JP2001241694A - 健康空気調和システム - Google Patents
健康空気調和システムInfo
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- JP2001241694A JP2001241694A JP2000048265A JP2000048265A JP2001241694A JP 2001241694 A JP2001241694 A JP 2001241694A JP 2000048265 A JP2000048265 A JP 2000048265A JP 2000048265 A JP2000048265 A JP 2000048265A JP 2001241694 A JP2001241694 A JP 2001241694A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】室内空気と外気とをその全熱を逃がすことなし
に換気することができ、空気中の細菌類を殺菌し、かつ
細菌類を滅菌する抗菌作用と空気中の異臭や有害物質を
除去することのできる健康空気調和システムを提供す
る。 【解決手段】全熱交換器の室内側給気ダクトに、紫外線
殺菌灯又はオゾンガス供給体と活性炭よりなるフィルタ
とを室内側へ向けて順に配設し、かつ全熱交換器と紫外
線殺菌灯との間の室内側給気ダクトに、室内空気の一部
を取り込む一部室内空気取込口を設ける。
に換気することができ、空気中の細菌類を殺菌し、かつ
細菌類を滅菌する抗菌作用と空気中の異臭や有害物質を
除去することのできる健康空気調和システムを提供す
る。 【解決手段】全熱交換器の室内側給気ダクトに、紫外線
殺菌灯又はオゾンガス供給体と活性炭よりなるフィルタ
とを室内側へ向けて順に配設し、かつ全熱交換器と紫外
線殺菌灯との間の室内側給気ダクトに、室内空気の一部
を取り込む一部室内空気取込口を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に室内空気と外気とをその全熱を逃がすことなし
に換気することができる全熱交換器と、空気中の細菌類
を殺菌する紫外線殺菌灯又はオゾンガス供給体と細菌類
を滅菌する抗菌作用と空気中の異臭や有害物質を除去す
る吸着作用を有する活性炭フィルタを備えた健康空気調
和システムに関する。
し、特に室内空気と外気とをその全熱を逃がすことなし
に換気することができる全熱交換器と、空気中の細菌類
を殺菌する紫外線殺菌灯又はオゾンガス供給体と細菌類
を滅菌する抗菌作用と空気中の異臭や有害物質を除去す
る吸着作用を有する活性炭フィルタを備えた健康空気調
和システムに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般住
宅、病室、レストラン等では、空気中に細かい無数の塵
埃や異臭のほか多種の細菌類が存在し、それら細菌によ
り伝染・罹病するという危険を抱えている。このような
場所では、常に清潔さ及び温度や湿度が適当な快適さが
要求されるが、従来それらへの対応は空気調和器により
空調を行い同時に塵埃や煙を除去することによって行わ
れている。そして室内に浮遊している細菌類の一部は、
塵埃と共に空気調和器内に設けられたフィルタで付着除
去されるが、残りの大部分の細菌類は除去されないまま
室内に浮遊している。また、全熱交換器、フィルタなど
の空気調和器内に付着した細菌類は、そこでで増殖し、
再び空気調和器によって室内全体にばらまかれるという
恐れがある。
宅、病室、レストラン等では、空気中に細かい無数の塵
埃や異臭のほか多種の細菌類が存在し、それら細菌によ
り伝染・罹病するという危険を抱えている。このような
場所では、常に清潔さ及び温度や湿度が適当な快適さが
要求されるが、従来それらへの対応は空気調和器により
空調を行い同時に塵埃や煙を除去することによって行わ
れている。そして室内に浮遊している細菌類の一部は、
塵埃と共に空気調和器内に設けられたフィルタで付着除
去されるが、残りの大部分の細菌類は除去されないまま
室内に浮遊している。また、全熱交換器、フィルタなど
の空気調和器内に付着した細菌類は、そこでで増殖し、
再び空気調和器によって室内全体にばらまかれるという
恐れがある。
【０００３】したがって、従来の空気調和器で細菌類を
十分に除去することは困難であるばかりでなく、増殖の
恐れもあった。この問題を解消するため、フィルタに薬
剤を染み込ませる等して抗菌・滅菌作用を持たせる例も
提案されているが、十分な効果を得ることができなかっ
た。したがって本発明の目的は、熱交換された外気を清
浄化して室内に供給し、かつ全熱交換器等に付着・増殖
する細菌類や汚染物質を滅菌・除去することのできる健
康空気調和システムを提供するところにある。
十分に除去することは困難であるばかりでなく、増殖の
恐れもあった。この問題を解消するため、フィルタに薬
剤を染み込ませる等して抗菌・滅菌作用を持たせる例も
提案されているが、十分な効果を得ることができなかっ
た。したがって本発明の目的は、熱交換された外気を清
浄化して室内に供給し、かつ全熱交換器等に付着・増殖
する細菌類や汚染物質を滅菌・除去することのできる健
康空気調和システムを提供するところにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を下記構成の
本発明によって解決する。 （１）全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排気しか
つ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムにおい
て、全熱交換器の室内側給気ダクトに、紫外線殺菌灯と
活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順に配設
し、かつ全熱交換器と紫外線殺菌灯との間の室内側給気
ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室内空気取込
口を設けてなることを特徴とする健康空気調和システ
ム。 （２）全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排気しか
つ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムにおい
て、全熱交換器の室内側給気ダクトに、オゾンガス供給
部と活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順に配
設し、かつ全熱交換器とオゾンガス供給部との間の室内
側給気ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室内空
気取込口を設けてなることを特徴とする健康空気調和シ
ステム。 （３）フィルタが、多数のハニカム透孔を備えた銀添活
性炭よりなるものであることを特徴とする前記（１）又
は（２）に記載の健康空気調和システム。
本発明によって解決する。 （１）全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排気しか
つ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムにおい
て、全熱交換器の室内側給気ダクトに、紫外線殺菌灯と
活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順に配設
し、かつ全熱交換器と紫外線殺菌灯との間の室内側給気
ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室内空気取込
口を設けてなることを特徴とする健康空気調和システ
ム。 （２）全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排気しか
つ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムにおい
て、全熱交換器の室内側給気ダクトに、オゾンガス供給
部と活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順に配
設し、かつ全熱交換器とオゾンガス供給部との間の室内
側給気ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室内空
気取込口を設けてなることを特徴とする健康空気調和シ
ステム。 （３）フィルタが、多数のハニカム透孔を備えた銀添活
性炭よりなるものであることを特徴とする前記（１）又
は（２）に記載の健康空気調和システム。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１は本発明実施例の健康空気調和シス
テムの構成説明図、図２は従来の全熱交換器を備えた空
気調和装置の斜視図を示す。図１中、Ａは室内側、Ｂは
室外側であり、１００は健康空気調和システム、１は全
熱交換器（ロータ型）、２は室内側給気ダクト、２’は
室外側給気ダクト、３は室内側排気ダクト、３’は室外
側排気ダクト、５は多数のハニカム透孔を備えた抗菌性
の銀添活性炭フィルタ、６は紫外線殺菌灯（又はオゾン
ガス供給体）、４１は給気用ファン、４２は排気用ファ
ン、５は銀添活性炭フィルタ、２００は室内空気取込
口、２０１はダンパである。また、図２中、１は全熱交
換器（ロータ型）、２ａは外気給気口、２ｂは外気取り
入れ口、３ａは室内空気吸い込み口、３ｂは室内空気排
気口、４ａは給気ファン，４ｂは排気ファン、ｆ１は給
気側エアーフィルタ、ｆ２は排気側エアーフィルタであ
る。
いて説明する。図１は本発明実施例の健康空気調和シス
テムの構成説明図、図２は従来の全熱交換器を備えた空
気調和装置の斜視図を示す。図１中、Ａは室内側、Ｂは
室外側であり、１００は健康空気調和システム、１は全
熱交換器（ロータ型）、２は室内側給気ダクト、２’は
室外側給気ダクト、３は室内側排気ダクト、３’は室外
側排気ダクト、５は多数のハニカム透孔を備えた抗菌性
の銀添活性炭フィルタ、６は紫外線殺菌灯（又はオゾン
ガス供給体）、４１は給気用ファン、４２は排気用ファ
ン、５は銀添活性炭フィルタ、２００は室内空気取込
口、２０１はダンパである。また、図２中、１は全熱交
換器（ロータ型）、２ａは外気給気口、２ｂは外気取り
入れ口、３ａは室内空気吸い込み口、３ｂは室内空気排
気口、４ａは給気ファン，４ｂは排気ファン、ｆ１は給
気側エアーフィルタ、ｆ２は排気側エアーフィルタであ
る。
【０００６】まず、全熱交換器１は、図２に示すごと
く、室内側Ａと室外側Ｂとの間に設置され、例えば公知
のロータ型の全熱交換器１を介して、室内側Ａの空気を
その保有熱を吸熱し室外側Ｂへ排気し、かつ室外側Ｂの
空気を全熱交換器１の前記の吸熱で暖めて室内側Ａへ給
気する。すなわち、汚れた室内側Ａの空気は、室内空気
吸い込み口３ａ→排出側エアーフィルタｆ２→全熱交換
器１→排気ファン４ｂ→室内空気排気口３ｂの順で、途
中、室内空気保有熱を全熱交換器１で捕獲した後、外部
へ排出される。一方、外気は、外気取り入れ口２ｂ→給
気側エアーフィルタｆ１→全熱交換器１→給気ファン４
ａ→外気給気口２ａの順で、途中、外気を全熱交換器で
加熱した後、室内側Ａへ給気される。この間で問題とな
るのは、細菌類や汚染物質を含んだ室内空気が全熱交換
器１に接触する際に、細菌類等が全熱交換器１に付着
し、次いで取り入れ外気の加熱のため全熱交換器の位置
移動（回転）をした段階で、前記細菌類等の付着した全
熱交換器部分が給気流に接触され、付着細菌類等が室内
側Ａへ逆送・飛散されることである。
く、室内側Ａと室外側Ｂとの間に設置され、例えば公知
のロータ型の全熱交換器１を介して、室内側Ａの空気を
その保有熱を吸熱し室外側Ｂへ排気し、かつ室外側Ｂの
空気を全熱交換器１の前記の吸熱で暖めて室内側Ａへ給
気する。すなわち、汚れた室内側Ａの空気は、室内空気
吸い込み口３ａ→排出側エアーフィルタｆ２→全熱交換
器１→排気ファン４ｂ→室内空気排気口３ｂの順で、途
中、室内空気保有熱を全熱交換器１で捕獲した後、外部
へ排出される。一方、外気は、外気取り入れ口２ｂ→給
気側エアーフィルタｆ１→全熱交換器１→給気ファン４
ａ→外気給気口２ａの順で、途中、外気を全熱交換器で
加熱した後、室内側Ａへ給気される。この間で問題とな
るのは、細菌類や汚染物質を含んだ室内空気が全熱交換
器１に接触する際に、細菌類等が全熱交換器１に付着
し、次いで取り入れ外気の加熱のため全熱交換器の位置
移動（回転）をした段階で、前記細菌類等の付着した全
熱交換器部分が給気流に接触され、付着細菌類等が室内
側Ａへ逆送・飛散されることである。
【０００７】次に、本発明の実施例の図１に示す健康空
気調和システムについて説明する。本発明に係る健康空
気調和システム１００は、室内側Ａと室外側Ｂとの間に
設置され、全熱交換器（ロータ型全熱交換器）１を介し
て、室内側Ａの空気を室外側Ｂへ排気しかつ室外側Ｂの
空気を室内側Ａへ給気する。全熱交換器１の室内側給気
ダクト２に、室内空気取込口２００と紫外線殺菌灯６と
多数のハニカム透孔を備えた抗菌性の銀添活性炭よりな
る活性炭フィルタ５と給気用ファン４１が順に室内側Ａ
へ向けて順に配設されている。したがって、外気は、室
外側給気ダクト２’→全熱交換器（ロータ型全熱交換
器）１→室内側給気ダクト２→紫外線殺菌灯６→多数の
ハニカム透孔を備えた抗菌性の銀添活性炭よりなる活性
炭フィルタ５→給気用ファン４１→室内側Ａの順で室内
へ導入され、かつ前記室内側給気ダクト２→紫外線殺菌
灯６の間に分岐された室内空気取込口２００から室内空
気の一部がダンパ２０１により調整されて導入される。
この段階で、全熱交換器１に付着していた細菌類や汚染
物質の放出物及び室内空気中の浮遊細菌類等が紫外線殺
菌灯（又はオゾンガス供給体）６で殺菌され、かつ銀添
活性炭フィルタ５で滅菌・除去されることとなる。本発
明では、室内空気取込口２００から室内空気の一部が取
込まれて紫外線殺菌処理され、それが継続・循環して行
われることにより、室内空気中の大部分の浮遊細菌類等
が殺菌される結果、細菌類をほとんど含まない室内雰囲
気が生成されることとなる。
気調和システムについて説明する。本発明に係る健康空
気調和システム１００は、室内側Ａと室外側Ｂとの間に
設置され、全熱交換器（ロータ型全熱交換器）１を介し
て、室内側Ａの空気を室外側Ｂへ排気しかつ室外側Ｂの
空気を室内側Ａへ給気する。全熱交換器１の室内側給気
ダクト２に、室内空気取込口２００と紫外線殺菌灯６と
多数のハニカム透孔を備えた抗菌性の銀添活性炭よりな
る活性炭フィルタ５と給気用ファン４１が順に室内側Ａ
へ向けて順に配設されている。したがって、外気は、室
外側給気ダクト２’→全熱交換器（ロータ型全熱交換
器）１→室内側給気ダクト２→紫外線殺菌灯６→多数の
ハニカム透孔を備えた抗菌性の銀添活性炭よりなる活性
炭フィルタ５→給気用ファン４１→室内側Ａの順で室内
へ導入され、かつ前記室内側給気ダクト２→紫外線殺菌
灯６の間に分岐された室内空気取込口２００から室内空
気の一部がダンパ２０１により調整されて導入される。
この段階で、全熱交換器１に付着していた細菌類や汚染
物質の放出物及び室内空気中の浮遊細菌類等が紫外線殺
菌灯（又はオゾンガス供給体）６で殺菌され、かつ銀添
活性炭フィルタ５で滅菌・除去されることとなる。本発
明では、室内空気取込口２００から室内空気の一部が取
込まれて紫外線殺菌処理され、それが継続・循環して行
われることにより、室内空気中の大部分の浮遊細菌類等
が殺菌される結果、細菌類をほとんど含まない室内雰囲
気が生成されることとなる。
【０００８】他方、室内空気は、室内側排気ダクト３→
ロータ型全熱交換器１→室外側排気ダクト３’→排気用
ファン４２の順で外部へ排気される。上記において、活
性炭フィルタ５は、多数のハニカム透孔を通気方向に備
えているため、通気抵抗が低く、そしてまた、同活性炭
にはその表面に抗菌剤としての銀（Ａｇ）を担持させて
ある。以上において、紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供
給体）６から供給されるオゾンガスは、人体有害なた
め、そのまま居室内へ放出することは危険であるが、本
発明構成では、紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供給体）
６の後に配置されている活性炭フィルタ５によって、オ
ゾンガスは分解されて無害の酸素ガスとなる利点があ
る。
ロータ型全熱交換器１→室外側排気ダクト３’→排気用
ファン４２の順で外部へ排気される。上記において、活
性炭フィルタ５は、多数のハニカム透孔を通気方向に備
えているため、通気抵抗が低く、そしてまた、同活性炭
にはその表面に抗菌剤としての銀（Ａｇ）を担持させて
ある。以上において、紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供
給体）６から供給されるオゾンガスは、人体有害なた
め、そのまま居室内へ放出することは危険であるが、本
発明構成では、紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供給体）
６の後に配置されている活性炭フィルタ５によって、オ
ゾンガスは分解されて無害の酸素ガスとなる利点があ
る。
【０００９】本例において活性炭フィルタは、多数のハ
ニカム透孔を通気方向に備えた通気抵抗の低いものが好
ましく、そしてまた、活性炭にはその表面に抗菌剤とし
ての銀（Ａｇ）を担持させたものが好適に使用される。
抗菌剤としては、Ａｇのほか、Ｃｕ又はＺｎ等の抗菌作
用を有する金属又はこれらの硝酸塩、ハロゲン化物等の
金属の塩類、銀キレートや銀ゾル等の無機物や有機物と
の錯塩、化合物及び混合物等が使用できる。なお、活性
炭としては、繊維状の集合体を用いることも好ましい。
さらに、紫外線殺菌灯としては、無菌室等に使用される
一般の殺菌灯を使用することができ、またオゾンガス供
給体としては例えば無声放電タイプのものが使用でき
る。
ニカム透孔を通気方向に備えた通気抵抗の低いものが好
ましく、そしてまた、活性炭にはその表面に抗菌剤とし
ての銀（Ａｇ）を担持させたものが好適に使用される。
抗菌剤としては、Ａｇのほか、Ｃｕ又はＺｎ等の抗菌作
用を有する金属又はこれらの硝酸塩、ハロゲン化物等の
金属の塩類、銀キレートや銀ゾル等の無機物や有機物と
の錯塩、化合物及び混合物等が使用できる。なお、活性
炭としては、繊維状の集合体を用いることも好ましい。
さらに、紫外線殺菌灯としては、無菌室等に使用される
一般の殺菌灯を使用することができ、またオゾンガス供
給体としては例えば無声放電タイプのものが使用でき
る。
【００１０】なお、活性炭フィルタ５は、その表面に光
触媒（例えば、アナターゼ型酸化チタン光触媒）を担持
させたものであってもよい。光触媒としては、二酸化チ
タン（ＴｉＯ２）、特にアナターゼ型二酸化チタン、酸
化タングステン、酸化コバルト、酸化亜鉛等が挙げら
れ、それらが前記活性炭表面に担持される。光触媒に、
アンモニアガス、ホルムアルデヒドガス等のアウトガス
や油等の汚染物質が接触すると、アウトガスや汚染物質
は、例えばアナターゼ型酸化チタンが蛍光灯からの光照
射（３８０ｎｍ以下の光が最適）の元で生成する水酸基
ラジカルと反応し、すみやかに酸化分解される。一般
に、アンモニアガスは硝酸イオンを経て窒素ガスと酸素
に分解され、有機物質は二酸化炭素と水に分解される。
触媒（例えば、アナターゼ型酸化チタン光触媒）を担持
させたものであってもよい。光触媒としては、二酸化チ
タン（ＴｉＯ２）、特にアナターゼ型二酸化チタン、酸
化タングステン、酸化コバルト、酸化亜鉛等が挙げら
れ、それらが前記活性炭表面に担持される。光触媒に、
アンモニアガス、ホルムアルデヒドガス等のアウトガス
や油等の汚染物質が接触すると、アウトガスや汚染物質
は、例えばアナターゼ型酸化チタンが蛍光灯からの光照
射（３８０ｎｍ以下の光が最適）の元で生成する水酸基
ラジカルと反応し、すみやかに酸化分解される。一般
に、アンモニアガスは硝酸イオンを経て窒素ガスと酸素
に分解され、有機物質は二酸化炭素と水に分解される。
【００１１】
【発明の効果】本発明の健康空気調和システムによれ
ば、以下のごとき作用効果が発揮される。 （１）室内空気と外気とをその全熱を逃がすことなしに
換気することができると共に空気中の細菌類を殺菌・滅
菌でき、かつ空気中の異臭や有害物質を除去して室内側
へ給気することができる。 （２）全熱交換器やフィルタに付着する細菌類や汚染物
質が室内へ放出されるのを阻止できる。 （３）室内空気取込口から室内空気の一部が取込まれて
紫外線殺菌処理され、それが継続・循環して行われるこ
とにより、室内空気中の大部分の浮遊細菌類等が殺菌さ
れ、無菌状態に近い室内空気環境が得られる。
ば、以下のごとき作用効果が発揮される。 （１）室内空気と外気とをその全熱を逃がすことなしに
換気することができると共に空気中の細菌類を殺菌・滅
菌でき、かつ空気中の異臭や有害物質を除去して室内側
へ給気することができる。 （２）全熱交換器やフィルタに付着する細菌類や汚染物
質が室内へ放出されるのを阻止できる。 （３）室内空気取込口から室内空気の一部が取込まれて
紫外線殺菌処理され、それが継続・循環して行われるこ
とにより、室内空気中の大部分の浮遊細菌類等が殺菌さ
れ、無菌状態に近い室内空気環境が得られる。
【図１】本発明実施例の健康空気調和システムの構成説
明図
明図
【図２】従来の全熱交換器を備えた空気調和装置の斜視
図
図
１：全熱交換器 ２：室内側給気ダクト ２’：室外側給気ダクト ２ａ：外気給気口 ２ｂ：外気取り入れ口 ３：室内側排気ダクト ３’：室外側排気ダクト ３ａ：室内空気吸い込み口 ３ｂ：室内空気排気口 ４ａ：給気ファン ４ｂ：排気ファン ５：多数のハニカム透孔を備えた抗菌性の銀添活性炭フ
ィルタ ６：紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供給体） ４１：給気用ファン ４２：排気用ファン ｆ１：給気側エアーフィルタ ｆ２：排気側エアーフィルタ １００：健康空気調和システム ２００：室内空気取込口 ２０１：ダンパ Ａ：室内側 Ｂ：室外側
ィルタ ６：紫外線殺菌灯（又はオゾンガス供給体） ４１：給気用ファン ４２：排気用ファン ｆ１：給気側エアーフィルタ ｆ２：排気側エアーフィルタ １００：健康空気調和システム ２００：室内空気取込口 ２０１：ダンパ Ａ：室内側 Ｂ：室外側
Claims (3)
- 【請求項１】全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排
気しかつ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムに
おいて、全熱交換器の室内側給気ダクトに、紫外線殺菌
灯と活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順に配
設し、かつ全熱交換器と紫外線殺菌灯との間の室内側給
気ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室内空気取
込口を設けてなることを特徴とする健康空気調和システ
ム。 - 【請求項２】全熱交換器を介して、室内空気を屋外へ排
気しかつ屋外空気を室内へ給気する空気調和システムに
おいて、全熱交換器の室内側給気ダクトに、オゾンガス
供給部と活性炭よりなるフィルタとを室内側へ向けて順
に配設し、かつ全熱交換器とオゾンガス供給部との間の
室内側給気ダクトに、室内空気の一部を取り込む一部室
内空気取込口を設けてなることを特徴とする健康空気調
和システム。 - 【請求項３】 フィルタが、多数のハニカム透孔を備え
た銀添活性炭よりなるものであることを特徴とする請求
項１又は２に記載の健康空気調和システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000048265A JP2001241694A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 健康空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000048265A JP2001241694A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 健康空気調和システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001241694A true JP2001241694A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18570382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000048265A Pending JP2001241694A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | 健康空気調和システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001241694A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000366A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Fujitsu General Ltd | 紫外線殺菌装置と、それを用いた空調装置 |
| JP2006034873A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Fujitsu General Ltd | 空気清浄機 |
| JP2006313065A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | Lg Electronics Inc | 湿度調節兼殺菌器、それを備えた換気装置並びにその制御方法 |
| DE102017131097A1 (de) * | 2017-08-11 | 2019-02-14 | Sentec E&E Co., Ltd. | UV-Röhre zum Vernichten von Mikroorganismen und Klimatisierungssystem mit dieser UV-Röhre |
| CN110608490A (zh) * | 2019-10-21 | 2019-12-24 | 上海应用技术大学 | 一种高效voc去除回转式洁净*** |
-
2000
- 2000-02-24 JP JP2000048265A patent/JP2001241694A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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