JP2001249183A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JP2001249183A
JP2001249183A JP2000060810A JP2000060810A JP2001249183A JP 2001249183 A JP2001249183 A JP 2001249183A JP 2000060810 A JP2000060810 A JP 2000060810A JP 2000060810 A JP2000060810 A JP 2000060810A JP 2001249183 A JP2001249183 A JP 2001249183A
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read
switch unit
charge
line
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JP2000060810A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nakahara
信一 中原
Takayoshi Yutsu
隆義 遊津
Toshiyoshi Yamamoto
敏義 山本
Yoshiteru Cho
吉輝 猪
Yasuhiko Makaji
康彦 眞梶
Hiroshi Tsutsui
博司 筒井
Katsuyuki Kaneko
克幸 金子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理時間等を短縮でき、また感度を向上で
きるX線撮影装置を提供する。 【解決手段】被検体からの透過X線を電荷に変換するマ
トリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段30
a等と、これら複数のX線電荷変換手段30a等に発生
する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部1a等と、電荷蓄積
部にそれぞれ接続されるTFT3a等と、TFT3a等
のもう一端が接続される読出し線4a等と、読出し線4
a等の端部に接続される読出し回路5と、TFT3a等
を制御する複数の制御線6a等と、複数の制御線6a等
に接続されるゲートドライバ7とを備え、複数の制御線
6a等のうちの一部の制御線のみの制御を可能としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体にX線を照
射し、その透過X線像を画像化するX線撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、X線撮影検査で主に使用される撮
像系は以下のようなものである。 1)増感紙(蛍光体)とX線フィルムを組み合わせたス
クリーン・フィルム撮影 2)輝尽発光体を塗布したプレート(イメージングプレ
ート)を使用するコンピューテッド・ラジオグラフィー
撮影 3)X線を光に変換するイメージインテンシファイア
(I.I.)とテレビジョン装置(TV)を組み合わせて使
用する撮影 しかしながら、近年、スクリーン・フィルム系や、イメ
ージングプレートの様な携帯性および高解像度特性を有
し、且つI.I.−TVシステムの持つリアルタイム性を備
える次世代X線装置として、液晶表示装置などに用いら
れる薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film
Transistor)をスイッチングゲートに使用す
るものが提案されている。
【0003】これにはTFTパネルの上にフォトダイオ
ードアレイを構成し、その上にX線蛍光板をおいて画像
を読み出す技術、あるいは蛍光板の代わりにX線を電荷
に直接変換する光導電体材料を用いて直接TFTパネル
で読み出す技術などの方式が提案されている。
【0004】第1の方式は、X線検出面にX線を光に変
換する蛍光体とその光を電荷に変換するフォトダイオー
ドアレイ、電荷を蓄積するコンデンサ、電荷を読み取る
TFTスイッチ等から構成される。
【0005】第2の方式は、X線検出面にX線を直接電
荷に変換する半導体層からなる光導電体部と電荷を蓄積
するコンデンサ、電荷を読み取るTFTスイッチ等から
構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記X
線撮影装置においては、撮影領域の物理的な画像サイズ
や画素サイズは固定であり、得られる画像の大きさ、及
び解像度はこの物理的サイズにより制限を受ける。これ
は被検体の様々な撮影対象に対して,診断上必要とされ
る撮像範囲や解像度に必ずしも適合したものとはなって
いない。
【0007】ここで、X線検出面の大きさの観点から考
えると、異なる大きさの撮影対象をカバーするために
は、なるべく広い検出面をもつことが、装置共用性や、
関心範囲より広い範囲を観察可能であるという点で好ま
しいが、関心領域が物理的撮像範囲のごく一部の場合も
あり、この場合の撮影においては、関心領域外の無効な
領域のデータ処理に時間を消費し、撮影時間が不必要に
長くなるという課題がある。また、特に透視等の動画撮
影の場合、画面サイズが大きい程、信号を読出す回路に
は高速性が要求され、透視撮影対象に必要とされる撮影
範囲以上の場合、動画として十分なプレーム数が確保で
きなくなる場合もあり、この点においても、診断上、X
線撮影装置構成上、適切な画像サイズで撮影可能とする
ことは重要である。
【0008】また、透過X線量を電荷に変換し、電子回
路を経由して読出す本方式の場合、画面サイズを大きく
した場合は、TFTスイッチを制御する制御線や、TF
Tスイッチにより蓄積された蓄積電荷を読み出す、読出
し線が長くなり、寄生容量が増加し、これによるノイズ
トラップ量が増加し、感度が低下するという課題があ
り、この点においても、適切な画像サイズで撮影可能と
することは重要である。
【0009】これらの点を解決する一手段としては、物
理的な画像サイズを臨床上必要とされる最大サイズとな
るよう構成し、撮影時は必要に応じて読出した画素信号
を選択し、撮影サイズを小さくする方法が考えられる
が、この方式では、回路的なデータ読出し時間はそのま
まであり、また、制御線や読出し線等の寄生容量にトラ
ップされるノイズも物理的最大サイズにおけるものと同
一となり、診断上必要な撮影サイズに合致した物理的サ
イズと同等には、処理速度や感度を向上することはでき
ない。
【0010】一方、解像度においても物理的な解像度
は、被検体の様々な撮影対象に対して、診断上必要とさ
れる解像度に全て適合することは出来ない。
【0011】この点透過X線量を電荷に変換し、電子回
路を経由して読出す本方式の場合、解像度を落とし、画
素サイズを大きくした場合は、検出される信号電荷が増
大する点と、各画素ごとの読出し線や読出し回路の熱雑
音等のノイズは基本的には変わらない点において、感度
の向上がはかられるという特性を有する。従って診断上
必要な解像度で撮影することは、高感度で高階調な画像
を得るためと、被曝線量を必要最小とする点で重要であ
る。
【0012】また、特に透視等の動画撮影の場合、画素
を小さくし高解像度な程、信号を読出す回路には高速性
が要求され、透視撮影対象に必要とされる以上に高解像
度の画素構成の場合、動画として十分なプレーム数が確
保できなくなる場合もあり、この点においても、診断
上、X線撮影装置構成上、適切な解像度で撮影すること
は重要である。
【0013】また、X線検出面の大きさの観点から考え
ると、異なる大きさの撮影対象をカバーするためには、
なるべく広い検出面をもつことが、装置共用性や、関心
範囲より広い範囲を観察可能であるという点で好ましい
が、撮影範囲の中で関心領域の解像度を高くしたい場合
があり、そのために必要な画素サイズで検出面を構成す
ると、広い範囲の撮影時に不必要な高解像度で撮影が必
要となり、既に述べた問題点が生じる。このように検出
面の部分的な範囲において適切な解像度で撮影すること
も、その応用上、重要である。
【0014】これらの点を解決する一手段としては、物
理的な画素サイズを臨床上必要とされる最大解像度とな
るよう構成し、撮影時は必要に応じて読出した画素信号
を選択や合成を行い、等価的に画素サイズを拡大する方
法が考えられるが、この方式では読出し信号合成前の読
出し回路の雑音も合成されることになり、診断上必要な
解像度における、画素サイズそのものを物理的サイズに
より構成する場合と同等には感度を向上することはでき
ない。
【0015】したがって、この発明の目的は、画像処理
時間等を短縮でき、また感度を向上できるX線撮影装置
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のX線撮影
装置は、被検体からの透過X線を電荷に変換するマトリ
ックス状に配列された複数のX線電荷変換手段と、これ
ら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各々蓄積す
る電荷蓄積部と、電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1
スイッチ部と、第1スイッチ部のもう一端が接続される
読出し線と、読出し線の端部に接続される読出し回路
と、第1スイッチ部を制御する複数の制御線と、複数の
制御線に接続される制御回路部とを備え、複数の制御線
のうちの一部の制御線のみの制御を可能とすることを特
徴とするものである。
【0017】請求項1記載のX線撮影装置によれば、関
心領域以外の制御線を制御しないことにより、検出器の
物理構成上で決まる撮影サイズ、画素サイズを基本と
し、任意に撮影領域を選択してデータの読出し処理が可
能となり、不必要なセンサ領域のデータ読出し処理をな
くすのでり、撮影領域を狭くして画素数を減らすことが
でき、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、及び画
像処理時間等が短縮される。
【0018】請求項2記載のX線撮影装置は、被検体か
らの透過X線を電荷に変換するマトリックス状に配列さ
れた複数のX線電荷変換手段と、これら複数のX線電荷
変換手段に発生する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部と、
電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1スイッチ部と、第
1スイッチ部のもう一端が接続される複数の読出し線
と、複数の読出し線の端部に接続される読出し回路と、
第1スイッチ部を制御する制御線と、制御線に接続され
る制御回路部とを備え、複数の読出し線のうちの一部の
読出し線のみより読み出し可能に制御を行うことを特徴
とするとするものである。
【0019】請求項2記載のX線撮影装置によれば、関
心領域以外の読出し線は、読み出す制御をおこなわない
ことにより、請求項1と同様に、撮影領域を狭くし、画
素数を減らすことができ、画素に蓄積された蓄積電荷の
読出し時間、及び画像処理時間等が短縮される。
【0020】請求項3記載のX線撮影装置は、被検体か
らの透過X線を電荷に変換するマトリックス状に配列さ
れた複数のX線電荷変換手段と、これら複数のX線電荷
変換手段に発生する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部と、
電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1スイッチ部と、第
1スイッチ部のもう一端が接続される読出し線と、読出
し線の端部に接続される読出し回路と、読出し線に構成
される複数の第2スイッチ部と、第1スイッチ部を制御
する制御線と、制御線に接続される制御回路部とを備
え、複数の第2スイッチ部のうち一部の第2スイッチ部
を開状態に制御可能とすることを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項3記載のX線撮影装置によれば、読
出し線を第2スイッチにより切り離すことにより、読出
し線と制御線等の寄生容量結合を経由して、信号電荷の
読出し線にトラップされるノイズ量を減少せしめ、感度
の向上が図られる。
【0022】請求項4記載のX線撮影装置は、被検体か
らの透過X線を電荷に変換するマトリックス状に配列さ
れた複数のX線電荷変換手段と、これら複数のX線電荷
変換手段に発生する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部と、
電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1スイッチ部と、第
1スイッチ部のもう一端が接続される読出し線と、読出
し線の端部に接続される読出し回路と、第1スイッチ部
を制御する制御線と、制御線に接続される制御回路部
と、制御線に構成される複数の第3スイッチ部とを備
え、複数の第3スイッチ部のうち一部の第3スイッチ部
を開状態に制御可能とすることを特徴とするものであ
る。
【0023】請求項4記載のX線撮影装置によれば、制
御線を第3スイッチにより切り離すことにより、制御線
と読出し線等の寄生容量結合を経由して、信号電荷の読
出し線にトラップされるノイズ量を減少せしめ、感度の
向上が図られる。
【0024】請求項5記載のX線撮影装置は、被検体か
らの透過X線を電荷に変換するマトリックス状に配列さ
れた複数のX線電荷変換手段と、これら複数のX線電荷
変換手段に発生する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部と、
電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1スイッチ部と、第
1スイッチ部のもう一端が接続される読出し線と、読出
し線の端部に接続される読出し回路と、第1スイッチ部
を制御する複数の制御線と、複数の制御線に接続される
制御回路部とを備え、複数の制御線のうち少なくとも2
本以上同時に制御可能とすることを特徴とするものであ
る。
【0025】請求項5記載のX線撮影装置によれば、同
時に2本以上の制御線を制御することにより、蓄積電荷
を画素間で合成可能とし、診断上必要とされる解像度に
近づけて撮影が可能となる。これにより画素数を減らす
ことができ、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、
及び画像処理時間等が短縮される。また、画素サイズの
拡大による感度の向上が図られる。
【0026】請求項6記載のX線撮影装置は、被検体か
らの透過X線を電荷に変換するマトリックス状に配列さ
れた複数のX線電荷変換手段と、これら複数のX線電荷
変換手段に発生する電荷を各々蓄積する電荷蓄積部と、
電荷蓄積部にそれぞれ接続される第1スイッチ部と、第
1スイッチ部のもう一端が接続される読出し線と、読出
し線の端部に接続される読出し回路と、読出し線に構成
される第2スイッチ部と、第1スイッチ部と第2スイッ
チ部の間に構成され、隣接する読出し線を互いに接続す
る第4スイッチ部と、第1スイッチ部を制御する制御線
と、制御線に接続される制御回路部とを備えたものであ
る。
【0027】請求項6記載のX線撮影装置によれば、第
4スイッチ部を導通させることにより、蓄積電荷を画素
間で合成可能とし、診断上必要とされる解像度に近づけ
て撮影が可能となる。これにより画素数を減らすことが
でき、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、及び画
像処理時間等が短縮される。さらに画素サイズの拡大に
よる感度の向上が図られる。
【0028】請求項7記載のX線撮影装置は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6において、X線電荷変換手段が光導電体である。
【0029】請求項7記載のX線撮影装置によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5また
は請求項6と同様な効果がある。
【0030】請求項8記載のX線撮影装置は、請求項7
において、光導電体がPbI2である。
【0031】請求項8記載のX線撮影装置によれば、請
求項7と同様な効果がある。
【0032】請求項9記載のX線撮影装置は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6において、X線電荷変換手段が蛍光体とフォトダ
イオードにより構成されるものである。
【0033】請求項9記載のX線撮影装置によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5また
は請求項6と同様な効果がある。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は、本発明における
第1の実施の形態であるX線撮影装置におけるX線検出
器の一部の構成を模式的に示したものである。
【0036】このX線検出器は複数の画素からなるX線
電荷変換手段30が、格子状に配列されたゲート線6と
読出し線4に囲まれた範囲を1画素としてマトリックス
状に配列されている。1は画素電極であり、各画素電極
1に電荷蓄積部2、第1スイッチ部としてのTFT3の
ドレイン側が接続され、制御線としてのゲート線6にT
FT3のゲートが、読出し線4にTFT3のソースが接
続されている。TFT3は薄膜トランジスタであり、電
界効果トランジスタからなる。また、ゲート線6はスイ
ッチ8を介して制御回路部としてのゲートドライバ7、
読出し線4はスイッチ21を介して読出し回路5に接続
される。なお図中、明示はしていないが、TFT3、画
素電極1、電荷蓄積部1、X線電荷変換手段30の画素
位置による区別をするため、ゲート線6a列に対しては
a〜dを、ゲート線6b列に対してはe〜h、ゲート線
6c列に対してはi〜l、ゲート線6d列に対してはm
〜pを、それぞれのTFT3、画素電極1、電荷蓄積部
1、X線電荷変換手段30に付記し、画素毎に区別可能
とした。
【0037】図2にX線検出器の単一画素に対応する断
面の模式図を示す。図2において複数のX線電荷変換手
段は基板11の上部であって、画素電極1と上部電極1
2と光電変換部13より構成される。光電変換部13に
はPbI2 (沃化鉛)を用いる。PbI2 の上部電極1
2には高電位が印加され、上部電極12より、画素電極
1に向けて電界Eが発生している。X線曝射によりPb
2 内に発生した負電荷は、上部電極12に集められ、
正電荷は下部の画素電極1に集められる。画素電極1に
は電荷蓄積部2(コンデンサ)がGNDに接続された電
極14と絶縁層15とで構成され、集荷された正電荷を
蓄積する。TFT3はゲート線6に接続されるゲート電
極16、画素電極1に接続されるドレイン電極17、読
出し線4に接続されるソース電極18等で構成される。
【0038】図3にX線検出器の単一画素に対応する等
価回路の概略図を示す。光電変換部13は、図3に示す
ようにコンデンサで表せ、電荷蓄積部2を形成するコン
デンサと接続される。X線曝射により光電変換部13は
入射X線に応じて電荷を発生させ、電荷蓄積部2に蓄積
される。この状態でゲート線6を介してTFT3を構成
するゲート電極16とソース電極17間にスレシホール
ド電圧Vth以上の電圧Vgsが印加されると、TFT3は導
通状態となり、電荷蓄積部2に蓄積された電荷が読出し
線4を介して増幅器9等より構成される読出し回路5に
より読み出される。
【0039】図1に戻り、スイッチ8、及びスイッチ2
1は閉じた状態で、X線曝射終了後に、ゲートドライバ
7からのゲート制御信号Vgsが、ゲート線6aに加え
られると、ゲート線6aに接続されるTFT3a〜3d
が全て導通状態となり、X線曝射量に応じて各電荷蓄積
部2a〜2dに蓄積された電荷が、それぞれ読出し線4
a〜4dに読み出される。読み出された信号は読出し回
路5に構成される増幅器9a〜9dにより増幅された
後、マルチプレクサ11によりパラレル信号からシリア
ル信号に変換され、図示してはいないA/D変換器に入
力され、対応する画素の電荷量に応じた1列のデジタル
画像信号となる。以上の動作をゲート線6aよりゲート
線6dまで順次繰り返すことにより、2次元のX線撮影
像(静止画)やX線透視像(動画)が得られる。
【0040】図4に、図1における4画素×4画素構成
時のゲート線6と読出し線4の駆動方法の1例を示す。
図4において、19はゲート線6の駆動電圧Vgsであ
り、20は読出し線4に読み出された電荷による電流で
ある。なお、電流20は画素毎にピーク値が異なるが、
ここでは簡略化して同一な高さで記している。図4に示
すように、ゲート線6aよりゲート線6dまでを順次制
御することにより、4×4画素の合計16画素のデータ
が読出される。
【0041】図1に戻り、関心領域の撮影が、中心の2
×2画素の4画素である場合は、図5に示すようにスイ
ッチ8a、8e、スイッチ21a、21dを開として制
御する。図6に図5における2画素×2画素構成時のゲ
ート線6と読出し線4の駆動方法の1例を示す。図6に
おいて図4と同じ番号は、図4と同一構成要素である。
【0042】図6に示すようにゲート線6bと6c、読
出し線4bと4cに読み出されるデータのみ読み出すこ
とにより、読出し画素数が関心領域が狭まった分減り、
画素全体の読出し速度が短縮される。また、図5に示す
ように関心領域以外のゲート線6aと6d、読出し線4
aと4dをスイッチ8aと8e、及びスイッチ21aと
21dを開制御することにより、それぞれゲートドライ
バ7および読出し回路5と非導通状態とすることによ
り、これらのゲートドライバ7や読出し回路5より発生
するノイズが、寄生容量を介して最終的に読出し線4
b、4dに結合することを防止する。
【0043】なお、本実施の形態においては関心領域以
外のゲート線6、読出し線4をスイッチ8、及びスイッ
チ21を開制御することにより、それぞれゲートドライ
バ7と読出し回路5と非導通状態としたが、これらの切
り離されたゲート線6や読出し線4をGND等に接続して
もよい。
【0044】また、本実施の形態においてはX線電荷変
換手段30を構成する光導電体としてPbI2を使用し
たが、a-Se、Cd−Te、HgI2、PbO、ZnT
e、CuInSe2、等の光導電体でもよいのはもちろ
んである。
【0045】また、一部の画素の信号を読み出す場合、
ゲートドライバ7で電圧が印加されるゲート線6を制御
することも可能である。
【0046】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態を図7に示す。図中、図1と同一番号は図1と同一構
成要素である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態
において、読出し線4に対して、隣接する読出し線間を
スイッチ22ab、22bc、22cd(代表として22によ
り示す)を介して接続したものである。スイッチ22と
スイッチ21の開閉、及びゲート線6の制御方法を組み
合わせることにより、読出し回路5の入力時点で任意の
画素サイズに画素を合成可能となる。例えば、図7にお
いて、物理的な画素構成は4×4の16画素構成である
が、4画素ずつ合成し、2×2の4画素構成で読み出す
ことが可能となる。この場合、図7に示すように、スイ
ッチ22のうち、スイッチ22bcを開とし、また、スイ
ッチ21のうち、21b、21dを開状態として制御す
る。
【0047】図8においてその動作を説明する。図8
中、図4と同一番号は図4と同一構成要素である。な
お、電流20のピーク値は画素毎に通常異なるが、ここ
では簡易的に同じ高さで表現している。X線曝射後、図
8に示すようにゲート線6aと6bが同時に制御され、
図7におけるa,b,e,f、及びc,d,g,hの画
素に蓄積された電荷が、スイッチ21、及びスイッチ2
2の開閉構成に従い、それぞれ4画素ずつ合成されて、
増幅器9a、9cの入力電流となる。次にゲート線6c
と6dが同時に制御され、同様にi,j,m,n、及び
k,l,o,pの画素に蓄積された電荷が、ぞれぞれ4
画素ずつ合成されて読み出される。
【0048】以上のように、第2の実施の形態において
は、ゲート線6の制御方法、スイッチ21、およびスイ
ッチ22の開閉の組み合わせにより物理的な画素サイズ
から任意のm×n構成(m、nは整数)に再構成可能と
なる。従って画素合成にともなう画素数の削減により読
出し速度が向上するとともに、画素合成による信号電荷
の増加と、信号電荷を読出し回路5の増幅器9の入力端
で行なうため、増幅器5以降の電子回路の雑音合成をな
くすことによる感度の向上がはかられる。従って予め臨
床上最も高精細が要求されるサイズに物理的画素サイズ
を構成し、実使用時は対象により画素を最適サイズに再
構成することにより、増幅器等によるノイズの影響を下
げ、感度を向上させるとともに、読出し速度を最適画素
サイズに応じた読出し速度に向上可能となる。
【0049】なお、第2の実施の形態ではスイッチ2
2、21を読出し回路の入力側に構成したが、増幅器9
の以降、マルチプレクサ10によりデータをシリアルデ
ータに変換する前のどの位置に構成してもよい。
【0050】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態を図9及び図10に示す。第3の実施の形態は複数の
画素からなるX線電荷変換手段が、光電変換素子の上に
X線蛍光板を構成することを特徴とする。図中、図2お
よび図3と同一番号は第1の実施の形態と同一な構成要
素であることを示す。図9において、23は画素ごとに
構成されるフォトダイオードであり、24はフォトダイ
オード23の静電容量成分による電荷蓄積部である。
【0051】3は第1スイッチ部としてのTFT3であ
り、5は読出し回路、9は読出し回路の一部を構成する
増幅器である。図9において、X線曝射の前にTFT3
を導通状態とし、フォトダイオード23に逆バイアスを
印加すると、電荷蓄積部24にはフォトダイオード23
のカソード側にプラスの電荷が蓄積し、アノード側にマ
イナスの電荷が蓄積する。TFT3をゲート線6により
非導通状態でX線を曝射すると、フォトダイオード23
はX線照射量に応じて電荷を発生し、電荷蓄積部24に
蓄積された電荷を打ち消す。ここで再度TFT3を導通
状態とすることで、再度、逆バイアスにより充電され
る。この充電電荷を読出し回路5を構成する増幅器9に
より読み出す。
【0052】図10に第3の実施の形態におけるX線検
出器の単一画素の断面模式図を示す。25はX線を光に
変換する蛍光体でGd22Sよりなり、画素内のX線の
曝射量に応じて光に変換する。
【0053】23はフォトダイオードであり、画素内で
X線により変換された光の入射量に応じて電荷を発生す
る。26は上部電極で、図9に示したようにフォトダイ
オード23に逆バイアスを印加する。よって、X線電荷
変換手段の構成は異なるが、それ以降の構成要件は第1
の実施の形態、或いは第2の実施の形態とゲート線6の
制御電圧や読出し線4を流れる電流方向等を除くと同様
であり省略するが、第1の実施の形態、或いは第2の実
施の形態と全く同様な制御が可能となる。
【0054】なお、本実施の形態においては蛍光体とし
てGd22Sを使用したが、CdWo4、CsI、Ba
FCl等の蛍光体のいずれでもよいことはもちろんであ
る。
【0055】本発明によれば、ゲート線や読出し線の制
御により、検出器の物理構成上で決まる撮影サイズ、画
素サイズを基本とし、任意に撮影領域を選択してデータ
の読出し処理が可能となり、不必要なセンサ領域のデー
タ読出し処理をなくすことにより、読出し時間の短縮が
可能となる。また、ゲート線、或いは読出し線に、スイ
ッチを構成することによい、撮影領域以外のセンサ部の
ゲート線や、読出し線を回路的に切断することにより、
互いの寄生容量等を介して撮像データの読出し線に結合
される電気的ノイズ量が削減され、感度の向上が可能と
なる。
【0056】また、ゲート線を複数本、同時に制御し、
また、隣接する読出し線間をスイッチで接続する構成に
より、任意のm×nの画素合成を読出し回路増幅器の入
力端で可能としたため、画素を削減することによる読出
し速度の向上が図られるとともに、画素合成による信号
電荷の足し合わせによる感度の向上と、信号合成にとも
なう増幅器入力端以降の電子回路経路の削減により、増
幅器ノイズ等の電子回路ノイズが低下することによる感
度の向上が図られる。
【0057】従って診断上必要とされる、最大の画像サ
イズ、及び最小の画素サイズで検出器を物理的に構成
し、本発明を適用することにより、様々な対象部位に対
し、診断上必要な最適な画像サイズ、及び解像度で撮影
可能となり、不必要なデータ処理を削減し、データ処理
時間が短縮されるとともに、感度、及びS/N比を撮影
画素サイズを物理的に構成した場合による値に近い状態
まで改善出来るため、被曝線量を必要最小に近い線量と
し、かつ、最適な画質を得ることができる。同様に透視
等の動画撮影の場合、診断上最適な解像度で読出しタイ
ミングが構成可能となり、高精細な撮影と透視撮影とが
一つの検出器で可能となる。さらに、一部の関心領域の
みを高精細に、それ以外の領域はそれより解像度を低く
した最適な解像度で撮影することも可能となる。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載のX線撮影装置によれば、
関心領域以外の制御線を制御しないことにより、検出器
の物理構成上で決まる撮影サイズ、画素サイズを基本と
し、任意に撮影領域を選択してデータの読出し処理が可
能となり、不必要なセンサ領域のデータ読出し処理をな
くすのでり、撮影領域を狭くして画素数を減らすことが
でき、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、及び画
像処理時間等が短縮される。
【0059】請求項2記載のX線撮影装置によれば、関
心領域以外の読出し線は、読み出す制御をおこなわない
ことにより、請求項1と同様に、撮影領域を狭くし、画
素数を減らすことができ、画素に蓄積された蓄積電荷の
読出し時間、及び画像処理時間等が短縮される。
【0060】請求項3記載のX線撮影装置によれば、読
出し線を第2スイッチにより切り離すことにより、読出
し線と制御線等の寄生容量結合を経由して、信号電荷の
読出し線にトラップされるノイズ量を減少せしめ、感度
の向上が図られる。
【0061】請求項4記載のX線撮影装置によれば、制
御線を第3スイッチにより切り離すことにより、制御線
と読出し線等の寄生容量結合を経由して、信号電荷の読
出し線にトラップされるノイズ量を減少せしめ、感度の
向上が図られる。
【0062】請求項5記載のX線撮影装置によれば、同
時に2本以上の制御線を制御することにより、蓄積電荷
を画素間で合成可能とし、診断上必要とされる解像度に
近づけて撮影が可能となる。これにより画素数を減らす
ことができ、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、
及び画像処理時間等が短縮される。また、画素サイズの
拡大による感度の向上が図られる。
【0063】請求項6記載のX線撮影装置によれば、第
4スイッチ部を導通させることにより、蓄積電荷を画素
間で合成可能とし、診断上必要とされる解像度に近づけ
て撮影が可能となる。これにより画素数を減らすことが
でき、画素に蓄積された蓄積電荷の読出し時間、及び画
像処理時間等が短縮される。さらに画素サイズの拡大に
よる感度の向上が図られる。
【0064】請求項7記載のX線撮影装置によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5また
は請求項6と同様な効果がある。
【0065】請求項8記載のX線撮影装置によれば、請
求項7と同様な効果がある。
【0066】請求項9記載のX線撮影装置によれば、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5また
は請求項6と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
の一部分の構成の模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
の単一画素に対応する断面の模式図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
の単一画素に対応する等価回路の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
4×4画素の駆動方法の一例の波形図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
2×2画素の駆動時のX線検出器の一部分の構成の模式
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるX線検出器
2×2画素の駆動方法の一例の波形図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるX線検出器
の一部分の構成の模式図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるX線検出器
2×2画素の合成駆動方法の一例の波形図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるX線検出器
単一画素に対応する等価回路の概略図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるX線検出
器単一画素に対応する断面の模式図である。
【符号の説明】
1 画素電極 2 電荷蓄積部 3 TFT 4 読出し線 5 読出し回路 6 ゲート線 7 ゲートドライバ 8 第3スイッチ部 13 光導電体 21 第2スイッチ部 22 第4スイッチ部 24 電荷蓄積部 25 蛍光体 30 X線電荷変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61B 6/00 300 H01L 31/00 A (72)発明者 山本 敏義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 猪 吉輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 眞梶 康彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 筒井 博司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 金子 克幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE01 EE27 FF02 FF14 GG19 GG20 GG21 JJ05 KK32 KK35 KK40 4C093 AA01 CA27 CA29 EA02 EB12 EB13 EB17 FA13 FA34 FC03 FF28 5F088 AA01 AA11 BA01 BB07 LA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部のもう
    一端が接続される読出し線と、前記読出し線の端部に接
    続される読出し回路と、前記第1スイッチ部を制御する
    複数の制御線と、前記複数の制御線に接続される制御回
    路部とを備え、前記複数の制御線のうちの一部の制御線
    のみの制御を可能とすることを特徴とするX線撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部のもう
    一端が接続される複数の読出し線と、前記複数の読出し
    線の端部に接続される読出し回路と、前記第1スイッチ
    部を制御する制御線と、前記制御線に接続される制御回
    路部とを備え、前記複数の読出し線のうちの一部の読出
    し線のみより読み出し可能に制御を行うことを特徴とす
    るとするX線撮影装置。
  3. 【請求項3】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部のもう
    一端が接続される読出し線と、前記読出し線の端部に接
    続される読出し回路と、前記読出し線に構成される複数
    の第2スイッチ部と、前記第1スイッチ部を制御する制
    御線と、前記制御線に接続される制御回路部とを備え、
    前記複数の第2スイッチ部のうち一部の第2スイッチ部
    を開状態に制御可能とすることを特徴とするX線撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部のもう
    一端が接続される読出し線と、前記読出し線の端部に接
    続される読出し回路と、前記第1スイッチ部を制御する
    制御線と、前記制御線に接続される制御回路部と、前記
    制御線に構成される複数の第3スイッチ部とを備え、前
    記複数の第3スイッチ部のうち一部の第3スイッチ部を
    開状態に制御可能とすることを特徴とするX線撮影装
    置。
  5. 【請求項5】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、前記第1スイッチ部のもう
    一端が接続される読出し線と、前記読出し線の端部に接
    続される読出し回路と、前記第1スイッチ部を制御する
    複数の制御線と、前記複数の制御線に接続される制御回
    路部とを備え、前記複数の制御線のうち少なくとも2本
    以上同時に制御可能とすることを特徴とするX線撮影装
    置。
  6. 【請求項6】 被検体からの透過X線を電荷に変換する
    マトリックス状に配列された複数のX線電荷変換手段
    と、これら複数のX線電荷変換手段に発生する電荷を各
    々蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部にそれぞれ接
    続される第1スイッチ部と、第1スイッチ部のもう一端
    が接続される読出し線と、前記読出し線の端部に接続さ
    れる読出し回路と、前記読出し線に構成される第2スイ
    ッチ部と、前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部の
    間に構成され、隣接する前記読出し線を互いに接続する
    第4スイッチ部と、前記第1スイッチ部を制御する制御
    線と、前記制御線に接続される制御回路部とを備えたX
    線撮影装置。
  7. 【請求項7】 X線電荷変換手段は光導電体である請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または
    請求項6記載のX線撮影装置。
  8. 【請求項8】 光導電体はPbI2である請求項7記載のX
    線撮影装置。
  9. 【請求項9】 X線電荷変換手段は蛍光体とフォトダイ
    オードにより構成される請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5または請求項6記載のX線撮影
    装置。
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