JP2001239616A - 防水シート - Google Patents
防水シートInfo
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- JP2001239616A JP2001239616A JP2000050094A JP2000050094A JP2001239616A JP 2001239616 A JP2001239616 A JP 2001239616A JP 2000050094 A JP2000050094 A JP 2000050094A JP 2000050094 A JP2000050094 A JP 2000050094A JP 2001239616 A JP2001239616 A JP 2001239616A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐水性、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、伸縮性
などに優れるとともに耐引裂き性や耐貫通性にも優れた
防水シートを提供する。 【解決手段】 シリコーンゴムを繊維で補強した防水シ
ート１において、補強材２に樹脂層３を含浸し、前記補
強材２の一部が樹脂層３から突出した部分にシリコーン
ゴム層４を含浸コーティングしている。
などに優れるとともに耐引裂き性や耐貫通性にも優れた
防水シートを提供する。 【解決手段】 シリコーンゴムを繊維で補強した防水シ
ート１において、補強材２に樹脂層３を含浸し、前記補
強材２の一部が樹脂層３から突出した部分にシリコーン
ゴム層４を含浸コーティングしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコーンゴムを
用いた引張強度や摩擦強度などの物性および、耐候性、
耐水性に優れた防水シートに関する。
用いた引張強度や摩擦強度などの物性および、耐候性、
耐水性に優れた防水シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】建築物の屋根に設ける防水材の一つとし
て、ゴム等のエラストマー製のシートを用いるシート防
水が挙げられる。アスファルト防水などと比べて、敷設
の作業性がよいなどの利点から、今では代表的な防水方
法として、挙げられるものである。
て、ゴム等のエラストマー製のシートを用いるシート防
水が挙げられる。アスファルト防水などと比べて、敷設
の作業性がよいなどの利点から、今では代表的な防水方
法として、挙げられるものである。
【０００３】そのような防水シートとして、エラストマ
ーのみからなるシートがあるが、特に補強を必要とする
用途に用いられる場合には、織布や不織布などをエラス
トマー内に埋設するなどの方法で、引裂き強度などの物
性を向上させたものがある。
ーのみからなるシートがあるが、特に補強を必要とする
用途に用いられる場合には、織布や不織布などをエラス
トマー内に埋設するなどの方法で、引裂き強度などの物
性を向上させたものがある。
【０００４】また、通常、従来から防水シートとして、
防水性能はもちろんのこと、耐水性、耐候性、耐熱性、
耐摩耗性、伸縮性が求められるが、近年、それらの特性
をさらに向上させることが求められるようになってい
る。
防水性能はもちろんのこと、耐水性、耐候性、耐熱性、
耐摩耗性、伸縮性が求められるが、近年、それらの特性
をさらに向上させることが求められるようになってい
る。
【０００５】前記のような各物性に優れる材料として、
シリコーンゴムを挙げることができ、実用新案登録第３
０３２５６８号では、繊維からなる補強材の表面にシリ
コーンゴムをコーティングした屋根材が提案されてい
る。
シリコーンゴムを挙げることができ、実用新案登録第３
０３２５６８号では、繊維からなる補強材の表面にシリ
コーンゴムをコーティングした屋根材が提案されてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用新案登録
第３０３２５６８号に記載された屋根材は、繊維からな
る補強材の片面に、シリコーンゴムのコーティング層を
設けたのみであって、補強材による物性の向上は認めら
れるものの、防水という面では、防水層の役割を果たす
シリコーンゴムのコーティング層が薄層でしかないこと
から、耐貫通性などの強度には若干不安が残るところが
ある。
第３０３２５６８号に記載された屋根材は、繊維からな
る補強材の片面に、シリコーンゴムのコーティング層を
設けたのみであって、補強材による物性の向上は認めら
れるものの、防水という面では、防水層の役割を果たす
シリコーンゴムのコーティング層が薄層でしかないこと
から、耐貫通性などの強度には若干不安が残るところが
ある。
【０００７】また、シリコーンゴムを補強材の全体に含
浸させると、強度は向上させることができるものの、シ
リコーンゴム自体が比較的高価な材料であるために、コ
スト的な問題が発生してしまう。
浸させると、強度は向上させることができるものの、シ
リコーンゴム自体が比較的高価な材料であるために、コ
スト的な問題が発生してしまう。
【０００８】さらに、シリコーンゴムの背面に別の安価
なシートを裏打ちし、防水層の耐引裂き性や耐貫通性を
向上させるということも考えられるが、シリコーンゴム
自身が異種材料との間の接着性に劣るところがあり、そ
の方法も実現が困難である。
なシートを裏打ちし、防水層の耐引裂き性や耐貫通性を
向上させるということも考えられるが、シリコーンゴム
自身が異種材料との間の接着性に劣るところがあり、そ
の方法も実現が困難である。
【０００９】そこで、本発明は耐水性、耐候性、耐熱
性、耐摩耗性、伸縮性などに優れるとともに耐引裂き性
や耐貫通性にも優れた防水シートの提供を目的とする。
性、耐摩耗性、伸縮性などに優れるとともに耐引裂き性
や耐貫通性にも優れた防水シートの提供を目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項１は、シリコーンゴムを繊維で補強
した防水シートにおいて、繊維からなる補強材に樹脂層
を含浸するとともに、前記補強材の一部が樹脂層から突
出しており、補強材が突出した部分にシリコーンゴム層
を設けたことを特徴とする。
めに本発明の請求項１は、シリコーンゴムを繊維で補強
した防水シートにおいて、繊維からなる補強材に樹脂層
を含浸するとともに、前記補強材の一部が樹脂層から突
出しており、補強材が突出した部分にシリコーンゴム層
を設けたことを特徴とする。
【００１１】このように、補強材に樹脂層を含浸するこ
とによって、防水シートの耐引裂き性や耐貫通性を向上
させることができ、また、シリコーンゴム層は補強材が
突出した部分にコーティングしているので、防水シート
に耐水性、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、伸縮性などの物
性を持たせることができ、また、補強材のアンカー効果
により強固に一体化することができる。また、樹脂層を
配置することによってシリコーンゴム層で強度を持たせ
る必要がなくなるので、薄くすることができ、コスト的
にも有利になる。
とによって、防水シートの耐引裂き性や耐貫通性を向上
させることができ、また、シリコーンゴム層は補強材が
突出した部分にコーティングしているので、防水シート
に耐水性、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、伸縮性などの物
性を持たせることができ、また、補強材のアンカー効果
により強固に一体化することができる。また、樹脂層を
配置することによってシリコーンゴム層で強度を持たせ
る必要がなくなるので、薄くすることができ、コスト的
にも有利になる。
【００１２】請求項２では、繊維からなる補強材が、ガ
ラス繊維または化学繊維の織物、編物または不織布であ
ることを特徴としている。
ラス繊維または化学繊維の織物、編物または不織布であ
ることを特徴としている。
【００１３】補強材として、このようなものを用いるこ
とによって、強度を増すことができ、荷重がかかるよう
な用途に対しても使用することができる防水シートを提
供することができる。
とによって、強度を増すことができ、荷重がかかるよう
な用途に対しても使用することができる防水シートを提
供することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は本発明防水シート１の断面
図である。図２は、補強材２に樹脂層３のみを含浸した
ところの断面図である。
図である。図２は、補強材２に樹脂層３のみを含浸した
ところの断面図である。
【００１５】本発明の防水シート１は、繊維からなる補
強材２と樹脂層３とシリコーンゴム層４のコーティング
からなっており、補強材２には、樹脂層３が含浸してい
るとともにシリコーンゴムが含浸コーティングしてい
る。
強材２と樹脂層３とシリコーンゴム層４のコーティング
からなっており、補強材２には、樹脂層３が含浸してい
るとともにシリコーンゴムが含浸コーティングしてい
る。
【００１６】補強材２としては、ガラス繊維などの無機
繊維または、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アク
リル繊維、アラミド繊維などの有機化学繊維からなる織
布、編布、不織布を用いることができる。
繊維または、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アク
リル繊維、アラミド繊維などの有機化学繊維からなる織
布、編布、不織布を用いることができる。
【００１７】厚みとしては、１．０〜５．０ｍｍのもの
が好ましく、１．０ｍｍ未満であると防水シート１に十
分な強度、物性を付与することができず、５．０ｍｍを
超えると柔軟性が低下し、施工性がわるくなるので好ま
しくない。
が好ましく、１．０ｍｍ未満であると防水シート１に十
分な強度、物性を付与することができず、５．０ｍｍを
超えると柔軟性が低下し、施工性がわるくなるので好ま
しくない。
【００１８】樹脂層３としては、前記補強材２に含浸で
きるものなら限定するものではないが、アクリル樹脂、
エチレン酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙げられる。また、補
強材２に用いる素材と接着性がよいものが好ましく用い
られる。
きるものなら限定するものではないが、アクリル樹脂、
エチレン酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂などが挙げられる。また、補
強材２に用いる素材と接着性がよいものが好ましく用い
られる。
【００１９】厚みは０．５〜４．０ｍｍのものを用いる
ことになり、０．５ｍｍ未満であると耐引裂き性、耐貫
通性などが不十分であり、４．０ｍｍを超えると防水シ
ートの屈曲性が悪くなったり、補強材全層を含浸してし
まうことになるので好ましくない。
ことになり、０．５ｍｍ未満であると耐引裂き性、耐貫
通性などが不十分であり、４．０ｍｍを超えると防水シ
ートの屈曲性が悪くなったり、補強材全層を含浸してし
まうことになるので好ましくない。
【００２０】シリコーンゴム層４は、市販の一液性、二
液性シリコーンゴムを用いることができる。その厚みは
０．５〜５．０ｍｍの範囲とする。０．５ｍｍ未満であ
るとちょっとした衝撃で簡単に損傷してしまい、５ｍｍ
を超えるとコスト的にふりであることから好ましくな
い。
液性シリコーンゴムを用いることができる。その厚みは
０．５〜５．０ｍｍの範囲とする。０．５ｍｍ未満であ
るとちょっとした衝撃で簡単に損傷してしまい、５ｍｍ
を超えるとコスト的にふりであることから好ましくな
い。
【００２１】本発明の防水シート１の製造は、例えば、
補強材２の片面から樹脂を含浸させて、図２に示すよう
に、樹脂層３が補強材２に完全に含浸してしまわず、樹
脂層３から補強材２の一部が突出した状態の一体物を作
成する。
補強材２の片面から樹脂を含浸させて、図２に示すよう
に、樹脂層３が補強材２に完全に含浸してしまわず、樹
脂層３から補強材２の一部が突出した状態の一体物を作
成する。
【００２２】次いで、補強材２が突出した面にシリコー
ンゴムを含浸コーティングして、キュアすることによっ
て硬化させ、シリコーンゴム層４を形成する。
ンゴムを含浸コーティングして、キュアすることによっ
て硬化させ、シリコーンゴム層４を形成する。
【００２３】また、上記の方法とは順序を逆にして、補
強材２に先にシリコーンゴムを含浸コーティングしてキ
ュアし、シリコーンゴム層４を形成しておいて、次いで
裏面から樹脂を含浸し樹脂層３を形成してもよい。
強材２に先にシリコーンゴムを含浸コーティングしてキ
ュアし、シリコーンゴム層４を形成しておいて、次いで
裏面から樹脂を含浸し樹脂層３を形成してもよい。
【００２４】このように樹脂層３もシリコーンゴム層４
も両方ともが補強材２に含浸した状態となっているの
で、物理的なアンカー効果によって両者が強固に一体化
している。
も両方ともが補強材２に含浸した状態となっているの
で、物理的なアンカー効果によって両者が強固に一体化
している。
【００２５】物理的なアンカー効果によって強固な一体
物とするには、図３に示すような含浸部分の厚みｄが
０．２ｍｍ以上必要であり、それ未満であると容易に剥
がれてしまうことがあるので好ましくない。
物とするには、図３に示すような含浸部分の厚みｄが
０．２ｍｍ以上必要であり、それ未満であると容易に剥
がれてしまうことがあるので好ましくない。
【００２６】
【実施例】次ぎに本発明を実施した実施例と比較例とを
挙げて両者の比較を行い、本発明の効果を確かめた。
挙げて両者の比較を行い、本発明の効果を確かめた。
【００２７】（実施例）実施例は、補強材としてポリエ
ステル製の不織布（厚み１．２５ｍｍ、目付量３００ｇ
／ｃｍ2）のものを用い、樹脂層としてはアクリル樹脂
を前記補強材に０．９ｍｍ含浸させた。よって、補強材
の残りの０．３５ｍｍが樹脂層の表面に突出しているこ
とになる。そしてその補強材が突出した側に東レ・ダウ
コーニング・シリコーン社製の一液性シリコーンゴム
（品番ＳＥ５０７０）を含浸コーティングして、９０℃
で１２ｍｉｎキュアし、表面にシリコーンゴムのみの部
分が、０．６ｍｍ厚み形成されたものを含む、総厚１．
５ｍｍのシリコーンゴム層形成した。
ステル製の不織布（厚み１．２５ｍｍ、目付量３００ｇ
／ｃｍ2）のものを用い、樹脂層としてはアクリル樹脂
を前記補強材に０．９ｍｍ含浸させた。よって、補強材
の残りの０．３５ｍｍが樹脂層の表面に突出しているこ
とになる。そしてその補強材が突出した側に東レ・ダウ
コーニング・シリコーン社製の一液性シリコーンゴム
（品番ＳＥ５０７０）を含浸コーティングして、９０℃
で１２ｍｉｎキュアし、表面にシリコーンゴムのみの部
分が、０．６ｍｍ厚み形成されたものを含む、総厚１．
５ｍｍのシリコーンゴム層形成した。
【００２８】（比較例）比較例は、実施例と同じ補強材
を用いて、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製の一
液性シリコーンゴム（品番ＳＥ５０７０）を含浸コーテ
ィングして、９０℃で１２ｍｉｎキュアし、やはり実施
例と同様に、表面にシリコーンゴムのみの部分が、０．
８ｍｍ厚み形成されたものを含む、総厚１．５ｍｍのシ
リコーンゴム層形成した。なお、比較例では樹脂層は含
浸しなかった。
を用いて、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製の一
液性シリコーンゴム（品番ＳＥ５０７０）を含浸コーテ
ィングして、９０℃で１２ｍｉｎキュアし、やはり実施
例と同様に、表面にシリコーンゴムのみの部分が、０．
８ｍｍ厚み形成されたものを含む、総厚１．５ｍｍのシ
リコーンゴム層形成した。なお、比較例では樹脂層は含
浸しなかった。
【００２９】上記の実施例及び比較例の、防水シートの
耐貫通性を比較試験した。試験方法は、図４に示すよう
な試験機を用いた。試験機１１は、底板１２の両端より
立ち上がる一対の支柱１３、１３を有し、その間には底
板１２上にゴム製基板１４が配置され、支柱１３、１３
をガイドとして上下動する重錘を取り付けた移動杆１５
が配置され、該移動杆１５にはホルダー１６を介して下
向きに鋭角刃１７が取りつけられている。
耐貫通性を比較試験した。試験方法は、図４に示すよう
な試験機を用いた。試験機１１は、底板１２の両端より
立ち上がる一対の支柱１３、１３を有し、その間には底
板１２上にゴム製基板１４が配置され、支柱１３、１３
をガイドとして上下動する重錘を取り付けた移動杆１５
が配置され、該移動杆１５にはホルダー１６を介して下
向きに鋭角刃１７が取りつけられている。
【００３０】このゴム製基板１４の上に、実施例の防水
シートをシリコーンゴム層が上になるように載置し、上
から移動杆を自然落下させるものである。移動杆の高さ
を変化させて防水シートが貫通したときの高さを測定し
た。
シートをシリコーンゴム層が上になるように載置し、上
から移動杆を自然落下させるものである。移動杆の高さ
を変化させて防水シートが貫通したときの高さを測定し
た。
【００３１】比較例についても同様の試験を行い、実施
例と比較例の防水シートの耐貫通性を比較した。その結
果を表１に示す。
例と比較例の防水シートの耐貫通性を比較した。その結
果を表１に示す。
【００３２】
【表１】
【００３３】表１の結果からわかるように、樹脂層を設
けていない比較例よりも、樹脂層をもうけた実施例が耐
貫通性に関して４倍程度の強さを持っていることがわか
る。
けていない比較例よりも、樹脂層をもうけた実施例が耐
貫通性に関して４倍程度の強さを持っていることがわか
る。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１は、シ
リコーンゴムを繊維で補強した防水シートにおいて、繊
維からなる補強材に樹脂層を含浸するとともに、前記補
強材の一部が樹脂層から突出しており、補強材が突出し
た部分にシリコーンゴム層を設けたことを特徴とする。
リコーンゴムを繊維で補強した防水シートにおいて、繊
維からなる補強材に樹脂層を含浸するとともに、前記補
強材の一部が樹脂層から突出しており、補強材が突出し
た部分にシリコーンゴム層を設けたことを特徴とする。
【００３５】このように、補強材に樹脂層を含浸するこ
とによって、防水シートの耐引裂き性や耐貫通性を向上
させることができ、また、シリコーンゴム層は補強材が
突出した部分にコーティングしているので、防水シート
に耐水性、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、伸縮性などの物
性を持たせることができ、また、補強材のアンカー効果
により強固に一体化することができる。また、樹脂層を
配置することによってシリコーンゴム層で強度を持たせ
る必要がなくなるので、薄くすることができ、コスト的
にも有利になる。
とによって、防水シートの耐引裂き性や耐貫通性を向上
させることができ、また、シリコーンゴム層は補強材が
突出した部分にコーティングしているので、防水シート
に耐水性、耐候性、耐熱性、耐摩耗性、伸縮性などの物
性を持たせることができ、また、補強材のアンカー効果
により強固に一体化することができる。また、樹脂層を
配置することによってシリコーンゴム層で強度を持たせ
る必要がなくなるので、薄くすることができ、コスト的
にも有利になる。
【００３６】請求項２では、繊維からなる補強材が、ガ
ラス繊維または化学繊維の織物、編物または不織布であ
ることを特徴としている。
ラス繊維または化学繊維の織物、編物または不織布であ
ることを特徴としている。
【００３７】補強材として、このようなものを用いるこ
とによって、強度を増すことができ、荷重がかかるよう
な用途に対しても使用することができる防水シートを提
供することができる。
とによって、強度を増すことができ、荷重がかかるよう
な用途に対しても使用することができる防水シートを提
供することができる。
【図１】本発明の防水シートの断面図である。
【図２】補強材に樹脂層を形成したところの断面図であ
る。
る。
【図３】シリコーンゴム層が補強材に含浸しているとこ
ろの拡大断面図である。
ろの拡大断面図である。
【図４】耐貫通性の試験機の正面図である。
１ 防水シート ２ 補強材 ３ 樹脂層 ４ シリコーンゴム層
フロントページの続き Ｆターム(参考） 4F100 AG00A AK01A AK04 AK07 AK25 AK41 AK51 AK52B AK68 AN02B BA02 DG01A DG12A DG13A DG15A DH00A EJ82A GB07 JB07 JK02 JK16
Claims (2)
- 【請求項１】 シリコーンゴムを繊維で補強した防水シ
ートにおいて、繊維からなる補強材に樹脂を含浸すると
ともに、前記補強材の一部が樹脂から突出しており、補
強材が突出した部分にシリコーンゴム層を設けたことを
特徴とする防水シート。 - 【請求項２】 繊維からなる補強材が、ガラス繊維また
は化学繊維の織物、編物または不織布である請求項1記
載の防水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000050094A JP2001239616A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 防水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000050094A JP2001239616A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 防水シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001239616A true JP2001239616A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18571926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000050094A Pending JP2001239616A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 防水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001239616A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001310953A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Lonseal Corp | 防水シート及び施工方法 |
| JP2007016968A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Kansai Electric Power Co Inc:The | オープンラック型気化器 |
| WO2017056667A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 信越化学工業株式会社 | 防水シート及びそれを用いた防水施工方法 |
| EP3354816B1 (en) * | 2017-01-26 | 2020-06-24 | Sabetoflex A/S | Membrane material |
| KR20210001231U (ko) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 오스템임플란트 주식회사 | 엑스선 발생장치 |
| CN113571270A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-29 | 安徽唯宏新材料科技有限公司 | 一种低温条件下耐水下浸泡的复合绝缘板及其制备装置 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000050094A patent/JP2001239616A/ja active Pending
Cited By (13)
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| CN113571270A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-29 | 安徽唯宏新材料科技有限公司 | 一种低温条件下耐水下浸泡的复合绝缘板及其制备装置 |
| CN113571270B (zh) * | 2021-07-12 | 2023-03-14 | 安徽唯宏新材料科技有限公司 | 一种低温条件下耐水下浸泡的复合绝缘板及其制备装置 |
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