JP2001244109A - 高温超電導コイル装置 - Google Patents

高温超電導コイル装置

Info

Publication number
JP2001244109A
JP2001244109A JP2000051951A JP2000051951A JP2001244109A JP 2001244109 A JP2001244109 A JP 2001244109A JP 2000051951 A JP2000051951 A JP 2000051951A JP 2000051951 A JP2000051951 A JP 2000051951A JP 2001244109 A JP2001244109 A JP 2001244109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting coil
heat transfer
transfer plate
heat
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000051951A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yazawa
孝 矢澤
Masahiko Takahashi
政彦 高橋
Yasumi Otani
安見 大谷
Toru Kuriyama
透 栗山
Michitaka Ono
通隆 小野
Kenji Tazaki
賢司 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000051951A priority Critical patent/JP2001244109A/ja
Publication of JP2001244109A publication Critical patent/JP2001244109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル導体等から発生する熱を低く抑える高温
超電導コイル装置を提供する。 【解決手段】本発明に係る高温超電導コイル装置は、積
層状に形成した超電導コイル2,2の中間部に伝熱板6
を挿着し、超電導コイル2,2の表層面に熱吸収体3を
装着し、伝熱板6および熱吸収体3を熱輸送体5a,5
bを介して冷凍機4に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル導体から発
生する熱を低く抑える高温超電導コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超電導線材を用いた最近の超電導磁石
は、高磁場のものを、比較的コンパクトな装置で容易に
製作できるので、超電導トランス、限流器、MRI(核
磁気共鳴装置)、単結晶引き上げ装置等幅広い産業分野
に応用されており、さらに、磁気浮上列車などにも実用
化が進められている。
【0003】また、最近になって従来よりも超電導転移
温度の高い酸化物超電導線材が発見されている。この高
温超電導線材を用いた超電導磁石は、従来よりも冷却能
力の低い冷凍装置を組み込むことができるので、より幅
広い産業分野への適用が注目されている。もっとも、高
温超電導材を用いた超電導磁石は実用機として製作さ
れ、既に運転を開始した例も報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】超電導磁石に適用する
超電導コイルは、超電導線材をテープ状に形成してコイ
ル導体にし、このコイル導体を積層状に積み重ねて製作
することが多い。
【0005】このように構成された超電導コイルは、励
磁するとコイル導体内部で発熱するため、その表層面に
伝熱板を貼り付け、コイル導体内部から発生した熱を伝
熱板を介して冷凍装置に案内し、コイル導体内部に発生
する熱による温度上昇を低く抑えていた。
【0006】しかしながら、発生熱はコイル導体内部だ
けに止まらず、コイルを収容するコイルケースや伝熱回
路からも発生しており、さらに励磁・消磁の際のヒステ
リシスや変動磁場の際の渦電流に基づくものもある。
【0007】このため、超電導コイルは、コイル導体内
部から発生する熱に、上述のコイルケースや伝熱回路等
から発生する熱が加わり、予め定められた温度に維持さ
せる運転を行う冷凍装置の能力を超えることがあり、超
電導状態を維持できない問題点があった。
【0008】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、コイル導体等から発生する熱を低く抑えて
超電導状態を維持させる高温超電導コイル装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高温超電導
コイル装置は、上述の目的を達成するために、請求項1
に記載したように、軸方向に沿って積み重ねて層状に形
成した超電導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、上記
超電導コイルの表層面に装着した熱吸収体と、この熱吸
収体および上記伝熱板に熱輸送体を介して接続する冷凍
機とを備えたものである。
【0010】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載した
ように、超電導コイルは、超電導コイルケースに収容さ
せたものである。
【0011】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項3に記載した
ように、熱吸収体は、銅、ステンレス、鉛、アルミ、希
土類元素のうち、1種を選択し、塊状に形成したもので
ある。
【0012】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載した
ように、軸方向に沿って積み重ねて層状に形成した超電
導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、この伝熱板に熱
輸送体を介して接続する冷凍機とを備えるとともに、上
記熱輸送体を超電導コイル側熱輸送体と冷凍機側熱輸送
体とに区分けし、超電導コイル側熱輸送体を、超電導コ
イルが作る磁場の主成分の絶対値がゼロになる位置に設
置したものである。
【0013】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載した
ように、超電導コイル側熱輸送体を設置する磁場の主成
分の絶対値がゼロになる位置は、磁力線の中心軸から超
電導コイルの内径までの距離をRi、超電導コイルの幅
方向のコイル中心径までの距離をRm、超電導コイルの
外径までの距離をR0、超電導コイルの磁場の主成分の
絶対値がゼロになる位置を磁力線の中心軸からRとする
とき、
【数2】 の範囲内に設定したものである。
【0014】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載した
ように、軸方向に沿って積み重ねて層状に形成した超電
導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、この伝熱板に熱
輸送体を介して接続する冷凍機とを備えるとともに、上
記熱輸送体を超電導コイル側熱輸送体と冷凍機側熱輸送
体とに区分けし、超電導コイル側熱輸送体にテープ体を
巻回し、巻回したテープ体の幅広面を超電導コイルの作
る磁場の主成分に向う方向に平行配置したものである。
【0015】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載した
ように、超電導コイル側熱輸送体は、巻回したテープ体
間に樹脂を含浸させたものである。
【0016】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載した
ように、冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、その少な
くとも一端部を一つの束にまとめる固定部を形成したも
のである。
【0017】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載した
ように、冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、少なくと
も一端部を薄板間に電気絶縁部材を介装させて一つの束
にまとめる固定部を形成したものである。
【0018】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項10に記載し
たように、冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、薄板の
幅広面を磁場の主成分に対して向う方向に配置したもの
である。
【0019】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項11に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルを囲う伝熱
板と、超電導コイルの外側表層面に装着され、上記超電
導コイルおよび伝熱板を包囲する電磁遮蔽板とを備えた
ものである。
【0020】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項12に記載し
たように、電磁遮蔽体は、超電導テープ導体を巻回して
形成したものである。
【0021】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項13に記載し
たように、超電導テープ導体は、中間部分に常電導状態
にする接続部を形成したものである。
【0022】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項14に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中間部に
挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装着した
伝熱板と、上記各伝熱板を冷凍機に接続する熱輸送体と
を備えたものである。
【0023】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項15に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中間部に
挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装着した
伝熱板と、上記各伝熱板を互いに接続させて一つにまと
めた別の伝熱板と、この別の伝熱板を冷凍機に接続する
熱輸送体とを備えたものである。
【0024】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項16に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中間部に
挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装着した
伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分けし、
ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着した伝
熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板および第
2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイルケース
の外側に延長させるとともに、超電導コイルケースの外
側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケースに
装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介して一
つの冷凍機に接続させたものである。
【0025】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項17に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中間部に
挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装着した
伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分けし、
ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着した伝
熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板および第
2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイルケース
の外側に延長させるとともに、超電導コイルケースの外
側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケースに
装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介して別
々の冷凍機に接続させたものである。
【0026】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項18に記載し
たように、超電導コイルケースに収容され、軸方向に沿
って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中間部に
挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装着した
伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分けし、
ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着した伝
熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板および第
2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイルケース
の外側に延長させるとともに、超電導コイルケースの外
側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケースに
装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介して一
方を冷凍機に、他方を冷媒供給部にそれぞれ接続させた
ものである。
【0027】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項19に記載し
たように、冷媒供給部は、液体窒素、液体ネオン、液体
水素、液体ヘリウムのうち、1種の冷媒を選択して第2
伝熱板に供給するものである。
【0028】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項20に記載し
たように、熱輸送体は、超電導コイル側熱輸送体と冷凍
機側熱輸送体とに区分けするとともに、冷凍機側熱輸送
体をテープ体で巻回し、テープ体間に高熱容量材を含ま
せた樹脂で含浸させて形成したものである。
【0029】また、本発明に係る高温超電導コイル装置
は、上述の目的を達成するために、請求項21に記載し
たように、高熱容量材は、銅、ステンレス、鉛、希土類
元素を含む磁性体のうち、1種を選択したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る高温超電導コ
イル装置の実施形態を図面および図面に付した符号を引
用して説明する。
【0031】図1は、本発明に係る高温超電導コイル装
置の第1実施形態を示す概念図である。
【0032】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、超電導コイルケース1に収容する超電導コイル2の
頂部側に装着した熱吸収体3と、この熱吸収体3で吸収
した熱を冷凍機4に供給する熱輸送体5a,5bとを備
えた構成になっている。
【0033】超電導コイルケース1は、ステンレス(S
US)で作製したもので、その内部に超電導コイル2,
2が収容されている。この超電導コイル2,2は、テー
プ状のコイル導体をパンケーキ状に巻回し、パンケーキ
状に巻回したコイル導体を軸方向に沿って積み重ねて層
状に形成するとともに、その層状の中間部分に、例えば
純アルミ製の伝熱板6(6a,6b,6c)を挿着する
構成になっている。なお、超電導コイルケース1は、必
要に応じて設けられる。
【0034】また、熱吸収体3は、銅、ステンレス、
鉛、アルミ、例えばエルミニウム化合物等の希土類元素
で作製し、高い比熱を巧みに利用して塊状にした成形品
であり、交流損失、フラックスフロー損失等超電導コイ
ル2,2自身から発生する熱や、金属製で板状の熱輸送
体5a,5b(具体的には熱吸収体3や伝熱板6を冷凍
機4に接続する接続体で、5aが超電導コイル2側の接
続体、5bは冷凍機4側の接続体)や超電導コイルケー
ス1に生ずる渦電流から発生する熱を一時的に吸収して
貯えている。
【0035】また、冷凍機4は、熱吸収体3で吸収した
熱を熱輸送体5a,5bを介して取り除くとともに、超
電導コイル2,2から伝熱板6で吸収させた熱を熱輸送
体5a,5bを介して取り除いている。
【0036】このように、本実施形態は、パンケーキ状
に巻回したコイル導体を軸方向に沿って積み重ねて層状
に成形した超電導コイル2,2の表層面に熱吸収体3を
装着し、超電導コイル2,2等から発生する熱を熱輸送
体5a,5bを介して冷凍機4で取り除くほかに熱吸収
体3でも取り除く2重の熱吸収構造にしたので、超電導
コイル2,2の温度上昇を抑えて常に超電導状態に維持
させることができる。
【0037】図2は、本発明に係る高温超電導コイル装
置の第2実施形態を示す概念図である。なお、第1実施
形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符号
を付している。
【0038】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、超電導コイル2の作る磁場の主成分の絶対値がゼロ
になる位置に熱輸送体5aを設置したものである。
【0039】今、超電導コイル2が作る磁力線の中心軸
をBzとし、この中心軸Bzから超電導コイル2の内径
までの距離をRiとし、超電導コイル2の幅方向のコイ
ル中心径までの距離をRmとし、超電導コイル2の外径
までの距離をR0とするとき、超電導コイル2の作る磁
場の主成分の絶対値がゼロになる位置は、中心軸Bzか
らの距離をRとするとき、
【数3】 の範囲に設定される。
【0040】この磁場の主成分の絶対値がゼロになる位
置、Rm<R<R0は、磁場が互いに打ち消し合う位置
であり、実験により確認した好ましい適用範囲である。
【0041】このように、本実施形態は、超電導コイル
2の作る磁場の主成分の絶対値がゼロになる位置に熱輸
送体5aを設置し、渦電流の発生を防止したので、超電
導コイル2の温度上昇を抑えて常に超電導状態に維持さ
せることができる。
【0042】図3は、本発明に係る高温超電導コイル装
置の第3実施形態を示す概念図である。なお、第1実施
形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符号
を付している。
【0043】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、熱輸送体5aに、例えば銅またはアルミ等の良熱伝
導材からなるテープ体7を巻回するとともに、巻回した
テープ体7の幅広面を超電導コイル2の作る磁場の主成
分に向う方向に平行配置したものである。
【0044】このように、本実施形態は、熱輸送体5a
にテープ体7を巻回するとともに、巻回したテープ体7
の幅広面を超電導コイル2の作る磁場の主成分に向う方
向に平行配置し、熱輸送体5aからの渦電流の発生を抑
制したので、超電導コイル2の温度上昇を抑えて常に超
電導状態に維持させることができる。
【0045】なお、本実施形態は、熱輸送体5aに対
し、テープ体7の幅広面を平行配置して巻回したが、そ
の際、例えば図4に示すように、一方のテープ体7と隣
のテープ体7との間に樹脂8を含浸させてもよい。
【0046】図5は、本発明に係る高温超電導コイル装
置の第4実施形態を示す概念図である。なお、第1実施
形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符号
を付している。
【0047】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、冷凍機(図示せず)に接続する熱輸送体5b、具体
的には接続体を良熱伝導材からなる薄板9,9で作製す
るとともに、熱輸送体5bの両端または一端を溶接また
はかしめ作業で一つの束にまとめた固定部10を形成
し、各薄板9,9の幅広面を超電導コイル(図示せず)
の作る磁場の主成分に対して向う方向に配置したもので
ある。
【0048】このように、本実施形態は、熱輸送体5b
を、例えば銅またはアルミの良熱伝導材からなる薄板
9,9で作製し、薄板9,9の両端または一端を一つの
束にまとめた固定部10を形成し、薄板9,9の幅広面
を磁場の主成分に対して向う方向に配置し、熱輸送体5
bからの渦電流の発生を抑制したので、超電導コイルの
温度上昇を抑えて常に超電導状態に維持させることがで
きる。
【0049】なお、本実施形態は、薄板9,9で作製し
た熱輸送体5bの一端部を一つの束にまとめた固定部1
0に形成したが、この例に限らず、例えば図6に示すよ
うに、一方の薄板9と隣の薄板9との間に、窒化アルミ
ニウム、サファイア、ルビーなどの酸化系セラミック
ス、ダイヤモンドのうち、いずれかを選択した電気絶縁
部材11を介装させて固定部10を形成してもよい。
【0050】図7は、本発明に係る高温超電導コイル装
置の第5実施形態を示す概念図である。なお、第1実施
形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符号
を付している。
【0051】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、超電導コイルケース1に収容し、軸方向に沿って積
み重ねた層状の超電導コイル2と、層状に形成した超電
導コイル2,2の中間部に挿着または囲う伝熱板6と
を、伝熱機能を兼ねたドーナツ形状の電磁遮蔽板12で
包囲したものである。電磁遮蔽体12は、銅、アルミな
どの良導電材で作製される。
【0052】このように、本実施形態は、超電導コイル
ケース1に収容する層状の超電導コイル2,2および伝
熱板6を電磁遮蔽板12で包囲し、この電磁遮蔽体12
に熱輸送体の役割を持たせて冷凍機(図示せず)に接続
させ、超電導コイルケース1からの渦電流の発生を抑制
したので、超電導コイル2,2の温度上昇を抑えて常に
超電導状態に維持させることができる。
【0053】なお、ドーナツ状の電磁遮蔽体12は、図
8に示すように、超電導テープ導体13を巻回して形成
してもよい。電磁遮蔽体12は、超電導テープ導体13
を巻回して形成したのは電気抵抗をゼロにして熱の発生
を抑制するためである。
【0054】その際、超電導テープ導体13は、図9お
よび図10に示すように、運転中、発生する磁場を外部
に逃すため、その中間部分に常電導状態にする接続部1
4が形成される。
【0055】図11は、本発明に係る高温超電導コイル
装置の第6実施形態を示す概念図である。なお、第1実
施形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符
号を付している。
【0056】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、ステンレスで作製した超電導コイルケース1内に収
容され、軸方向に沿って積み重ねて層状に形成したパン
ケーキ状の超電導コイル2,2の中間部分に、例えば純
アルミ製の伝熱板6(6a,6b,6c)を挿着すると
ともに、超電導コイルケース1の表面にも伝熱板15を
貼り付け、各伝熱板6(6a,6b,6c),15を一
つにまとめて熱輸送体5a,5bを介して冷凍機4に接
続させ、超電導コイルケース1や超電導コイル2,2か
ら渦電流に基づいて発生する熱を、それぞれの伝熱板1
5,6(6a,6b,6c)で吸収させる、いわば熱吸
収体としての機能を持たせたものである。このように、
本実施形態は、超電導コイルケース1内に収容され、軸
方向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイル
2,2の中間部に伝熱板6(6a,6b,6c)を挿着
するとともに、超電導コイルケース1の表面にも伝熱板
15を貼り付け、超電導コイルケース1や超電導コイル
2,2から発生する熱を各伝熱板15,6(6a,6
b,6c)で吸収させる構造にしたので、超電導コイル
2,2の温度上昇を抑えて常に超電導状態に維持させる
ことができる。
【0057】図12は、本発明に係る高温超電導コイル
装置の第7実施形態を示す概念図である。なお、第1実
施形態の構成と同一部分または対応する部分には同一符
号を付している。
【0058】本実施形態に係る高温超電導コイル装置
は、ステンレスで作製した超電導コイルケース1内に収
容され、軸方向に沿って積み重ねて層状に形成したパン
ケーキ状の超電導コイル2,2の中間部分に、例えば純
アルミ製の伝熱板6(6a,6b,6c)を挿着すると
ともに、超電導コイルケース1の表面にも伝熱板15を
貼り付け、さらに各伝熱板6(6a,6b,6c),1
5の端部を一つにまとめた別の伝熱板16に接続させ、
各伝熱板6(6a,6b,6c),15,16を一つに
まとめて熱輸送体5a,5bを介して冷凍機4に接続さ
せたものである。
【0059】なお、各伝熱板6(6a,6b,6c),
15を一つにまとめるにあたっては、例えば図13に示
すように、超電導コイル2,2を各ブロック毎に区分け
し、各ブロック毎の超電導コイル2,2を第1伝熱板1
7と、第2伝熱板18とに分けしてまとめてもよい。そ
の際、第2伝熱板18は超電導コイルケース1の外側に
突き出させ、突き出させた部分に熱輸送体5a,5bを
介して冷凍機4に接続させてもよい。
【0060】本実施形態は、パンケーキ状の超電導コイ
ル2,2を積み重ねて層状に形成した場合、両外側端面
部分が磁場分布の影響を受けて発熱が大きいことに着目
したもので、図12に示すように各超電導コイル2,2
間に挿着した伝熱板6(6a,6b,6c)や超電導コ
イルケース1に貼り付けた伝熱板15で熱の吸収を均等
に負担させるか、あるいは、図13に示すように、超電
導コイル2,2をブロックに区分けし、各ブロック毎の
超電導コイル2,2から発生する熱を吸収させたもので
ある。
【0061】このように、本実施形態は、超電導コイル
ケース1や各超電導コイル2,2から発生する熱を各伝
熱板6(6a,6b,6c),15,16で均等に吸収
負担させか、あるいはブロック毎に区分けした超電導コ
イル2,2等から発生した熱をブロック毎に区分けした
第1伝熱板17、第2伝熱板18で吸収させたので、超
電導コイル2,2の温度上昇を抑えて常に超電導状態に
維持させることができる。
【0062】なお、超電導コイル2,2をブロックに区
分けし、各ブロツク毎に発生する熱を吸収させた場合、
例えば、図14に示すように、ブロック毎に超電導コイ
ル2,2側および冷凍機4側のそれぞれの熱輸送体5
a,5bと、各熱輸送体5a,5bに接続する冷凍機
4,4とを設けてもよく、また、例えば図15に示すよ
うに、一つを冷凍機4に、他を、例えば液体窒素、液体
ネオン、液体水素、液体ヘリウムのうち、1種の冷媒を
選択した冷媒供給部19でもよい。
【0063】また、その際、冷凍機4側の熱輸送体5b
は、図16に示すように、例えば銅またはアルミ等の良
熱電導材からなる一方のテープ体7と隣のテープ体7と
の間に例えば銅、鉛、ステンレス、あるいは希土類元素
を含む磁性体等の1種を選択した高熱容量材20を樹脂
8に含ませて含浸してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る高温
超電導コイル装置は、超電導コイルや超電導コイルケー
ス等の磁場に基づく渦電流やヒステリシス等から発生す
る熱を、比熱の大きな熱吸収体で吸収するか、あるいは
発生する熱磁心そのものを少なくさせるかのいずれか一
方を選択する手段を設けたので、超電導コイルの温度上
昇を抑えて常に超電導状態に維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高温超電導コイル装置の第1実施
形態を示す概念図。
【図2】本発明に係る高温超電導コイル装置の第2実施
形態を示す概念図。
【図3】本発明に係る高温超電導コイル装置の第3実施
形態を示す概念図。
【図4】本発明に係る高温超電導コイル装置の第3実施
形態における変形例を示す概念図。
【図5】本発明に係る高温超電導コイル装置の第4実施
形態を示す概念図。
【図6】本発明に係る高温超電導コイル装置の第4実施
形態における変形例を示す概念図。
【図7】本発明に係る高温超電導コイル装置の第5実施
形態を示す概念図。
【図8】本発明に係る高温超電導コイル装置の第5実施
形態における第1変形例を示す概念図。
【図9】本発明に係る高温超電導コイル装置の第5実施
形態における第2変形例を示す概念図。
【図10】図9のB−B矢視方向から見た高温超電導コ
イル装置の平面図。
【図11】本発明に係る高温超電導コイル装置の第6実
施形態を示す概念図。
【図12】本発明に係る高温超電導コイル装置の第7実
施形態を示す概念図。
【図13】本発明に係る高温超電導コイル装置の第7実
施形態における第1変形例を示す概念図。
【図14】本発明に係る高温超電導コイル装置の第7実
施形態における第2変形例を示す概念図。
【図15】本発明に係る高温超電導コイル装置の第7実
施形態における第3変形例を示す概念図。
【図16】本発明に係る高温超電導コイル装置の第7実
施形態における第4変形例を示す概念図。
【符号の説明】
1 超電導コイルケース 2 超電導コイル 3 熱吸収体 4 冷凍機 5a,5b 熱輸送体 6,6a,6b,6c 伝熱板 7 テープ体 8 樹脂 9 薄板 10 固定部 11 電気絶縁部材 12 電磁遮蔽体 13 超電導テープ導体 14 接続部 15,16 伝熱板 17 第1伝熱板 18 第2伝熱板 19 冷媒供給部 20 高熱容量材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 安見 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 栗山 透 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 小野 通隆 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 田崎 賢司 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に沿って積み重ねて層状に形成し
    た超電導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、上記超電
    導コイルの表層面に装着した熱吸収体と、この熱吸収体
    および上記伝熱板に熱輸送体を介して接続する冷凍機と
    を備えたことを特徴とする高温超電導コイル装置。
  2. 【請求項2】 超電導コイルは、超電導コイルケースに
    収容させたことを特徴とする請求項1記載の高温超電導
    コイル装置。
  3. 【請求項3】 熱吸収体は、銅、ステンレス、鉛、アル
    ミ、希土類元素のうち、1種を選択し、塊状に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の高温超電導コイル装
    置。
  4. 【請求項4】 軸方向に沿って積み重ねて層状に形成し
    た超電導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、この伝熱
    板に熱輸送体を介して接続する冷凍機とを備えるととも
    に、上記熱輸送体を超電導コイル側熱輸送体と冷凍機側
    熱輸送体とに区分けし、超電導コイル側熱輸送体を、超
    電導コイルが作る磁場の主成分の絶対値がゼロになる位
    置に設置したことを特徴とする高温超電導コイル装置。
  5. 【請求項5】 超電導コイル側熱輸送体を設置する磁場
    の主成分の絶対値がゼロになる位置は、磁力線の中心軸
    から超電導コルの内径までの距離をRi、超電導コイル
    の幅方向のコイル中心径までの距離をRm、超電導コイ
    ルの外径までの距離をR0、超電導コイルの磁場の主成
    分の絶対値がゼロになる位置を磁力線の中心軸からRと
    するとき、 【数1】 の範囲内に設定したことを特徴とする請求項4記載の高
    温超電導コイル装置。
  6. 【請求項6】 軸方向に沿って積み重ねて層状に形成し
    た超電導コイルの中間部に挿着した伝熱板と、この伝熱
    板に熱輸送体を介して接続する冷凍機とを備えるととも
    に、上記熱輸送体を超電導コイル側熱輸送体と冷凍機側
    熱輸送体とに区分けし、超電導コイル側熱輸送体にテー
    プ体を巻回し、巻回したテープ体の幅広面を超電導コイ
    ルの作る磁場の主成分に向う方向に平行配置したことを
    特徴とする高温超電導コイル装置。
  7. 【請求項7】 超電導コイル側熱輸送体は、巻回したテ
    ープ体間に樹脂を含浸させたことを特徴とする請求項6
    記載の高温超電導コイル装置。
  8. 【請求項8】 冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、そ
    の少なくとも一端部を一つの束にまとめる固定部を形成
    したことを特徴とする請求項6記載の高温超電導コイル
    装置。
  9. 【請求項9】 冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、少
    なくとも一端部を薄板間に電機絶縁部材を介装させて一
    つの束にまとめる固定部を形成したことを特徴とする請
    求項6記載の高温超電導コイル装置。
  10. 【請求項10】 冷凍機側熱輸送体は、薄板で作製し、
    薄板の幅広面を磁場の主成分に対して向う方向に配置し
    たことを特徴とする請求項6記載の高温超電導コイル装
    置。
  11. 【請求項11】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルを囲
    う伝熱板と、超電導コイルの外側表層面に装着され、上
    記超電導コイルおよび伝熱板を包囲する電磁遮蔽板とを
    備えたことを特徴とする高温超電導コイル装置。
  12. 【請求項12】 電磁遮蔽体は、超電導テープ導体を巻
    回して形成したことを特徴とする請求項11記載の高温
    超電導コイル装置。
  13. 【請求項13】 超電導テープ導体は、中間部分に常電
    導状態にする接続部を形成したことを特徴とする請求項
    11記載の高温超電導コイル装置。
  14. 【請求項14】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中
    間部に挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装
    着した伝熱板と、上記各伝熱板を冷凍機に接続する熱輸
    送体とを備えたことを特徴とする高温超電導コイル装
    置。
  15. 【請求項15】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中
    間部に挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装
    着した伝熱板と、上記各伝熱板を互いに接続させて一つ
    にまとめた別の伝熱板と、この別の伝熱板を冷凍機に接
    続する熱輸送体とを備えたことを特徴とする高温超電導
    コイル装置。
  16. 【請求項16】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中
    間部に挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装
    着した伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分
    けし、ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着
    した伝熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板お
    よび第2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイル
    ケースの外側に延長させるとともに、超電導コイルケー
    スの外側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケ
    ースに装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介
    して一つの冷凍機に接続させたことを特徴とする高温超
    電導コイル装置。
  17. 【請求項17】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中
    間部に挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装
    着した伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分
    けし、ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着
    した伝熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板お
    よび第2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイル
    ケースの外側に延長させるとともに、超電導コイルケー
    スの外側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケ
    ースに装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介
    して別々の冷凍機に接続させたことを特徴とする高温超
    電導コイル装置。
  18. 【請求項18】 超電導コイルケースに収容され、軸方
    向に沿って積み重ねて層状に形成した超電導コイルの中
    間部に挿着した伝熱板と、上記超電導コイルケースに装
    着した伝熱板と、上記超電導コイルをブロック毎に区分
    けし、ブロック毎に区分けした上記超電導コイルに挿着
    した伝熱板をブロック毎に一つにまとめる第1伝熱板お
    よび第2伝熱板と、この第2伝熱板を上記超電導コイル
    ケースの外側に延長させるとともに、超電導コイルケー
    スの外側に延長させた第2伝熱板と上記超電導コイルケ
    ースに装着した伝熱板とをそれぞれ別々の熱輸送体を介
    して一方を冷凍機に、他方を冷媒供給部にそれぞれ接続
    させたことを特徴とする高温超電導コイル装置。
  19. 【請求項19】 冷媒供給部は、液体窒素、液体ネオ
    ン、液体水素、液体ヘリウムのうち、1種の冷媒を選択
    して第2伝熱板に供給することを特徴とする請求項18
    記載の高温超電導コイル装置。
  20. 【請求項20】 熱輸送体は、超電導コイル側熱輸送体
    と冷凍機側熱輸送体とに区分けするとともに、冷凍機側
    熱輸送体をテープ体で巻回し、テープ体間に高熱容量材
    を含ませた樹脂で含浸させて形成したことを特徴とする
    請求項17または18記載の高温超電導コイル装置。
  21. 【請求項21】 高熱容量材は、銅、ステンレス、鉛、
    希土類元素を含む磁性体のうち、1種を選択したことを
    特徴とする請求項20記載の高温超電導コイル装置。
JP2000051951A 2000-02-28 2000-02-28 高温超電導コイル装置 Pending JP2001244109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051951A JP2001244109A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 高温超電導コイル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051951A JP2001244109A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 高温超電導コイル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001244109A true JP2001244109A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18573538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000051951A Pending JP2001244109A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 高温超電導コイル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001244109A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004283580A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴超伝導マグネット向けのパルス管クライオクーラ・システム
JP2005116956A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Hitachi Ltd Mri用超電導磁石
JP2006165098A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toshiba Corp 熱伝導体およびその製造方法
JP2009026804A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Railway Technical Res Inst 超電導機器の金属製熱交換器の発熱防止装置
JP2009170619A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Toshiba Corp 超電導コイル装置
JP2009188065A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導装置
JP2010098267A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイル装置
JP2011035216A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Railway Technical Res Inst Re系超電導コイル伝導冷却方法及びその装置
JP2012248731A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2012248726A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2012248730A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2013207088A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Toshiba Corp 超電導コイル
JP2014212297A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 株式会社神戸製鋼所 超電導マグネット装置
JP2015169426A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 アイシン精機株式会社 蓄冷型冷凍機
JP2015179791A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 株式会社東芝 超電導磁石装置
JP2015179764A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 高温超電導磁石装置および高温超電導磁石消磁方法
WO2021014959A1 (ja) * 2019-07-22 2021-01-28 株式会社日立製作所 伝導冷却型超伝導磁石
WO2024084908A1 (ja) * 2022-10-19 2024-04-25 テラル株式会社 冷却システム、磁場発生装置、及び、運転方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192314A (ja) * 1990-11-26 1992-07-10 Toshiba Corp 超電導マグネット
JPH0955313A (ja) * 1995-08-10 1997-02-25 Tokin Corp 超電導コイルの製造方法
JPH10116725A (ja) * 1996-08-22 1998-05-06 Fuji Electric Co Ltd 超電導磁石装置
JPH11233335A (ja) * 1997-12-08 1999-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超伝導コイル装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04192314A (ja) * 1990-11-26 1992-07-10 Toshiba Corp 超電導マグネット
JPH0955313A (ja) * 1995-08-10 1997-02-25 Tokin Corp 超電導コイルの製造方法
JPH10116725A (ja) * 1996-08-22 1998-05-06 Fuji Electric Co Ltd 超電導磁石装置
JPH11233335A (ja) * 1997-12-08 1999-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超伝導コイル装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004283580A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴超伝導マグネット向けのパルス管クライオクーラ・システム
JP4613025B2 (ja) * 2003-03-19 2011-01-12 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 磁気共鳴超伝導マグネット向けのパルス管クライオクーラ・システム
JP2005116956A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Hitachi Ltd Mri用超電導磁石
US6967480B2 (en) 2003-10-10 2005-11-22 Hitachi, Ltd. Superconducting magnet for MRI
JP2006165098A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toshiba Corp 熱伝導体およびその製造方法
JP4559834B2 (ja) * 2004-12-03 2010-10-13 株式会社東芝 熱伝導体の製造方法
JP2009026804A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Railway Technical Res Inst 超電導機器の金属製熱交換器の発熱防止装置
JP2009170619A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Toshiba Corp 超電導コイル装置
JP2009188065A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導装置
JP2010098267A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイル装置
JP2011035216A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Railway Technical Res Inst Re系超電導コイル伝導冷却方法及びその装置
JP2012248731A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2012248726A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2012248730A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導コイルおよび超電導マグネット
JP2013207088A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Toshiba Corp 超電導コイル
JP2014212297A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 株式会社神戸製鋼所 超電導マグネット装置
JP2015169426A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 アイシン精機株式会社 蓄冷型冷凍機
JP2015179764A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 高温超電導磁石装置および高温超電導磁石消磁方法
JP2015179791A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 株式会社東芝 超電導磁石装置
WO2021014959A1 (ja) * 2019-07-22 2021-01-28 株式会社日立製作所 伝導冷却型超伝導磁石
WO2024084908A1 (ja) * 2022-10-19 2024-04-25 テラル株式会社 冷却システム、磁場発生装置、及び、運転方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001244109A (ja) 高温超電導コイル装置
EP0877395B1 (en) Superconducting coil
Mizuno et al. Experimental production of a real-scale REBCO magnet aimed at its application to maglev
EP0470762B1 (en) Superconductive switch
US20120010079A1 (en) Method and system for long range wireless power transfer
JP2000277322A (ja) 高温超電導コイル、これを用いた高温超電導マグネットおよび高温超電導マグネットシステム
GB2211671A (en) Electromagnetic devices with superconducting windings
US6163241A (en) Coil and method for magnetizing an article
JP2001093721A (ja) 高温超電導マグネット
JP4409856B2 (ja) 超電導コイル
JP4559176B2 (ja) 永久磁石を磁化するための方法及び装置
US4623862A (en) Thermally stabilized superconductors
JP2861692B2 (ja) 超電導マグネット装置
MXPA02009646A (es) Devanador superconductor de armadura para una maquina electrica.
CN116711037A (zh) 超导电磁铁装置和超导电磁铁装置的冷却方法
JP2011124252A (ja) ギャップ付き鉄心形超電導リアクトル
JPH10116725A (ja) 超電導磁石装置
JP3150507B2 (ja) 超伝導マグネット装置
JP4723936B2 (ja) 永久電流超電導コイルおよびマグネット
JPH06260335A (ja) 高温超電導マグネット
JP2004259737A (ja) 超電導変圧器
JP3274241B2 (ja) 静止誘導機器巻線の冷却構造
JP4562947B2 (ja) 超電導磁石
JPH09326513A (ja) 磁気シールド体および超電導マグネット装置
JPH08130134A (ja) 超伝導無鉄心トランス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825