JP2001243692A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JP2001243692A
JP2001243692A JP2000050082A JP2000050082A JP2001243692A JP 2001243692 A JP2001243692 A JP 2001243692A JP 2000050082 A JP2000050082 A JP 2000050082A JP 2000050082 A JP2000050082 A JP 2000050082A JP 2001243692 A JP2001243692 A JP 2001243692A
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英男 井上
Tadashi Tsuchiya
宰司 土屋
Yasunobu Shimizu
泰伸 清水
Kenji Oniki
健児 鬼木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、記録媒体から再生する異なる曲の
ビート数及びビートタイミングを合わせ連続演奏させる
ことができる記録媒体再生装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 第1,第2の記録媒体再生部を有する記
録媒体再生装置であって、第1の記録媒体再生部で第1
の記録媒体から再生される曲の単位時間当たりのビート
数と、第2の記録媒体再生部で第2の記録媒体から再生
される曲の単位時間当たりのビート数との比に比較し
て、第2の記録媒体再生部でのビート数が第1の記録媒
体再生部でのビート数となるよう、第2の記録媒体再生
部の再生速度を可変制御する制御手段12を有する。こ
のため、記録媒体から再生する異なる曲のビート数を合
わせて連続演奏させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体再生装置に
関し、特に、記録媒体に記録された音楽をリミックスす
るための特殊再生機能を有するCDプレーヤ等の記録媒
体再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスコなどで音響機器を用いて
音楽を流す際、レコードプレーヤが多く用いられてい
た。ディスコなどでは、流れる音楽に合わせて踊ったり
して楽しんでいる。また、音楽が途切れないように2 つ
のレコードプレーヤを用いて連続再生を行っている。ま
た、次に再生する曲のビート数が異なってしまうと、音
楽的にも時空間的にも不自然さを生じてしまい、音楽に
合わせた踊りも途切れることになる。
【0003】そのため、音響機器を操作するDJ( ディ
スクジョッキー) と呼ばれる人たちは、それぞれの曲の
ビート数を予め把握し、自然な流れで次の曲の再生に移
れるようにレコードを選び、再生する曲順を決めてい
る。曲のビート数を把握するためには、BPM(ビート
・パー・ミニッツ)、つまり、単位時間当たりの拍数を
抽出する必要があり、そのために予め曲を再生してその
曲のビート(拍)に合わせてタッピングすることにより
DJが数えている。
【0004】さらに、2 つの曲のビートタイミングも合
わせることで、より自然に次の曲に移れるようになるた
め、DJは曲を聴きながら、ビートタイミングを前の曲
に合わせるようにレコードを再生を開始させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな操作は非常に手間がかかるだけではなく、音楽的に
も曲に合わせて拍数を抽出したり、ビートタイミングを
合わせたりと多大な注意力と忍耐力が必要であり、ま
た、DJの才能が大きく影響している。そのため、一般
ユーザがディスコDJのように異なる曲のビートタイミ
ングを合わせ自然に連続演奏させる操作を行うことは困
難であった。
【0006】また、従来、曲のビートタイミングを合わ
せるような操作は、レコードプレーヤーでしか行なわれ
ておらず、CD(コンパクトディスク)プレーヤ等で上
記のような記録媒体再生装置では、異なる曲のビートタ
イミングを合わせ連続演奏させるような機能を持つもの
はなかった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、記録媒体から再生する異なる曲のビート数及びビー
トタイミングを合わせ連続演奏させることができる記録
媒体再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1,第2の記録媒体再生部を有する記録媒体再生
装置であって、前記第1の記録媒体再生部で第1の記録
媒体から再生される曲の単位時間当たりのビート数と、
第2の記録媒体再生部で第2の記録媒体から再生される
曲の単位時間当たりのビート数との比に比較して、前記
第2の記録媒体再生部での前記ビート数が前記第1の記
録媒体再生部での前記ビート数となるよう、前記第2の
記録媒体再生部の再生速度を可変制御する制御手段を有
する。
【0009】このように、第2の記録媒体再生部でのビ
ート数が第1の記録媒体再生部でのビート数となるよ
う、第2の記録媒体再生部の再生速度を可変制御するた
め、記録媒体から再生する異なる曲のビート数を合わせ
て連続演奏させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
記録媒体再生装置において、前記第1の記録媒体再生部
で第1の記録媒体から再生される曲のビートを検出する
第1のビート検出手段と、前記第2の記録媒体再生部で
第2の記録媒体から再生される曲のビートを検出する第
2のビート検出手段とを有し、前記制御手段は、前記第
2のビート検出手段によるビート検出タイミングが、前
記第1のビート検出手段によるビート検出タイミングに
一致するよう、前記第2の記録媒体再生部の再生速度を
可変制御する。
【0011】このように、第2のビート検出手段による
ビート検出タイミングが、第1のビート検出手段による
ビート検出タイミングに一致するよう第2の記録媒体再
生部の再生速度を可変制御するため、記録媒体から再生
する異なる曲のビートタイミングを合わせて連続演奏さ
せることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録媒体再生装
置の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、CD再
生部10は、記録媒体であるCD(コンパクトディス
ク)を通常の再生速度の2倍の速度で回転駆動し、CD
再生部10のピックアップより再生された2倍速の再生
信号はRFアンプを通じてCD再生部10内のCD再生
用DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)に供給
され、ここで、EFM(エイト・ツー・フォーティーン
・モジュレーション)復調、CIRC(クロスインター
リーブ・リードソロモン・コード)のデコード等の信号
処理が行われる。また、再生信号からサブコードが分離
され、サブコードのデコード処理が行われる。サブコー
ドデータはメインマイクロコンピュータ(以降、「メイ
ンマイコン」と略す。)12からのカウンタ信号にした
がってメインマイコン12内のRAMに格納される。ま
た、CD再生用DSPで信号処理されたオーディオデー
タはデータメンテナンス用のDSP14に供給される。
【0013】DSP14にはオーディオデータを格納す
るためのDRAM(ダイナミックRAM)16が接続さ
れており、DSP14はメモリコントローラの役割を持
っている。DRAM16は送られてくるオーディオデー
タを例えば約10秒間格納することができ、ディフェク
ト等により音飛びが生じた場合の保護のためのアンチシ
ョック機能、また所望の曲を瞬時に音出しするためのク
イックスタート機能、所定の2点間を繰り返し再生する
ためのシームレスループ機能、スクラッチ処理を行う機
能、曲のテンポの可変する機能、再生速度を徐々に減速
して曲を止めるブレーキ機能等を実現するために用いら
れる。
【0014】DSP14は2倍速で読み出されたオーデ
ィオデータをメインマイコン12からのカウンタ信号に
従ってDRAM16に書き込むと同時に、メインマイコ
ン12からのカウンタ信号に従ってオーディオデータを
1倍速で読み出してCD音エフェクト用のDSP18に
供給する。
【0015】DSP18には作業用メモリとしてのDR
AM20が接続されており、DSP18はキー(音程)
の調整、出力レベルの調整、曲中のボーカル音量のみを
下げるボイスリデュース機能等の各種エフェクト処理を
実行する。DSP18の出力するオーディオデータはデ
ジタルフィルタを通じてD/Aコンバータ22に供給さ
れると共に、サンプラーエフェクト用のDSP26に供
給される。
【0016】DSP26にはデータを格納するためのD
RAM(ダイナミックRAM)28が接続されており、
DSP26はメモリコントローラの役割を持っている。
DRAM28はオーディオデータを例えば約10秒間格
納することができる。DSP26はサンプラー処理を行
う。ユーザが指定するサンプリング開始点からサンプリ
ング終了点までの期間のオーディオデータをDRAM2
8に記憶し、ユーザが指定する再生タイミングで記憶さ
れたオーディオデータを読み出してD/Aコンバータ3
0に供給すると共にDSP18に供給する。DSP18
では自装置の出力オーディオデータにDSP26からの
オーディオデータを混合してD/Aコンバータ22に供
給する。
【0017】また、メインマイコン12には処理のため
のプログラムやデータが記憶されたEPROM(イレー
ザブル・プログラマブルROM)32と、曲( またはト
ラック) 毎にテンポ値、ループポイント等の各種設定値
が記憶されるEEPROM(エレクトリック・イレーザ
ブル・プログラマブルROM)34が接続されている。
クロックジェネレータ36はクロック信号を生成してC
D再生部10及びメインマイコン12に供給している。
【0018】また、メインマイコン12はカウンタ信号
に従って内蔵するRAMからサブコードを読み出してコ
ントローラユニット40のマイクロコンピュータ(以
降、「マイコン」と略す。)42に供給する。マイコン
42はサブコードをタイムコードに変換してディスプレ
イ44上に表示する。コントローラユニット40にはユ
ーザが操作する各種の操作キー等が設けられた操作部4
6が設けられ、マイコン42に接続されている。
【0019】図2及び図3はDSP14,18,26の
機能ブロック図を示す。図2において、DSP14の比
較接続機能50は2倍速で読み出されたオーディオデー
タをメインマイコン12からのカウンタ信号の制御に基
づきDRAM16に記憶された最後尾のデータと比較し
て接続する。メモリライト機能51は接続されたオーデ
ィオデータをDRAM16に書き込む。メモリリード機
能52はDRAM16からオーディオデータを読み出
す。テンポ機能54ではメモリリード機能52の読み出
し速度を可変してテンポの調整を行う。フェードイン/
フェードアウト機能55はフェードイン/フェードアウ
ト時のオーディオデータのレベル調整を行う。
【0020】図3において、DSP18のデエンファシ
ス機能60はCD録音時のエンファシスを元に戻すデエ
ンファシス処理を行う。キー調整機能61は、テンポを
固定してキー(音程)を可変調整する。BPM(ビート
・パー・ミニッツ)機能62は曲の1分間当たりのビー
ト数を計測する。ボイスリデュース機能63は曲中のボ
ーカル音量のみを下げる。出力レベル調整機能64は出
力レベルの調整を行う。出力レベル調整機能64の出力
するオーディオデータは混合機能65を通して出力され
ると共に、スイッチ66のオン時にDSP26のサンプ
ラー機能67に供給される。
【0021】サンプラー機能67はDRAM28にオー
ディオデータを書き込み、また、スイッチ70のオン時
に、DRAM28からオーディオデータを読み出す。テ
ンポ機能68ではサンプラー機能67から供給されるオ
ーディオデータのテンポの調整を行う。キー調整機能6
9は、テンポを固定してキー(音程)を可変調整し、そ
の後、キー調整機能69の出力するオーディオデータは
スイッチ70を通して出力されると共に、DSP18の
スイッチ71(スイッチ70と連動してオンする)を通
して混合機能65に供給され、出力レベル調整機能64
からのオーディオデータと混合されて出力される。
【0022】なお、図1に示す記録媒体再生装置は2台
1組とされ、各記録媒体再生装置のメインマイコン12
は相互に制御情報を送受することにより連動して動作す
る。図4は2台1組の記録媒体再生装置のコントローラ
ユニット40の平面図を示す。なお、各記録媒体再生装
置のコントローラユニット40は同一構成であるため、
図4においては一方にのみ符号を付す。
【0023】図4中、ディスプレイ44の表示部80に
は、トラック番号やタイムコードを初めとする各種情報
が表示され、表示部81には、BPM値が表示される。
また、操作部46のプリセットキー82、ジョグダイヤ
ル83,スキップキー84,サーチキー85,プレイ/
ポーズキー86,バンクキー87,メモリキー88,リ
コールキー89,エンターキー90,TAPキー91,
BPMキー92,テンポSYNCキー93,ビートSY
NCキー94,ループキー95,Aキー96,Bキー9
7,サンプルキー98,INキー99,OUTキー10
0,テンポキー101,テンポボリューム102,スク
ラッチキー103,ブレーキキー104、テンキー10
5、マイナスキー106、プラスキー107等が設けら
れている。
【0024】図5は、ディスプレイの表示部の詳細を示
す図である。同図中、ディスプレイ44の表示部80に
はテンポコントロールに関わるテンポ表示110と、キ
ーコントロールに関わるキー表示111とが設けられて
いる。これらの各表示は%単位で行われる。テンポコン
トロールは、テンポボリューム102を摺動させて再生
する曲のテンポ即ち再生速度を可変調整する。通常の再
生速度を1とすると、このテンポボリューム102を摺
動させた位置に応じて、テンポ即ち再生速度の可変幅を
最大±32%の範囲で可変できる。このテンポ調整を行
うと、テンポに応じて再生される曲のキー(音程)も変
化する。
【0025】キーコントロールは、テンポを固定して再
生される曲のキー(音程)だけを可変調整する。マイナ
スキー106またはプラスキー107を押すと、押され
た回数に応じて所定%単位で調整する方法と、半音単位
で調整する方法とがある。
【0026】図6はBPM機能62の一実施例のブロッ
ク図を示す。同図中、低域フィルタ120はデエンファ
シス機能60から供給されるオーディオデータのうち、
バスドラム等の低周波数成分のみを通過させる。図7
(A)に実線で示す如き波形の低周波数成分はレベル比
較部121で図7(A)に一点鎖線で示す設定検出レベ
ルと比較される。パルス出力部122は上記比較結果に
従って、低周波数成分が設定検出レベルを越えたとき値
1(ハイレベル)で、低周波数成分が設定検出レベル未
満のとき値0(ローレベル)の図7(B)に示す如きビ
ートパルスを生成してメインマイコン12に供給する。
図7(A)は図示しやすい方法として、低周波成分を半
波整流した図を用いたが、DSPで行う場合はPCMデ
ータの設定検出ビットの有無でビート検出を行う。
【0027】メインマイコン12ではこのビートパルス
の立ち上がりの周期を計測する。なお、演奏される曲に
よってはバスドラムの刻むビート音は一定周期とは限ら
ず種種のパターンを有するので、メインマイコン12で
は、同じ繰り返しパターンの周期をビートの周期とみな
し、このビートの周期をビート数に換算して、ビート数
が1分間に81回から161回までの範囲にあれば、こ
のビート数をBPM値として採用し、このようにして採
用した過去数回分のBPM値を平均化して表示部81に
表示する。
【0028】なお、本実施例においては、図4にコント
ローラを示す2台1組の記録媒体再生装置のうち、先に
曲を再生する一方の記録媒体再生装置をマスタープレー
ヤと呼び、これに連続して曲を再生する他方の記録媒体
再生装置をスレーブプレーヤと呼ぶ。
【0029】図8及び図9は、ビート同期制御処理の一
実施例のフローチャートを示す。図8において、まず、
ステップS10では、マスタープレーヤで再生中の曲の
ビートパルス及びBPM値Xを検出する。また、ステッ
プS12では、スレーブプレーヤで上記再生中の曲に連
続して再生しようとする曲を前もって再生しビートパル
ス及びBPM値Yを検出する。なお、検出したそれぞれ
BPM値はマスタープレーヤ及びスレーブプレーヤの表
示部81に表示される。次に、ステップS14でスレー
ブプレーヤのビートSYNCキー94をオン、またはテ
ンポSYNCキー93をオンとする。
【0030】次に、ステップS16でマスタープレーヤ
のメインマイコン12から検出した再生中の曲のBPM
値Xを、スレーブプレーヤのメインマイコン12に転送
する。これにより、ステップS18でスレーブプレーヤ
のメインマイコン12は、連続して再生しようとするス
レーブプレーヤの曲のBPM値Yと、マスタープレーヤ
の再生中の曲のBPM値Xとの比率(X/Y)を計算す
る。
【0031】次に、ステップS20でスレーブプレーヤ
のメインマイコン12は、上記比率(X/Y)をスレー
ブプレーヤのテンポ値(%ではなく実数に換算した値)
に乗算し、得られたテンポ値(%ではなく実数に換算し
た値)で連続して再生しようとする曲の再生を行わせ、
スレーブプレーヤの曲のテンポと合わせる。これによ
り、連続して再生しようとする曲のBPM値Yを、再生
中の曲のBPM値Xに合わせ、ステップS14でテンポ
SYNCキー93がオンされたとステップS21で判別
されると、テンポが合ったときステップS23でテンポ
同期表示のためテンポSYNCキー93に内蔵されてい
るランプを点灯させる。テンポSYNCキー93がオン
された場合は、ここまでの動作で終了し、ステップS1
4でビートSYNCキー94をオンとした場合は、ステ
ップS22以降でビートシンク動作で行う。
【0032】ステップS22でスレーブプレーヤのメイ
ンマイコン12は、マスタープレーヤから転送されたビ
ートパルスと、スレーブプレーヤのビートパルスとを比
べ、図9のステップS24で両ビートパルスの立ち上が
りの時間差が、連続して再生しようとする曲のBPM値
Yの逆数であるビート周期の±20%以内であるか否か
を判別する。
【0033】上記時間差がビート周期の±20%の範囲
より外にあれば、ステップS26でスレーブプレーヤの
ビートパルスの立ち上がりが遅れているか否かを判別
し、遅れている場合はステップS28でスレーブプレー
ヤのメインマイコン12は、連続して再生しようとする
曲のテンポを一時的に所定変化幅(例えば8%)だけ上
昇させることにより、連続して再生しようとする曲のビ
ートパルスの立ち上がりタイミングを、マスタープレー
ヤから転送されたビートパルスの立ち上がりタイミング
に近づけてステップS24に進む。
【0034】一方、スレーブプレーヤのビートパルスの
立ち上がりが進んでいる場合はステップS30でスレー
ブプレーヤのメインマイコン12は、連続して再生しよ
うとする曲のテンポを一時的に所定変化幅(例えば8
%)だけ低下させることにより、連続して再生しようと
する曲のビートパルスの立ち上がりタイミングを、マス
タープレーヤから転送されたビートパルスの立ち上がり
タイミングに近づけてステップS24に進む。
【0035】更に、ステップ24で時間差がビート周期
の±20%以内であれば、連続して再生としてユーザに
何ら違和感を抱かせることがないので、ステップS32
でスレーブプレーヤのメインマイコン12は、連続して
再生しようとする曲のテンポを固定(ロック)し、ステ
ップS34でビートSYNCキー94に内蔵されている
ランプを点灯させて、マスタープレーヤで再生中の曲
と、スレーブプレーヤで連続して再生しようとする曲と
のビート同期が取れたことを表示してステップS24に
進む。
【0036】なお、上記実施例ではマスタープレーヤ、
スレーブプレーヤでBPM値を自動検出しているが、マ
スタープレーヤ、スレーブプレーヤそれぞれのTAPキ
ー91を用いて手動で入力することも可能である。これ
はユーザがBPM値を知りたい曲を聞きながら、その曲
の拍に合わせてTAPキー91を叩き、最初にTAPキ
ー91が叩かれてオンした時点からメインマイコン12
のタイマで所定時間(例えば12秒) 内にTAPキー9
1がオンした回数を計数し、その回数1分に換算したも
のをBPM値としてマスタープレーヤ,スレーブプレー
ヤそれぞれの表示部81に表示すると同時に、マスター
側のTAPキーを叩く周期をビートパルスの代わりにす
る。
【0037】なお、上記実施例では記録媒体としてCD
を用いているが、CDの代わりにDVD(ディジタル・
バーサタイル・ディスク)やMD(ミニディスク)やフ
ラッシュメモリ等の他の記録媒体を使用するものであっ
ても良く、上記実施例に限定されない。
【0038】なお、マスタープレーヤ,スレーブプレー
ヤが請求項記載の第1,第2の記録媒体再生部に対応
し、マスタープレーヤ,スレーブプレーヤのメインマイ
コン12が制御手段に対応し、マスタープレーヤ,スレ
ーブプレーヤのメインマイコン12及びBPM機能62
が第1,第2のビート検出手段に対応する。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
第2の記録媒体再生部でのビート数が第1の記録媒体再
生部でのビート数となるよう、第2の記録媒体再生部の
再生速度を可変制御するため、記録媒体から再生する異
なる曲のビート数を合わせて連続演奏させることができ
る。
【0040】また、請求項2に記載の発明は、第2のビ
ート検出手段によるビート検出タイミングが、第1のビ
ート検出手段によるビート検出タイミングに一致するよ
う第2の記録媒体再生部の再生速度を可変制御するた
め、記録媒体から再生する異なる曲のビートタイミング
を合わせて連続演奏させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体再生装置の一実施例のブロッ
ク構成図である。
【図2】DSP14の機能ブロック図である。
【図3】DSP18,26の機能ブロック図である。
【図4】2台1組の本発明の記録媒体再生装置のコント
ローラユニット40の平面図である。
【図5】EEPROM34のメモリ構成を示す図であ
る。
【図6】BPM機能62の一実施例のブロック図であ
る。
【図7】BPM機能62を説明するための信号波形図で
ある。
【図8】ビート同期制御処理の一実施例のフローチャー
トである。
【図9】ビート同期制御処理の一実施例のフローチャー
トである。
【符号の説明】 10 CD再生部 12 メインマイコン 14 データメンテナンス用DSP14 16,20,28 DRAM 18 CD音エフェクト用DSP18 22,30 D/Aコンバータ 26 サンプラーエフェクト用DSP26 32 EPROM 34 EEPROM 36 クロックジェネレータ 40 コントローラユニット 42 マイコン 44 ディスプレイ 46 操作部 62 BPM機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 泰伸 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 (72)発明者 鬼木 健児 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 ティ アック株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC03 CC06 CC10 FG23 GK03 5D090 AA01 BB02 CC04 EE20 FF29 HH01 5D378 MM12 MM14 MM27 MM42 MM47 MM62 MM65 MM66 MM73 MM93 MM95

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2の記録媒体再生部を有する記
    録媒体再生装置であって、 前記第1の記録媒体再生部で第1の記録媒体から再生さ
    れる曲の単位時間当たりのビート数と、第2の記録媒体
    再生部で第2の記録媒体から再生される曲の単位時間当
    たりのビート数との比に比較して、前記第2の記録媒体
    再生部での前記ビート数が前記第1の記録媒体再生部で
    の前記ビート数となるよう、前記第2の記録媒体再生部
    の再生速度を可変制御する制御手段を有することを特徴
    とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体再生装置におい
    て、 前記第1の記録媒体再生部で第1の記録媒体から再生さ
    れる曲のビートを検出する第1のビート検出手段と、 前記第2の記録媒体再生部で第2の記録媒体から再生さ
    れる曲のビートを検出する第2のビート検出手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記第2のビート検出手段によるビー
    ト検出タイミングが、前記第1のビート検出手段による
    ビート検出タイミングに一致するよう、前記第2の記録
    媒体再生部の再生速度を可変制御することを特徴とする
    記録媒体再生装置。
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