JP2001222182A - 画像形成装置の用紙剥離機構 - Google Patents

画像形成装置の用紙剥離機構

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JP2001222182A
JP2001222182A JP2000034295A JP2000034295A JP2001222182A JP 2001222182 A JP2001222182 A JP 2001222182A JP 2000034295 A JP2000034295 A JP 2000034295A JP 2000034295 A JP2000034295 A JP 2000034295A JP 2001222182 A JP2001222182 A JP 2001222182A
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JP
Japan
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paper
claw member
roller
light
support shaft
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JP2000034295A
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English (en)
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Takatoshi Nishimura
隆俊 西村
Yoshimasa Okura
義正 大倉
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙詰まりが発生したときにローラに用紙が巻き
込むため、紙詰まりの処理が困難であった。 【解決手段】爪部材が用紙に押されて所定の位置まで退
避したことを検知することにより、従来より瞬時にロー
ラやその他搬送系を停止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた画像形成装置のローラなどへの用紙巻き込
みを防止するための用紙剥離機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図1に基づき説明する。こ
れは従来の用紙剥離機構を定着装置に適用した例であ
る。この定着装置は、内部にヒータ111を有する熱ロ
ーラ11と、圧ローラ12と、搬送路に面する前記熱ロ
ーラ11の搬送方向下流側近傍に、支軸211の周りに
回動可能に配置された用紙剥離用の爪部材21と、前記
支軸を用紙搬送方向に対し略垂直方向に待避させるため
のU字状の受け部22と、前記爪部材21の先端爪部2
12をローラに当接させる方向の回動力を付与し、かつ
前記支軸を前記待避する方向と反対方向に付勢する付勢
部材23と、上側搬送ガイド3と、下側搬送ガイド4と
で構成されている。
【0003】次に前記従来技術の定着装置の基本的な動
きを説明する。用紙の図中上面に未定着トナーを転写さ
れた用紙が上流側から搬送されてきて、対向する前記熱
ローラ11と前記圧ローラ12に挟持、加熱することに
より定着する。通常の状態ではローラの曲率や用紙のコ
シの強さなど条件によりローラから自然に分離され、前
記剥離用爪部材21は用紙に対して作用していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の定着装
置に紙詰まりの発生を図2に基づき説明する。通常状態
では前述の通りに爪部材21は用紙に対して作用してい
ないが、図2の(A)のように、用紙が上方向にカール
していたり、前記熱ローラ11との分離状態が悪い場合
などに、当該熱ローラ11に巻き込まれそうになる。こ
のようなときには用紙先端を前記爪部材21の爪先端部
212によって剥がすことにより巻き込みを防止してい
る。また剥がれにくい用紙であっても前記爪部材21の
先端爪部212を前記熱ローラ11に当接させつつ支軸
211が前記受け部22において矢印Xで示すように方
向搬送路から略垂直方向に若干退避することによって用
紙の巻き込みを防止している。しかし図2の(B)にあ
るように、用紙が排出後に紙詰まりを起こした場合に、
用紙の途中が波打ち前記爪部材を押し上げることがまま
ある。このような場合に前記熱ローラ11と前記圧ロー
ラ12の回転が継続したままであると、図2の(C)の
ように、前記爪部材21の支軸211が受け部22から
外れてしまい用紙を巻き上げるなどの不具合が発生す
る。さらに最悪な場合はローラや爪部材の破損に至る場
合もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本件の第1の発明
の目的は、搬送路に面するローラの搬送方向下流側近傍
に、支軸の周りに回動可能に配置された用紙剥離用の爪
部材と、前記支軸を用紙搬送方向に対し略垂直方向に待
避させるための(U字状の)受け部と、前記爪部材の先
端爪部をローラに当接させる方向の回動力を付与し、か
つ前記支軸を前記待避する方向と反対方向に付勢する付
勢部材と、前記爪部材が所定の位置まで待避したことを
検知する検知手段とで構成されることを特徴とする画像
形成装置の用紙剥離機構を提供することにある。
【0006】また本件の第2の発明の目的は、前記爪部
材は遮光部を有し、前記検知手段は光線を発する部分と
当該光線を受光する部分を有するフォトセンサーであ
り、前記爪部材が所定の位置まで待避したときに前記遮
光部が前記フォトセンサーの受光部への光線を遮光する
ことを特徴とする第1の発明に記載の画像形成装置の用
紙剥離機構を提供することにある。
【0007】
【作用】搬送路に面したローラの剥離爪部材を押し上げ
るような紙詰まりが発生し、当該爪部材が所定の位置に
なったことを検知できるので、重大な紙詰まりになるこ
とを未然に防ぐことができる。
【0008】
【実施例】本発明の画像形成装置の用紙剥離機構を採用
する定着装置の実施例を図3に基づいて説明する。同図
面において定着装置は、内部にヒータ111を有する熱
ローラ11と、圧ローラ12と、搬送路に面する前記熱
ローラ11の搬送方向下流側近傍に、支軸211の周り
に回動可能に配置された用紙剥離用の爪部材21と、前
記支軸を用紙搬送方向に対し略垂直方向に待避させるた
めのU字状の受け部22と、前記爪部材21の先端爪部
212をローラに当接させる方向の回動力を付与し、か
つ前記支軸を前記待避する方向と反対方向に付勢する付
勢部材23と、上側搬送ガイド3と、下側搬送ガイド4
と、フォトセンサー5で構成されており、さらに前記爪
部材21は所定の退避位置において前記フォトセンサー
の光線を遮光する遮光部213を備える。
【0009】詳しくは、前記熱ローラ11は熱伝導性の
よいアルミ等にフッ素コートを施したものを用い、内部
にヒータ111を内蔵することにより定着に必要な所定
の温度に制御されている。当該熱ローラ11の駆動は前
記圧ローラ12からの接触従動でもよいが、スリップの
懸念を排除するためにもお互いハスバ歯車などでかみあ
い従動することが好ましい。
【0010】前記圧ローラ12は、前記熱ローラ11に
対向、接触し、駆動手段(図示していない)により駆動
されている。この圧ローラ12は、基材が熱伝導性の良
いアルミのローラからなり、定着のニップ幅を確保する
ために周辺を弾性層で覆われており、この弾性層は耐熱
性のゴムなら何でもよいが、シリコンゴムなどが適して
いる。さらに外周表面にはPTFEなどのフッ素系樹脂
の離型層をもつもほうが適当である。
【0011】前記爪部材21は本実施例では定着装置に
適用しているため、耐熱性、耐摩耗性を考慮して熱可塑
性樹脂、特にポリイミドを使っている。その他のローラ
で適用する場合などはポリアセタールなどでも充分に機
能は果たす。
【0012】前記受け部22は、前記爪部材21の支軸
211を、搬送路から略垂直方向に退避できるように開
口したU字状の受け部(221a,221b)で受けて
いる。こうすることにより前記支軸221が退避方向に
回動しつつスライド可能となり、さらに組み立てが容易
となる。
【0013】前記付勢部材23は本実施例ではコイルバ
ネを用いている。目的は前記爪先端部212をローラに
軽く圧接しつつ、前記支軸211を搬送面に向かって付
勢するようになっている。バネ強度は前記爪部材21の
寸法や、前記熱ローラ11の種類、適用位置に応じて適
宜選択すればよいものである。
【0014】前記フォトセンサー5は、図のようにコの
字型をしており、その内側に発光部51と受光部52が
設けられている。発光部の光源はLEDで常時点灯して
おり受光部は光が当たると導通しそれ以外は絶縁性とな
る半導体を用いたものである。本実施例では前記爪部材
21が所定の位置まで退避して前記遮光部213に遮光
されたときに絶縁状態になることにより前記爪部材21
の退避の状態を検知するように設定されている。
【0015】次に本実施例の定着装置の動きを説明す
る。基本的に通常の搬送状態においては上記従来技術と
同じで、用紙の図中上面に未定着トナーを転写された用
紙が上流側から搬送されてきて、対向する前記熱ローラ
11と前記圧ローラ12に挟持、加熱することにより定
着する。通常の状態では前記爪部材21は用紙に対して
作用していない。
【0016】ここで、上記本実施例の定着装置に紙詰ま
りの発生を再び図3に基づき説明する。通常状態では前
述の通りに爪部材21は用紙に対して作用していない
が、図3の(A)のように、用紙が上方向にカールして
いたり、前記熱ローラ11との分離状態が悪い場合など
に、当該熱ローラ11に巻き込まれそうになる。このよ
うなときには用紙先端を前記爪部材21の爪先端部21
2によって剥がすことにより巻き込みを防止している。
また剥がれにくい用紙であっても前記爪部材21の先端
爪部212を前記熱ローラ11に当接させつつ支軸21
1が前記受け部22において搬送路から略垂直方向に退
避することによって用紙の巻き込みを防止している。し
かし図3の(B)にあるように、用紙が排出後に紙詰ま
りを起こした場合に、用紙の途中が波打ち前記爪部材2
1を押し上げることがままある。このような場合には、
この爪部材21が押し上げられると前記遮光部213が
前記フォトセンサー5の前記受光部52への光線を遮光
し、当該爪部材21が所定の位置まで退避したことを検
知することができる。ここでこの検知信号をうけると即
時に前記熱ローラ11、前記圧ローラ12の回転を停止
するので、用紙がローラに巻き込まれたりすることが無
くなり、詰まった用紙を取り除く作業を容易に行える用
になる。
【0017】上記で説明したような本発明の用紙の剥離
機構は、図4に示すようにローラの長手方向に渡って複
数個設けてるほうがより効果が期待できるが、搬送され
る用紙の全てのサイズのものが必ず通る位置に1つ設け
るだけでも充分で、そのほかの剥離機構は従来技術のも
のを用いてもよい。また上記の実施例は定着装置の熱ロ
ーラに適用しているが、圧ローラに適用しても良いし、
さらに感光体ドラムや、転写ベルトの周面に適用しても
よい。
【0018】
【発明の効果】本発明を用いれば、紙詰まりが発生した
ことを検知することができ、かつ即時にローラを停止す
ることができるので、ローラへの用紙の巻き込みを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の用紙剥離機構を採用する定着装置の
概略図である。
【図2】従来技術の用紙剥離機構を採用する定着装置に
おいて紙詰まりが発生したときにおこる用紙の巻き込み
を表した説明図である。
【図3】本件発明の用紙剥離機構を採用する定着装置の
概略図、兼紙詰まりが発生したときの動きを表した概略
図である。
【図4】本件発明の用紙剥離機構をローラの長手方向に
複数個設けた定着装置の概略図である。
【符号の説明】
11;熱ローラ 21;爪部材 211;支軸 212;爪先端部 213;遮光部 22;受け部 23;付勢部材 5;フォトセンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路に面するローラの搬送方向下流側近
    傍に、支軸の周りに回動可能に配置された用紙剥離用の
    爪部材と、前記支軸を用紙搬送方向に対し略垂直方向に
    待避させるための(U字状の)受け部と、前記爪部材の
    先端爪部をローラに当接させる方向の回動力を付与し、
    かつ前記支軸を前記待避する方向と反対方向に付勢する
    付勢部材と、前記爪部材が所定の位置まで待避したこと
    を検知する検知手段とで構成されることを特徴とする画
    像形成装置の用紙剥離機構。
  2. 【請求項2】前記爪部材は遮光部を有し、前記検知手段
    は光線を発する部分と当該光線を受光する部分を有する
    フォトセンサーであり、前記爪部材が所定の位置まで待
    避したときに前記遮光部が前記フォトセンサーの受光部
    への光線を遮光することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置の用紙剥離機構。
JP2000034295A 2000-02-07 2000-02-07 画像形成装置の用紙剥離機構 Pending JP2001222182A (ja)

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