JP2001233967A - 減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンの物品及びフイルム - Google Patents
減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンの物品及びフイルムInfo
- Publication number
- JP2001233967A JP2001233967A JP2001040436A JP2001040436A JP2001233967A JP 2001233967 A JP2001233967 A JP 2001233967A JP 2001040436 A JP2001040436 A JP 2001040436A JP 2001040436 A JP2001040436 A JP 2001040436A JP 2001233967 A JP2001233967 A JP 2001233967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- olefin
- combination
- poly
- polyolefin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/20—Carboxylic acid amides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31855—Of addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31909—Next to second addition polymer from unsaturated monomers
- Y10T428/31913—Monoolefin polymer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より高い添加量又は同様な添加量のスリップ
剤を含有するがシンジオタクチックポリα−オレフィン
添加剤を含まない同様なフイルムよりも減少した摩擦係
数を有するフイルムを生成するポリマーブレンドを提供
する。 【解決手段】 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフ
ィン以外のポリオレフィン、Ｂ）シンジオタクチックポ
リα−オレフィン約０．１％〜約７０％、及びＣ）スリ
ップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．０１％〜
約５％を含有して成る、減少した摩擦係数を有する製品
を与えるポリオレフィンをベースとするコンパウンド、
樹脂、混合物又はその組み合わせ。
剤を含有するがシンジオタクチックポリα−オレフィン
添加剤を含まない同様なフイルムよりも減少した摩擦係
数を有するフイルムを生成するポリマーブレンドを提供
する。 【解決手段】 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフ
ィン以外のポリオレフィン、Ｂ）シンジオタクチックポ
リα−オレフィン約０．１％〜約７０％、及びＣ）スリ
ップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．０１％〜
約５％を含有して成る、減少した摩擦係数を有する製品
を与えるポリオレフィンをベースとするコンパウンド、
樹脂、混合物又はその組み合わせ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンジオタクチッ
クポリα−オレフィンとアイソタクチックポリα−オレ
フィンとのブレンドを使用して、このようなブレンドか
ら製造されたフイルムの摩擦係数の全体的減少を達成す
ることに関する。これは、ポリマー、そのフイルム又は
ポリマーからの他の物品にポリα−オレフィン以外の過
剰の添加剤を含ませることなくフイルムの特性の減少
（ｒｅｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ ｃｈａｒａｃｔｅｒｉｓ
ｔｉｃｓ）又はフイルムの「スリップ」特性を高めるこ
ととみなすこともできる。
クポリα−オレフィンとアイソタクチックポリα−オレ
フィンとのブレンドを使用して、このようなブレンドか
ら製造されたフイルムの摩擦係数の全体的減少を達成す
ることに関する。これは、ポリマー、そのフイルム又は
ポリマーからの他の物品にポリα−オレフィン以外の過
剰の添加剤を含ませることなくフイルムの特性の減少
（ｒｅｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ ｃｈａｒａｃｔｅｒｉｓ
ｔｉｃｓ）又はフイルムの「スリップ」特性を高めるこ
ととみなすこともできる。
【０００２】
【従来の技術】ポリオレフィンのフイルムは、それ自体
に粘着する傾向又は望まれるよりも高い摩擦係数を示す
傾向を有することがあることが知られている。これらの
それ自体に粘着する傾向又は低い摩擦係数を有する傾向
により、これらのフイルムは使用及び取り扱いが困難に
なることがある。スリップ剤は市場で入手可能であり、
これらには、エルクアミド（ｅｒｕｃａｍｉｄｅ）のよ
うな脂肪アミド類、ビトン（ＶｉｔｏｎR）を包含する
フルオロポリマー、及びフイルム又は物品の見かけのス
リップ又は摩擦係数を高めるのを助長することができる
ある粘着防止剤（ａｎｔｉ−ｂｌｏｃｋ ａｇｅｎｔ
ｓ）を包含する種々の他の作用物質（ａｇｅｎｔｓ）が
包含される。
に粘着する傾向又は望まれるよりも高い摩擦係数を示す
傾向を有することがあることが知られている。これらの
それ自体に粘着する傾向又は低い摩擦係数を有する傾向
により、これらのフイルムは使用及び取り扱いが困難に
なることがある。スリップ剤は市場で入手可能であり、
これらには、エルクアミド（ｅｒｕｃａｍｉｄｅ）のよ
うな脂肪アミド類、ビトン（ＶｉｔｏｎR）を包含する
フルオロポリマー、及びフイルム又は物品の見かけのス
リップ又は摩擦係数を高めるのを助長することができる
ある粘着防止剤（ａｎｔｉ−ｂｌｏｃｋ ａｇｅｎｔ
ｓ）を包含する種々の他の作用物質（ａｇｅｎｔｓ）が
包含される。
【０００３】これらの添加剤はポリマーフイルムの摩擦
係数を減少させるのに有利であるが、配合者はポリマー
に又はフイルム製造中にあまりにも多くの添加剤を加え
ることは、コストの点からそして又フイルム特性に不利
な影響を与えることがあるので好まないであろう。この
ような添加剤を多量に含ませると、添加剤の匂い又は味
がフイルム製品内に囲われた品物、特に食品又は医薬品
に移るなどの他の不利な特性を有するフイルムを生じる
こともある。
係数を減少させるのに有利であるが、配合者はポリマー
に又はフイルム製造中にあまりにも多くの添加剤を加え
ることは、コストの点からそして又フイルム特性に不利
な影響を与えることがあるので好まないであろう。この
ような添加剤を多量に含ませると、添加剤の匂い又は味
がフイルム製品内に囲われた品物、特に食品又は医薬品
に移るなどの他の不利な特性を有するフイルムを生じる
こともある。
【０００４】我々は、異なる立体規則性配置のポリマー
をブレンドすることにより、これらの添加剤を合理的な
レベルに保ちながら良好な摩擦係数を有するフイルムを
与えることができることを見いだした。これから、スリ
ップ添加剤とシンジオタクチックポリオレフィンとの間
の相乗作用であると思われるものが利点を与える。
をブレンドすることにより、これらの添加剤を合理的な
レベルに保ちながら良好な摩擦係数を有するフイルムを
与えることができることを見いだした。これから、スリ
ップ添加剤とシンジオタクチックポリオレフィンとの間
の相乗作用であると思われるものが利点を与える。
【０００５】他の人々は、異なる特性を高めるためにポ
リマーをブレンドすることの利益を見いだした。Ｈａｚ
ｅｌｔｏｎ及びＳｈｕｌｍａｎに対して１９８９年８月
１５日に発行された米国特許第４，８５７，４０９号
は、ゴム約５０〜８５重量％及びポリオレフィン１５〜
４０重量％を含んで成るゴムコアー層及び該コアー層上
に同時押出された少なくとも１つのポリオレフィン樹脂
外皮層（ｓｋｉｎ ｌａｙｅｒ）を具備する複合フイル
ム組成物を記載している。コアー層のゴム成分は特定の
可能性を持った群から選ばれる。
リマーをブレンドすることの利益を見いだした。Ｈａｚ
ｅｌｔｏｎ及びＳｈｕｌｍａｎに対して１９８９年８月
１５日に発行された米国特許第４，８５７，４０９号
は、ゴム約５０〜８５重量％及びポリオレフィン１５〜
４０重量％を含んで成るゴムコアー層及び該コアー層上
に同時押出された少なくとも１つのポリオレフィン樹脂
外皮層（ｓｋｉｎ ｌａｙｅｒ）を具備する複合フイル
ム組成物を記載している。コアー層のゴム成分は特定の
可能性を持った群から選ばれる。
【０００６】Ｓｈｕｌｍａｎに対して１９８５年２月１
９日に発行された米国特許第４，５００，６８１号は、
ポリオレフィン成分、イソブチレン主鎖エラストマー成
分及びエチレンと低級カルボン酸の不飽和エステルとの
コポリマー成分の熱可塑性エラストマーブレンドを含ん
で成る物質の組成物を記載している。ポリオレフィン成
分は組成物の約２０〜約６５重量％を構成し、そしてア
イソタクチックポリプロピレン又はα−オレフィンコモ
ノマー約１〜２０重量％を含有するポリプロピレン反応
器コポリマー（ｐｏｌｙｐｒｏｐｙｌｅｎｅ ｒｅａｃ
ｔｏｒ ｃｏｐｏｌｙｍｅｒ）又はその混合物から選ば
れる。イソブチレン主鎖エラストマー成分はコンパウン
ドの約２０〜約６０重量％を構成しそしてコポリマー成
分は組成物の約７〜約４０重量％を構成する。
９日に発行された米国特許第４，５００，６８１号は、
ポリオレフィン成分、イソブチレン主鎖エラストマー成
分及びエチレンと低級カルボン酸の不飽和エステルとの
コポリマー成分の熱可塑性エラストマーブレンドを含ん
で成る物質の組成物を記載している。ポリオレフィン成
分は組成物の約２０〜約６５重量％を構成し、そしてア
イソタクチックポリプロピレン又はα−オレフィンコモ
ノマー約１〜２０重量％を含有するポリプロピレン反応
器コポリマー（ｐｏｌｙｐｒｏｐｙｌｅｎｅ ｒｅａｃ
ｔｏｒ ｃｏｐｏｌｙｍｅｒ）又はその混合物から選ば
れる。イソブチレン主鎖エラストマー成分はコンパウン
ドの約２０〜約６０重量％を構成しそしてコポリマー成
分は組成物の約７〜約４０重量％を構成する。
【０００７】これらのブレンドされたポリマー樹脂は我
々の発明により取り扱われるような減少した摩擦係数を
有する強靱なフイルムを提供しない。
々の発明により取り扱われるような減少した摩擦係数を
有する強靱なフイルムを提供しない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より高い添
加量又は同様な添加量のスリップ剤を含有するがシンジ
オタクチックポリα−オレフィン添加剤を含まない同様
なフイルムよりも減少した摩擦係数を有するフイルムを
生成するポリマーブレンドを少なくとも提供する。減少
した摩擦係数のフイルム及びこのようなブレンド及びこ
のようなフイルムを製造するための方法も提供される。
加量又は同様な添加量のスリップ剤を含有するがシンジ
オタクチックポリα−オレフィン添加剤を含まない同様
なフイルムよりも減少した摩擦係数を有するフイルムを
生成するポリマーブレンドを少なくとも提供する。減少
した摩擦係数のフイルム及びこのようなブレンド及びこ
のようなフイルムを製造するための方法も提供される。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、減少した摩擦
係数を有するポリプロピレンのフイルムに関する本発明
の態様を提供する。
係数を有するポリプロピレンのフイルムに関する本発明
の態様を提供する。
【００１０】本発明の１つの態様は、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、減少した摩擦係数を
有する製品を与えるポリオレフィンをベースとするコン
パウンド、樹脂、混合物又はその組み合わせを提供す
る。
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、減少した摩擦係数を
有する製品を与えるポリオレフィンをベースとするコン
パウンド、樹脂、混合物又はその組み合わせを提供す
る。
【００１１】他の態様は、配合（ｃｏｍｐｏｕｎｄｉｎ
ｇ）、成形（ｆｏｒｍｉｎｇ）又はその組み合わせの期
間中あるいは配合、成形又はその組み合わせの後、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、ポリオレフィンをベ
ースとするコンパウンド、樹脂、混合物又はその組み合
わせを含んで成るフイルムを提供する。
ｇ）、成形（ｆｏｒｍｉｎｇ）又はその組み合わせの期
間中あるいは配合、成形又はその組み合わせの後、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、ポリオレフィンをベ
ースとするコンパウンド、樹脂、混合物又はその組み合
わせを含んで成るフイルムを提供する。
【００１２】更なる他の態様は、フイルム成形の１日後
に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有する
ポリ−４−メチルペンテン以外のポリオレフィンを含有
して成るフイルムを提供する。与えられた摩擦係数は、
互いに接触している２つの表面に垂直に作用する力に対
する摩擦力の比である。
に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有する
ポリ−４−メチルペンテン以外のポリオレフィンを含有
して成るフイルムを提供する。与えられた摩擦係数は、
互いに接触している２つの表面に垂直に作用する力に対
する摩擦力の比である。
【００１３】特に有用な態様は、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｂ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、フイルム成形の１日
後に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有す
るポリプロピレンフイルムを提供する。
〜約７０％、及び Ｂ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、フイルム成形の１日
後に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有す
るポリプロピレンフイルムを提供する。
【００１４】他の態様は、 Ａ）所望のポリα−オレフィンを、 ｉ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び ｉｉ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約
０．０１％〜約５％、とブレンディングする工程、配合
する工程、混合する工程又はその組み合わせの工程、並
びに Ｂ）得られる樹脂のフイルムを成形する工程、を含んで
成る減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンフイ
ルムを製造する方法を提供する。
〜約７０％、及び ｉｉ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約
０．０１％〜約５％、とブレンディングする工程、配合
する工程、混合する工程又はその組み合わせの工程、並
びに Ｂ）得られる樹脂のフイルムを成形する工程、を含んで
成る減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンフイ
ルムを製造する方法を提供する。
【００１５】これらの態様の各々において、シンジオタ
クチック成分の漸次好ましい上限レベルは約５０％及び
３０％であろう。漸次好ましい下限レベルは約１％及び
約５％であろう。スリップ剤の漸次好ましい上限は約１
％及び約０．２％であろう。好ましい下限は約０．０５
％であろう。
クチック成分の漸次好ましい上限レベルは約５０％及び
３０％であろう。漸次好ましい下限レベルは約１％及び
約５％であろう。スリップ剤の漸次好ましい上限は約１
％及び約０．２％であろう。好ましい下限は約０．０５
％であろう。
【００１６】本発明を説明するための実施例を提供す
る。これらの実施例は本発明を例示するものであり、そ
れらは本発明の範囲及び幅を完全に規定するものではな
い。ポリオレフィンの分野の当業者はこれらの実施例を
検討して本発明の他の述べられていない態様を認識する
であろう。我々は、これらの明示は特許請求の範囲内に
あると考える。
る。これらの実施例は本発明を例示するものであり、そ
れらは本発明の範囲及び幅を完全に規定するものではな
い。ポリオレフィンの分野の当業者はこれらの実施例を
検討して本発明の他の述べられていない態様を認識する
であろう。我々は、これらの明示は特許請求の範囲内に
あると考える。
【００１７】
【実施例】実施例１ エチレン約３％を有しそして三井東圧から入手可能な、
エチレンとプロピレンとのランダムコポリマー、ＭＴＣ
ＥＦＬ−５６０を、押出によりキャストされた０．０
３ｍｍフイルムに成形することにより試験した。これら
のフイルムの摩擦係数（ＣＯＦ）をＡＳＴＭ−Ｄ−１８
９４に従って、３日後に２３℃で、１日後に３５℃で及
び３日後に３５℃で試験した。次いでこの同じランダム
コポリマー（ＲＣＰ）を、米国、テキサス州、ディーア
パークのＦｉｎａ Ｏｉｌ ＆Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏ
ｍｐａｎｙから入手可能な１０％、２０％及び３０％シ
ンジオタクチックポリプロピレン、ＥＯＤ ９３−０６
とブレンドしそして配合した。得られる配合された樹脂
を同様な０．０３ｍｍのキャストフイルムに押し出し
た。得られる各フイルムのＣＯＦを、同様な温度で同様
な時間の間隔で測定した。すべてのサンプルは同様な添
加剤パッケージ（ａｄｄｉｔｉｖｅ ｐａｃｋａｇｅ
ｓ）を有していた。ＲＣＰ（ＥＦＬ−５６０）を、（樹
脂重量を基準として）約３００ｐｐｍのイルガホス（ｉ
ｒｇａｆｏｓ）Ｐ−ＥＰＱＦＦ、８００ｐｐｍのイルガ
ノックス（Ｉｒｇａｎｏｘ）１６８、８００ｐｐｍのイ
ルガノックス１０１０（すべてＣｉｂａ−Ｇｅｉｇｙか
ら入手可能）、３００ｐｐｍのハイドロタルサイト（Ｈ
ｙｄｒｏｔａｌｃｉｔｅ）（三井石油化学から入手可
能）、６００ｐｐｍのニュートロン（Ｎｅｕｔｒｏｎ）
−Ｓ及び２，０００ｐｐｍのサイロイド（Ｓｙｌｏｉ
ｄ） ６６（Ｗ．Ｒ．Ｇｒａｃｅ ＣｈｅｍｉｃａｌＣ
ｏｍｐａｎｙから入手可能）と配合した。シンジオタク
チックポリプロピレンを、約３００ｐｐｍのイルガホス
Ｐ−ＥＰＱＦＦ、８００ｐｐｍのイルガノックス １６
８、１，０００ｐｐｍのイルガノックス１０１０（すべ
てＣｉｂａ−Ｇｅｉｇｙから入手可能）、２００ｐｐｍ
のタルク（米国、Ｎｉｃｒｏｎから入手可能）、１，０
００ｐｐｍのニュートロン−Ｓ及び１，５００ｐｐｍの
サイロイド ６６（Ｗ．Ｒ．Ｇｒａｃｅ Ｃｈｅｍｉｃ
ａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから入手可能）と配合した。ＲＣ
Ｐ及びそのブレンドのフイルムのＣＯＦ測定の結果を下
表１に示す。
エチレンとプロピレンとのランダムコポリマー、ＭＴＣ
ＥＦＬ−５６０を、押出によりキャストされた０．０
３ｍｍフイルムに成形することにより試験した。これら
のフイルムの摩擦係数（ＣＯＦ）をＡＳＴＭ−Ｄ−１８
９４に従って、３日後に２３℃で、１日後に３５℃で及
び３日後に３５℃で試験した。次いでこの同じランダム
コポリマー（ＲＣＰ）を、米国、テキサス州、ディーア
パークのＦｉｎａ Ｏｉｌ ＆Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏ
ｍｐａｎｙから入手可能な１０％、２０％及び３０％シ
ンジオタクチックポリプロピレン、ＥＯＤ ９３−０６
とブレンドしそして配合した。得られる配合された樹脂
を同様な０．０３ｍｍのキャストフイルムに押し出し
た。得られる各フイルムのＣＯＦを、同様な温度で同様
な時間の間隔で測定した。すべてのサンプルは同様な添
加剤パッケージ（ａｄｄｉｔｉｖｅ ｐａｃｋａｇｅ
ｓ）を有していた。ＲＣＰ（ＥＦＬ−５６０）を、（樹
脂重量を基準として）約３００ｐｐｍのイルガホス（ｉ
ｒｇａｆｏｓ）Ｐ−ＥＰＱＦＦ、８００ｐｐｍのイルガ
ノックス（Ｉｒｇａｎｏｘ）１６８、８００ｐｐｍのイ
ルガノックス１０１０（すべてＣｉｂａ−Ｇｅｉｇｙか
ら入手可能）、３００ｐｐｍのハイドロタルサイト（Ｈ
ｙｄｒｏｔａｌｃｉｔｅ）（三井石油化学から入手可
能）、６００ｐｐｍのニュートロン（Ｎｅｕｔｒｏｎ）
−Ｓ及び２，０００ｐｐｍのサイロイド（Ｓｙｌｏｉ
ｄ） ６６（Ｗ．Ｒ．Ｇｒａｃｅ ＣｈｅｍｉｃａｌＣ
ｏｍｐａｎｙから入手可能）と配合した。シンジオタク
チックポリプロピレンを、約３００ｐｐｍのイルガホス
Ｐ−ＥＰＱＦＦ、８００ｐｐｍのイルガノックス １６
８、１，０００ｐｐｍのイルガノックス１０１０（すべ
てＣｉｂａ−Ｇｅｉｇｙから入手可能）、２００ｐｐｍ
のタルク（米国、Ｎｉｃｒｏｎから入手可能）、１，０
００ｐｐｍのニュートロン−Ｓ及び１，５００ｐｐｍの
サイロイド ６６（Ｗ．Ｒ．Ｇｒａｃｅ Ｃｈｅｍｉｃ
ａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから入手可能）と配合した。ＲＣ
Ｐ及びそのブレンドのフイルムのＣＯＦ測定の結果を下
表１に示す。
【００１８】
【表１】
【００１９】実施例２ テキサス州、ディーアパークのＦｉｎａ Ｏｉｌ ＆
Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから入手可能な商業
的に入手可能なアイソタクチックポリプロピレン（ｉＰ
Ｐ）、Ｆｉｎａ ３５００ｕ／７０３６６を、混ぜもの
なしで（ｎｅａｔ）及びＦｉｎａのＥＯＤ９５−０５／
２９０６６、商業的に入手可能なシンジオタクチックポ
リプロピレン（ｓＰＰ）とのブレンドにおいて使用し
て、エチル・コーポレーシヨンから入手可能なエタノッ
クス（Ｅｔｈａｎｏｘ）３３０及びＣｉｂａ−Ｇｅｉｇ
ｙから入手可能なイルガノックス１６８を酸化防止剤安
定剤としてそれぞれ、０．１％及び０．０５％の量で加
え、そしてエルクアミド、脂肪アミドスリップ剤を０
％、０．０５％及び０．１５％と変えた試験用の一連の
材料を作った。Ｅｇａｎキャストフイルムライン（Ｅｇ
ａｎ ｃａｓｔ ｆｉｌｍ ｌｉｎｅ）を使用して、各
ポリマー又はポリマーブレンドのフイルムを２５４℃の
溶融温度及び１５．５℃のチルロール温度で０．０８ｍ
ｍ（０．００３インチ）のフイルム厚さで押し出し、そ
して押出時、押出の１日後及び３日後にＣＯＦについて
試験した。ポリマー組成を下表２に示す。このシリーズ
の実験の結果を表３に示す。図１及び図２はそれぞれ
０．１５％及び０．０５％のスリップ剤レベルでのこの
実験の結果をグラフで示す。
Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏｍｐａｎｙから入手可能な商業
的に入手可能なアイソタクチックポリプロピレン（ｉＰ
Ｐ）、Ｆｉｎａ ３５００ｕ／７０３６６を、混ぜもの
なしで（ｎｅａｔ）及びＦｉｎａのＥＯＤ９５−０５／
２９０６６、商業的に入手可能なシンジオタクチックポ
リプロピレン（ｓＰＰ）とのブレンドにおいて使用し
て、エチル・コーポレーシヨンから入手可能なエタノッ
クス（Ｅｔｈａｎｏｘ）３３０及びＣｉｂａ−Ｇｅｉｇ
ｙから入手可能なイルガノックス１６８を酸化防止剤安
定剤としてそれぞれ、０．１％及び０．０５％の量で加
え、そしてエルクアミド、脂肪アミドスリップ剤を０
％、０．０５％及び０．１５％と変えた試験用の一連の
材料を作った。Ｅｇａｎキャストフイルムライン（Ｅｇ
ａｎ ｃａｓｔ ｆｉｌｍ ｌｉｎｅ）を使用して、各
ポリマー又はポリマーブレンドのフイルムを２５４℃の
溶融温度及び１５．５℃のチルロール温度で０．０８ｍ
ｍ（０．００３インチ）のフイルム厚さで押し出し、そ
して押出時、押出の１日後及び３日後にＣＯＦについて
試験した。ポリマー組成を下表２に示す。このシリーズ
の実験の結果を表３に示す。図１及び図２はそれぞれ
０．１５％及び０．０５％のスリップ剤レベルでのこの
実験の結果をグラフで示す。
【００２０】
【表２】
【００２１】
【表３】
【００２２】表１に示された情報を検討すると、そのシ
リーズの実験のポリオレフィンにｓＰＰを含ませたもの
は改質されていない（ｕｎｍｏｄｉｆｉｅｄ）商業的に
入手可能なランダムコポリマーに対して摩擦係数を明ら
かに低下させることが証明される。ｓＰＰ約１０％含ん
だものはフイルムのＣＯＦを明白に低下させることは明
らかである。約２０％のｓＰＰの使用は更なる効果を有
するように見える。３０％のｓＰＰを含ませた物で効果
は明らかである。
リーズの実験のポリオレフィンにｓＰＰを含ませたもの
は改質されていない（ｕｎｍｏｄｉｆｉｅｄ）商業的に
入手可能なランダムコポリマーに対して摩擦係数を明ら
かに低下させることが証明される。ｓＰＰ約１０％含ん
だものはフイルムのＣＯＦを明白に低下させることは明
らかである。約２０％のｓＰＰの使用は更なる効果を有
するように見える。３０％のｓＰＰを含ませた物で効果
は明らかである。
【００２３】表１及び２を検討すると、本発明のいくつ
かの重要な観点が証明される。表２及び３の実験＃１及
び２で製造されたフイルムのＣＯＦ測定の結果を検討す
ると、ベースポリマーに単にｓＰＰを含ませた物で明ら
かなＣＯＦの減少が起こっているかどうかは不明確であ
る。
かの重要な観点が証明される。表２及び３の実験＃１及
び２で製造されたフイルムのＣＯＦ測定の結果を検討す
ると、ベースポリマーに単にｓＰＰを含ませた物で明ら
かなＣＯＦの減少が起こっているかどうかは不明確であ
る。
【００２４】実験＃３及び４をお互いに及び＃１及び２
と比較すると、スリップ剤を含んだものは製造されたフ
イルムのＣＯＦを低下させることに明らかな効果を有す
ることが明白に証明される。ｓＰＰなしでスリップ剤
０．１５％及び０．０５％を含む２つのサンプル間の平
均ＣＯＦ測定値及びそれらの測定値の範囲の検討は、そ
れぞれ、増加した量のスリップ剤が明らかな更なる効果
を有するかどうかに関する決定は不明確である。
と比較すると、スリップ剤を含んだものは製造されたフ
イルムのＣＯＦを低下させることに明らかな効果を有す
ることが明白に証明される。ｓＰＰなしでスリップ剤
０．１５％及び０．０５％を含む２つのサンプル間の平
均ＣＯＦ測定値及びそれらの測定値の範囲の検討は、そ
れぞれ、増加した量のスリップ剤が明らかな更なる効果
を有するかどうかに関する決定は不明確である。
【００２５】実験＃５、６、７及び８の比較は、スリッ
プ剤及びｓＰＰの添加とベースポリマーとの組み合わせ
はこれらのポリオレフィンブレンドから製造されたフイ
ルムのＣＯＦを著しく減少させることの劇的な証明を与
える。この効果はスリップ剤の濃度の広い範囲内及びｓ
ＰＰの濃度の広い範囲内で生じることは明らかである。
両添加剤が存在しなければならないこと及び一方又は他
方だけでは組み合わせにより生じる大きさの効果は生じ
ないであろうということが明らかである。
プ剤及びｓＰＰの添加とベースポリマーとの組み合わせ
はこれらのポリオレフィンブレンドから製造されたフイ
ルムのＣＯＦを著しく減少させることの劇的な証明を与
える。この効果はスリップ剤の濃度の広い範囲内及びｓ
ＰＰの濃度の広い範囲内で生じることは明らかである。
両添加剤が存在しなければならないこと及び一方又は他
方だけでは組み合わせにより生じる大きさの効果は生じ
ないであろうということが明らかである。
【００２６】前記したように、これらの実施例は本発明
を説明する際の解明及び方向を与えることを意図するも
のである。それらは網羅的であることを意図しない。我
々の完全な説明との組み合わせにおいてこれらの実施例
を検討すると、本発明の範囲内にある他の態様が当業者
には明らかであろう。
を説明する際の解明及び方向を与えることを意図するも
のである。それらは網羅的であることを意図しない。我
々の完全な説明との組み合わせにおいてこれらの実施例
を検討すると、本発明の範囲内にある他の態様が当業者
には明らかであろう。
【００２７】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
りである。
【００２８】１．Ａ）シンジオタクチックポリα−オレ
フィン以外のポリオレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、減少した摩擦係数を
有する製品を与えるポリオレフィンをベースとするコン
パウンド、樹脂、混合物又はその組み合わせ。
フィン以外のポリオレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、減少した摩擦係数を
有する製品を与えるポリオレフィンをベースとするコン
パウンド、樹脂、混合物又はその組み合わせ。
【００２９】２．配合、成形又はその組み合わせの期間
中又はその後、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、ポリオレフィンをベ
ースとするコンパウンド、樹脂、混合物又はその組み合
わせを含んで成るフイルム。
中又はその後、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、ポリオレフィンをベ
ースとするコンパウンド、樹脂、混合物又はその組み合
わせを含んで成るフイルム。
【００３０】３．フイルム成形の１日後に２３℃で測定
して約０．５０未満の摩擦係数を有するポリ−４−メチ
ルペンテン以外のポリオレフィンを含有して成るフイル
ム。
して約０．５０未満の摩擦係数を有するポリ−４−メチ
ルペンテン以外のポリオレフィンを含有して成るフイル
ム。
【００３１】４．Ａ）シンジオタクチックポリα−オレ
フィン約０．１％〜約７０％、及び Ｂ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、フイルム成形の１日
後に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有す
るポリプロピレンフイルム。
フィン約０．１％〜約７０％、及び Ｂ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、フイルム成形の１日
後に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有す
るポリプロピレンフイルム。
【００３２】５．シンジオタクチックポリα−オレフィ
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記１に
記載の材料。
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記１に
記載の材料。
【００３３】６．シンジオタクチックポリα−オレフィ
ンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上記
５に記載の材料。
ンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上記
５に記載の材料。
【００３４】７．シンジオタクチックポリα−オレフィ
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記２に
記載のフイルム。
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記２に
記載のフイルム。
【００３５】８．シンジオタクチックポリα−オレフィ
ンが約５％〜３０％の間の範囲内の量で存在し、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する
上記７に記載のフイルム。
ンが約５％〜３０％の間の範囲内の量で存在し、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する
上記７に記載のフイルム。
【００３６】９．シンジオタクチックポリα−オレフィ
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記３に
記載のフイルム。
ンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてスリ
ップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記３に
記載のフイルム。
【００３７】１０．シンジオタクチックポリα−オレフ
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上
記９に記載のフイルム。
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上
記９に記載のフイルム。
【００３８】１１．シンジオタクチックポリα−オレフ
ィンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記４
に記載のフイルム。
ィンが約１％〜５０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約１％の量で存在する上記４
に記載のフイルム。
【００３９】１２．シンジオタクチックポリα−オレフ
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上
記１１に記載のフイルム。
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で存在し、そしてス
リップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で存在する上
記１１に記載のフイルム。
【００４０】１３．Ａ）所望のポリα−オレフィンを、 ｉ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び ｉｉ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約
０．０１％〜約５％、とブレンディングする工程、配合
する工程、混合する工程又はその組み合わせの工程、並
びに Ｂ）得られる樹脂のフイルムを成形する工程、を含んで
成る減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンフイ
ルムを製造する方法。
〜約７０％、及び ｉｉ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約
０．０１％〜約５％、とブレンディングする工程、配合
する工程、混合する工程又はその組み合わせの工程、並
びに Ｂ）得られる樹脂のフイルムを成形する工程、を含んで
成る減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンフイ
ルムを製造する方法。
【００４１】１４．シンジオタクチックポリα−オレフ
ィンが約１％〜５０％の範囲内の量で添加され、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約１％の量で添加される上
記１３に記載の方法。
ィンが約１％〜５０％の範囲内の量で添加され、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約１％の量で添加される上
記１３に記載の方法。
【００４２】１５．シンジオタクチックポリα−オレフ
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で添加され、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で添加され
る上記１４に記載の材料。
ィンが約５％〜３０％の範囲内の量で添加され、そして
スリップ剤が約０．０５％〜約０．２％の量で添加され
る上記１４に記載の材料。
【図１】フイルムを製造するのに使用される普通のスリ
ップ剤０．１５％と配合された樹脂についてｓＰＰ濃度
（ｉＰＰ中の）に対するフイルムの１日目及び３日目の
摩擦係数のプロットを示す。
ップ剤０．１５％と配合された樹脂についてｓＰＰ濃度
（ｉＰＰ中の）に対するフイルムの１日目及び３日目の
摩擦係数のプロットを示す。
【図２】フイルムを製造するのに使用される普通のスリ
ップ剤０．０５％と配合された樹脂についてｓＰＰ濃度
（ｉＰＰ中の）に対するフイルムの１日目及び３日目の
摩擦係数のプロットを示す。
ップ剤０．０５％と配合された樹脂についてｓＰＰ濃度
（ｉＰＰ中の）に対するフイルムの１日目及び３日目の
摩擦係数のプロットを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドウオー・シヤムシヨウム アメリカ合衆国ペンシルベニア州15044ギ ブソニア・ブラツクオークコート904 (72)発明者 ウイリアム・ウイート ベルギー・1410ワーテルロー
Claims (5)
- 【請求項１】 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフ
ィン以外のポリオレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、減少した摩擦係数を
有する製品を与えるポリオレフィンをベースとするコン
パウンド、樹脂、混合物又はその組み合わせ。 - 【請求項２】 配合、成形又はその組み合わせの期間中
あるいは配合、成形又はその組み合わせの後、 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフィン以外のポリ
オレフィン、 Ｂ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び Ｃ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、ポリオレフィンをベ
ースとするコンパウンド、樹脂、混合物又はその組み合
わせを含んで成るフイルム。 - 【請求項３】 フイルム成形の１日後に２３℃で測定し
て約０．５０未満の摩擦係数を有するポリ−４−メチル
ペンテン以外のポリオレフィンを含有して成るフイル
ム。 - 【請求項４】 Ａ）シンジオタクチックポリα−オレフ
ィン約０．１％〜約７０％、及び Ｂ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約０．
０１％〜約５％、を含有して成る、フイルム成形の１日
後に２３℃で測定して約０．５０未満の摩擦係数を有す
るポリプロピレンフイルム。 - 【請求項５】 Ａ）所望のポリα−オレフィンを、 ｉ）シンジオタクチックポリα−オレフィン約０．１％
〜約７０％、及び ｉｉ）スリップ剤、粘着防止剤又はその組み合わせ約
０．０１％〜約５％、とブレンディングする工程、配合
する工程、混合する工程又はその組み合わせの工程、並
びに Ｂ）得られる樹脂のフイルムを成形する工程、を含んで
成る減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンフイ
ルムを製造する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/511,578 US6630245B2 (en) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | Articles and film of poly-α-olefin having reduced coefficient of friction |
| US09/511578 | 2000-02-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001233967A true JP2001233967A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=24035503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001040436A Pending JP2001233967A (ja) | 2000-02-23 | 2001-02-16 | 減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンの物品及びフイルム |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6630245B2 (ja) |
| EP (1) | EP1127919B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001233967A (ja) |
| KR (1) | KR20010085448A (ja) |
| CN (1) | CN1211425C (ja) |
| AT (1) | ATE305952T1 (ja) |
| DE (1) | DE60113742T2 (ja) |
| TW (1) | TW583250B (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7122601B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-10-17 | Fina Technology, Inc. | Properties of polyolefin blends and their manufactured articles |
| US20070141352A1 (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Calhoun Patricia H | Cross-directional elastic films with machine direction stiffness |
| EP2205669A1 (en) | 2007-10-30 | 2010-07-14 | Milliken&Company | Additive composition and thermoplastic compositions comprising the same |
| WO2010011883A1 (en) * | 2008-07-25 | 2010-01-28 | Colder Products Company | Coupling with low friction material |
| US20100125114A1 (en) * | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Williams Michael G | Propylene-Based Film Compositions |
| WO2012088567A1 (pt) * | 2010-12-30 | 2012-07-05 | Braskem S.A. | Composição de resina termoplástica compreendendo uma mistura de agentes deslizantes e filme mono ou coextrusado, laminado ou não laminado |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4500681A (en) | 1982-12-27 | 1985-02-19 | Exxon Research & Engineering Co. | Thermoplastic blend of polyolefin, isobutylene-backbone elastomer and ethylene copolymer |
| US4857409A (en) | 1985-02-08 | 1989-08-15 | Exxon Chemical Patents Inc. | Clear barrier composites containing polyisobutylene/polyolefin alloy components |
| US5266641A (en) * | 1989-10-06 | 1993-11-30 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Butene-1 copolymers and resin compositions containing the same |
| DE69602037T2 (de) * | 1995-01-13 | 1999-09-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Syndiotaktische Polypropylenharzzusammensetzung |
| US5981047A (en) | 1996-06-25 | 1999-11-09 | Applied Extrusion Technologies, Inc. | Matte finish biaxially oriented polypropylene film for cold seal release applications |
| JPH10329262A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-12-15 | Toray Ind Inc | 透明性に優れたガスバリア性二軸配向ポリプロピレンフィルムと積層フィルムおよびその製造方法 |
| US6451425B1 (en) | 1999-06-16 | 2002-09-17 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive tape backing |
-
2000
- 2000-02-23 US US09/511,578 patent/US6630245B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040436A patent/JP2001233967A/ja active Pending
- 2001-02-21 KR KR1020010008780A patent/KR20010085448A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-02-22 AT AT01200678T patent/ATE305952T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-02-22 EP EP01200678A patent/EP1127919B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-02-22 DE DE60113742T patent/DE60113742T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-23 TW TW090104211A patent/TW583250B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-02-23 CN CNB011047860A patent/CN1211425C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE60113742D1 (de) | 2006-02-16 |
| ATE305952T1 (de) | 2005-10-15 |
| EP1127919A1 (en) | 2001-08-29 |
| US6630245B2 (en) | 2003-10-07 |
| TW583250B (en) | 2004-04-11 |
| KR20010085448A (ko) | 2001-09-07 |
| DE60113742T2 (de) | 2006-07-13 |
| CN1211425C (zh) | 2005-07-20 |
| US20030134965A1 (en) | 2003-07-17 |
| EP1127919B1 (en) | 2005-10-05 |
| CN1310198A (zh) | 2001-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1129138A (en) | Cling film composition | |
| JPH0270737A (ja) | 押出可能な熱可塑性炭化水素ポリマー組成物 | |
| US6232402B1 (en) | Films based on three component polyolefin blend | |
| JPS6144098B2 (ja) | ||
| DE69902698T2 (de) | Polymerzusammensetzung für flaschenschraubkappe | |
| JPH083002B2 (ja) | フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム | |
| JP3396303B2 (ja) | ポリオレフィンフィルム用マスターバッチ及びポリオレフィンフィルム用組成物 | |
| JP2001233967A (ja) | 減少した摩擦係数を有するポリα−オレフィンの物品及びフイルム | |
| JP2008208210A (ja) | ポリプロピレンフィルム | |
| JP2019119169A (ja) | 溶断シール用ポリプロピレン系フィルム | |
| JPH0247502B2 (ja) | ||
| US5641821A (en) | Polypropylene molding materials | |
| JP2781979B2 (ja) | ポリプロピレンフイルム | |
| JPS647095B2 (ja) | ||
| TWI839561B (zh) | 用於製造聚合物組成物的方法以及適合使用於該方法中的組成物 | |
| EP1237991A1 (en) | Polyolefin films suitable for institutional applications | |
| JP3369238B2 (ja) | 通気シート用フィラー含有樹脂組成物 | |
| CA2036506C (fr) | Compositions glissantes, anti-bloquantes et de qualite optique a base de copolymeres d'ethylene de faible cristallinite | |
| JP4379969B2 (ja) | ポリエチレン組成物およびそのフィルム | |
| JPH0141175B2 (ja) | ||
| JP2650622B2 (ja) | ポリプロピレン組成物及びそれよりなるシート | |
| JP7167486B2 (ja) | ポリプロピレン系積層フィルム | |
| JP3169389B2 (ja) | フィラー含有延伸フィルム | |
| JP2009249404A (ja) | 低温時の耐ストレスクラック性及び滑り性に優れた成形体 | |
| CA2158093C (en) | Method for producing a polyolefin composition and method for producing apolyolefin film |