JP2001233451A - 基板搬送装置 - Google Patents
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- B65G2249/04—Arrangements of vacuum systems or suction cups
- B65G2249/045—Details of suction cups suction cups
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Abstract
して搬送することができる基板搬送装置を提供する。 【解決手段】 基板搬送装置11を、基部12から垂設
された固定アーム13と、水平方向のほぼ一直線上に位
置するように固定アームに設けられた複数の吸引保持部
14とを備えたもの、さらに、基部から各固定アームの
吸引保持部配設面に対向するように可動アーム16を垂
設し、可動アームは固定アームの吸引保持部配設面の対
向位置から、固定アームから離れるようにほぼ水平位置
まで回動可能であり、かつ、可動アームは固定アームの
吸引保持部配設面と対向する面に押圧ピン17、あるい
は、吸引保持部を備えるものとする。
Description
り、特に大面積の基板を撓みなく搬送でき、省スペース
化の可能な基板搬送装置に関する。
表示装置、プラズマ表示装置等が実用化されており、こ
れらのフラットディスプレイは基板上に種々の加工を行
うことにより作製される。そして、フラットディスプレ
イにおける大サイズ化、および、製造コスト低減を目的
とした製造ラインの高生産化に対応するために、基板の
大面積化が要求されている。
うな基板の大面積化に対応して製造ラインを構築すると
なると、各工程の装置が大型化されるとともに、従来の
水平搬送方式による各工程間の基板搬送が問題となる。
すなわち、フラットディスプレイを構成する基板は、例
えば、ガラス基板等のように良好な光透過性を備えるも
のであるが、厚みの面から剛性が低く、周辺部を保持し
て水平状態で搬送する従来の水平搬送方式で搬送した場
合、大面積のガラス基板ほど自重により撓みが生じて搬
送が困難になるという問題がある。また、従来の水平搬
送方式では、基板の大面積化が進むほど、搬送装置の大
型化が必要となり、同時に、搬送に要するスペースも大
きくなるという問題もある。
れたものであり、大面積の基板を撓ませることなく確実
に安定して搬送することができる基板搬送装置を提供す
ることを目的とする。
るために、本発明の基板搬送装置は、基部と、該基部か
ら垂設された固定アームと、水平方向のほぼ一直線上に
位置するように固定アームに設けられた複数の吸引保持
部と、を備えるような構成とした。
から固定アームの吸引保持部配設面に対向するように可
動アームを垂設し、該可動アームは前記固定アームの吸
引保持部配設面と対向する面に押圧部を備え、前記可動
アームは、前記固定アームの吸引保持部と該可動アーム
の押圧部とが対向する位置からほぼ水平位置まで、前記
固定アームから離れるように回動可能であるような構成
とした。
から固定アームの吸引保持部配設面に対向するように垂
設された可動アームを備え、該可動アームは前記固定ア
ームの吸引保持部配設面と対向する面に吸引保持部を備
え、前記可動アームは、前記固定アームの吸引保持部と
該可動アームの吸引保持部とが対向する位置からほぼ水
平位置まで、前記固定アームから離れるように回動可能
であるような構成とした。
記基部は水平軸を中心に回動可能であるような構成とし
た。
れた複数の固定アームの吸引保持部によって基板を保持
し、あるいは、固定アームの吸引保持部と可動アームの
押圧ピンまたは吸引保持部とによって基板を挟持するよ
うに保持するので、基板は垂直状態で搬送され、自重に
よる基板の撓みを生じることがない。
を図面を参照して詳細に説明する。
図であり、図2は図1に示される基板搬送装置の右側面
図である。図1および図2において、本発明の基板搬送
装置1は、基部2と、この基部2から垂設された複数
(図示例では2個)の固定アーム3と、水平方向(図1
の矢印a方向)の一直線上に位置するように各固定アー
ム3に設けられた吸引保持部4とを備えている。
いる垂直部材2Aと、この垂直部材2Aの下端部に軸方
向を水平方向に配設されている水平部材2Bとからなっ
ている。固定アーム3は、上記の水平部材2Bの両端の
下面から垂設されており、この固定アーム3の前面3a
の所定位置に吸引保持部4が設けられている。
成されている吸引路(図示せず)に接続された吸引管4
aの先端部に柔軟性を有する保持部材4bが装着された
ものである。この吸引保持部4の形状は、基板の上端部
の保持に適した横長の楕円形状となっている。
吸引路を介して接続されている吸引装置(図示せず)の
ON,OFF、あるいは、吸引経路の途中に配設した開
閉弁の操作により行うことができる。
されるように、基板S(仮想線で示す)が吸引保持部4
の保持部材4bによって、その上端部近傍(例えば、基
板Sの品質に影響を与えないような基板外周から10m
m程度の範囲)を吸引保持され搬送される。したがっ
て、基板Sは垂直状態で搬送され、自重による基板の撓
みを生じることがない。
るが、3個以上であってもよく、また、水平方向に長い
固定アームを1個垂設し、これに複数の吸引保持部4を
設けてもよい。さらに、保持部材4bの形状は、図示例
では横長の楕円形状であるが、これに限定されるもので
はなく、例えば、小面積の円形状の保持部材を水平方向
に複数隣接して配設してもよい。
面図であり、図4は図3に示される基板搬送装置の右側
面図である。図3および図4において、本発明の基板搬
送装置11は、基部12と、この基部12から垂設され
た複数(図示例では2個)の固定アーム13と、水平方
向(図3の矢印a方向)の一直線上に位置するように各
固定アーム13に設けられた吸引保持部14と、押圧部
としての押圧ピン17を装着した可動アーム16を備え
ている。
ている垂直部材12Aと、この垂直部材12Aの下端部
に軸方向を水平方向に配設されている水平部材12Bと
からなっている。固定アーム13は、上記の水平部材1
2Bの両端の下面から垂設されており、この固定アーム
13の前面13aの所定位置に吸引保持部14が設けら
れている。
の吸引保持部4と同様の構造であるので、ここでの説明
は省略する。この吸引保持部14による基板の保持、解
放は、吸引路を介して接続されている吸引装置(図示せ
ず)のON,OFF、あるいは、吸引経路の途中に配設
した開閉弁の操作により行うことができる。
2Bの前面側に配設された2個のロータリーアクチュエ
ーター15の回転軸15aに装着されている。この可動
アーム16は、ロータリーアクチュエーター15の駆動
により、固定アーム13の吸引保持部配設面13aに対
向する位置と、図4に仮想線で示した水平位置との間で
回動可能とされている。また、固定アーム13の吸引保
持部配設面13aに対向する可動アーム16の押圧面1
6aには、保持部材14bと対向するように押圧ピン1
7が配設されている。押圧ピン17は、保持対象の基板
表面を傷つけることのない材質で先端部が構成されてい
ることが好ましい。
図4に示されるように、可動アーム16が水平位置にあ
る状態で、基板S(仮想線で示す)が吸引保持部14の
保持部材14bによって上端部近傍(例えば、基板Sの
品質に影響を与えないような基板外周より10mm程度
の範囲)を吸引保持される。その後、可動アーム16が
固定アーム13の保持部配設面13aに対向する位置に
回動されて、基板Sは保持部材14bと押圧ピン17と
で挟持するように垂直状態で保持される。したがって、
基板Sは垂直状態で搬送され、自重による基板の撓みを
生じることがない。
あるが、3個以上であってもよく、また、水平方向に長
い固定アームを1個垂設し、これに複数の吸引保持部1
4と可動アーム16(ロータリーアクチュエーター1
5)を設けてもよい。さらに、保持部材14bの形状
は、図示例では基板の上端部の保持に適した横長の楕円
形状であるが、これに限定されるものではなく、例え
ば、小面積の円形状の保持部材を水平方向に複数隣接し
て配設してもよい。
面図であり、図6は図5に示される基板搬送装置の右側
面図である。図5および図6において、本発明の基板搬
送装置21は、基部22と、この基部22から垂設され
た複数(図示例では2個)の固定アーム23と、水平方
向(図5の矢印a方向)の一直線上に位置するように各
固定アーム23に設けられた吸引保持部24と、吸引保
持部28を装着した可動アーム26を備えている。
ている垂直部材22Aと、この垂直部材22Aの下端部
に軸方向を水平方向に配設されている水平部材22Bと
からなっている。固定アーム23は、上記の水平部材2
2Bの両端の下面から垂設されており、この固定アーム
23の前面23aの所定位置に吸引保持部24が設けら
れている。尚、吸引保持部24は、上述の基板搬送装置
1の吸引保持部4と同様の構造であるので、ここでの説
明は省略する。
2Bの前面側に配設された2個のロータリーアクチュエ
ーター25の回転軸25aに装着されている。この可動
アーム26は、ロータリーアクチュエーター25の駆動
により、固定アーム23の吸引保持部配設面23aに対
向する位置と、図6に仮想線で示した水平位置との間で
回動可能とされている。また、固定アーム23の吸引保
持部配設面23aに対向する可動アーム26の保持面2
6aには、保持部材24bと対向するように吸引保持部
28が配設されている。吸引保持部28は、吸引管29
に接続された吸引管28aの先端部に柔軟性を有する保
持部材28bが装着されたものである。
保持、解放は、吸引路、吸引管29を介して接続されて
いる吸引装置(図示せず)のON,OFF、あるいは、
吸引経路の途中に配設した開閉弁の操作により行うこと
ができる。
図6に示されるように、可動アーム26が水平位置にあ
る状態で、基板S(仮想線で示す)が吸引保持部24の
保持部材24bによって、その上端部近傍(例えば、基
板Sの品質に影響を与えないような基板外周より10m
m程度の範囲)を吸引保持される。その後、可動アーム
26が固定アーム23の保持部配設面23aに対向する
位置に回動されて、基板Sの上端部近傍が保持部材28
bによって吸引保持される。すなわち、基板Sは保持部
材24bと保持部材28bとで挟持するように垂直状態
で保持される。したがって、基板Sは垂直状態で搬送さ
れ、自重による基板の撓みを生じることがない。
あるが、3個以上であってもよく、また、水平方向に長
い固定アームを1個垂設し、これに複数の吸引保持部2
4と可動アーム26(ロータリーアクチュエーター2
5)を設けてもよい。さらに、保持部材24b、28b
の形状は、図示例では基板の上端部の保持に適した横長
の楕円形状であるが、これに限定されるものではなく、
例えば、小面積の円形状の保持部材を水平方向に複数隣
接して配設してもよい。
面図であり、図8は図7に示される基板搬送装置の右側
面図である。図7および図8において、本発明の基板搬
送装置31は、基部32と、この基部32から垂設され
た複数(図示例では2個)の固定アーム33と、水平方
向(図7の矢印a方向)の一直線上に位置するように各
固定アーム33に設けられた吸引保持部34と、吸引保
持部38を装着した可動アーム36を備えている。
ている垂直部材32Aと、この垂直部材32Aの両側か
ら水平方向に回動可能に配設された水平部材32Bとか
らなっている。固定アーム33は、上記の水平部材32
Bの両端の下面から垂設されており、この固定アーム3
3の前面33aの所定位置に吸引保持部34が設けられ
ている。
の吸引保持部4と同様の構造であるので、ここでの説明
は省略する。また、ロータリーアクチュエーター35、
可動アーム36、吸引保持部38、吸引管39は、上述
の基板搬送装置21と同様の構造であるので、ここでの
説明は省略する。
保持、解放は、吸引路、吸引管39を介して接続されて
いる吸引装置(図示せず)のON,OFF、あるいは、
吸引経路の途中に配設した開閉弁の操作により行うこと
ができる。
図8に示されるように、可動アーム36が水平位置にあ
る状態で、基板S(仮想線で示す)が吸引保持部34の
保持部材34bによって、その上端部近傍(例えば、基
板Sの品質に影響を与えないような基板外周より10m
m程度の範囲)を吸引保持される。その後、可動アーム
36が固定アーム33の保持部配設面33aに対向する
位置に回動されて、基板Sの上端部近傍が保持部材38
bによって吸引保持される。すなわち、基板Sは保持部
材34bと保持部材38bとで挟持するように垂直状態
で保持される。したがって、基板Sは垂直状態で搬送さ
れ、自重による基板の撓みを生じることがない。そし
て、図9に示されるように、基板Sを載置する部材50
の載置面50aが垂直状態から所定の角度傾斜している
場合、基部32の水平部材32Bが所定の角度回動し
て、基板Sを載置面50aにほぼ平行となる状態にす
る。その後、上記の吸引保持と逆の操作により、基板S
の吸引保持を停止することにより、部材50に基板Sを
載置することができる。
あるが、3個以上であってもよく、また、水平方向に長
い固定アームを1個垂設し、これに複数の吸引保持部3
4と可動アーム36(ロータリーアクチュエーター3
5)を設けてもよい。さらに、保持部材34b、38b
の形状は、図示例では基板の上端部の保持に適した横長
の楕円形状であるが、これに限定されるものではなく、
例えば、小面積の円形状の保持部材を水平方向に複数隣
接して配設してもよい。
基板搬送部の一例を示す斜視図である。図10において
基板搬送部101は、平行軌道110,110上を往復
移動可能な駆動部102と、駆動部102に対して矢印
a方向に上下動可能で、かつ、矢印b方向に旋回可能な
駆動部103と、この駆動部103に接続され、矢印c
方向に出入可能な支持軸104と、この支持軸104の
先端部に、上述の本発明の基板搬送装置1の基部2を装
着した構成である。そして、基板搬送装置1の固定アー
ム3に設けられた吸引保持部4は図示しない吸引経路を
介して図示しない吸引装置に接続されている。
02が所定位置に停止し、駆動部103が昇降、旋回し
て所定位置に停止し、支持軸104を基板S方向に押し
出すことにより、基板S(仮想線で示す)の上端部近傍
を吸引保持部4の保持部材4bによって吸引保持する。
次いで、駆動部102の移動、駆動部103の昇降、旋
回、支持軸104の出入により、基板搬送装置1を所望
の位置に移動することにより基板Sを搬送する。そし
て、保持部材4bによる吸引保持を停止することによ
り、所定位置に基板Sを載置することができる。この基
板搬送の間、基板Sは垂直状態で基板搬送装置1に保持
されているので、自重による撓みを生じることがない。
基板Sが垂直状態で搬送されるので、基板搬送の省スペ
ース化が可能である。
として上述の基板搬送装置1を使用しているが、他の基
板搬送装置11,21,31等、本発明の基板搬送装置
であればいずれであってもよい。本発明で搬送の対象と
なる基板は、特に制限はなく、ガラス基板、金属基板、
樹脂基板等の平板状の全ての基板が対象となる。
板は、基部から垂設された複数の固定アームの吸引保持
部によって垂直状態で保持され、あるいは、固定アーム
の吸引保持部と可動アームの押圧ピンまたは吸引保持部
とによって挟持するように垂直状態で保持され搬送され
るので、自重による基板の撓みを防止することができ、
大面積の基板でも安定して搬送することができ、また、
基板の大面積化による搬送装置の大型化を避けることが
でき、さらに、従来の水平搬送方式に比べて、基板の大
面積化による基板搬送スペースの増大が発生しないの
で、省スペース化が可能であるという効果が奏される。
図である。
る。
面図である。
る。
面図である。
る。
面図である。
る。
示す右側面図である。
一例を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基部と、該基部から垂設された固定アー
ムと、水平方向のほぼ一直線上に位置するように固定ア
ームに設けられた複数の吸引保持部と、を備えることを
特徴とする基板搬送装置。 - 【請求項2】 前記基部から固定アームの吸引保持部配
設面に対向するように可動アームを垂設し、該可動アー
ムは前記固定アームの吸引保持部配設面と対向する面に
押圧部を備え、前記可動アームは、前記固定アームの吸
引保持部と該可動アームの押圧部とが対向する位置から
ほぼ水平位置まで、前記固定アームから離れるように回
動可能であることを特徴とする請求項1に記載の基板搬
送装置。 - 【請求項3】 前記基部から固定アームの吸引保持部配
設面に対向するように垂設された可動アームを備え、該
可動アームは前記固定アームの吸引保持部配設面と対向
する面に吸引保持部を備え、前記可動アームは、前記固
定アームの吸引保持部と該可動アームの吸引保持部とが
対向する位置からほぼ水平位置まで、前記固定アームか
ら離れるように回動可能であることを特徴とする請求項
1に記載の基板搬送装置。 - 【請求項4】 前記基部は水平軸を中心に回動可能であ
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の基板搬送装置。
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