JP2001249418A - 露光装置の温度調整装置 - Google Patents

露光装置の温度調整装置

Info

Publication number
JP2001249418A
JP2001249418A JP2000062890A JP2000062890A JP2001249418A JP 2001249418 A JP2001249418 A JP 2001249418A JP 2000062890 A JP2000062890 A JP 2000062890A JP 2000062890 A JP2000062890 A JP 2000062890A JP 2001249418 A JP2001249418 A JP 2001249418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
exposure
blower
exposure engine
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000062890A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamamoto
卓也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2000062890A priority Critical patent/JP2001249418A/ja
Publication of JP2001249418A publication Critical patent/JP2001249418A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば写真処理装置の機体内全体を高精度に
温度制御しなくとも、仕上がりプリントの品質の安定化
が図れる露光装置の温度調整装置を提供する。 【解決手段】 機体とは独立したハウジング内に光源を
搭載して成る露光エンジンを前記機体内に配置するよう
にした露光装置において、露光エンジンの温度を検出す
るための温度検出手段と、温度検出手段による検出結果
に基づいて露光エンジンの温度を調整するための温度調
整手段とを備えると共に、温度調整手段を、出入り口が
機体外に開口する送風路と、外気を送風路に供給するた
めの送風機とから構成して、送風機を介して送風路に供
給される外気により、露光エンジンの温度を調整するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置に搭載さ
れる露光エンジンの温度調整を行うための温度調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に写真処理装置では、機体内に、機
体とは独立したハウジング内に光源などを搭載して成る
露光エンジンを有する露光装置を組み込み、露光エンジ
ンの光源からの光により露光ヘッドを介して印画紙に画
像を焼き付けるようにしているが、以上の装置では、前
記ハウジング内に搭載した光源の発光時の発熱量が多い
ので、露光エンジンの温度が一定に保たれなくなって、
仕上がりプリントの品質にばらつきが生じてしまう。
【0003】そのため従来では、安定した仕上がりプリ
ントを得るために、例えば特開平10−307348号
公報に示されているように、露光エンジンを組み込んで
いる機体に吸気ファンと排気ファンとを設けて、これら
両ファンの駆動制御により、機体内全体の温度上昇を抑
制すると共に、機体内の温度と印画紙の露光から現像ま
での時間とを検出し、検出された機体内温度及び露光か
ら現像までの時間に基づいて、印画紙に対する露光量を
制御装置により調整するようにした露光装置が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記公報
に示された装置では、前述したように、機体内の温度と
印画紙の移動時間とを検出しながら印画紙への露光量を
調整する必要があり、全体として装置の駆動制御が複雑
となる。
【0005】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、例えば写真処理装置の
機体内全体を高精度に温度制御しなくとも、仕上がりプ
リントの品質の安定化が図れる露光装置の温度調整装置
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、機体とは独立したハウ
ジング内に光源を搭載して成る露光エンジンを備え、こ
の露光エンジンを前記機体内に配置するようにした露光
装置において、露光エンジンの温度を検出するための温
度検出手段と、温度検出手段による検出結果に基づいて
露光エンジンの温度を調整するための温度調整手段とを
備えたのである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の温
度調整装置における温度調整手段が、出入り口が機体外
に開口する送風路と、外気を送風路に供給するための送
風機とを備えると共に、送風路が機体内において機体の
内部空間とは隔離され、送風機を介して送風路に供給さ
れる外気により、露光エンジンの温度を調整するように
したのである。
【0008】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の温度調整装置において、露光エンジンの光源にヒー
トシンクを設けて、このヒートシンクを送風路の途中に
介在させたのである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用する写真処理
装置を概略的に示したものであって、この写真処理装置
は、基本的には印画紙Pへの画像の焼付処理を行うため
の焼付処理機S1と、焼付けの終了した印画紙Pに対し
て現像などの処理を施すための現像処理機S2とから構
成されている。
【0010】焼付処理機S1は、既知の通り、ボックス
状の機体1内に、ペーパーマガジン20から引き出され
カッター(図示せず)で所定サイズに切断された印画紙
Pを搬送する搬送装置2と、この搬送装置2により搬送
される印画紙Pに画像を焼き付けるための露光装置3が
搭載されている。
【0011】露光装置3は、デジタル露光方式を採用し
ており、スキャナー(図示せず)により取得したデジタ
ル画像データを処理してプリントデータを作成するコン
トローラ4と、このプリントデータに基づき印画紙Pに
画像光を露光するための露光エンジン5とから構成され
ている。
【0012】露光エンジン5は、函体51とこの函体5
1の上部開口を閉鎖する蓋体52とからなるハウジング
50内に、光源を組み込んだ光源ユニット53を搭載す
ると共に、函体51の一側には、ライン状の露光ヘッド
54を組み付けている。
【0013】尚、デジタル露光の方式としては、PLZ
Tシャッター方式や蛍光ビーム方式、液晶シャッター方
式、レーザービーム方式等が知られており、仕様に応じ
て任意の方式を選択することが出来る。
【0014】現像処理機S2は、焼付処理機S1の露光
エンジンで露光済の印画紙Pを現像処理するための現像
装置8aと、現像装置8aで現像処理された印画紙Pを
乾燥するための乾燥装置8bと、乾燥された印画紙Pを
排出するプリント排出装置8cと、プリント排出装置8
cから排出される印画紙Pを受け止めて機体1の正面側
に搬送するためのベルトコンベヤ装置8dとを備えてい
る。
【0015】尚、図中81は主としてフィルムのコマ画
像をスキャニングする際に用いるランプハウジング、8
2はフィルムをセットするためのフィルムマスク、83
は写真処理装置の稼働状況等を表示するためのモニター
を示す。
【0016】以上の構成からなる写真処理装置に搭載し
た露光装置において、本発明は、露光エンジン5の温度
を検出するための温度検出手段6と、温度検出手段6に
よる検出結果に基づいて露光エンジン5の温度を調整す
るための温度調整手段7とを設けたのである。
【0017】即ち図に示す実施形態では、温度調整手段
7として、機体1の内部空間Sとは隔離され且つ出入り
口が焼付処理機S1の機体1外に開口する送風ダクト7
1と、この送風ダクト71内に形成される送風路72に
外気を供給するための送風機73とから構成すると共
に、送風機73の駆動を前記コントローラ4により制御
するように成し、送風機73を介して送風ダクト71の
送風路72に供給される外気により、露光エンジン3の
ハウジング50内の温度を調整するように成している。
【0018】具体的には、図2に概略的に示すように、
焼付処理機S1における機体1の相対向する側板11に
送風口12を設けると共に、これら送風口12を、別途
形成した送風ダクト71で接続して、この送風ダクト7
1の入口に、電動送風ファンから成る送風機72を配設
している。
【0019】そして光源ユニット53の下面に、複数枚
の放熱フィン55から構成されるヒートシンク56を設
けて、このヒートシンク56を前記送風ダクト71内の
送風路72の途中に介在させることで、送風機73の駆
動により送風ダクト71内に引き込まれる外気をヒート
シンク56の放熱フィン55に当て、光源ユニット53内
のランプの発熱を、送風ダクト71を介して機体1の外
に放出するようにしている。
【0020】尚、図に示す送風ダクト71は、図2に示
すように、送風機73が組み込まれる入口側を他の部位
よりも広く形成している。
【0021】一方、光源ユニット53の上面には、ハウ
ジング50内の温度を検出するための温度検出手段とし
ての温度センサー61を設けると共に、この温度センサ
ー61をコントローラ4の入力ポートに接続して、この
温度センサー61からの検出信号に基づいてハウジング
50内が予め設定された温度となった時、コントローラ
4を介して送風機73の駆動を制御するようにしている
のであって、即ち、ハウジング50内が予め設定された
温度となった時には送風機73を駆動し、設定温度以下
である時には送風機73の駆動を停止するように制御し
ている。
【0022】以上の写真処理装置は、ランプハウジング
81内のハロゲンランプから放射される光が、フィルム
マスク82にセットしたフィルムを透過してこのフィル
ムの画像を伴った画像光となり、この画像光がスキャナ
ー(図示せず)によりデジタル画像データとして読み取
られるのであり、またスキャナーで読み取られたデジタ
ル画像データは、露光エンジン5を介して印画紙Pに露
光された後、この露光済の印画紙Pは搬送装置2により
現像処理機S2に送り込まれるのである。
【0023】そして現像処理機S2に送り込まれた露光
済の印画紙Pは、現像装置8aで現像処理されて、乾燥
装置8bにより乾燥された後、プリント排出装置8cか
らベルトコンベヤ装置8dに排出されるのである。
【0024】ところで以上の写真処理装置では、焼付処
理機S1の駆動に伴い、露光エンジン5のハウジング5
0内が設定温度まで上昇し、それを温度センサー61が
検出すると、コントローラ4を介して送風機73が直ち
に駆動して、外気が送風路72内に送り込まれ、この外
気により、ヒートシンク56の放熱フィン55が冷却さ
れて熱交換が行われ、発熱量の大きな光源ユニット53
内のランプの発熱が送風ダクト71を介して機体1の外
に放出され、露光エンジンの冷却が効率よく行われるの
である。
【0025】斯くして以上の写真処理装置にあっては、
写真処理装置の機体内全体を高精度に温度制御しなくと
も、仕上がりプリントの品質の安定化が図れるのであ
る。
【0026】以上の実施形態では、プリントデータを作
成するコントローラ4を利用して、このコントローラ4
により送風機73の駆動をも制御するようにしたが、送
風機73の駆動制御を独自で行うコントローラを別途搭
載してもよい。
【0027】また以上の実施形態では、送風路72の入
口側にのみ送風機73を設けたが、これに限定されるも
のではなく、例えば例えば送風路72の出口側に排気用
の送風機を更に設けてもよいし、あるいは送風路72の
出口側にのみ送風機を設けてもよい。
【0028】また以上の実施形態では、光源ユニット5
3の下面に、複数枚の放熱フィン55から構成されるヒ
ートシンク56を設けたが、このヒートシンク56にペ
ルチェ素子を内蔵してもよいし、また例えば、ハウジン
グ50を構成する函体51の底板部を熱伝導率の高い材
料から形成して、この底板部をヒートシンクとしてもよ
い。
【0029】また以上の実施形態では、温度調整手段6
を送風ダクト2と送風機73とから構成したが、これに
限定されるものではなく、温度調整手段6として、既存
の冷却機器を搭載してよいし、また例えば寒冷地仕様の
ものでは、温度調整手段6として更に加熱器を搭載して
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1記載の発明によ
れば、露光装置に、露光エンジンの温度を検出するため
の温度検出手段と、温度検出手段による検出結果に基づ
いて露光エンジンの温度を調整するための温度調整手段
とを設けたことにより、仕上がりプリントの品質の安定
化にとって極めて重要となる露光エンジンの温度が確実
に調整されるので、従来のように写真処理装置の機体内
全体を高精度に温度制御しなくとも、仕上がりプリント
の品質の安定化が容易に図れるのである。
【0031】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の温度調整手段を、出入り口が機体外に開口する送風
路と、外気を送風路に供給するための送風機とを備え、
送風路が機体内において機体の内部空間とは隔離され、
送風機を介して送風路に供給される外気により、露光エ
ンジンの温度を調整するようにしたことにより、請求項
1記載の発明の効果に加え、簡単な構造で露光ヘッドの
温度を調整することが出来る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の温度調整装置において、光源にヒートシンクを設け
て、このヒートシンクを送風路の途中に介在させたこと
により、請求項2記載の発明の効果に加えて、より一
層、確実に露光ヘッドの温度を調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度調整装置を搭載した写真処理装置
の構成図。
【図2】写真処理装置を構成する焼付処理機の要部を一
部切り欠いて示す側面図。
【図3】本発明の温度調整装置の概略を示すブロック
図。
【符号の説明】
3 露光装置 5 露光エンジン 50 ハウジング 6 温度検出手段 7 温度調整手段 71 送風ダクト 72 送風路 73 送風機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体とは独立したハウジング内に光源を搭
    載して成る露光エンジンを備え、この露光エンジンを前
    記機体内に配置するようにした露光装置において、露光
    エンジンの温度を検出するための温度検出手段と、温度
    検出手段による検出結果に基づいて露光エンジンの温度
    を調整するための温度調整手段とを備えていることを特
    徴とする露光装置の温度調整装置。
  2. 【請求項2】温度調整手段が、出入り口が機体外に開口
    する送風路と、外気を送風路に供給するための送風機と
    を備え、送風路が機体内において機体の内部空間とは隔
    離され、送風機を介して送風路に供給される外気によ
    り、露光エンジンの温度を調整するようにしている請求
    項1記載の露光装置の温度調整装置。
  3. 【請求項3】光源にヒートシンクを設けて、このヒート
    シンクを送風路の途中に介在させている請求項2記載の
    露光装置の温度調整装置。
JP2000062890A 2000-03-08 2000-03-08 露光装置の温度調整装置 Withdrawn JP2001249418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062890A JP2001249418A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 露光装置の温度調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062890A JP2001249418A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 露光装置の温度調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001249418A true JP2001249418A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18582841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000062890A Withdrawn JP2001249418A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 露光装置の温度調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001249418A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250015A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250015A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004246047A (ja) Led光源の温度調節装置
US6714229B2 (en) Image forming apparatus
JP2008162153A (ja) Uv定着装置
JP2003076253A (ja) 画像形成装置
JP2001249418A (ja) 露光装置の温度調整装置
JP2000235338A (ja) 画像形成装置
JP3880122B2 (ja) 画像形成装置
EP0864944A1 (en) Thermal processing system
JPH0527531A (ja) 画像形成装置
JPH10228226A (ja) 画像形成装置
JP2000310931A (ja) 画像形成装置
JP2003215729A (ja) 写真プリント装置
JP2005204192A (ja) 写真処理機用led光源装置
JP3990838B2 (ja) 画像形成装置
JPH10198219A (ja) 画像形成装置
JP2009251599A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2007206514A (ja) 乾燥装置
JP2006017999A (ja) 画像形成装置
KR20070079824A (ko) 화상형성장치
JP2001144889A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2615758B2 (ja) 画像形成装置
JP2745631B2 (ja) 画像記録装置における露光制御装置
JPH10171031A (ja) 複写装置
JP2004020683A (ja) 画像形成装置
JP4572456B2 (ja) 遮光室内への空気取込構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605