JP2001249267A - 自動合焦装置、デジタルカメラ、携帯情報入力装置、合焦位置検出方法、およびコンピュータが読取可能な記録媒体 - Google Patents

自動合焦装置、デジタルカメラ、携帯情報入力装置、合焦位置検出方法、およびコンピュータが読取可能な記録媒体

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JP2001249267A
JP2001249267A JP2000058838A JP2000058838A JP2001249267A JP 2001249267 A JP2001249267 A JP 2001249267A JP 2000058838 A JP2000058838 A JP 2000058838A JP 2000058838 A JP2000058838 A JP 2000058838A JP 2001249267 A JP2001249267 A JP 2001249267A
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純一 篠原
Tatsutoshi Kitajima
達敏 北島
Teruhiro Yoshida
彰宏 吉田
Shigeru Irisawa
茂 入沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズームレンズ系を備えた自動合焦装置におい
て、短時間でかつ正確な合焦位置を検出することが可能
な自動合焦装置を提供すること。 【解決手段】 本発明にかかる自動合焦装置は、被写体
像を所定位置に結像するフォーカスレンズ101aおよ
びズームレンズ系101bを含むレンズ系101と、レ
ンズ系101を介して入力される被写体像を撮像して画
像データを出力するCCD103と、CCD−AFと外
部AFの検出結果に基づいて最終的な合焦位置を決定す
るCPU121とを備え、レンズ系101bの焦点距離
に応じてCCD−AFのサンプリング条件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動合焦装置、
デジタルカメラ、携帯情報入力装置、合焦位置検出方
法、およびコンピュータが読取可能な記録媒体に関し、
詳細には、外部AFとCCD−AFで合焦位置の検出を
行う自動合焦装置、デジタルカメラ、携帯情報入力装
置、合焦位置検出方法、およびコンピュータが読取可能
な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子スチルカメラのAF方式とし
ては、CCD、もしくは、フォーカスレンズを光軸方向
に駆動しながらCCDに蓄積される輝度信号によりピン
トのピークを見つけるCCD−AF方式か、若しくは、
三角測量方式の自動焦点調節機構が単独で使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
CD−AF方式は、図17に示すように、無限遠から最
至近まで、CCDまたはフォーカスレンズを駆動して、
ピントの山を見つける方式であるため、合焦位置を検出
するまでに時間がかかるという問題がある。上述の問題
を解決するために、図18(a)に示すように、粗サン
プリングを無限遠から最至近まで行って概略の合焦位置
を検出し、つづいて、図18(b)に示すように、概略
の合焦位置近傍で細かいサンプリングを行って最終的な
合焦位置を検出する方式も提案されている。かかる方式
によれば、若干合焦位置の検出時間を短縮できるが、十
分とは言えない。
【0004】また、CCD−AF方式は、ピントを合わ
せたいエリアに高輝度な被写体(電球、ろうそくの炎、
反射している看板など)があると、ピントの山を発見で
きず、疑合焦してしまうという問題がある。さらに、暗
い場面でも、誤合焦の可能性があるという問題がある。
また、上述の三角測量方式では、至近距離側での測距の
パララックスずれが発生しやすい。望遠側での性能が低
いなどの問題がある。ところで、近時、ズームレンズを
備えたデジタルカメラも普及している。一般に、AFの
精度は焦点距離により必要とされる精度が異なる。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、ズームレンズ系を備えた自動合焦装置および合焦位
置検出方法において、短時間でかつ正確な合焦位置を検
出することが可能な自動合焦装置および合焦位置検出方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1にかかる発明は、被写体像を所定位置
に結像する、フォーカスレンズ系およびズームレンズ系
を含むレンズ系と、前記レンズ系を介して入力される被
写体像を撮像して画像データを出力する撮像手段と、撮
影の実行を指示するための撮影操作部材と、前記撮像手
段を使用して、前記レンズ系を移動させて被写体のコン
トラストをサンプリングして合焦位置を検出する第1の
合焦位置検出手段と、前記撮像手段とは異なる光電変換
手段を使用して、被写体との距離を検出して前記レンズ
系の合焦位置を検出する第2の合焦位置検出手段と、前
記第1の合焦位置検出手段および前記第2の合焦位置検
出手段で検出された合焦位置に基づいて、最終的な合焦
位置を決定する合焦位置決定手段と、を備え、前記レン
ズ系の焦点距離に応じて、前記第1の合焦位置検出手段
のサンプリング条件を設定するものである。
【0007】上記発明によれば、フォーカスレンズ系お
よびズームレンズ系を含むレンズ系と、被写体像を所定
位置に結像し、撮像手段はレンズ系を介して入力される
被写体像を撮像して画像データを出力し、第1の合焦位
置検出手段は撮像手段を使用して、レンズ系を移動させ
て被写体のコントラストをサンプリングして合焦位置を
検出し、第2の合焦位置検出手段は撮像手段とは異なる
光電変換手段を使用して、被写体との距離を検出してレ
ンズ系の合焦位置を検出し、合焦位置決定手段は第1の
合焦位置検出手段および第2の合焦位置検出手段で検出
された合焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を決定
し、レンズ系の焦点距離に応じて、前記第1の合焦位置
検出手段のサンプリング条件を設定する。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記サンプリング条件は、被写
体のコントラストを検出する際のサンプリング範囲であ
ることとした。上記発明によれば、サンプリング条件と
して被写体のコントラストを検出する際のサンプリング
範囲を変更する。
【0009】また、請求項3にかかる発明は、請求項2
にかかる発明において、前記サンプリング範囲は、前記
レンズ系がワイドの場合には狭く設定するものである。
上記発明によれば、前記レンズ系がワイドの場合には前
記サンプリング範囲を狭く設定する。
【0010】また、請求項4にかかる発明は、請求項2
にかかる発明において、前記サンプリング範囲は、前記
レンズ系がテレの場合には広く設定するものである。上
記発明によれば、レンズ系がテレの場合にはサンプリン
グ範囲を広く設定する。
【0011】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記サンプリング条件は、被写
体のコントラストを検出するための前記撮像手段の受光
画面内のエリアの大きさであることとした。上記発明に
よれば、サンプリング条件を被写体のコントラストを検
出するための撮像手段の受光画面内のエリアの大きさで
あることとした。
【0012】また、請求項6にかかる発明は、請求項5
にかかる発明において、被写体のコントラストを検出す
るための前記撮像手段の受光画面内のエリアの大きさ
を、前記レンズ系がワイドの場合には大きく設定するこ
ととした。上記発明によれば、被写体のコントラストを
検出するための前記撮像手段の受光画面内のエリアの大
きさを、前記レンズ系がワイドの場合には大きく設定す
る。
【0013】また、請求項7にかかる発明は、請求項5
にかかる発明において、被写体のコントラストを検出す
るための前記撮像手段の受光面内のエリアの大きさを、
前記レンズ系がテレの場合には小さく設定する。上記発
明によれば、被写体のコントラストを検出するための前
記撮像手段の受光面内のエリアの大きさを、前記レンズ
系がテレの場合には小さく設定する。
【0014】また、請求項8にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記サンプリング条件は、被写
体のコントラストを検出する際のサンプリング間隔であ
ることとした。上記発明によれば、サンプリング条件と
して被写体のコントラストを検出する際のサンプリング
間隔を変更する。
【0015】また、請求項9にかかる発明は、請求項1
〜請求項8のいずれか1つにかかる発明において、前記
合焦位置決定手段は、前記レンズ系の焦点距離に基づ
き、前記第1の合焦位置検出手段または前記第2の合焦
位置検出手段の合焦結果を最終的な合焦位置と決定する
ものである。上記発明によれば、合焦位置決定手段は、
レンズ系の焦点距離に基づき、第1の合焦位置検出手段
または第2の合焦位置検出手段の合焦結果を最終的な合
焦位置と決定する。
【0016】また、請求項10にかかる発明は、請求項
9にかかる発明において、前記合焦位置決定手段は、前
記レンズ系がワイドの場合には、前記第1の合焦位置検
出手段および前記第2の合焦位置検出手段で検出された
合焦位置のうち、当該合焦位置に対応する被写体距離が
近い方を最終の合焦位置と決定するものである。上記発
明によれば、合焦位置決定手段は、レンズ系がワイドの
場合には、第1の合焦位置検出手段および第2の合焦位
置検出手段で検出された合焦位置のうち、当該合焦位置
に対応する被写体距離が近い方を最終の合焦位置と決定
する。
【0017】また、請求項11にかかる発明は、請求項
9にかかる発明において、前記合焦位置決定手段は、前
記レンズ系がテレの場合には、前記第1の合焦位置検出
手段で検出された合焦位置を最終の合焦位置と決定する
ものである。上記発明によれば、合焦位置決定手段は、
レンズ系がテレの場合には、第1の合焦位置検出手段で
検出された合焦位置を最終の合焦位置と決定する。
【0018】また、請求項12にかかる発明は、請求項
1〜請求項11のいずれか1つにかかる発明において、
撮影を指示するための撮影操作部材が操作された場合
に、前記第1の合焦位置検出手段と前記第2の合焦位置
検出手段とを略同時に動作させるものである。上記発明
によれば、撮影を指示するための撮影操作部材が操作さ
れた場合に、第1の合焦位置検出手段と第2の合焦位置
検出手段とを略同時に動作させる。
【0019】また、請求項13にかかる発明は、請求項
1〜11のいずれか1つにかかる発明において、撮影の
動作を指示するための撮影操作部材の操作に先行して、
所定の時間間隔で前記第2の合焦位置検出手段は被写体
との距離を測距する測距処理を実行し、前記撮影操作部
材が操作された場合には、前記第1の合焦位置検出手段
は、前記第2の合焦位置検出手段で検出された合焦位置
を前記基準位置として合焦位置を検出する動作を実行す
るものである。上記発明によれば、撮影の動作を指示す
るための撮影操作部材の操作に先行して、所定の時間間
隔で第2の合焦位置検出手段は被写体との距離を測距す
る測距処理を実行し、撮影操作部材が操作された場合に
は、第1の合焦位置検出手段は、第2の合焦位置検出手
段で検出された合焦位置を基準位置として合焦位置を検
出する動作を実行する。
【0020】また、請求項14にかかる発明は、請求項
1〜請求項13のいずれか1つにかかる発明を適用した
ものである。上記発明によれば、請求項1〜請求項13
のいずれか1つにかかる自動合焦装置をデジタルカメラ
に適用した。
【0021】また、請求項15にかかる発明は、請求項
1〜請求項13のいずれか1つにかかる発明を適用した
ものである。上記発明によれば、請求項1〜請求項13
のいずれか1つにかかる自動合焦装置を携帯情報入力装
置に適用した。
【0022】また、請求項16にかかる発明は、フォー
カスレンズ系およびズームレンズ系を含むレンズ系の被
写体に対する合焦位置を検出する合焦位置検出方法にお
いて、撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被
写体との距離を検出して前記レンズ系の合焦位置を検出
する第1の工程と、前記撮像手段を使用して、前記レン
ズ系を移動させて被写体のコントラストをサンプリング
して合焦位置の検出を行う第2の工程と、前記第1の工
程および前記第2の工程で検出された合焦位置に基づい
て、最終的な合焦位置を決定する第3の工程と、を含
み、前記レンズ系の焦点距離に応じて、前記第1の工程
での前記サンプリング条件を設定するものである。
【0023】上記発明によれば、第1の工程では、撮像
手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写体との距
離を検出してレンズ系の合焦位置を検出し、第2の工程
では、撮像手段を使用して、レンズ系を移動させて被写
体のコントラストをサンプリングして合焦位置の検出を
行い、第3の工程では、第1の工程とおよび第2の工程
で検出された合焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を
決定し、レンズ系の焦点距離に応じて、第2の工程での
サンプリング条件を設定する。
【0024】また、請求項17にかかる発明は、請求項
16にかかる発明において、前記サンプリング条件は、
被写体のコントラストを検出する際のサンプリング範囲
であることとした。上記発明によれば、サンプリング条
件として被写体のコントラストを検出する際のサンプリ
ング範囲を変更する。
【0025】また、請求項18にかかる発明は、請求項
17にかかる発明において、前記サンプリング範囲を、
前記レンズ系がワイドの場合には狭く設定するものであ
る。上記発明によれば、レンズ系がワイドの場合にはサ
ンプリング範囲を狭く設定する。
【0026】また、請求項19にかかる発明は、請求項
17にかかる発明において、前記サンプリング範囲は、
前記レンズ系がテレの場合には広くする設定するもので
ある。上記発明によれば、前記レンズ系がテレの場合に
は前記サンプリング範囲を広くする設定する。
【0027】また、請求項20にかかる発明は、請求項
16にかかる発明において、前記サンプリング条件は、
被写体のコントラストを検出するための前記撮像手段の
受光画面内のエリアの大きさであることとした。上記発
明によれば、サンプリング条件として、被写体のコント
ラストを検出するための撮像手段の受光画面内のエリア
の大きさであることとした。
【0028】また、請求項21にかかる発明は、請求項
20にかかる発明において、被写体のコントラストを検
出するための前記撮像手段の受光画面内のエリアの大き
さを、前記レンズ系がワイドの場合には大きく設定する
こととした。上記発明によれば、前記レンズ系がワイド
の場合には被写体のコントラストを検出するための前記
撮像手段の受光画面内のエリアの大きさを大きく設定す
る。
【0029】また、請求項22にかかる発明は、請求項
20にかかる発明において、被写体のコントラストを検
出するための前記撮像手段の受光面内のエリアの大きさ
を、前記レンズ系がテレの場合には小さく設定するもの
である。上記発明によれえば、レンズ系がテレの場合に
は被写体のコントラストを検出するための撮像手段の受
光面内のエリアの大きさを小さく設定する。
【0030】また、請求項23にかかる発明は、請求項
16にかかる発明において、前記サンプリング条件は、
被写体のコントラストを検出する際の、サンプリング間
隔であることとした。上記発明によれば、サンプリング
条件として被写体のコントラストを検出する際のサンプ
リング間隔を変更する。
【0031】また、請求項24にかかる発明は、請求項
16〜請求項23にかかる発明において、前記第3の工
程では、前記レンズ系の焦点距離に基づき、前記第1の
工程または前記第2の工程で検出された合焦結果を最終
的な合焦位置と決定するものである。上記発明によれ
ば、第3の工程では、レンズ系の焦点距離に基づき、第
1の工程または第2の工程で検出された合焦結果を最終
的な合焦位置と決定する。
【0032】また、請求項25にかかる発明は、請求項
24にかかる発明において、前記第3の工程では、前記
レンズ系がワイドの場合には、前記第1の工程および前
記第2の工程で検出された合焦位置のうち、当該合焦位
置に対応する被写体距離が近い方を最終の合焦位置と決
定することとした。上記発明によれば、第3の工程で
は、レンズ系がワイドの場合には、第1の工程および第
2の工程で検出された合焦位置のうち、当該合焦位置に
対応する被写体距離が近い方を最終の合焦位置と決定す
る。
【0033】また、請求項26にかかる発明は、請求項
24にかかる発明において、前記第3の工程では、前記
レンズ系がテレの場合には、前記第2の工程で検出され
た合焦位置を最終の合焦位置と決定することとした。上
記発明によれば、第3の工程では、レンズ系がテレの場
合には、第2の工程で検出された合焦位置を最終の合焦
位置と決定する。
【0034】また、請求項27にかかる発明は、請求項
16〜請求項26にかかる発明において、撮影の指示を
行うための撮影操作部材が操作された場合に、前記第1
の工程と前記第2の工程とを略同時に実行することとし
た。上記発明によれば、撮影の指示を行うための撮影操
作部材が操作された場合に、第1の工程と第2の工程と
を略同時に実行する。
【0035】また、請求項28にかかる発明は、フォー
カスレンズ系を含むレンズ系の被写体に対する合焦位置
を検出する合焦位置検出方法において、撮影を指示する
ための撮影操作部材の操作に先行して、所定の時間間隔
で撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写体
との距離を検出する第1の工程と、前記撮影操作部材が
操作された場合には、前記第1の工程の測距結果を使用
して基準位置を算出するとともに、前記レンズ系の焦点
距離に応じてサンプリング条件を設定する第2の工程
と、前記撮像手段を使用して、前記第2の工程で算出さ
れた基準位置の近傍で、前記レンズ系を移動させて前記
設定されたサンプリング条件で合焦位置の検出を行う第
3の工程と、前記光電変換手段を使用して、被写体との
距離を検出して前記レンズ系の合焦位置を検出する第4
の工程と、前記第3の工程および前記第4の工程で検出
された合焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を決定す
る第5の工程と、を含み、前記第3の工程と前記第4の
工程とを略同時に実行するものである。
【0036】上記発明によれば、第1の工程では、撮影
を指示するための撮影操作部材の操作に先行して、所定
の時間間隔で撮像手段とは異なる光電変換手段を使用し
て、被写体との距離を検出し、第2の工程では、撮影操
作部材が操作された場合には、第1の工程の測距結果を
使用して基準位置を算出するとともに、レンズ系の焦点
距離に応じてサンプリング条件を設定し、第3の工程で
は、撮像手段を使用して、第2の工程で算出された基準
位置の近傍で、レンズ系を移動させて設定されたサンプ
リング条件で合焦位置の検出を行い、第4の工程では、
光電変換手段を使用して、被写体との距離を検出してレ
ンズ系の合焦位置を検出し、第5の工程では、第3の工
程および第4の工程で検出された合焦位置に基づいて、
最終的な合焦位置を決定し、第3の工程と第4の工程と
を略同時に実行する。
【0037】また、請求項29にかかる発明は、請求項
16〜請求項28のいずれか1つに記載の発明の各工程
をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録さ
れているものである。上記発明によれば、コンピュータ
で記録媒体に記録されているプログラムを実行すること
により、請求項16〜請求項28のいずれか1つに記載
の発明の各工程を実現する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる自動合焦装置、デジタルカメラ、携帯情報
入力装置、合焦位置検出方法、およびコンピュータが読
取可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。
【0039】図1は、本発明にかかる自動合焦装置およ
び合焦位置検出方法を適用したデジタルカメラの構成図
である。同図において、100はデジタルカメラを示し
ており、デジタルカメラ100は、レンズ系101、絞
り・フィルター部等を含むメカ機構102、CCD10
3、CDS回路104、可変利得増幅器(AGCアン
プ)105、A/D変換器106、IPP107、DC
T108、コーダー109、MCC110、DRAM1
11、PCカードインタフェース112、CPU12
1、表示部122、操作部123、SG(制御信号生
成)部126、ストロボ装置127、バッテリ128、
DC−DCコンバータ129、EEPROM130、フ
ォーカスドライバ131、パルスモータ132、ズーム
ドライバ133、パルスモータ134、モータドライバ
135、外部AFセンサー136を具備して構成されて
いる。また、PCカードインタフェース112を介して
着脱可能なPCカード150が接続されている。
【0040】レンズユニットは、レンズ101系、絞り
・フィルター部等を含むメカ機構102からなり、メカ
機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの
同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォ
ーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aと
ズームレンズ系101bとで構成されている。
【0041】フォーカスドライバ131は、CPU12
1から供給される制御信号に従って、パルスモータ13
2を駆動して、フォーカスレンズ系101aを光軸方向
に移動させる。ズームドライバ133は、CPU121
から供給される制御信号に従って、パルスモータ134
を駆動して、ズームレンズ系101bを光軸方向に移動
させる。また、モータドライバ135は、CPU121
から供給される制御信号に従ってメカ機構102を駆動
し、例えば、絞りの絞り値を設定する。
【0042】図2は、パルスモータ134のパルス数Z
p(モータ等分18分割)とズームレンズ系101bの
レンズ繰り出し量(mm)の関係の一例を示す図であ
る。図3は、ズーム位置がWide〜Teleの場合の
撮影距離(1/L)とズームレンズ系101bのレンズ
繰り出し量(mm)の関係の一例を示す図である。
【0043】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0044】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。尚、AGCアンプ105のゲインは、CPU1
21により、CPU121が内蔵するD/A変換器を介
して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ1
05に設定されることにより設定される。さらにA/D
変換器106は、AGCアンプ105を介して入力した
CCD103からのアナログ画像データをデジタル画像
データに変換する。すなわち、CCD103の出力信号
は、CDS回路104およびAGCアンプ105を介
し、またA/D変換器106により、最適なサンプリン
グ周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数
の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0045】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor)107、DCT(Discrete Cos
ine Transform)108、およびコーダー(Huffman Enco
der/Decoder)109は、A/D変換器106から入力し
たデジタル画像データについて、色差(Cb、Cr)と
輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧縮/伸
長のためのデータ処理を施す。DCT108およびコー
ダー109は、例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の
一過程である直交変換・逆直交変換、並びに、JPEG
準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号化・
復号化等を行う。
【0046】さらに、MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインタフェース112を介してPCカード150へ
の記録、或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0047】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの指示、或いは図示しないリモコン等の外
部動作指示に従い、上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は、撮像動作、自
動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)
調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0048】また、カメラ電源はバッテリ128、例え
ば、NiCd、ニッケル水素、リチウム電池等から、D
C−DCコンバータ129に入力され、当該デジタルカ
メラ内部に供給される。
【0049】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや、伸
長処理された記録画像データ等の表示を行う。操作部1
23は、撮影指示を与えるためのレリーズキー、ズーム
レンズ系101bのズーム位置(Tele(テレ)〜W
ide(ワイド))を設定するためのズームキー、機能
選択およびその他の各種設定を外部から行うためのボタ
ン等を備えている。CPU121は、レリーズキーが半
押しされてRL−1がONとなるとAF動作等を実行
し、また、レリーズキーが全押しされてRL−2がON
となると撮影動作を実行する。EEPROM130に
は、CPU121がデジタルカメラの動作を制御する際
に使用する調整データ等が書き込まれている。
【0050】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、被写体を撮像して得られる画像データをPC
カード150に記録する記録モードと、PCカード15
0に記録された画像データを表示する表示モードと、撮
像した画像データを表示部122に直接表示するモニタ
リングモード等を備えている。
【0051】図4は、上記IPP107の具体的構成の
一例を示す図である。IPP107は、図4に示す如
く、A/D変換器106から入力したデジタル画像デー
タをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071
と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信
号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レ
ベルを調整するペデスタル調整部1073と、R、Bの
各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調
整部1074と、CPU121により設定されたゲイン
でR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン
調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換
を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを
色差信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とに分離する
マトリクス部1077と、色差信号(Cb、Cr)と輝
度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部1
22に出力するビデオ信号処理部1078と、を備えて
いる。
【0052】更に、IPP107は、ペデスタル調整部
1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度デ
ータ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部1
079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分の
みを通過させるBPF1080と、BPF1080を通
過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値としてC
PU121に出力するAF評価値回路1081と、Y演
算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデジ
タルカウント値をAE評価値としてCPU121に出力
するAE評価値回路1082と、ホワイトバランス調整
部1074による調整後のR・G・Bの各画像データの
輝度データ(Y)を検出するY演算部1083と、Y演
算部1083で検出した各色の輝度データ(Y)をそれ
ぞれカウントして各色のAWB評価値としてCPU12
1に出力するAWB評価値回路1084と、CPU12
1とのインターフェースであるCPUI/F1085
と、及びDCT108とのインターフェースであるDC
TI/F1086等を備えている。
【0053】図1の外部AFセンサー136は、パッシ
ブ方式の測距センサーからなり、被写体の距離を測距す
るためのものである。図5は、外部AFセンサーの概略
構成を示す図である。外部AFセンサー136は、レン
ズ151と、フォトセンサーアレイ152a(左側)、
152b(右側)と、演算回路(不図示)を備えてい
る。図5および図6を参照して外部AFセンサー136
の測距原理を説明する。図5において、被写体までの距
離をd、レンズ151とフォトセンサーアレイ152a
(左側)、152b(右側)との距離をf、フォトセン
サーアレイ152aに入力する光の幅をそれぞれ、X
1、X2、光の入射されるフォトセンサーアレイ152
a、152b間の距離をBとすると、外部AFセンサー
136の前面から被写体までの距離dは、三角測量によ
り、d=B・f/(X1+X2)で算出できる。図6
は、左右のフォトセンサーアレイの被写体像を示してお
り、演算回路は、各フォトセンサーアレイの被写体像の
光量を積分し、左右センサーデータのずれを演算するこ
とで、被写体の距離dを算出し、CPU121に出力す
る。
【0054】本明細書において、外部AFセンサー13
6を使用して合焦位置を検出する動作を外部AFとい
い、CCD103を使用して合焦位置を検出する場合を
CCD−AF(内部AF)という。CCD−AFでは、
フォーカスレンズ101aを移動して、CCD103か
ら出力される画像信号に応じた被写体のコントラストを
示すAF評価値をサンプリングし、AF評価値のピーク
位置を合焦位置とする山登りサーボ方式を使用する。外
部AFとCCD−AFを使用してAFを行うことをハイ
ブリットAFという。
【0055】つぎに、上記構成のデジタルカメラのAF
に関する動作例(動作例1、動作例2)を説明する。動
作例1はCCD−AFと外部AFを略同時に実行する場
合の動作例を示し、動作例2はCCD−AFに先行して
外部AFを実行する場合の動作例を示す。 (動作例1)デジタルカメラのAFに関する動作例1を
図7〜図15を参照して説明する。図7は、CPU12
1の制御により実行されるデジタルカメラのAFに関す
る動作例1を説明するためのフローチャートである。
【0056】図7において、まず、CPU121は、レ
リーズキーが半押しされて、RL−1がONされたか否
かを判断する(ステップS1)。CPU121は、レリ
ーズキーが半押しされて、RL−1がONされた場合に
は、ズームレンズ系101bのズーム位置を判定して
(ステップS2)、ズームレンズ系101bのズーム位
置(焦点距離)に応じてCCD−AFのサンプリング条
件を設定する(ステップS3)。CPU121は、ズー
ム位置をズームレンズ系101bを駆動するパルスモー
タ134の駆動パルス数で判定する。
【0057】ここで、CCD−AFのサンプリング条件
としては、CCD−AFを実行する場合のAF評価値
のサンプリング範囲(フォーカスレンズ系101aの移
動範囲)、CCD−AFでAF評価値をサンプリング
を行う場合のCCD103の受光面のAFエリアの範
囲、CCD−AFを実行する場合のフォーカスレンズ
101aの移動量に対するAF評価値のサンプリング間
隔等がある。CPU121は、ズームレンズ系01bの
ズーム位置(焦点距離)に応じて、〜のサンプリン
グ条件の1又は複数を設定する。
【0058】CCD−AFを実行する場合のAF評価
値のサンプリング範囲(フォーカスレンズ系101aの
移動範囲) 図8はCCD−AFを実行する場合のサンプリング範囲
(フォーカスレンズ系101aの移動範囲)を説明する
ための説明図である。同図において、横軸はレンズ位置
(至近〜無限)を示し、縦軸は被写体のコントラスト
(AF評価値)を示し、同図のaはサンプリング範囲を
示す。焦点距離に応じて、適切なCCD−AFのサンプ
リング範囲(サンプリング幅)を設定することにより、
合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能とな
る。CPU121は、必要精度に対して外部AF精度で
も対応可能なワイドの場合はCCD−AFのサンプリン
グ範囲を狭く設定して、CCD−AFの高速化を図る。
他方、CPU121は、外部AFの精度では能力不足の
テレの場合には、CCD−AFのサンプリング幅を広く
設定する。
【0059】CCD−AFでAF評価値をサンプリン
グを行う場合のCCD103の受光面のAFエリアの範
囲 図9はCCD103の受光面のAFエリアを説明するた
めの図である。同図はCCD103の受光面内を示して
おり、CPU121は、この受光面内でAF評価値を取
得するためのAFエリアを設定する。同図はCCD10
3の受光面を水平15、垂直10分割した場合を示して
おり、CPU121は、CCD103の受光面内で任意
の大きさのAFエリアを設定できる。焦点距離に応じ
て、適切なCCD−AFのAFエリアを設定することに
より、合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可
能となる。CPU121は、画面における被写体の占有
面積が低いと思われるワイドの場合には、同図(a)に
示すように、画面全体をAFエリアに設定して、画面全
体についてAF評価値のサンプリングを行い、遅いサン
プリング周期でAF評価値をサンプリングする。他方、
CPU121は、画面における被写体の占有面積が高い
と思われるテレの場合には、同図(b)に示すように、
画面の中央部分のみをAFエリアに設定して、画面の中
央部分についてのみAF評価値のサンプリングを行っ
て、早いサンプリング周期でAF評価値をサンプリング
する。付言すると、CCD−AFのサンプリング周期は
画像処理時間によって決まってくるため、処理すべき画
像の範囲を狭くすると、その分、速い周期でサンプリン
グ可能となる。
【0060】CCD−AFを実行する場合のフォーカ
スレンズ系101aの移動量に対するAF評価値のサン
プリング間隔 図10はCCD−AFのフォーカスレンズ系101aの
移動量に対するAF評価値のサンプリング間隔を説明す
るための説明図である。同図において、横軸はレンズ位
置(至近〜無限)を示し、縦軸は被写体のコントラスト
(AF評価値)を示し、同図のbはAF評価値のサンプ
リング間隔を示す。焦点距離に応じて、適切なCCD−
AFのサンプリング間隔を設定することにより、合焦位
置検出の精度と速度を両立させることが可能となる。C
PU121は、例えば、焦点深度が深い焦点距離では、
レンズ移動間隔を大きくしてAF評価値のサンプリング
間隔を大きくし、サンプリングするポイント数を減らし
てCCD−AFの高速化を図る。
【0061】そして、CPU121は、フォーカスレン
ズ系101aをCCD−AFの開始位置(基準位置)に
設定する(ステップS4)。CCD−AFの開始位置
(基準位置)としては、例えば、レンズ系の現ポジショ
ンを使用することができる。通常、同一の条件で連続し
て撮影する頻度が高いと考えられるからである。
【0062】そして、CPU121は、外部AFとCC
D−AFを同時にスタートさせる(ステップS5)。外
部AFでは、外部AFセンサー136により、測距処理
が行われ、被写体との距離の測定が行われ合焦位置の検
出が行われる。また、CCD−AFでは、フォーカスレ
ンズ系101aを基準位置の近傍で移動させて、設定さ
れたサンプリング条件でAF評価値が取得されて合焦位
置の検出が行われる。
【0063】そして、CPU121は、外部AFが終了
したか否かを判断し(ステップS6)、外部AFが終了
した場合には、外部AFの距離測定結果が、CCD−A
Fの開始位置(基準位置)に対応する撮影距離と所定値
以上異なるか否かを判断する(ステップS7)。CPU
121は、外部AFの距離測定結果が、CCD−AFの
開始位置(基準位置)に対応する撮影距離と所定値以上
異なる場合には、CCD−AFを中断して、外部AFセ
ンサー136で測定された距離に対応する位置(合焦位
置)にフォーカスレンズ系101bを移動させる(ステ
ップS8)。その後、その位置の近傍でCCD−AFを
再実行する(ステップS9)。
【0064】ステップS10では、CPU121は、C
CD−AFが終了したか否かを判断し、CCD−AFが
終了した場合には、ズーム位置(焦点距離)に基づい
て、外部AFの合焦位置とCCD−AFの合焦位置のい
ずれかを最終の合焦位置と決定する(ステップS1
1)。
【0065】ここで、ズーム位置に基づいて、外部AF
の合焦位置とCCD−AFの合焦位置のいずれかを最終
の合焦位置と決定する場合の具体的な方法を説明する。
CCD−AFの方が一般に精度が高いが、Wideの場
合は、外部AFの結果でも十分な精度が確保できる。従
って、Wideに関してはCCD−AFを優先させる必
要はない。本実施の形態においては、Wideの場合に
は、合焦位置に対応する被写体距離が近い方を最終の合
焦位置と決定し、他方、Teleの場合には、CCD−
AFの合焦位置を最終の合焦位置と決定する。なお、W
ide〜Teleの間で外部AFの精度でぎりぎり合焦
可能なポイントを基準として、このポイントもワイド側
では、”近い方”、Tele側ではCCD−AF”を優
先的に選択することにしても良い。以上は、双方の測距
結果がそれぞれ信用できる場合の処理であり、結果の信
頼性が低い場合は、両者の信頼性に関する情報を考慮し
て、最終の合焦位置を決定するのが好ましい。
【0066】そして、図7において、CPU121は、
決定した合焦位置にフォーカスレンズ系101aを移動
させる(ステップS12)。その後、レリーズキーが全
押しされてRL−2がONとなると、撮影動作を行い、
被写体の画像データを取り込み、PCカード150に記
録する。
【0067】図11は、動作例1における外部AFとC
CD−AFの実行タイミングを説明するためのタイミン
グチャートを示す。同図の(a)は、外部AFの距離測
定結果とCCD−AFの開始位置(基準位置)に対応す
る撮影距離とが所定値以上異なるかった場合のタイミン
グを示す。同図(b)は、外部AFの距離測定結果とC
CD−AFの開始位置(基準位置)に対応する撮影距離
とが所定値以上異なり、CCD−AFを中断して、外部
AFセンサー136で測定された距離に対応する位置を
新たな基準位置とし、再度CCD−AFを実行した場合
()を示している。
【0068】(動作例2)デジタルカメラのAFに関す
る動作例2を図12〜図16を参照して説明する。図1
2は、CPU121の制御により実行されるデジタルカ
メラのAFに関する動作例2を説明するためのフローチ
ャートである。
【0069】図12において、まず、電源が投入される
と(ステップS21)、CPU121は、外部AF実行
タイミングであるか否かを判断する(ステップS2
2)。この判断の結果、外部AFの実行タイミングでな
い場合には、ステップS24に移行する。他方、外部A
Fの実行タイミングである場合には、CPU121は、
外部AFによる測距処理を実行して(ステップS2
3)、外部AFセンサー136は被写体との距離を測距
して、ステップS24に移行する。
【0070】ステップS24では、CPU121は、レ
リーズキーが半押しされて、RL−1がONされたか否
かを判断する。RL−1がONでない場合には、ステッ
プS22に戻り、RL−1がONされるまで、外部AF
の実行タイミングで、外部AF測距処理が行われる。他
方、ステップS24で、RL−1がONされた場合に
は、CPU121は、ズームレンズ系101bのズーム
位置を判定して(ステップS25)、ズームレンズ系1
01bのズーム位置(焦点距離)に応じてCCD−AF
のサンプリング条件を設定する(ステップS26)。C
PU121は、ズーム位置をズームレンズ系101bを
駆動するパルスモータ134の駆動パルス数で判定す
る。CCD−AFのサンプリング条件は実施の形態1と
同様であるのでその説明は省略する。
【0071】そして、ステップS27では、CPU12
1は外部AFの測距結果に基づいて、CCD−AFの開
始位置(基準位置)を算出する。ここで、外部AFの測
距結果に基づいて、CCD−AFの開始位置(基準位
置)を算出する方法を説明する。例えば、外部AFの過
去2点の測距結果から基準位置を予測する方法を使用す
ることができる。これによれば、被写体が、近づいてく
るか、遠ざかっているか、また、止まっているかを判断
することが可能となる。
【0072】図13は、外部AFの直近の過去2点の距
離測定結果からCCD−AFの開始位置(基準位置)を
算出する場合を説明するための説明図を示す。同図にお
いて、Lccdは予測される被写体距離(CCD−AF
の基準位置)、L2はレリーズ操作直前の外部AFによ
る被写体距離、L1はL2よりさらに1回前の外部AF
による被写体距離、t1はコンティニュアス外部AFの
間隔、t2はレリーズ操作直前の外部AFからレリーズ
までの時間を示す。予測される被写体距離(CCD−A
Fの基準位置)Lccdは、下式により算出する。そし
て、算出された予測される被写体距離Lccdに対応す
るレンズ系の位置をCCD−AFの開始位置(基準位
置)と決定する。
【0073】 Lccd=L2+t2×(L2−L1)/t1 例えば、t1=t2とした場合に、過去2回が2m、3
mの場合には、次は4m、他方、過去2回が4m、3m
の場合には、次は2mと予測される。よって、それぞれ
4m前後、2m前後に対応するレンズ系の位置でCCD
−AFを実施することになる。
【0074】なお、ここでは、過去2点からCCD−A
Fの基準位置を決定することにしたが、過去3点もしく
はそれ以上の時系列データを用いることにしても良い。
これにより、より細かい動体予測が可能となる。例え
ば、過去3点からCCD−AFの基準位置を決定する場
合は、被写体が、近づいてくるか、遠ざかっているか、
止まっているか、前後に揺れているかを判断することも
可能となる。例えば、1回目と2回目、2回目と3回目
の被写体距離を比較することにより、被写体移動の加速
度成分も検出可能である。この場合、2次曲線で近似す
る方法や(上から落ちてくる被写体とか)、三角関数で
近似する方法(ブランコに乗っている被写体とか)等を
使用することができる。
【0075】そして、CPU121は、算出したCCD
−AFの開始位置(基準位置)にフォーカスレンズ系1
01aを移動させる(ステップS28)。フォーカスレ
ンズ系101aを基準位置に移動した後、外部AFとC
CD−AFを同時にスタートさせる(ステップS2
9)。外部AFでは、外部AFセンサー136により、
被写体との距離の測定が行われ合焦位置の検出が行われ
る。また、CCD−AFでは、フォーカスレンズ系10
1aを基準位置の近傍で移動させて、設定されるサンプ
リング条件でAF評価値を取得し、合焦位置の検出が行
われる。
【0076】つづいて、CPU121は、外部AFおよ
びCCD−AFが終了したか否かを判断し(ステップS
30)、外部AFとCCD−AFが終了した場合には、
ズーム位置(焦点距離)に基づいて、外部AFで検出さ
れた合焦位置とCCD−AFで検出された合焦位置のい
ずれかを最終の合焦位置と決定する(ステップS3
1)。ズーム位置(焦点距離)に基づいて、外部AFの
合焦位置とCCD−AFの合焦位置のいずれかを最終の
合焦位置と決定する方法は動作例1と同様であるのでそ
の説明は省略する。
【0077】そして、CPU121は、決定した合焦位
置にフォーカスレンズ系101aを移動させる(ステッ
プS32)。その後、レリーズキーが全押しされてRL
−2がONとなると、撮影動作を行い、被写体の画像デ
ータを取り込みPCカード150に記録する。
【0078】図14を参照して、動作例2における、外
部AFとCCD−AFの実行タイミングを説明する。図
14は、動作例2における外部AFとCCD−AFの実
行タイミングを説明するためのタイミングチャートを示
す。同図の(a)は、外部AFの実行タイミングでレリ
ーズが押された場合、(b)は、外部AFの休止中にレ
リーズが押された場合、(c)は、外部AF作動中にレ
リーズが押された場合(その1)、(d)は、外部AF
作動中にレリーズが押された場合(その2)のタイミン
グを示す。
【0079】同図(a)に示すように、外部AFの実行
タイミングでレリーズが押された場合には、レリーズの
ONのタイミングで外部AFとCCD−AFを実行す
る。また、同図(b)に示すように、外部AF休止中に
レリーズが押された場合には、外部AFの休止を終了し
て、レリーズのONのタイミングで外部AFとCCD−
AFを実行する。また、外部AF作動中にレリーズが押
された場合には、同図(c)に示すタイミングと、同図
(d)に示すタイミングが考えられ、いずれのタイミン
グを使用することにしても良い。
【0080】外部AF作動中にレリーズが押された場合
には、同図(c)に示すように、レリーズの時点で外部
AFを中止し、再駆動することにしても良い。この場
合は、外部AFのデータは取得しないで、外部AFの
のデータとCCD−AFとの結果に基づいて、最終的
な合焦位置を判断することになる。
【0081】また、外部AF作動中にレリーズが押され
た場合には、同図(d)に示すように、レリーズの時点
でも外部AFを中断せず、外部AFのデータとCC
D−AFとの結果に基づいて、最終的な合焦位置を判断
することになる。通常は、外部AF作動時間は0.1秒
以下であるため、(d)の方式でも実使用上問題は無
い。ただし、被写体が低輝度時等の場合は、外部AFで
も0.1秒前後の時間がかかるため、(c)方式の方が
確実である。
【0082】なお、上記ステップS28において、外部
AFで検出された測距結果とCCD−AFで検出された
合焦位置に対応する撮影距離とが、所定値以上異なる場
合には、図15に示すように、CCD−AFの開始位置
(基準位置)を変えて、再度CCD−AFを行うことに
しても良い。
【0083】図16は上記動作例2を説明するための説
明図を示す。同図において、縦軸はコントラスト(AF
評価値)、横軸はレンズ位置(至近〜無限)を示してい
る。まず、外部AFにより合焦位置を検出し、ついで、
当該検出された合焦位置の近傍で、CCD−AFでサン
プリングを行って、合焦位置を検出する。そして、両合
焦位置に基づいて最終的な合焦位置を決定する。
【0084】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ズームレンズ系を備え、外部AFでは外部AFセン
サー136を使用して合焦位置を検出し、CCD−AF
では、フォーカスレンズ101aを移動して、CCD1
03から出力される画像信号に応じた被写体のコントラ
ストを示すAF評価値をサンプリングし、AF評価値の
ピーク位置を合焦位置として検出し、CCD−AFと外
部AFで検出された合焦位置に基づいて最終的な合焦位
置を決定するデジタルカメラにおいて、レンズ系(ズー
ムレンズ系)の焦点距離に応じて、CCD−AFでAF
評価値をサンプリングする際のサンプリング条件を設定
することとしたので、焦点位置に応じて、適切なCCD
−AFのサンプリング条件の設定を行うことでき、ズー
ムレンズ系を備えたシステムにおいても、高精度かつ高
速な合焦位置検出が可能となる。
【0085】また、本実施の形態においては、CCD−
AFのサンプリング条件としてAF評価値をサンプリン
グする際のサンプリング範囲を変更することとしたの
で、焦点距離に応じて適切なAF評価値をサンプリング
する際のサンプリング範囲を設定でき、合焦位置検出の
精度と速度を両立させることが可能となる。
【0086】また、本実施の形態においては、CCD−
AFのサンプリング条件として、AF評価値をサンプリ
ングするためのCCD103の受光画面のAFエリアの
大きさ(サンプリング周期)を変更することとしたの
で、合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能
となる。
【0087】また、本実施の形態においては、CCD−
AFのサンプリング条件として、AF評価値をサンプリ
ングする際のサンプリング間隔を変更することとしたの
で、合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能
となる。
【0088】また、本実施の形態においては、レンズ系
の焦点距離に基づいて、外部AFとまたはCCD−AF
で検出された検出結果を最終的な合焦位置を決定するこ
ととしたので、より高精度な合焦位置の検出が可能とな
る。
【0089】また、本実施の形態のデジタルカメラは、
外部AFセンサーとして、パッシブ方式の測距センサー
を使用することとしたので、小型化、低コスト化、処理
の簡略化が可能となる。
【0090】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適
宜変形して実行可能である。例えば、本実施の形態にお
いては、本発明にかかる自動合焦装置および自動合焦方
法をデジタルカメラに適用した例を説明したが、本発明
はこれに限られるものではなく、PDA等の情報携帯入
力装置等にも適用可能である。要は、画像を入力する際
にAFを行う全ての装置に適用可能である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
自動合焦装置によれば、フォーカスレンズ系およびズー
ムレンズ系を含むレンズ系と、被写体像を所定位置に結
像し、撮像手段はレンズ系を介して入力される被写体像
を撮像して画像データを出力し、第1の合焦位置検出手
段は撮像手段を使用して、レンズ系を移動させて被写体
のコントラストをサンプリングして合焦位置を検出し、
第2の合焦位置検出手段は撮像手段とは異なる光電変換
手段を使用して、被写体との距離を検出してレンズ系の
合焦位置を検出し、合焦位置決定手段は第1の合焦位置
検出手段および第2の合焦位置検出手段で検出された合
焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を決定し、レンズ
系の焦点距離に応じて、第1の合焦位置検出手段のサン
プリング条件を設定することとしたので、焦点位置に応
じて、第1の合焦位置検出手段のサンプリング条件の設
定を行うことでき、ズームレンズ系を備えたシステムに
おいても、高精度かつ高速な合焦位置検出が可能とな
る。
【0092】また、請求項2にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1にかかる自動合焦装置において、サンプ
リング条件として被写体のコントラストを検出する際の
サンプリング範囲を変更することとしたので、請求項1
にかかる自動合焦装置の効果に加えて、合焦位置検出の
精度と速度を両立させることが可能となる。
【0093】また、請求項3にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項2にかかる自動合焦装置において、レンズ
系がワイドの場合にはサンプリング範囲を狭く設定する
こととしたので、請求項2にかかる自動合焦装置の効果
に加えて、レンズ系がワイドの場合にも高速な合焦位置
の検出を行うことが可能となる。
【0094】また、請求項4にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項2にかかる自動合焦装置において、レンズ
系がテレの場合にはサンプリング範囲を広く設定するこ
ととしたので、請求項2にかかる自動合焦装置の効果に
加えて、レンズ系がテレの場合にも高精度な合焦位置の
検出を行うことが可能となる。
【0095】また、請求項5にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1にかかる自動合焦装置において、サンプ
リング条件を被写体のコントラストを検出するための撮
像手段の受光画面内のエリアの大きさであることとした
ので、請求項1にかかる自動合焦装置の効果に加えて、
合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能とな
る。
【0096】また、請求項6にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項5にかかる自動合焦装置において、レンズ
系がワイドの場合には被写体のコントラストを検出する
ための撮像手段の受光画面内のエリアを大きく設定する
こととしたので、請求項5にかかる自動合焦装置の効果
に加えて、レンズ系がワイドの場合にも高精度な合焦位
置の検出を行うことが可能となる。
【0097】また、請求項7にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項5にかかる自動合焦装置において、被写体
のコントラストを検出するための撮像手段の受光面内の
エリアの大きさを、レンズ系がテレの場合には小さく設
定することとしたので、請求項5にかかる自動合焦装置
の効果に加えて、レンズ系がテレの場合にも高速な合焦
位置の検出を行うことが可能となる。
【0098】また、請求項8にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1にかかる自動合焦装置において、サンプ
リング条件として被写体のコントラストを検出する際の
サンプリング間隔を変更することとしたので、請求項1
にかかる自動合焦装置の効果に加えて、合焦位置検出の
精度と速度を両立させることが可能となる。
【0099】また、請求項9にかかる自動合焦装置によ
れば、請求項1〜請求項8のいずれか1つにかかる自動
合焦装置において、合焦位置決定手段は、レンズ系の焦
点距離に基づき、第1の合焦位置検出手段または第2の
合焦位置検出手段の合焦結果を最終的な合焦位置と決定
することとしたので、請求項1〜請求項8のいずれか1
つにかかる自動合焦装置の効果に加えて、より高精度な
合焦位置の検出が可能となる。
【0100】また、請求項10にかかる自動合焦装置に
よれば、請求項9にかかる自動合焦装置において、合焦
位置決定手段は、レンズ系がワイドの場合には、第1の
合焦位置検出手段および第2の合焦位置検出手段で検出
された合焦位置のうち、当該合焦位置に対応する被写体
距離が近い方を最終の合焦位置と決定することとしたの
で、請求項9にかかる自動合焦装置の効果に加えて、レ
ンズ系がワイドの場合でも、より高精度な合焦位置の検
出が可能となる。
【0101】また、請求項11にかかる自動合焦装置に
よれば、請求項9にかかる自動合焦装置において、合焦
位置決定手段は、レンズ系がテレの場合には、第1の合
焦位置検出手段で検出された合焦位置を最終の合焦位置
と決定することとしたので、請求項9にかかる自動合焦
装置の効果に加えて、レンズ系がテレの場合でも、より
高精度な合焦位置の検出が可能となる。
【0102】また、請求項12にかかる自動合焦装置に
よれば、請求項1〜請求項11のいずれか1つにかかる
自動合焦装置において、撮影を指示するための撮影操作
部材が操作された場合に、第1の合焦位置検出手段と第
2の合焦位置検出手段とを略同時に動作させることとし
たので、請求項1〜請求項11のいずれか1つにかかる
自動合焦装置の効果に加えて、より高速度に合焦位置の
検出が可能となる。
【0103】また、請求項13にかかる自動合焦装置に
よれば、請求項1〜11のいずれか1つにかかる自動合
焦装置において、撮影の動作を指示するための撮影操作
部材の操作に先行して、所定の時間間隔で第2の合焦位
置検出手段は被写体との距離を測距する測距処理を実行
し、撮影操作部材が操作された場合には、第1の合焦位
置検出手段は、第2の合焦位置検出手段で検出された合
焦位置を基準位置として合焦位置を検出する動作を実行
することとしたので、請求項1〜請求項11のいずれか
1つにかかる自動合焦装置の効果に加えて、より高速度
に合焦位置の検出が可能となる。
【0104】また、請求項14にかかるデジタルカメラ
によれば、請求項1〜請求項13のいずれか1つにかか
る自動合焦装置を適用することとしたので、ズームレン
ズ系を備えたデジタルカメラにおいても、高精度かつ高
速な合焦位置検出が可能となる。
【0105】また、請求項15にかかる携帯情報入力装
置によれば、請求項1〜請求項13のいずれか1つにか
かる自動合焦装置を適用することとしたので、ズームレ
ンズ系を備えた携帯情報入力装置においても、高精度か
つ高速な合焦位置検出が可能となる。
【0106】また、請求項16にかかる合焦位置検出方
法によれば、第1の工程では、撮像手段とは異なる光電
変換手段を使用して、被写体との距離を検出してレンズ
系の合焦位置を検出し、第2の工程では、撮像手段を使
用して、レンズ系を移動させて被写体のコントラストを
サンプリングして合焦位置の検出を行い、第3の工程で
は、第1の工程とおよび第2の工程で検出された合焦位
置に基づいて、最終的な合焦位置を決定し、レンズ系の
焦点距離に応じて、第2の工程でのサンプリング条件を
設定することとしたので、ズームレンズ系を備えたシス
テムにおいても、高精度かつ高速な合焦位置検出が可能
となる。
【0107】また、請求項17にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項16にかかる合焦位置検出方法にお
いて、サンプリング条件として被写体のコントラストを
検出する際のサンプリング範囲を変更することとしたの
で、請求項16にかかる合焦位置検出方法の効果に加え
て、合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能
となる。
【0108】また、請求項18にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項17にかかる合焦位置検出方法にお
いて、レンズ系がワイドの場合にはサンプリング範囲を
狭く設定することとしたので、請求項17にかかる合焦
位置検出方法の効果に加えて、レンズ系がワイドの場合
にも高速な合焦位置の検出を行うことが可能となる。
【0109】また、請求項19にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項17にかかる合焦位置検出方法にお
いて、レンズ系がテレの場合には前記サンプリング範囲
を広くする設定することとしたので、請求項17にかか
る合焦位置検出方法の効果に加えて、レンズ系がテレの
場合にも高精度な合焦位置の検出を行うことが可能とな
る。
【0110】また、請求項20にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項16にかかる合焦位置検出方法にお
いて、サンプリング条件は、被写体のコントラストを検
出するための撮像手段の受光画面内のエリアの大きさで
あることとしたので、請求項16にかかる合焦位置検出
方法の効果に加えて、合焦位置検出の精度と速度を両立
させることが可能となる。
【0111】また、請求項21にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項20にかかる合焦位置検出方法にお
いて、レンズ系がワイドの場合には被写体のコントラス
トを検出するための撮像手段の受光画面内のエリアの大
きさを大きく設定することとしたので、請求項20にか
かる合焦位置検出方法の効果に加えて、レンズ系がワイ
ドの場合にも高精度な合焦位置の検出を行うことが可能
となる。
【0112】また、請求項22にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項20にかかる合焦位置検出方法にお
いて、レンズ系がテレの場合には被写体のコントラスト
を検出するための撮像手段の受光面内のエリアを小さく
設定することとしたので、請求項20にかかる合焦位置
検出方法の効果に加えて、レンズ系がテレの場合にも高
速な合焦位置の検出を行うことが可能となる。
【0113】また、請求項23にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項16にかかる合焦位置検出方法にお
いて、サンプリング条件として被写体のコントラストを
検出する際のサンプリング間隔を変更することとしたの
で、請求項16にかかる合焦位置検出方法の効果に加え
て、合焦位置検出の精度と速度を両立させることが可能
となる。
【0114】また、請求項24にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項16〜請求項23にかかる合焦位置
検出方法において、第3の工程では、レンズ系の焦点距
離に基づき、第1の工程または第2の工程で検出された
合焦結果を最終的な合焦位置と決定することとしたの
で、請求項16〜請求項23のいずれか1つにかかる合
焦位置検出方法の効果に加えて、より高精度な合焦位置
の検出が可能となる。
【0115】また、請求項25にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項24にかかる合焦位置検出方法にお
いて、第3の工程では、レンズ系がワイドの場合には、
第1の工程および第2の工程で検出された合焦位置のう
ち、当該合焦位置に対応する被写体距離が近い方を最終
の合焦位置と決定することとしたので、請求項24にか
かる合焦位置検出方法の効果に加えて、レンズ系がワイ
ドの場合でも、より高精度な合焦位置の検出が可能とな
る。
【0116】また、請求項26にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項24にかかる合焦位置検出方法にお
いて、第3の工程では、レンズ系がテレの場合には、第
2の工程で検出された合焦位置を最終の合焦位置と決定
することとしたので、請求項24かかる自動合焦装置の
効果に加えて、レンズ系がテレの場合でも、より高精度
な合焦位置の検出が可能となる。
【0117】また、請求項27にかかる合焦位置検出方
法によれば、請求項16〜請求項24のいずれか1つに
かかる合焦位置検出方法において、撮影の指示を行うた
めの撮影操作部材が操作された場合に、第1の工程と第
2の工程とを略同時に実行することとしたので、請求項
16〜請求項24のいずれか1つにかかる合焦位置検出
方法の効果に加えて、より高速な合焦位置の検出が可能
となる。
【0118】また、請求項28にかかる自動合焦装置に
よれば、第1の工程では、撮影を指示するための撮影操
作部材の操作に先行して、所定の時間間隔で撮像手段と
は異なる光電変換手段を使用して、被写体との距離を検
出し、第2の工程では、撮影操作部材が操作された場合
には、第1の工程の測距結果を使用して基準位置を算出
するとともに、レンズ系の焦点距離に応じてサンプリン
グ条件を設定し、第3の工程では、撮像手段を使用し
て、第2の工程で算出された基準位置の近傍で、レンズ
系を移動させて設定されたサンプリング条件で合焦位置
の検出を行い、第4の工程では、光電変換手段を使用し
て、被写体との距離を検出してレンズ系の合焦位置を検
出し、第5の工程では、第3の工程および第4の工程で
検出された合焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を決
定し、第3の工程と第4の工程とを略同時に実行する。
【0119】また、請求項29にかかるコンピュータが
読取可能な記録媒体によれば、請求項16〜請求項28
のいずれか1つに記載の発明の各工程をコンピュータに
実行させるためのプログラムが記録されているので、コ
ンピュータで記録媒体に記録されているプログラムを実
行することにより、ズームレンズ系を備えたシステムに
おいても、高精度かつ高速な合焦位置検出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図2】パルスモータのパルス数Zp(モータ等分18
分割)とズームレンズ系のレンズ繰り出し量(mm)の
関係の一例を示す図である。
【図3】ズーム位置がWide〜Teleの場合の撮影
距離(1/L)とズームレンズ系のレンズ繰り出し量
(mm)の関係の一例を示す図である。
【図4】図1のIPPの具体的構成の一例を示す図であ
る。
【図5】図1の外部AFセンサーの概略構成を示す図で
ある。
【図6】外部AFセンサーの測距原理を説明するための
説明図である。
【図7】デジタルカメラのAFに関する動作例1を説明
するためのフローチャートである。
【図8】CCD−AFを実行する場合のサンプリング範
囲を説明するための説明図である。
【図9】CCDの受光面のAFエリアを説明するための
図である。
【図10】CCD−AFのフォーカスレンズ系の移動量
に対するAF評価値のサンプリング間隔を説明するため
の説明図である。
【図11】動作例1における外部AFとCCD−AFの
実行タイミングを説明するためのタイミングチャートを
示す。
【図12】デジタルカメラのAFに関する動作例2を説
明するためのフローチャートである。
【図13】外部AFの直近の過去2点の距離測定結果か
らCCD−AFの開始位置(基準位置)を算出する場合
を説明するための説明図である。
【図14】動作例2における外部AFとCCD−AFの
実行タイミングを説明するためのタイミングチャートを
示す。
【図15】動作例2における外部AFとCCD−AFの
実行タイミングを説明するためのタイミングチャートを
示す。
【図16】動作例2を説明するための説明図を示す。
【図17】従来のCCD−AF方式を説明するための説
明図である。
【図18】従来のCCD−AF方式を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 101a フォーカスレンズ系 101b ズームレンズ系 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 RAM(内部メモリ) 112 PCカードインタフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 125 モータドライバ 126 SG部 127 ストロボ 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 EEPROM 131 フォーカスドライバ 132 パルスモータ 133 ズームドライバ 134 パルスモータ 135 モータドライバ 136 外部AFセンサー 150 PCカード 151 レンズ 152 フォトセンサーアレイ 1071 色分離部 1072 信号補間部 1073 ペデスタル調整部 1074 ホワイトバランス調整部 1075 デジタルゲイン調整部 1076 γ変換部 1077 マトリクス部 1078 ビデオ信号処理部 1079 Y演算部 1080 BPF 1081 AF評価値回路 1082 AE評価値回路 1083 Y演算部 1084 AWB評価値回路 1085 CPUI/F 1086 DCTI/F 1075r、1075g、1075b 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 G02B 7/11 K // H04N 101:00 D G03B 3/00 A (72)発明者 北島 達敏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉田 彰宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 入沢 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内. Fターム(参考) 2H011 BA32 BA33 BB03 CA21 2H051 BA47 BB07 CB18 CB22 CE14 DA02 DA04 DA22 DA36 EB13 2H054 AA01 5C022 AA13 AB23 AB27 AB28 AB66 AC54 AC69

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を所定位置に結像する、フォー
    カスレンズ系およびズームレンズを含むレンズ系と、 前記レンズ系を介して入力される被写体像を撮像して画
    像データを出力する撮像手段と、 前記撮像手段を使用して、前記レンズ系を移動させて被
    写体のコントラストをサンプリングして合焦位置を検出
    する第1の合焦位置検出手段と、 前記撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写
    体との距離を検出して前記レンズ系の合焦位置を検出す
    る第2の合焦位置検出手段と、 前記第1の合焦位置検出手段および前記第2の合焦位置
    検出手段で検出された合焦位置に基づいて、最終的な合
    焦位置を決定する合焦位置決定手段と、 を備え、 前記レンズ系の焦点距離に応じて、前記第1の合焦位置
    検出手段のサンプリング条件を設定することを特徴とす
    る自動合焦装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプリング条件は、被写体のコン
    トラストを検出する際のサンプリング範囲であることを
    特徴とする請求項1に記載の自動合焦装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング範囲は、前記レンズ系
    がワイドの場合には狭く設定することを特徴とする請求
    項2に記載の自動合焦装置。
  4. 【請求項4】 前記サンプリング範囲は、前記レンズ系
    がテレの場合には広く設定することを特徴とする請求項
    2に記載の自動合焦装置。
  5. 【請求項5】 前記サンプリング条件は、被写体のコン
    トラストを検出するための前記撮像手段の受光画面内の
    エリアの大きさであることを特徴とする請求項1に記載
    の自動合焦装置。
  6. 【請求項6】 被写体のコントラストを検出するための
    前記撮像手段の受光画面内のエリアの大きさを、前記レ
    ンズ系がワイドの場合には大きく設定することを特徴と
    する請求項5に記載の自動合焦装置。
  7. 【請求項7】 被写体のコントラストを検出するための
    前記撮像手段の受光面内のエリアの大きさを、前記レン
    ズ系がテレの場合には小さく設定することを特徴とする
    請求項5に記載の自動合焦装置。
  8. 【請求項8】 前記サンプリング条件は、被写体のコン
    トラストを検出する際のサンプリング間隔であることを
    特徴とする請求項1に記載の自動合焦装置。
  9. 【請求項9】 前記合焦位置決定手段は、前記レンズ系
    の焦点距離に基づき、前記第1の合焦位置検出手段また
    は前記第2の合焦位置検出手段で検出された合焦位置を
    最終的な合焦位置と決定することを特徴とする請求項1
    〜請求項8のいずれか1つに記載の自動合焦装置。
  10. 【請求項10】 前記合焦位置決定手段は、前記レンズ
    系がワイドの場合には、前記第1の合焦位置検出手段お
    よび前記第2の合焦位置検出手段で検出された合焦位置
    のうち、当該合焦位置に対応する被写体距離が近い方を
    最終の合焦位置と決定することを特徴とする請求項9に
    記載の自動合焦装置。
  11. 【請求項11】 前記合焦位置決定手段は、前記レンズ
    系がテレの場合には、前記第1の合焦位置検出手段で検
    出された合焦位置を最終の合焦位置と決定することを特
    徴とする請求項9に記載の自動合焦装置。
  12. 【請求項12】 撮影を指示するための撮影操作部材が
    操作された場合に、前記第1の合焦位置検出手段と前記
    第2の合焦位置検出手段とを略同時に動作させることを
    特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載
    の自動合焦装置。
  13. 【請求項13】 撮影の動作を指示するための撮影操作
    部材の操作に先行して、所定の時間間隔で前記第2の合
    焦位置検出手段は被写体との距離を測距する測距処理を
    実行し、前記撮影操作部材が操作された場合には、前記
    第1の合焦位置検出手段は、前記第2の合焦位置検出手
    段で検出された合焦位置を前記基準位置として合焦位置
    を検出する動作を実行することを特徴とする請求項1〜
    請求項11のいずれか1つに記載の自動合焦装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項13のいずれか1つ
    に記載の自動合焦装置を適用したことを特徴とするデジ
    タルカメラ。
  15. 【請求項15】 請求項1〜請求項13のいずれか1つ
    に記載の自動合焦装置を適用したことを特徴とする携帯
    情報入力装置。
  16. 【請求項16】 フォーカスレンズ系およびズームレン
    ズ系を含むレンズ系の被写体に対する合焦位置を検出す
    る合焦位置検出方法において、 撮像手段とは異なる光電変換手段を使用して、被写体と
    の距離を検出して前記レンズ系の合焦位置を検出する第
    1の工程と、 前記撮像手段を使用して、前記レンズ系を移動させて被
    写体のコントラストをサンプリングして合焦位置の検出
    を行う第2の工程と、 前記第1の工程とおよび前記第2の工程で検出された合
    焦位置に基づいて、最終的な合焦位置を決定する第3の
    工程と、 を含み、 前記レンズ系の焦点距離に応じて、前記第1の工程での
    前記サンプリング条件を設定することを特徴とする合焦
    位置検出方法。
  17. 【請求項17】 前記サンプリング条件は、被写体のコ
    ントラストを検出する際のサンプリング範囲であること
    を特徴とする請求項16に記載の合焦位置検出方法。
  18. 【請求項18】 前記サンプリング範囲は、前記レンズ
    系がワイドの場合には狭く設定することを特徴とする請
    求項17に記載の合焦位置検出方法。
  19. 【請求項19】 前記サンプリング範囲は、前記レンズ
    系がテレの場合には広くする設定することを特徴とする
    請求項17に記載の合焦位置検出方法。
  20. 【請求項20】 前記サンプリング条件は、被写体のコ
    ントラストを検出するための前記撮像手段の受光画面内
    のエリアの大きさであることを特徴とする請求項16に
    記載の合焦位置検出方法。
  21. 【請求項21】 被写体のコントラストを検出するため
    の前記撮像手段の受光画面内のエリアの大きさを、前記
    レンズ系がワイドの場合には大きく設定することを特徴
    とする請求項20に記載の合焦位置検出方法。
  22. 【請求項22】 被写体のコントラストを検出するため
    の前記撮像手段の受光面内のエリアの大きさを、前記レ
    ンズ系がテレの場合には小さく設定することを特徴とす
    る請求項20に記載の合焦位置検出方法。
  23. 【請求項23】 前記サンプリング条件は、被写体のコ
    ントラストを検出する際の、サンプリング間隔であるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の合焦位置検出方法。
  24. 【請求項24】 前記第3の工程では、前記レンズ系の
    焦点距離に基づき、前記第1の工程または前記第2の工
    程で検出された合焦結果を最終的な合焦位置と決定する
    ことを特徴とする請求項16〜請求項23のいずれか1
    つに記載の合焦位置検出方法。
  25. 【請求項25】 前記第3の工程では、前記レンズ系が
    ワイドの場合には、前記第1の工程および前記第2の工
    程で検出された合焦位置のうち、当該合焦位置に対応す
    る被写体距離が近い方を最終の合焦位置と決定すること
    を特徴とする請求項24に記載の合焦位置検出方法。
  26. 【請求項26】 前記第3の工程では、前記レンズ系が
    テレの場合には、前記第2の工程で検出された合焦位置
    を最終の合焦位置と決定することを特徴とする請求項2
    4に記載の合焦位置検出方法。
  27. 【請求項27】 撮影の指示を行うための撮影操作部材
    が操作された場合に、前記第1の工程と前記第2の工程
    とを略同時に実行することを特徴とする請求項16〜請
    求項26のいずれか1つに記載の合焦位置検出方法。
  28. 【請求項28】 フォーカスレンズ系を含むレンズ系の
    被写体に対する合焦位置を検出する合焦位置検出方法に
    おいて、 撮影を指示するための撮影操作部材の操作に先行して、
    所定の時間間隔で撮像手段とは異なる光電変換手段を使
    用して、被写体との距離を検出する第1の工程と、 前記撮影操作部材が操作された場合には、前記第1の工
    程の測距結果を使用して基準位置を算出するとともに、
    前記レンズ系の焦点距離に応じてサンプリング条件を設
    定する第2の工程と、 前記撮像手段を使用して、前記第2の工程で算出された
    基準位置の近傍で、前記レンズ系を移動させて前記設定
    されたサンプリング条件で合焦位置の検出を行う第3の
    工程と、 前記光電変換手段を使用して、被写体との距離を検出し
    て前記レンズ系の合焦位置を検出する第4の工程と、 前記第3の工程および前記第4の工程で検出された合焦
    位置に基づいて、最終的な合焦位置を決定する第5の工
    程と、 を含み、 前記第3の工程と前記第4の工程とを略同時に実行する
    ことを特徴とする合焦位置検出方法。
  29. 【請求項29】 請求項16〜請求項28のいずれか1
    つに記載の発明の各工程をコンピュータに実行させるた
    めのプログラムが記録されていることを特徴とするコン
    ピュータが読取可能な記録媒体。
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