JP2001231918A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001231918A
JP2001231918A JP2000043210A JP2000043210A JP2001231918A JP 2001231918 A JP2001231918 A JP 2001231918A JP 2000043210 A JP2000043210 A JP 2000043210A JP 2000043210 A JP2000043210 A JP 2000043210A JP 2001231918 A JP2001231918 A JP 2001231918A
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Ryuichi Sakuma
隆一 佐久間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊基板等が取り付けられり不正な改造が施
された場合にあっても、不正がなされたことを明確に発
見出来るスロットマシンを提供すること。 【解決手段】 表示状態が変化可能な可変表示装置にお
ける表示結果を導出表示させることにより1ゲームを終
了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
の表示態様となった場合に所定の有価価値を遊技者に付
与する等の遊技制御を司る制御基板と、遊技媒体の検出
を行う検出手段とを有するスロットマシンであって、前
記検出手段36より延出された信号線C1の遊端と、前
記制御基板105、もしくは該制御基板105より延出
された信号線の遊端とが接続手段120、121を介し
て接続されており、該接続手段120、121は、接続
の解除を行う際に外部から認識可能な機械的変形を伴う
構成とされている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示状態が変化可
能な可変表示装置における表示結果が導出表示されるこ
とにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果
が予め定められた特定の表示態様となった場合に所定の
有価価値が遊技者に付与可能されるスロットマシンに係
わり、特に遊技媒体の検出に関わる不正行為を防止出来
るスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンにおいて
従来から一般的に知られているものに、表示状態が変化
可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果
が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該可変
表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様と
なった場合に所定の有価価値を遊技者に付与可能となる
スロットマシンがある。
【0003】このようなスロットマシンにおいては、ス
ロットマシン前面に設けられたコイン投入口より所定の
有価価値を有する遊技媒体としてのコインを投入すれ
ば、投入された所定枚数のコインが所定流路を通過する
間に検出されて遊技者が1ゲームに賭ける所定の有価価
値が設定され、可変表示装置の表示結果が予め定められ
た特定の表示態様となった場合には、所定枚数のコイン
が内部に設けられた貯留部より遊技者に払い出されるよ
うになっている。
【0004】ところが近年においては、上記のようにコ
イン投入口より投入されたコインを検出する投入コイン
センサと制御部とを接続する信号線や、貯留部より払い
出されるコインを検出する払出しコインセンサと制御部
とを接続する信号線に特殊基板を取り付けて制御部に出
力される信号を操作し、不当に利益を得るといった不正
行為が発生している。
【0005】このような特殊基板は、取り付け後におい
て一般の遊技者が通常の遊技を行っている場合には作動
せず、通常の遊技において行われることのない特殊な投
入パターン、もしくは払出しパターンを行うことにより
作動するようになっている。そしてこれが作動した場
合、例えば投入コインセンサにあっては、1枚のコイン
の投入により3枚分のコイン検出信号を制御部に出力す
るようになり、また、払出しコインセンサにあっては、
例えば15枚分のコインの払出しがあったにもかかわら
ず、5枚分のコイン検出信号しか制御部に出力しなくな
る。
【0006】このような特殊基板が取り付けられると店
側は多大な損失を被ることになるため、通常、従業員等
が営業時間外を利用して内部点検を行い、発見した特殊
基板を除去していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
特殊基板が従業員等に発見されにくいように目立たない
場所に巧妙に取り付けられたり、制御部の制御基板ごと
取り替えられてしまった場合、特殊基板が取り付けられ
たことが発見しにくく、長期にわたって不正行為が繰り
返される危険性があった。
【0008】また、制御基板が取り替えられたり、制御
部に不正な改造が加えられなくても、前記投入コインセ
ンサや払出しコインセンサが設けられたコインセレクタ
自体を不正なコインセレクタに取り替えることによって
上述のような不正が行われることがあり、このように取
り替えられた不正なコインセレクタを外観上で判別する
ことは非常に困難であるため、不正行為が繰り返される
危険性があった。
【0009】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、特殊基板等が取り付けられり不正な
改造が施された場合にあっても、不正がなされたことを
明確に発見出来るスロットマシンを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスロットマシンは、表示状態が変化可能な
可変表示装置における表示結果を導出表示させることに
より1ゲームを終了し、該可変表示装置の表示結果が予
め定められた特定の表示態様となった場合に所定の有価
価値を遊技者に付与する等の遊技制御を司る制御基板
と、遊技媒体の検出を行う検出手段とを有するスロット
マシンであって、前記検出手段より延出された信号線の
遊端と、前記制御基板、もしくは該制御基板より延出さ
れた信号線の遊端とが接続手段を介して接続されてお
り、該接続手段は、接続の解除を行う際に外部から認識
可能な機械的変形を伴う構成とされていることを特徴と
している。この特徴によれば、遊技媒体を検出する検出
手段に不正を行うために接続手段の接続が解除される
と、接続手段の一部が例えば破壊されるなどして機械的
な変形を伴う構成とされているため、不正が行われた可
能性があることを外部から直ちに発見できるようにな
り、不正行為を効果的に抑制出来る。
【0011】本発明のスロットマシンは、前記検出手段
が、遊技媒体投入口より投入された遊技媒体をスロット
マシンの筐体内部に導く遊技媒体移送路の所定箇所に配
設されていることが好ましい。このようにすれば、遊技
媒体投入口より投入された遊技媒体の検出を行う検出手
段に不正がなされた可能性があることを容易に発見出来
ることになる。
【0012】本発明のスロットマシンは、前記検出手段
が、遊技媒体を払い出す払出し手段より払い出された遊
技媒体をスロットマシンの筐体外部に導く遊技媒体移送
路の所定箇所に配設されていることが好ましい。このよ
うにすれば、払出し手段より払い出された遊技媒体の検
出を行う検出手段に不正がなされた可能性があることを
容易に発見出来ることになる。
【0013】本発明のスロットマシンは、表示状態が変
化可能な可変表示装置における表示結果が導出表示され
ることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示
結果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所
定の有価価値が遊技者に付与されるスロットマシンであ
って、遊技媒体投入口より投入された遊技媒体を前記ス
ロットマシンの筐体内部に導く遊技媒体移送部材に、遊
技媒体の検出を行う検出手段が設けられているととも
に、前記遊技媒体移送部材の取付部と、スロットマシン
の筐体所定箇所とが固定手段を介して固定されており、
該固定手段は、固定の解除を行う際に外部から認識可能
な機械的変形を伴う構成とされていることを特徴として
いる。この特徴によれば、遊技媒体を検出する検出手段
が組み込まれた遊技媒体移送部材を取り外すために、遊
技媒体移送部材とスロットマシンの筐体所定箇所とを固
定する固定手段が解除されると、固定手段の一部が例え
ば破壊されるなどして機械的な変形を伴う構成とされて
いるため、遊技媒体移送部材に組み込まれた検出手段に
不正が行われた可能性があることを外部から直ちに発見
できるようになり、不正行為を効果的に抑制出来る。
【0014】本発明のスロットマシンは、前記固定手段
は、リベットによって固定するものであることが好まし
い。このようにすれば、固定手段を少ない部品構成にて
簡便に形成することができる。
【0015】本発明のスロットマシンは、前記固定手段
は、前記遊技媒体移送部材の取付部と、スロットマシン
の筐体所定箇所とを溶着又は接着によって固着するもの
であることが好ましい。このようにすれば、スロットマ
シンの筐体と遊技媒体移送部材とを強固に、かつ簡単に
固定することが出来る。
【0016】本発明のスロットマシンは、表示状態が変
化可能な可変表示装置における表示結果が導出表示され
ることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示
結果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所
定の有価価値が遊技者に付与されるスロットマシンであ
って、遊技媒体投入口より投入された遊技媒体を前記ス
ロットマシンの筐体内部に導く遊技媒体移送部材に、遊
技媒体の検出を行う検出手段が設けられているととも
に、少なくとも前記検出手段を被覆可能なカバー部材が
設けられており、該カバー部材は、固定の解除を行う際
に外部から認識可能な機械的変形を伴う固定手段を介し
て固定されていることを特徴としている。この特徴によ
れば、カバー部材により遊技媒体を検出する検出手段が
組み込まれた遊技媒体移送部材に不正な改造等を施しに
くくなるばかりか、カバー部材を開放するために固定手
段が解除されると、固定手段の一部が例えば破壊される
などして機械的な変形を伴う構成とされているため、遊
技媒体移送部材に組み込まれた検出手段に不正が行われ
た可能性があることを外部から直ちに発見できるように
なり、不正行為を効果的に抑制出来る。
【0017】本発明のスロットマシンは、表示状態が変
化可能な可変表示装置における表示結果が導出表示され
ることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示
結果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所
定の有価価値が遊技者に付与されるスロットマシンであ
って、前記スロットマシン内には、電力の供給の停止が
なされた旨を外部に出力可能な出力手段と、前記電力の
供給が停止された際に、少なくとも前記出力手段による
出力が完了するまでの間、電力の供給停止を留保する留
保手段と、が設けられていることを特徴としている。こ
の特徴によれば、例えば検出手段のケーブルと制御基板
との接続、もしくは接続の解除がなされた場合に適宜エ
ラー音等が出力されるようになっているスロットマシン
等における各検出手段に対して不正な処理を施す際に、
前記エラー音等の出力を回避するために電力の供給停止
操作がなされても、電力の供給停止が一時的に留保され
ている間に前記出力手段より電力の供給停止操作がなさ
れた旨が外部に確実に出力されるため、不正行為が行わ
れた可能性があることを発見出来る。
【0018】本発明のスロットマシンは、前記留保手段
が、電源スイッチと並列に設けられた留保回路にて形成
されていることが好ましい。このようにすれば、予備電
源等を設けることなく、電力の供給停止の操作がなされ
たことを確実に検出することが出来る。
【0019】本発明のスロットマシンは、表示状態が変
化可能な可変表示装置における表示結果が導出表示され
ることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示
結果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所
定の有価価値が遊技者に付与されるスロットマシンであ
って、前記スロットマシン内には、電力の供給の停止が
なされた旨を外部に出力可能な出力手段と、少なくとも
電力の供給が停止された際に前記出力手段が動作可能な
電力を供給する蓄電手段と、が設けられていることを特
徴としている。この特徴によれば、例えば検出手段のケ
ーブルと制御基板との接続、もしくは接続の解除がなさ
れた場合に適宜エラー音等が出力されるようになってい
るスロットマシン等における各検出手段に対して不正な
処理を施す際に、前記エラー音等の出力を回避するため
に電力の供給停止操作がなされても、蓄電手段より電力
の供給を受けて前記出力手段より電力の供給停止操作が
なされた旨が外部に確実に出力されるため、不正行為が
行われた可能性があることを発見出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。まず図1には、本発明に係
るスロットマシンの一例となるスロットマシン1の正面
図が示されている。スロットマシン1の前面の所定箇所
には表示窓71が設けられており、この表示窓71の内
側には、可変表示装置70(図2参照)によって可変表
示される図柄等の識別情報を遊技者に視認させるための
左可変表示部5L、中可変表示部5C、右可変表示部5
Rが、それぞれに上下3段に図柄を可変表示可能に構成
されている。
【0021】遊技者が遊技を行なう場合には、投入指示
ランプ19が点灯または点滅しているときに、遊技者が
価値物体の一例のコインをコイン投入口18から投入す
る。この投入指示ランプ19は、コインが3枚投入され
た時点で消灯する。ただし、後述するレギュラーボーナ
スゲーム(以降、単にボーナスゲームという。)ではコ
インが1枚投入された時点で消灯する。コインが1枚以
上投入されると、スタートランプ72が点灯され、それ
により、スタートレバー12を押圧操作可能であるスタ
ート状態になった旨が示される。
【0022】遊技者がコインを投入し、スタートランプ
72が点灯した状態でスタートレバー12を押圧操作す
れば、可変表示装置70が可変開始されて各可変表示部
5L、5C、5Rにおいて複数種類の図柄が可変表示さ
れる。次に、遊技者が各停止ボタン9L(左停止ボタン
とも呼ぶ)、9C(中停止ボタンとも呼ぶ)、9R(右
停止ボタンとも呼ぶ)を押圧操作すれば、それぞれに対
応する各可変表示部5L、5C、5Rの可変表示が停止
されるように構成されている。また、遊技者が停止ボタ
ン9L、9C、9Rを押圧操作しない場合には、所定の
可変表示時間の経過により各可変表示部5L、5C、5
Rが例えば5L、5C、5Rの優先順序で自動的に順次
停止する。したがって、一部の可変表示部の停止結果よ
りゲーム結果がはずれの結果となることが予想される場
合においては、わざわざ停止ボタン9Rなどを押圧操作
しなくとも予め定められた停止タイマに基づいた可変表
示時間の経過により自動的に全ての可変表示部の可変表
示が終了するために、遊技者に余計な遊技操作負担を課
すことを防止できる。
【0023】このスロットマシン1は、コインを投入し
てゲームを行なう通常のゲーム(コインゲーム)の他、
後述するクレジットを使用したクレジットゲームをも行
なうことが可能である。コインゲームの場合において
は、遊技者が1枚のコインをコイン投入口18から投入
してスタートレバー12を押圧操作すれば、可変表示部
5L、5C、5Rにおける中段の横1列の有効ライン
(当りライン)のみが有効となり、有効ライン表示ラン
プ21が点灯してそのラインが有効である旨が遊技者に
報知される。コイン1枚の価値を賭けて行なわれるゲー
ムを1枚賭けの遊技という。1枚賭けの遊技では、可変
表示装置70の停止時に表示される図柄が中段横1列の
有効ライン上において予め定められた特定の表示態様と
なった場合に、所定枚数のコインの払出し等の所定の有
価価値の付与が可能な状態となる。また、特に予め定め
られた特別の表示態様となった場合には、コインの払出
しが行なわれるとともに後述するビッグボーナスゲーム
やボーナスゲームが開始される。
【0024】一方、遊技者がコインを2枚コイン投入口
18に投入した状態でスタートレバー12を押圧操作す
れば、可変表示部5L、5C、5Rにおける横3列の有
効ラインが有効となって有効ライン表示ランプ21,2
2が点灯し、可変表示装置70の停止時の表示結果がこ
の3列の有効ラインのいずれかのライン上において予め
定められた特定の表示態様となった場合に、所定の有価
価値が付与可能な状態となる。コイン2枚の価値を賭け
て行なわれるゲームを2枚賭けの遊技という。
【0025】さらに、遊技者が3枚のコインをコイン投
入口18に投入した状態でスタートレバー12を押圧操
作すれば、可変表示部5L、5C、5Rにおける横3列
と斜め対角線上2列の合計5本の有効ラインが有効とな
って有効ライン表示ランプ21,22,23が点灯し、
この5本の有効ラインにおけるいずれかのライン上にお
いて予め定められた特定の表示態様となった場合に、所
定の有価価値が付与可能な状態となる。コイン3枚の価
値を賭けて行なわれるゲームを3枚賭けの遊技という。
【0026】すなわち、遊技者が1枚のコインを投入し
てスタートレバー12を押圧操作すればいわゆる1枚賭
けの遊技となって1本の有効ラインが有効となり、2枚
のコインを投入してスタートレバー12を押圧操作すれ
ばいわゆる2枚賭けの遊技となって3本の有効ラインが
有効となり、3枚のコインを投入してスタートボタン1
2を押圧操作すればいわゆる3枚賭けの遊技となって5
本の有効ラインすべてが有効となる。
【0027】なお、この場合のコインの投入枚数と、有
効ラインの本数との関係は、一例を示したものであり、
前述した関係に限られるものではない。また、コインの
投入枚数に対する有効ラインの本数が固定的に定められ
ている例を示したが、これに限らず、コインの投入枚数
に対する有効ラインの本数が抽選によって定められるよ
うにしてもよい。そのような抽選は、1ゲーム毎に行な
ってもよく、所定ゲーム数毎に行なってもよい。また、
抽選により、有効ラインの本数の最大値を例えば1本〜
5本の間で変動させるようにしてもよい。このようにコ
インの投入枚数と、有効ラインの本数との関係を変動さ
せるようにすれば、遊技内容がバラエティに富むように
することができ、遊技者の興趣を向上させることができ
る。
【0028】次にクレジットゲームについて説明する。
クレジットゲームとは、予めコインを投入して遊技者所
有の価値の一例となるクレジットとしてスロットマシン
1等に蓄積させておき、あるいは賞品として付与される
コインをクレジットとしてスロットマシン1等に蓄積さ
せておき、いちいちコインを投入することなく予め蓄積
されているクレジットを使用して遊技を行なうゲームで
ある。遊技者はゲーム切替ボタン16を1回押圧操作す
ることによりコインゲームからクレジットゲームに切替
えることができ、さらにこのゲーム切替ボタン16を再
度押圧操作すればクレジットゲームからコインゲームに
切替えることができる。クレジットゲームの場合には、
コイン50枚分の価値をクレジットとして予め記憶させ
ておくことができる。記憶させたクレジット数(コイン
の枚数)は、クレジット表示器26に表示される。
【0029】クレジットゲームでは、3枚賭け用のクレ
ジット操作ボタン14aを1回押圧操作することにより
クレジット表示器26からクレジット数が「3」だけ減
算表示されてコインゲームと同様の3枚賭けの遊技とな
り、1枚賭け用のクレジット操作ボタン14bを押圧す
ることによりクレジット表示器26からクレジット数が
「1」だけ減算表示されてコインゲームと同様の1枚賭
けの遊技となる。この3枚賭け用のクレジット操作ボタ
ン14aがあれば、最大の賭数である3枚賭けの遊技を
希望する場合に、クレジット操作ボタンを何回も押圧す
る必要が無くなるために遊技者の操作負担を軽減でき
る。特にこの構成は、最大の賭数が大きく設定されてい
る場合程、その効果が大きくなる。なお、それぞれの賭
数に対応してクレジット操作ボタンを設け、1枚賭け用
クレジット操作ボタンを押圧することにより1枚賭けの
ゲームとなり、2枚賭け用クレジット操作ボタンを押圧
することにより2枚賭けの遊技となり、3枚賭け用クレ
ジット操作ボタンを押圧することにより3枚賭けの遊技
ができるように構成してもよい。
【0030】73はクレジットされた有価価値を遊技者
に払い戻す場合に操作するための精算ボタンであり、こ
の精算ボタン73を押圧操作することにより、クレジッ
ト表示器26に表示された枚数分のコインが遊技者に返
却されるようになっている。
【0031】次に、停止ボタン9L、9C、9Rの操作
とスロットマシン1の動作との関係について説明する。
可変表示装置70で可変表示が開始した後、停止ボタン
9L、9C、9Rを押圧操作すれば、そのボタンに対応
したリールが停止する。11L、11C、11Rはそれ
ぞれ左操作有効ランプ、中操作有効ランプ、右操作有効
ランプであり、それぞれに対応する停止ボタン9L、9
C、9Rの押圧操作を有効に受付ける状態になった旨を
点灯または点滅表示し、停止ボタン9L、9C、9Rの
押圧操作に対応して消灯する。停止ボタン9L、9C、
9Rを押圧操作する順序は不定であり、遊技者が任意に
選択することができる。例えば、最初に左停止ボタン9
Lを押圧すると、左操作有効ランプ11Lが消灯し、可
変表示部5Lが停止する。
【0032】次に、中停止ボタン9Cを押圧すると、中
操作有効ランプ11Cが消灯し、可変表示部5Cが停止
する。なお、左可変表示部5L、中可変表示部5Cが停
止した段階で両可変表示部に同一図柄が揃って停止表示
されている場合には、リーチが成立する。
【0033】さらに、左可変表示部5L、中可変表示部
5Cが停止している状態で停止タイマの時間内に停止ボ
タン9Cを押圧すれば、右操作有効ランプ11Rが消灯
して可変表示部5Rが停止し、最終的な表示結果が導出
表示される。
【0034】図中25はゲーム回数表示器であり、後述
するビッグボーナスゲームカウンタやボーナスゲームカ
ウンタの値を表示し、現在実行しているビッグボーナス
ゲームやボーナスゲームの回数を切替表示し得るように
構成されている。27は払出数表示器であり、入賞が成
立した場合に付与されるコイン枚数を表示するためのも
のである。なお、コインゲームの場合には入賞が成立し
た場合には所定枚数(例えば15枚)のコインがコイン
払出口29からコイン貯留皿30に払出され、クレジッ
トゲームの場合には記憶上限(50枚)を越えない範囲
内で付与されるコイン枚数が記憶される。なお、その記
憶の上限(50枚)を越える場合にはその越えるコイン
がコイン貯留皿30内に払出される。
【0035】本実施例におけるスロットマシン1は、前
面が開口する箱状の本体部2a(図2参照)と、本体部
2aの側端に回動自在に枢支された前面パネル2b(図
3参照)とからなり、施錠装置3に所定のキーを挿入し
て時計回り方向に回動操作することにより施錠が解除さ
れて前面パネル2bが開成可能状態となる。また、後述
するビッグボーナスゲームが終了したり、遊技中にエラ
ーが生じた場合等にはリセット操作を行なわない限り再
びゲームの続行可能な状態にはならないのであり、その
リセット操作は施錠装置3に所定のキーを挿入して反時
計回り方向へ操作することにより行なわれる。この施錠
装置3の反時計回り方向への操作がリセットスイッチ4
(図4参照)により検出され、その検出出力に基づいて
スロットマシン1がリセットされて再び遊技が可能とな
る。
【0036】表示窓71の周囲には遊技効果ランプ24
が複数設けられており、ビッグボーナスゲームやボーナ
スゲームの発生時に点灯または点滅表示される。20は
ゲームオーバランプであり、スロットマシンが打止(ゲ
ームオーバ)になったときに点灯または点滅表示され
る。
【0037】図2には、スロットマシン本体部2aの内
部構造図が示されている。本体部2a内略中央部には、
複数(図面では3個)のリール6L、リール6C、リー
ル6Rを有する可変表示装置70が設けられている。そ
れぞれのリール6L、6C、6Rには、ステッピングモ
ータからなるリール駆動モータ7L、7C、7Rが設け
られており、それぞれのリール駆動モータ7L、7C、
7Rによりそれぞれのリール6L、6C、6Rが回転、
停止するように構成されている。この各リール6L、6
C、6Rの外周には、図5に示されるような複数種類の
図柄からなる識別情報が描かれている。そして、このリ
ール外周に描かれていた識別情報が前記可変表示部5
L、5C、5Rにおいて可変表示されるように構成され
ている。8L、8C、8Rは、リール位置検出センサで
あり、各リールの基準位置を検出するものである。各リ
ール6L〜6Rが1回転するたびに基準位置がこのリー
ル位置検出センサ8L、8C、8Rにより検出されて検
出出力が導出される。
【0038】可変表示装置70の下方には、コイン投入
口18より投入されたコインを貯留するコイン貯留タン
ク37が、本体部2aを構成する下板上面に固設された
案内レール80を介して前方に引き出し可能に配設され
ている。コイン貯留タンク37の下方部分にはコイン払
出モータ38が設けられており、このコイン払出モータ
38が回転することによりコイン貯留タンク37内のコ
インが排出され、後述する返却コイン流路95からコイ
ン払出口29を介して1枚宛コイン貯留皿30内に排出
されるようになっている。
【0039】コイン貯留タンク37の側部には、前面に
入賞確率を変更可能とする確率設定スイッチ44、電源
スイッチ81、ビッグボーナスゲームの終了時や遊技中
にエラーが生じた場合等において再びゲームを続行可能
な状態にリセットするためのリセットスイッチ82等が
配設された電源ユニット83が配設されている。これら
各スイッチは、遊技場の管理者等が所持する特定のキー
を電源ユニット83の前面上部に設けられたキー差込口
84に挿入して所定のキー操作を行なうことで操作可能
となるように構成されている。なお、45はスロットマ
シンを制御する制御部であり、マイクロコンピュータ等
を含む。
【0040】図3には、前面パネル2bの裏面構造図が
示されている。図中35は遊技媒体移送部材としての投
入コインセレクタであり、後述するように前面パネル2
bにおけるコイン投入口18の下方位置に固設されてお
り、コイン投入口18から投入されたコインをコイン貯
留タンク37もしくはコイン払出口29に導くようにな
っている。この投入コインセレクタ35の上流側には不
正コイン排出部94が設けられており、大きさや厚みが
適正コインと異なる不正コインは、投入コインセレクタ
35の下方に設けられる返却コイン流路95の上部開口
に排出され、コイン払出口29を介してコイン貯留皿3
0に返却されるようになっている。
【0041】不正コイン排出部94の下流側には、流下
するコイン流路を選択的に切り替え可能とする流路切替
ソレノイド33が設けられている。通常時において流路
切替ソレノイド33は励磁されており、流下するコイン
は流路を切り替えられることなく流下し、下流側に設け
られた投入コインセンサ36により検出された後、貯留
経路を経てコイン貯留タンク37内に貯留されるように
なっている。コインゲーム時において3枚を越えるコイ
ンが投入された場合、またはクレジットゲーム時におい
てクレジット数が50に達している場合には、流路切替
ソレノイド33の励磁が解除されて流路が切替わり、そ
れ以降投入されるコインは返却流路を経て返却コイン流
路95に導かれるようになっている。また、コイン払出
口29の側方には、入賞時やビッグボーナスゲーム時、
ボーナスゲーム時における効果音の発生や異常時におけ
る警報音の発生等を行なうためのスピーカ28が設けら
れている。
【0042】次に、コイン投入口18より投入されたコ
イン流路、及びコイン貯留タンク37より払い出される
コイン流路の構造を図3及び図4を用いて説明する。投
入コインセレクタ35は図のようにコイン投入口18の
下部より斜め下方に延設されており、この投入コインセ
レクタ35の下部には、樹脂製のカバー材より形成され
る返却コイン流路95とガイド部材102とがそれぞれ
配設されている。返却コイン流路95は、上部開口が投
入コインセレクタ35における不正コイン排出部94及
び流路切替ソレノイド33の下方に位置し、下端開口が
コイン払出口29に連通するように構成されており、不
正コイン排出部94及び流路切替ソレノイド33より排
出されたコインをコイン払出口29よりコイン貯留皿3
0内に導くようになっている。また、縦断面上向きコ字
状に形成されたガイド部材102は、投入コインセレク
タ35の下流側端部下方に、かつその下流側端部が後方
のコイン貯留タンク37の上方に位置するように配設さ
れており、投入コインセレクタ35の下流側端部から排
出されたコインを下流側開口より排出してコイン貯留タ
ンク37内に導くようになっている。
【0043】投入コインセレクタ35における流路切替
ソレノイド33の下流側には投入コインセンサ36が設
けられており、コインゲーム時において3枚を越えるコ
インが投入された場合、またはクレジットゲーム時にお
いてクレジット数が50に達している場合を除く通常時
において、コイン投入口18より投入され、コイン貯留
タンク37内に導かれるコインの検出を行うようになっ
ている。投入コインセンサ36より出力される検出信号
は後述するように制御部45に入力されるようになって
おり、投入されたコイン枚数が制御部45にて計数され
るようになっている。
【0044】コイン貯留タンク37内に貯留されたコイ
ンは、コイン払出モータ38の駆動によりタンク下部に
設けられた払出し流路103を通過して下流側端部の開
口106より排出されるようになっている。この開口1
06は、本体部2aの前面が前面パネル2bにより閉塞
された状態において返却コイン流路95を構成するカバ
ー材の裏面下部に形成された開口104と対向するよう
になっており、開口106より排出されたコインが開口
104を介して返却コイン通路95内に導かれるように
なっている。
【0045】払出し流路103内所定箇所には払出しコ
インセンサ39が設けられており、コイン貯留タンク3
7より排出されるコインの検出を行うようになってい
る。払出しコインセンサ39より出力される検出信号は
後述するように制御部45に入力されるようになってお
り、払い出されたコイン枚数が制御部45にて計数され
るようになっている。そしてコインの払出し枚数が予め
予定された所定枚数に達した時点でコイン払出モータ3
8が停止制御される。
【0046】図5は、スロットマシン1に用いられてい
る制御回路を示すブロック図である。制御回路は、制御
中枢としての制御部45を含む。制御部45は、以下に
述べるようなスロットマシン1の動作を制御する機能を
有する。制御部45は、例えば数チップのLSIで構成
されており、その中には、制御動作を所定の手順で実行
することのできるCPU46とCPU46の動作プログ
ラムを格納するROM47と、必要なデータの書込みお
よび読出しができるRAM48とが含まれている。さら
に、CPU46と外部回路との信号の整合性をとるため
のI/Oポート49と、電源投入時等にCPU46にリ
セットパルスを与える初期リセット回路51と、CPU
46にクロック信号を与えるクロック発生回路52と、
クロック発生回路52からのクロック信号を分周して割
込パルスを定期的にCPU46に与えるパルス分周回路
(割込パルス発生回路)53と、CPU46からのアド
レスデータをデコードするアドレスデコード回路54と
を含む。
【0047】CPU46はパルス分周回路53から定期
的に与えられる割込パルスに従って、割込制御ルーチン
の動作を実行することが可能となる。また、アドレスデ
コード回路54はCPU46からのアドレスデータをデ
コードし、ROM47、RAM48、I/Oポート4
9、サウンドジェネレータ50にそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
【0048】この実施形態では、ROM47は、その内
容の書替え、すなわち、必要が生じた場合にはその中に
格納されたCPU46のためのプログラムを変更するこ
とができるように、プログラマブルROM47が用いら
れている。そして、CPU46は、ROM47内に格納
されたプログラムに従って、かつ、以下に述べる各制御
信号の入力に応答して、前述したリール駆動モータや各
種表示ランプ等に対し制御信号を与える。
【0049】まず、コイン投入口18から投入されたコ
インが投入コインセンサ36により検出され、その検出
出力がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート
49に入力される。コイン払出モータ38よりコインが
払出された場合にはその払出コインが払出しコインセン
サ39により検出されて、その検出出力がスイッチ・セ
ンサ回路55を介してI/Oポート49に入力される。
スタートレバー12の押圧操作がスタートスイッチ13
により検出され、その検出出力がスイッチ・センサ回路
55を介してI/Oポート49に入力される。精算ボタ
ン73の操作が精算スイッチ76で検出され、操作信号
がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49
に与えられる。所定のキー操作により施錠装置3のリセ
ットスイッチ4が操作された場合にはその操作信号がス
イッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49に入
力される。クレジット操作ボタン14の操作がクレジッ
トスイッチ15により検出され、その検出出力がスイッ
チ・センサ回路55を介してI/Oポート49に入力さ
れる。ゲーム切替ボタン16の押圧操作がゲーム切替ス
イッチ17により検出され、その検出信号がスイッチ・
センサ回路55を介してI/Oポート49に入力され
る。キー差込口84に所定のキーが差し込まれ、キース
イッチ43がキー操作された場合には、その操作信号が
スイッチ・センサ回路55を介してI/Oポート49に
入力される。このキースイッチ43により、確率設定ス
イッチ44、リセットスイッチ82の入力が受付けられ
る。左停止ボタン9L、中停止ボタン9C、右停止ボタ
ン9Rのそれぞれの検出信号が左ストップスイッチ10
L、中ストップスイッチ10C、右ストップスイッチ1
0Rにより検出され、それぞれの検出信号がスイッチ・
センサ回路55を介してI/Oポート49に入力され
る。コイン貯留タンク37が貯留コインにより満タンに
なれば満タンセンサ42によりその旨が検出され、その
検出出力がスイッチ・センサ回路55を介してI/Oポ
ート49に入力される。リール6L、6C、6Rが回転
してそれぞれのリールの基準値(切欠き等が形成されて
いる)が左、中、右リール位置センサ8L、8C、8R
により検出されれば、それぞれの検出信号がスイッチ・
センサ回路55を介してI/Oポート49に入力され
る。電源スイッチ81のスイッチがOFFとされればそ
の検出信号がスイッチ・センサ回路55を介してI/O
ポート49に入力される。
【0050】制御部45は次の各種機器に対し制御信号
を出力する。まず、モータ回路56を介して、左、中、
右リール駆動モータ7L、7C、7Rにそれぞれリール
駆動用制御信号(ステッピングモータ用のステップ信
号)を出力する。モータ回路57を介してコイン払出モ
ータ38にコイン払出用制御信号を出力する。ソレノイ
ド回路58を介して流路切替ソレノイド33にソレノイ
ド励磁用制御信号を出力する。LED回路59を介して
ゲーム回数表示器25、クレジット表示器26、払出数
表示器27にそれぞれ表示用制御信号を出力する。ラン
プ回路60を介して遊技効果ランプ24、投入指示ラン
プ19、有効ライン表示ランプ21、22、23、左操
作有効ランプ11L、中操作有効ランプ11C、右操作
有効ランプ11R、ゲームオーバランプ20、スタート
ランプ72にそれぞれランプ制御用信号を出力する。サ
ウンドジェネレータ50、アンプ61を介してスピーカ
28に音発生用制御信号を出力する。なお、前述した各
種機器や制御回路には電源回路62から所定の交流電流
が供給される。また、RAM48にはバックアップ電源
63から記憶保持のための電流が供給されるように構成
されており、停電時により電源回路62からの電流の供
給が行なわれなくなっても、確率設定値や遊技状態を所
定期間記憶しておくことができるように構成されてい
る。
【0051】また、図3及び図6に示されるように、前
面パネル2b裏面における可変表示部5R、5C、5L
下方には、制御部45に接続された中継基板105(制
御基板の一部)が設けられており、上記スイッチ・セン
サ回路55、モータ回路56、57、ソレノイド回路5
8、LED回路59、ランプ回路60、アンプ61、後
述する留保回路101等がこの中継基板105上に構成
されている。
【0052】また、CPU46には、通信ケーブル93
を介してホール内に設置される管理コンピュータ96と
のデータ通信を行うための通信部92が接続されてお
り、後述するようにCPU46に電源スイッチ81の検
出信号が入力されると、電源スイッチ81がOFFとさ
れた旨を管理コンピュータ96に送信するとともに、こ
の信号を受けた管理コンピュータ96より出力される電
源OFF許可/不許可信号を、I/Oポート49を介し
て留保回路101に送信する。
【0053】次に、図6、図7に基づいて投入コインセ
レクタ35の構成を説明する。投入コインセレクタ35
は例えば金属材等により図6に示されるような形状に形
成されており、所定箇所には流路切替ソレノイド33と
投入コインセンサ36とが設けられており、これら流路
切替ソレノイド33及び投入コインセンサ36より延出
されるケーブルC1、C2の遊端は、後述する接続手段
を介して中継基板105に接続されている。また、投入
コインセレクタ35の上端部には図示しないコイン投入
口18より投入されるコインが投入される投入口35a
が形成されているとともに、下端部には流下したコイン
が排出される排出口35bがそれぞれ形成されている。
投入口35a及び開口35bの近傍には、前面パネル2
b裏面所定箇所に溶接固定された固定片113a、11
3bに対して、固定手段としてのリベット110を介し
て固定可能な取付片112a、112bがそれぞれ外方
に向けて突設されている。
【0054】この取付片112a、112b及び固定片
113a、113bには、図6及び図7に示されるよう
に、前記リベット110を挿通可能な挿通穴111a、
111b及び挿通穴114a、114bがそれぞれ形成
されており、取付片112aと固定片113a、及び取
付片112bと固定片113bとをリベット110にて
固定することにより、投入コインセレクタ35を前面パ
ネル2bに固設出来るようになっている。
【0055】ここで、取付片112aと固定片113
a、及び取付片112bと固定片113bとの固定方法
を図7を参照して説明する。本実施例に用いられる固定
手段としてのリベット110はブラインドリベットと言
われるもので、アルミニウム製のリベット110内には
貫通路115が形成されており、該貫通路115内には
引きピン116が挿通可能とされている。引きピン11
6の一端部には、貫通路115の内径よりも大径の拡径
部116aが形成されているとともに、この拡径部11
6aの基部には貫通路115の内径よりも小径の折曲部
116bが形成されている。
【0056】次いでこのリベット110を用いた取付片
112aと固定片113aとの固定方法を以下説明す
る。なお、固定片113bと取付片112bとは、前述
の固定片113aと取付片112aとの固定方法と同様
の方法にて固定されているものとし、以下説明を省略す
ることとする。まず図7(a)に示されるように、互い
の挿通穴111a、114aを合致させた後にリベット
110を差し込み、その状態で所定の工具を使用して引
きピン116を図7(a)中矢印方向に引くと、引き込
まれた拡径部116aが図7(b)に示すようにリベッ
ト110端部に係止され、リベット110の端部が変形
される。さらに引き込まれた拡径部116aの移動が貫
通路115における固定片113aの挿通穴114a近
傍位置にて規制された時点で、リベット110の変形し
た端部とリベット110の頭部110cとにより取付片
112aと固定片113aとが挟持された状態となり、
その後、引きピン116をさらに強く引っ張ることによ
り、折曲部116bから先端部が折れて分離する。
【0057】このような状態において、リベット110
を挿通穴111a、114aより逸脱させることは不可
能となるため、一旦投入コインセレクタ35を前面パネ
ル2bに装着し、両者をリベット110にて固定した後
には、投入コインセレクタ35を前面パネル2aから簡
単に外すことはできない。しかして、これを外そうと思
えば、リベット110や、固定片113a、取付片11
2aの一部を破壊することになる。
【0058】このように、投入コインセンサ36が予め
一体的に組み付けられた投入コインセレクタ35は、そ
の所定箇所に形成された取付片112a、もしくは取付
片112aを取付可能とする前面パネル2aにおける固
定片113aの一部を破壊しない限り、その組付け状態
を解除することができない固定手段としてのリベット1
10にて前面パネル2bに固定されているので、仮に投
入コインセンサ36を有する投入コインセレクタ35自
体が取り外され、これが取り替えられていたとしても、
固定片113a、取付片112a、さらにはリベット1
10の所定箇所が破壊されるなどして変形されているこ
とになるため、不正行為が行われたことが直ちにわか
る。
【0059】このように固定片113a、取付片112
aとは、両者の固定が解除された場合において、それら
の一部が破壊されるなどして変形するような構成とされ
ていれば、上記固定方法に限定されるものではなく種々
に変形可能であり、以下、固定方法の他の一例を図8、
図9にて説明する。
【0060】まず図8に示されるように、前面パネル2
bの裏面所定箇所に、先端に突出片117が形成された
固定部材118が溶接固定されており、一方、投入コイ
ンセレクタ35の取付片112aの挿通穴111aに
は、外方に向かって拡径するテーパ面129が形成され
ている。このように形成された挿通穴111aに樹脂製
の突出片112aを挿通した状態で、図8(b)に示す
ように、溶着装置のホーン119で突出片117の頭部
を溶解してその溶着部117aが、挿通穴112aのテ
ーパ面129上に広がり、これと溶着係合するものであ
る。これによって、固定部材118と取付片112aと
が、その溶着部117aを破壊しない限り、分離するこ
とは不可能となる。このため、投入コインセレクタ35
を取り出すには、少なくとも溶着部117aを破壊する
以外に方法はなく、仮に溶着部117aが破壊されてい
れば、不正な処理が行われたことが直ちにわかる。
【0061】また、突出片117や挿通穴111aの形
状を変えたりしても良い。例えば、図9に示すように、
挿通穴111aの周辺部に傾斜面部を形成することなく
突出片117を突出した場合には、ホーン119の形状
を富士媚態状に形成して、突出片117の先端を二股状
に分けて取付片112aの上面を被覆溶着する溶着部1
17bとしても良い。
【0062】また、本発明においては、特に図示しない
が、これら固定片113a、113b及び取付片112
a、112bとをそれぞれ接着剤等を用いて強固に固定
してもよいし、あるいは、固定片113a、113b及
び取付片112a、112bを例えばそれぞれ熱可塑性
の樹脂材等により成形し、これらを溶着固定するように
してもよい。
【0063】次に、投入コインセンサ36より延出され
たケーブルC1の遊端に設けられたコネクタ120と、
制御部45に接続された中継基板105に設けられたコ
ネクタ121との接続方法を図6及び図10に基づいて
説明する。
【0064】図10(a)に示されるように、投入コイ
ンセンサ36のケーブルC1の遊端に設けられたコネク
タ120の接続面には、中継基板105のコネクタ12
1を嵌合可能とする凹部122が形成されており、この
凹部122内には、外面に接続端子(図示略)が露呈さ
れた差込片123が突設されている。また、凹部122
を構成する壁部120aにおける内面所定箇所には、先
端に内向きの係止爪124aを有する弾性変形可能な係
止片124が形成されている。一方、中継基板105に
固設されたコネクタ121の接続面には、コネクタ12
0の差込片123を嵌合可能とするとともに、内面に接
続端子(図示略)が露呈された凹部125が形成されて
いるとともに、また、コネクタ121の外周面には係止
爪124aに対して係脱可能な係止溝126が形成され
ている。127は、コネクタ121の外周面を囲む板材
からなるカバー体であり、中継基板105上に立設され
ている。
【0065】このように構成されたコネクタ120を図
6及び図10(b)に示されるようにコネクタ121に
差し込むと、コネクタ120の差込片123がコネクタ
121の凹部125内に挿入されるとともに、係止爪1
24aと係止溝126とが係止され、コネクタ120の
コネクタ121からの逸脱が規制される。この状態にお
いて、係止片124は壁部120aにより覆われている
とともに、さらにこの壁部120aの外周がカバー体1
27により覆われているため、係止片124を外部より
変形させて係止爪124aと係止溝126との係合を解
除させることは不可能であり、すなわち、コネクタ12
0、コネクタ121もしくはカバー体127の一部を破
壊する以外に前記両者の接続を解除することが出来な
い。よってコネクタ120、コネクタ121もしくはカ
バー体127の所定箇所が破壊されていれば、これらの
接続を解除して投入コインセンサ36を取り替える等の
不正行為が行われたことが直ちにわかる。
【0066】これらコネクタ120、121の形状及び
係止機構等は任意であり、両者の接続を解除するために
所定部位が破壊されたことがわかるように所定箇所が変
形されるような構成とされていれば、上記以外の接続方
法に限定されるものではない。
【0067】また、ここでは投入コインセンサ36より
延出されるケーブルC1の中継基板105への接続方法
を説明したが、本発明にあっては、払出しコインセンサ
39より延出されるケーブルと中継基板105とが、上
記コネクタ121、120と同様の構成にて接続されて
いてもよい。さらに、これら各ケーブルのコネクタ12
0は、制御部45の制御基板に接続された中継基板10
5のコネクタ121に接続されていたが、制御部45の
制御基板に設けられたコネクタや、あるいは制御基板よ
り延出されたケーブルの遊端に設けられたコネクタ(図
示略)に対して前述と同様の構成にて接続されてもよ
い。
【0068】次に図11、図12には、投入コインセレ
クタ35への不正な改造や取り替え等を防止するための
カバー部材が取り付けられた例が示されている。図11
中140は投入コインセレクタ35を被覆する合成樹脂
製のカバー部材であり、上部カバー140aと下部カバ
ー140bとから構成されている。投入コインセレクタ
35は、その取付片112aと112bとが外部に突出
された状態で、下部カバー140bの内面に複数突設さ
れたガイド片141を介して下部カバー140bの所定
箇所に配設されるようになっている。また、下部カバー
140bの側面には、後述するワンウェイネジ142が
螺合可能なネジ孔143を有する封止片144が複数箇
所に突設されているとともに、下部カバー140bの四
隅には、上部カバー140aの固定ネジ154を挿通可
能な挿通孔153が形成されている。
【0069】上部カバー140aの側板145所定箇所
には、下部カバー140bに配設される投入コインセレ
クタ35の取付片112a、112bを外部に挿通可能
とするための切欠部146a、146bと、不正コイン
排出部94から排出されるコインを外部に排出可能とす
るための切欠部147と、排出口35bより排出される
コインを外部に排出可能とするための切欠部148と、
投入口35aへコインを通過可能とする切欠部149と
が形成されているとともに、下部カバー140bに形成
されたそれぞれの封止片144に対応する箇所に、ワン
ウェイネジ142を挿通可能とする挿通孔150を有す
る封止片151が突設されている。また、下部カバー1
40bの挿通孔153に対向する四隅には、固定ネジ1
54が螺入するネジ孔152が形成されている。
【0070】このように構成される上部カバー140a
と下部カバー140bとは、下部カバー140bに投入
コインセレクタ35を配設した後に上部カバー140a
を付き合わせた後、下部カバー140bの下方より挿通
孔153内に挿通した固定ネジ154をネジ孔152に
螺入することで一体化されるとともに、図12に示され
るように、上部カバー140aの封止片151の挿通孔
150よりワンウェイネジ142を挿通し、それに対向
する下部カバー140bの封止片144のネジ孔143
内にねじ込むことにより一体化されて開放不能となり、
このように一体化されたカバー部材140により投入コ
インセレクタ35の全体が被覆されるようになってい
る。なお、このワンウェイネジ142は従来公知のワン
ウェイネジが使用されており、特に図示しないが一度ね
じ込まれたら取り外すことが出来ない、すなわち一方向
のねじ込みしか出来ない構成とされている。
【0071】このように、投入されたコインを検出する
投入コインセンサ36を有する投入コインセレクタ35
がカバー部材140により被覆されることで、投入コイ
ンセンサ36に容易に不正な改造を施すことが出来なく
なるばかりか、このカバー部材140を開口するには、
固定手段としてのワンウェイネジ142がねじ込まれた
封止片144、151を上部カバー140a、下部カバ
ー140bからそれぞれ切り離し、固定ネジ154を取
り外さなければならない。すなわち、カバー部材140
を開口すればいずれかの封止片144、151が切断さ
れて痕跡が残ることになるので、不正行為が行われたこ
とが外部から容易に確認出来ることになる。
【0072】また、このような封止片144、151を
複数突設しておき、固定の際に複数のうちのいずれかの
封止片144、151のみをワンウェイネジ142で固
定することにすれば、カバー部材140が何回開口され
たかが直ちに確認することが出来る。なお、この封止片
144、151の形状は任意であり、種々に変形可能で
あるが、図のように切断箇所が容易に確認できるような
形状とすることが好ましい。
【0073】さらに、このようにカバー部材140は、
投入コインセレクタ35全体を被覆可能とするものであ
ればどのようなものでもよく、例えば上部カバー140
aのみにより構成され、この上部カバー140aが封止
片151を介して固定手段としてのワンウェイネジ14
2等により、図6に示されるような前面パネル2bの所
定箇所に固設された固定片113a、113b等に直接
固定されていてもよい。
【0074】また、図13に示されるように、投入コイ
ンセンサ36を被覆可能なカバー部材155が、その周
囲に形成された封止片156の挿通孔157より挿通さ
れ、投入コインセレクタ35所定箇所に設けられたネジ
孔(図示略)内にねじ込まれるワンウェイネジ142等
により固定するようにしてもよい。このように投入コイ
ンセレクタ35全体を被覆しなくとも、特に投入コイン
センサ36の不正な改造及びすり替え等を防止出来る。
なお、上記した上部カバー140aと下部カバー140
bとの固定、及びカバー部材155と投入コインセレク
タ35との固定はワンウェイネジ142により行ってい
たが、前述したリベットや溶着等により行ってもよい。
【0075】次に図14には、電源回路の構成の一例を
示す概略図が示されている。図中130は、主に制御部
45へ供給する電力を、外部電源もしくは蓄電手段とし
てのバッテリー131のいずれか一方に切り替え可能な
スイッチ回路を示し、また132は外部電源における電
圧の変化を検出する電圧検出回路を示しており、外部電
源からの電力の供給が停止されて、電圧が所定値以下と
なった場合に、スイッチ回路130をバッテリー131
側に切り替え、バッテリー131の電力を制御部45へ
供給するとともに、後述するように電力の供給の停止が
なされた旨の所定信号を制御部45に対して送出するよ
うになっている。尚、この際前記電圧検出回路132
は、電力が遮断された状態でも動作可能なようにバッテ
リー131により付勢される。
【0076】図中128は留保回路101を構成するト
ランジスタであり、電源スイッチ81と並列に設けられ
ていて、スイッチ回路130より供給される電力は、電
源スイッチ81がONとされた場合において制御部45
の制御基板に供給されるようになっている。ここで電源
スイッチ81がOFFとされた場合、スイッチ・センサ
回路55はトランジスタ128を有する留保回路101
を介して電力を受けて電源スイッチ81がOFF操作さ
れたことを検出するとともに、同じく留保回路101を
介して電力を受けた制御部45のCPU46は、通信部
92を介して管理コンピュータ96に電力供給停止信号
を送出するようになっている。ここでは、管理コンピュ
ータ96の表示画面上に電力供給停止信号が入力された
旨が表示され、所定のスロットマシン1において電源ス
イッチ81の操作がなされたことがわかるようになって
いる。そして管理コンピュータ96が電力供給停止を許
可する場合、CPU46に電力供給停止許可信号が送出
され、これを受けたCPU46が留保回路101を介し
て電力の供給を停止させるようになっている。
【0077】ここで、例えば投入コインセンサ36のケ
ーブルのコネクタ、及び払出しコインセンサ39のコネ
クタの接続が解除された、もしくは差し込まれた場合に
所定のエラー音が出力されるようになっているスロット
マシン1等における各センサに対して不正な処理を施そ
うとする者は、エラー音の出力を回避するために不正を
行う際に電源をOFFにすることが考えられる。
【0078】しかしながら、例えば電源スイッチ81に
より電力の供給を停止する操作がなされた場合にあって
も、電源スイッチ81及び該電源スイッチ81と並列に
構成されるトランジスタ128を有する留保回路101
において電力の供給停止が一時的に留保され、この間に
制御部45が管理コンピュータ96に電力の供給停止が
なされた旨の信号が外部の管理コンピュータ96に送出
されるため、管理コンピュータ96において電力の供給
停止操作がなされたことを確実に確認することが出来
る。よって、電源スイッチにより電力の供給停止操作が
なされ、すなわち不正行為が行われた可能性があること
を発見出来ることになる。
【0079】また、電源スイッチ81のスイッチ操作に
関わらず、例えば電源プラグが抜かれて電力の供給が停
止された場合にあっては、電圧検出回路132によりス
イッチ回路130がバッテリー側へ切り替わり、制御部
45にはバッテリー131から電力が供給されることに
なる。よって、この電力を受けて電圧検出回路132が
制御部45に対して電力の供給が停止された旨の信号を
直接送出するとともに、同じくバッテリー131から電
力を供給されている制御部45は、この信号を管理コン
ピュータ96に出力出来ることになる。なお、電圧検出
回路132が電力の供給が停止された旨の信号を、制御
部45を介すことなく直接外部の管理コンピュータ96
に出力出来る構成としてもよい。
【0080】このような蓄電手段としてのバッテリー1
31を設けておけば、留保回路101の替わりに電源ス
イッチ81による電力の供給を停止する操作がなされて
電力の供給が停止された場合においても、スイッチ・セ
ンサ回路55はバッテリー131より電力を受けて電源
スイッチ81の操作を検出し、電力の供給が停止された
旨を外部に出力することが出来る。なお、本実施例では
蓄電手段としてバッテリー131を用いているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、所定の電力を蓄積
可能なコンデンサ等を用いるようにしてもよい。
【0081】また、ここでは電力の供給が停止された旨
の信号が外部の管理コンピュータ96に送出され、管理
コンピュータ96にて電力の供給が停止されたことを確
認出来るようになっていたが、電力の供給の停止がなさ
れた旨を、例えばスロットマシン2内に設けられる適宜
表示装置にエラーとして表示したり、または遊技効果ラ
ンプ24等を点灯させることにより表示したり、あるい
は所定の記憶部にエラーデータとして記録しておき、こ
れを適宜記録媒体等に出力可能とするなど、外部から確
認できるようになっていればよい。
【0082】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0083】本発明の請求項1は、表示状態が変化可能
な可変表示装置(70)における表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置(7
0)の表示結果が予め定められた特定の表示態様となっ
た場合に所定の有価価値を遊技者に付与する等の遊技制
御を司る制御基板(制御部45、中継基板105)と、
遊技媒体(コイン)の検出を行う検出手段(投入コイン
センサ36、払出しコインセンサ39)とを有するスロ
ットマシン(1)であって、前記検出手段(投入コイン
センサ36、払出しコインセンサ39)より延出された
信号線(ケーブルC1)の遊端と、前記制御基板(制御
部45、中継基板105)、もしくは該制御基板より延
出された信号線の遊端とが接続手段(コネクタ120、
121)を介して接続されており、該接続手段は、接続
の解除を行う際に外部から認識可能な機械的変形を伴う
構成とされている。
【0084】本発明の請求項2は、前記検出手段(投入
コインセンサ36)が、遊技媒体投入口より投入された
遊技媒体をスロットマシンの筐体内部に導く遊技媒体移
送路(投入コインセレクタ35)の所定箇所に配設され
ている。
【0085】本発明の請求項3は、前記検出手段(払出
しコインセンサ39)が、遊技媒体(コイン)を払い出
す払出し手段(コイン払出しモータ38)より払い出さ
れた遊技媒体(コイン)をスロットマシン(1)の筐体
外部に導く遊技媒体移送路(払出し流路103)の所定
箇所に配設されている。
【0086】本発明の請求項4は、表示状態が変化可能
な可変表示装置(70)における表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置(7
0)の表示結果が予め定められた特定の表示態様となっ
た場合に所定の有価価値が遊技者に付与されるスロット
マシン(1)であって、遊技媒体投入口(コイン投入口
18)より投入された遊技媒体(コイン)を前記スロッ
トマシン(1)の筐体内部に導く遊技媒体移送部材(投
入コインセレクタ35)に、遊技媒体(コイン)の検出
を行う検出手段(投入コインセンサ36)が設けられて
いるとともに、前記遊技媒体移送部材(投入コインセレ
クタ35)の取付部(取付片112a、112b)と、
スロットマシン(1)の筐体所定箇所(固定片113
a、113b、固定部材118)とが固定手段(リベッ
ト110、突出片117、ワンウェイネジ142)を介
して固定されており、該固定手段(リベット110、突
出片117ワンウェイネジ142)は、固定の解除を行
う際に外部から認識可能な機械的変形を伴う構成とされ
ている。
【0087】本発明の請求項5は、前記固定手段は、リ
ベット(110)によって固定するものである。
【0088】本発明の請求項6は、前記固定手段は、前
記遊技媒体移送部材の取付部と、スロットマシンの筐体
所定箇所とを溶着又は接着によって固着するものであ
る。
【0089】本発明の請求項7は、表示状態が変化可能
な可変表示装置(70)における表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置(7
0)の表示結果が予め定められた特定の表示態様となっ
た場合に所定の有価価値が遊技者に付与されるスロット
マシンであって、遊技媒体投入口(コイン投入口18)
より投入された遊技媒体(コイン)を前記スロットマシ
ン(1)の筐体内部に導く遊技媒体移送部材(投入コイ
ンセレクタ35)に、遊技媒体(コイン)の検出を行う
検出手段(投入コインセンサ36)が設けられていると
ともに、少なくとも前記検出手段(投入コインセンサ3
6)を被覆可能なカバー部材(140、155)が設け
られており、該カバー部材(140、155)は、固定
の解除を行う際に外部から認識可能な機械的変形を伴う
固定手段(リベット110、突出片117、ワンウェイ
ネジ142)を介して固定されている。
【0090】本発明の請求項8は、表示状態が変化可能
な可変表示装置(70)における表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置(7
0)の表示結果が予め定められた特定の表示態様となっ
た場合に所定の有価価値が遊技者に付与されるスロット
マシンであって、前記スロットマシン(1)内には、電
力の供給の停止がなされた旨を外部に出力可能な出力手
段(電圧検出回路132)と、前記電力の供給が停止さ
れた際に、少なくとも前記出力手段(電圧検出回路13
2)による出力が完了するまでの間、電力の供給停止を
留保する留保手段(留保回路101)と、が設けられて
いる。
【0091】本発明の請求項9は、前記留保手段が、前
記電源スイッチ(81)と並列に設けられたスイッチ回
路(留保回路101)にて形成されている。
【0092】本発明の請求項10は、表示状態が変化可
能な可変表示装置(70)における表示結果が導出表示
されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置
(70)の表示結果が予め定められた特定の表示態様と
なった場合に所定の有価価値が遊技者に付与されるスロ
ットマシンであって、前記スロットマシン(1)内に
は、電力の供給の停止がなされた旨を外部に出力可能な
出力手段(電圧検出回路132)と、少なくとも電力の
供給が停止された際に前記出力手段(電圧検出回路13
2)が動作可能な電力を供給する蓄電手段(バッテリー
131)と、が設けられている。
【0093】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0094】例えば、上記実施例における投入コインセ
レクタ35の取付片112a、112b、及びスロット
マシン1の筐体の一部を構成する前面パネル2bに形成
された固定片113a、113bの形成数、形状、材
質、固設位置等は任意であり、種々に変形可能である。
【0095】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0096】(a)請求項1項の発明によれば、遊技媒
体を検出する検出手段に不正を行うために接続手段の接
続が解除されると、接続手段の一部が例えば破壊される
などして機械的な変形を伴う構成とされているため、不
正が行われた可能性があることを外部から直ちに発見で
きるようになり、不正行為を効果的に抑制出来る。
【0097】(b)請求項2項の発明によれば、遊技媒
体投入口より投入された遊技媒体の検出を行う検出手段
に不正がなされた可能性があることを容易に発見出来る
ことになる。
【0098】(c)請求項3項の発明によれば、払出し
手段より払い出された遊技媒体の検出を行う検出手段に
不正がなされた可能性があることを容易に発見出来るこ
とになる。
【0099】(d)請求項4項の発明によれば、遊技媒
体を検出する検出手段が組み込まれた遊技媒体移送部材
を取り外すために、遊技媒体移送部材とスロットマシン
の筐体所定箇所とを固定する固定手段が解除されると、
固定手段の一部が例えば破壊されるなどして機械的な変
形を伴う構成とされているため、遊技媒体移送部材に組
み込まれた検出手段に不正が行われた可能性があること
を外部から直ちに発見できるようになり、不正行為を効
果的に抑制出来る。
【0100】(e)請求項5項の発明によれば、固定手
段を少ない部品構成にて簡便に形成することができる。
【0101】(f)請求項6項の発明によれば、スロッ
トマシンの筐体と遊技媒体移送部材とを強固に、かつ簡
単に固定することが出来る。
【0102】(g)請求項7項の発明によれば、カバー
部材により遊技媒体を検出する検出手段が組み込まれた
遊技媒体移送部材に不正な改造等を施しにくくなるばか
りか、カバー部材を開放するために固定手段が解除され
ると、固定手段の一部が例えば破壊されるなどして機械
的な変形を伴う構成とされているため、遊技媒体移送部
材に組み込まれた検出手段に不正が行われた可能性があ
ることを外部から直ちに発見できるようになり、不正行
為を効果的に抑制出来る。
【0103】(g)請求項8項の発明によれば、例えば
検出手段のケーブルと制御基板との接続、もしくは接続
の解除がなされた場合に適宜エラー音等が出力されるよ
うになっているスロットマシン等における各検出手段に
対して不正な処理を施す際に、前記エラー音等の出力を
回避するために電力の供給停止操作がなされても、電力
の供給停止が一時的に留保されている間に前記出力手段
より電力の供給停止操作がなされた旨が外部に確実に出
力されるため、不正行為が行われた可能性があることを
発見出来る。
【0104】(h)請求項9項の発明によれば、予備電
源等を設けることなく、電力の供給停止の操作がなされ
たことを確実に検出することが出来る。
【0105】(i)請求項10項の発明によれば、例え
ば検出手段のケーブルと制御基板との接続、もしくは接
続の解除がなされた場合に適宜エラー音等が出力される
ようになっているスロットマシン等における各検出手段
に対して不正な処理を施す際に、前記エラー音等の出力
を回避するために電力の供給停止操作がなされても、蓄
電手段より電力の供給を受けて前記出力手段より電力の
供給停止操作がなされた旨が外部に確実に出力されるた
め、不正行為が行われた可能性があることを発見出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたスロットマシンを示す正面
図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造図である。
【図3】図1のスロットマシンの前面パネルの裏面図で
ある。
【図4】スロットマシンの内部構造を示す概略断面図で
ある。
【図5】本発明のスロットマシンの構成を示すブロック
図である。
【図6】投入コインセレクタの取付状態を示す斜視図で
ある。
【図7】取付片と固定片との固定構造を示す断面図であ
る。
【図8】取付片と固定片との他の固定構造の一例を示す
断面図である。
【図9】同じく取付片と固定片との他の固定構造の一例
を示す断面図である。
【図10】コネクタの接続構造を示す断面図である。
【図11】投入コインセレクタ及びそのカバー部材の構
成を示す分解斜視図である。
【図12】図11の要部を示す拡大断面図である。
【図13】投入コインセンサ及びそのカバー部材の構成
を示す斜視図である。
【図14】電源回路の構造を示す概略図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 コイン 2a 本体部 2b 前面パネル 3 施錠装置 4 リセットスイッチ 5R 右可変表示部 5L 可変表示部 5C 可変表示部 6L リール 6C リール 6R リール 7L リール駆動モータ 8L リール位置検出センサ 9R 右停止ボタン 9L 左停止ボタン 9C 中停止ボタン 10R 右ストップスイッチ 10L 左ストップスイッチ 10C 中ストップスイッチ 11R 右操作有効ランプ 11L 左操作有効ランプ 11C 中操作有効ランプ 12 スタートレバー 13 スタートスイッチ 14a クレジット操作ボタン 14b クレジット操作ボタン 15 クレジットスイッチ 16 ゲーム切替ボタン 17 ゲーム切替スイッチ 18 コイン投入口 19 投入指示ランプ 20 ゲームオーバランプ 21,22,23 有効ライン表示ランプ 24 遊技効果ランプ 25 ゲーム回数表示器 26 クレジット表示器 27 払出数表示器 28 スピーカ 29 コイン払出口 30 コイン貯留皿 33 流路切替ソレノイド 35 投入コインセレクタ 35a 投入口 35b 排出口 36 投入コインセンサ 37 コイン貯留タンク 38 コイン払出モータ 39 払出しコインセンサ 42 満タンセンサ 43 キースイッチ 21,22 有効ライン表示ランプ 44 確率設定スイッチ 45 制御部 49 I/Oポート 50 サウンドジェネレータ 51 初期リセット回路 52 クロック発生回路 53 パルス分周回路 54 アドレスデコード回路 55 スイッチ・センサ回路 56、57 モータ回路 58 ソレノイド回路 59 LED回路 60 ランプ回路 61 アンプ 62 電源回路 63 バックアップ電源 70 可変表示装置 71 表示窓 72 スタートランプ 73 精算ボタン 76 精算スイッチ 80 案内レール 81 電源スイッチ 82 リセットスイッチ 83 設定ユニット 84 キー差込口 92 通信部 93 通信ケーブル 94 不正コイン排出部 95 返却コイン流路 96 管理コンピュータ 101 留保回路 102 ガイド部材 103 払出し流路 104 開口 105 中継基板 106 開口 110 リベット 111a、111b 挿通穴 112a、112b 取付片 113a、113b 固定片 114a、114b 挿通穴 115 貫通路 116 引きピン 116a 拡径部 116b 折曲部 117 突出片 117a 溶着部 118 固定部材 119 ホーン 120、121 コネクタ 120a 壁部 122 凹部 123 差込片 124 係止片 125 凹部 126 係止溝 127 カバー体 128 トランジスタ 129 テーパ面 130 スイッチ回路 131 バッテリー 132 電圧検出回路 140 カバー部材 140a 上部カバー 140b 下部カバー 141 ガイド片 142 ワンウェイネジ 143 ネジ孔 144 封止片 145 側板 146a、146b 切欠部 147〜149 切欠部 150 挿通孔 151 封止片 152 ネジ孔 153 挿通孔 154 固定ネジ 155 カバー部材 156 封止片 157 挿通孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示装置にお
    ける表示結果を導出表示させることにより1ゲームを終
    了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
    の表示態様となった場合に所定の有価価値を遊技者に付
    与する等の遊技制御を司る制御基板と、遊技媒体の検出
    を行う検出手段とを有するスロットマシンであって、 前記検出手段より延出された信号線の遊端と、前記制御
    基板、もしくは該制御基板より延出された信号線の遊端
    とが接続手段を介して接続されており、該接続手段は、
    接続の解除を行う際に外部から認識可能な機械的変形を
    伴う構成とされていることを特徴とするスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、遊技媒体投入口より投
    入された遊技媒体をスロットマシンの筐体内部に導く遊
    技媒体移送路の所定箇所に配設されている請求項1に記
    載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が、遊技媒体を払い出す払
    出し手段より払い出された遊技媒体をスロットマシンの
    筐体外部に導く遊技媒体移送路の所定箇所に配設されて
    いる請求項1に記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 表示状態が変化可能な可変表示装置にお
    ける表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終
    了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
    の表示態様となった場合に所定の有価価値が遊技者に付
    与されるスロットマシンであって、 遊技媒体投入口より投入された遊技媒体を前記スロット
    マシンの筐体内部に導く遊技媒体移送部材に、遊技媒体
    の検出を行う検出手段が設けられているとともに、前記
    遊技媒体移送部材の取付部と、スロットマシンの筐体所
    定箇所とが固定手段を介して固定されており、該固定手
    段は、固定の解除を行う際に外部から認識可能な機械的
    変形を伴う構成とされていることを特徴とするスロット
    マシン。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、リベットによって固定
    するものである請求項4に記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記固定手段は、前記遊技媒体移送部材
    の取付部と、スロットマシンの筐体所定箇所とを溶着又
    は接着によって固着するものである請求項4に記載のス
    ロットマシン。
  7. 【請求項7】 表示状態が変化可能な可変表示装置にお
    ける表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終
    了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
    の表示態様となった場合に所定の有価価値が遊技者に付
    与されるスロットマシンであって、 遊技媒体投入口より投入された遊技媒体を前記スロット
    マシンの筐体内部に導く遊技媒体移送部材に、遊技媒体
    の検出を行う検出手段が設けられているとともに、少な
    くとも前記検出手段を被覆可能なカバー部材が設けられ
    ており、該カバー部材は、固定の解除を行う際に外部か
    ら認識可能な機械的変形を伴う固定手段を介して固定さ
    れていることを特徴とするスロットマシン。
  8. 【請求項8】 表示状態が変化可能な可変表示装置にお
    ける表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終
    了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
    の表示態様となった場合に所定の有価価値が遊技者に付
    与されるスロットマシンであって、 前記スロットマシン内には、電力の供給の停止がなされ
    た旨を外部に出力可能な出力手段と、前記電力の供給が
    停止された際に、少なくとも前記出力手段による出力が
    完了するまでの間、電力の供給停止を留保する留保手段
    と、が設けられていることを特徴とするスロットマシ
    ン。
  9. 【請求項9】 前記留保手段が、電源スイッチと並列に
    設けられた留保回路にて形成されている請求項8に記載
    のスロットマシン。
  10. 【請求項10】 表示状態が変化可能な可変表示装置に
    おける表示結果が導出表示されることにより1ゲームが
    終了し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特
    定の表示態様となった場合に所定の有価価値が遊技者に
    付与されるスロットマシンであって、 前記スロットマシン内には、電力の供給の停止がなされ
    た旨を外部に出力可能な出力手段と、少なくとも電力の
    供給が停止された際に前記出力手段が動作可能な電力を
    供給する蓄電手段と、が設けられていることを特徴とす
    るスロットマシン。
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