JP2001248348A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JP2001248348A
JP2001248348A JP2000057340A JP2000057340A JP2001248348A JP 2001248348 A JP2001248348 A JP 2001248348A JP 2000057340 A JP2000057340 A JP 2000057340A JP 2000057340 A JP2000057340 A JP 2000057340A JP 2001248348 A JP2001248348 A JP 2001248348A
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二三雄 小林
Osamu Kawanobe
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施解錠操作手段とハンドルとがほぼ同時に作
動または操作された場合における解除不能等のおそれを
なくすとともに、確実にロック解除して、開扉できるよ
うにした自動車用ドアロック装置を提供する。 【解決手段】 ハンドル連係レバーであるアウトサイド
レバー10が作動位置に位置しているときに、施解錠レ
バー12が施錠位置から解錠位置へ移動したときのサブ
レバー29の当接部の移動方向と移動量とを、施解錠レ
バー12が解錠位置に位置しているときのアウトサイド
レバー10の不作動位置から作動位置への移動時の当接
部の移動方向と移動量とにほぼ等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアロッ
ク装置、特にその施解錠機構の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のドアロック装置は、ドア
の外側面に設けたキーシリンダ装置、もしくはドアの内
側面に設けた施解錠用ノブ等の操作により、または適所
に設けたスイッチの操作により作動させられるようにし
たアクチュエータの作動により、施錠位置と解錠位置と
に移動させられるようにした施解錠レバーと、ドアの外
側面または内側面に設けたハンドルと連係され、いずれ
かのハンドルの操作により、不作動位置から作動位置へ
移動させられるようにしたハンドル連係レバーとを有
し、施解錠レバーが解錠位置に位置しているときには、
いずれかのハンドルを操作することにより、ドアロック
本体内に設けられたラッチと車体に設けられたストライ
カとの噛合状態を解除して、ドアを開けることができる
が、施解錠レバーが施錠位置に位置しているときには、
いずれのハンドルを操作しても、ラッチとストライカと
の噛合状態を解除することができないようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のドアロック装置には、施解錠レバーが、施錠位置
から解錠位置へまたはその逆方向へ移動している途中
で、ハンドル連係レバーを不作動位置から作動位置へ移
動させたとき、またはハンドル連係レバーを不作動位置
から作動位置へ移動させている途中で、施解錠レバーが
施錠位置から解錠位置へまたはその逆方向へ移動したと
き、施解錠機構と解除機構とが互いに干渉し合って、解
除不能となるおそれがある。
【0004】このような現象は、特に、使用者が携帯す
るID機能を有するキー、カード、スイッチ等が車両に
近づいたとき、それらから発する電波、赤外線、その他
の情報伝達媒体を受信し、かつID照合を行って、それ
が一致したときに、自動的に解錠させるようにした遠隔
操作手段を設けた場合に生じやすい。
【0005】このような現象が生じた場合には、一旦ハ
ンドルを元に戻し、再度ハンドルを操作し直さなければ
ならない。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、施解錠操作手段とハンドルとが、ほぼ
同時に作動するかまたは操作された場合における解除不
能等のおそれをなくすとともに、確実にロック解除し
て、開扉できるようにした自動車用ドアロック装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) ドアに取り付けられるドアロック本体と、ドアロ
ック本体に装着され、停止位置から予め定めたオープン
方向へ回動させられることにより、ドアロック本体内に
設けられたラッチと車体に設けられたストライカとの噛
合状態を解除して、ドアを開けることができるようにす
るオープンレバーと、ドアロック本体に装着され、適所
に設けたスイッチ等の操作により作動させられるアクチ
ュエータの作動により、またはドアの外側面に設けたキ
ーシリンダ装置、もしくはドアの内側面に設けた施解錠
用ノブの操作により、施錠位置と解錠位置とに移動させ
られるようにした施解錠レバーと、ドアロック本体に装
着され、ドアの外側面または内側面に設けたハンドルと
連係され、前記ハンドルの操作により、不作動位置から
作動位置へ移動させられるようにしたハンドル連係レバ
ーと、前記施解錠レバーとハンドル連係レバーとに連係
され、施解錠レバーが解錠位置に位置しているときに
は、ハンドル連係レバーが不作動位置から作動位置へ移
動させられることにより、当接部が前記オープンレバー
に当接して、オープンレバーをオープン方向に回動させ
ることができ、前記施解錠レバーが施錠位置に位置して
いるときには、ハンドル連係レバーが不作動位置から作
動位置へ移動させられても、前記オープンレバーをオー
プン方向に回動させることができないようにしたサブレ
バーとを備える自動車用ドアロック装置において、前記
ハンドル連係レバーが作動位置に位置している場合に、
施解錠レバーが施錠位置から解錠位置へ移動したときの
サブレバーの当接部の移動方向と移動量とを、施解錠レ
バーが解錠位置に位置しているときのハンドル連係レバ
ーの不作動位置から作動位置への移動時の前記当接部の
移動方向と移動量とにほぼ等しくする。
【0008】(2) 上記(1)項において、サブレバーに
おける当接部と反対側の端部とハンドル連係レバーとを
連結レバーをもって連結し、施解錠レバーが解錠位置に
位置しているときには、ハンドル連係レバーと連結レバ
ーとの連結点と、連結レバーとサブレバーとの連結点
と、サブレバーの当接部とがほぼ一直線に揃い、施解錠
レバーが施錠位置に位置しているときには、ハンドル連
係レバーと連結レバーとの連結点と、サブレバーの当接
部とを結ぶ直線より、連結レバーとサブレバーとの連結
点が側方に外れ、連結レバーとサブレバーとがく字状に
屈曲するようにする。
【0009】(3) 上記(1)項において、ハンドル連係
レバーとサブレバーとのいずれか一方にピンを突設し、
かつ他方に、施解錠レバーが施錠位置に位置していると
きは、ハンドル連係レバーの不作動位置から作動位置及
びその逆方向の移動時に、前記ピンが遊動し、施解錠レ
バーが解錠位置に位置しているときは、ハンドル連係レ
バーの不作動位置から作動位置への移動時に、前記ピン
と係合して、サブレバーを連動させ、かつハンドル連係
レバーが作動位置に位置しているときに、施解錠レバー
が施錠位置から解錠位置へ移動したときは、前記ピンが
傾斜縁に沿って摺動して、サブレバーを、オープンレバ
ーに向かって押動させるようにする。
【0010】(4) ドアに取り付けられるドアロック本
体と、ドアロック本体に装着され、停止位置から予め定
めたオープン方向へ回動させられることにより、ドアロ
ック本体内に設けられたラッチと車体に設けられたスト
ライカとの噛合状態を解除して、ドアを開けることがで
きるようにするオープンレバーと、アロック本体に装着
され、ドアの外側面または内側面に設けたハンドルと連
係され、前記ハンドルの操作により、不作動位置から作
動位置へ移動させられるようにしたハンドル連係レバー
と、基端部が前記ハンドル連係レバーと連結され、ハン
ドル連係レバーが不作動位置から作動位置へ及びその逆
方向へ移動させられることにより、先端部が前記オープ
ンレバーに向かって進退するようにして前記ドアロック
本体に装着されたサブレバーと、前記サブレバーの先端
部に進退自在に設けられた作動部材と、適所に設けら
れ、かつ前記作動部材を、ハンドル連係レバーの不作動
位置から作動位置への移動により、作動部材の先端部で
オープンレバーをオープン方向へ移動しうる解錠位置
と、オープンレバーをオープン方向へ移動しえない施錠
位置とに移動させうるとともに、ハンドル連係レバーが
作動位置に位置しているとき、前記作動部材を施錠位置
から解錠位置へ移動させることにより、作動部材の先端
部で、オープンレバーをオープン方向へ移動しうるよう
にした施解錠手段とを備えるものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を、図1
〜図8を参照して説明する。なお、以下の説明では、正
面図である図1における左方が自動車の車内側、右方が
車外側、図面の手前側が自動車の前方、図面の裏面側が
自動車の後方である。したがって、このドアロック装置
は自動車の助手席側のドアである。
【0012】図1〜図7に示すように、(1)は、合成樹
脂材料で形成された後面が開口する箱状のドアロック本
体で、後面が、カバープレート(2)(図3及び図4参照)
をもって覆われるようにして、自動車のドアの後遊端部
の内面に複数のボルト(図示略)をもって固定される。
【0013】ドアロック本体(1)内には、図2に示すよ
うに、車体側に固着されたストライカ(3)と係脱可能な
ラッチ(4)と、ラッチ(4)に形成されたハーフラッチ爪
部(4a)及びフルラッチ爪部(4b)に係合することにより、
ラッチ(4)のオープン方向(図2において反時計方向)へ
の回動を阻止して、ドアを半ドア状態または全閉状態に
拘束するポール(5)とが、それぞれ前後方向を向く軸
(6)(7)をもって枢着されている。
【0014】(8)は、ドアロック本体(1)の前面に固定
され、かつ前方に折曲された折曲片(8a)を有するベース
プレートである。
【0015】(9)は、ドアロック本体(1)及びベースプ
レート(8)を貫通して前方に突出するポール(5)の軸
(7)の前端部に固着されたオープンレバーで、図1にお
ける右方に延出する第1アーム(9a)と、同じく左方に延
出する第2アーム(9b)とを有し、常時は、図1に示す停
止位置に停止しているが、同図における時計方向である
オープン方向へ回動させられることにより、ドアロック
本体(1)内に設けられたラッチ(4)とストライカ(3)と
の噛合状態を解除して、ドアを開けることができるよう
になっている。
【0016】(10)は、ドアロック本体(1)の前面におけ
るベースプレート(8)に、前後方向を向く軸(11)をもっ
て枢着されたアウトサイドレバー(ハンドル連係レバー)
で、図1における右端部が、適宜のロッド(図示略)をも
って、ドアの外側面に設けたアウトサイドハンドル(図
示略)と連係され、そのアウトサイドハンドルの操作に
より、図1に示す不作動位置から、時計方向に回動した
作動位置(図8における(b)及び(d)参照)へ移動させら
れるようになっている。
【0017】ドアロック本体(1)の前面におけるベース
プレート(8)のほぼ中央部には、施解錠レバー(12)が、
前後方向を向く軸(13)をもって枢着されている。施解錠
レバー(12)は、上方を向く第1腕部(12a)と、左方を向
く第2腕部(12b)と、下方を向く第3腕部(12c)(図1に
おいては、施解錠レバー(12)の下部は切り欠いて示して
あるので、施解錠レバー(12)の全体の形状に関しては図
8参照)とを有しており、図1及び図8における(a)及
び(b)に示す施錠位置と、それから反時計方向に回動し
た図8における(c)及び(d)に示す解錠位置とに移動可
能である。
【0018】図1及び図3に示すように、施解錠レバー
(12)は、その第2腕部(12b)の先端部に穿設された係合
孔(14)に、ベースプレート(8)の折曲片(8a)に左右方向
を向く軸(15)をもって枢着されたノブレバー(16)に形成
された突起(16a)が嵌合することにより、ノブレバー(1
6)と連係されており、ノブレバー(16)は、適宜のロッド
(図示略)を介して、ドアの内側面に設けた施解錠用ノブ
(図示略)に連係されている。したがって、施解錠用ノブ
を操作することにより、施解錠レバー(12)は、ノブレバ
ー(16)を介して施錠位置と解錠位置とに移動させられる
ようになっている。(17)は、ベースプレート(8)の折曲
片(8a)とノブレバー(16)とに各端末が止着され、ノブレ
バー(16)を、またそれを介して施解錠レバー(12)を、施
錠位置と解錠位置とにおいて安定するように付勢するク
リックスプリングである。
【0019】ドアロック本体(1)の前面におけるベース
プレート(8)の右下部には、図1に想像線で示すよう
に、キーレバー(18)が前後方向を向く軸(19)をもって枢
着されており、このキーレバー(18)の右方に延出する腕
部(18a)の先端部は、適宜のロッド(図示略)を介して、
ドアの外側面に設けたキーシリンダ装置(図示略)に連係
されている。このキーレバー(18)における軸(19)の上方
部分には、左右1対の突片(18b)(18c)が設けられてお
り、この両突片(18b)(18c)間に施解錠レバー(12)の第3
腕部(12c)を回動方向に所要の遊びをもって嵌合するこ
とにより、施解錠レバー(12)は、キーシリンダ装置によ
っても、施錠位置と解錠位置とに移動させられるように
なっている。
【0020】施解錠レバー(12)は、さらに図1に示すア
クチュエータ(20)にも連係され、そのアクチュエータ(2
0)を作動させる適所に設けたスイッチの操作や、ID機
能を有するキーまたはカード等の発信信号等によって
も、施錠位置と解錠位置とに移動させられるようになっ
ている。
【0021】アクチュエータ(20)の構造自体は、本発明
に直接関係しないので、簡単に説明すると、このアクチ
ュエータ(20)は、ドアロック本体(1)の下部に収容され
た正逆回転可能なモータ(21)、その回転軸に設けられた
ウォーム(22)、それに噛合するウォームホイール(23)、
ウォームホイール(23)と一体に回転する作動片(24)、施
解錠レバー(12)の軸(13)部分よりウォームホイール(23)
の軸(25)を半周ほど取り巻くように延出し、施解錠レバ
ー(12)と一体となって回動する連係アーム(26)、その連
係アーム(26)の一部に枢着され、かつ先端部が連係アー
ム(26)の先端部と対峙して、それらの間に作動片(24)を
所要の間隔をもって挟むようにしたスライド部材(27)、
及び作動片(24)を図8の(b)に示す中立位置に復帰回動
させるばね(28)等を備え、モータ(21)の正逆回転によ
り、作動片(24)を図8の(b)に示す中立位置から、反時
計方向に回動させることにより、同図の(c)及び(d)に
示すように、連係アーム(26)の先端を押動して、施解錠
レバー(12)を解錠位置に移動させることができ、逆に、
作動片(24)を図8の(b)に示す中立位置から、時計方向
に回動させることにより、同図の(a)に示すように、ス
ライド部材(27)の先端を押動して、施解錠レバー(12)を
施錠位置に移動させることができるようになっている。
【0022】施解錠レバー(12)の第1腕部(12a)の先端
部と、右上方に向かって傾斜する板状のサブレバー(29)
のやや下部とには、短寸の連結杆(30)の各端部が、前後
方向を向く軸(31)(32)をもって連結されている。
【0023】サブレバー(29)の下端部は、オープンレバ
ー(9)の第1アーム(9a)に当接する当接部をなし、そこ
から下方に突出する突起(29a)(図5参照)が、ドアロッ
ク本体(1)の前面に設けられた左下方を向くガイド溝(3
3)に摺動自在に嵌合されることにより、ガイド溝(33)に
沿って移動するように案内されている。
【0024】サブレバー(29)における軸(32)のやや上方
の部分と、アウトサイドレバー(10)の中間部とには、ほ
ぼ上下方向を向く連結レバー(34)の各端部が、軸(35)(3
6)をもって連結されている。
【0025】サブレバー(29)の上端部には、後方を向く
ピン(37)が突設されており、このピン(37)は、連結レバ
ー(34)の中位部に設けられた軸(35)を中心とする円弧状
の長孔(38)に嵌合され、このピン(37)と長孔(38)との係
合により、サブレバー(29)と連結レバー(34)との相互の
回動範囲が規制されている。
【0026】しかして、図8の(c)に示すように、施解
錠レバー(12)が解錠位置に位置しているときは、アウト
サイドレバー(10)と連結レバー(34)との連結点である軸
(36)と、連結レバー(34)とサブレバー(29)との連結点で
ある軸(35)と、サブレバー(29)の当接部である下端とが
ほぼ一直線に揃い、図8の(a)に示すように、施解錠レ
バーが施錠位置に位置しているときは、上記軸(36)とサ
ブレバー(29)の当接部である下端とを結ぶ直線より、連
結レバー(34)とサブレバー(29)との連結点である軸(35)
が右側方に外れ、連結レバー(34)とサブレバー(29)とが
く字状に屈曲するようにしてある。
【0027】また、図8の(b)に示すように、施解錠レ
バー(12)が施錠位置に位置しており、かつアウトサイド
レバー(10)が作動位置に位置している状態から、施解錠
レバー(12)が図8の(d)に示すように解錠位置へ移動し
たときのサブレバー(29)の当接部の移動方向と移動量と
を、図8の(c)に示すように、施解錠レバー(12)が解錠
位置に位置しているときのアウトサイドレバー(10)の不
作動位置から作動位置(図8の(d)参照)への移動時の当
接部の移動方向と移動量とにほぼ等しくしてある。な
お、前者の移動量は、後者の移動量より大としておくこ
ともできる。
【0028】したがって、施解錠レバー(12)が施錠位置
から解錠位置へ移動している途中で、アウトサイドレバ
ー(10)を不作動位置から作動位置へ移動させたとき、及
びアウトサイドレバー(10)を不作動位置から作動位置へ
移動させている途中で、施解錠レバーが施錠位置から解
錠位置へ移動したときは、サブレバー(29)の当接部であ
る下端は、常に同一方向に移動し、最終的にその当接部
でオープンレバー(9)の第1腕部(9a)を確実にオープン
方向に押動させ、ドアを開けることができる。
【0029】また、施解錠レバー(12)とアウトサイドレ
バー(10)とが、ほぼ同時に作動または操作されるどのよ
うな態様の場合にも、施解錠機構とアウトサイドレバー
(10)及びオープンレバー(9)等とが互いに干渉し合った
り、係合し合ったりして、その後解除不能となったりす
るおそれはなく、常に円滑かつ確実に作動することがで
きる。
【0030】正常時には、サブレバー(29)は、図8の
(c)に示すように、施解錠レバー(12)が解錠位置に位置
しているときは、アウトサイドレバー(10)が不作動位置
から作動位置へ移動させられることにより、図8の(d)
に示すように、サブレバー(29)の当接部がオープンレバ
ー(9)の第1腕部(9a)に当接して、オープンレバー(9)
をオープン方向に回動させ、ドアを開けることができ、
図8の(a)に示すように、施解錠レバー(12)が施錠位置
に位置しているときは、アウトサイドレバー(10)が不作
動位置から作動位置へ移動させられても、サブレバー(2
9)の当接部はオープンレバー(9)の第1腕部(9a)に到達
せず、オープンレバー(9)をオープン方向に回動させる
ことはできず、ドアを開けることはできない。
【0031】図3に示すように、ベースプレート(8)の
折曲片(8a)の上部には、インサイドレバー(39)が、左右
方向を向く軸(40)をもって枢着されている。インサイド
レバー(39)の上方を向く第1腕部(39a)の上端部は、ロ
ッド(図示略)を介して、ドアの内側面に設けられたイン
サイドハンドル(図示略)に連結され、このインサイドハ
ンドルの操作により、図3に示す不作動位置から同図に
おける反時計方向に回動した作動位置(図示略)へ移動さ
せられる。
【0032】インサイドレバー(39)における後方を向く
第2腕部(39b)の先端部には、上下方向を向く第2サブ
レバー(41)の上端部が左右方向を向く軸(39d)をもって
連結されており、インサイドレバー(39)が不作動位置か
ら作動位置に回動させられたとき、この第2サブレバー
(41)を上方に引き上げて、その下端部より後方を向く作
動片(41a)により、オープンレバー(9)の第1腕部(9a)
を引き上げて、オープンレバー(9)をオープン方向に回
動させ、ドアを開けることができる。したがって、イン
サイドハンドルを操作したときは、施解錠レバー(12)が
施錠位置にあるか解錠位置にあるかに拘わらず、常にド
アを直接開けることができる。すなわち、いわゆるオー
バーライドタイプとしてある。
【0033】インサイドレバー(39)における前下方を向
く第3腕部(39c)は、インサイドレバー(39)が作動位置
に回動させられて、上述のように第2サブレバー(41)を
介してオープンレバー(9)をオープン方向に回動させる
のと同時に、ノブレバー(16)の上端部に当接して、ノブ
レバー(16)及びそれに連係された施解錠レバー(12)を解
錠位置に回動させるためのものである。
【0034】図9は、本発明の第1の実施形態の変形例
を示す。この変形例においては、ハンドル連係レバーで
あるアウトサイドハンドル(10)と施解錠レバー(12)との
上下の配置関係を、第1の実施形態のものと逆にし、そ
れに伴って、連結杆(30)及び連結レバー(34)等の形状を
若干変更するとともに、第1の実施形態におけるピン(3
7)と長孔(38)との係合部分を省略し、それに代えて、ド
アロック本体(1)に突設したストッパ(42)により、サブ
レバー(29)と連結レバー(34)との回動範囲を規制するよ
うにし、さらに、連結レバー(34)の上端部とアウトサイ
ドハンドル(10)とを連結する第2の連結レバー(43)を追
加した点等が第1の実施形態のものと相違するだけであ
り、作用及び効果は第1の実施形態のものと同一であ
る。したがって、第1の実施形態におけるのと同様の部
材に同一の符号を付して図示するに止め、詳細な説明は
省略する。
【0035】図10及び図11は、本発明の第2の実施
形態を示す。第2の実施形態においては、ほぼ上下方向
を向くハンドル連係レバー(50)の下部にピン(51)を突設
し、かつ施解錠レバー(52)の作動により、ほぼ水平とし
た施錠位置(図10)と右下方に傾斜した解錠位置(図1
1)とに移動可能としたサブレバー(53)の右端部に、ほ
ぼ三角形のガイド孔(54)を設け、施解錠レバー(52)が施
錠位置に位置しているとき(図10)は、ハンドル連係レ
バー(50)の不作動位置(図10の実線)から作動位置(図
10の想像線)、及びその逆方向の移動時に、ピン(51)
がガイド孔(54)の底辺(54a)に沿って遊動するだけであ
り、施解錠レバー(52)が解錠位置に位置しているとき
(図11)は、ハンドル連係レバー(50)の不作動位置(図
11の想像線)から作動位置(図11の実線)への移動時
に、ピン(51)がガイド孔(54)の頂角部に係合して、サブ
レバー(53)を左方に移動させ、サブレバー(53)の左端の
当接部でオープンレバー(55)をオープン方向へ押動し、
ドアを開けることができ、さらに、ハンドル連係レバー
(50)が作動位置に位置しているとき(図10の想像線)
に、施解錠レバー(52)が施錠位置から解錠位置へ移動し
たときは、ピン(51)がガイド孔(54)の傾斜縁(54b)に沿
って摺動することにより、サブレバー(53)が、オープン
レバー(55)に向かって左方に押動され、サブレバー(53)
の左端の当接部でオープンレバー(55)をオープン方向へ
押動し、ドアを開けることができる。ハンドル連係レバ
ー(50)が作動位置へ、また施解錠レバー(52)が解錠位置
へ、ほぼ同時に移動させられたときも同様である。
【0036】(56)は、施解錠レバー(52)に突設され、か
つサブレバー(53)に形成された左右方向を向く長孔(57)
に係合することにより、サブレバー(53)を左右方向に移
動可能として、施解錠レバー(52)に連係するピンであ
る。(58)は、ドアロック本体(図示略)に突設され、サブ
レバー(53)の左端部に形成された左右方向を向く長孔(5
9)に係合することにより、サブレバー(53)の左端部を左
右方向に移動自在に案内するガイドピンである。
【0037】なお、ピン(51)をサブレバー(53)側に突設
し、それに係合することにより、上記と同様に作用する
ようにしたガイド孔(54)を、ハンドル連係レバー(50)側
に設けてもよい。また、施解錠レバー(52)をアクチュエ
ータ(図示略)により施錠位置と解錠位置とに移動させる
ようにしたり、施解錠レバー(52)を省略して、アクチュ
エータ(図示略)により、サブレバー(53)を直接施錠位置
と解錠位置とに移動させるようにしたりすることもでき
る。
【0038】図12は、本発明の第3の実施形態を示
す。図12において、(60)は、中央部がドアロック本体
(図示略)に枢着されたハンドル連係レバーで、アウトサ
イドハンドル等の操作により、想像線で示す不作動位置
から実線で示す作動位置へ、及びその逆方向へ回動させ
られるようになっている。
【0039】ハンドル連係レバー(60)の下端部には、ほ
ぼ水平のサブレバー(61)の右端部が連結されており、サ
ブレバー(61)の左端部には、オープンレバー(62)に当接
しうる作動部材(63)が左右方向に摺動自在に装着されて
いる。
【0040】サブレバー(61)の中間部には、作動部材(6
3)をサブレバー(61)の左端部より進退させる施解錠手段
(64)が設けられている。この施解錠手段(64)は、サブレ
バー(61)に固定された正逆回転可能なモータ(65)と、モ
ータ(65)の回転軸(65a)に一体的に設けられ、かつ作動
部材(63)に穿設されたねじ孔(66)に螺合するねじ杆(67)
とからなっている。(68)は、ドアロック本体に軸着さ
れ、 サブレバー(61)の左端部を左右方向に摺動自在に
案内するガイドローラである。
【0041】モータ(65)は、キーシリンダ装置(図示略)
の操作により作動させられるか、またはその他の施解錠
操作手段により作動させられるスイッチ(図示略)の作動
により、正逆回転させられ、ねじ杆(67)とねじ孔(66)と
の螺合により、作動部材(63)を、サブレバー(61)の左端
より進出した実線で示す解錠位置と同じく想像線で示す
施錠位置とに移動させることができる。
【0042】しかして、ハンドル連係レバー(60)が作動
位置に位置しているときの作動部材(63)の施錠位置から
解錠位置へ移動方向及び移動量を、作動部材(63)が解錠
位置に位置しているときの、ハンドル連係レバー(60)の
不作動位置から作動位置への移動によるサブレバー(61)
の左端部の移動方向及び移動量とにほぼ等しくしてあ
る。
【0043】その結果、第1の実施形態とほぼ同様の作
用及び効果を奏することができる。すなわち、施解錠手
段(64)による作動部材(63)の施錠位置から解錠位置への
移動と、ハンドル連係レバー(60)の不作動位置から作動
位置への移動とがほぼ同時に行われても、または互いに
相前後して行われても、作動部材(63)により、確実にオ
ープンレバー(62)をオープン方向へ移動して、ドアを開
けることができる。
【0044】図13は、本発明の第4の実施形態を示
す。上述の第3の実施形態においては、施解錠手段(64)
を、サブレバー(61)に直接装着しているが、第4の実施
形態においては、施解錠手段(70)をドアロック本体(図
示略)に装着し、この施解錠手段(70)と、サブレバー(6
1)の左端部に左右方向に摺動自在に装着された作動部材
(63)とを、可撓性を有する押し引き可能なワイヤ(71)を
もって連結し、第3の実施形態と同様の作用及び効果を
奏することがでるようにしてある。
【0045】施解錠手段(70)は、ドアロック本体に固定
した正逆回転可能なモータ(72)と、モータ(72)の回転軸
(72a)に固嵌したピニオン(73)と、ワイヤ(71)の基端部
に固着され、かつピニオン(73)と噛合することにより、
ワイヤ(71)を軸線方向に押し引きするラック(74)と、ド
アロック本体に軸着され、ラック(74)をピニオン(73)か
ら外れないようにして案内するガイドローラ(75)と、一
端がドアロック本体に、かつ他端がサブレバー(61)に止
着され、ワイヤ(71)を案内する可撓性のアウターチュー
ブ(76)とを備えている。その他の構成部材は、第3の実
施形態と同一であり、それらについては、同一の符号を
付して図示するに止め、詳細な説明は省略する。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、施解錠操作手段とハ
ンドルとがほぼ同時に作動または操作された場合でも、
解除不能や故障等が生じることはなく、確実に作動する
ことができる。また、施解錠レバーが施錠位置から解錠
位置へ移動している途中で、ハンドル連係レバーを不作
動位置から作動位置へ移動させたとき、またはハンドル
連係レバーを不作動位置から作動位置へ移動させている
途中で、施解錠レバーが施錠位置から解錠位置へ移動し
たときでも、確実にオープンレバーをオープン方向へ移
動させて、ドアを開けることができ、再度操作し直す必
要をなくすことができる。
【0047】(b)請求項2記載の発明によると、簡単な
構造で、確実に作動させることができる。
【0048】(c)請求項3記載の発明によると、さらに
構造を簡素化することができるとともに、部品点数を削
減することができる。
【0049】(d)請求項4記載の発明によると、ドアロ
ック装置全体の構造をきわめて簡素化することができ、
従来のような複雑な施解錠機構が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の一部を切り欠いて示
す正面図である。
【図2】同じく、背面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図1のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の作用説明図である。
【図9】本発明の第1の実施形態の変形例の作用説明図
である。
【図10】本発明の第2の実施形態の施錠状態の要部の
正面図である。
【図11】同じく、解錠状態の要部の正面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態の要部の正面図であ
る。
【図13】本発明の第4の実施形態の要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
(1)ドアロック本体 (2)カバープレート (3)ストライカ (4)ラッチ (4a)ハーフラッチ爪 (4b)フルラッチ爪 (5)ポール (6)(7)軸 (8)ベースプレート (8a)折曲片 (9)オープンレバー (9a)第1アーム (9b)第2アーム (10)アウトサイドレバー(ハンドル連係レバー) (11)軸 (12)施解錠レバー (12a)第1腕部 (12b)第2腕部 (12c)第3腕部 (13)軸 (14)係合孔 (15)軸 (16)ノブレバー (16a)突起 (17)クリックスプリング (18)キーレバー (18a)腕部 (18b)(18c)突片 (19)軸 (20)アクチュエータ (21)モータ (22)ウォーム (23)ウォームホイール (24)作動片 (25)軸 (26)連係アーム (27)スライド部材 (28)ばね (29)サブレバー (29a)突起 (30)連結杆 (31)(32)軸 (33)ガイド溝 (34)連係レバー (35)(36)軸 (37)ピン (38)長孔 (39)インサイドレバー (39a)第1腕部 (39b)第2腕部 (39c)第3腕部 (39d)軸 (40)軸 (41)第2サブレバー (41a)作動片 (42)ストッパ (43)連結レバー (50)ハンドル連係レバー (51)ピン (52)施解錠レバー (53)サブレバー (54)ガイド孔 (54a)底辺 (54b)傾斜縁 (55)オープンレバー (56)ピン (57)長孔 (58)ガイドピン (59)長孔 (60)ハンドル連係レバー (61)サブレバー (62)オープンレバー (63)作動部材 (64)施解錠手段 (65)モータ (65a)回転軸 (66)ねじ孔 (67)ねじ杆 (68)ガイドローラ (70)解錠手段 (71)ワイヤ (72)モータ (72a)回転軸 (73)ピニオン (74)ラック (75)ガイドローラ (76)アウターチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 HH02 JJ46 KK01 KK02 LL02 PP02 PP04 PP12 PP14 PP15 QQ04 QQ09 RR12 RR13 RR24 RR33 RR34 RR43 RR46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアに取り付けられるドアロック本体
    と、 ドアロック本体に装着され、停止位置から予め定めたオ
    ープン方向へ回動させられることにより、ドアロック本
    体内に設けられたラッチと車体に設けられたストライカ
    との噛合状態を解除して、ドアを開けることができるよ
    うにするオープンレバーと、 ドアロック本体に装着され、適所に設けたスイッチ等の
    操作により作動させられるアクチュエータの作動によ
    り、またはドアの外側面に設けたキーシリンダ装置、も
    しくはドアの内側面に設けた施解錠用ノブの操作によ
    り、施錠位置と解錠位置とに移動させられるようにした
    施解錠レバーと、 ドアロック本体に装着され、ドアの外側面または内側面
    に設けたハンドルと連係され、前記ハンドルの操作によ
    り、不作動位置から作動位置へ移動させられるようにし
    たハンドル連係レバーと、 前記施解錠レバーとハンドル連係レバーとに連係され、
    施解錠レバーが解錠位置に位置しているときには、ハン
    ドル連係レバーが不作動位置から作動位置へ移動させら
    れることにより、当接部が前記オープンレバーに当接し
    て、オープンレバーをオープン方向に回動させることが
    でき、前記施解錠レバーが施錠位置に位置しているとき
    には、ハンドル連係レバーが不作動位置から作動位置へ
    移動させられても、前記オープンレバーをオープン方向
    に回動させることができないようにしたサブレバーとを
    備える自動車用ドアロック装置において、 前記ハンドル連係レバーが作動位置に位置している場合
    に、施解錠レバーが施錠位置から解錠位置へ移動したと
    きのサブレバーの当接部の移動方向と移動量とを、施解
    錠レバーが解錠位置に位置しているときのハンドル連係
    レバーの不作動位置から作動位置への移動時の前記当接
    部の移動方向と移動量とにほぼ等しくしたことを特徴と
    する自動車用ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 サブレバーにおける当接部と反対側の端
    部とハンドル連係レバーとを連結レバーをもって連結
    し、施解錠レバーが解錠位置に位置しているときには、
    ハンドル連係レバーと連結レバーとの連結点と、連結レ
    バーとサブレバーとの連結点と、サブレバーの当接部と
    がほぼ一直線に揃い、施解錠レバーが施錠位置に位置し
    ているときには、ハンドル連係レバーと連結レバーとの
    連結点と、サブレバーの当接部とを結ぶ直線より、連結
    レバーとサブレバーとの連結点が側方に外れ、連結レバ
    ーとサブレバーとがく字状に屈曲するようにした請求項
    1記載の自動車用ドアロック装置。
  3. 【請求項3】 ハンドル連係レバーとサブレバーとのい
    ずれか一方にピンを突設し、かつ他方に、施解錠レバー
    が施錠位置に位置しているときは、ハンドル連係レバー
    の不作動位置から作動位置及びその逆方向の移動時に、
    前記ピンが遊動し、施解錠レバーが解錠位置に位置して
    いるときは、ハンドル連係レバーの不作動位置から作動
    位置への移動時に、前記ピンと係合して、サブレバーを
    連動させ、かつハンドル連係レバーが作動位置に位置し
    ているときに、施解錠レバーが施錠位置から解錠位置へ
    移動したときは、前記ピンが傾斜縁に沿って摺動して、
    サブレバーを、オープンレバーに向かって押動させるよ
    うにしたガイド孔を設けた請求項1記載の自動車用ドア
    ロック装置。
  4. 【請求項4】 ドアに取り付けられるドアロック本体
    と、 ドアロック本体に装着され、停止位置から予め定めたオ
    ープン方向へ回動させられることにより、ドアロック本
    体内に設けられたラッチと車体に設けられたストライカ
    との噛合状態を解除して、ドアを開けることができるよ
    うにするオープンレバーと、ドアロック本体に装着さ
    れ、ドアの外側面または内側面に設けたハンドルと連係
    され、前記ハンドルの操作により、不作動位置から作動
    位置へ移動させられるようにしたハンドル連係レバー
    と、 基端部が前記ハンドル連係レバーと連結され、ハンドル
    連係レバーが不作動位置から作動位置へ及びその逆方向
    へ移動させられることにより、先端部が前記オープンレ
    バーに向かって進退するようにして前記ドアロック本体
    に装着されたサブレバーと、 前記サブレバーの先端部に進退自在に設けられた作動部
    材と、 適所に設けられ、かつ前記作動部材を、ハンドル連係レ
    バーの不作動位置から作動位置への移動により、作動部
    材の先端部でオープンレバーをオープン方向へ移動しう
    る解錠位置と、オープンレバーをオープン方向へ移動し
    えない施錠位置とに移動させうるとともに、ハンドル連
    係レバーが作動位置に位置しているとき、前記作動部材
    を施錠位置から解錠位置へ移動させることにより、作動
    部材の先端部で、オープンレバーをオープン方向へ移動
    しうるようにした施解錠手段とを備えることを特徴とす
    る自動車用ドアロック装置。
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