JP2001243076A - データ処理システムのブート・プロセス自動化方法、データ処理システム、及びプログラム・プロダクト - Google Patents

データ処理システムのブート・プロセス自動化方法、データ処理システム、及びプログラム・プロダクト

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JP2001243076A
JP2001243076A JP2001026484A JP2001026484A JP2001243076A JP 2001243076 A JP2001243076 A JP 2001243076A JP 2001026484 A JP2001026484 A JP 2001026484A JP 2001026484 A JP2001026484 A JP 2001026484A JP 2001243076 A JP2001243076 A JP 2001243076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理のための改善された方法及びシス
テムを提供する。 【解決手段】 本発明によれば、データ処理システムは
メモリに連結したプロセッサを有する。メモリ内には、
複数のオペレーティング・システムが格納されている。
これらのオペレーティング・システムのうちの一つのオ
ペレーティング・システムがローダ・プログラムによっ
てロードされ、システム起動毎にプロセッサによって実
行され、データ処理システムのためのオペレーティング
・プラットフォームが与えられる。次のシステム起動の
ためにローダ・プログラムによってロードされるオペレ
ーティング・システムは現在のシステム・セッション中
に選択可能である。そのため、データ処理システムの次
のシステム起動に応答して、ローダ・プログラムは事前
選択されたオペレーティング・システムを自動的にロー
ドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にデータ処理の
方法及び装置に関し、特にデータ処理システム上でオペ
レーティング・システムをブートする方法及び装置に関
する。よりいっそう詳しくは、データ処理システムの次
のシステム起動に応答して事前選択されたオペレーティ
ング・システムが自動的にロードされるように、現在の
システム・セッションの間にデータ処理システムにロー
ドされるオペレーティング・システムを事前選択する方
法及び装置に関する。
【0002】従来のデータ処理システムは、システム起
動時に一連の初期化手続きを受ける。起動、リブート、
又はコールド・ブート時において、データ処理システム
の種々のハードウェア構成要素は周知の安定した状態を
得るために独自の内部リセット手続きを行う。ひとたび
これらのハードウェア・リセット手続きが成功裏に完了
すると、初期化プロセスを完了させるために一般にデー
タ処理システムの1つ以上のプロセッサによってファー
ムウェアが実行される。多くのコンピュータ・システム
では、このファームウェアは、システム・ハードウェア
を調べ、かつ正常動作チェックを行うパワー・オン自己
診断(POST自己診断機能)ソフトウェアや、キーボ
ード及びディスプレイ装置等の重要な周辺機器に対して
プロセッサをインタフェースし、かつオペレーティング
・システムを実行するローダ(ブートストラップ)・プ
ログラムを起動する基本入出力システム(BIOS)と
が含まれる。これらの基本ファームウェア手続きは、し
ばしば一緒にフラッシュROM又は不揮発性ランダム・
アクセス・メモリ(NVRAM)にバンドルされてお
り、以下の説明ではこれらをまとめて、ユーザのアプリ
ケーションを実行するために共同でデータ処理システム
が利用可能であるオペレーティング状態を得ることが可
能な「ブート・コード」と呼ぶ。
【0003】現在、任意の与えられたハードウェア・プ
ラットフォームにとって可能な数多くの異なるオペレー
ティング・システムがある。例えば、OS/2(登録商
標)やAIX(登録商標)といったInternational Busi
ness Machines (IBM)Corporation(Armonk, New Y
ork所在)(以下、単にIBMともいう)から入手可能
なオペレーティング・システムが挙げられる。他のオペ
レーティング・システムとしては、限定されるものでは
ないが、例えUNIX(登録商標)、Linux(登録商標)、
及びWindows(登録商標)95、98、及びNT(登録商
標)を含むMicrosoft(登録商標)のオペレーティング
・システムが挙げられる。ハードウェア・システムにア
クセス可能な1つ以上のオペレーティング・システムを
持つことが可能であり、該ハードウェア・システムは起
動時、リブート時、又はコールド・ブート時にオペレー
ティング・システム間をスイッチすることができる。多
数のオペレーティング・システムがアクセス可能である
場合、ブートストラップ・プログラムは一般にユーザに
対して特定のオペレーティング・システムを起動時に選
択するオプションを与える。次に、ブートストラップ・
プログラムは選択されたオペレーティング・システムを
ロードする。あるいは、もしユーザがオペレーティング
・システムを選択しなければ、デフォルト・オペレーテ
ィング・システムが自動的に選択されよう。例えば、In
tel(登録商標)ハードウェア・プラットホームは、ロ
ーダ・プログラムを使用して、ユーザが多重利用可能な
オペレーティング・システム間のオペレーティング・シ
ステムを選択してもよい。UNIX(登録商標)をベースと
したオペレーティング・システムによって、特定の時間
でのリブートを予定することが可能である。しかし、リ
ブート時において、予定されたリブートの間で操作者が
別のオペレーティング・システムを選択しない限り、デ
フォルト・オペレーティング・システムが選択される。
【0004】Windows(登録商標)95、98、及びNT
(登録商標)等のMicrosoft(登録商標)オペレーティ
ング・システムは、Microsoft(登録商標)ディスク・
オペレーティング・システム(MS−DOS)のシステ
ムをリブートするためのオプションを与える停止ダイア
ログを含む。しかし、この場合MS−DOSはWindows
(登録商標)オペレーティング・システムのサブレイヤ
であることから、システムは異なるオペレーティング・
システムをロードしない。MS−DOSモードは、いず
れかのWindows(登録商標)オペレーティング・システ
ムを走らせながら切り換えることができる。したがっ
て、停止ダイアログはリブートされた際に起動すべき現
在のオペレーティング・システムのレベルをユーザが選
択することを促す。別の言い方をすれば、MS−DOS
モードを起動するために停止ダイアログを使用すること
は、新しいオペレーティング・システムのプラットホー
ムを起動するブート・コードを生ずるわけではない。
【0005】上記したように、停止又はリブートに先立
ってオペレーティング・システムを事前選択することが
有利であり、それによってデータ処理システムが起動し
た際に、事前選択されたオペレーティング・システムが
ブートストラップ・プログラムによって自動的にロード
される。さらに、データ処理システムが所定の時間でリ
ブートするように設定されているアプリケーションで
は、データ処理システムが所定の時間でリブートする時
に事前選択されたオペレーティング・システムがブート
ストラップ・プログラムによって自動的にロードされる
ようにオペレーティング・システムを事前選択すること
が好ましいと思われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のことを鑑みて、
本発明の目的はデータ処理のための改善された方法及び
装置を提供するである。
【0007】本発明の別の目的は、データ処理システム
上のオペレーティング・システムを起動するための改善
された方法及び装置を提供することである。
【0008】本発明のさらに別の目的は、データ処理シ
ステムをリブートするのに先立ってでデータ処理システ
ム上で起動するアクセス可能な多数のオペレーティング
・システムの中から一つのオペレーティング・システム
を事前選択する改善された方法及び装置に関する。
【0009】本発明によれば、データ処理システムはメ
モリに結合したプロセッサを有する。メモリ内には、ア
クセス可能な複数のオペレーティング・システムが格納
されており、複数のオペレーティング・システムのうち
の一つのオペレーティング・システムがローダ・プログ
ラムによってロードされ、各システムが起動すると同時
に実行されてデータ処理システムのためのオペレーティ
ング・プラットホームを提供する。次のシステム起動の
ためにローダ・プログラムによってロードされるべきオ
ペレーティング・システムは、現在のシステム・セッシ
ョンの間に選択可能であり、データ処理システムの次の
システム起動に応答してローダ・プログラムが自動的に
事前選択されたオペレーティング・システムをロードす
る。
【0010】本発明の全ての目的、特徴、及び利点は、
以下の詳細な説明によって明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が有利に適用され
るデータ処理システム10の一実施形態例の高次レベル
の概略的構成を説明するためのブロック図である。図1
に示す実施形態は、例えばIBMによって製造されたR
S/6000(登録商標)等のワークステーション・コ
ンピュータ・システムとして実現することができる。し
かし、以下の説明から明らかになるように本発明はまた
システム起動時においてブート・コードを実行する他の
処理システム(例:パーソナル・コンピュータ・システ
ム)のいずれにも適用可能である。
【0012】図1に例証されるように、データ処理シス
テム10はプロセッサ・バス14に結合した少なくとも
一つのシステム・プロセッサ12を有する。各システム
・プロセッサ12は汎用プロセッサ(例:Intel(登録
商標)Pentium II又はPentiumIII)であり、通常の動作
中、オペレーティング・システムとシステム・メモリ1
6及び読み出し専用フラッシュメモリ(ROM)22に
格納されたアプリケーション・ソフトウェアとの制御下
でデータを処理する。システム・プロセッサ12はプロ
セッサ・バス14及びPCIブリッジ18を介して周辺
装置相互接続(PCI)ローカル・バス20に接続す
る。
【0013】PCIローカル・バス20は、PCIコン
トローラ24制御による通信のためにいくつかのデバイ
スを相互接続させる。これらのデバイスの例としては、
例えばSCSIハード・ディスク42のインタフェース
を提供するスモール・コンピュータ・システム・インタ
フェース(SCSI)コントローラ40と、データ処理
システム10をデータ通信ネットワーク(不図示)にイ
ンタフェースするネットワーク・アダプタ26とが挙げ
られる。
【0014】PCIローカル・バス20は、さらに工業
規格アーキテクチャ(ISA)ブリッジ30によってI
SAバス28に接続される。図に示すように、ISAバ
ス28は接続されたI/O(入力/出力)コントローラ
34を有する。このI/Oコントローラ34は、キーボ
ード及びマウス(不図示)等の入力周辺装置に対してデ
ータ処理システム10をインタフェースし、またパラレ
ル・ポート36、シリアル・ポート37、及び汎用シリ
アル・バス(USB)ポート38をそれぞれ介して外部
通信をサポートする。さらに、I/Oコントローラ・I
SAバス28もまた、フロッピー(登録商標)・ディス
ク46等のフロッピー・ディスクに対して読み出し及び
書き込みを行うフロッピー・ディスク・ドライブ44と
接続している。
【0015】システム起動時(すなわち、コールド・ブ
ート又は電源オン・リセット)において、システム・プ
ロセッサ12間の設計されたブート・プロセッサは、他
のシステム・プロセッサ12及びデータ処理システム1
0の構成要素の残りが秩序立てられたやり方で初期化さ
れるように、データ処理システム10の初期化動作を制
御する。ブート・プロセッサ12は、フラッシュROM
(読み出し専用メモリ)22に格納されたブート・コー
ド48(又はファームウェア)の実行を通してデータ処
理システム10の初期化を助長するのに必要な起動手続
きを実行する。従来技術のように、ブート・コード48
はPOST、BIOS等のいくつかの構成要素を含むも
のであってもよい。
【0016】一般に、BIOSはマスタ・ブート・レコ
ード(MBR)を起動する。このMBRは、オペレーテ
ィング・システムを同様に含む任意のハード・ディスク
又はディスケット、例えばSCSIハード・ディスク4
2又はフロッピー・ディスク46の第1のセクタに通常
は格納されている。本実施形態例では、MBR60はS
CSIハード・ディスク42の第1のセクタに図示され
ている。本発明の別の実施形態例では、MBRはネット
ワークを介してアクセス可能なサーバ・ドライブ等の別
のデータ記憶媒体に位置してもよい。
【0017】特に、MBR60はSCSIハード・ディ
スク42がフォーマットされた各パーティションに位置
するテーブルを含む。当業者に理解されるように、SC
SIハード・ディスク42は多数のパーティションに分
割することができる。各パーティションは、あたかも別
個のハード・ディスクとして機能する。本実施形態例で
は、SCSIハード・ディスク42はパーティション6
6aとパーティション66bとを有する。しかし、当業
者に理解されるように、任意の多重パーティション及び
拡張パーティションがフォーマットされてもよい。好ま
しくは、たった一つのオペレーティング・システムが各
パーティションに格納される。それによって、多重オペ
レーティング・システムは単一のハード・ディスク上の
データ処理システムにアクセスすることが可能である。
【0018】パーティション・テーブルに加えて、パー
ティション・レコードを読み出し、どのパーティション
がアクティブ(すなわち、マークされたブートテーブ
ル)であるかをチェックし、さらにシステム・メモリ1
6にブートされるオペレーティング・システム含有パー
ティッションのブート・セクタ・レコードを読み出すブ
ートストラップ・プログラムもMBR60に含まれる。
そして次に、そのブート・セクタ・レコードは選択され
たオペレーティング・システムをシステム・メモリ16
にロードするプログラムを含む。選択されたオペレーテ
ィング・システムは、データ処理システム10のための
オペレーティング・プラットフォームを提供するため
に、好ましくはシステム・メモリ16にロードされ、か
つプロセッサ12によって実行される。
【0019】特に、MBR60内のブートストラップ・
プログラムは、好ましくはSCSIハード・ディスク4
2に格納された選択プログラム62を起動する。この選
択プログラム62は、どのパーティション(又はそこに
含まれるオペレーティング・システム)がアクティブで
あると記されるべきかを判断する。選択されたプログラ
ム62は、ユーザに対してオペレーティング・システム
が事前選択されていない時にそのシステムが起動してい
る間にロードする多重オペレーティング・システムのう
ちの一つのオペレーティング・システムを選択させる。
本実施形態例において選択プログラム62がSCSIハ
ード・ディスク42の第1のセクタよりもメモリ・ロケ
ーションに格納される一方で、別の実施形態例では、選
択されたプログラム62がMBR60を有するSCSI
ハード・ディスク42に格納されてもよい。
【0020】本実施形態例では、選択プログラム62は
好ましくは最初にレコード64を参照する。このレコー
ド64はオペレーティング・システムが事前選択されて
いたかどうかを示す。もしオペレーティング・システム
が事前選択されていなければ、選択プログラム62はユ
ーザにプロンプトを提供し、現在のシステム起動の間に
ロードされるアクセス可能な複数のオペレーティング・
システムから一つのオペレーティング・システムを選択
する。あるいは、もしシステム起動時にユーザによる指
示がなければ、選択プログラム62によってデフォルト
選択がなされる。選択プログラム62によってなされた
オペレーティング・システム選択から、選択されたオペ
レーティング・システムのブート・セレクタ・レコード
が検索され、MBR60でアクティブ(ブート可能)と
マークされる。それによって、アクティブ・オペレーシ
ョン・システムを含むパーティションのブート・セクタ
・レコードが得られ、選択されたオペレーティング・シ
ステムをシステム・メモリ16にロードするプログラム
を起動する。
【0021】本実施形態例では、ユーザは現在のシステ
ム・セッションの停止に先立ってロードされるオペレー
ティング・システムを事前選択することが可能である。
オペレーティング・システムが事前選択される場合、レ
コード64は次のシステム起動のための事前選択された
オペレーティング・システムによって指定される。した
がって、次のシステム起動時に、MBR60においてア
クティブ(ブート可能)とマークされる選択プログラム
62によって、事前選択されたオペレーティング・シス
テムが自動的に指定される。したがって、ブート・プロ
セスのオペレーティング・プログラムを選択するための
自動化プロセスが得られる。
【0022】ここで記しておくべき重要な点は、本実施
形態例ではシステム起動時にロードするためにアクセス
可能な複数のオペレーティング・システムから一つのオ
ペレーティング・システムを決定する選択プログラム6
2を起動するブートストラップ・プログラムを利用する
が、別タイプのプログラムがシステム起動時にオペレー
ティング・システムをロードするために利用されてもよ
いということである。また、本実施形態例では現在のシ
ステム・セッションの間に行われるオペレーティング・
システムの事前選択が選択プログラム・レコード64で
指定されるが、オペレーティング・システムの事前選択
を示す別の方法が利用されてもよい。例えば、事前選択
されたオペレーティング・システムがMBR60でアク
ティブとしてマークされてもよく、それによって選択プ
ログラム62を起動することなく次のシステム起動時に
ブートするためにブートストラップ・プログラムが自動
的に事前選択されたオペレーティング・システムを選択
する。
【0023】さらに、データ処理システム10が再起動
する時間を指定することも可能である。特に、UNIX
(登録商標)をベースとしたオペレーティング・システ
ムはユーザが特定の再起動時間を指定することを可能と
する機能を有する。指定された再起動時間は、データ処
理システム10を再起動させるためのトリガーとしてシ
ステム・メモリ16に保持される。本発明によれば、ユ
ーザは次のシステム起動時に利用されるオペレーティン
グ・システムを事前選択し、また次のシステム起動時の
時間を計画することも可能である。
【0024】ここで図2を参照しながら説明する。図2
は、本発明の方法及び装置にもとづく停止時のグラフィ
カル・プロンプトを示す模式図である。図に示すよう
に、ディスプレイ・モニタ70にグラフィカル・ディス
プレイ・ボックス72が表示される。ユーザはグラフィ
カル・ポインタ74の位置を調整し、グラフィカル・ボ
ックス72の中にある文字オプションの中から任意のも
のを選択する。本実施形態例では、オペレーティング・
システム76のいずれか一つで次のシステム起動によっ
て停止又は再起動する文字オプションがユーザに提供さ
れている。さらに、ユーザは後でデータ処理システムを
再起動できるように特定の時間78及び日付79を選択
してもよい。さらに、グラフィック・ディスプレイ・ボ
ックス72にオプションを追加してもよい。
【0025】ユーザが停止を選択する場合、当業者によ
く知られているように、データ処理システムの電源が落
とされる。次のシステム起動時、もしユーザが停止に先
立ってオペレーティング・システムを事前に選択しなか
った場合は、該起動の間にブートのためのオペレーティ
ング・システムを選択することがユーザが求められる可
能性がある。指定された特定のオペレーティング・シス
テムによる再起動をユーザが選択する場合、選択プログ
ラムによってアクセス可能なレコードが該指定されたオ
ペレーティング・システムによってアップデートされ
る。それによって、次のシステム起動時に、指定された
オペレーティング・システムがブート可能なものとして
選択プログラムによって自動的に選択され、かつロード
される。再起動時間がユーザによって選択される場合、
データ処理システムは指定された時間で再起動するよう
に設定される。特に、ユーザは後の時間及び後日にコン
ピュータ・システムを再起動するオプションを選択し
て、該再起動時間までコンピュータ上で選択された機能
を続けることが可能である。
【0026】図3は、本発明の方法及び装置にもとづい
て次のシステム起動に対するオペレーティング・システ
ムを事前選択するために文字プロンプトで入力された命
令を説明するための模式図である。グラフィカル・イン
ディケータ80にある文字命令では、Linux(登録
商標)オペレーティング・システムが現在実行されてお
り、該命令の指示によってNetBSDオペレーティン
グ・システムによるデータ処理システムの再起動が行わ
れる。グラフィカル・インディケータ80にある命令を
実行する場合、選択プログラム・レコードはNetBS
Dオペレーティング・システムによって更新され、デー
タ処理システムが引き続いて再起動される。
【0027】グラフィカル・インディケータ82にある
文字命令では、NetBSDオペレーティング・システ
ムが現在実行されており、該命令の指示によって今夜1
0時にLinux(登録商標)オペレーティング・シス
テムによるデータ処理システムの再起動が行われる。グ
ラフィカル・インディケータ82にある命令を実行する
場合、選択プログラム・レコードはLinux(登録商
標)オペレーティング・システム選択によって更新さ
れ、データ処理システムはその夜の10時に再起動する
ように設定される。特に、グラフィカル・インディケー
タ82の命令が実行された後、指定された再起動時間ま
でデータ処理システム上で新たな命令が実行されてもよ
い。
【0028】図4は、本発明の方法及び装置にもとづい
て次のシステム起動において自動的にロードされるオペ
レーティング・システムを事前選択するためのプロセス
の高レベル論理フローチャートを示す。図に示すよう
に、プロセスはブロック100で開始してその後ブロッ
ク102に進む。ブロック102は、事前選択されたオ
ペレーティング・システムが指定されたかどうかを判断
することを示している。事前選択されたオペレーティン
グ・システムは、グラフィカル・ディスプレイからの選
択として、又は文字プロンプトに続く命令にある選択と
して指定されることが可能である。もし事前選択された
オペレーティング・システムが指定されないならば、プ
ロセスはブロック104へ進む。ブロック104は選択
プログラム・レコードが消去され、プロセスがブロック
108へ進むことを示している。プログラム選択レコー
ドを消去することで、選択プログラムはユーザに対して
次のシステム起動中にオペレーティング・システムの選
択を行うように指示するだろう。もし事前選択されたオ
ペレーティング・システムが指定されるならば、プロセ
スはブロック106へ進む。ブロック106は事前選択
されたオペレーティング・システムによって選択プログ
ラム・レコードが更新され、プロセスがブロック108
へ進むことを示している。
【0029】ブロック108は、事前選択された再起動
時間が指定されているかどうかの判断を示している。も
し事前選択された再起動時間が指定されていなければ、
プロセスはブロック110へ進む。もし事前選択された
再起動時間が指定されてれば、プロセスはブロック11
2へ進む。ブロック112はデータ処理システムが事前
選択された起動時間に再起動するように設定され、プロ
セスがブロック110へ進むことを示している。
【0030】ブロック110は停止指定がなされている
かどうかの判断を示している。もしユーザが停止するデ
ータ処理システムを指定するならば、プロセスはブロッ
ク114へ進む。ブロック114はデータ処理システム
の電源が落とされてプロセスが終了することを示してい
る。もしデータ処理システムが停止されるべきものであ
るとユーザが指定しなければ、プロセスはブロック11
6へ進む。ブロック116はデータ処理システムを再起
動してプロセスが終了することを示している。
【0031】図5は本発明の方法及び装置にもとづいて
システム起動中にオペレーティング・システム選択を指
定するプロセスの高レベル論理フローチャートを示す。
図に示すように、プロセスはブロック130で開始さ
れ、その後ブロック132へ進む。ブロック132は選
択プログラム・レコードが事前選択されたオペレーティ
ング・システム指定を含むかどうかを判断することを示
している。もし選択プログラム・レコードが事前選択さ
れたオペレーティング・システム指定を含むならば、プ
ロセスはブロック140へ進む。もし選択プログラム・
レコードが事前選択されたオペレーティング・システム
指定を含むものでなければ、プロセスはブロック134
へ進む。ブロック134はユーザに対してデータ処理シ
ステムのためにアクセス可能なオペレーティング・シス
テム又は事前にブートされたオペレーティング・システ
ムから選択するように促す。その後、ブロック136は
選択が受け取られたかどうかが判断されることを示して
いる。もし選択が受け取られるならば、プロセスはブロ
ック140へ進む。もし選択が受け取られなければ、プ
ロセスはブロック138へ進む。ブロック138はデフ
ォルトのオペレーティング・システムを選択してプロセ
スがブロック140へ進むことを示している。ブロック
140はオペレーティング・システム選択がローダ・プ
ログラム・レコードに提供されてプロセスが終了するこ
とを示している。
【0032】本発明が完全に機能的なコンピュータ・シ
ステムという環境で記述されたけれども、本発明の機能
が様々な形態でプログラム・プロダクトとして配布可能
であること、また実際に分配を実行するために利用され
た信号記録媒体の特定の種類に関わりなく本発明が適用
されることを指摘することは重要である。信号記録媒体
の例としては、限定されるものではないが、例えばフロ
ッピー・ディスク又はCD−ROM等の記録可能型媒体
やアナログ又はデジタル通信リンク等の伝送型媒体が挙
げられる。
【0033】以上、本発明を特に好ましい実施形態例に
関連して図示及び説明してきたが、本発明の精神及び範
囲から外れることなく形態及び詳細に関して種々の変更
を加えることが可能であることは当業者ならば理解する
ことができよう。
【0034】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)データ処理システムのブート・プロセスを自動化
する方法であって、データ処理システムの次のシステム
起動に対してロードするためにデータ処理システムにア
クセス可能な複数のオペレーティング・システムの中か
ら特定のオペレーティング・システムを指定するステッ
プと、前記特定のオペレーティング・システムが指定さ
れる場合、前記データ処理システムの次のシステム起動
に応答して、前記特定のオペレーティング・システムの
ロードを開始する前記特定のオペレーティング・システ
ムに対してブート・レコードを自動的に読み出すステッ
プと、前記特定のオペレーティング・システムが指定さ
れない場合、前記データ処理システムの次のシステム起
動に応答して、前記データ処理システムにアクセス可能
な前記複数のオペレーティング・システムの中から一つ
のオペレーティング・システムをマニュアル選択するよ
うに促すステップと、を有することを特徴とするデータ
処理システムのブート・プロセス自動化方法。 (2)前記データ処理システムの前記次の起動に対して
特定の時間を指定するステップと、前記指定された特定
の時間で前記データ処理システムの起動を自動的に開始
させることで、次のシステム起動に対するオペレーティ
ング・システム選択を前記次の起動に先立って指定する
ステップと、をさらに有することを特徴とする上記
(1)に記載のデータ処理システムのブート・プロセス
自動化方法。 (3)前記指定するステップは、さらに、前記特定のオ
ペレーティング・システムの前記指定に応答して、前記
次の起動中に前記特定のオペレーティング・システムに
対して前記ブート・レコードを自動的に開始するように
ローダ・プログラムを更新するステップを有することを
特徴とする上記(1)に記載のデータ処理システムのブ
ート・プロセス自動化方法。 (4)前記指定するステップは、さらに、ユーザに対し
て前記データ処理システム上で実行される現在のオペレ
ーティング・システムにアクセス可能な複数のオペレー
ティング・システムの中から特定のオペレーティング・
システムを指定するように促すステップを有することを
特徴とする上記(1)に記載のデータ処理システムのブ
ート・プロセス自動化方法。 (5)前記促すステップは、さらに、前記次の起動に対
して前記データ処理システムにアクセス可能な前記複数
のオペレーティング・システムの各々の図的表現を表示
するステップを有することを特徴とする上記(4)に記
載のデータ処理システムのブート・プロセス自動化方
法。 (6)前記特定のオペレーティング・システムに対して
ブート・レコードを開始させるステップは、さらに、前
記特定のオペレーティング・システムの前記指定の検出
に応答して、パーティション・レコードの複数のオペレ
ーティング・システム・パーティションの中からどのオ
ペレーティング・システム・パーティションが、ブート
されるように指定された特定のオペレーション・システ
ムを含むかを判断するステップと、どのオペレーション
・システム・パーティションが前記特定のオペレーティ
ング・システムを含むかを判断することに応答して、前
記オペレーティング・システム・パーティションのブー
ト・レコードを読み出すステップと、前記オペレーティ
ング・システム・パーティションの前記ブート・レコー
ドの読み出しに応答して、前記オペレーティング・シス
テム・パーティションから前記指定されたオペレーティ
ング・システムをロードするプログラムを自動的に開始
させるステップと、を有することを特徴とする上記
(1)に記載のデータ処理システムのブート・プロセス
自動化方法。 (7)データ処理システムであって、プロセッサと、前
記プロセッサに連結したメモリと前記メモリ内のアクセ
ス可能な複数のオペレーティング・システムと、システ
ム起動時に前記アクセス可能な複数のオペレーティング
・システムの中から前記指定されたオペレーティング・
システムをロードするために前記メモリ内に格納された
ローダ・プログラムとを有し、前記複数のオペレーティ
ング・システムの中から指定されたオペレーティング・
システムがロードされてシステム起動毎に前記プロセッ
サによって実行されることで、前記データ処理システム
のためのオペレーティング・プラットフォームが提供さ
れ、さらに、次のシステム起動で前記ローダ・プログラ
ムによってロードされる前記指定されたオペレーティン
グ・システムが現在のシステム・セッション中にユーザ
によって選択可能であることを特徴とするデータ処理シ
ステム。 (8)特定の時間で前記データ処理システムのシステム
起動を制御する前記メモリ内に格納されたシステム起動
プログラムをさらに有し、次のシステム起動のために前
記システム起動プログラムによって開始される前記特定
の時間は、前記現在のシステム・セッション中にユーザ
によって選択可能であることを特徴とする上記(7)に
記載のデータ処理システム。 (9)データ処理システムで実行されている現在のオペ
レーティング・システムを停止するステップとして、前
記データ処理システムにアクセス可能な複数のオペレー
ティング・システムの中から特定のオペレーティング・
システムを指定するのをユーザに対して促す停止プログ
ラムをさらに有することを特徴とする上記(7)に記載
のデータ処理システム。 (10)前記停止プログラムは前記次のシステム起動の
ために前記データ処理システムにアクセス可能な前記複
数のオペレーティング・システムの各々の選択可能な図
的表現を表示することを特徴とする上記(9)に記載の
データ処理システム。 (11)前記複数のオペレーティング・システムの中か
らユーザがオペレーティング・システムを指定すること
に応答して、前記ローダ・プログラムは新たに指定され
たオペレーティング・システムにって自動的に更新され
ることを特徴とする上記(9)に記載のデータ処理シス
テム。 (12)前記ローダ・プログラムは、さらに、前記次の
システム起動の開始に応答して、特定のオペレーティン
グ・システムが前記ユーザによって事前に選択されたか
どうかを判断する手段と、前記特定のオペレーション・
システムが前記ユーザによって事前に選択されたかどう
かの判断に応答して、前記メモリに格納されたパーティ
ション・レコードの複数のオペレーティング・システム
・パーティションの中のどのオペレーション・パーティ
ションが前記特定のオペレーティング・システムを含む
かを判断する手段と、どのオペレーティング・システム
・パーティションが前記特定のオペレーティング・シス
テムを含むかの判断に応答して、前記オペレーティング
・システム・パーティションのブート・レコードを読み
出す手段と、前記オペレーティング・システム・パーテ
ィションの前記ブート・レコードの読み出しに応答し
て、前記オペレーティング・システム・パーティション
から前記指定されたオペレーティング・システムをロー
ドするプログラムを自動的に開始させる手段と、を有す
ることを特徴とする上記(7)に記載のデータ処理シス
テム。 (13)プログラム・プロダクトであって、データ処理
システム使用可能媒体と、前記データ処理システム使用
可能媒体内にあり、前記データ処理システムのシステム
起動時にデータ処理システムにアクセス可能な複数のオ
ペレーティング・システムの中の一つのオペレーティン
グ・システムをロードするローダ・プログラムとを有
し、次のシステム起動で前記ローダ・プログラムによっ
てロードされるオペレーティング・システムは現在のシ
ステム・セッション中にユーザによって選択可能である
ことを特徴とするプログラム・プロダクト。 (14)前記データ処理システム可能媒体内にあり、特
定の時間で前記データ処理システムの前記システム起動
を制御するための起動プログラムをさらに有し、次のシ
ステム起動に対して前記起動プログラムによって開始さ
れる前記特定の時間は現在のシステム・セッション中に
ユーザによって選択可能であることを特徴とする上記
(13)に記載のプログラム・プロダクト。 (15)前記データ処理システム可能媒体内にあり、デ
ータ処理システムで実行されている現在のオペレーティ
ング・システムを停止するステップとして、前記データ
処理システムにアクセス可能な複数のオペレーティング
・システムの中から特定のオペレーティング・システム
を指定するのをユーザに対して促す停止プログラムをさ
らに有することを特徴とする上記(13)のプログラム
・プロダクト。 (16)前記停止プログラムは前記次のシステム起動の
ために前記データ処理システムにアクセス可能な前記複
数のオペレーティング・システムの各々の選択可能な図
的表現を表示することを特徴とする上記(15)に記載
のプログラム・プロダクト。 (17)前記複数のオペレーティング・システムの中か
らユーザがオペレーティング・システムを指定すること
に応答して、前記ローダ・プログラムは新たに指定され
たオペレーティング・システムにって自動的に更新され
ることを特徴とする上記(15)に記載のプロダクト。 (18)前記ローダ・プログラムは、さらに、前記次の
システム起動の開始に応答して、特定のオペレーティン
グ・システムが前記ユーザによって事前に選択されたか
どうかを判断する手段と、前記特定のオペレーション・
システムが前記ユーザによって事前に選択されたかどう
かの判断に応答して、前記メモリに格納されたパーティ
ション・レコードの複数のオペレーティング・システム
・パーティションの中のどのオペレーション・パーティ
ションが前記特定のオペレーティング・システムを含む
かを判断する手段と、どのオペレーティング・システム
・パーティションが前記特定のオペレーティング・シス
テムを含むかの判断に応答して、前記オペレーティング
・システム・パーティションのブート・レコードを読み
出す手段と、前記オペレーティング・システム・パーテ
ィションの前記ブート・レコードの読み出しに応答し
て、前記オペレーティング・システム・パーティション
から前記指定されたオペレーティング・システムをロー
ドするプログラムを自動的に開始させる手段と、を有す
ることを特徴とする上記(13)に記載のプログラム・
プロダクト。 (19)データ処理システムのブート・プロセスを自動
化する方法であって、データ処理システムの次のシステ
ム起動に対してロードするためにデータ処理システムに
アクセス可能な複数のオペレーティング・システムの中
から特定のオペレーティング・システムを指定するステ
ップと、前記データ処理システムの次のシステム起動に
応答して、前記複数のオペレーティング・システム・パ
ーティションの中から前記特定のオペレーティング・シ
ステムを含む一つのオペレーティング・システム・パー
ティションのブート・レコードを自動的に読み出すステ
ップと、前記オペレーティング・システム・パーティシ
ョンの前記ブート・レコードに応答して、前記オペレー
ティング・システム・パーティションから前記特定のオ
ペレーティング・システムをロードするプログラムを自
動的に開始させるステップと、を有することを特徴とす
るデータ処理システムのブート・プロセス自動化方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が有利に適用可能なデータ処理システム
の一実施形態例を説明する高レベルのブロック図であ
る。
【図2】本発明の方法及び装置にもとづいて停止時のグ
ラフィカル・プロントを示す模式図である。
【図3】本発明の方法及び装置にもとづいて次のシステ
ム起動に対してオペレーティング・システムを選択読み
込みするために文字プロントで入力された命令を示す模
式図である。
【図4】本発明の方法及び装置にもとづいて次のシステ
ム起動において自動的にロードされるオペレーティング
・システムを事前選択するためのプロセスの高レベル論
理フローチャートである。
【図5】本発明の方法及び装置にもとづいてシステム起
動中にオペレーティング・システム選択を指定するプロ
セスの高レベル論理フローチャートである。
【符号の説明】
10 データ処理システム 12 システム・プロセッサ 14 プロセッサ・バス 18 PCIブリッジ 16 システム・メモリ 20 PCIローカル・バス 22 読み出し専用フラッシュメモリ(ROM) 24 PCIコントローラ 26 ネットワーク・アダプタ 28 ISAパス 30 ISAブリッジ 34 I/Oコントローラ 36 パラレル・ポート 37 シリアル・ポート 38 USBポート 40 SCSIコントローラ 42 SCSIハード・ディスク 44 フロッピー・ディスク・ドライブ 46 フロッピー・ディスク 48 ブート・コード 60 MBR 62 プログラム 64 レコード 66a、66b パーティション 70 ディスプレイ・モニタ 72 グラフィカル・ディスプレイ・ボックス 74 グラフィカル・ポインタ 76 オペレーティング・システム 78 特定の時間 79 特定の日付 80、82 グラフィカル・インディケータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハティム・ヨセフ・アムロ アメリカ合衆国78728 テキサス州、 オ ースティン、 ウェルス・ポート・ドライ ブ 15024 (72)発明者 ジョージ・クラフト・フォース アメリカ合衆国78729 テキサス州、 オ ースティン、 サマースウィート・コーヴ 12402

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理システムのブート・プロセスを
    自動化する方法であって、 データ処理システムの次のシステム起動に対してロード
    するためにデータ処理システムにアクセス可能な複数の
    オペレーティング・システムの中から特定のオペレーテ
    ィング・システムを指定するステップと、 前記特定のオペレーティング・システムが指定される場
    合、前記データ処理システムの次のシステム起動に応答
    して、前記特定のオペレーティング・システムのロード
    を開始する前記特定のオペレーティング・システムに対
    してブート・レコードを自動的に読み出すステップと、 前記特定のオペレーティング・システムが指定されない
    場合、前記データ処理システムの次のシステム起動に応
    答して、前記データ処理システムにアクセス可能な前記
    複数のオペレーティング・システムの中から一つのオペ
    レーティング・システムをマニュアル選択するように促
    すステップと、 を有することを特徴とするデータ処理システムのブート
    ・プロセス自動化方法。
  2. 【請求項2】前記データ処理システムの前記次の起動に
    対して特定の時間を指定するステップと、 前記指定された特定の時間で前記データ処理システムの
    起動を自動的に開始させることで、次のシステム起動に
    対するオペレーティング・システム選択を前記次の起動
    に先立って指定するステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ処理システムのブート・プロセス自動化方法。
  3. 【請求項3】前記指定するステップは、さらに、 前記特定のオペレーティング・システムの前記指定に応
    答して、前記次の起動中に前記特定のオペレーティング
    ・システムに対して前記ブート・レコードを自動的に開
    始するようにローダ・プログラムを更新するステップを
    有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステムのブート・プロセス自動化方法。
  4. 【請求項4】前記指定するステップは、さらに、 ユーザに対して前記データ処理システム上で実行される
    現在のオペレーティング・システムにアクセス可能な複
    数のオペレーティング・システムの中から特定のオペレ
    ーティング・システムを指定するように促すステップを
    有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理シ
    ステムのブート・プロセス自動化方法。
  5. 【請求項5】前記促すステップは、さらに、 前記次の起動に対して前記データ処理システムにアクセ
    ス可能な前記複数のオペレーティング・システムの各々
    の図的表現を表示するステップを有することを特徴とす
    る請求項4に記載のデータ処理システムのブート・プロ
    セス自動化方法。
  6. 【請求項6】前記特定のオペレーティング・システムに
    対してブート・レコードを開始させるステップは、さら
    に、 前記特定のオペレーティング・システムの前記指定の検
    出に応答して、パーティション・レコードの複数のオペ
    レーティング・システム・パーティションの中からどの
    オペレーティング・システム・パーティションが、ブー
    トされるように指定された特定のオペレーション・シス
    テムを含むかを判断するステップと、 どのオペレーション・システム・パーティションが前記
    特定のオペレーティング・システムを含むかを判断する
    ことに応答して、前記オペレーティング・システム・パ
    ーティションのブート・レコードを読み出すステップ
    と、 前記オペレーティング・システム・パーティションの前
    記ブート・レコードの読み出しに応答して、前記オペレ
    ーティング・システム・パーティションから前記指定さ
    れたオペレーティング・システムをロードするプログラ
    ムを自動的に開始させるステップと、 を有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理
    システムのブート・プロセス自動化方法。
  7. 【請求項7】データ処理システムであって、 プロセッサと、 前記プロセッサに連結したメモリと前記メモリ内のアク
    セス可能な複数のオペレーティング・システムと、 システム起動時に前記アクセス可能な複数のオペレーテ
    ィング・システムの中から前記指定されたオペレーティ
    ング・システムをロードするために前記メモリ内に格納
    されたローダ・プログラムとを有し、 前記複数のオペレーティング・システムの中から指定さ
    れたオペレーティング・システムがロードされてシステ
    ム起動毎に前記プロセッサによって実行されることで、
    前記データ処理システムのためのオペレーティング・プ
    ラットフォームが提供され、さらに、 次のシステム起動で前記ローダ・プログラムによってロ
    ードされる前記指定されたオペレーティング・システム
    が現在のシステム・セッション中にユーザによって選択
    可能であることを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】特定の時間で前記データ処理システムのシ
    ステム起動を制御する前記メモリ内に格納されたシステ
    ム起動プログラムをさらに有し、 次のシステム起動のために前記システム起動プログラム
    によって開始される前記特定の時間は、前記現在のシス
    テム・セッション中にユーザによって選択可能であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】データ処理システムで実行されている現在
    のオペレーティング・システムを停止するステップとし
    て、前記データ処理システムにアクセス可能な複数のオ
    ペレーティング・システムの中から特定のオペレーティ
    ング・システムを指定するのをユーザに対して促す停止
    プログラムをさらに有することを特徴とする請求項7に
    記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項10】前記停止プログラムは前記次のシステム
    起動のために前記データ処理システムにアクセス可能な
    前記複数のオペレーティング・システムの各々の選択可
    能な図的表現を表示することを特徴とする請求項9に記
    載のデータ処理システム。
  11. 【請求項11】前記複数のオペレーティング・システム
    の中からユーザがオペレーティング・システムを指定す
    ることに応答して、前記ローダ・プログラムは新たに指
    定されたオペレーティング・システムにって自動的に更
    新されることを特徴とする請求項9に記載のデータ処理
    システム。
  12. 【請求項12】前記ローダ・プログラムは、さらに、 前記次のシステム起動の開始に応答して、特定のオペレ
    ーティング・システムが前記ユーザによって事前に選択
    されたかどうかを判断する手段と、 前記特定のオペレーション・システムが前記ユーザによ
    って事前に選択されたかどうかの判断に応答して、前記
    メモリに格納されたパーティション・レコードの複数の
    オペレーティング・システム・パーティションの中のど
    のオペレーション・パーティションが前記特定のオペレ
    ーティング・システムを含むかを判断する手段と、 どのオペレーティング・システム・パーティションが前
    記特定のオペレーティング・システムを含むかの判断に
    応答して、前記オペレーティング・システム・パーティ
    ションのブート・レコードを読み出す手段と、 前記オペレーティング・システム・パーティションの前
    記ブート・レコードの読み出しに応答して、前記オペレ
    ーティング・システム・パーティションから前記指定さ
    れたオペレーティング・システムをロードするプログラ
    ムを自動的に開始させる手段と、 を有することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理
    システム。
  13. 【請求項13】プログラム・プロダクトであって、 データ処理システム使用可能媒体と、 前記データ処理システム使用可能媒体内にあり、前記デ
    ータ処理システムのシステム起動時にデータ処理システ
    ムにアクセス可能な複数のオペレーティング・システム
    の中の一つのオペレーティング・システムをロードする
    ローダ・プログラムとを有し、 次のシステム起動で前記ローダ・プログラムによってロ
    ードされるオペレーティング・システムは現在のシステ
    ム・セッション中にユーザによって選択可能であること
    を特徴とするプログラム・プロダクト。
  14. 【請求項14】前記データ処理システム可能媒体内にあ
    り、特定の時間で前記データ処理システムの前記システ
    ム起動を制御するための起動プログラムをさらに有し、 次のシステム起動に対して前記起動プログラムによって
    開始される前記特定の時間は現在のシステム・セッショ
    ン中にユーザによって選択可能であることを特徴とする
    請求項13に記載のプログラム・プロダクト。
  15. 【請求項15】前記データ処理システム可能媒体内にあ
    り、データ処理システムで実行されている現在のオペレ
    ーティング・システムを停止するステップとして、前記
    データ処理システムにアクセス可能な複数のオペレーテ
    ィング・システムの中から特定のオペレーティング・シ
    ステムを指定するのをユーザに対して促す停止プログラ
    ムをさらに有することを特徴とする請求項13のプログ
    ラム・プロダクト。
  16. 【請求項16】前記停止プログラムは前記次のシステム
    起動のために前記データ処理システムにアクセス可能な
    前記複数のオペレーティング・システムの各々の選択可
    能な図的表現を表示することを特徴とする請求項15に
    記載のプログラム・プロダクト。
  17. 【請求項17】前記複数のオペレーティング・システム
    の中からユーザがオペレーティング・システムを指定す
    ることに応答して、前記ローダ・プログラムは新たに指
    定されたオペレーティング・システムにって自動的に更
    新されることを特徴とする請求項15に記載のプロダク
    ト。
  18. 【請求項18】前記ローダ・プログラムは、さらに、 前記次のシステム起動の開始に応答して、特定のオペレ
    ーティング・システムが前記ユーザによって事前に選択
    されたかどうかを判断する手段と、 前記特定のオペレーション・システムが前記ユーザによ
    って事前に選択されたかどうかの判断に応答して、前記
    メモリに格納されたパーティション・レコードの複数の
    オペレーティング・システム・パーティションの中のど
    のオペレーション・パーティションが前記特定のオペレ
    ーティング・システムを含むかを判断する手段と、 どのオペレーティング・システム・パーティションが前
    記特定のオペレーティング・システムを含むかの判断に
    応答して、前記オペレーティング・システム・パーティ
    ションのブート・レコードを読み出す手段と、 前記オペレーティング・システム・パーティションの前
    記ブート・レコードの読み出しに応答して、前記オペレ
    ーティング・システム・パーティションから前記指定さ
    れたオペレーティング・システムをロードするプログラ
    ムを自動的に開始させる手段と、 を有することを特徴とする請求項13に記載のプログラ
    ム・プロダクト。
  19. 【請求項19】データ処理システムのブート・プロセス
    を自動化する方法であって、 データ処理システムの次のシステム起動に対してロード
    するためにデータ処理システムにアクセス可能な複数の
    オペレーティング・システムの中から特定のオペレーテ
    ィング・システムを指定するステップと、 前記データ処理システムの次のシステム起動に応答し
    て、前記複数のオペレーティング・システム・パーティ
    ションの中から前記特定のオペレーティング・システム
    を含む一つのオペレーティング・システム・パーティシ
    ョンのブート・レコードを自動的に読み出すステップ
    と、 前記オペレーティング・システム・パーティションの前
    記ブート・レコードに応答して、前記オペレーティング
    ・システム・パーティションから前記特定のオペレーテ
    ィング・システムをロードするプログラムを自動的に開
    始させるステップと、を有することを特徴とするデータ
    処理システムのブート・プロセス自動化方法。
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