JP2001246924A - モータユニット及びこれを用いたルーバー装置 - Google Patents

モータユニット及びこれを用いたルーバー装置

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JP2001246924A
JP2001246924A JP2000059487A JP2000059487A JP2001246924A JP 2001246924 A JP2001246924 A JP 2001246924A JP 2000059487 A JP2000059487 A JP 2000059487A JP 2000059487 A JP2000059487 A JP 2000059487A JP 2001246924 A JP2001246924 A JP 2001246924A
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JP
Japan
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louver
motor unit
motor
driving
output
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JP2000059487A
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English (en)
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Yoshikuni Izumisaka
佳邦 泉阪
Motohiro Higuchi
素弘 樋口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気口の風向き調節用のルーバーの駆動に好
適に用いることができるものとする。 【解決手段】 出力側従動体をその外力によって設定さ
れた位置から初期位置に戻す復帰駆動動作時の動作量を
記憶して、次回始動時に初期位置から上記設定位置まで
従動体を駆動する制御手段を備える。いったん初期位置
に戻しても、次回始動時には外力で前回設定された設定
位置まで自動で戻すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータユニット及び
これを用いたルーバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の換気口のルーバを所定角度内で
スイング駆動させる電動オートベンチレータでは、その
駆動用のモータユニットが、イグニッションキーのオン
で作動し、イグニッションキーのオフでその位置での停
止もしくはルーバーの全閉位置での停止を行うものとな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、カーエアコ
ンの駆動時にはすべてのルーバが常時スイング駆動して
いるために、風に当たりたくない人や風を当てたくない
場所まで風が当たってしまうという問題を有している。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは換気口の風向き調節
用のルーバーの駆動に好適に用いることができるモータ
ユニット及びこれを用いたルーバー装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係るモ
ータユニットは、出力側従動体をその外力によって設定
された位置から初期位置に戻す復帰駆動動作時の動作量
を記憶して、次回始動時に初期位置から上記設定位置ま
で従動体を駆動する制御手段を備えていることに特徴を
有している。
【0006】この場合、ステップモータが動力源であっ
て、制御手段は動作量をステップ数として記憶するもの
としておくのが好ましく、また、出力側従動体に至る動
力伝達経路中にタイミングベルトを用いていることが好
ましい。
【0007】また、本発明に係るルーバー装置は、モー
タユニットの出力側従動体であるルーバをその外力によ
って設定された位置から全閉位置に戻す復帰駆動動作時
の動作量を記憶して、次回始動時に全閉位置から上記設
定位置までルーバーを駆動する制御手段を備えているこ
とに特徴を有している。
【0008】上記制御手段は複数のモータユニットを個
別制御するものであることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図2及び図3は、自動車の換気口
に配したルーバーの開閉駆動用のモータユニット1を示
しており、上ケース11と下ケース12とからなるギア
ケースの下ケース12外面にステップモータ2を固定し
てあり、該ステップモータ2の出力は、ギアケース内の
減速機ブロックを介して上記上ケース11の外面に配し
た出力ギア4に送られる。
【0010】上記減速器ブロックは、ステップモータ2
の出力軸に固着したギア31、該ギア31にタイミング
ベルト32で連結されたギア33、ギア33と一体のピ
ニオン34と噛み合うギア35、ギア35と一体のピニ
オン36、そしてピニオン36と噛み合うとともに上記
出力ギア4が固定されたギア37で構成されたもので、
ここにおけるギア37はその片面にカム38を備えてい
る。このカム38は下ケース12に取り付けたマイクロ
スイッチ5をオンオフする。換気口に配されるルーバー
は、上記出力ギア4の回転出力によってスイング駆動さ
れる(図4参照)。
【0011】上記マイクロスイッチ5は、モータユニッ
トで駆動されるルーバーが全閉位置にある時にカム38
で駆動されてオンとなり、制御回路はイグニッションキ
ーがオフまたはエアコンがオフである時に該マイクロス
イッチ5のオン信号を受け取ると、ステップモータ2を
停止させる。また、ステップモータ2は自動車のエアコ
ンディショナーの作動によって始動して、ルーバーを所
定の角度まで駆動する。
【0012】すなわち、エアコンディショナーが作動し
ている状態で上記モータユニット1が動力源となってい
るルーバーの角度を手動で変更して換気口から吹き出す
風の向きを調整し、その後、図1(b)に示すように、自
動車のエアコンディショナー(A/C)をオフとした
り、イグニッションキーをオフ(IGN OFF)とす
れば、制御回路はルーバーを閉じる方向にステップモー
タ2を作動させるものであり、また、マイクロスイッチ
5がオンとなった時点でステップモータ2を停止させる
ことで、ルーバーを全閉位置に止めるのであるが、この
間のステップモータ2の駆動ステップ数をカウントし、
マイクロスイッチ5がオンとなった時点でステップモー
タ2を停止させるとともに、ステップカウント数をメモ
リーに記憶する。
【0013】そして次にエアコンディショナー(A/
C)がオンとなった時点でステップモータ2を始動させ
てルーバーを全閉位置から開いていくのであるが、この
時、制御回路は前回の終了時に記憶したステップカウン
ト数をメモリーから読み出して、このステップカウント
数だけ、ルーバーを開く方向にステップモータ2を駆動
する。
【0014】従って、ルーバーは前回の終了前に手動で
設定された角度のところまで駆動されて停止する。ユー
ザーが好みで設定していた角度に自動セットされるわけ
である。
【0015】図4に他例を示す。これは上記マイクロス
イッチ5をモータユニット1側にではなく、ルーバー側
に設けたものを示しており、ルーバー6が全閉となった
時にルーバー6で押されてオンとなる位置にマイクロス
イッチ5を配置してある。図中40,41は出力ギア4
の回転でルーバー6を開閉させるギア群である。
【0016】ところで、自動車のダッシュボードには、
通常4個の換気口が設けられるとともに、各換気口のル
ーバーの角度は個別にセットされることから、各換気口
のルーバーの駆動用のモータユニット(ギヤードモー
タ)1も、図5に示すように、個別に制御することがで
きるようにしておく。制御回路7は各モータユニット1
毎に前記ステップカウント数をメモリし、次回始動時に
各モータユニット1を各メモリ分だけ駆動して各ルーバ
ーを夫々の元の位置に戻す。
【0017】初期位置検出用として、マイクロスイッチ
5を用いたものを示したが、ルーバーの全閉を検知でき
るものであればどのようなものでもよく、磁気センサー
や光センサーなどを用いてもよいものであり、さらには
ステップモータ2の駆動電流から脱調の有無を検知して
脱調が生じればルーバーが全閉したと判断して初期位置
検出を行うものでもよい。
【0018】また、ここではモータユニットによって換
気口のルーバーを開閉駆動するものを示したが、該モー
タユニットはルーバー以外のものにも適用することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明に係るモータユニッ
トは、出力側従動体をその外力によって設定された位置
から初期位置に戻す復帰駆動動作時の動作量を記憶し
て、次回始動時に初期位置から上記設定位置まで従動体
を駆動する制御手段を備えていることから、いったん初
期位置に戻しても、次回始動時には外力で前回設定され
た設定位置まで自動で戻すことができる。
【0020】この場合、ステップモータが動力源であっ
て、制御手段は動作量をステップ数として記憶するもの
としておくのが制御手段の簡便化の点で好ましい。
【0021】また、出力側従動体に至る動力伝達経路中
にタイミングベルトを用いると、低騒音のものとするこ
とができる。
【0022】また、本発明に係るルーバー装置は、モー
タユニットの出力側従動体であるルーバをその外力によ
って設定された位置から全閉位置に戻す復帰駆動動作時
の動作量を記憶して、次回始動時に全閉位置から上記設
定位置までルーバーを駆動する制御手段を備えているこ
とから、ルーバーをいったん初期位置に戻しても、次回
始動時には外力で前回設定された位置まで自動で戻すこ
とができるものであり、ルーバーを電動で開閉するとは
いえ、風向きを手動でセットした好みの状態に戻すこと
ができる。
【0023】そして上記制御手段が複数のモータユニッ
トを個別制御するものであると、各ルーバーを夫々の手
動設定位置に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例における動作を示す
もので、(a)(b)はフローチャートである。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の水平断面図である。
【図4】他例の側面図である。
【図5】ブロック回路図である。
【符号の説明】
2 ステップモータ 4 出力ギア 5 マイクロスイッチ 6 ルーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 37/24 H02K 37/24 Q Fターム(参考) 2E036 JA01 KA03 LA06 LB02 LB05 MA01 NA04 QA02 3L060 AA05 3L081 AA02 AB01 FA04 HA01 HB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力側従動体をその外力によって設定さ
    れた位置から初期位置に戻す復帰駆動動作時の動作量を
    記憶して、次回始動時に初期位置から上記設定位置まで
    従動体を駆動する制御手段を備えていることを特徴とす
    るモータユニット。
  2. 【請求項2】 ステップモータが動力源であって、制御
    手段は動作量をステップ数として記憶するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のモータユニット。
  3. 【請求項3】 出力側従動体に至る動力伝達経路中にタ
    イミングベルトを用いていることを特徴とする請求項1
    または2記載のモータユニット。
  4. 【請求項4】 モータユニットの出力側従動体であるル
    ーバをその外力によって設定された位置から全閉位置に
    戻す復帰駆動動作時の動作量を記憶して、次回始動時に
    全閉位置から上記設定位置までルーバーを駆動する制御
    手段を備えいることを特徴とするルーバー装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は複数のモータユニットを個別
    制御するものであることを特徴とする請求項4記載のル
    ーバー装置。
JP2000059487A 2000-03-03 2000-03-03 モータユニット及びこれを用いたルーバー装置 Withdrawn JP2001246924A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114941889A (zh) * 2022-06-27 2022-08-26 珠海格力电器股份有限公司 一种扫风角度控制方法、装置、空调及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114941889A (zh) * 2022-06-27 2022-08-26 珠海格力电器股份有限公司 一种扫风角度控制方法、装置、空调及存储介质

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Effective date: 20070605