を素材構成等の情報を読
み取る方法がまず考えられる。ここで,記憶媒体32は
図5(a)に例を示す通り,製品製造メーカ名,製品種
類,製品型式,製造番号,製造年月日,製品全体質量な
どが記憶されている。記憶媒体32としては,バーコー
ドや2次元コード,接触/非接触型のICメモリなど一
般に利用されているものが活用可能である。なお,ここ
で記憶されている順番は本発明において限定するもので
はない。またここに例を示した項目において,本発明に
必須な項目は製品全体質量のみであり,その他の項目は
必ずしも記憶媒体32に記憶されている必要はないし,
また別のものが加わっていても差し支えない。
【0021】ステップ401の別の方法としては,図2
(b)に示すように,図2(a)の構成に加えて製品を
識別する情報により検索が可能な,製品の質量等の情報
をあらかじめ記憶した製品情報データベース23cを用
意し,製品に付けられた製品を識別できる情報を入力
(バーコードや2次元コード,ICカードからの読みこ
み,キーボード13やマウス14等の入力装置を用いた
入力などの方法がある)し,それをキーに製品情報デー
タベースを検索し,その製品の質量等を抽出する方法が
ある。製品情報データベース23cの構成としては,図
5(b)に例を示すように例えば製品製造メーカ名+製
品型式などの製品識別情報を検索対象として持ち,その
製品質量を記録しているものならば良い。なお,ここで
記憶されている順番は本発明には関係がない。またここ
に例を示した項目において,本発明に必須な項目は製品
質量のみであり,その他の項目は必ずしも製品情報デー
タベース23c記憶されている必要はないし,別のもの
が加わっていても差し支えない。
【0022】次に,ステップ402において,ステップ
401において取得した製品質量(記憶媒体32や製品
情報データベースに記憶されていたもの)を投入量デー
タベース23aに記録する。投入量データベース23a
は,図6(a)にその例を示すように,投入日時,投入
量(kg、gなどの一定の単位とする),投入した作業
場所認識番号,製品種類,製品型式,製品番号などを記
憶する。ただし,ここで必須なものは投入量だけであ
り,また投入日時を加えると,後で説明する時間を区切
ったリサイクル率等の算出処理が行なえるようになる。
残りの情報については必ずしも必要なものではなく,別
の情報が加わって問題はない。なお,投入量データベー
ス23aは,図6(a)に示した構造の他に,図6
(b)に示すように,累計投入量を記憶する方法もあ
る。この場合には,記憶媒体32や製品情報データベー
ス23cから読み込んだ製品質量を,投入量データベー
ス23aの累計投入量に加算して,記憶しなおせば良
い。
【0023】次にステップ403において,重量計量装
置35で計量した計量結果を入力し,ステップ404で
回収量データベース23bに記録する。回収量データベ
ース23bは,図6(c)にその例を示すように,計量
日時,回収量(gなどの一定の単位とする。また回収量
の数値は前述の通り,回収箱35を含めた質量から回収
箱35の質量を差し引いた,回収物の質量を用いる)な
どを記憶する。ただし,ここで必須なものは回収量だけ
であり,また回収日時を加えると,後で説明する時間を
区切ったリサイクル率等の算出処理が行なえるようにな
る。なお,回収量データベース23bは,図6(c)に
示した構造の他に,図6(d)に示すように,累計回収
量のみを記憶する方法もある。この場合には,重量計量
結果が入力された際に,回収量データベース23bにあ
る累計回収量に入力した質量を加算して,記憶しなおせ
ば良い。
【0024】ステップ403の重量計量結果の入力方法
としては,例えばキーボード13やマウス14を用いて
データ管理者が入力する方法,重量計量装置35とシス
テム装置33をつないで自動的にデータを取り込む方法
などが考えられる。図7にデータ管理者が入力する場合
の入力画面の一例を示す。この入力画面では,回収日時
(システム装置33から自動取得も可能),回収量を入
力し,確定ボタンにより入力が完了できる。
【0025】次にステップ405において,当該リサイ
クル場全体のリサイクル率を算出する。この方法の詳細
を図8を用いて説明する。
【0026】ステップ801において,投入量データベ
ース23a(図6(a)または図6(b))からデータ
を読み込み,ステップ802において全投入量のデータ
を合計することで,総投入量を算出する。次にステップ
803において,回収量データベース23b(図6
(c)または図6(d))からデータを読み込み,ステ
ップ804において全回収量のデータを合計すること
で,総回収量を算出する。次にステップ805におい
て,ステップ802で集計した総投入量と,ステップ8
04で集計した総回収量を用いて,
【0027】
【数1】
【0028】により,当該リサイクル場の全体リサイク
ル率を求めることができる。
【0029】なお,この手順を例えば製品種別(例:洗
濯機,テレビなど)毎に区分して行なえば製品種別毎の
リサイクル率を算出することも可能である。
【0030】本方法によれば,従来受け入れ量と出荷
(有価物の引取り先への売却や処理委託物の処理委託先
への処理委託)の量から概算でしか求めることができな
かったリサイクル場におけるリサイクル率を正確に求め
ることが可能となり,リサイクル場における環境対応情
報の公開や,処理の受託に活用することができるように
なる。
【0031】なお,このステップ403から404は必
ずしも図4に示すフローの中でこの位置で行う必要はな
く,たとえばこのフローの処理とは別のタイミングに実
施していても問題はない。また本フローにおいてステッ
プ402とステップ404は必ずしも必須ではなく,ス
テップ401で取得した値とステップ403で取得した
値を用いて直接ステップ405を実施しても良い。
【0032】次に別の実施例として,図9を用いて目標
とするリサイクル率を達成しているかを確認し,達成し
ていない場合には警告を出す方法を説明する。
【0033】ステップ901で,目標とするリサイクル
率を取得する。これはキーボード13などを用いて入力
する方法,あらかじめファイルなどに記録しておき,そ
こから読み出す方法,法規制情報などを提供する場所か
らネットワーク16などを介して取得する方法などが考
えられるが,いずれも一般的な方法である。次にステッ
プ902において,当該リサイクル場の全体リサイクル
率を算出する。この方法は図4を用いて上記実施例で説
明した通りである。次にステップ903においてステッ
プ901で取得した目標リサイクル率とステップ902
で計算した全体リサイクル率を比較し,もし目標を達成
していない場合(全体リサイクル率が目標リサイクル率
を下回っている場合)には,ステップ904において,
図10に画面例を示すような警告を出し,処理を終了す
る。なおステップ904においては例えば画面をフラッ
シュする,警報音を鳴らすなどにより管理者にリサイク
ル率が目標を下回っていることを認知させる方法を取る
ことが望ましい。また図10においては「確認」ボタン
を押すことにより,管理者が目標のリサイクル率が達成
できていないことを確認したことをシステムが認識する
ことができる。なお,図10に示す画面には,さらに総
投入量と総回収量などのデータを提示しても良い。
【0034】ステップ903において目標が達成されて
いる場合には,そのまま処理を終了しても良いが,ステ
ップ905において定めた間隔を経過した後,再び全体
リサイクル率を確認する作業を繰り返すことが警告機能
としてより望ましい。さらにその際に,ステップ902
で算出したリサイクル率を図23(a)や(b)に例を
示すような画面で常に更新しながら表示していけば,そ
の時々のリサイクル率をリアルタイムで知ることが出
来,実用性が増す。図23(a)や(b)に示す画面表
示機能は通常のコンピュータシステムで実現可能なもの
である。さらにこのリサイクル率を,例えば図24にそ
の例を示すようなファイルに記録しておけば,後からそ
のリサイクル場におけるリサイクル率の推移を後から閲
覧することが可能となり,リサイクル場運転への活用が
可能となる。なお,この閲覧機能に付いては,通常の表
計算ソフト等を使えば可能なものであり,同様にグラフ
を用いた表示を行うこともできる。
【0035】また,ステップ901において,目標リサ
イクル率と同様の方法で,「注意レベルリサイクル率」
を設定し,ステップ902で算出したリサイクル率とス
テップ903において比較する。ここで,リサイクル率
が注意レベルリサイクル率は下回っていたような場合に
は,図23(c)に例を示すような注意画面を表示する
ことで,管理者にリサイクル率向上の注意を促すことが
望ましい。なお,この注意画面はステップ903から9
05の間で行うことにより,引き続き継続的な監視をす
ることが望ましい。なお,ここで「注意レベルリサイク
ル率」は,目標とするリサイクル率よりも若干高く設定
することが望ましい。また「目標とするリサイクル率」
に対して一定割合(例えば「目標とするリサイクル率」
の10%増)や一定の差(例えば「目標とするリサイク
ル率」+5%)を用いることも可能である。
【0036】なお,この手順を,例えば製品種別(例:
洗濯機,テレビなど)毎に区分して行なえば製品種別毎
のリサイクル率が目標値に達成しているか否かにより警
告を出すことが可能となる。
【0037】本方法によれば,リサイクル場が目標とし
て定めるリサイクル率が遵守されているかをリアルタイ
ムに判別することが可能になり,例えば家電リサイクル
法などで求められるリサイクル率の規制の遵守に役立て
ることができる。
【0038】次に別の実施例として,図11に示した処
理フロー,図12に示した本発明が用いる製品に付けた
素材構成等を記憶した記憶媒体32や製品情報を記録し
た製品情報データベース23cのデータ構造,図13に
示した本発明が用いるデータベース構造を用いて,本発
明のリサイクル場における素材別のリサイクル率を算出
する方法を説明する。
【0039】まずステップ1101において,製品情報
を取得する。この方法としては製品31に付けられた記
憶媒体32に記憶された素材構成等の情報を読み取る方
法がまず考えられる。ここで,記憶媒体32は図12
(a)に例を示す通り,製品全体質量,素材毎の名称,
重量,さらには製品製造メーカ名,製品型式,製造番
号,製造年月日などが記憶されている。記憶媒体32と
しては,バーコードや2次元コード,接触/非接触型の
ICメモリなど一般に利用されているものが活用可能で
ある。なお,ここで記憶されている順番は本発明には関
係がない。またここに例を示した項目において,本発明
に必要な項目は各素材の名称,質量のみであり,その他
の項目は必ずしも記憶媒体32に記憶されている必要は
ないし,別のものが加わっていても差し支えない。また
素材の記録方法としては,JISなどの規格に従った名
称で記録する方法,本発明に関わるシステムを利用する
関係者間で定めた基準にしたがって記録する方法などが
考えられる。全社の場合には,例えば「Fe」「鉄」
「S45C」(機械構造用炭素鋼の一例)「PP」(ポ
リプロピレンの例)「PS」(ポリスチレンの例)とい
った記録方法になり,後者の場合には,「鉄」は
「1」,「PP」は「11」などと定めたテーブルを記
憶媒体に情報を入力する業者や部署(一般には製品製造
業者や部署)とそれを読み取るリサイクル場(リサイク
ル業者やリサイクル処理場)が同じものを持ち,入力業
者は使用している素材を「1」「11」などに変換して
記録し,読み取り業者はそれを「鉄」「PP」などに復
元することで同様のことが実現できる。この方法は一般
的なもので特別な方法ではない。
【0040】ステップ1101の別の方法としては,図
2(b)に示すように,図2(a)の構成に加えて製品
を識別する情報により検索が可能な,製品の素材構成等
の情報をあらかじめ記憶した製品情報データベース23
cを用意し,製品に付けられた製品を識別できる情報を
入力(バーコードや2次元コード,ICカードからの読
みこみ,キーボード13やマウス14等の入力装置を用
いた入力などの方法がある)し,それをキーに製品情報
データベースを検索し,その製品の素材情報を抽出する
方法がある。製品情報データベース23cの構成として
は,図12(b)に例を示すように例えば製品製造メー
カ名+製品型式などの製品識別情報を検索対象として持
ち,その製品の素材構成情報を記録しているものならば
良い。なお,ここで記憶されている順番は本発明には関
係がない。またここに例を示した項目において,本発明
に必要な項目は各素材の名称,質量のみであり,その他
の項目は必ずしも製品情報データベース23c記憶され
ている必要はないし,別のものが加わっていても差し支
えない。また素材の記録方法としては,上述した図12
(a)の場合と同様である。
【0041】次に,ステップ1102において,ステッ
プ1101において記憶媒体32や製品情報データベー
ス23cから取得した素材毎に投入量データベース23
aに記録する。この際投入量データベース23aは,図
13(a)にその例を示すように,素材名,投入日時,
投入量(kg、gなどの一定の単位とする),製品型
式,製品番号などを記憶する。ただし,ここで必須なも
のは素材名と投入量だけであり,また投入日時を加える
と,後で説明する時間を区切ったリサイクル率等の算出
処理が行なえるようになる。残りの情報については必ず
しも必要なものではない。なお,投入量データベース2
3aは,図13(a)に示した構造の他に,図13
(b)に示すように,素材名と累計投入量を記憶する方
法もある。この場合には,記憶媒体32から素材と質量
を読み込んで処理工程に投入した際に,投入量集計デー
タベース23aの当該素材名を第1列から検索し,その
第2列にある累計投入量を読み取り,それにその製品に
含まれる当該素材の質量を加算して,第2列に記憶しな
おせば良い。
【0042】次にステップ1103において,重量計量
装置35で素材別に計量した計量結果を入力し,ステッ
プ1104回収量データベース23bに記録する。回収
量データベース23bは,図13(c)にその例を示す
ように,素材名,計量日時,回収量(kg、gなどの一
定の単位とする。また回収量の数値は前述の通り,回収
箱35を含めた質量から回収箱35の質量を差し引い
た,回収物の質量を用いる)などを記憶する。ただし,
ここで必須なものは素材名と回収量だけであり,また回
収日時を加えると,後で説明する時間を区切ったリサイ
クル率等の算出処理が行なえるようになる。なお,回収
量データベース23bは,図13(c)に示した構造の
他に,図13(d)に示すように,素材名と累計回収量
を記憶する方法もある。この場合には,重量計量結果が
素材名と共に入力された際に,回収量データベース23
bの当該素材名を第1列から検索し,その第2列にある
累計回収量を読み取り,それに回収量の入力値を加算し
て,第2列に記憶しなおせば良い。
【0043】ステップ1103の重量計量結果の入力方
法としては,例えばキーボード13やマウス14を用い
てデータ管理者が入力する方法,重量計量装置35とシ
ステム装置33をつないで自動的にデータを取り込む方
法などが考えられる。図14にデータ管理者が入力する
場合の入力画面の一例を示す。この入力画面では,回収
日時(システム装置33から自動取得も可能),素材
名,回収量を入力し,確定ボタンにより入力ができる。
【0044】なお,このステップ1103から1104
は必ずしも図11に示すフローの中でこの位置で行う必
要はなく,たとえばこのフローの処理とは別のタイミン
グに実施していても問題はない。
【0045】次にステップ1105において,素材別の
リサイクル率を算出する。この方法の詳細を図15を用
いて説明する。
【0046】ステップ1501において,投入量データ
ベース23a(図13(a)または図13(b))から
データを読み込み,ステップ1502において素材別に
投入量のデータを合計することで,素材別の投入量を算
出する。ここで素材別に投入量のデータを集計するには
図13(a)に示した投入量データベース23aを読
み,その第1列が同じ物について,順次投入量を加算し
ていけば良い。次にステップ1503において,別回収
量データベース23b(図13(c)または図13
(d))からデータを読み込み,ステップ1504にお
いて素材別に回収量のデータを合計することで,素材別
回収量を算出する。この集計方法は前述の素材別投入量
のものと同様である。次にステップ1505において,
ステップ1502で集計した素材別の投入量と,ステッ
プ1504で集計した素材別の回収量を用いて,それぞ
れの素材について
【0047】
【数2】
【0048】を適用することにより,素材別の全体リサ
イクル率を求めることができる。
【0049】なお,このステップを例えば製品種別
(例:洗濯機,テレビなど)毎に区分して行なえば製品
種別毎の素材別リサイクル率を算出することも可能であ
る。
【0050】次に別の実施例として,図16を用いて,
製品別のリサイクル率を求める方法を説明する。
【0051】ステップ1601において製品情報とし
て,製品の素材別の質量構成および製品全体の質量を取
得する。この方法はステップ1101に示したものと同
様である。なお製品全体の質量は,各素材毎の質量の合
計値を用いることもできる。
【0052】次にステップ1602にて,素材別のリサ
イクル率を算出する。これは図11を用いて説明した方
法が利用できる。なお,ステップ1602においては,
必ずしもその場で素材別リサイクル率を算出する必要は
なく,例えば事前に図11に示した方法で素材別リサイ
クル率を算出して,記憶装置22や補助記憶装置23の
中に図17に例を示すような構造で保存しておき,それ
を読み出すことでも実現可能である。
【0053】次にステップ1603において,ステップ
1601で取得した素材別の質量と,ステップ1602
で取得した素材別のリサイクル率を用いて,それぞれの
素材について
【0054】
【数3】
【0055】を適用することにより,素材別の回収質量
を算出する。
【0056】次にステップ1604において算出した素
材別の回収質量と,ステップ1601で取得した製品全
体質量に,
【0057】
【数4】
【0058】を適用することにより,製品別のリサイク
ル率を求めることが可能である。
【0059】本方式によれば,従来リサイクル業者全体
や処理ライン毎にしか算出することのできなかったリサ
イクル率を,製品毎の細かく算出することが可能とな
り,適正処理の実現,リサイクル率の向上,易リサイク
ル性設計支援情報の提供を行なうことが可能となる。
【0060】次に別の実施例として,図18を用いて製
品種別毎のリサイクル率を求める方法を説明する。
【0061】ステップ1801にて,素材別のリサイク
ル率を算出する。これは図11を用いて説明した方法が
利用できる。なお,ステップ1801においては,必ず
しもその場で素材別リサイクル率を算出する必要はな
く,例えば事前に図11に示した方法で素材別リサイク
ル率を算出して,記憶装置22や補助記憶装置23の中
に図17に例を示すような構造で保存しておき,それを
読み出すことでも実現可能である。
【0062】次にステップ1802において製品情報と
して,製品種別,製品の素材別の質量構成および製品全
体の質量を取得する。この方法はステップ1101に示
したものと同様である。なお製品全体の質量は,各素材
毎の質量の合計値を用いることもできる。
【0063】次にステップ1803において,製品種別
毎に,製品の素材別の質量を合計し,記録する。この記
録方法は,ステップ1102で実施した方法とほぼ同様
であり,それを製品種別毎に分類して行なえば良い。す
なわち図13(a)(b)に示した素材別の投入量の集
計を製品種別毎に実施すれば良い。
【0064】これらの作業を例えば1日単位,1週間単
位,1ヶ月単位などの定められた期間または台数につい
て実施し(ステップ1804,ステップ1805),各
製品種別毎にある程度の製品個数のデータを収集する。
【0065】次にステップ1806において,ステップ
1802からステップ1805で収集した製品種別毎の
素材別投入量を合計(ただし図13(b)に順ずる形式
でデータを保存している場合には,この作業は不要)
し,ステップ1807において,ステップ1801で算
出または取得した素材別リサイクル率を用いて,それぞ
れの製品種別のそれぞれの素材について,
【0066】
【数5】
【0067】を適用することにより,各製品種別の各素
材に関する回収質量を算出する。
【0068】次にステップ1807において算出した製
品種別毎の素材別の回収質量と,ステップ1802で取
得した製品種別毎の製品全体質量に,
【0069】
【数6】
【0070】を適用することにより,製品種別毎のリサ
イクル率を求めることが可能である。
【0071】なお製品種別としては,家電品・自動車・
事務機器といった大分類,洗濯機・冷蔵庫・エアコンと
いった中分類,全自動洗濯機,二槽式洗濯機といった小
分類,さらには容量5kg・8kgの全自動洗濯機とい
った小分類のさらに属性を持つものと,その分類の仕方
もさまざまだが,本方式によれば,これらのいずれの分
類方法についても対応が可能である。
【0072】本方式によれば,従来リサイクル場全体や
処理ライン毎にしか算出することのできなかったリサイ
クル率を,製品毎の細かく算出することが可能となり,
適正処理の実現,リサイクル率の向上,易リサイクル性
設計支援情報の提供を行なうことが可能となる。
【0073】なお,ここまで示した実施例においては,
投入量,回収量,素材別投入量,素材別回収量につい
て,累積値を用いて計算しているが,この累積値の取り
方はここまで示した総量を単純に合計する方法の他に,
一定の期間を区切って投入量と回収量を集計し,そこか
らリサイクル率を求めることでも同様のことが実現可能
である。実際の方法としては,図6や図13に示した投
入量や回収量を管理するデータベースの中に記録した投
入や回収の日時の情報を元に,一定の期間に該当するデ
ータのみを抽出し,その累計を持って計算を実行すれば
良い。
【0074】次に別の実施例として,部品(ユニット)
をそのままリユース(再使用)した場合のリサイクル率
を求める方法を説明する。
【0075】部品リユースを実現した場合,その部品
(ユニット)は100%リサイクル(回収)されたと考
えるのが一般的である。したがって,取り外した部品
(ユニット)の質量を管理し,その質量は100%リサ
イクル(回収)されたと考えて計算すれば良い。
【0076】実際の実現方法としては,図19に例を示
すように回収量データベース23bを拡張し,素材名の
他にリユースした部品(ユニット)を管理する。次に,
【0077】
【数7】
【0078】
【数8】
【0079】
【数9】
【0080】を適用することで,上記実施例に示した各
種リサイクル率等を算出する方法を拡張すれば良い。こ
こで,式(数8)(数9)において,当該製品別や製品
種別のリユース量を求めるに当たっては,図19(b)
に示した回収量データベース23bの部品(ユニット)
リユース量管理部分について,第2項に示した製品種別
や第3項に示した製品名を用いて,該当する製品種別や
製品のデータであるかを判断し,該当した製品種別や製
品の場合の第4項に示した回収量をリユース量として合
計してやれば良い。なお,図19に示した回収量データ
ベース23aは必ずしもこの順序等になっている必要は
なく,また図19では(a)素材別回収量,(b)部品
(ユニット)リユース品に分けて例を示しているが,こ
れらを併せて管理しても問題はない。また,製品別や製
品種別の回収量を求める必要がない場合には,第2項や
第3項を記録する必然性はない。
【0081】なお,ここで,
【0082】
【数10】
【0083】
【数11】
【0084】
【数12】
【0085】を適用すれば,当該リサイクル場の重量ベ
ースでのリユース率,製品別のリユース率,製品種別の
リユース率を求めることが可能となる。ここでの当該製
品別や製品種別のリユース量については,前出の式(数
8)(数9)の場合と同様の考え方で良い。
【0086】次に別の実施例として,部品数ベースでの
リユース率やリサイクル性率を求める方法を説明する。
【0087】処理のフローは図4に示した手順を同様に
用いることができる。
【0088】まずステップ401において製品情報を取
得する。ここで必要な製品情報は部品数である。部品数
の取得方法としては,図25(a)に例を示すとおり製
品を構成する部品数を直接記憶しておき,それを取得す
る方法,図25(b)に例を示すとおり製品を構成する
部品の一覧を記憶しておき,それを集計することで取得
する方法などがある。また図25(a)(b)に記憶方
法はあくまで一例である必ずしもこれと同じ記憶内容,
記憶順番である必要はない。また製品情報の取得方法と
しては,製品に取りつけたRF-IDなどの記憶媒体から直
接読取る方法,製品に付けられたバーコードなどに記述
された製品特定情報を用いて,製品情報データベース
(図25(b)がその構成の一例)を検索し,そこから
抽出する方法が考えられる。この方法については前述の
通りである。
【0089】次にステップ402において,ステップ4
01で取得した部品数情報を図25(c)にその一例を
示す投入部品数量データベースに記録する。なお図25
(c)において必ず必要なのは部品数のみであり,その
他の情報は特定期間での集計,製品メーカ別の集計,製
品種類別の集計,製品型式別の集計,およびこれらを組
み合わせた集計を行う場合にのみ必要となる。またこの
記録方法は図25(d)にその一例を示すとおり累積投
入部品数量のみを記録しても問題はない。この場合に
は,ステップ401で取得した部品数情報をすでに記録
されている累積投入部品数量に加算した値を記憶し直し
ていけば良い。
【0090】次にステップ403において,処理作業場
において分解してリユースやリサイクルした部品数を数
え,入力する。この入力方法としては,例えばキーボー
ド13やマウス14を用いてデータ管理者が入力する方
法,回収した部品を搬送するライン上にカウンタを取り
つけ,その情報を用いるなどの方法が考えられる。な
お,このカウンタとしては,例えば図26に示す通り,
搬送ライン40上に光源(例えば発光ダイオード)とそ
の受光素子(たとえばフォトトランジスタ)を設置し,
搬送ライン上を部品44が搬送され,光がさえぎられる
度に,接続されたカウンタ装置43が部品44が搬送さ
れたものとして扱う機構があれば良い。カウンタ装置4
3については通常のデジタル回路で構成されているもの
を用いることが可能である。
【0091】次にステップ404においてステップ40
3で取得した回収部品数量を図25(e)にその一例を
示す回収部品数量データベースに記録する。なお図25
(e)において必ず必要なのは部品数のみであり,その
他の情報は特定期間での集計,製品メーカ別の集計,製
品種類別の集計,製品型式別の集計,およびこれらを組
み合わせた集計を行う場合にのみ必要となる。またこの
記録方法は図25(f)にその一例を示すとおり累積回
収部品数量のみを記録しても問題はない。この場合に
は,ステップ403で取得した部品数情報をすでに記録
されている累積回収部品数量に加算した値を記憶し直し
ていけば良い。なお,このステップ403から404は
必ずしも図4に示すフローの中でこの位置で行う必要は
なく,たとえばこのフローの処理とは別のタイミングに
実施していても問題はない。
【0092】次にステップ405においてステップ40
2で記憶した投入部品数量と,ステップ404で記憶し
た回収部品数量を用い,部品数ベースでのリユース率,
リサイクル率の算出が可能である。この方法の詳細は図
8に示したものと同様である。
【0093】ここで算出される割合は,ステップ403
においてリユースした部品の数量を入力した場合には部
品数ベースのリユース率が,リサイクルした部品も含め
ての数量を入力した場合には部品数ベースでのリサイク
ル率が算出されることになる。
【0094】なお,このステップ403から404は必
ずしも図4に示すフローの中でこの位置で行う必要はな
く,たとえばこのフローの処理とは別のタイミングに実
施していても問題はない。また本フローにおいてステッ
プ402とステップ404は必ずしも必須ではなく,ス
テップ401で取得した値とステップ403で取得した
値を用いて直接ステップ405を実施しても良い。
【0095】次に別の実施例として,部品(ユニット)
単位で,別のリサイクル部署やリサイクル場に処理を委
託した場合に,製品全体としてのリサイクル率を求める
方法を説明する。
【0096】別のリサイクル場やリサイクル部署に処理
を委託した場合,委託先において委託物に関しリサイク
ル処理がなされるが,そこでは必ずしも100%の材質
が回収できるわけではなく,委託重量に対して,一定の
割合が回収(リサイクル)される場合が多い。したがっ
て,委託した部品(ユニット)の質量と,委託先におけ
る回収(リサイクル)率を管理し,それらのデータを用
いて製品全体の回収(リサイクル)率を求めれば良い。
【0097】実際の実現方法としては,図20に例を示
すように回収量データベース23bを拡張し,素材別の
他に処理委託をした部位について,管理をする。ここ
で,各委託品に関する回収(リサイクル)率は委託先よ
り情報を入手し,入力すれば良い。この場合の入力手段
は通常の入力機能があれば実現可能なものである。な
お,委託先における回収(リサイクル)率の算出には,
本発明の先に説明した回収(リサイクル)率の算出方法
が適用できる。なお,必ずしもこの方法によって算出し
た回収(リサイクル)率でなくても問題はない。
【0098】これらの数値に対して,
【0099】
【数13】
【0100】
【数14】
【0101】
【数15】
【0102】を適用することで,上記実施例に示した各
種リサイクル率等を算出する方法を拡張すれば良い。こ
こで,式(数14)(数15)において,当該製品のリ
サイクル量を求めるに当たっては,図20(b)に示し
た回収量データベース23bの部品(ユニット)リサイ
クル量(委託量とリサイクル率)管理部分について,第
2項に示した製品種別や第3項に示した製品名を用い
て,該当する製品種別や製品のデータであるかを判断
し,該当した製品種別や製品の場合の第4項に示した回
収量をリサイクル量として合計してやれば良い。なお,
図20に示した回収量データベース23bは必ずしもこ
の順序等になっている必要はなく,また図20では
(a)素材別回収量,(b)部品(ユニット)リユース
品に分けて例を示しているが,これらを併せて管理して
も問題はない。また,製品別や製品種別の回収量を求め
る必要がない場合には,第2項や第3項を記録する必然
性はない。
【0103】次に別の実施例として,素材別リサイクル
率が処理方法によって異なることを加味した場合のリサ
イクル率を求める方法を説明する。
【0104】リサイクル業者においては,同じ処理工程
を使った場合でも,処理工程に投入するものを一定の条
件を保てば,特定の素材について,その回収率すなわち
リサイクル率を上げることが可能になる場合がある。例
えば,アルミを主たる構成素材とする部品について,そ
の部品を製品から分解し,その部品だけで破砕・選別な
どの工程に投入した場合と,その部品を製品といっし
ょ,すなわち分解せずに同じ工程に投入した場合では,
その部品に関するアルミの回収率(すなわちリサイクル
率)が異なる場合がある。本実施例は,これまでに説明
した実施例の一部を拡張し,上記のような状況に対応す
る方法である。
【0105】本実施例を実現するには,まず製品情報を
図21(a)に示すように拡張する。この製品情報は製
品に取りつけた記憶媒体に記憶しておく方法,製品に記
録した製品を特定する情報と,その特定情報により検索
が可能な製品情報データベースを別に準備しておく方法
のいずれの方法でも実現可能なことは,これまでの実施
例と同様である。製品情報の拡張にあたっては製品を構
成する各部品の情報として,部品種類情報を持つ。
【0106】次に,図13(a)などに例を示していた
投入量データベース23aに対して,図21(b)に例
を示すように部品種類別の投入量情報を記録したデータ
ベースを拡張する。投入量データベース23aの拡張に
あたっては,上記製品情報から読み出した部品種類情報
を合わせて記録することが重要である。なお,投入量の
管理としては,図21(b)の例では部品種類別のみ投
入量情報を管理しているが,必ずしもこの形態である必
要はなく,部品種類毎と素材種類毎の投入量を同じデー
タベースに管理しても,別のデータベースとして管理し
ても良い。
【0107】なお,製品情報や投入量データベース23
aの「部品種類」の分類としては,例えば「3.5イン
チハードディスク」など,部品製造メーカや部品型式に
よってほとんど素材構成が変わらず,その単位での取り
外しが容易で,頻繁に行われる部品での記録が適切であ
る。もし,部品製造メーカや部品型式によって素材構成
が異なるような場合には,「部品製造メーカ+部品種
類」または「部品製造メーカ+部品型式」を「部品種
類」と扱って情報を記憶すれば良い。
【0108】さらに,図21(c)の第1項から第3項
に例を示すように,各「部品種類」毎の代表的な素材構
成を管理する。なお,図21(c)では,素材構成を質
量割合で管理しているが,質量の絶対値で管理する方法
でも処理は同様に行うことが可能である。なお,この情
報は製品情報データベース23cなどを参考にリサイク
ル場が作成したり,または当該部品の製造を担当する業
者や部署から情報を入手して登録すれば良い。
【0109】さらに,図21(c)の第1項から第2項
および第4項においては,各「部品種類」毎の部品素材
別の回収(リサイクル)率を管理する。このデータは当
該「部品種類」の部品を纏めて処理した場合の処理実績
に基づき,図11を用いて説明した上記実施例の方法で
算出した素材別リサイクル率情報を収集し,管理すれば
良い。なお,本実施例の最初に説明した通り,この「部
品種類」毎の部品素材別の回収(リサイクル)率は,当
該「部品種類」の部品を分解しないまま(当該部品を含
む製品といっしょに)破砕処理をした場合については,
図11を用いて説明した上記実施例の方法で算出した素
材別リサイクル率情報よりも高いことが一般的である。
例えば図21(c)では,「パソコン用ハードディス
ク」の「アルミ」のリサイクル率は98%になっている
が,通常(部品種類の区別なく同じ処理設備に投入した
製品の中に含まれる)のアルミの回収率は90%である
といった具合となる。
【0110】ここで,リサイクル率の算出にあたって図
21(b)に示す部品種類別の投入量データベース23
aについては,当該部品は製品から取り外し個別に処理
したとして扱い,その結果当該部品についてのリサイク
ル率は,当該部品を構成する素材の通常のリサイクル率
ではなく,当該図21(c)に記録した当該部品種類を
個別に処理した場合の回収率を用いて当該部品の回収
(リサイクル)量を,
【0111】
【数16】
【0112】により求めることができる。
【0113】なお,図21(c)では各部品種別毎に構
成素材の質量割合を示したが,これは例えば図22
(a)に示すように部品機種別の素材構成を質量で表す
ことや,図22(b)に示すように部品種別毎に構成素
材を質量値で表すことも可能である。
【0114】これをこれまでに示した(数1)(数4)
(数6)(数7)(数8)(数9)(数13)(数1
4)(数15)などにも同様に適用することで,個別に
処理を行なう場合に異なる素材別回収率に対して,これ
まで示した実施例が対応可能となる。
【0115】この方法によれば,実際に処理業者が実施
する処理形態に即したリサイクル率の算出が可能とな
り,よりリサイクル率の算出精度の向上が期待できると
同時に,より高いリサイクル率を得られる処理実施に対
するインセンティブを働かせることも可能となり,処理
施設におけるリサイクル率向上が期待できる。また処理
施設にとっても,有価物の効率的な回収,廃棄物の削減
による処理費用の低減などにより,より効率的な施設の
運営が可能となることも期待できる。
【0116】次に別の実施例として,上記に示した方法
で算出した素材別や部品種類別のリサイクル率と,投入
実績情報を用いて,素材別の回収容器の交換時期を知ら
せる機能について説明する。
【0117】処理施設においては,分解したリユース部
品や破砕・選別した素材を,素材別に別々の容器に回収
していることが一般的である。そして,これらの容器に
は当然容量があり,ある程度容量が溜まった段階で交換
する作業が発生する。現在この交換は実際に回収容器を
見ながらいっぱいになったら交換するまたは、一定時間
毎に交換してしまう、などの作業が行われている。しか
し、この作業方法では,回収容器内の蓄積状態を適宜確
認する必要があり、交換前に回収容器がいっぱいになっ
て設備の運転に支障が生ずる,又は回収容器がいっぱい
になっていないにも関わらず交換してしまい効率が悪い
などの問題が発生する可能性が高い。
【0118】本発明が今までに示した素材別や部品種類
別のリサイクル率と,素材別や部品種類別の投入量を用
いると,
【0119】
【数17】
【0120】により素材別の回収予測量を求めることが
可能である。さらに,各素材毎の回収容器の容量(この
場合には通常の回収可能質量)情報を用いて,
【0121】
【数18】
【0122】となるタイミングで,図31に示すような
作業指示を出すことにより,素材別回収容器の効率的な
交換作業が実現可能となる。
【0123】なお,一般の処理施設では,投入から素材
別の回収までにタイムラグが生ずる。そこで,式(数1
7)の適用にあたっては,そのタイムラグを考慮した算
出,具体的には投入実績に対して,投入から素材別の回
収までにタイムラグ分を遅らせての回収予測量推定を行
うことにより,より実際の回収量に近い回収用測量の算
出が可能である。
【0124】なお,この機能では,素材別回収容器を交
換した段階で,当該素材の回収量をリセットし,再度、
式(数17)を用いた累積を行うことにより,継続した
回収容器交換時期作業指示が可能となる。
【0125】次に別の実施例として,上記に示した方法
で算出したリサイクル率やリユース率を用いて,その実
績報告書を作成する手順を図27,図28を用いて説明
する。
【0126】まずステップ2701において,報告書を
作成する期間等を設定する。この方法として,図28
(a)に示すような画面を用いて入力し取得する方法,
現在のシステム日付を利用して,その前年,前月などを
自動的に判断する方法などがある。次にステップ270
2において,投入量データベース23a(図6(a))
から,第1項を用いて実績報告の該当期間の投入内容を
検索し,該当したデータの第2項の投入量の合計値によ
って当該期間の投入量とする。次にステップ2703に
おいて,回収量データベース23b(図6(c))か
ら,第1項を用いて実績報告の該当期間の回収内容を検
索し,該当したデータの第2項の回収量の合計値によっ
て当該期間の回収量とする。次にステップ2704にお
いて,ステップ2702で算出した当該期間の投入量
と,ステップ2703で算出した当該期間の回収量を用
いて,式(数1)を当てはめることにより,当該期間の
リサイクル率を求め,メモリ等に記憶する。
【0127】次にステップ2705において報告期間に
おける分割期間が終わっている場合にはステップ270
7に進み,まだ残りの期間がある場合にはステップ27
06に進み,ステップ2706において,次の期間に検
索期間を変更する。ステップ2706では,例えば検索
対象年や月の変更などの処理が行われる。なお,ステッ
プ2705,ステップ2706は,例えば月別のリサイ
クル率実績を1年単位で報告するような場合(この場
合,月別の算出は12回行われる必要がある)にのみ必
要で,実績報告中の報告期間が1つの場合にはこのステ
ップは不要となる。
【0128】次にステップ2707において,あらかじ
めファイル等に記憶した(このファイルの一例を図28
(b)に示す。またはステップ2701で入力しても良
い)当該処理場の名称・住所・連絡先などの情報を読み
出す。
【0129】次にステップ2708において,出力書式
テンプレートを読み出す。出力書式テンプレートは図2
8(c)に示すような情報を記憶しておき,これを読み
出して用いる。
【0130】次にステップ2709において,該当期
間,ステップ2704で算出・記憶したした当該期間毎
のリサイクル率実績値,ステップ2707で読み出した
処理場の名称等の情報をステップ2708で読み出した
出力書式テンプレートの該当項目にあわせて出力するこ
とで,実績報告書ができる。
【0131】ここで,ステップ2707は必ずしもこの
ステップにおいて行う必要はなく図27のフロー中いず
れからのタイミングで実施すれば良い。また報告書に事
業所名等は別の手段で出力するような場合には,このス
テップ自体が不要である。またステップ2708は,例
えば自治体によって異なる報告書式に対応するためのも
のであり,共通の書式がある場合には,これをステップ
2709に記憶させておくことで,このステップ自体が
不要である。
【0132】ここでステップ2709に示した出力書式
テンプレートに記憶した書式にあわせて出力する場合の
一例を,例えば出力書式テンプレートが図28(c)に
示すように記憶されていた場合を例に示す。
【0133】図28(c)を見ると,まず使用する用紙
サイズは「A4縦」であり,その余白などが指定されて
いる。次に,書類の名称として「リサイクル率実績報告
書」を所定の位置(上から15mm,中央寄せ)に所定
サイズ(20ポイント)で印刷する。ここまでは指定の
書式に従った印刷をするだけである。その後「対象期
間」として,報告書の該当期間を書類名称の下に印刷す
る。ここで「対象期間」とはステップ2701で入力ま
たは取得した期間に他ならない。さらに「事業所名称」
「事業所住所」「事業所電話」として,ステップ270
7で取得した処理場の名称,住所,電話番号などを右寄
せで印刷する。次にこの例では「<期間枠>」という表
記により,所定の太さの枠,所定の幅,所定の表題を持
った表の作成が指定され,その表の中に,「期間」「リ
サイクル率」として,ステップ2702やステップ27
03で検索に用いた期間と,ステップ2704で算出・
記憶した当該期間のリサイクル率の値を表の中に所定の
位置(この場合は中央)に所定サイズ(この場合は20
ポイント)で埋めていくことになる。さらに「</期間
枠>」により表が終了し,最後に報告日付としてステッ
プ2701で指定した報告日付を所定の位置(この場合
は,表が終わった20mm下,右寄せ)に所定サイズ
(この場合は16ポイント)で出力する。このような書
式指定を用いた指定書式での印刷は,上記のような指定
があれば,ワープロソフトの機能を使えば実現すること
が可能である。もちろん図28(c)の例は位置であ
り,その他の方法による指定も可能である。
【0134】上記では書類によって報告を行う場合を想
定して説明しているが,図27のステップ2709にお
いて,所定の記録方式でファイルに保存し,このファイ
ルを報告先に送信すれば,電子的な報告を行うことも可
能である。さらにステップ2709の出力自体を直接電
話やネットワーク等を用いて接続した報告先に送信すれ
ば,それだけで電子的な報告を行うことが可能である。
【0135】また,上記の例は該当期間の処理場全体の
リサイクル率を算出・報告する手順を示したが,ステッ
プ2702やステップ2703において当該期間のリユ
ース量を用いることで,リユース率に関する報告を行う
ことも可能である。またステップ2702やステップ2
703を製品製造メーカ毎,製品種別毎,製品機種毎に
実施することで,当該期間の製品製造メーカ毎,製品種
別毎,製品機種毎のリサイクル率やリユース率を求め,
それを報告することが可能である。なお,製品製造メー
カ毎,製品種別毎,製品機種毎のリサイクル率やリユー
ス率の算出方法については,既に記述した通りである。
【0136】この機能を用いることで,報告が義務付け
られるリサイクル率等の実績値の報告書の作成を容易に
行うことができ,処理場における事務処理の簡略化が可
能となる。
【0137】なお,上記においては常に報告書を意識し
た表記を行ってきたが,必ずしも報告書に限り必要はな
く,例えば取引業者との連絡用,処理場内での管理用な
どに用いることも可能である。特に種々の出力書式に対
応することで,この方法の利便性は高まる。なお,種々
の出力書式に対応するためには,図28(c)に示した
出力テンプレートを複数用意し,ステップ2701でど
のテンプレートにより出力するかを指定するようにすれ
ば良い。その場合には図28(d)のような入力画面と
すれば良い。ここで出力書式を設定するプルダウンメニ
ューを設け,出力可能な書式テンプレートの名称等を表
示・選択可能なようにすれば良い。なお,この設定は必
ずしもステップ2701で行う必要はなく,例えば本機
能を含むツールの環境設定等で行うことも可能である。
【0138】次に別の実施例として,上記に示した方法
で算出したリサイクル率やリユース率を用いて,その実
績報告を公開する手順を図29を用いて説明する。
【0139】まずステップ2901において,公開する
情報の周期を設定する。この方法として,図30(a)
に示すような画面を用いて入力し取得する方法,別途設
定したものをファイル(図30(b)に例を示す)に記
録し,それを読み込む方法,処理プログラム内に固定し
て持ってしまう方法などが考えられる。なお図30
(a)では期間の区切りとして「時」となっているが,
処理施設においては,製品の投入から回収までに一定の
時間のずれがあるため,例えば「分」単位の情報提供な
どについては,その数値があいまいになるなどの問題が
生ずる可能性もあるため,最小の区切りとしても「時」
単位レベルが妥当である。
【0140】次にステップ2902において,投入量デ
ータベース23a(図6(a))から,第1項を用いて
実績報告の該当期間の投入内容を検索し,該当したデー
タの第2項の投入量の合計値によって当該期間の投入量
とする。次にステップ2903において,回収量データ
ベース23b(図6(c))から,第1項を用いて実績
報告の該当期間の回収内容を検索し,該当したデータの
第2項の回収量の合計値によって当該期間の回収量とす
る。次にステップ2904において,ステップ2902
で算出した当該期間の投入量と,ステップ2903で算
出した当該期間の回収量を用いて,式(数1)を当ては
めることにより,当該期間のリサイクル率を求め,メモ
リまたはファイルに記憶する。
【0141】なお,ステップ2902,2903の該当
期間の検索にあたっては,処理施設の製品の投入から回
収までの平均的な時間を考慮して,ステップ2902に
おいて検索する期間と,ステップ2903において検索
する期間について,この処理施設の製品の投入から回収
までの平均的な時間の差をつけて検索することで,より
正確なリサイクル率の算出が可能となる。これは情報公
開の単位を「時」などの短い期間に指定した場合に特に
有効である。具体的な方法としては,ステップ2903
を実施するに当り,検索対象をステップ2902に対し
て,当該処理施設の製品の投入から回収までの平均的な
時間の差分だけ遅らせた期間で検索すれば良い。なお,
この場合当該時間が現在時点よりも後ろにならないよう
な処理を行うことが重要である。
【0142】次にステップ2905において,ステップ
2904で求めたリサイクル率を公開情報となるべく書
式に変換し,提供する。なお,この書式としては,WW
W(World Wide Web)に採用さているHTML(Hyper
Text Markup Language)形式などへの変換が有効であ
る。この方法は通常行われているものである。なお,公
開する情報は,ステップ2904で算出した直前の情報
と共に,ある程度の期間については併せて情報公開する
ことが望ましい。ただし,一定の期間が経過した情報に
ついては,公開情報からの消去または別の方法による公
開などに移すことにより,情報のリアルタイム性が向上
することになる。
【0143】本プログラムは,終了等の処理が行われな
い限り処理を継続し続けることになる。そこで,終了処
理が行われたかの有無をステップ2906においておい
て判別し,行われていた場合には終了する。なお,終了
処理方法としては,画面上に表示した「終了」ボタンを
押すなどの方法が考えられる。ただし,終了処理はステ
ップ2906の流れになるとは限らず,図29のフロー
全体を強制的に終了する方法も考えられる。
【0144】次にステップ2907において,ステップ
2901で設定した周期時間が経過するのを待った後,
ステップ2907に移り,ステップ2901で設定した
周期分検索の時間をずらした上で,上記のステップ29
02からステップ2905を繰り返す。
【0145】本方法によれば,処理施設のリサイクル率
情報をリアルタイムに近いレベルで公開することが可能
であり,処理施設の住民信頼度向上,ひいては処理施設
の設置・建設の認可取得が容易になるなどの効果が期待
できる。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品に関する情報と,リサイクル場における回収品の計
量結果に基づき,素材別,製品毎,製品種別毎のリサイ
クル率を算出することが可能となり,さらに目標とする
リサイクル率を下回った場合には警告を出す機能も実現
し、または目標リサイクル率を下回りそうになったと判
断した際には、注意を促す警告をすることで,家電リサ
イクル法に対応した適正な処理を実現することが可能と
なる。このように目標リサイクル率を達成し、リサイク
ル法を遵守することで、産業廃棄物の量を大幅に低減す
ることもできる。
【0147】また、リサイクル場においては,自社の製
品毎のリサイクル率を根拠ある形で示すことで,製造業
者や部署からの処理委託獲得のためのPR材料としても
活用することが可能である。さらに現在急速に取得が進
んでいる環境管理規格ISO14001の認証について
も,適正な処理を目指した管理を実施していることなら
びにその目標値を年々向上させていることを数値で容易
に示せるなど,認証取得のための材料としても活用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる全体機器構成の一例である。
【図2】本発明に関わる全体システム構成の一例であ
る。
【図3】本発明に関わるリサイクル業者のイメージ図で
ある。
【図4】処理業者全体のリサイクル率算出に関わる処理
フローの一例である。
【図5】処理業者全体のリサイクル率算出に関わる製品
情報データベース内容の一例である。
【図6】リサイクル場全体のリサイクル率算出に関わる
データベース内容の一例である。
【図7】リサイクル場全体のリサイクル率算出に関わる
入力画面の一例である。
【図8】リサイクル場全体のリサイクル率算出に関わる
処理フローの一例である。
【図9】目標とするリサイクル率を実現できていない場
合に警告を出すためのフローの一例である。
【図10】リサイクル率が目標値を下回った場合の警告
画面の一例である。
【図11】素材別リサイクル率算出に関わる処理フロー
の一例である。
【図12】素材別リサイクル率算出に関わる製品情報デ
ータベース内容の一例である。
【図13】素材別リサイクル率算出に関わるデータベー
ス内容の一例である。
【図14】素材別リサイクル率算出に関わる入力画面の
一例である。
【図15】素材別リサイクル率算出に関わる処理フロー
の一例である。
【図16】製品別リサイクル率算出に関わる処理フロー
の一例である。
【図17】製品別リサイクル率算出に関わる素材別リサ
イクル率データベースの一例である。
【図18】製品種別毎リサイクル率算出に関わる処理フ
ローの一例である。
【図19】部品リユースを考慮した場合のリサイクル率
算出に関わるデータベース内容の一例である。
【図20】他のリサイクル処理場や部署への処理委託を
考慮した場合のリサイクル率算出に関わるデータベース
内容の一例である。
【図21】リサイクル処理工程への投入方法の違いを考
慮した場合のリサイクル率算出に関わるデータベース内
容の一例である。
【図22】リサイクル処理工程への投入方法の違いを考
慮した場合のリサイクル率算出に関わるデータベース内
容の別の一例である。
【図23】リサイクル率のリアルタイム表示画面,低下
注意画面の一例である。
【図24】リサイクル率実績を記憶するデータベースの
一例である。
【図25】部品別リユース率,リサイクル率算出に関わ
る製品情報データベース内容の一例である。
【図26】部品数を計測可能な搬送ラインの一例であ
る。
【図27】リサイクル実績報告書作成のフローの一例で
ある。
【図28】リサイクル実績報告書作成のための入力画
面,ファイルの一例である。
【図29】リサイクル実績公開のフローの一例である。
【図30】リサイクル実績公開のための入力画面,ファ
イルの一例である。
【図31】素材別回収容器交換時期通知画面の一例であ
る。
【符号の説明】
11…演算装置,12…ディスプレイ,13…キーボー
ド,14…マウス,15…リーダ,16…ネットワー
ク,17…プリンタ,21…処理演算装置,22…記憶
装置,23…補助記憶装置,23a…投入量集計データ
ベース,23b…回収量集計データベース,23c…製
品情報データベース,24…入力装置,25…出力装
置,31…製品,32…記憶媒体,33…システム装
置,35…重量計量装置,36…回収箱,40…搬送ラ
イン,41…光源,42…受光素子,43…カウンタ装
置,44…部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 伸夫 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所システム事業部内 Fターム(参考) 4D004 AA06 AA16 AA21 AA22 AA46 DA16 DA17 5B049 BB07 CC11 DD02 EE01 EE05 FF02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品に付けられた記憶媒体に記憶された素
    材構成情報を読み出し,リサイクル処理実施場所で処理
    実施後に回収した素材毎の質量を計量し、前記素材構成
    情報と素材毎の計量値により,当該リサイクル処理実施
    場所におけるリサイクル率を算出することを特徴とする
    リサイクル率算出方法。
  2. 【請求項2】あらかじめ,素材構成等の製品情報を記憶
    し製品識別情報によりその抽出が可能なデータベースを
    用意し,製品に付けられた製品識別情報により,前記デ
    ータベースから素材構成等の製品情報を抽出し,またリ
    サイクル処理実施場所で処理実施後に回収した素材毎の
    質量を計量し,前記素材構成等の製品情報と前記計量し
    た計量値とを用いて、当該リサイクル処理実施場所にお
    けるリサイクル率を算出することを特徴とするリサイク
    ル率算出方法。
  3. 【請求項3】製品に付けられた記憶媒体に記憶された素
    材構成情報を読み出し,またリサイクル処理実施場所で
    処理実施後に回収した素材毎の質量を計量した結果を用
    い,その両者により,当該リサイクル処理実施場所にお
    ける素材別リサイクル率を算出することを特徴とするリ
    サイクル率算出方法。
  4. 【請求項4】あらかじめ,素材構成等の製品情報を記憶
    し製品識別情報によりその抽出が可能なデータベースを
    用意し,製品に付けられた製品識別情報により,前記デ
    ータベースから素材構成等の製品情報を抽出し,またリ
    サイクル処理実施場所で処理実施後に回収した素材毎の
    質量を計量した結果を用い,その両者により,当該リサ
    イクル処理実施場所における素材毎のリサイクル率を算
    出することを特徴とするリサイクル率算出方法。
  5. 【請求項5】製品に付けられた記憶媒体に記憶された素
    材構成情報を読み出し,またリサイクル処理実施場所で
    処理実施後に回収した素材毎の質量を計量した結果を用
    い,その両者により,当該リサイクル処理実施場所にお
    ける製品別リサイクル率を算出することを特徴とするリ
    サイクル率算出方法。
  6. 【請求項6】あらかじめ,素材構成等の製品情報を記憶
    し製品識別情報によりその抽出が可能なデータベースを
    用意し,製品に付けられた製品識別情報により,前記デ
    ータベースから素材構成等の製品情報を抽出し,またリ
    サイクル処理実施場所で処理実施後に回収した素材毎の
    質量を計量した結果を用い,その両者により,当該リサ
    イクル処理実施場所における製品毎のリサイクル率を算
    出することを特徴とするリサイクル率算出方法。
  7. 【請求項7】製品が区分される製品分類毎に集計したリ
    サイクル率を算出することを特徴とする請求項5に示し
    たリサイクル率算出方法。
  8. 【請求項8】製品が区分される製品分類毎に集計したリ
    サイクル率を算出することを特徴とする請求項6に示し
    たリサイクル率算出方法。
  9. 【請求項9】製品に付けられた記憶媒体に記憶された製
    品構成情報を読み出し,製品を構成する部品数を算出ま
    たは抽出し,またリサイクル処理実施場所で処理実施後
    に回収した部品個数を計測した結果を用い,その両者に
    より,当該リサイクル処理実施場所における部品数レベ
    ルでのリサイクル率を算出することを特徴とするリサイ
    クル率算出方法。
  10. 【請求項10】あらかじめ,製品構成等の製品情報を記
    憶し製品識別情報によりその抽出が可能なデータベース
    を用意し,製品に付けられた製品識別情報により,前記
    データベースから製品構成等の製品情報を抽出し,製品
    を構成する部品数を算出または抽出し,またリサイクル
    処理実施場所で処理実施後に回収した部品個数を計測し
    た結果を用い,その両者により,当該リサイクル処理実
    施場所における部品数レベルでのリサイクル率を算出す
    ることを特徴とするリサイクル率算出方法。
  11. 【請求項11】素材毎に準備した回収品格納容器の容量
    を記憶したデータベースを持ち,製品に付けられた記憶
    媒体に記憶された素材構成情報を読み出し,さらに請求
    項3または4に示した方法で算出した素材毎リサイクル
    率を用いて,素材毎の回収質量を推定し,用意した素材
    毎の回収品格納容器の容量と比較することで,各素材毎
    の回収品格納容器が交換時期に来ることを知らせること
    を特徴とするリサイクル処理支援方法。
  12. 【請求項12】素材毎に準備した回収品格納容器の容量
    を記憶したデータベースを持ち,あらかじめ,素材構成
    等の製品情報を記憶し製品識別情報によりその抽出が可
    能なデータベースを用意し,製品に付けられた製品識別
    情報により,前記データベースから素材構成等の製品情
    報を抽出し,さらに請求項3または4に示した方法で算
    出した素材毎リサイクル率を用いて,素材毎の回収質量
    を推定し,用意した素材毎の回収品格納容器の容量と比
    較することで,各素材毎の回収品格納容器が交換時期に
    来ることを知らせることを特徴とするリサイクル処理支
    援方法。
  13. 【請求項13】あらかじめ目標とするリサイクル率の下
    限値を設定し,実際のリサイクル率が設定したリサイク
    ル率に達していなかった時には,警告を出す機能を有す
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の
    リサイクル率算出方法を有するリサイクル処理支援方
    法。
  14. 【請求項14】あらかじめ目標とするリサイクル率の下
    限値を設定し,実際のリサイクル率が設定したリサイク
    ル率の下限値近くに低下した場合には,注意を出す機能
    を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに
    記載のリサイクル率算出方法を有するリサイクル処理支
    援方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至10のいずれかに記載のリ
    サイクル率算出方法において、製品情報から読み出す素
    材別構成情報の累積や,処理実績から入手する素材毎回
    収質量の計量期間を変更することで,より精度高くリサ
    イクル率を算出することを特徴とするリサイクル率算出
    方法。
  16. 【請求項16】請求項1から10のいずれかに示したリ
    サイクル率算出方法を用いて算出したリサイクル率実績
    値と,計算機システムの内蔵日時管理機能を組み合わせ
    ることで,リサイクル処理実施場所におけるリサイクル
    率実績を,当該実績を提出すべき機関への提出書式にあ
    わせて出力する機能を有するリサイクル率算出システ
    ム。
  17. 【請求項17】請求項1から10のいずれかに示したリ
    サイクル率算出方法を用いて算出したリサイクル率実績
    値と,計算機システムの内蔵日時管理機能を組み合わせ
    ることで,リサイクル処理実施場所におけるリサイクル
    率実績を,当該実績を公開する書式にあわせて出力する
    機能を有するリサイクル率算出システム。
  18. 【請求項18】請求項1から10に示したリサイクル率
    算出方法の1つないし複数をアルゴリズムとして組み込
    んだリサイクル率算出システム。
  19. 【請求項19】請求項1乃至10のいずれかに記載のリ
    サイクル率算出方法を記憶したフロッピーディスク,ハ
    ードディスク,CD−ROMなどの記憶媒体。
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A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

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