JP2001238246A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

Info

Publication number
JP2001238246A
JP2001238246A JP2000044843A JP2000044843A JP2001238246A JP 2001238246 A JP2001238246 A JP 2001238246A JP 2000044843 A JP2000044843 A JP 2000044843A JP 2000044843 A JP2000044843 A JP 2000044843A JP 2001238246 A JP2001238246 A JP 2001238246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
terminal
mobile terminal
information
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000044843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3649639B2 (ja
Inventor
Masaru Ota
賢 太田
Masaharu Kurakake
正治 倉掛
Seita Otsuji
清太 大辻
Toshiaki Sugimura
利明 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2000044843A priority Critical patent/JP3649639B2/ja
Publication of JP2001238246A publication Critical patent/JP2001238246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3649639B2 publication Critical patent/JP3649639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用に際して場所の限定を受けず、自分と特
定相手の相対距離を取得することが可能な携帯端末を提
供する。 【解決手段】 携帯端末を特定する情報を付したパケッ
トを発信および転送(中継)する。特定相手が発信した
パケットを取得した場合には、近隣度および進展度を演
算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、位置情報の提供
または位置情報を利用したサービスの提供を行う機能を
有する携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】人混みの多い花火大会会場や、街中で待
ち合わせを行った際に、お互いに近くまで(例えば数1
0m程度)来ているにも関わらず、出会うことができな
い場合がある。このような場合、待ち合わせ相手の所在
位置を正確に把握したいという要望がある。位置情報の
取得を携帯端末で行う場合、GPSを利用する手段、P
HS基地局の位置情報を取得する手段(以下「PHSに
よる手段」と記述)、マーカを利用する手段等を使用す
るのが一般的である。
【0003】GPSを利用する手段は、携帯端末と複数
の衛星との関係に基づき、該携帯端末の位置情報を計測
するものであり、位置情報の精度は数10m程度であ
る。PHSによる手段は、PHS端末の最寄りの基地局
の位置情報を該携帯端末の位置情報として取得するもの
であり、位置情報の精度はPHS基地局のカバーエリア
である数10m〜100m程度と、GPSを利用する手
段に比較してその精度は劣っている。さらに、マーカに
よる手段は、位置情報を定期的に発信する機能を有する
マーカを各所に設置し、このマーカからの位置情報を取
得する手段であり、位置情報の精度は設置されたマーカ
の設置間隔又は設置密度に依存するが数10m程度であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した各手
段によって取得可能な位置情報は、せいぜい数10mの
精度であり、冒頭に記述したお互いの位置が接近してい
る際(数10m程度)における位置の情報として利用す
ることはできない。PHSやGPSによる位置情報取得
手段は、PHSやGPSの電波が受信不可能である、例
えば建物内や奥まった場所においては利用不可能であ
る。また、マーカを利用した位置情報取得手段は、マー
カが設置されていない場所での利用が不可能であり、い
ずれの手段も、使用に際しての場所の限定を受ける問題
がある。
【0005】ここで、相手が自分のすぐ近くに所在して
いる場合に、せめてそのことを知ることができれば、相
手を捜すのをあきらめずに済むし、捜し方を変える等の
対応をとることができる。しかし、そのような目的に適
った技術的手段は提起されていない。本発明は上記問題
点に鑑み、使用に際して場所の限定を受けず、自分と特
定相手の相対距離およびその相対距離の時間変移情報を
取得することが可能な携帯端末を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1に記載の発明に係る携帯端末にあ
っては、携帯端末から発信されたパケットあるいは携帯
端末から発信され、1または複数の他の携帯端末によっ
て中継されたパケットであって、パケット中継数および
該パケットの発信元の携帯端末を特定する発信端末特定
情報を有するパケットを受信するパケット受信手段と、
前記パケット受信手段により受信したパケットに対し、
該パケットに含まれるパケット中継数を単位量だけ更新
したパケットを作成するパケット作成手段と、前記パケ
ット作成手段により作成したパケットを送信するパケッ
ト送信手段とを具備することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明に係る携帯端末にあ
っては、携帯端末から発信されたパケットあるいは携帯
端末から発信され、1または複数の他の携帯端末によっ
て中継されたパケットであって、パケットを発信した時
刻を特定する時刻情報および該パケットの発信元の携帯
端末を特定する発信端末特定情報を有するパケットを受
信するパケット受信手段と、前記パケット受信手段によ
り受信したパケットの受信時刻と、該パケットに含まれ
る時刻情報に対応した時刻の差分値から、該パケットの
発信元の携帯端末との相対距離を演算する携帯端末相対
距離演算手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3に記載の発明に係る携帯端末にあ
っては、携帯端末から発信されたパケットあるいは携帯
端末から発信され、1または複数の他の携帯端末によっ
て中継されたパケットであって、パケット中継数、パケ
ットを発信した時刻を特定する時刻情報および該パケッ
トの発信元の携帯端末を特定する発信端末特定情報を有
するパケットを受信するパケット受信手段と前記パケッ
ト受信手段により受信したパケットに対し、該パケット
に含まれるパケット中継数を単位量だけ更新したパケッ
トを作成するパケット作成手段と、前記パケット作成手
段により作成したパケットを送信するパケット送信手段
と、前記パケット受信手段により受信したパケットに含
まれるパケット中継数と、該パケットの受信時刻および
該パケットに含まれる時刻情報に対応した時刻の差分値
により該パケットの発信元の携帯端末との相対距離を演
算する携帯端末相対距離演算手段とを具備することを特
徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明に係る携帯端末にあ
っては、携帯端末を特定する端末特定情報を記憶する端
末特定情報記憶手段と、携帯端末から発信されたパケッ
トあるいは携帯端末から発信され、1または複数の他の
携帯端末によって中継されたパケットであって、パケッ
ト中継数、パケットを発信した時刻を特定する時刻情報
および該パケットの発信元の携帯端末を特定する発信端
末特定情報を有するパケットを受信するパケット受信手
段と、前記パケット受信手段により受信したパケットに
含まれる発信端末特定情報を検出する検出手段と、前記
検出手段により検出した発信端末特定情報が、前記端末
特定情報記憶手段により記憶された端末特定情報に一致
するパケットを判別するパケット判別手段と、前記パケ
ット判別手段により判別されたパケットに含まれるパケ
ット中継数と、該パケットの受信時刻および該パケット
に含まれる時刻情報に対応した時刻の差分値により該パ
ケットの発信元の携帯端末との相対距離を演算する携帯
端末相対距離演算手段とを具備することを特徴とするも
のである。
【0010】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1から4のいずれかに記載の携帯端末において、前記パ
ケットはさらに該パケットの発信元の携帯端末の位置を
表す情報を含むものであることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1から5のいずれかに記載の携帯端末において、前記パ
ケットはさらに該パケットを中継した1または複数の携
帯端末の移動情報を含むものであることを具備すること
を特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明にあっては、請求項
1から6のいずれかに記載の携帯端末において、前記パ
ケット受信手段により受信したパケットを記憶するパケ
ット記憶手段と、前記パケット記憶手段により記憶され
た複数のパケットの発信端末特定情報が前記発信端末特
定情報と同じものを判別する判別手段と、前記判別手段
により判別した複数のパケットから、該複数のパケット
の発信元の携帯端末との相対距離の時間変移を演算する
携帯端末相対距離変移演算手段とを具備することを特徴
とするものである。
【0013】請求項8に記載の発明においては、請求項
1から7のいずれかに記載の携帯端末において、携帯端
末を特定する端末特定情報が該携帯端末のID番号であ
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項9に記載の発明においては、請求項
2から8のいずれかに記載の携帯端末において、前記携
帯端末相対距離演算手段による演算結果および携帯端末
相対距離変移演算手段による演算結果を表示する表示手
段を具備することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】A.本発明の第1実施形態 A1.第1実施形態の構成 以下、携帯端末として赤外線による短距離無線送受信機
能を具備する端末(以下「短距離無線端末」と記述)を
用いた場合を例に挙げ、本実施形態の説明を行う。
【0016】図1は、本発明に係る赤外線端末10(図
面中)の外観図であり、図2は、赤外線端末10(図面
中)の構成を表すブロック図である。図2に示すよう
に、赤外線端末10は、パケットメモリ1、制御部2、
待ち合わせ機能ボタン3、タイマ4、ディスプレイ5、
スピーカ6、赤外線送信部7、赤外線受信部8、メモリ
9から構成される。
【0017】赤外線送信部7、赤外線受信部8は他の端
末との間において、位置に関する情報を有するパケット
授受のための赤外線通信を行う装置である。この赤外線
通信は短距離無線通信手段として一般的な手段であり、
通信距離は短距離である一方、電磁ノイズや電波障害の
影響をほとんど受けないという利点がある。従って、例
えばGPSやPHSの電波が届かないような建物の中に
おいても通信を行うことができ、使用に際して場所の限
定を受けることもない。
【0018】図3は、本実施形態における赤外線端末の
間でパケットが赤外線受信される様態を模式的に示した
ものである。具体的には、3台の赤外線端末10(赤外
線端末A、B、Cと記述。)の間で、赤外線端末Aによ
り発信されるパケットが赤外線端末Bによって中継さ
れ、赤外線端末Cに到達するまでの状況を示している。
各赤外線端末から送信されるパケットは、ID値と、発
信時刻およびホップ数とにより構成されている。なお、
以下においては、例えばID値IDa、発信時刻Taお
よびホップ数Hを含むパケットを“パケット「IDa、
Ta、H」”と表記する。
【0019】ここで、ID値は、当該パケットの発信元
の赤外線端末を特定する情報である。また、発信時刻
は、発信元の赤外線端末が当該パケットを発信した時刻
を示す情報である。また、ホップ数は、当該パケットが
発信元の赤外線端末によって発信され1または複数の赤
外線端末によって中継された場合の中継回数を示す情報
である。
【0020】図3に示す例の場合、赤外線端末Aは、パ
ケットの発信元であるから、当該赤外線端末のID値I
Daと、パケットの発信時刻Taと、ホップ数H=
「0」とを含んだパケット「IDa、Ta、0」を発信
する。そして、このパケットを受信した赤外線端末B
は、ホップ数Hを「1」だけ増加させてパケット「ID
a、Ta、1」を送信し、このパケットを受信した赤外
線端末Cは、ホップ数Hを「1」だけ増加させてパケッ
ト「IDa、Ta、2」を送信するのである。
【0021】本実施形態では、受信したパケットの発信
時刻およびホップ数の情報を利用して、該パケットを発
信した赤外線端末との相対距離を演算する。この演算内
容の詳細は後述する。
【0022】パケットメモリ1は、赤外線受信部8によ
り受信されたパケットを格納するための装置である。図
4はパケットメモリ1の構成図を示したものである。パ
ケットメモリ1は、指定IDパケットメモリ51、一般
IDパケットメモリ52、および指定IDメモリの3つ
のメモリから構成される。
【0023】指定IDパケットメモリ41は、ユーザに
よって指定されるIDが格納されるメモリである。ユー
ザは、ID入力ボタン(図示せず)により指定ID(待
ち合わせ相手の所有する赤外線端末のID)を入力す
る。指定IDパケットメモリ41は、赤外線受信部8に
より受信したパケットのうち、指定IDメモリ43に格
納されるID情報と同一のIDを有するパケット(以下
「指定IDパケット」と記述。)が格納されるメモリで
ある。一般IDパケットメモリ42は、指定IDパケッ
ト以外のパケット(以下「一般IDパケット」と記
述。)が格納されるメモリである。なお、指定IDパケ
ットメモリ43は近隣度メモリ43aを有している。近
隣度メモリ43aには各指定IDパケットから演算され
る近隣度が格納されるメモリであり、この近隣度につい
ては後述する。
【0024】制御部2は、赤外線端末10におけるすべ
ての動作を制御する装置であり、具体的な制御はメモリ
9に格納される各種制御プログラムに従って行われる。
制御の中には、パケットの赤外線送信のように、タイマ
4から制御タイミング信号(タイマ割込信号)が制御部
2に供給される毎に行われるような制御も存在する。ま
た、制御の中には、赤外線端末10(自分)と指定ID
パケットを発信した赤外線端末(待ち合わせ相手)との
相対距離および相対距離の時間的推移情報を演算する処
理制御も存在する。この演算結果は、ディスプレイ5や
スピーカ6に文字表示、または音声表示される。
【0025】A2.赤外線端末の機能構成 図5は、制御部2の制御機能のうちパケットの取り扱い
に関係する部分をハードウェア的に表したブロック図で
ある。図5に示すように、制御部2の制御機能は、パケ
ット管理手段51、待ち合わせ管理手段52、パケット
ID検査手段53、短距離無線制御手段54、表示デー
タ生成手段55および効果音生成手段56から構成され
ている。
【0026】短距離無線制御手段54は、赤外線送信部
7および赤外線受信部8においてパケットを赤外線送受
信する手段である。パケットID検査手段53は、赤外
線受信部8により受信されたパケットに含まれるID情
報を検出および判別する手段である。赤外線端末10の
ユーザが予め指定した指定IDを有するパケットと、指
定ID以外のIDを有するパケットとを判別する。
【0027】パケット管理手段51は、パケットID権
さ手段53により判別された指定IDパケットを指定I
Dパケットメモリ41に一時的に格納し、それ以外のパ
ケット(一般IDパケット)を一般IDパケットメモリ
42に一時的に格納する手段である。そして、必要に応
じ、パケットの内容の書き換え、パケットの廃棄を行う
手段も併備する。
【0028】待ち合わせ管理手段52は、パケットID
検査手段53により判別された指定IDパケットより、
近隣度Kおよび進展度Sを取得する手段である。近隣度
Kとは、本赤外線端末10(自分の位置)と、該指定I
Dパケットの発信元の赤外線端末(待ち合わせ相手の位
置)との相対距離を表す値である。また、進展度Sと
は、近隣度Kの時間推移を表す値である。近隣度Kおよ
び進展度Sについての、具体的な演算については後述す
る。
【0029】表示データ生成手段55は、待ち合わせ管
理手段52により取得される近隣度Kや進展度Sをディ
スプレイ5に表示させる手段であり、効果音生成手段5
6は、この近隣度Kや進展度Sをスピーカ6に音声出力
する手段である。
【0030】A3.第1実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。パケットを赤外線
により発信又は転送(中継)する場合と、パケットを赤
外線受信する場合における各動作内容を述べる。本実施
形態においては、赤外線端末10の赤外線送信部7か
ら、赤外線端末10固有のID値を有するパケット(以
下「自己IDパケット」と記述。)を送信する場合を
「赤外線発信」と記述し、他の赤外線端末から受信した
パケットを転送する場合を「赤外線転送」と記述する。
なお、自己IDパケット「IDi、Ti、0」は、赤外
線端末10に固有のID値「IDi」、該パケットの発
信時刻「Ti」およびホップ数「0」から構成される。
ホップ数が「0」であるとは、赤外線端末10が発信し
たパケットであることに対応している。
【0031】A3−1.パケット赤外線送信時の動作 本実施形態に係る赤外線端末10では、タイマ4から一
定時間(例えば10秒毎)に割り込み処理信号が制御部
2に供給される。制御部2は、この割り込み処理信号が
供給されると、図6にフローを示す制御プログラム(パ
ケット赤外線送信動作プログラム)を実行する(ステッ
プS61)。
【0032】はじめに、制御部2は、一般IDパケット
メモリ42に格納されるパケットの有無を判断する(ス
テップS62)。この制御は、図5における「パケット
管理手段51」に対応する。制御部2は、一般IDパケ
ットメモリ42に格納されるパケットが存在しないと判
断した場合は、待ち合わせ機能フラグの検出を行う(ス
テップS63)。この制御は、図5における「待ち合わ
せ管理手段52」に対応する。ここで、待ち合わせ機能
フラグとは、待ち合わせ機能ボタン3の操作により、フ
ラグのオン・オフ状態の切替が行われるものである。ユ
ーザは、自己IDパケットを発信する場合、この待ち合
わせ機能ボタン3により待ち合わせ機能フラグをオン状
態に切り替える。
【0033】制御部2は、待ち合わせ機能フラグがオン
状態であることを検出した場合、自己IDパケットを赤
外線送信部7から発信し(ステップS64)、本フロー
を終了させる(ステップS65)。この制御は、図5に
おける「短距離無線制御手段54」に相当する。制御部
2は、待ち合わせ機能フラグのオン状態を検出できない
場合は、自己IDパケットを赤外線発信せず本フローを
終了させる(ステップS65)。
【0034】制御部2は、一般IDパケットメモリ42
にパケットが格納されていると判断した場合、まず、現
在時刻に対して一定時間(例えば3分)以上前に発信さ
れた一般IDパケットの有無を判断する(ステップS6
6)。ここで、現在時刻情報はタイマ4によって制御部
2に供給されるが、制御部2は、供給された現在時刻お
よび一般IDパケットメモリ42に格納される各パケッ
トの発信時刻の差分をとることにより、各パケットに対
する判断を行っている。以上の制御は、図5における
「パケット管理手段51」に対応する。
【0035】制御部2は、一定時間(例えば3分)以上
前に発信された一般IDパケットの存在を検出した場
合、そのパケットを廃棄した後(ステップS67)、一
般IDパケットメモリ42に格納される一般IDパケッ
トを赤外線送信部7から転送(中継)する(ステップS
68)。また、制御部2は、一定時間(例えば3分)以
上前に発信された一般IDパケットの存在しないと判断
した場合、一般IDパケットメモリ42に格納されるパ
ケットを全て赤外線送信部7から転送(中継)する(ス
テップS68)。以上の制御は、図5における「短距離
無線制御手段54」に対応する。この後、制御部2は、
待ち合わせ機能フラグがオン状態にある場合は、自己I
Dパケットの赤外線発信を行い、本フローを終了させる
(上述ステップS63、S64、S65)。
【0036】以上説明したように、制御部2は、10秒
間隔でタイマ割り込み信号が供給される毎に、一般ID
パケットメモリ42に格納される一般IDパケットの内
容を判別し、例えば最近3分以内に発信されたパケット
のみを赤外線送信部7より転送(中継)する。さらに、
制御部2は、待ち合わせ機能フラグがオン状態にあれ
ば、自己IDパケットを赤外線発信する。この制御は他
の赤外線端末の制御部も同様に行っており、パケットは
あらゆる場所において定期的に赤外線発信あるいは転送
(中継)されている。次に、このパケットを赤外線受信
する際の制御部2の制御内容について述べる。
【0037】A3−2.パケット赤外線受信時の制御 本実施形態に係る赤外線端末10では、赤外線受信部8
において赤外線受信されたパケットが制御部2に供給さ
れる。制御部2は、このパケットが供給される毎に図7
にフローを示す制御プラグラム(パケットの赤外線受信
動作プログラム)を実行する(ステップS700)。
【0038】はじめに、制御部2は、受信したパケット
「IDx、Tx、Hx」のID値「IDx」を検出し、
受信したパケットが指定IDパケットであるか否かを判
別する(ステップS701)。この制御は、図5におけ
る「パケットID検査手段53」に対応する。指定ID
値は、指定IDメモリ43に格納されているID値であ
る。以下、受信したパケットが指定IDパケットである
場合と、そうでない場合(一般IDパケットである場
合)の制御部2の制御内容を述べる。
【0039】A3−2−1.一般IDパケット受信時の
制御 受信したパケットが一般IDパケットのとき、制御部2
は、まず、一般IDパケットメモリ42の空領域の有無
を判別する(ステップS702)。この制御は、図5に
おける「パケット管理手段51」に対応する。制御部2
は、一般IDパケットメモリ42に空領域があると判断
した場合は、受信した一般パケット「IDx、Tx、H
x」のホップ数「Hx」を「Hx+1」に変更する。そ
して、制御部2は、変更した一般パケット「IDx、T
x、Hx+1」を一般IDパケットメモリ42に格納し
(ステップS705)、本フローを終了させる(ステッ
プS707)。この制御は、図5における「パケット管
理部51」に相当する。
【0040】制御部2は、一般IDパケットメモリ42
の空領域が無いと判断した場合、まず、一般IDパケッ
トメモリ42に格納されるパケットのうち最も発信時刻
が過去のもの(最古一般IDパケット)を検出する。そ
して、制御部2は、受信した一般IDパケット「ID
x、Tx、Hx」の発信時刻「Tx」と、最古一般ID
パケットの発信時刻とを比較する(ステップS70
3)。制御部2は、受信した一般IDパケット「ID
x、Tx、Hx」の発信時刻「Tx」のほうが、最古一
般IDパケットの発信時刻よりも古いものに相当すると
判断した場合は、受信した一般IDパケット「IDx、
Tx、Hx」は無視し(ステップS706)、本フロー
を終了させる(ステップS707)。以上の制御は、図
5における「パケット管理手段51」に相当する。
【0041】制御部2は、受信した一般IDパケット
「IDx、Tx、Hx」のほうが、最古一般IDパケッ
トの発信時刻よりも新しいものであると判断した場合
は、最古一般IDパケットを廃棄する(ステップS70
4)。その後、制御部2は、受信した一般IDパケット
「IDx、Tx、Hx」のホップ数「Hx」を「Hx+
1」と変更し、一般IDパケットメモリ42に格納する
(ステップS705)。以上の制御は、図5における
「パケット管理手段51」に相当する。
【0042】A3−2−2.指定IDパケット受信時の
制御 制御部2は、受信したパケットが指定IDパケットであ
ると判断した場合、まず、受信した指定IDパケットを
指定IDパケットメモリ41に格納する。指定IDパケ
ットメモリ41に空領域が無い場合は、最も発信時刻の
古いものを廃棄し、受信した指定IDパケットを格納す
る(以上ステップS708)。この制御は、図5におけ
る「パケット管理手段51」に対応する。
【0043】そして、制御部2は、近隣度Kおよび進展
度Sを演算子、演算した近隣度Kwo指定IDパケット
メモリ41内の近隣度メモリ41aに格納する。この制
御は、図5における「待ち合わせ情報管理手段52」お
よび「パケット管理手段51」に対応する。
【0044】近隣度Kとは、この赤外線端末10(自分
の位置)と該指定IDパケットの発信元の赤外線端末
(待ち合わせ相手の位置)との相対距離に相当する値で
ある。進展度Sとは、近隣度Kの時間変移を表す値であ
る。以下に、近隣度Kの演算式を示す。
【0045】(近隣度K)=R/2×H+W/2×E R;短距離無線到達距離 H;ホップ数 W;人間歩行速度 E;経過時間
【0046】短距離無線到達距離Rおよび人の歩行速度
Wは、メモリ9に予め記憶されている値である。具体的
には、短距離無線到達距離Rは、赤外線端末10の赤外
線到達距離に相当する量、人の歩行速度Wは1m/秒と
してメモリ9に記憶されている。上記近隣度Kの演算式
に、短距離無線到達距離Rの半分の値が使用されている
のは、パケットを転送(中継)する赤外線端末の存在位
置のバラツキを考慮したものである。また、人の歩行速
度Wの半分の値が使用されているのは、人が立ち止まる
状態等を考慮したものである。
【0047】ホップ数Hは、該パケットを転送(中継)
した赤外線端末の数である。このホップ数Hは受信した
指定IDパケット「IDx、Tx、Hx」のホップ数
「Hx」に示される。経過時間Eは、該指定IDパケッ
トの発信時刻と該パケットの受信時刻との差分値であ
る。該指定IDパケットの発信時刻は、受信した指定I
Dパケット「IDx、Tx、Hx」の発信時刻「Tx」
に示される。
【0048】進展度Sは、以下に示すように、近隣度メ
モリ41aの内容(過去に演算された近隣度K)の所定
数(例えば5つ)の平均値の差分により求められる。
【0049】(進展度S)=KB−KA KA;(最近受信した5つの指定IDパケットから演算
した近隣度の平均値) KB;(その前に受信した5つの指定IDパケットから
演算した近隣度の平均値)
【0050】例えば、近隣度メモリ41aに格納される
近隣度Kが、指定IDパケット受信時刻が新しい順に
「10、15、12、15、18、20、25、30、
40、35」であった場合の進展度Sは次のように演算
される。すなわち、指定IDパケット受信時刻が新しい
順に5つの近隣度「10、15、12、15、18」の
平均値は「14」であり、残りの5つの近隣度「20、
25、30、40、35」の平均値は「30」である。
よって、進展度Sは「16」と演算される。なお、進展
度Sが「S>0」を満たす場合、時間の経過とともに待
ち合わせ相手との相対距離が縮まっており、進展度Sが
「S<0」を満たす場合、時間の経過とともに待ち合わ
せ相手との相対距離が拡がっていることに対応する。
【0051】制御部2は、近隣度Kおよび進展度Sを演
算した後、その結果をディスプレイ5に表示するととも
に(ステップS710)、スピーカ6から音声出力し
(ステップS711)、本フローを終了させる(ステッ
プS707)。以上の制御は、図5における「表示デー
タ生成手段55」および「効果音生成手段56」に対応
する。
【0052】近隣度Kと進展度Sの表示方法としては種
々のものが考えられるが、以下具体例を示す。例えば、
近隣度Kを「遠い」(近隣度Kが60m以上の場合)、
「中程度」(近隣度Kが30m〜60mの場合)および
「近い」(近隣度Kが30m以内の場合)と段階的に判
断し、その旨の表示文字内容を切り替える方法がある。
進展度Sについては、「近づいている(進展度S>0の
場合)」または「遠ざかっている(進展度S<0の場
合)」と進展度Sの値により表示文字内容を切り替える
ようにする方法がある。
【0053】また、ある図形(例えば円形図形)を点滅
表示させ、近隣度Kや進展度Sの値により点滅間隔を変
化させる表示方法もある。音声出力の具体例としては、
近隣度Kの値が小さくなるに従い、高いピッチ音を音声
出力する方法がある。また、予めメモリ9内に複数の効
果音声信号を記憶させておき、近隣度Kや進展度Sの値
によりその効果音声信号を選択して音声出力する方法も
ある。
【0054】以上、第1実施形態の説明を行ったが、本
実施形態によれば以下の効果が認められる。すなわち、
本実施形態においては、例えば待ち合わせでお互いの位
置が接近している場合(数10m程度)でも、お互いの
相対距離を把握することが可能であるとともに、その相
対距離の時間推移情報も取得することができる。待ち合
わせ相手が所持する赤外線端末が発信したパケットに
は、該赤外線端末を特定することができるID値が含ま
れているため、該パケットを受信した側において、該パ
ケットを確実に判別することが可能である。そして、受
信した該パケットの内容により待ち合わせ相手との相対
距離情報の取得が可能である。よって、本実施形態に係
る赤外線端末10の使用者は待ち合わせ相手と出会うた
めの有意な情報を随時取得することができる。また、本
実施形態では、電波障害の影響がほとんどない赤外線に
よって位置に関する情報の送受信が行われるため、従来
は位置情報取得手段の使用が不可能であったPHS等の
電波が届かない場所においても、待ち合わせ相手との相
対距離等の位置に関する情報を随時取得することができ
る。
【0055】B.本発明の第2実施形態 B1.第2実施形態の構成 次に、本発明の第2実施形態に係る携帯端末について説
明する。図8は、本実施形態に係る位置センサ付赤外線
端末80(図面中)のブロック図を示したものである。
上記第1実施形態に係る赤外線端末10の構成と比較
し、位置センサ90に係る部分の内容のみが異なってい
る。従って、上記第1実施形態に係る携帯端末10の各
部と共通する部分についてはその説明を省略する。
【0056】位置センサ90は、その携帯端末の位置情
報を取得する装置であり、本実施形態においてはGPS
の電波を受信する装置である。図9は、位置センサ付赤
外線端末80(図面中)の制御部82の機能図を示した
ものであるが、上記第1実施形態に係る赤外線端末10
の制御部2の機能図(図5)に比較して、位置管理手段
857のみが異なっている。位置管理手段857は、位
置センサ90によって受信されたGPSの電波から位置
情報「x、y」を取得する手段である。位置情報「x、
y」の「x」は経度、「y」は緯度を表す量に対応して
いる。
【0057】本実施形態に係る位置センサ付赤外線端末
80において、赤外線により発信あるいは転送(中継)
されるパケットの形態は、前記第1実施形態に係るパケ
ット「IDx、Tx、Hx」に対し、さらに位置取得手
段857によって取得される位置情報「x、y」を付加
させた「IDx、Tx、Hx、x、y」(以下、この形
態のパケットを「位置情報付パケット」と記述。)であ
る。
【0058】B2.第2実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。位置情報付パケッ
トを赤外線により発信あるいは転送(中継)する場合と
位置情報付パケットを赤外線受信する場合における各動
作内容を述べる。なお、位置センサ90においては常に
GPSの電波を受信可能である状況を想定する。
【0059】B2−1.パケット赤外線送信時の動作 本実施形態に係る位置センサ付赤外線端末80では、タ
イマ84から一定時間毎(例えば10秒毎)に割り込み
処理信号が制御部82に供給される。制御部82は、こ
の割り込み処理信号が供給されると、図10にフローを
示す制御プログラム(位置情報付パケット赤外線送信動
作プログラム)を実行する(ステップS101)。図1
0に示すフローは、上記第1実施形態に係るパケット赤
外線送信動作プログラム(図6)のフローと比較し、位
置センサ90に係る部分の内容(ステップS104)の
みが異なる。従って、第1実施形態に係る図6に示した
フローと共通する部分についてはその説明を省略する。
【0060】位置センサ付赤外線端末80の制御部82
は、待ち合わせ機能フラグがオン状態になっていること
を検出した場合(ステップS103)、GPSの手段に
より位置情報取得を行う(ステップS104)。この制
御は図9における「位置管理手段857」に対応する。
制御部82は、前記第1実施形態に係る自己IDパケッ
ト「IDi、Ti、0」に上記位置情報「x、y」を付
加し、パケット「IDi、Ti、0、x、y」を作成す
る(以下「自己ID位置情報付パケット」と記述)。そ
して、この自己ID位置情報付パケットを赤外線発信さ
せる(ステップS105)。この制御は、図9における
「短距離無線制御手段854」に相当する。その後、制
御部82は本フローを終了させる(ステップS10
6)。
【0061】B2−2.パケット赤外線受信時の制御 本実施形態に係る位置センサ付赤外線端末80では、赤
外線受信部88において赤外線受信された位置情報付パ
ケット「IDx、Tx、Hx、x、y」が制御部82に
供給される。制御部82は、この位置情報付パケットが
供給される毎に図11にフローを示す制御プログラム
(位置情報付パケットの赤外線受信動作プログラム)を
実行する(ステップS1100)。この制御は、図9に
おける「短距離無線制御手段854」に対応する。
【0062】はじめに、制御部82は、受信した位置情
報付パケット「IDx、Tx、Hx、x、y」のID値
「IDx」が、この位置センサ付赤外線端末80の指定
IDのもの(以下「指定ID位置情報付パケット」と記
述)か否かを判断する(ステップS1101)。この制
御は、図9における「パケットID検査手段853」に
対応する。指定ID値は、予めユーザによりパケットメ
モリ81に格納されている値である。以下、受信したパ
ケットが指定ID位置情報付パケットであると判断した
場合と、そうでないパケット(以下「一般ID位置情報
付パケット」と記述)であると判断した場合の制御部8
2の制御内容を述べる。
【0063】B2−2−1.一般ID位置情報付パケッ
ト受信時の制御 制御部82は、一般ID位置情報付パケットを受信した
と判断した場合は、上記第1実施形態における「一般I
Dパケット受信時」に準じた制御を行う。すなわち、受
信した一般ID位置情報付パケット「IDx、Tx、H
x、x、y」のホップ数「Hx」を「Hx+1」と変更
した後、一般ID位置情報付パケットメモリ(図示せ
ず)に格納する。
【0064】B2−2−2.指定ID位置情報付パケッ
ト受信時の制御 制御部82は、指定ID位置情報付パケットを受信した
と判断した場合は、上記第1実施形態における「指定I
Dパケット受信時」に準じた制御を行う。受信した指定
ID位置情報付パケット「IDx、Tx、Hx、x、
y」には、該パケットを発信した位置センサ付赤外線端
末(待ち合わせ相手)の位置情報「x、y」が含まれて
いる。
【0065】制御部82は、まず、位置センサ90から
位置センサ付赤外線端末80(自分)の位置情報を取得
する。そして、制御部82は、取得した位置情報(自分
の位置情報)と待ち合わせ相手の位置情報「x、y」と
の差分を演算し、待ち合わせ相手との相対方向を求め
る。そして、制御部82は、前記第1実施形態と同様
に、近隣度Kおよび進展度Sを演算し、待ち合わせ相手
と自分との位置関係の情報を取得する。なお、DGPS
等のような高精度の位置情報取得手段を用いて位置情報
を検出している場合は、待ち合わせ相手の位置情報
「x、y」と自分の位置情報の差分値を、待ち合わせ相
手との相対距離とする演算を行ってもよい。
【0066】以上、第2実施形態の説明を行ったが、本
実施形態によれば上記第1実施形態の効果に加えて以下
の効果が認められる。すなわち、本実施形態において
は、待ち合わせ相手との相対距離に加えて、相対方向の
情報も取得できる。この相対方向の情報は待ち合わせ相
手の位置を特定する上で有意な情報である。また、本実
施形態においては、相対方向の情報および近隣度Kを表
示する方法としてレーダ表示がある。図17は、このレ
ーダ表示の具体例を示したものであるが、待ち合わせ相
手との相対距離および相対方向の明確が表現が可能とな
る。
【0067】C2.本発明の第3実施形態の具体的動作 次に、本発明の第3実施形態に係る携帯端末について説
明する。図12は、本実施形態に係る移動センサ付赤外
線端末120(図面中)のブロック図を示したものであ
る。上記第1実施形態に係る赤外線端末10の構成と比
較し、移動センサ130に係る部分の内容のみが異なっ
ている。従って、上記第1実施形態に係る携帯端末10
の各部と共通する部分についてはその説明を省略する。
【0068】移動センサ130は、携帯端末の移動方向
およびその方向の情報を取得するための装置であり、本
実施形態においては移動センサ130として、電子コン
パスおよび加速度センサを使用する。電子コンパスは、
端末の向いている方向を測定するための装置であり、加
速度センサは、端末の移動速度を測定するための装置で
ある。加速度センサは、移動に伴い発生する振動を圧電
素子等により電気信号に変換したものを制御部122に
供給している。
【0069】図13は、移動センサ付赤外線端末120
(図面中)の制御部122の機能図を示したものである
が、上記第1実施形態に係る赤外線端末10の制御部2
の機能図(図5)に比較して、移動距離方向計測手段1
257のみが異なっている。移動距離方向計測手段12
57は、移動センサ130から供給される信号につい
て、移動方向「p」および移動距離「q」を取得する手
段である。本実施形態においては、この2つの情報を併
せて移動情報「p、q」と記述する。
【0070】本実施形態に係る移動センサ付赤外線端末
120において、赤外線により発信あるいは転送(中
継)されるパケットの形態は、前記第1実施形態に係る
パケット「IDx、Tx、Hx」に対し、さらに移動距
離方向計測手段1257によって取得される移動情報
「p、q」を付加させた「IDx、Tx、Hx、p、
q」(以下、この形態のパケットを「移動情報付パケッ
ト」と記述。)である。
【0071】C2.第3実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。位置情報付パケッ
トを赤外線により発信あるいは転送(中継)する場合と
位置情報付パケットを赤外線受信する場合における各動
作内容を述べる。なお、位置センサ90においては常に
GPSの電波を受信可能である状況を想定する。
【0072】C2−1.パケット赤外線送信時の動作 本実施形態に係る移動センサ付赤外線端末120では、
タイマ124から一定時間毎(例えば10秒毎)に割り
込み処理信号が制御部122に供給される。制御部12
2は、この割り込み処理信号が供給されると、図14に
フローを示す制御プログラム(移動情報付パケット赤外
線送信動作プログラム)を実行する(ステップS14
1)。図14に示すフローは、上記第1実施形態に係る
パケット赤外線送信動作プログラム(図6)のフローと
比較し、移動センサ130に係る部分の内容(ステップ
S148、S149)のみが異なる。従って、第1実施
形態に係る図6に示したフローと共通する部分について
はその説明を省略する。
【0073】制御部122は、タイマ割り込み毎に、移
動センサ130から移動情報「p1、q1」を取得する
(ステップS148)。この制御は、図13における
「移動距離方向計測手段1257」に対応する。ここで
取得される移動情報「p1、q1」は、前回のタイマ割
り込み時から今回のタイマ割り込み時の間における移動
センサ付赤外線端末120の移動情報に相当する。
【0074】そして、制御部122は、取得した移動情
報「p1、q1」に基づき、一般ID移動情報付パケッ
トメモリ(図示せず)に格納される全ての一般ID移動
情報付パケットの内容を変更する(ステップS14
9)。この制御は、図13における「パケット管理手段
1251」に対応する。例えば、制御部122は、一般
ID移動情報付パケットメモリ(図示せず)に格納され
る一般ID移動情報付パケット「IDx、Tx、Hx、
p、q」に対する移動情報「p、q」を「(p+1)、
(q+1)」と変更する。
【0075】次に、制御部122は、一般ID移動情報
付パケットメモリ(図示せず)に格納される一般ID移
動情報付パケットを赤外線送信部127から転送(中
継)する(ステップS150)。この制御は、図13に
おける「短距離無線制御手段1254」に相当する。
【0076】また、本実施形態においてパケットを発信
する場合、制御部122は、まず、前記第1実施形態に
係る自己IDパケット「IDx、Tx、0」に、初期移
動情報として「0、0」を付加し、パケット「IDx、
Tx、Hx、p、q」(以下、このパケットを「自己I
D移動情報付パケット」と記述)を作成する。そして、
この自己ID移動情報付パケットを赤外線発信させる
(ステップS144)。
【0077】C2−2.パケット赤外線受信時の制御 本実施形態に係る移動センサ付赤外線端末120では、
赤外線受信部128において赤外線受信された移動情報
付パケット「IDx、Tx、Hx、p、q」が制御部1
22に供給される。制御部122は、この移動情報付パ
ケットが供給される毎に図15にフローを示す制御プロ
グラム(移動情報付パケットの赤外線受信動作プログラ
ム)を実行する(ステップS1500)。この制御は、
図13における「短距離無線制御手段1254」に対応
する。
【0078】はじめに、制御部122は、受信した移動
情報付パケット「IDx、Tx、Hx、p、q」のID
値「IDx」が、この移動センサ付赤外線端末120の
指定IDのもの(以下「指定ID移動情報付パケット」
と記述)か否かを判断する(ステップS1501)。こ
の制御は、図13における「パケットID検査手段12
53」に対応する。指定ID値は、予めユーザによりパ
ケットメモリ121に格納されている値である。以下、
受信したパケットが指定ID移動情報付パケットである
と判断した場合と、そうでないパケット(以下「一般I
D移動情報付パケット」と記述)であると判断した場合
の制御部122の制御内容を述べる。
【0079】C2−2−1.一般ID移動情報付パケッ
ト受信時の制御 制御部122は、一般ID移動情報付パケットを受信し
たと判断した場合は、上記第1実施形態における「一般
IDパケット受信時」に準じた制御を行う。すなわち、
受信した一般ID移動情報付パケット「IDx、Tx、
Hx、p、q」のホップ数「Hx」を「Hx+1」と変
更した後、一般ID移動情報付パケットメモリ(図示せ
ず)に格納する。
【0080】C2−2−2.指定ID移動情報付パケッ
ト受信時の制御 制御部122は、指定ID移動情報付パケットを受信し
たと判断した場合は、上記第1実施形態における「指定
IDパケット受信時」に準じた制御を行う。受信した指
定ID位置情報付パケット「IDx、Tx、Hx、p、
q」には、移動情報「p、q」が含まれている。この移
動情報は、該パケットが発信されてから、該パケットを
移動センサ付き赤外線端末120が受信するまでの間
に、該パケットを転送(中継)した移動センサ付赤外線
端末の移動情報である。例えば、該パケットが3つの移
動センサ付赤外線端末により中継された場合の移動情報
は「(p1+p2+p3)、(q1+q2+q3)」と
示される。
【0081】制御部122は、この移動情報から該パケ
ットを発信した移動センサ付赤外線端末(待ち合わせ相
手)の相対方向を演算した上で(ステップS150
9)、近隣度Kおよび進展度Sを演算する(ステップS
1510)。この制御は、図13における待ち合わせ情
報管理手段1252に対応する。この後、制御部122
は、取得した特定相手の位置方向情報、近隣度Kおよび
進展度Sをディスプレイ125に表示させ(ステップS
1511)、スピーカ126に音声出力し(ステップS
1512)、その後本フローを終了させる(ステップS
1507)。
【0082】以上、第3実施形態の説明を行ったが、本
実施形態によれば第1実施形態の効果に加え以下の効果
が認められる。すなわち、本実施形態においては、待ち
合わせ相手の携帯が発信したパケットを転送(中継)し
た携帯の移動情報も取得できる。この移動情報は待ち合
わせ相手の位置を特定する上で有意な情報となる。
【0083】なお、上述した3つの実施形態は、本発明
の内容を分かり易く説明する目的のものであり、何ら本
発明の内容を限定するものではない。本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内での変形が可能であり、例えば以下に示
す変形例が考えられる。
【0084】(変形例1)待ち合わせをする互いの所持
する携帯端末の種類と、その周囲の携帯端末の種類が異
なる場合においても、本発明の適用は可能である。図1
6は、上記した本発明の第1〜第3実施形態に係る赤外
線端末が混在した場合における、その実施形態の適用お
よび効果について表に示したものである。この図に示す
ように、自分および待ち合わせ相手が所持する携帯端末
の種類と、その周囲の携帯端末の種類が異なる場合にお
いても、本発明の適用は可能であり、同様の効果が得ら
れる。例えば、待ち合わせ相手が上記第2実施形態に係
る位置センサ付赤外線端末80を所持している場合を想
定する。この場合、位置情報を有するパケットの転送
(中継)を行う周囲の赤外線端末はすべて上記第1実施
形態に係る赤外線端末10であっても、上述第2実施形
態と同様の効果が得られる。
【0085】(変形例2)近隣度Kの演算についても任
意に変更可能である。例えば、まず、近隣度Kの上限値
Kmaxを以下のように演算する。
【0086】 (近隣度上限値Kmax)=R×H+W×E R;短距離無線到達距離 H;ホップ数 W:人の歩行速度 E;経過時間
【0087】この近隣度上限値Kmaxの値にホップ数
に応じた値を乗算して、近隣度Kを演算してもよい。例
えば、ホップ数Hが10以下の場合は、近隣度上限値K
maxの値に0.5を乗算したものを近隣度Kとし、ホ
ップ数Hが11以上の場合は近隣度上限値Kmaxの値
に0.7を乗算したものを近隣度Kとする。これは、ホ
ップ数Hの増加に伴い、受信パケットの情報精度が低く
なることを考慮したものである。同様に、近隣度上限値
Kmaxの値に経過時間Eの値に応じた値を乗算して、
近隣度Kを演算してもよい。
【0088】(変形例3)パケットの構成も任意に変形
が可能である。例えば、パケットを発信携帯端末のID
値とホップ数Hにより構成することとしてもよい。この
場合、近隣度Kを、例えば次式により演算することによ
り、本発明の適用が可能である。
【0089】(近隣度K)=R/2×H R;短距離無線到達距離 H;ホップ数
【0090】また、パケットを、発信携帯端末のID値
と発信時刻Tにより構成することとしてもよい。この場
合、近隣度Kを、例えば次式により演算することによ
り、本発明の適用が可能である。
【0091】(近隣度K)=W/2×E W:人の歩行速度 E;経過時間
【0092】(変形例4)また、パケット転送(中継)
の際のホップ数Hの変更方法も任意に変形が可能であ
る。例えば上記第1実施形態において、パケットを転送
(中継)する際に、受信したパケット「ID、T、H」
のホップ数「H」を「H−1」と減算変更してもよい。
この場合、自己パケットを「ID、T、10」と設定す
ると、該パケットの発信後、該パケットが転送(中継)
される毎にホップ数「10」は順次減算されていく。そ
して、ホップ数が「0」となった際、つまり10台の携
帯端末により転送(中継)された場合、その後は転送を
行わないようにする。これは、パケットに含まれる情報
の精度が、転送(中継)の回数に伴い低下することを考
慮したものである。
【0093】(変形例5)さらに、複数の指定ID値を
メモリに格納できるようにしてもよい。すなわち特定相
手(待ち合わせ相手)が複数いる場合を想定した変形例
である。この場合は指定IDパケットメモリを複数設け
ることにより本発明の適用が可能であり、パケットID
検査手段により各指定IDを認識することが可能である
ため、上記第1〜3実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0094】(変形例6)また、上述した本発明の実施
形態においては、ある携帯端末から宛先を特定せずに周
囲の不特定の携帯端末に対してパケットを発信(ブロー
ドキャスト通信)することとしているが、特定の携帯端
末に限定したパケット発信を行うことにしてもよい。す
なわち、特定のグループを形成する複数の携帯端末を宛
先としてパケット通信(マルチキャスト通信)を行うこ
ととしてもよい。
【0095】(変形例7)また、上述した本発明の実施
形態や変形例においては、各携帯端末間のパケットの通
信手段として赤外線の無線通信を採用しているが、電磁
ノイズや電波障害の影響が少ない電波であれば任意に置
き換えることが可能である。例えば、PHSの子機間で
の高周波電波による無線通信手段を用いてもよい。ある
いは、パケットの通信手段として回線交換による手段を
採用してもよい。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る携帯端末に
よれば、携帯端末間において携帯端末を特定する情報を
付したパケットを発信又は転送(中継)するため、常に
特定相手の所在位置との相対距離を用意に取得すること
ができる。また、この特定相手との相対距離に加えて、
相対距離の時間的推移情報も演算されるため、特定相手
との相対距離を多極的に分析することができる。パケッ
トの発信および転送(中継)は電磁ノイズとうの影響が
ない電波(例えば赤外線)により行われるため、携帯端
末の所在位置に制限を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における携帯端末の外
観図である。
【図2】 同携帯端末のブロック図である。
【図3】 同携帯端末に係るパケットの内容を説明する
ための模式図である。
【図4】 同携帯端末におけるパケットメモリの構成図
である。
【図5】 同携帯端末の制御部の機能を説明するための
機能図である。
【図6】 同携帯端末の赤外線送信時の制御内容を示す
フローである。
【図7】 同携帯端末の赤外線受信時の制御内容を示す
フローである。
【図8】 本発明の第2実施形態における携帯端末のブ
ロック図である。
【図9】 同携帯端末の制御部の機能を説明するための
機能図である。
【図10】 同携帯端末の赤外線送信時の制御内容を示
すフローである。
【図11】 同携帯端末の赤外線受信時の制御内容を示
すフローである。
【図12】 本発明の第3実施形態における携帯端末の
ブロック図である。
【図13】 同携帯端末の制御部の機能を説明するため
の機能図である。
【図14】 同携帯端末の赤外線送信時の制御内容を示
すフローである。
【図15】 同携帯端末の赤外線受信時の制御内容を示
すフローである。
【図16】 本発明の変形例を説明するための図であ
る。
【図17】 本発明の第2実施形態における携帯端末の
ディスプレイのレーダ表示例である。
【符号の説明】
1……パケットメモリ、2……制御部、3……待ち合わ
せ機能ボタン、4……タイマ、5……ディスプレイ、6
……スピーカ、7……赤外線送信部、8……赤外線受信
部、9……メモリ、10……赤外線端末、80……位置
センサ付赤外線端末、81……パケットメモリ、82…
…制御部、83……待ち合わせ機能ボタン、84……タ
イマ、85……ディスプレイ、86……スピーカ、87
……赤外線送信部、88……赤外線受信部、89……メ
モリ、90……位置センサ、120……移動センサ付赤
外線端末、121……パケットメモリ、122……制御
部、123……待ち合わせ機能ボタン、124……タイ
マ、125……ディスプレイ、126……スピーカ、1
27……赤外線送信部、128……赤外線受信部、12
9……メモリ、130……移動センサ。
フロントページの続き (72)発明者 大辻 清太 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 杉村 利明 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA07 AA09 CC01 DA01 DA19 DA20 DB05 EA06 5K067 AA34 BB04 BB21 DD18 DD19 DD20 FF03 5K101 KK02 KK20 LL12 NN03 NN18 PP03 SS07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末から発信されたパケットあるい
    は携帯端末から発信され、1または複数の他の携帯端末
    によって中継されたパケットであって、パケット中継数
    および該パケットの発信元の携帯端末を特定する発信端
    末特定情報を有するパケットを受信するパケット受信手
    段と、 前記パケット受信手段により受信したパケットに対し、
    該パケットに含まれるパケット中継数を単位量だけ更新
    したパケットを作成するパケット作成手段と、 前記パケット作成手段により作成したパケットを送信す
    るパケット送信手段とを具備することを特徴とする携帯
    端末。
  2. 【請求項2】 携帯端末から発信されたパケットあるい
    は携帯端末から発信され、1または複数の他の携帯端末
    によって中継されたパケットであって、パケットを発信
    した時刻を特定する時刻情報および該パケットの発信元
    の携帯端末を特定する発信端末特定情報を有するパケッ
    トを受信するパケット受信手段と、 前記パケット受信手段により受信したパケットの受信時
    刻と、該パケットに含まれる時刻情報に対応した時刻の
    差分値から、該パケットの発信元の携帯端末との相対距
    離を演算する携帯端末相対距離演算手段とを具備するこ
    とを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】 携帯端末から発信されたパケットあるい
    は携帯端末から発信され、1または複数の他の携帯端末
    によって中継されたパケットであって、パケット中継
    数、パケットを発信した時刻を特定する時刻情報および
    該パケットの発信元の携帯端末を特定する発信端末特定
    情報を有するパケットを受信するパケット受信手段と前
    記パケット受信手段により受信したパケットに対し、該
    パケットに含まれるパケット中継数を単位量だけ更新し
    たパケットを作成するパケット作成手段と、前記パケッ
    ト作成手段により作成したパケットを送信するパケット
    送信手段と、 前記パケット受信手段により受信したパケットに含まれ
    るパケット中継数と、 該パケットの受信時刻および該パケットに含まれる時刻
    情報に対応した時刻の差分値により該パケットの発信元
    の携帯端末との相対距離を演算する携帯端末相対距離演
    算手段とを具備することを特徴とする携帯端末。
  4. 【請求項4】 携帯端末を特定する端末特定情報を記憶
    する端末特定情報記憶手段と、 携帯端末から発信されたパケットあるいは携帯端末から
    発信され、1または複数の他の携帯端末によって中継さ
    れたパケットであって、パケット中継数、パケットを発
    信した時刻を特定する時刻情報および該パケットの発信
    元の携帯端末を特定する発信端末特定情報を有するパケ
    ットを受信するパケット受信手段と、 前記パケット受信手段により受信したパケットに含まれ
    る発信端末特定情報を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出した発信端末特定情報が、前記
    端末特定情報記憶手段により記憶された端末特定情報に
    一致するパケットを判別するパケット判別手段と、 前記パケット判別手段により判別されたパケットに含ま
    れるパケット中継数と、該パケットの受信時刻および該
    パケットに含まれる時刻情報に対応した時刻の差分値に
    より該パケットの発信元の携帯端末との相対距離を演算
    する携帯端末相対距離演算手段とを具備することを特徴
    とする携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記パケットはさらに該パケットの発信
    元の携帯端末の位置を表す情報を含むものであることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯端
    末。
  6. 【請求項6】 前記パケットはさらに該パケットを中継
    した1または複数の携帯端末の移動情報を含むものであ
    ることを具備することを特徴とする請求項1から5のい
    ずれかに記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記パケット受信手段により受信したパ
    ケットを記憶するパケット記憶手段と、 前記パケット記憶手段により記憶された複数のパケット
    の発信端末特定情報が前記発信端末特定情報と同じもの
    を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別した複数のパケットから、該複
    数のパケットの発信元の携帯端末との相対距離の時間変
    移を演算する携帯端末相対距離変移演算手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の
    携帯端末。
  8. 【請求項8】 携帯端末を特定する端末特定情報が該携
    帯端末のID番号である請求項1から7のいずれかに記
    載の携帯端末。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末相対距離演算手段による演
    算結果および携帯端末相対距離変移演算手段による演算
    結果を表示する表示手段を具備することを特徴とする請
    求項2から8のいずれかに記載の携帯端末。
JP2000044843A 2000-02-22 2000-02-22 携帯端末 Expired - Fee Related JP3649639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044843A JP3649639B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044843A JP3649639B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001238246A true JP2001238246A (ja) 2001-08-31
JP3649639B2 JP3649639B2 (ja) 2005-05-18

Family

ID=18567541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000044843A Expired - Fee Related JP3649639B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3649639B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003259420A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Yamaha Corp 自動車位置通信システム、カーナビゲーション装置及び携帯通信装置
JP2007306280A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Hitachi Electronics Service Co Ltd 無線マルチホップネットワークにおけるノード位置の検索表示方式
JP2009206679A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Electric Corp サービス実行装置及びサービス実行プログラム及び記録媒体
JP2010183262A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Kddi Corp 推定位置に対する評価値を用いた位置推定方法、移動端末及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085394A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Hitachi Ltd 携帯端末装置及びそれを用いた通信システム
JPH1040491A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動体検出装置及びシステム
JPH11239176A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> アドホックネットワークのパケットルーティング方法
JP2000020266A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Nec Software Hokuriku Ltd コンピュータネットワーク上の印刷ジョブ管理方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085394A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Hitachi Ltd 携帯端末装置及びそれを用いた通信システム
JPH1040491A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動体検出装置及びシステム
JPH11239176A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> アドホックネットワークのパケットルーティング方法
JP2000020266A (ja) * 1998-06-29 2000-01-21 Nec Software Hokuriku Ltd コンピュータネットワーク上の印刷ジョブ管理方式

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003259420A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Yamaha Corp 自動車位置通信システム、カーナビゲーション装置及び携帯通信装置
JP2007306280A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Hitachi Electronics Service Co Ltd 無線マルチホップネットワークにおけるノード位置の検索表示方式
JP2009206679A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Mitsubishi Electric Corp サービス実行装置及びサービス実行プログラム及び記録媒体
JP2010183262A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Kddi Corp 推定位置に対する評価値を用いた位置推定方法、移動端末及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3649639B2 (ja) 2005-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3698106B2 (ja) 情報提供装置及び方法
US6819258B1 (en) Personal shoe tracking system
EP1200803B1 (en) Personal organiser equipment
EP1424840A1 (en) System and method of automatically answering calls in a wireless communication device
US20020169539A1 (en) Method and system for wireless tracking
EP1496370A1 (en) Position Acquisition
JP2004516708A (ja) 移動体通信装置に移動情報を供給する方法
CN105657188A (zh) 移动终端进行通讯的方法及该移动终端
US20050192748A1 (en) Method and apparatus for transmitting location data within an ad-hoc communication system
JP4051699B2 (ja) Gps搭載携帯電話機
US20030027583A1 (en) Portable terminal device having a position information detection function and position information notifying method
JP2001238246A (ja) 携帯端末
WO2007046447A1 (ja) 基地局装置及び通信端末装置の移動方向通知方法
US20030187980A1 (en) System and method for controlling notification of terminal location
JP2003244739A (ja) 目的地到着案内システム、基地局および携帯端末装置
KR100809083B1 (ko) 이동 통신 단말기를 이용한 간이 네비게이션 제어방법 및그 장치.
US20030109986A1 (en) Road navigation method and system
JP3543560B2 (ja) ナビゲーションシステム
JP2003061136A (ja) 圏外無線通信システムおよび移動局
JPH11230775A (ja) 案内情報提供システム
JP3458824B2 (ja) 位置算出方法、位置算出装置及び携帯端末
JP2009159246A (ja) スケジュール管理システム、携帯端末、スケジュール管理方法、およびプログラム
JP2003009238A (ja) 携帯通信システム及び携帯通信端末
JP2000125341A (ja) 携帯移動端末、基地局及び通信管理システム
JP3778737B2 (ja) 移動通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees