JP2001242958A - 携帯電子機器 - Google Patents

携帯電子機器

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JP2001242958A
JP2001242958A JP2000054261A JP2000054261A JP2001242958A JP 2001242958 A JP2001242958 A JP 2001242958A JP 2000054261 A JP2000054261 A JP 2000054261A JP 2000054261 A JP2000054261 A JP 2000054261A JP 2001242958 A JP2001242958 A JP 2001242958A
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JP
Japan
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portable
electronic device
lid
portable terminal
portable electronic
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JP2000054261A
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English (en)
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Takuya Ogushi
拓也 大串
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 携帯電子機器の利便性及び操作性を向上でき
るようにする。 【解決手段】 携帯電子機器の蓋体20と、携帯端末装
置200を接続するために、その蓋体20に設けられた
キーボード側接続端子部31と、このキーボード側接続
端子部31に接続された携帯端末装置200を蓋体20
に取り付ける携帯端末取付機構40とを備えることで、
携帯端末装置と携帯電子機器を一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS(Person
al Handy phone System)等の携帯端末装置を接続して
通信処理をするように操作される蓋付きポータブルキー
ボード等に適用して極めて好適な携帯電子機器に関する
ものである。
【0002】詳しくは、接続端子が配された蓋体に携帯
端末取付機構を設け、この携帯端末取付機構が接続端子
に接続された携帯端末装置を蓋体に取り付けるようにし
て、当該携帯電子機器の利便性及び操作性を向上できる
ようにするものである。
【0003】
【従来の技術】近年、携帯型の電子機器や端末装置が人
気を博している。その中でも例えば、携帯電子機器とし
ての蓋付きポータブルキーボードや携帯端末装置として
のPHS(Personal Handy phone System)等がその一
例である。この蓋付きポータブルキーボードは本体部上
面にキーボードが設けられており、このキーボードを覆
うように本体部に対して蓋体が開閉自在に設けられてい
る。PHSは基地局と通信する通信部や、情報を表示す
るLCD(Liquid Crystal Display)等を有している。
【0004】これらはしばしばお互いにケーブル等の接
続線で接続して使用される。例えばインターネットサー
ビスを利用する場合にはPHSで通信を行い、蓋付きポ
ータブルキーボードのキーボードを操作することでネッ
トサーフィンや電子メール等への入力を容易に行うこと
ができるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式に係る蓋付きポータブルキーボードは、PHSとケー
ブルのみを介して接続されているため、お互いが別個独
立しており、例えば電子メールの利用時にPHSと蓋付
きポータブルキーボードとの両方を手に持ってキーボー
ドを操作しなければならず、操作性を妨げるといった問
題がある。また、ケーブルが邪魔になったり、蓋付きポ
ータブルキーボード(以下、携帯電子機器という。)か
らPHS(以下、携帯端末装置という。)が垂下した状
態となり利便性を妨げるといった問題がある。
【0006】そこで、本発明は上述の課題を解消するた
めに創作されたものであり、利便性及び操作性を向上で
きるようにした携帯電子機器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る携帯電子機器は、通信部及び表示機
能を有した携帯端末装置を接続して、通信処理をするよ
うに操作される携帯電子機器において、蓋体と、携帯端
末装置を接続するために、その蓋体に設けられた接続端
子と、この接続端子に接続された携帯端末装置を前記蓋
体に取り付ける携帯端末取付機構とを備えることを特徴
とするものである。
【0008】本発明に係る携帯電子機器によれば、蓋体
に設けられた接続端子に接続された携帯端末装置が携帯
端末取付機構によって蓋体に取り付けられる。例えばこ
の携帯端末取付機構では、蓋体に設けられた接続端子に
覆設されたスライドプレートが携帯端末装置の接触に伴
って接続方向にスライドされ、その接続端子を露出して
携帯端末装置が接続される。そして、弾性手段によって
スライドプレートが接続端子を覆う方向に付勢され、こ
のスライドプレートに接触している携帯端末装置が付勢
される。この付勢された携帯端末装置が抑止手段によっ
て抑止されるので、携帯端末装置を蓋体に取り付けるこ
とができる。
【0009】従って、携帯端末装置を接続して通信処理
を行う時に、携帯端末装置を当該携帯電子機器に一体化
させることができるので、携帯端末装置と携帯電子機器
とが別個独立していた従来方式に比べて、利便性及び操
作性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯電子機器
の一実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明
に係る携帯電子機器の構成例を示す斜視図である。この
実施形態では、接続端子が配された蓋体に携帯端末取付
機構を設け、この携帯端末取付機構が接続端子に接続さ
れた携帯端末装置を蓋体に取り付けるようにして、当該
携帯電子機器の利便性及び操作性を向上できるようにす
るものである。
【0011】この発明は、例えば通信サービス等を利用
するためにPHS(Personal Handyphone System)等の
携帯端末装置が接続されて取り付けられる携帯電子機器
に適用して極めて好適な、図1に示す蓋付きポータブル
キーボード100である。この蓋付きポータブルキーボ
ード100は本体部10及び蓋体20を有している。本
体部10は例えば170×100mm程度の長方形状を成
しており、上面前部には複数の入力キーから成る入力キ
ー群11が配設されている。
【0012】この入力キー群11は文字入力やその他制
御指示等を行うために操作されるものであり、フルキー
ボード構成となされている。この入力キー群11が配さ
れた部位における本体部10の厚さは例えば12mm程度
である。本体部10の上面後部にはここでは図示せずも
バッテリー等の電源が内蔵され、この部位における本体
部10の厚さは例えば30mm程度と成されている。
【0013】また、本体部10上面には入力キー群11
を覆うように蓋体20が設けられており、この蓋体20
はヒンジ部12を介在して開閉自在に取り付けられてい
る。蓋体20は例えば100×75×18mm程度のサイ
ズである。そして、ヒンジ部12が位置する本体部10
上面には開口部13が設けられており、この開口部13
には赤外線通信を行うための赤外線送信部14が設けら
れている。ここで、蓋体20において入力キー群11と
対向する面を裏面とすると、この蓋体20は裏面に溝部
21及び画像表示用のLCD(Liquid Crystal Displa
y)30を有し、蓋体20の表面にCCDカメラ35を
有している。
【0014】この溝部21は蓋体20裏面の左方に凹設
されている。溝部21一端は蓋体20左側面に配置さ
れ、これにより蓋体20左側面を開口するようになされ
ている。この溝部21には後述するPHS200が挿入
される。溝部21一側面には赤外線連絡用開孔部22が
開口部13へ向けて貫設され、この赤外線連絡用開孔部
22は赤外線通信時における赤外線の連絡路となる。
【0015】この溝部21の他端を底面とすると、溝部
21底面にはPHS200と接続するための3本の端子
から成るキーボード側接続端子部31が溝部21底面か
ら突設されている。また、溝部21には挿入されたPH
S200にDC電源を供給するためのDC電源端子23
が配設されている。更に、溝部21にはPHS200を
キーボード側接続端子部31に接続した状態で蓋体20
に取り付けるための携帯端末取付機構40が設けられて
いる。この携帯端末取付機構40については図2で詳細
に説明する。
【0016】そして、蓋体20の裏面右方にはLCD3
0が配設されており、当該蓋付きポータブルキーボード
100に入力された画像データによる画像を表示するよ
うになされている。蓋体20表面にはCCDカメラ35
が埋設されており、被写体を撮像して画像データを取り
込むようになされている。なお、ここではCCDカメラ
35を固定式としたが、勿論、可動式としてもよい。
【0017】また、蓋体20の開放端側の側面にはCC
Dカメラ35を作動させるためのスイッチとして、シャ
ッタスイッチ36が配設されている。このシャッタスイ
ッチ36を押下することで、そのときCCDカメラ36
が捉えていた被写体が撮像される。シャッタスイッチ3
6の隣にはタイマスイッチ37が配設されており、予め
設定された所定時間後にCCDカメラ37を動作させる
タイマ撮影をセットするために押下される。この時間設
定はユーザ(使用者)が任意に設定することができる。
【0018】ここで、当該蓋付きポータブルキーボード
100の溝部21に挿入されるPHS200について説
明する。このPHS200は通信サービスを利用するた
めの通信機能及び情報を表示するための表示機能を有す
る簡易型携帯電話機であり、サイズが105×40×1
7mm程度の筐体201を有している。この筐体201の
前面には入力キー群210が設けられている。入力キー
群210には発呼を指示したり、着信時に応答するため
の通話キー、通話を終了する終話キー、電話番号を入力
するためのテンキー、電話帳データを検索するためのキ
ー等が配されている。
【0019】この入力キー群210の上方には表示画面
となるLCD220が設けられており、入力キー群21
0で入力した情報や通信サービスで受信した情報等が表
示される。このPHS200には筐体201側面に他の
電子機器(例えば蓋付きポータブルキーボード100
等)と赤外線通信を行うための赤外線受信部230が設
けられており、蓋付きポータブルキーボード100の溝
部21に挿入されたときに、赤外線連絡用開孔部22に
対向するようになされている。
【0020】また、この筐体201の背面にはDC用端
子260及び凹部240が設けられている。このDC用
端子260は、PHS200が蓋体20に取り付けられ
たときに、溝部21のDC電源端子23に接続されてD
C電源が供給されるものである。凹部240は、PHS
200が蓋体20に取り付けられたときに、携帯端末取
付機構40と係合するために使用される。この筐体20
1の底面には5つのPHS側端子251a〜251bか
ら成るPHS側接続端子部250が設けられており、溝
部21のキーボード側接続端子部31と接続される。
【0021】図2は携帯端末取付機構40の構成例を示
す分解斜視図である。この携帯端末取付機構40はスラ
イドプレート41、ガイドプレート42、ねじりバネ4
3及び凸部44を有している。まず、スライドプレート
41はその断面が「L」字状の板形状を成し、その一片
には3つの貫通したスリット部45a〜45cを有して
いる。また、他片にはスリット部45bの貫通軸方向に
長尺したスライド開口部46が貫設されていると共に、
このスリット部45bとスライド開口部46との間には
円筒揺動片47が垂下するように設けられている。
【0022】このスライドプレート41は溝部21底面
に開口された底面開口部24に蓋体20内側から挿入さ
れる。このときスライド開口部46には蓋体20内側に
設けられた円筒支点片25が遊挿される。これにより、
スライドプレート41が恰も溝部21底面付近を覆うか
の如く配置され、このスライドプレート41はスライド
開口部46の長尺方向サイズの範囲内において溝部21
底面に対してスライド自在となる。
【0023】そして、スライドプレート41をスライド
自在に蓋体20内側面に固定するためのガイドプレート
42は短冊形状を成し、その短手方向の中央付近はスラ
イドプレート41のスライドをガイドするため凹み形状
となされている。この凹み形状の片をガイド片部3と
し、その両端の片を固定片部4a,4bとする。このガ
イド片部3には円筒揺動片47のスライドを妨げないよ
うに、且つ円筒揺動片47の先端がガイド片部3下面か
ら突出するように逃げ部48が設けられている。
【0024】また、スライド開口部46を貫通した円筒
支点片25先端がガイド片部3下面から突出するように
逃げ部49が設けられている。このため、スライドプレ
ート41をガイド片部3上面に位置させた状態で、固定
片部4a,4b上面を蓋体20内側面に固定することで
スライドプレート41をスライド自在に取り付けること
ができる。なお、固定片部4a,4bの固定には図示せ
ずもビス又は接着剤等が使用される。
【0025】そして、ガイドプレート42のガイド片部
3下面から突出した円筒支点片25及び円筒揺動片47
にはねじりバネ43が張架されている。このとき、この
ねじりバネ43により円筒揺動片47は円筒支点片25
に対して離隔する方向に付勢されているので、スライド
プレート41は常時、溝部21底面から突出する方向に
付勢される。勿論、ねじりバネ43はこれに限定される
ものではなく同じ効果を奏するものであればよい。
【0026】ここで、キーボード側接続端子部31を構
成するキーボード側端子32a〜32cは端子台33に
貫設されている。この端子台33は絶縁材料である例え
ば樹脂等が使用されており、キーボード側端子32a〜
32cの固定及びキーボード側端子32a〜32c間の
絶縁を担っている。端子台33にはキーボード側端子3
2a〜32cを挟むようにリブ34a,34bが一体的
に形成されている。これらキーボード側端子32a〜3
2cはPHS側端子251b〜251dに接続され、リ
ブ34a,34bはPHS側端子251a,251eに
挿入される。
【0027】この端子台33はスリット部45a〜45
cの後方にキーボード側端子32a〜32cが位置した
状態で底面開口部24に配置される。これにより、キー
ボード側端子32a〜32cはスライドプレート31に
覆われた状態で溝部21底面に突設される。なお、この
ときリブ34a,34bはスライドプレート31に覆わ
れていないが、勿論、リブ用のスリットを設けて被覆し
てもよい。そして、溝部21には凸部44が設けられて
おり、溝部21に挿入されたPHS200の凹部240
と係合されるようになされている。
【0028】ここで、本発明に係る実施形態としての蓋
付きポータブルキーボード100へのPHS200の取
付例について説明する。
【0029】図3は蓋付きポータブルキーボード100
の取付例(その1)を示す側面から見た断面図であり、
図4はその取付例(その2)を示す一部断面を含む上面
図である。なお、ここでは携帯端末装置としてPHS2
00を使用することを前提とする。図3(a)に示すよ
うに、まず、PHS200の底面をスライドプレート4
1に対して所定の角度をもって接触させる。このとき、
PHS200の底面付近の側面が溝部21にガイドされ
るため、PHS側接続端子部250とキーボード側接続
端子部31との位置決めは既になされている。
【0030】そして、この状態でPHS200を溝部2
1内を滑らすようにしてスライドプレート41に押し当
てる。これによりスライドプレート41が蓋体20内に
スライドして、スリット部45a〜45c(図2参照)
からキーボード側端子32a〜32cが露出される。そ
の後、図3(b)に示すようにスライドプレート41を
スライドさせつつPHS200を溝部21方向に傾倒す
る。これにより、PHS200の凹部240が溝部21
の凸部44に係合し、図4に示すようにスライドプレー
ト41は図に於いて左方向にねじりバネ43によって付
勢される。
【0031】このため、PHS200はスライドプレー
ト200を介してねじりバネ43によって付勢され、そ
の付勢されたPHS200を凸部44が抑止するので恰
もPHS200が把持された状態となり、PHS200
が蓋体20に取り付けられる。そしてこのとき、キーボ
ード側端子32aはPHS側端子251bに接続され
る。同様に、キーボード側端子32bはPHS側端子2
51cに、キーボード側端子32cはPHS側端子25
1dに接続される。また、リブ34aはPHS側端子2
51aに挿入され、リブ34bはPHS側端子251e
に挿入される。更に、赤外線受信部230が赤外線連絡
用開孔部22に対向し、DC電源端子23がDC用端子
260に接続される。
【0032】そして、PHS200を蓋体20から取り
外すときはPHS200の底面、つまり図3(b)に於
いてPHS200右方を中心にしてPHS200の頂部
(図に於いて左方)を持ち上げて凸部44と凹部240
との係合を解除することで、ねじりバネ43の付勢力を
利用して容易にPHS200を取り外すことができる。
【0033】よって、PHS200の取付時においてキ
ーボード側端子32a〜32cを曲げてしまうような方
向、例えばキーボード側端子32a〜32cに垂直な方
向からPHS200が接触されても、スライドプレート
41がスライドせずキーボード側端子32a〜32cを
保護することができる。加えて、リブ34a,34bに
よって、取付時、取付完了時及び取り外し時におけるキ
ーボード側端子32a〜32cに加わるせん断応力を減
少させることができ、キーボード側端子32a〜32c
の耐久性を更に向上させることができる。
【0034】図5は蓋付きポータブルキーボード100
の内部構成例を示すブロック図である。なお、ここでは
PHS200が接続されたことを前提とし、このPHS
200の内部構成例についても同時に説明する。図5に
示す蓋付きポータブルキーボード100はその本体部に
例えばCPU(Central Processing Unit)51、入力
キー群11、ROM(Read Only Memory)52、RAM
(Random Access Memory)53及び赤外線送信部14を
有している。そして、このCPU40には入力キー群1
1、ROM52、RAM53及び赤外線通信部14が接
続されている。
【0035】この入力キー群11では押下された入力キ
ーに基づいた入力情報が発生される。ROM52にはC
PU51で実行されるプログラムや、テキストデータか
ら成るテキストテーブル等が格納されている。RAM5
3はCPU51の制御に伴って生成されるデータを格納
したり、ワーキングエリアとして用いられる。CPU5
1では、入力キー群11から発生された入力情報をアク
セスデータとしてROM52のテキストテーブルからテ
キストデータを読み出し、赤外線送信部14に送出す
る。この赤外線送信部14ではテキストデータを赤外線
に変調してPHS200に送信する。
【0036】このPHS200は例えば入力キー群21
0、LCD220、赤外線受信部230、PHS側接続
端子部250、制御部261、ROM262、RAM2
63、不揮発性メモリ264、通信部265及びアンテ
ナ266を有している。制御部261には入力キー群2
10、LCD220、赤外線受信部230、PHS側接
続端子部250、制御部261、ROM262、RAM
263、不揮発性メモリ264及び通信部265が接続
されている。この赤外線受信部230はポータブルキー
ボード100の赤外線送信部14からの赤外線を受信
し、受信した赤外線をテキストデータに復調して制御部
261に送出する。
【0037】そして、通信部265にはアンテナ266
が接続されており、例えば基地局とテキストデータや画
像データの送受信を行う。ROM262には制御部26
1で実行されるプログラムや、フォントデータから成る
フォントテーブル等が格納されている。RAM263は
制御部261の制御に伴って生成されるデータを格納し
たり、ワーキングエリアとして用いられる。不揮発性メ
モリ264には制御部261から送出された各種データ
がメモリされる。これらのデータはユーザ(使用者)に
よって消去可能である。
【0038】また、制御部261では、入力キー群11
で入力したテキストデータ及び通信部265が受信した
テキストデータを不揮発性メモリ264にメモリすると
共に、これらのテキストデータをROM262のフォン
トテーブルを用いてフォントデータに変換してLCD2
20に文字表示させる。制御部261では画像データが
受信されるとその画像データをPHS側接続端子部25
0に送出する。この送出された画像データは、PHS側
接続端子部250に接続された蓋付きポータブルキーボ
ード100のキーボード側接続端子部31に供給され
る。
【0039】ここで蓋付きポータブルキーボード100
はその蓋体にキーボード側接続端子31、CPU61、
ROM62、RAM63、不揮発性メモリ64、LCD
30、CCDカメラ35、シャッタスイッチ36及びタ
イマスイッチ37を有している。そしてこのCPU61
にはキーボード側接続端子31、ROM62、RAM6
3、不揮発性メモリ64、LCD30、CCDカメラ3
5、シャッタスイッチ36及びタイマスイッチ37がそ
れぞれ接続されている。
【0040】このキーボード側接続端子部31はPHS
側接続端子部250からの画像データをCPU61に送
出する。ROM62にはCPU61で実行されるプログ
ラム等が格納されている。RAM63は画像データのワ
ーキングエリアとして用いられる。不揮発性メモリ64
にはCPU61から送出された画像データがメモリされ
る。これらの画像データはユーザ(使用者)によって消
去可能である。
【0041】また、CPU61では、送出された画像デ
ータの圧縮や解凍等の制御が行われる。CPU61では
シャッタスイッチ36、タイマスイッチ37のユーザに
よる操作に基づいた制御を行う。CPU61ではCCD
カメラ35が撮像した被写体の画像データ及びPHS2
00から送出された画像データを不揮発性メモリ64に
保存すると共に、LCD30に表示する。
【0042】次に、本発明に係る実施形態としての蓋付
きポータブルキーボード100の動作例について図5を
参照しつつ説明する。なおここでは、例えば通信サービ
スを利用してテキストデータと画像データの受信、及び
入力したテキストデータの送信を行う場合について説明
する。まず、図5に示すアンテナ266を介して通信部
265が受信したテキストデータ及び画像データは制御
部261に送出される。
【0043】この制御部261ではテキストデータを不
揮発性メモリ264にメモリした後、このテキストデー
タをROM262のフォントテーブルを用いてフォント
データに変換してLCD220に受信情報として文字表
示させる。また、このとき制御部261は画像データを
不揮発性メモリ264にメモリした後、この画像データ
をPHS側接続端子部250と接続されたキーボード側
接続端子部31を介してCPU61に送出する。このC
PU61は供給された画像データに対して解凍等のデー
タ処理を施した後、LCD30にその画像データからな
る画像を表示させる。
【0044】ここで、蓋付きポータブルキーボード10
0の入力キー群11で入力操作が行われると、入力され
た文字を示すテキストデータが赤外線送信部14からP
HS200の赤外線受信部に赤外線通信される。この蓋
付きポータブルキーボード100からのテキストデータ
は制御部261に送出される。制御部261はこのテキ
ストデータを不揮発性メモリ264にメモリした後、R
OM262のフォントテーブルを用いてフォントデータ
に変換してLCD220に入力情報として文字表示させ
る。
【0045】この入力されたテキストデータは入力キー
群11の操作により通信部265を使用して基地局に送
信される。こうして、テキストデータの双方向受信をし
つつ、画像データの同時受信を行うことができる。
【0046】このように、実施形態としての蓋付きポー
タブルキーボード100によれば、蓋体20の溝部21
に配されたキーボード側接続端子部31に、PHS20
0の接触に伴い接続方向にスライドするスライドプレー
ト41を覆設し、このスライドプレート41がスライド
することにより露出したキーボード側接続端子部31に
PHS側接続端子部250が接続することができる。
【0047】従って、PHS200を接続して通信処理
を行う時に、PHS200を当該蓋付きポータブルキー
ボード100に一体化させることができるので、PHS
200と蓋付きポータブルキーボードとが別個独立して
いた従来方式に比べて、利便性及び操作性を向上させる
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
電子機器によれば、通信部及び表示機能を有した携帯端
末装置を接続して通信処理をするように操作される場合
において、接続端子が配された蓋体に携帯端末取付機構
を設け、この携帯端末取付機構が、接続端子に接続され
た携帯端末装置を蓋体に取り付けるようにしたものであ
る。
【0049】この構成によって、携帯端末装置を接続し
て通信処理を行う時に、携帯端末装置を当該携帯電子機
器に一体化させることができるので、携帯端末装置と携
帯電子機器とが別個独立していた従来方式に比べて、利
便性及び操作性を向上させることができる。
【0050】この発明は、PHS(Personal Handy pho
ne System)等の携帯端末装置が接続されて取り付けら
れる蓋付きポータブルキーボード等の携帯電子機器に適
用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての蓋付きポータブ
ルキーボード100の構成例を示す斜視図である。
【図2】その携帯端末取付機構40の構成例を示す分解
斜視図である。
【図3】その蓋付きポータブルキーボード100の取付
例(その1)を示す側面から見た断面図である。
【図4】その蓋付きポータブルキーボード100の取付
例(その2)を示す一部断面を含む上面図である。
【図5】その蓋付きポータブルキーボード100の内部
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 本体部 14 赤外線送信部 20 蓋体 21 溝部 22 赤外線連絡用開孔部 30 LCD 31 キーボード側接続端子部(接続端子) 40 携帯端末取付機構 41 スライドプレート 43 ねじりバネ(弾性手段) 44 凸部(抑止部) 45 スリット部 100 蓋付きポータブルキーボード 200 PHS(携帯端末装置) 230 赤外線受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 G06F 1/00 312K 1/21 320E H04B 7/26 V Fターム(参考) 5B019 BA10 JA10 5K011 AA04 AA05 AA09 JA01 JA12 5K023 AA07 BB02 MM25 NN07 PP02 PP14 5K027 AA11 BB01 CC08 KK02 KK06 KK07 MM17 5K067 AA34 BB04 BB21 EE02 EE37 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信部及び表示機能を有した携帯端末装
    置を接続して、通信処理をするように操作される携帯電
    子機器において、 蓋体と、 前記携帯端末装置を接続するために、前記蓋体に設けら
    れた接続端子と、 前記接続端子に接続された携帯端末装置を前記蓋体に取
    り付ける携帯端末取付機構とを備えることを特徴とする
    携帯電子機器。
  2. 【請求項2】 前記携帯端末取付機構は、 前記接続端子を覆うと共に、前記携帯端末装置の接触に
    伴って接続方向にスライドして該接続端子を露出するス
    ライドプレートと、 前記接続端子を覆う方向に、前記スライドプレートを付
    勢して該スライドプレートを介して前記携帯端末装置を
    付勢する弾性手段と、 前記弾性手段に付勢された前記携帯端末装置を抑止する
    抑止手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電子機器。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末装置に凹部が設けられた場
    合であって、 前記抑止手段は、 前記凹部と係合する凸部であることを特徴とする請求項
    2に記載の携帯電子機器。
  4. 【請求項4】 前記スライドプレートは、 断面が「L」字状の板形状を成し、 スライドしたときに前記接続端子が突出するスリット部
    を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機
    器。
  5. 【請求項5】 当該携帯電子機器には前記携帯端末装置
    に赤外線を送信するための赤外線送信部が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  6. 【請求項6】 前記蓋体には、 表示部が設けられ、 前記携帯端末装置が前記携帯電子機に取り付けられたと
    きに、 前記通信部によって受信された画像データが前記接続端
    子を介して前記表示部に送出されることを特徴とする請
    求項1に記載の携帯電子機器。
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