JP2001237304A - 半導体製造・検査装置用セラミック基板 - Google Patents

半導体製造・検査装置用セラミック基板

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JP2001237304A
JP2001237304A JP2000043118A JP2000043118A JP2001237304A JP 2001237304 A JP2001237304 A JP 2001237304A JP 2000043118 A JP2000043118 A JP 2000043118A JP 2000043118 A JP2000043118 A JP 2000043118A JP 2001237304 A JP2001237304 A JP 2001237304A
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ceramic
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hole
semiconductor manufacturing
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Yasuji Hiramatsu
靖二 平松
Yasutaka Ito
康隆 伊藤
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 200℃以上の高温で使用しても、セラミッ
ク基板にクラック等が発生せず、また、導電線が脱落せ
ず、接続信頼性に優れた半導体製造・検査装置用セラミ
ック基板を提供すること。 【解決手段】 セラミック基板の内部に、1または2以
上の回路からなる抵抗発熱体が埋設されてなる半導体製
造・検査装置用セラミック基板において、前記セラミッ
ク基板の底面に緩衝材が配設されて、前記緩衝材に導電
線が接続され、かつ、前記導電線は、前記回路と電気的
に接続されてなることを特徴とする半導体製造・検査装
置用セラミック基板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、ホットプレ
ート(セラミックヒータ)、静電チャック、ウエハプロ
ーバなど、半導体の製造用や検査用の装置として用いら
れるセラミック基板に関する。
【0002】
【従来の技術】エッチング装置や、化学的気相成長装置
等を含む半導体製造・検査装置等においては、従来、ス
テンレス鋼やアルミニウム合金などの金属製基材を用い
たヒータやウエハプローバ等が用いられてきた。
【0003】ところが、このような金属製のヒータは、
以下のような問題があった。まず、金属製であるため、
ヒータ板の厚みは、15mm程度と厚くしなければなら
ない。なぜなら、薄い金属板では、加熱に起因する熱膨
張により、反り、歪み等が発生してしまい、金属板上に
載置したシリコンウエハが破損したり傾いたりしてしま
うからである。しかしながら、ヒータ板の厚みを厚くす
ると、ヒータの重量が重くなり、また、嵩張ってしまう
という問題があった。
【0004】また、抵抗発熱体に印加する電圧や電流量
を変えることにより、加熱温度を制御するのであるが、
金属板が厚いために、電圧や電流量の変化に対してヒー
タ板の温度が迅速に追従せず、温度制御しにくいという
問題もあった。
【0005】そこで、特開平4−324276号公報で
は、基板として、熱伝導率が高く、強度も大きい非酸化
物セラミックである窒化アルミニウムを使用し、この窒
化アルミニウム基板中に抵抗発熱体とタングステンから
なるスルーホールとが形成され、これらに外部端子とし
て二クロム線がろう付けされたセラミックヒータが提案
されている。
【0006】また、別のセラミックヒータとして、セラ
ミック基板の底面に袋孔を設け、袋孔の内部に外部端子
を挿入することにより、セラミック基板の内部に設けら
れた抵抗発熱体と接続させるように構成されたセラミッ
クヒータも開示されている。図11は、このような構成
のセラミックヒータを模式的に示した断面図であり、セ
ラミック基板41の内部に抵抗発熱体42からなる回路
が設けられるとともに、その端部に抵抗発熱体42と接
続したスルーホール48が設けられている。
【0007】そして、セラミック基板41の底面には、
このスルーホール48を露出させるように袋孔47が設
けられ、この袋孔47に断面がT字型の外部端子43が
挿入され、金ろう等によりスルーホール48と接合され
ている。なお、袋孔47の周囲の導体層46は、外部端
子43をろう材を介して支持するとともに、スルーホー
ル48との接続をより確実にするために形成されたもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成からなるセラミックヒータ40に通電を行って、20
0℃以上の高温で発熱させると、セラミック基板41の
熱膨張率に比べて外部端子43の熱膨張率が大きいた
め、外部端子43の頭の部分がより大きく膨張して袋孔
47部分のセラミック基板41に大きな応力が作用し、
セラミック基板41にクラックが発生してしまうという
問題があった。また、このような熱膨張率の差に起因し
て、外部端子43が脱落してしまう場合もあった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、半導体製造・検査装置用セラミ
ック基板を200℃以上の高温で使用しても、セラミッ
ク基板にクラック等が発生せず、また、導電線が脱落し
ない半導体製造・検査装置用セラミック基板を提供する
ことを目的とする。また、本発明の他の目的は、ホット
プレート、静電チャック、ウエハプローバ等として好適
に用いることができる半導体製造・検査装置用セラミッ
ク基板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、セラミ
ック基板の内部に、1または2以上の回路からなる抵抗
発熱体が埋設されてなる半導体製造・検査装置用セラミ
ック基板において、上記セラミック基板の底面に緩衝材
が配設されて、上記緩衝材に導電線が接続され、かつ、
上記導電線は、上記回路と電気的に接続されてなること
を特徴とする半導体製造・検査装置用セラミック基板で
ある。上記緩衝材と上記導電線との接続、上記導電線と
上記回路との電気的な接続は、金ろう、銀ろう、アルミ
ニウムろう材などのろう材により行う。また、上記導電
線と上記回路との接続は、後述するスルーホールを介し
てもよい。
【0011】また、第二の本発明は、セラミック基板の
内部に、1または2以上の回路からなる抵抗発熱体が埋
設されてなる半導体製造・検査装置用セラミック基板に
おいて、上記セラミック基板の底面に緩衝材が挿入され
て、上記回路の端部との電気的な接続が図られ、上記緩
衝材に導電線が接続されてなることを特徴とする半導体
製造・検査装置用セラミック基板である。第一の本発明
と第二の本発明とは、上記抵抗発熱体の回路と上記導電
線との接続の仕方が上記のように少し異なるが、その他
の構成は、同様であるので、以下においては、両者を一
つの発明として説明することにする。
【0012】本発明の半導体製造・検査装置用セラミッ
ク基板においては、上記回路の端部と上記緩衝材との間
にスルーホールが介装され、上記スルーホールを介して
上記回路の端部と上記緩衝材または上記導電線との接続
が図られていることが望ましい。上記緩衝材または導電
線は、ろう付けされることにより上記回路の端部との接
続が図られていることが望ましい。上記セラミック基板
の熱膨張率と上記緩衝材の熱膨張率とは、25〜400
℃の温度範囲において、下記の式(1)を満たすことが
望ましい。 セラミック基板の熱膨張率−緩衝材の熱膨張率<3ppm/℃・・(1) 上記セラミック基板の熱膨張率と上記緩衝材との熱膨張
率の差が3ppmを超えると、クラックが発生しやすく
なるからである。
【0013】上記セラミック基板の熱膨張率と上記導電
線の熱膨張率とは、25〜400℃の温度範囲におい
て、下記の式(2)を満たすことが望ましい。 |セラミック基板の熱膨張率−導電線の熱膨張率|>2ppm/℃・・(2) このようにセラミック基板との熱膨張率の差が大きい導
電線を使用すると、特に、クラックが発生しやすく、こ
のような場合に、本発明の効果が大きいからである。な
お、上記緩衝材は、導電性の材料に限定されないが、導
電性緩衝材であることが望ましい。特に、導電線と回路
との電気的な接続が必要な場合は、必須である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下の発明の実施の形態の説明に
おいては、緩衝材は、導電性緩衝材を使用した場合を説
明する。本発明の半導体製造・検査装置用セラミック基
板(以下、単に半導体装置用セラミック基板ともいう)
は、セラミック基板の内部に、1または2以上の回路か
らなる抵抗発熱体が埋設されてなる半導体製造・検査装
置用セラミック基板において、上記セラミック基板の底
面に導電性緩衝材が挿入されて、上記回路の端部との接
続が図られ、上記導電性緩衝材に導電線が接続されてい
ることを特徴とする。
【0015】従来においては、袋孔に挿入された外部端
子(導電線の一部となるもの)とセラミック基板との熱
膨張率の差に起因して、200℃以上の高温に加熱する
と、セラミック基板にクラックが発生しやすかった。
【0016】しかしながら、本発明の半導体装置用セラ
ミック基板では、袋孔の内部に、セラミック基板と導電
線との間の緩衝材の役割を果たすワッシャー(導電性緩
衝材)が挿入され、このワッシャーの中心孔に導電線が
挿入され、接続されている。そのため、セラミック基板
の温度が上昇して上記導電線が膨張しても、直接セラミ
ック基板に直接大きな応力は作用せず、その結果、長時
間通電を行っても、セラミック基板にはクラック等が生
じにくい。従って、本発明の半導体装置用セラミック基
板は、耐久性に優れたものとなる。なお、以下では、導
電性緩衝材の一例として、ワッシャーを用いた場合を説
明するが、上記導電性緩衝材としては、ワッシャーのよ
うなドーナツ型に限定されず、四角形、5角形等の多角
形等であってもよい。
【0017】以下に、本発明の半導体製造・検査装置用
セラミック基板について、図面に基づいて説明する。
【0018】図1(a)は、本発明の半導体装置用セラ
ミック基板の一実施形態であるホットプレート(以下、
セラミックヒータともいう)の一例を模式的に示す底面
図であり、(b)は、(a)に示したセラミックヒータ
の一部を示す部分拡大断面図である。
【0019】セラミック基板11は、円板形状に形成さ
れており、抵抗発熱体12は、このセラミック基板11
の内部に同心円形状のパターンに形成されている。ま
た、これら抵抗発熱体12は、互いに近い二重の同心円
同士が1組の回路として、1本の線になるように接続さ
れ、その回路の両端部分の直下には、スルーホール38
が形成され、このスルーホール38が露出するように、
セラミック基板11の底面11bに袋孔27が形成され
ている。そして、この袋孔27にワッシャー24が嵌め
込まれ、ワッシャー24およびスルーホール38を介し
て入出力の端子となる導電線13が接続されている。ま
た、中央に近い部分には、シリコンウエハ19を支持す
る支持ピン16を挿入するための貫通孔15が形成さ
れ、さらに、熱電対等の測温素子を挿入するための有底
孔14が形成されている。なお、袋孔27の付近につい
ては、図2に詳細に記載しているので、以下において詳
しく説明する。また、ヒータ以外の部分についは、後で
詳しく説明する。
【0020】図2(a)は、上記セラミックヒータの袋
孔近傍を模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)
は、その水平断面図である。なお、破線で表されている
のは、導電層26である。(a)に示したように、袋孔
27にはワッシャー24が嵌め込まれ、ワッシャー24
の中心孔に導電線13が挿入されている。そして、導電
線13は、袋孔27の内部に充填された金ろう25を介
して、または、ワッシャー24および金ろう25を介し
てスルーホール38と接続されており、このスルーホー
ル38は抵抗発熱体12と接続されている。
【0021】また、ワッシャー24とスルーホール38
との間には、WCからなり、一部が切り欠かれた円柱形
状の3個の導体層26が形成されているが、この導体層
26は、ワッシャー24を3つの方向から支持するとと
もに、ワッシャー24をスルーホール38に確実に接続
させるために設けられている。また、この導体層26
は、袋孔27を形成する際に、削りすぎによりスルーホ
ール38や抵抗発熱体12が破損するのを防止する役目
も果している。
【0022】導電線13の材質は、通常の配線に使用さ
れる体積抵抗率の低いものであれば特に限定されるもの
ではなく、例えば、コバール、銅、アルミニウム、ニッ
ケル等が挙げられるが、これらの中では、高温における
耐酸化性等に優れるニッケルが好ましい。
【0023】また、ワッシャー24を構成する材料は、
その熱膨張率がセラミック基板とほぼ等しいか、また
は、導電線との中間にあるものが好ましく、例えば、導
電性セラミックが好ましく、セラミック基板が窒化アル
ミニウムの場合は、例えば、タングステン、モリブデン
またはこれらの炭化物からなるものが好ましい。
【0024】セラミック基板11と導電線13との熱膨
張率に関する関係が、上記式(2)を満たす場合に、セ
ラミック基板が200℃以上の高温になると、導電線の
熱膨張率が大きすぎるため、セラミック基板11にクラ
ックが発生しやすい。従って、特にこのような場合に、
導電性緩衝材であるワッシャー24を袋孔27に嵌め込
み、ワッシャー24を介して導電線13と接続すること
により、セラミック基板11にクラックが発生するのを
防止することが望ましい。
【0025】ワッシャー24のサイズについては特に限
定されないが、ワッシャー24を袋孔27に嵌め込ん
で、仮固定することができるよう、袋孔27の直径とほ
ぼ同じ直径であることが望ましい。
【0026】金ろう25としては、タングステンとの密
着性に優れるAu−Ni合金が望ましい。Au/Niの
比率は、〔81.5〜82.5(重量%)〕/〔18.
5〜17.5(重量%)〕が望ましく、Au−Ni層の
厚さは、0.001〜50μmが望ましい。接続を確保
するに充分な範囲だからである。
【0027】10-6〜10-5Paの高真空下、500〜
1000℃の高温で使用するとAu−Cu合金では劣化
するが、Au−Ni合金ではこのような経時的な劣化が
なく有利である。また、Au−Ni合金中の不純物元素
量は全量を100重量部とした場合に1重量部未満であ
ることが望ましい。
【0028】なお、図2に示したセラミックヒータにお
いては、金ろう25を用いてワッシャー24と抵抗発熱
体12の端部との接続を行っているが、場合によって
は、銀ろうや半田等で接続を行ってもよい。
【0029】抵抗発熱体12は、貴金属(金、銀、白
金、パラジウム)、タングステン、モリブデン、ニッケ
ル等の金属、または、タングステン、モリブデンの炭化
物等の導電性セラミックからなるものであることが望ま
しい。抵抗値を高くすることが可能となり、断線等を防
止する目的で厚み自体を厚くすることができるととも
に、酸化しにくく、熱伝導率が低下しにくいからであ
る。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用し
てもよい。
【0030】また、抵抗発熱体12は、セラミック基板
11全体の温度を均一にする必要があることから、図1
に示すような同心円形状のパターン、同心円形状と屈曲
線形状との組み合わせのパターン等が好ましい。また、
抵抗発熱体12の厚さは、1〜50μmが望ましく、そ
の幅は、5〜20mmが好ましい。
【0031】抵抗発熱体12の厚さや幅を変化させるこ
とにより、その抵抗値を変化させることができるが、こ
の範囲が最も実用的だからである。抵抗発熱体12の抵
抗値は、薄く、また細くなるほど大きくなる。
【0032】抵抗発熱体12は、断面が方形、楕円形、
紡錘形、蒲鉾形状のいずれでもよいが、偏平なものであ
ることが望ましい。偏平の方が加熱面に向かって放熱し
やすいため、加熱面11aへの熱伝搬量を多くすること
ができ、加熱面の温度分布ができにくいからである。な
お、抵抗発熱体12は螺旋形状でもよい。また、抵抗発
熱体12は、加熱面の反対側か、加熱面の反対側から厚
さ方向に50%までの領域に形成することが望ましい。
加熱面の温度分布をなくして、半導体ウエハを均一に加
熱することができるからである。
【0033】セラミック基板11の内部に抵抗発熱体1
2を形成するためには、金属や導電性セラミックからな
る導体ペーストを用いることが好ましい。即ち、セラミ
ック基板の内部に抵抗発熱体を形成する場合には、グリ
ーンシート上に導体ペースト層を形成した後、グリーン
シートを積層、焼成することにより、内部に抵抗発熱体
を作製する。
【0034】上記導体ペーストとしては特に限定されな
いが、導電性を確保するため金属粒子または導電性セラ
ミックが含有されているほか、樹脂、溶剤、増粘剤など
を含むものが好ましい。
【0035】上記金属粒子や導電性セラミック粒子の材
料としては、上述したものが挙げられる。これら金属粒
子または導電性セラミック粒子の粒径は、0.1〜10
0μmが好ましい。0.1μm未満と微細すぎると、酸
化されやすく、一方、100μmを超えると、焼結しに
くくなり、抵抗値が大きくなるからである。
【0036】上記金属粒子の形状は、球状であっても、
リン片状であってもよい。これらの金属粒子を用いる場
合、上記球状物と上記リン片状物との混合物であってよ
い。
【0037】上記金属粒子がリン片状物、または、球状
物とリン片状物との混合物の場合は、金属粒子間の金属
酸化物を保持しやすくなり、抵抗発熱体とセラミック基
板との密着性を確実にし、かつ、抵抗値を大きくするこ
とができるため有利である。
【0038】導体ペーストに使用される樹脂としては、
例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂
などが挙げられる。また、溶剤としては、例えば、イソ
プロピルアルコールなどが挙げられる。増粘剤として
は、セルロースなどが挙げられる。
【0039】図3は、本発明に係るセラミックヒータの
別の実施形態を模式的に示した縦断面図である。本発明
の半導体装置用セラミック基板では、図3に示すように
抵抗発熱体12とワッシャー24との間にスルーホール
38が形成されていてもよい。このスルーホール38
は、袋孔37を形成する際に、削りすぎにより抵抗発熱
体12を破損するのを防止することができる。
【0040】スルーホール38の直径は、0.1〜10
mmが望ましい。断線を防止しつつ、クラックや歪みを
防止することができるからである。
【0041】本発明の半導体装置用セラミック基板を構
成するセラミック材料は特に限定されないが、例えば、
絶縁性の窒化物セラミック、炭化物セラミック、酸化物
セラミック等が挙げられる。
【0042】上記窒化物セラミックとしては、金属窒化
物セラミック、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ
素、窒化ホウ素等が挙げられる。また、上記炭化物セラ
ミックとしては、金属炭化物セラミック、例えば、炭化
ケイ素、炭化ジルコニウム、炭化タンタル等が挙げられ
る。
【0043】上記酸化物セラミックとしては、金属酸化
物セラミック、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージ
ェライト、ムライト等が挙げられる。これらのセラミッ
クは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0044】これらのセラミックの中では、窒化物セラ
ミック、炭化物セラミックの方が酸化物セラミックに比
べて望ましい。熱伝導率が高いからである。また、窒化
物セラミックの中では窒化アルミニウムが最も好適であ
る。熱伝導率が180W/m・Kと最も高いからであ
る。
【0045】また、上記セラミック材料は、焼結助剤を
含有していてもよい。上記焼結助剤としては、例えば、
アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、希土類
酸化物等が挙げられる。これらの焼結助剤のなかでは、
CaO、Y23 、Na2 O、Li2 O、Rb2 Oが好
ましい。これらの含有量としては、0.1〜10重量%
が好ましい。また、アルミナを含有していてもよい。
【0046】本発明にかかる半導体装置用セラミック基
板は、明度がJIS Z 8721の規定に基づく値で
N4以下のものであることが望ましい。このような明度
を有するものが輻射熱量、隠蔽性に優れるからである。
また、このようなセラミック基板は、サーモビュアによ
り、正確な表面温度測定が可能となる。
【0047】ここで、明度のNは、理想的な黒の明度を
0とし、理想的な白の明度を10とし、これらの黒の明
度と白の明度との間で、その色の明るさの知覚が等歩度
となるように各色を10分割し、N0〜N10の記号で
表示したものである。そして、実際の測定は、N0〜N
10に対応する色票と比較して行う。この場合の小数点
1位は0または5とする。
【0048】このような特性を有するセラミック基板
は、セラミック基板中にカーボンを50〜5000pp
m含有させることにより得られる。カーボンには、非晶
質のものと結晶質のものとがあり、非晶質のカーボン
は、セラミック基板の高温における体積抵抗率の低下を
抑制することでき、結晶質のカーボンは、セラミック基
板の高温における熱伝導率の低下を抑制することができ
るため、その製造する基板の目的等に応じて適宜カーボ
ンの種類を選択することができる。カーボンの含有量
は、200〜2000ppmが好ましい。
【0049】非晶質のカーボンとしては、例えば、C、
H、Oだけからなる炭化水素、好ましくは、糖類を、空
気中で焼成することにより得ることができ、結晶質のカ
ーボンとしては、グラファイト粉末等を用いることがで
きる。また、アクリル系樹脂を不活性雰囲気(窒化ガ
ス、アルゴンガス)下で熱分解させた後、加熱加圧する
ことによりカーボンを得ることができるが、このアクリ
ル系樹脂の酸価を変化させることにより、結晶性(非晶
性)の程度を調整することができる。
【0050】本発明の半導体装置用セラミック基板は、
円板形状であり、直径200mm以上が望ましく、25
0mm以上が最適である。円板形状の半導体装置用セラ
ミック基板は、温度の均一性が要求されるが、直径の大
きな基板ほど、温度が不均一になりやすいからである。
【0051】本発明の半導体装置用セラミック基板の厚
さは、50mm以下が好ましく、20mm以下がより好
ましい。また、1〜10mmが最適である。厚みは、薄
すぎると高温での反りが発生しやすく、厚すぎると熱容
量が大きくなり過ぎて昇温降温特性が低下するからであ
る。また、本発明の半導体装置用セラミック基板の気孔
率は、0または5%以下が望ましい。高温での熱伝導率
の低下、反りの発生を抑制できるからである。
【0052】本発明では、必要に応じてセラミック基板
に熱電対を埋め込んでおくことができる。熱電対により
抵抗発熱体の温度を測定し、そのデータをもとに電圧、
電流量を代えて、温度を制御することができるからであ
る。
【0053】上記熱電対の金属線の接合部位の大きさ
は、各金属線の素線径と同一か、もしくは、それよりも
大きく、かつ、0.5mm以下がよい。このような構成
によって、接合部分の熱容量が小さくなり、温度が正確
に、また、迅速に電流値に変換されるのである。このた
め、温度制御性が向上してウエハの加熱面の温度分布が
小さくなるのである。上記熱電対としては、例えば、J
IS−C−1602(1980)に挙げられるように、
K型、R型、B型、E型、J型、T型熱電対が挙げられ
る。
【0054】本発明の抵抗発熱体を備えた半導体装置用
セラミック基板は、半導体の製造や半導体の検査を行う
ために用いられるセラミック基板であり、具体的な装置
としては、例えば、静電チャック、ウエハプローバ、サ
セプタ、ホットプレート(セラミックヒータ)等が挙げ
られる。これらのセラミック基板はいずれも、例えば、
図1で説明したような構成の抵抗発熱体を備えている。
【0055】上記ホットプレート(セラミックヒータ)
は、セラミック基板の内部に抵抗発熱体のみが設けられ
た装置であり、これにより、半導体ウエハ等の被加熱物
を所定の温度に加熱することができる。
【0056】本発明の半導体装置用セラミック基板の内
部に静電電極を設けた場合には、静電チャックとして機
能する。上記静電電極を構成する金属としては、例え
ば、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)、タングステ
ン、モリブデン、ニッケルなどが好ましい。また、上記
導電性セラミックとしては、例えば、タングステン、モ
リブデンの炭化物などが挙げられる。これらは、単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0057】図4(a)は、静電チャックを模式的に示
す縦断面図であり、(b)は、(a)に示した静電チャ
ックのA−A線断面図である。この静電チャェク60で
は、セラミック基板61の内部にチャック正負極静電層
62、63が埋設され、その電極上にセラミック誘電体
膜64が形成されている。また、セラミック基板61の
内部には、抵抗発熱体66が設けられ、シリコンウエハ
19を加熱することができるようになっており、この抵
抗発熱体66の端部にスルーホールが設けられている。
なお、図示はしていないが、セラミック基板61の底面
には、スルーホールが露出するように袋孔が形成され、
この袋孔にワッシャーが嵌め込まれ、導電線が接続され
ている。なお、セラミック基板61には、必要に応じ
て、RF電極が埋設されていてもよい。
【0058】また、(b)に示したように、静電チャッ
ク60は、通常、平面視円形状に形成されており、セラ
ミック基板61の内部に(b)に示した半円弧状部62
aと櫛歯部62bとからなるチャック正極静電層62
と、同じく半円弧状部63aと櫛歯部63bとからなる
チャック負極静電層63とが、互いに櫛歯部62b、6
3bを交差するように対向して配置されている。
【0059】チャック正負静電層62、63と導電線と
の接続は、上述したセラミックヒータと同様にスルーホ
ールが露出するように袋孔を設け、上記袋孔にワッシャ
ーを嵌め込み、上記ワッシャーの中心孔に上記導電線を
挿入し、金ろう等のろう材によりこれらを接着すること
が望ましい。
【0060】この静電チャックを使用する場合には、チ
ャック正極静電層62とチャック負極静電層63とにそ
れぞれ直流電源の+側と−側を接続し、直流電圧を印加
する。これにより、この静電チャック上に載置された半
導体ウエハが静電的に吸着されることになる。
【0061】図5および図6は、他の静電チャックにお
ける静電電極を模式的に示した水平断面図であり、図5
に示す静電チャック70では、セラミック基板71の内
部に半円形状のチャック正極静電層72とチャック負極
静電層73が形成されており、図6に示す静電チャック
80では、セラミック基板81の内部に円を4分割した
形状のチャック正極静電層82a、82bとチャック負
極静電層83a、83bが形成されている。また、2枚
の正極静電層82a、82bおよび2枚のチャック負極
静電層83a、83bは、それぞれ交差するように形成
されている。なお、円形等の電極が分割された形態の電
極を形成する場合、その分割数は特に限定されず、5分
割以上であってもよく、その形状も扇形に限定されな
い。
【0062】本発明の半導体装置用セラミック基板の表
面にチャックトップ導体層を設け、内部にガード電極や
グランド電極を設けた場合には、ウエハプローバとして
機能する。
【0063】図7は、本発明のウエハプローバの一実施
形態を模式的に示した断面図であり、図8は、その平面
図であり、図9は、図7に示したウエハプローバにおけ
るA−A線断面図である。このウエハプローバ101で
は、平面視円形状のセラミック基板3の表面に同心円形
状の溝8が形成されるとともに、溝8の一部にシリコン
ウエハを吸引するための複数の吸引孔9が設けられてお
り、溝8を含むセラミック基板3の大部分にシリコンウ
エハの電極と接続するためのチャックトップ導体層2が
円形状に形成されている。
【0064】また、セラミック基板3の内部には、スト
レイキャパシタやノイズを除去するために図9に示した
ような格子形状のガード電極6とグランド電極7とが設
けられている。なお、ガード電極6の内部に矩形状の電
極非形成部52が形成されているのは、ガード電極6の
上下に存在するセラミック基板をしっかりと密着させる
ためである。
【0065】さらに、セラミック基板3の内部には、シ
リコンウエハの温度をコントロールするために、図1
(a)に示したような平面視同心円形状の抵抗発熱体5
1が設けられており、抵抗発熱体51の両端には、抵抗
発熱体51と接続されたスルーホール58が形成されて
いる。また、図7には示されていないが、セラミックヒ
ータ10の場合と同様に、セラミック基板3の底面に
は、スルーホール58が露出するように、袋孔が形成さ
れ、この袋孔にワッシャーが嵌め込まれ、導電線が接続
されている。
【0066】さらに、図示していないが、抵抗発熱体5
1と同様に、ガード電極6やグランド電極7と接続され
たスルーホール56、57の下部にも袋孔が設けられ、
ワッシャーが嵌め込まれ、その中心孔に導電線が挿入さ
れ、接続されていることが望ましい。
【0067】このような構成のウエハプローバでは、そ
の上に集積回路が形成されたシリコンウエハを載置した
後、このシリコンウエハにテスタピンを持つプローブカ
ードを押しつけ、加熱、冷却しながら電圧を印加して導
通テストを行うことができる。
【0068】次に、本発明の半導体装置用セラミック基
板の製造方法の一例として、セラミックヒータの製造方
法について説明する。図10(a)〜(d)は、セラミ
ック基板の内部に抵抗発熱体を有するセラミックヒータ
の製造方法を模式的に示した断面図である。
【0069】(1)セラミック基板の作製工程 まず、セラミックの粉末をバインダ、溶剤等と混合して
ペーストを調製し、これを用いてグリーンシートを作製
する。上述したセラミック粉末としては、窒化アルミニ
ウム等を使用することができ、必要に応じて、イットリ
ア等の焼結助剤を加えてもよい。
【0070】また、バインダとしては、アクリル系バイ
ンダ、エチルセルロース、ブチルセロソルブ、ポリビニ
ルアルコールから選ばれる少なくとも1種が望ましい。
さらに溶媒としては、α−テルピネオール、グリコール
から選ばれる少なくとも1種が望ましい。
【0071】これらを混合して得られるペーストをドク
ターブレード法でシート状に成形してグリーンシート5
0を作製する。グリーンシート50の厚さは、0.1〜
5mmが好ましい。次に、得られたグリーンシート50
に、必要に応じて、シリコンウエハを支持するための支
持ピンを挿入する貫通孔となる部分、熱電対などの測温
素子を埋め込むための有底孔となる部分、抵抗発熱体を
外部の導電線と接続するためのスルーホール38となる
部分等を形成する。後述するグリーンシート積層体を形
成した後に、上記加工を行ってもよく、焼結体を製造し
た後に、上記加工を行ってもよい。
【0072】なお、スルーホール38となる部分を設け
た場合には、上記ペースト中にカーボンを加えておいた
ものを充填してもよい。グリーンシート中のカーボン
は、スルーホール中に充填されたタングステンやモリブ
デンと反応し、これらの炭化物が形成されるからであ
る。
【0073】(2)グリーンシート上に導体ペーストを
印刷する工程 グリーンシート50上に、金属ペーストまたは導電性セ
ラミックを含む導体ペーストを印刷し、導体ペースト層
120を形成する。これらの導電ペースト中には、金属
粒子または導電性セラミック粒子が含まれている。上記
金属粒子であるタングステン粒子またはモリブデン粒子
等の平均粒子径は、0.1〜5μmが好ましい。平均粒
子が0.1μm未満であるか、5μmを超えると、導体
ペーストを印刷しにくいからである。
【0074】このような導体ペーストとしては、例え
ば、金属粒子または導電性セラミック粒子85〜87重
量部;アクリル系、エチルセルロース、ブチルセロソル
ブ、ポリビニルアルコールから選ばれる少なくとも1種
のバインダ1.5〜10重量部;および、α−テルピネ
オール、グリコールから選ばれる少なくとも1種の溶媒
を1.5〜10重量部を混合した組成物(ペースト)が
挙げられる。
【0075】(3)グリーンシートの積層工程 上記(1)の工程で作製した導体ペーストを印刷してい
ないグリーンシート50を、上記(2)の工程で作製し
た導体ペースト層120を形成したグリーンシート50
の上下に積層する(図10(a))。このとき、上側に
積層するグリーンシート50の数を下側に積層するグリ
ーンシート50の数よりも多くして、抵抗発熱体12の
形成位置を底面の方向に偏芯させる。具体的には、上側
のグリーンシート50の積層数は20〜50枚が、下側
のグリーンシート50の積層数は5〜20枚が好まし
い。
【0076】(4)グリーンシート積層体の焼成工程 グリーンシート積層体の加熱、加圧を行い、グリーンシ
ート50および内部の導体ペーストを焼結させる(図1
0(b))。加熱温度は、1000〜2000℃が好ま
しく、加圧の圧力は、100〜200kg/cm2 が好
ましい。加熱は、不活性ガス雰囲気中で行う。不活性ガ
スとしては、例えば、アルゴン、窒素などを使用するこ
とができる。
【0077】得られたセラミック基板31に、測温素子
を挿入するための有底孔(図示せず)や、ワッシャーを
挿入するための袋孔37等を設ける(図10(c))。
有底孔および袋孔37は、表面研磨後に、ドリル加工や
サンドブラストなどのブラスト処理を行うことにより形
成することができる。
【0078】次に、作製した袋孔37の内部に金ろうペ
ーストを塗布し、ワッシャー24を嵌め込んだ後、導電
線13をワッシャー24の中心孔に挿入し、金ろうペー
ストをリフローさせることによりろう付けを行って、抵
抗発熱体12と導電線13とを接続する(図10
(d))。なお、加熱温度は、900〜1100℃が好
適である。さらに、測温素子としての熱電対などを有底
孔に耐熱性樹脂または無機充填材で封止し、セラミック
ヒータとする。
【0079】上記セラミックヒータを製造する際に、セ
ラミック基板の内部に静電電極を設けることにより静電
チャックを製造することができ、また、加熱面にチャッ
クトップ導体層を設け、セラミック基板の内部にガード
電極やグランド電極を設けることによりウエハプローバ
を製造することができる。
【0080】セラミック基板の内部に電極を設ける場合
には、抵抗発熱体を形成する場合と同様にグリーンシー
トの表面に導体ペースト層を形成すればよい。また、セ
ラミック基板の表面に導体層を形成する場合には、スパ
ッタリング法やめっき法を用いることができ、これらを
併用してもよい。
【0081】
【実施例】以下、本発明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)セラミックヒータ10の製造 (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒
径:1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒
径:0.4μm)4重量部、アクリルバインダ12重量
部、分散剤0.5重量部および1−ブタノールとエタノ
ールとからなるアルコール53重量部を混合したペース
トを用い、ドクターブレード法により成形を行って、厚
さ0.47mmのグリーンシートを作製した。
【0082】(2)次に、このグリーンシートを80℃
で5時間乾燥させた後、図1に示すようなスルーホール
38等の接続部となる部分等をパンチングにより形成し
た。
【0083】(3)平均粒子径1μmのタングステンカ
ーバイト粒子100重量部、アクリル系バインダ3.0
重量部、α−テルピネオール溶媒3.5重量部および分
散剤0.3重量部を混合して導体ペーストAを調製し
た。
【0084】平均粒子径3μmのタングステン粒子10
0重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α−テル
ピネオール溶媒3.7重量部および分散剤0.2重量部
を混合して導体ペーストBを調製した。この後、貫通孔
が形成された部分に導体ペーストBを充填し、導体ペー
ストAをグリーンシート50上にスクリーン印刷で印刷
し、抵抗発熱体用の導体ペースト層を形成した。印刷パ
ターンは、図1に示したような同心円パターンとし、導
体ペースト層の幅を10mm、その厚さを12μmとし
た。
【0085】上記処理の終わったグリーンシートに、導
体ペーストを印刷しないグリーンシートを上側(加熱
面)に15枚、下側に10枚、130℃、80kg/c
2 の圧力で積層した。なお、グリーンシートの導体層
26を形成する部分には、図2(b)に示した3個の円
形状の貫通孔をお互いが接するように形成し、導体ペー
ストBを充填した。
【0086】(4)次に、得られた積層体を窒素ガス
中、600℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150
kg/cm2 で10時間ホットプレスし、厚さ5mmの
窒化アルミニウム板状体を得た。これを230mmの円
板状に切り出し、内部に厚さ6μm、幅10mm(アス
ペクト比:1666)の抵抗発熱体12を有するセラミ
ック基板11とした。なお、3個の導体層26の直径
は、2.5mmであった。
【0087】(5)次に、(4)で得られたセラミック
基板11を、ダイヤモンド砥石で研磨した後、ドリル加
工により熱電対のための有底孔14を設けた。
【0088】(6)さらに、図2(b)に示した円形の
導体層26が3個集合した部分の中央をドリルでえぐり
取って直径5mm、深さ0.5mmの袋孔27とし、こ
の袋孔27にタングステンからなるワッシャー24を嵌
め込んだ後、ワッシャー24の中心孔に導電線13を挿
入し、Ni−Au合金(Au:82重量%、Ni:18
重量%)からなる金ろうを用い、1030℃で加熱、リ
フローして、ニッケル製の導電線13を抵抗発熱体12
の端部と接続した。 (7)次に、温度制御のための複数の熱電対を有底孔に
埋め込み、セラミックヒータ10の製造を完了した。
【0089】(実施例2)セラミックヒータ グリーンシートにスルーホール用の貫通孔を形成し、導
体ペーストBを充填し、また、抵抗発熱体用の導体ペー
スト層380を形成したグリーンシート50に、導体ペ
ーストを印刷しないグリーンシート50を上側(加熱
面)に15枚、下側に10枚積層し、ワッシャーとして
タングステンカーバイト製のものを使用した以外は、実
施例1の場合と同様にして、セラミックヒータ30を製
造した。
【0090】(比較例1)図11に示した従来のセラミ
ックヒータの場合と同様に、形成したセラミック基板の
袋孔中にワッシャーを挿入せず、袋孔中に断面がT字型
の外部端子を挿入して、スルーホールと接続した以外
は、実施例1の場合と同様にして、セラミックヒータを
製造した。
【0091】上記実施例1、2および比較例1で得られ
たセラミックヒータについて、通電を行って450℃ま
で昇温させた後、その温度で1000時間保持し、その
後、セラミック基板を切断してセラミック基板にクラッ
クが発生しているか否かを顕微鏡により観察した。その
結果、実施例1、2では、セラミック基板に全くクラッ
クが発生していなかったのに対し、比較例1では、セラ
ミック基板にクラックが発生していた。
【0092】(実施例3) ウエハプローバの製造(図
7〜9参照) (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒径
1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒径0.
4μm)4重量部、アクリルバイダー11.5重量部、
分散剤0.5重量部および1−ブタノールとエタノール
とからなるアルコール53重量部を混合した組成物を、
ドクターブレード法により成形し、厚さ0.47mmの
グリーンシートを得た。
【0093】(2)このグリーンシートを80℃で5時
間乾燥させた後、パンチングにて発熱体と導電線と接続
するためのスルーホール用の貫通孔を設けた。 (3)平均粒子径1μmのタングステンカーバイド粒子
100重量部、アクリル系バインダ3.0重量部、α−
テルピネオール溶媒3.5重量および分散剤0.3重量
部を混合して導電性ペーストAとした。
【0094】また、平均粒子径3μmのタングステン粒
子100重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α
−テルピネオール溶媒3.7重量および分散剤0.2重
量部を混合して導電性ペーストBとした。
【0095】次に、グリーンシートに、この導電性ペー
ストAを用いたスクリーン印刷で、格子状のガード電極
用印刷体、グランド電極用印刷体を印刷した。さらに、
発熱体を図1に示すように同心円パターンとして印刷し
た。
【0096】また、導電線と接続するためのスルーホー
ル用の貫通孔に導電性ペーストBを充填した。さらに、
印刷されたグリーンシートおよび印刷がされていないグ
リーンシートを50枚積層して130℃、80kg/c
2 の圧力で一体化し、積層体を作製した。
【0097】(4)次に、この積層体を窒素ガス中で6
00℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150kg/
cm2 で3時間ホットプレスし、厚さ3mmの窒化アル
ミニウム板状体を得た。これを直径230mmの円状に
切り出してセラミック製の板状体とした。スルーホール
の大きさは直径2.0mm、深さ3.0mmであった。
また、ガード電極6、グランド電極7の厚さは6μm、
ガード電極6の形成位置は、ウエハ載置面から0.7m
m、グランド電極7の形成位置は、ウエハ載置面から
1.4mm、発熱体の形成位置は、ウエハ載置面から
2.8mmであった。
【0098】(5)上記(4)で得た板状体を、ダイア
モンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、SiC等に
よるブラスト処理で表面に熱電対のための有底孔および
シリコンウエハ吸着用の溝7(幅0.5mm、深さ0.
5mm)を設けた。
【0099】(6)溝7が形成された面にスパッタリン
グにてチタン、モリブデン、ニッケル層を形成した。ス
パッタリングのための装置は、日本真空技術株式会社製
のSV−4540を使用した。スパッタリングの条件は
気圧0.6Pa、温度100℃、電力200Wで、スパ
ッタリングの時間は、30秒から1分の間で、各金属に
より調整した。得られた膜は、蛍光X線分析計の画像か
らチタンは0.5μm、モリブデンは4μm、ニッケル
は1.5μmであった。
【0100】(7)硫酸ニッケル30g/l、ほう酸3
0g/l、塩化アンモニウム30g/l、ロッシェル塩
60g/lを含む水溶液からなる無電解ニッケルめっき
浴に(6)で得られたセラミック板3を浸漬して、スパ
ッタリングにより形成された金属層の表面に厚さ7μ
m、ホウ素の含有量が1重量%以下のニッケル層を析出
させ、120℃で3時間アニーリングした。
【0101】さらに、表面にシアン化金カリウム2g/
l、塩化アンモニウム75g/l、クエン酸ナトリウム
50g/l、次亜リン酸ナトリウム10g/lからなる
無電解金めっき液に93℃の条件で1分間浸漬して、ニ
ッケルめっき層上に厚さ1μmの金めっき層を形成し
た。
【0102】(8)次いで、溝8から裏面に抜ける吸引
孔9をドリル加工して穿孔し、さらにスルーホール5
6、57、58を露出させるための袋孔(図示せず)を
設けた。そして、この袋孔にタングステンカーバイト製
のワッシャーを嵌め込み、ワッシャーの中心孔にニッケ
ル製の導電線を挿入した後、Ni−Au合金(Au82
wt%、Ni18wt%)からなる金ろうを用い、10
30℃で加熱リフローさせて、各配線の接続を行った。
【0103】(9)温度制御のための複数熱電対を凹部
に埋め込み、ウエハプローバヒータ101を得た。
【0104】(実施例4)応用例、抵抗発熱体および静
電チャック用静電電極を内部に有するセラミックヒータ
(図4) (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒径
1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒径:
0.4μm)4重量部、アクリルバインダ11.5重量
部、分散剤0.5重量部、ショ糖0.2重量部、グラフ
ァイト0.05重量部および1−ブタノールとエタノー
ルとからなるアルコール53重量部を混合したペースト
を用い、ドクターブレード法による成形を行って、厚さ
0.47mmのグリーンシートを得た。
【0105】(2)次に、このグリーンシートを80℃
で5時間乾燥させた後、パンチングにより直径1.8m
m、3.0mm、5.0mmの半導体ウエハ支持ピンを
挿入する貫通孔となる部分、外部端子と接続するための
スルーホールとなる部分を設けた。
【0106】(3)平均粒子径1μmのタングステンカ
ーバイト粒子100重量部、アクリル系バインダ3.0
重量部、α−テルピネオール溶媒3.5重量部および分
散剤0.3重量部を混合して導体ペーストAを調製し
た。平均粒子径3μmのタングステン粒子100重量
部、アクリル系バインダ1.9重量部、α−テルピネオ
ール溶媒3.7重量部および分散剤0.2重量部を混合
して導体ペーストBを調製した。この導電性ペーストA
をグリーンシートにスクリーン印刷で印刷し、導体ペー
スト層を形成した。印刷パターンは、同心円パターンと
した。また、他のグリーンシートに図4に示した形状の
静電電極パターンからなる導体ペースト層を形成した。
【0107】さらに、外部端子を接続するためのスルー
ホール用の貫通孔に導体ペーストBを充填した。上記処
理の終わったグリーンシートに、さらに、導体ペースト
を印刷しないグリーンシートを上側(加熱面)に37
枚、下側に13枚、130℃、80kg/cm2 の圧力
で積層した。
【0108】(4)次に、得られた積層体を窒素ガス
中、600℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150
kg/cm2 で3時間ホットプレスし、厚さ3mmの窒
化アルミニウム板状体を得た。これを230mmの円板
状に切り出し、内部に厚さ6μm、幅10mmの抵抗発
熱体および静電電極を有するセラミック製の板状体とし
た。
【0109】(5)次に、(4)で得られた板状体を、
ダイヤモンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、Si
C等によるブラスト処理で表面に熱電対のための有底孔
(直径:1.2mm、深さ:2.0mm)を設けた。
【0110】(6)さらに、底面に袋孔を形成してスル
ーホールを露出させ、この袋孔にタングステンカーバイ
ト製のワッシャーを嵌め込んだ後、その中心孔にニッケ
ル製の導電線を挿入し、Ni−Au(Au82wt%、
Ni18wt%)からなる金ろうを用い、1030℃で
リフローさせて導電線と抵抗発熱体とを接続させた。
【0111】(7)次に、温度制御のための複数の熱電
対を有底孔に埋め込み、静電チャックの製造を完了し
た。 (比較例2)形成したセラミック基板の袋孔中にワッシ
ャーを挿入せず、袋孔中に断面がT字型の外部端子を挿
入して、スルーホールと接続した以外は、実施例4の場
合と同様にして、静電チャックを製造した。
【0112】上記実施例3、4、および、比較例2で得
られた静電チャック、ウエハプローバについて、通電を
行って450℃まで昇温させた後、その温度で1000
時間保持し、その後、セラミック基板を切断してセラミ
ック基板にクラックが発生しているか否かを顕微鏡によ
り観察した。その結果、実施例3、4に係る静電チャッ
ク、ウエハプローバでは、セラミック基板に全くクラッ
クが発生していなかったのに対し、比較例2に係る静電
チャックでは、セラミック基板にクラックが発生してい
た。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体製造
・検査装置用セラミック基板によれば、セラミック基板
の底面に形成された袋孔に、セラミック基板と導電線と
の緩衝材となるワッシャーが嵌め込まれ、このワッシャ
ーに導電線が接続されているので、200℃以上の高温
で使用しても、セラミック基板にクラック等が発生せ
ず、また、導電線が脱落せず、接続信頼性に優れた半導
体製造・検査装置用セラミック基板となる。従って、本
発明の半導体製造・検査装置用セラミック基板は、例え
ば、ホットプレート、静電チャック、ウエハプローバ、
サセプタ等の基板として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の半導体装置用セラミック基
板の一例であるセラミックヒータを模式的に示す底面図
であり、(b)は、(a)に示したセラミックヒータの
部分拡大縦断面図である。
【図2】(a)は、上記セラミックヒータの袋孔近傍を
模式的に示す部分拡大縦断面図であり、(b)は、その
水平断面図である。
【図3】本発明に係るセラミックヒータの別の実施形態
を模式的に示した部分拡大縦断面図である。
【図4】(a)は、静電チャックを模式的に示す縦断面
図であり、(b)は、(a)に示した静電チャックのA
−A線断面図である。
【図5】本発明の半導体装置用セラミック基板の一例で
ある静電チャックに埋設されている静電電極の別の一例
を模式的に示す水平断面図である。
【図6】静電チャックに埋設されている静電電極の更に
別の一例を模式的に示す水平断面図である。
【図7】本発明の半導体製造・検査装置用セラミック基
板の一例であるウエハプローバを模式的に示す断面図で
ある。
【図8】図7に示したウエハプローバを模式的に示す平
面図である。
【図9】図7に示したウエハプローバにおけるA−A線
断面図である。
【図10】(a)〜(d)は、本発明の半導体装置用セ
ラミック基板の一例であるセラミックヒータの製造方法
を模式的に示す断面図である。
【図11】従来の半導体装置用セラミック基板を模式的
に示す部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
3、11、31、41、61、71、81 セラミック
基板 6 ガード電極 7 グランド電極 8 溝 9 吸引孔 10、30、40 セラミックヒータ 11a 加熱面 11b 底面 12、42、51 抵抗発熱体 13 導電線 14 有底孔 15 貫通孔 16 支持ピン 19 シリコンウエハ 24 ワッシャー 25、35 金ろう 26、36 導体層 27、37 袋孔 38、56、57、58 スルーホール 60、70、80 静電チャック 62、72、82a、82b チャック正極静電層 63、73、83a、83b チャック負極静電層 62a、63a 半円弧状部 62b、63b 櫛歯部 64 セラミック誘電体膜 65 シリコンウエハ 66 抵抗発熱体
フロントページの続き Fターム(参考) 3K034 AA02 AA06 AA08 AA10 AA21 AA34 AA37 BB04 BB06 BC01 BC04 BC17 BC29 CA26 CA28 CA39 DA04 EA05 EA07 HA01 HA10 JA01 JA02 4M106 AA01 BA01 CA31 DD30 DJ02 5F031 DA13 HA16 HA17 HA18 HA37 MA33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板の内部に、1または2以
    上の回路からなる抵抗発熱体が埋設されてなる半導体製
    造・検査装置用セラミック基板において、前記セラミッ
    ク基板の底面に緩衝材が配設されて、前記緩衝材に導電
    線が接続され、かつ、前記導電線は、前記回路と電気的
    に接続されてなることを特徴とする半導体製造・検査装
    置用セラミック基板。
  2. 【請求項2】 セラミック基板の内部に、1または2以
    上の回路からなる抵抗発熱体が埋設されてなる半導体製
    造・検査装置用セラミック基板において、前記セラミッ
    ク基板の底面に緩衝材が挿入されて、前記回路の端部と
    の電気的な接続が図られ、前記緩衝材に導電線が接続さ
    れてなることを特徴とする半導体製造・検査装置用セラ
    ミック基板。
  3. 【請求項3】 前記回路の端部と前記緩衝材との間にス
    ルーホールが介装され、前記スルーホールを介して前記
    回路の端部と前記緩衝材または前記導電線との接続が図
    られている請求項1または2に記載の半導体製造・検査
    装置用セラミック基板。
  4. 【請求項4】 前記緩衝材または導電線は、ろう付けさ
    れることにより前記回路の端部との接続が図られている
    請求項1、2または3に記載の半導体製造・検査装置用
    セラミック基板。
  5. 【請求項5】 前記セラミック基板の熱膨張率と前記緩
    衝材の熱膨張率とは、25〜400℃の温度範囲におい
    て、下記の式(1)を満たす請求項1〜4のいずれか1
    に記載の半導体製造・検査装置用セラミック基板。 セラミック基板の熱膨張率−緩衝材の熱膨張率<3ppm/℃・・(1)
  6. 【請求項6】 前記セラミック基板の熱膨張率と前記導
    電線の熱膨張率とは、25〜400℃の温度範囲におい
    て、下記の式(2)を満たす請求項1〜5のいずれか1
    に記載の半導体製造・検査装置用セラミック基板。 |セラミック基板の熱膨張率−導電線の熱膨張率|>2ppm/℃・・(2)
  7. 【請求項7】 前記緩衝材は、導電性緩衝材である請求
    項1〜6のいずれか1に記載の半導体製造・検査装置用
    セラミック基板。
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