JP2001236572A - 取引システム及び端末装置用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

取引システム及び端末装置用プログラムを記録した記録媒体

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JP2001236572A
JP2001236572A JP2000042508A JP2000042508A JP2001236572A JP 2001236572 A JP2001236572 A JP 2001236572A JP 2000042508 A JP2000042508 A JP 2000042508A JP 2000042508 A JP2000042508 A JP 2000042508A JP 2001236572 A JP2001236572 A JP 2001236572A
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clerk
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input device
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JP2000042508A
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Yoshio Matsunaga
美穂 松永
Kazunori Tsukamoto
和則 塚本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品購入と同時にデビットカード等による払
い出しを可能にする。 【解決手段】 本発明の取引システムは、店員が商品購
入情報を入力する店員用入力装置10と、お客様が貨幣
出金情報を入力するお客様用入力装置12と、お客様用
入力装置12から入力された貨幣出金情報と店員用入力
装置12から入力された商品購入情報とに関してサーバ
装置14に対して送受信するとともに、当該貨幣出金情
報と当該商品購入情報とから釣銭を計算するPOSレジ
スタ16とを備えている。これにより、「商品の購
入」、「現金の払い出し」及び「これらの精算」が同時
に行なえるので、利便性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トア等で商品の購入と同時にデビットカード等による出
金も行なうための取引システム、及び端末装置用プログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストア等に設置される従
来のPOS(Point Of Sales)システムは、例えば、PO
Sレジスタ、キーボード、バーコードスキャナ、クレジ
ットカードリーダ、ディスプレイ、プリンタ等から構成
されている。このようなPOSシステムは、次のように
動作する。まず、商品に付されているバーコードをバー
コードスキャナで読み取ることにより、店員が売り上げ
登録を行なう。続いて、小計結果がディスプレイに表示
されると、お客様がクレジットカード又は現金/金券を
用いて支払いを行う。クレジットカードによる支払いの
場合は、店員がクレジットカードをクレジットカードリ
ーダで読み取ることにより、小計金額と同じ金額がクレ
ジットカード会社を通じて支払いわれる。現金/金券に
よる支払いの場合は、お客様が小計金額と同じ金額又は
それ以上の金額を支払い、その支払い金額から小計金額
を差し引いた金額が釣銭としてお客様に戻される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題点があった。第1の問題点は、デ
ビットカードの機能若しくは電子マネーの機能を有する
クレジットカード、又はデビットカードの機能若しくは
電子マネーの機能を有する銀行カード(以下、これらを
まとめて「デビットカード」と呼ぶことにする。)を用
いた支払いができないということである。その理由は、
POSシステムのカード情報入力手段としてクレジット
カードリーダしかなかったためである。第2の問題点
は、デビットカードを用いた払い出し機能が実現されて
いないことである。その理由は、CD(Cash Dispenser)
機能がPOSシステムに付加されていなかったためであ
る。
【0004】なお、デビットカードサービスとは、デパ
ートやコンビニエンスストアでの買い物時や、ガソリン
スタンドでの給油時などに、現金ではなく銀行カード
(キャッシュカード)で代金精算ができるサービスをい
う。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、商品購入と同
時にデビットカード等による払い出しを可能にする取引
システム、及び端末装置用プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る取引システ
ムは、店員が商品購入情報を入力する店員用入力装置
と、お客様が貨幣出金情報を入力するお客様用入力装置
と、お客様用入力装置から入力された貨幣出金情報と店
員用入力装置から入力された商品購入情報とに関してサ
ーバ装置に対して送受信するとともに、当該貨幣出金情
報と当該商品購入情報とから釣銭を計算する端末装置と
を備えたものである。例えば、端末装置はPOSレジス
タ、お客様用入力装置はデビットカードを用いるもので
ある。また、端末装置は、商品購入情報が商品を購入し
ない場合であるとき、貨幣出金情報のみに基づき出金額
を計算するものとしてもよい。
【0007】店員は、店員用入力装置を介して商品購入
情報を端末装置に入力する。商品購入情報とは、例えば
POSシステムにおける商品名、単価、個数等である。
一方、お客様は、お客様用入力装置を介して貨幣出金情
報を端末装置に入力する。貨幣出金情報とは、例えばデ
ビットカードサービスにおけるカード番号、暗証番号、
払い出し金額等である。端末装置の第一の機能は、入力
された貨幣出金情報及び商品購入情報に関してサーバ装
置に対して送受信することである。この第一の機能は、
従来のPOSシステム及びデビットカードサービスでも
別々に行なわれていたことである。端末装置の第二の機
能は、貨幣出金情報及び商品購入情報に基づき釣銭を計
算することである。具体例を述べれば、貨幣出金情報か
ら得られる払い出し金額が10000円で、商品購入情
報から得られる商品購入代金が1000円であれば、釣
銭が9000円と計算される。この9000円は店員か
らお客様に支払われる。
【0008】このように、従来別々に行なわれていた
「商品の購入」、「現金の払い出し」及び「これらの精
算」が同時に行なえるので、たいへん便利である。ま
た、お客様が自ら貨幣出金情報を端末装置に入力するこ
とにより、貨幣出金情報の入力に店員が介在する余地が
ないので、安全である。例えば、店員が払い出し金額を
多めに入力し差額を詐取するといった犯罪を未然に防止
できる。
【0009】本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、店員が商品購入情報を入力する店員用入力
装置と、お客様が貨幣出金情報を入力するお客様用入力
装置と、コンピュータを有する端末装置とを備えた取引
システムに用いられる、例えばフロッピディスク、半導
体ROM、CD−ROM、DVD−ROM等である。そ
して、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、お客様用入力装置から入力された貨幣出金情報と
店員用入力装置から入力された商品購入情報とに関して
サーバ装置に対して送受信する機能と、貨幣出金情報と
商品購入情報とから釣銭を計算する機能とを、端末装置
に実現させるための端末装置用プログラムが記録された
ものである。また、商品購入情報が商品を購入しない場
合であるとき、貨幣出金情報のみに基づき出金額を計算
する機能を、端末装置に実現させる端末装置用プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とし
てもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る取引システ
ムの一実施形態を示すブロック図である。以下、この図
面に基づき説明する。
【0011】本実施形態の取引システムは、店員が商品
購入情報を入力する店員用入力装置10と、お客様が貨
幣出金情報を入力するお客様用入力装置12と、お客様
用入力装置12から入力された貨幣出金情報と店員用入
力装置12から入力された商品購入情報とに関してサー
バ装置14に対して送受信するとともに、当該貨幣出金
情報と当該商品購入情報とから釣銭を計算する端末装置
としてのPOSレジスタ16とを備えている。
【0012】店員用入力装置10は、商品の売り上げ登
録や、クレジットカードのカード情報を読み取る。お客
様用入力装置12は、デビットカードからの払い出し金
額の入力や、デビットカードのカード情報の読み取り又
は書き込みを行う。サーバ装置14は、商品管理処理や
カード情報の信用照会処理などを行う。POSレジスタ
16は、レジスタ機能、及びサーバ装置14との通信機
能等を有する。
【0013】また、POSレジスタ16には、POSレ
ジスタ16での操作結果等を表示する店員用ディスプレ
イ163と、明細や領収書等を発行するプリンタ164
とが付設されている。お客様用入力装置12には、お客
様用入力装置12での操作結果等を表示するお客様用デ
ィスプレイ123が付設されている。
【0014】店員用入力装置10は、バーコードスキャ
ナ101、店員用キーボード102、カードリーダ10
3等を備えている。バーコードスキャナ101は、商品
に付されたバーコードから売り上げ登録データを読み取
る。店員用キーボード102は、売り上げ登録データや
支払い方法を店員が入力できるようになっている。カー
ドリ−ダ103は、クレジットカードをスキャンするこ
とによってクレジットカード情報を取得する。
【0015】お客様用入力装置12は、カードリーダ/
ライタ121、お客様用キーボード122等を備えてい
る。カードリーダ/ライタ121は、デビットカードを
挿入させることによってカード情報を取得する。また、
カードリーダ/ライタ121は、払い出し情報を格納す
る必要があるデビットカードに対しては、払い出し後に
払い出し情報をデビットカードに書込む。お客様用キー
ボード122は、お客様がテンキーによって暗証番号や
払い出し金額を入力できるようになっており、電卓機能
も有する。
【0016】POSレジスタ16は、コンピュータプロ
グラムによって実現された、売り上げ計算手段161及
び支払い方法対応手段162を備えている。売り上げ計
算手段161は、バーコードスキャナ101から入力さ
れた商品データをサーバ装置14に照会して価格情報な
どの商品情報を取得し、店員用ディスプレイ163に商
品情報及び小計を表示する。支払い方法対応手段162
は、売り上げ計算手段161で決定した小計金額を支払
う方法を、店員用キーボード102から取得する。すな
わち、売り上げ計算手段161は、店員用入力装置12
から入力された商品購入情報に関してサーバ装置14に
対して送受信する機能を有する。支払い方法対応手段1
62は、お客様用入力装置12から入力された貨幣出金
情報に関してサーバ装置14に対して送受信する機能
と、当該貨幣出金情報と当該商品購入情報とから釣銭を
計算する機能とを有する。
【0017】次に、本実施形態の取引システムの動作の
概要を説明する。
【0018】支払い方法が現金又は各種金券の場合、店
員は、預かり金額を店員用キーボード102から入力
し、預かり金額から小計金額を差し引いた額を、釣銭と
してお客様に支払う。支払い方法がクレジットカードの
場合、店員は、小計金額のうちクレジットカードで支払
う金額を店員用キーボード102から入力し、カードリ
ーダ103からクレジットカード情報を取得する。する
と、POSレジスタ16は、カード情報及び支払い金額
をサーバ装置14へ送信し、サーバ装置14での信用照
会後に結果をプリンタ164から出力する。プリンタ1
64から出力されるレシートは、売り上げ登録商品の明
細と、クレジットカードの利用明細との二枚となる。
【0019】支払い方法がデビットカードの場合、お客
様は、カードリーダ/ライタ121にデビットカードを
挿入し、小計金額を含む払い出し金額及び暗証番号をお
客様用キーボード122から入力する。すると、POS
レジスタ16は、カード情報及び支払い金額をサーバ装
置14へ送信し、サーバ装置14での信用照会後に、精
算結果をプリンタ164から出力する。プリンタ164
から出力されるレシートは、売り上げ登録商品の明細
と、カード利用明細との二枚となる。また、払い出し情
報をデビットカード内のメモリに記録する必要があれ
ば、カードリーダ/ライタ121によって払い出し情報
がデビットカードに書き込まれる。
【0020】図2乃至図4は、本実施形態の取引システ
ムにおける動作を示すフローチャートである。以下、図
1乃至図4に基づき、本実施形態の取引システムにおけ
る動作の第一例を詳細に説明する。
【0021】まず、店員は、店員用キーボード102か
ら売り上げ要求を入力し、バーコードスキャナ101か
ら商品データを売り上げ計算手段161へ供給する。す
ると、売り上げ計算手段161は、商品データをサーバ
装置14に照会して価格情報などの商品情報を取得する
ことによって、売り上げ登録を行う(図2ステップ1,
2)。売り上げ登録結果は、店員用ディスプレイ163
に表示される。一方、店員が店員用キーボード102か
ら払い出し要求のみを入力すると、お客様用ディスプレ
イ123にカードリーダ/ライタ121へのデビットカ
ード挿入を促すメッセージが表示される(図2ステップ
1,図4ステップ17)。ステップ2による売り上げ登
録が終了すると、店員が店員用キーボード102の「小
計」キーを押下する。すると、小計キー押下情報が支払
い方法対応手段162に供給され、小計結果が店員用デ
ィスプレイ163及びお客様用ディスプレイ123に表
示される(図2ステップ3,4)。
【0022】.支払い方法が現金又は金券の場合につ
いて説明する。
【0023】まず、店員は、店員用キーボード102を
用いて、支払い金額を入力し「合計」キー又は各種「金
券」キーを押下する。すると、支払い金額及びキー押下
情報が支払い方法対応手段162に供給される(図2ス
テップ5〜7)。ステップ6で入力された支払い金額が
ステップ4で表示された小計金額と同じであれば、プリ
ンタ164はレシートを出力する(図2ステップ8,1
1)。ステップ6で入力された支払い金額がステップ4
で表示された小計金額より大きければ、支払い方法対応
手段162は釣銭チェックを行う(図2ステップ9)。
【0024】続いて、ステップ4で表示された小計金額
よりも釣銭が小さければ、釣銭チェックは「問題なし」
となるので、支払い方法対応手段162は店員に釣銭を
支払わせ、プリンタ164はレシートを出力する(図2
ステップ11)。ステップ4で表示された小計金額より
も釣銭が大きいか又は同じであれば、釣銭チェックは
「問題あり」となるので、支払い方法対応手段162は
適正な支払い金額の再入力を行うためにステップ6にシ
ーケンスを戻す(図2ステップ9)。ステップ6で入力
された支払い金額がステップ4で表示された小計金額よ
り小さければ、支払い方法対応手段162は残りの小計
金額の支払い方法を指定させるためにステップ5にシー
ケンスを戻す(図2ステップ8)。
【0025】.支払い方法がクレジットカードの場合
について説明する。
【0026】まず、店員は、店員用キーボード102を
用いて、支払い金額を入力し「クレジット」キーを押下
する。すると、支払い金額及びキー押下情報が支払い方
法対応手段162に供給され、カードスキャン操作を促
すメッセージが店員用ディスプレイ163に表示される
(図2ステップ5、図3ステップ12〜13)。続い
て、店員がカードリーダ103を用いてクレジットカー
ドをスキャンすることによって、カード情報が読み込ま
れて支払い方法対応手段162へ供給される(図図3ス
テップ14)。すると、支払い方法対応手段162は、
カード情報とステップ12で入力された支払い金額とを
サーバ装置14へ送信することにより信用照会を行う。
【0027】続いて、クレジットカードでの支払い可能
という情報がサーバ装置14から支払い方法対応手段1
62に供給されると、支払い区分の入力を促すメッセー
ジが店員用ディスプレイ163に表示される。続いて、
店員が店員用キーボード102から支払い区分を入力す
ると、支払い区分が支払い方法対応手段162に供給さ
れる(図3ステップ15)。そして、ステップ12で入
力された支払い金額がステップ4で表示された小計金額
と同じであれば、プリンタ164はレシートとクレジッ
ト利用明細とを出力する(図3ステップ16、図2ステ
ップ11)。ステップ12で入力された支払い金額がス
テップ4で表示された小計金額よりも小さければ、支払
い方法対応手段162は残りの小計金額の支払い方法を
指定させるためにステップ5にシーケンスを戻す(図3
ステップ16)。
【0028】.支払い方法がデビットカードの場合に
ついて説明する。
【0029】まず、店員は、店員用キーボード102を
用いて「デビットカード」キーを押下する。すると、こ
のキー押下情報が支払い方法対応手段162に供給さ
れ、デビットカードの挿入を促すメッセージがお客様用
ディスプレイ123に表示される(図2ステップ5、図
4ステップ17)。続いて、お客様又は店員がカードリ
ーダ/ライタ121にデビットカードを挿入することに
より、カード情報が支払い方法対応手段162に供給さ
れ、暗証番号の入力を促すメッセージがお客様用ディス
プレイ123に表示される(図4ステップ18)。続い
て、お客様がお客様用キーボード122を用いて暗証番
号を支払い方法対応手段162へ供給すると、払い出し
金額の入力を促すメッセージがお客様用ディスプレイ1
23に表示される(図4ステップ19)。続いて、お客
様がお客様用キーボード122を用いて払い出し金額を
入力し「OK」キーを押下する。すると、支払い方法対
応手段162は、ステップ18におけるカード情報、ス
テップ19における暗証番号及びステップ20における
払い出し金額を、サーバ装置14に送信し信用照会を行
う。
【0030】続いて、カードでの支払い可能という情報
がサーバ装置14から支払い方法対応手段162に供給
され、ステップ20で入力された払い出し金額がステッ
プ4で表示された小計金額と同じであれば、プリンタ1
64がレシートとカード利用明細とを出力する(図4ス
テップ22,図2ステップ11)。ステップ20で入力
された払い出し金額がステップ4で表示された小計金額
よりも大きければ、支払い方法対応手段162は、ステ
ップ20で入力された払い出し金額からステップ4で表
示された小計金額を引いた額を、払い出し金額として店
員に支払わせる。このとき、プリンタ164がレシート
とカード利用明細とを出力する(図4ステップ22〜2
3,図2ステップ11)。ステップ20で入力された払
い出し金額がステップ4で表示された小計金額より小さ
ければ、支払い方法対応手段162は残りの小計金額の
支払い方法を指定させるためにステップ5にシーケンス
を戻す(図4ステップ22)。
【0031】次に、本実施形態の取引システムにおける
動作を具体的な数値を挙げて説明する。
【0032】例えば、“レモン3個300円”及び“リ
ンゴ2個200円”がバーコードスキャナ101で読み
取られ、小計キー押下情報が店員用キーボード102か
ら与えられたとする(図2ステップ1〜2)。すると、
売り上げ計算手段161は、300円と200円とを足
した結果に消費税5%分を加算して得られた525円
を、小計金額とする(図2ステップ3)。
【0033】続いて、支払い方法“デビットカード”が
店員用キーボード102から与えられたとする(図2ス
テップ5,図4ステップ17)。そして、カードリーダ
/ライタ121へのカード挿入を促すメッセージがお客
様用ディスプレイ123に表示されたら、お客様は、カ
ードリーダ/ライタ121にデビットカードを挿入し、
お客様用キーボード122から暗証番号を入力する(図
4ステップ18〜19)。続いて、払い出し金額の入力
を促すメッセージがお客様用ディスプレイ123に表示
されたら、お客様は、お客様用キーボード122を用い
て、払い出し金額“10525円”を入力しOKキーを
押下する(図4ステップ20〜21)。カード情報が適
正であり支払い可能である場合、支払い方法対応手段1
62は、“10525円”のうち“525円”を売り上
げ登録商品代金として引き落とし、残り“10000
円”を払い出し金として店員からお客様に渡させる(図
4ステップ22〜23)。
【0034】次に、図1乃至図4に基づき、本実施形態
の取引システムにおける動作の第二例を説明する。
【0035】本例は、図2ステップ1において売り上げ
登録がなしの場合である。店員が、売り上げ登録をせず
に、店員用キーボード102から「デビットカード」キ
ーを押下する。すると、キー押下情報が支払い方法対応
手段162に供給され、デビットカードの挿入を促すメ
ッセージがお客様用ディスプレイ123に表示される
(図2ステップ1、図4ステップ17)。お客様又は店
員がカードリーダ/ライタ121にデビットカードを挿
入すると、カード情報が支払い方法対応手段162に供
給され、暗証番号の入力を促すメッセージがお客様用デ
ィスプレイ123に表示される(図4ステップ18)。
お客様がお客様用キーボード122から暗証番号を支払
い方法対応手段162へ供給すると、払い出し金額の入
力を促すメッセージがお客様用ディスプレイ123に表
示される(図4ステップ19)。お客様は、お客様用キ
ーボード122を用いて、払い出し金額を入力し「O
K」キーを押下する(図4ステップ20〜21)。
【0036】続いて、支払い方法対応手段162は、ス
テップ18におけるカード情報、ステップ19における
暗証番号及びステップ20における払い出し金額を、サ
ーバ装置14に送信し信用照会を行う。そして、カード
での支払い可能という情報がサーバ装置14から支払い
方法対応手段162に供給される(図4ステップ20〜
21)。売り上げ登録は行われていないため小計金額は
“0円”として扱われる。よって、支払い方法対応手段
162はステップ20で入力された払い出し金額を支払
い、プリンタ164はカード利用明細のみを出力する
(図4ステップ22〜23、図2ステップ11)。この
ように、本例によれば、デビットカードを用いる場合
に、売り上げ登録がないときでも、POSレジスタ16
のCD機能を利用して払い出しができる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る取引システム及び端末装置
用プログラムを記録した記録媒体によれば、お客様用入
力装置から入力された貨幣出金情報と店員用入力装置か
ら入力された商品購入情報とに関してサーバ装置に対し
て送受信するとともに、当該貨幣出金情報と当該商品購
入情報とから釣銭を計算することにより、従来別々に行
なわれていた「商品の購入」、「現金の払い出し」及び
「これらの精算」が同時に行なえるので、利便性を向上
できる。しかも、お客様が自ら貨幣出金情報を端末装置
に入力することにより、貨幣出金情報の入力に店員が介
在する余地がないので、店員による誤操作や犯罪等を未
然に防止でき、これにより安全性を向上できる。
【0038】また、商品購入情報が商品を購入しない場
合であるとき、貨幣出金情報のみに基づき出金額を計算
することにより、商品を購入しなくても現金を払い出す
ことができるので、更に利便性を向上できる。
【0039】換言すると、本発明によれば、POSレジ
スタにCD機能を付加したことにより、売り上げ登録の
有無にかかわらず、デビットカードを用いてカード提携
口座から任意の金額を払い出しできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取引システムの一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1の取引システムにおける動作を示すフロー
チャートである。
【図3】図1の取引システムにおける動作を示すフロー
チャートである。
【図4】図1の取引システムにおける動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 店員用入力装置 12 お客様用入力装置 14 サーバ装置 16 POSレジスタ(端末装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA15 CB01 CB05 CC01 CC03 CE07 EA01 5B049 AA01 AA02 AA05 AA06 BB11 CC39 EE01 EE21 EE28 GG01 GG04 GG07 5B055 BB10 CB01 CB09 CC03 KK01 9A001 BB04 JJ08 JJ58 KK57 KK58 LL03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店員が商品購入情報を入力する店員用入
    力装置と、 お客様が貨幣出金情報を入力するお客様用入力装置と、 このお客様用入力装置から入力された貨幣出金情報と前
    記店員用入力装置から入力された商品購入情報とに関し
    てサーバ装置に対して送受信するとともに、当該貨幣出
    金情報と当該商品購入情報とから釣銭を計算する端末装
    置とを備えた、 取引システム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、前記商品購入情報が商
    品を購入しない場合であるとき、前記貨幣出金情報のみ
    に基づき出金額を計算する、 請求項1記載の取引システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置がPOSレジスタである、 請求項1又は2記載の取引システム。
  4. 【請求項4】 前記お客様用入力装置は、デビットカー
    ドの機能若しくは電子マネーの機能を有するクレジット
    カード、又はデビットカードの機能若しくは電子マネー
    の機能を有する銀行カードを用いるものである、請求項
    1,2又は3記載の取引システム。
  5. 【請求項5】 店員が商品購入情報を入力する店員用入
    力装置と、お客様が貨幣出金情報を入力するお客様用入
    力装置と、コンピュータを有する端末装置とを備えた取
    引システムに用いられ、 前記お客様用入力装置から入力された貨幣出金情報と前
    記店員用入力装置から入力された商品購入情報とに関し
    てサーバ装置に対して送受信する機能と、当該貨幣出金
    情報と当該商品購入情報とから釣銭を計算する機能と
    を、前記端末装置に実現させるための端末装置用プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記商品購入情報が商品を購入しない場
    合であるとき、前記貨幣出金情報のみに基づき出金額を
    計算する機能を、前記端末装置に実現させるための端末
    装置用プログラムを記録した請求項5記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
JP2000042508A 2000-02-21 2000-02-21 取引システム及び端末装置用プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001236572A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015197809A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 東芝テック株式会社 決済端末及びその制御プログラム
JP2018028871A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 グローリー株式会社 デビット決済システム及びデビット決済方法

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