JP2001240284A - 画像形成装置の用紙剥離機構 - Google Patents

画像形成装置の用紙剥離機構

Info

Publication number
JP2001240284A
JP2001240284A JP2000060350A JP2000060350A JP2001240284A JP 2001240284 A JP2001240284 A JP 2001240284A JP 2000060350 A JP2000060350 A JP 2000060350A JP 2000060350 A JP2000060350 A JP 2000060350A JP 2001240284 A JP2001240284 A JP 2001240284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
claw member
paper
claw
pressure roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000060350A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemasa Kimata
秀昌 木全
Ikuo Makie
郁雄 牧江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2000060350A priority Critical patent/JP2001240284A/ja
Publication of JP2001240284A publication Critical patent/JP2001240284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙分離用の爪部材の先端部がローラ突き刺さ
ったり傷つけたりすることがあった。 【解決手段】爪部材の退避方向を、当該爪部材の先端部
がローラから離れる方向にすることにより、用紙分離用
の爪部材の先端部がローラ突き刺さったり傷つけたりす
ることを無くす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置のローラなどへの用紙巻き込
みを防止するための用紙剥離機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図1に基づき説明する。こ
れは従来の用紙剥離機構を定着装置に適用した例であ
る。この定着装置は、内部にヒータ111を有する熱ロ
ーラ11と、圧ローラ12と、搬送路に面する前記圧ロ
ーラ12の搬送方向下流側近傍に、支軸211の周りに
回動可能に配置された用紙剥離用の爪部材21と、用紙
搬送方向に対し略垂直方向に前記支軸を退避させるため
のU字状の受け部22と、前記爪部材21の先端爪部2
12をローラに当接させる方向の回動力を付与するとと
もに前記支軸を前記退避する方向と反対方向に付勢する
付勢部材23と、上側搬送ガイド3と、下側搬送ガイド
4とで構成されている。
【0003】次に前記従来技術の定着装置の基本的な動
きを説明する。用紙の図中下面に未定着トナーを転写さ
れた用紙が上流側から搬送されてきて、対向する前記熱
ローラ11と前記圧ローラ12が挟持、加熱することに
より定着する。通常の状態ではローラの曲率や用紙のコ
シの強さなど条件によりローラから自然に分離され、前
記剥離用爪部材21は用紙に対して作用していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の定着装
置に紙詰まりの発生を図1に基づき説明する。通常状態
では前述の通りに爪部材21は用紙に対して作用してい
ないが、図1の(A)のように、用紙が上方向にカール
していたり、前記圧ローラ12との分離状態が悪い場合
などに、当該圧ローラ12に巻き込まれそうになる。こ
のようなときには用紙先端を前記爪部材21の爪先端部
212によって剥がすことにより巻き込みを防止してい
る。また剥がれにくい用紙であっても前記爪部材21の
先端爪部212を前記圧ローラ12に当接させつつ支軸
211が前記受け部22において矢印Xで示すように方
向搬送路から略垂直方向に若干退避することによって用
紙の巻き込みを防止している。しかし前記爪部材21の
前記先端爪部212は用紙および圧ローラ12から矢印
Aの方向へ力を受けているのに、当該爪部材21の退避
する方向は矢印X方向のため前記爪先端部212が前記
圧ローラに突き刺さり易くなる。また図1の(B)にあ
るように、用紙が排出後に紙詰まりを起こした場合に、
用紙の途中が波打ち前記爪部材21を押し上げることが
よくある。このような場合に前記熱ローラ11と前記圧
ローラ12の回転が継続したままであると、前記爪部材
21の前記先端爪部212は用紙および圧ローラ12か
ら矢印Bの方向へ力を受け、さらに当該爪部材21の姿
勢も前記圧ローラ12に突き刺さり易くなっている。以
上のように前記爪部材21は図中右方向へは逃げにくい
ので前記先端爪部212が前記圧ローラ12に突き刺さ
り易いので最悪な場合はローラや爪部材の破損に至る不
具合が発生する場合もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の目的は、
搬送路に面するローラの搬送方向下流側近傍に、支軸の
周りに回動可能に配置された用紙剥離用の爪部材と、搬
送される用紙が前記爪部材の爪先端部へ作用する力の方
向と略同一方向に前記支軸を退避させるための(U字状
の)受け部と、前記爪部材の先端爪部をローラに当接さ
せる方向の回動力を付与するとともに前記支軸を前記退
避する方向と反対方向に付勢する付勢部材とで構成され
ることを特徴とする画像形成装置の用紙剥離機構を提供
することにある。
【0006】
【作用】搬送路に面したローラの剥離爪部材を押し上げ
るような紙詰まりが発生したとき、当該爪部材は用紙に
おされて圧ローラから離れる方向に退避ので、重大な紙
詰まりや、圧ローラや爪部材の破損を未然に防ぐことが
できる。
【0007】
【実施例】本発明の画像形成装置の用紙剥離機構を採用
する定着装置の実施例を図2に基づいて説明する。同図
面において定着装置は、内部にヒータ111を有する熱
ローラ11と、圧ローラ12と、搬送路に面する前記熱
ローラ11の搬送方向下流側近傍に、支軸511の周り
に回動可能に配置された用紙剥離用の爪部材51と、前
記支軸を用紙搬送方向に対し略垂直方向に退避させるた
めのU字状の受け部52と、前記爪部材51の先端爪部
512をローラに当接させる方向の回動力を付与し、か
つ前記支軸を前記退避する方向と反対方向に付勢する付
勢部材53と、上側搬送ガイド3と、下側搬送ガイド4
とで構成されている。
【0008】詳しくは、前記熱ローラ11は熱伝導性の
よいアルミ等にフッ素コートを施したものを用い、内部
にヒータ111を内蔵することにより定着に必要な所定
の温度に制御されている。当該熱ローラ11の駆動は前
記圧ローラ12からの接触従動でもよいが、スリップの
懸念を排除するためにもお互いハスバ歯車などでかみあ
い従動することが好ましい。
【0009】前記圧ローラ12は、前記熱ローラ11に
対向、接触し、駆動手段(図示していない)により駆動
されている。この圧ローラ12は、基材が熱伝導性の良
いアルミのローラからなり、定着のニップ幅を確保する
ために周辺を弾性層で覆われており、この弾性層は耐熱
性のゴムなら何でもよいが、シリコンゴムなどが適して
いる。さらに外周表面にはPTFEなどのフッ素系樹脂
の離型層をもつもほうが適当である。
【0010】前記爪部材51は本実施例では定着装置に
適用しているため、耐熱性、耐摩耗性を考慮して熱可塑
性樹脂、特にポリイミドを使っている。その他のローラ
で適用する場合などはポリアセタールなどでも充分に機
能は果たす。
【0011】前記受け部52は、前記爪部材51の支軸
511を搬送される用紙が当該爪部材51の前記爪先端
部521へ作用する力の方向と略同一方向に退避させる
ことができるように開口したU字状の受け部(521
a,521b)で受けている。こうすることにより前記
支軸521が退避方向に回動しつつスライド可能とな
り、さらに組み立てが容易となる。
【0012】前記付勢部材53は本実施例ではコイルバ
ネを用いている。目的は前記爪先端部512をローラに
軽く圧接しつつ、前記支軸511を用紙搬送方向上流側
および搬送面に向かって付勢するようになっている。バ
ネ強度は前記爪部材51の寸法や、前記圧ローラ12の
種類、適用位置に応じて適宜選択すればよいものであ
る。
【0013】次に本実施例の定着装置の動きを説明す
る。基本的に通常の搬送状態においては上記従来技術と
同じで、用紙の図中下面に未定着トナーを転写された用
紙が上流側から搬送されてきて、対向する前記熱ローラ
11と前記圧ローラ12が挟持、加熱することにより定
着する。通常の状態では前記爪部材51は用紙に対して
作用していない。
【0014】ここで、上記本実施例の定着装置に紙詰ま
りの発生を再び図2に基づき説明する。通常状態では前
述の通りに爪部材51は用紙に対して作用していない
が、図2の(A)のように、用紙が上方向にカールして
いたり、前記圧ローラ12との分離状態が悪い場合など
に、当該圧ローラ12に巻き込まれそうになる。このよ
うなときには用紙先端を前記爪部材51の爪先端部51
2によって剥がすことにより巻き込みを防止している。
また剥がれにくい用紙であっても前記爪部材51の先端
爪部512を前記圧ローラ12に当接させつつ支軸51
1が前記受け部52において搬送される用紙が当該爪部
材51の前記爪先端部521へ作用する力の方向と略同
一方向に退避することによって、当該爪先端部521の
前記圧ローラ12への突き刺さりや用紙の巻き込みを防
止している。また図2の(B)にあるように、用紙が排
出後に紙詰まりを起こした場合に、用紙の途中が波打ち
前記爪部材51を押し上げることがある。このような場
合には、この爪部材51が用紙と圧ローラの回転により
押し上げられるて当該爪部材51が当該圧ローラに突き
刺さり易そうな姿勢になるが、前記支軸511はこの突
き刺さる方向とは逆の方向に退避できるので当該爪部材
51が当該圧ローラに突き刺さることはない。
【0015】上記で説明したような本発明の用紙の剥離
機構は、図3に示すようにローラの長手方向に渡って複
数個設けてるほうがより効果が期待できる。また上記の
実施例は定着装置の圧ローラに適用しているが、熱ロー
ラに適用しても良いし、さらに感光体ドラムや、転写ベ
ルトの周面に適用してもよいローラ表面を傷つけにくく
なり効果が期待できる。
【0016】
【発明の効果】本発明を用いれば、爪部材がローラに突
き刺さったりローラを傷つけることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の用紙剥離機構を採用する定着装置の
概略図である。
【図2】本件発明の用紙剥離機構を採用する定着装置の
概略図である。
【図3】本件発明の用紙剥離機構をローラの長手方向に
複数個設けた定着装置の概略図である。
【符号の説明】
12;圧ローラ 51;爪部材 511;支軸 512;爪先端部 52;受け部 53;付勢部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路に面するローラの搬送方向下流側近
    傍に、支軸の周りに回動可能に配置された用紙剥離用の
    爪部材と、搬送される用紙が前記爪部材の爪先端部へ作
    用する力の方向と略同一方向に前記支軸を退避させるた
    めの(U字状の)受け部と、前記爪部材の先端爪部をロ
    ーラに当接させる方向の回動力を付与するとともにつ前
    記支軸を前記退避する方向と反対方向に付勢する付勢部
    材とで構成されることを特徴とする画像形成装置の用紙
    剥離機構。
JP2000060350A 2000-03-01 2000-03-01 画像形成装置の用紙剥離機構 Pending JP2001240284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060350A JP2001240284A (ja) 2000-03-01 2000-03-01 画像形成装置の用紙剥離機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000060350A JP2001240284A (ja) 2000-03-01 2000-03-01 画像形成装置の用紙剥離機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001240284A true JP2001240284A (ja) 2001-09-04

Family

ID=18580683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000060350A Pending JP2001240284A (ja) 2000-03-01 2000-03-01 画像形成装置の用紙剥離機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001240284A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1341058A2 (en) * 2002-03-01 2003-09-03 Ricoh Company, Ltd Fixing device with a peeler and image forming apparatus including the same
US8526869B2 (en) 2010-01-29 2013-09-03 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus provided with same
CN103588008A (zh) * 2013-11-11 2014-02-19 吴江华尔美特装饰材料有限公司 防粘连辊轴送料结构

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1341058A2 (en) * 2002-03-01 2003-09-03 Ricoh Company, Ltd Fixing device with a peeler and image forming apparatus including the same
EP1341058A3 (en) * 2002-03-01 2004-03-24 Ricoh Company, Ltd Fixing device with a peeler and image forming apparatus including the same
US6813464B2 (en) 2002-03-01 2004-11-02 Ricoh Company, Ltd. Fixing device with a peeler and biasing devices and image forming apparatus including the same
US8526869B2 (en) 2010-01-29 2013-09-03 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus provided with same
CN103588008A (zh) * 2013-11-11 2014-02-19 吴江华尔美特装饰材料有限公司 防粘连辊轴送料结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008268533A (ja) 画像加熱装置
JP2009151118A (ja) 画像加熱装置
JPH03233586A (ja) 定着装置
JPH11224024A (ja) 定着装置
JP3184022B2 (ja) 定着装置
JP2001240284A (ja) 画像形成装置の用紙剥離機構
JP2002145503A (ja) 記録材分離装置及び定着装置並びに画像形成装置
JP2003270995A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4311012B2 (ja) 定着装置
JPH085484Y2 (ja) 画像定着装置
JP2001222182A (ja) 画像形成装置の用紙剥離機構
JP3862914B2 (ja) 定着装置
JP3907407B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2003255750A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2958039B2 (ja) ヒートロール定着装置のジャム防止機構
JP3742181B2 (ja) 定着装置
JP3783484B2 (ja) ベルト定着器
JP2002287556A (ja) 定着装置
JPH07225527A (ja) 定着装置
JP4125945B2 (ja) 画像形成装置
JP2010262044A (ja) 定着装置
JP2004227989A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2017198718A (ja) 画像形成装置
JP2004240283A (ja) 画像形成装置
JP2002287554A (ja) 定着装置