JP2001231815A - 吸収体製品の表面被覆シート - Google Patents

吸収体製品の表面被覆シート

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Migaku Suzuki
磨 鈴木
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NIPPON KYUSHUTAI GIJUTSU KENKY
Livedo Corp
Japan Absorbent Technology Institute
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NIPPON KYUSHUTAI GIJUTSU KENKY
Japan Absorbent Technology Institute
Toyo Eizai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収体製品において、着用者の皮膚に直接に
接触する表面シートには、優れた液体透過性とともに、
着用者が常にドライな感触を得られるという特性が要求
される。 【解決手段】 吸収体製品に、着用者の皮膚に接触した
状態で使用される表面シート1であって、多数の山部A
と、隣接する山部A間に形成された谷部Bとを有するよ
うにひだ状に成形された孔あきの疎水性表面シート1
と、この表面シート1の谷部のみに接触するように、表
面シート1の下面に接合された親水性層2とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、子供用および大人
用オムツ、ならびに女性用生理用品、失禁用吸収体等を
含む種々の吸収体製品において、肌に密着する表面シー
トとして優れた性能を発揮する表面被覆シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】吸収体製品において、着用者の皮膚に直
接に接触する表面シートには、排出された液体を速やか
に透過させてその下方の吸収体に移行させる、優れた液
体透過性とともに、着用者が常にドライな感触を得られ
るということが望まれる。このような要求を満足させる
目的で、従来、液体透過性の親水性表面シートを波形に
成形して吸収体製品のトップシートとして使用した例が
あるが、その場合、シート全体が液体で濡れ、波形表面
の谷の部分では液体が移動して乾いてくるが、山の部分
は吸収体との接触がないため液体がその位置に留まり、
濡れた状態が長時間に渡って継続することになり、好ま
しくない。
【0003】一方、本発明者らは、液体不透過性の疎水
性不織布を波形に成形し、谷の部分に親水性繊維との溶
結構造を形成する技術を提案した(特開平8−2163
19号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平8−21
6319号公報に開示されている構造のシート材料は、
易熱溶融性を持つ第1の成分、および第1の成分に対し
て相対的に熱安定度の高い第2の成分とが溶結した2成
分共存層、および熱変化の少ない第2の2層から形成さ
れている。したがって、表面が濡れた感覚を与えること
なく、良好な吸収性を示す点で優れたものであるが、液
体の透過性の制御にやや難しい点があり、製造条件の厳
密な管理が必要であるという課題を伴っている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表面被覆シート
は、吸収体製品に、着用者の皮膚に接触した状態で使用
される表面シートであって、多数の山部と、隣接する山
部間に形成された谷部とを有するようにひだ状に成形さ
れた孔あきの疎水性表面シートと、この表面シートの前
記谷部のみに接触するように、前記表面シートの下面に
接合された親水性層とを備えていることを特徴とする。
この構造により、液体の物理的な透過を可能にし、これ
により親水性繊維との溶結構造を形成しなくても、親水
性層と接触させるだけで、液体の透過が阻害されること
なく、また親水性不織布で生じるシート全体の濡れも有
効に防止することが可能になる。
【0006】表面シートに前記親水性層は、好ましくは
接着剤により接着される。表面シートに形成されている
山部の高さは、好ましくは3mm〜50mmであり、ま
た谷部の幅は、5mm〜30mmである。表面シートに
形成されている開口の口径にとくに制限はないが、円形
に近似させたときに1mm〜10mmである場合に良好
な結果が得られる。開口の形状としては、円形、楕円
形、三角形、正方形、長方形、星形、あるいは五角形以
上の多角形等の任意の形状を適用できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による面被
覆シートの構造について図1を参照して説明する。図1
において、符号1は波形に成形された孔あきの表面シー
トで、相互に平行な突条により、山部Aおよび谷部Bを
形成するように波形に成形されている。また2は親水性
層を示し、この親水性層2は、孔あきの表面シート1の
谷部Bにおいて、接着剤層3を介して接着されている。
図2は開口部を持った表面シート1の展開平面図を示し
ている。この例の表面シート1は疎水性繊維からなる不
織布に任意のパターンで多数の開口11を形成したもの
である。
【0008】開口表面シートの調製方法について説明す
る。不織布をベースにした開口表面シートは上述したよ
うにP.P, P.E, PET 等の合成繊維あるいはその混合繊維
からなる疎水性不織布にその製造過程あるいは製造後に
高圧水流あるいは、機械的パンチング等の手段で開口を
施したシート、または疎水性不織布でも開口を施したの
ちにシリコン系やテフロン系等の撥水剤で疎水化表面加
工を施したシートであればよい。P.E, P.P, EVA 等のフ
ィルム、あるいはフィルムと不織布の複合体に熱エアと
サクションを組み合わせて漏斗状の開口を施したシート
でもよい。P.E, P.P, ナイロン等の合繊繊維フィラメン
トを編織したネット状シートも本発明の開口表面シート
として用いられる。開口部の全体に占める割合について
説明する。本発明の目的には開口部面積の割合の大きい
ことが望ましいが、開口部/全体面積×100(%)で
表示すると、少なくとも20%以上、好ましくは40〜
90%である。開口11の大きさは、水が自身の表面張
力に打ち勝って物理的に透過できる大きさであればよ
く、円形に近似したとき(口径の大きいものと小さいも
のの組み合わせでよい)1mm以上、好ましくは2mm
〜10mmである。
【0009】開口11の形状に特に制限はなく、図2の
ような楕円形の他、円形、三角形、正方形、長方形、星
形、あるいは五角形以上の多角形であってもよい。また
親水性層2は、木材バルブ、レーヨン、コットンのよう
な親水性繊維層、あるいは界面活性剤等で表面親水化処
理された合成繊維からなる層で、カードウエブ、開繊ト
ウ状ウェブ、各種親水性不織布、またあるいは木材パル
プからのティッシュ類が適している。
【0010】本発明の表面被覆シートでは、山部Aおよ
び谷部Bを有するようにひだ状に成形された表面シート
2に、谷部Bのみに接触した状態で、親水性層2が接着
剤層3を介して接合されている。山部Aは、表面被覆シ
ートが吸収体製品に組み込まれた状態では、着用者の皮
膚に常に接触しているが、この部分は疎水性であるため
に、尿、便、血液などの液体が排出されても、この山部
Aでは吸収されず、谷部Bに流れ込むために、常にドラ
イな状態に保たれ、しかも透気性があるために空気層を
保有しまた空気置換が行われているので、ムレやカブレ
を生じる恐れはきわめて小さい。一方、谷部Bは、液の
透過の役割を持つ部分で、親水性層3と接しているた
め、排出液は開口を通じて背面側に排出され、谷部B間
に溜まった液はこの谷部Bを通じて素速く親水性層3か
らその下方の吸収体(図示せず)へと移動し、そこに吸
収固定される。 液の透過を効率的に行うためには親水
性層と接触する谷部Bの占める面積も重要である。山部
Aの面積を表現することは難しいので、親水層の面積に
対して、それに接触する谷部Bの接合、すなわち谷部/
親水性層×100(%)で表示すると、少なくとも10
%、好ましくは20〜60%である。10%より少ない
と、液は谷間Bに滞在する時間が長くなり、60%以上
になる山部Bの効果を出しにくい。
【0011】つぎに、表面シート1に設けられる山部A
と谷部Bの形態について説明する。本例では、図3に模
式的に示すように、高さHを有する山部Aがほぼ等間隔
で配置され、隣接する山部Aの間に、幅Lの谷部Bが形
成されている。図3の例では、山部Aの高さHの値に対
して谷部Bの幅は約1/2となっているが、この両者の
比率は、表面シート1の性質、これに形成される開口1
1の大きさおよび形状、ならびに所望の液体吸収性能等
の条件で適切な値に選ばれる。表面シート1は、柔軟な
不織布で形成されているので、山部Aは、常に図1のよ
うに所定の形状を保持して起立しているとは限らない
が、高さHの実際の寸法は、山部Aが起立している状態
で1mm以上、好ましくは3mm以上50mm以下が好
ましい。低すぎると山谷の効果が薄れ、高すぎると山部
の形状を維持するのが難しい。山部の形状を維持したい
場合は、図4のように、山部Aの内側にウレタン弾性繊
維のような弾性体4を挿入することもよい方法である。
弾性体4は、天然ゴムや合成ゴムのような素材からなる
ものでもよいし、弾性フィルムを細かくカットしてテー
プ状にしたものでもよい。この弾性体4のラインのテン
ション調節により、山部Aを起立しやすい状態にするこ
ともできるし、また常時起立状態を保つようにすること
もできる。谷部Bの幅Lは、特に制限はないが、この部
分で親水性層2と接するため、好ましくは2mm以上、
さらに好ましくは5mm〜30mmの範囲が望ましい。
ただし、あまり広すぎると、それに反比例して山部Aが
形成される領域が少なくなる。また各山部Aは、すべて
同一の形状、高さのものであってもよいし、形状、高さ
の異なる複数種の山部を任意の配置で設けることが可能
であり、隣接する山部A間に形成される谷部Bの幅も、
一定であってもよいし、異なる幅の谷部Bを任意に組み
合わせてもよい。
【0012】図5および図6は、相互に異なる形状、サ
イズの山部Aを相互に異なる間隔の谷部Bを介して連続
させた例を示している。すなわち図5の例では、表面被
覆シート1の両縁部に近い位置に、それぞれ2つの高さ
Hの低い山部Aを狭い間隔の谷部Bを挟んで設け、表面
シート1の中央部近傍では、高さHの高い山部Aを、比
較的広い間隔の谷部Bを挟んで設けた構造を有する。ま
た図6に示した例では、相互に高さの異なる2種の山部
Aを、狭い間隔の谷部Bを介して交互に配置した構造を
有する。
【0013】本発明の表面被覆シートにおいて、表面シ
ート1に上記のような山部Aおよび谷部Bを形成するた
めには、すでに一般に知られている手段から適当なもの
を選択して使用することができるが、好ましい例とし
て、図7示したような構造の成形ロールを使用すること
ができる。この成形ロールは、一対の溝付きロールから
なり、その各々は、例えば深さ10mm、底部の幅5m
mの横断面V字型の多数のリング状溝を5mm間隔で軸
方向に並設した第1の溝付きロール21と、これと同一
の構造の第2の溝付きロール22とを、各々の突起と溝
とが微少間隔でかみ合うように配置した構造のものであ
る。この溝付きロール21,22間のニップ間に、疎水
性の孔あきシート材料通過させることにより、図1およ
び図2に示したような山部Aおよび谷部Bを有する表面
シート1を得ることができる。
【0014】本発明の表面被覆シートは、上に述べた配
置、あるいはその他の配置で山部Aおよび谷部Bを設け
た孔あき表面シート1に、その谷部Bに接触するよう
に、親水性層3を接合した構造を持つ。この親水性層3
として好ましい素材は、木材パルプ、レーヨン、コット
ンのような親水性繊維からなる層の他、本来は非親水性
であるが、界面活性剤等で表面親水化処理された合成繊
維からなる層である。具体的には、親水性繊維もしくは
親水性処理した繊維からなるカードウエブ、開繊トウ状
ウェブ、各種親水性不織布、またあるいは木材パルプを
原料としたティッシュ類が挙げられる。
【0015】本発明において、表面シート1の谷部B
と、これに接合される親水性層3の接触状態も重要な要
素である。すなわち、表面シート1上に供給された液体
を、その谷部Bの開口11を効果的に通過させ、かつそ
の下面に接合された親水性層3にスムーズに移行させる
ためには、谷部Bと親水性層3とはできるだけ密な接触
状態を保っていることが重要であり、特に各開口11の
開口面積が小さい場合には、谷部Bと親水性層3とが離
れていると、液の浸透移行が難しくなる。
【0016】このような谷部Bと親水性層3との密着性
を維持するためには、谷部Bを親水性層3の肉厚内にめ
りこむように圧着させる。谷部Bを親水性層3に浸透性
に、阻害しない程度の分布密度で接着剤等により接着す
る。表面シート1の谷部Bと親水性層3とを、各々の融
着性繊維の性質を応用して熱融着させる。などの手段を
とることが望ましい。接着剤を用いる場合は、エマルジ
ョン系接着剤、ホットメルト接着剤などが使用可能であ
るが、液の透過性に影響しないような添加量、添加方法
を選択することが重要である。親水性のホットメルト接
着剤を用いるのも1つの方法である。
【0017】このような山部、谷部構造を持った表面被
覆シートを吸収体製品に適用する方法について説明す
る。ひだ状に成形され親水層と接合された表面被覆シー
トは、吸収体本体の表面全体を覆う場合もあるが、部分
的に配置される場合もある。また、山部の長さ方向が配
置される方向も、所望の吸収体製品の設計思想によって
異なる。
【0018】例えば、図8は、本発明の表面被覆シート
30が吸収体40の中央部のみに存在する場合を示して
いる。また図9は、便の排出に相当する後身頃のみに表
面被覆シート30を配置した場合、図10の例では、後
身頃では表面被覆シート30の山部、谷部の幅が大き
く、前身頃では浅く、数は多くなっている。さらに図1
1は、表面被覆シート30が後身頃では長さ方向に直行
し、前身頃では長さ方向に平行するように配置している
例を示している。また図示していないが、ひだ状の表面
被覆シートのみを吸収体本体から分離可能に接合、配置
することも可能である。
【0019】
【実施例】(実施例1) <開口不織布の準備>PE/PP複合繊維(2d×35
mm)を用い、25g/m2 のカードウェブ不織布を用
意した。このウェブを20kg/cm2 の水流を全面に
噴射して予備交絡処理を行った後、突起付きの微細開口
サクションシリンダー上で、60kg/cm2 の高圧水
流を用いて、交絡と同時に開口処理を行い、図2に示す
ような開口パターンを有する開口不織布を得た。図2に
示すように、開口の平面形状はほぼ楕円形であるが、円
に近似すると、直径は約3mmであった。
【0020】<開口不織布の波形成形>図7に示した構
造の溝付きロール対を準備する。この溝付きロール対
は、深さ10mm、底部の幅5mmの横断面V字型の多
数のリング状溝を5mm間隔で軸方向に並設した第1の
溝付きロールと、これと同一の構造の第2の溝付きロー
ルとを、各々の突起と溝とが微少間隔でかみ合うように
配置した構造のものである。この2本の溝付きロールを
相互に反対の方向に回転させ、そのニップ間に、前記の
カードウェブ不織布を通過させることにより、カードウ
ェブ不織布は、図1に示すように、溝付きロールの表面
形状に対応して、山部Aと谷部Bからなる波形に成形さ
れる。
【0021】<開口不織布の親水性層への接合>この波
形の不織布の谷部Bの表面に、例えばカーテンスプレー
方式でホットメルト接着剤を約5g/m2 に相当する密
度で繊維状に塗布し、この接着剤を介して、親水性層と
して、30g/m2 のセルロース不織布(二村科学
(株)製、商品名[TCF403」)を接合し、図3に
示した構造の波形シートを得た。
【0022】<子供用オムツの表面被覆層としての応用
>市販の子供用オムツ(花王(株)製、商品名「花王ス
ーパーメリーズLサイズ」)の表面シートを取り除き、
代わりに、上記の波形シートに交換してオムツとし、そ
の吸水テストを行った。吸水テストは、上記のオムツの
波形シート面に、生理食塩水200ccを約10秒間で
添加し、液の吸水状態を観察することにより行われた。
その結果、液は波形シートの谷部Bを通して急速に吸収
され、山部Aは全く乾いた状態を保持していた。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の表面被覆
シートは、山部Aおよび谷部Bを有するようにひだ状に
成形された疎水性の孔あき表面シートに、その谷部Bに
おいてのみ接触するように親水性層と接合された構造を
有しているので、この表面被覆シートを備えた吸収体製
品は、その着用状態において、着用者の皮膚に山部Aの
みにおいて接触するので、常にドライで快適な感触を与
える。また排出された液体は、隣接する山部A間の谷部
Bに集まり、表面シートの開口を透過して、谷部Bに接
触している親水性層に移行するので、高度な吸収性を発
揮する。
【0024】また疎水性シート材料を、山部Aおよび谷
部Bを有するようにひだ状に成形することは、工業的な
規模で容易に遂行できるので、量産ラインに組み込むこ
とも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における表面被覆シート
を示す部分斜視図。
【図2】図1の表面被覆シートに用いられた表面シート
の展開平面図。
【図3】図1の表面被覆シートに用いられた表面シート
のひだ状の形態を示す説明図。
【図4】本発明の別の実施の形態における表面シートの
ひだ状の形態と弾性体の位置との関係を示す説明図。
【図5】本発明の他の実施の形態における表面被覆シー
トに用いられた表面シートのひだ状の形態を示す説明
図。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態における表面被
覆シートに用いられた表面シートのひだ状の形態を示す
説明図。
【図7】図1の表面被覆シートに用いられた表面シート
の成形に使用される成形ロールを示す一部切欠側面図。
【図8】 本発明の表面被覆シートを吸収体の表面の一
部に設けた一例を示す平面図。
【図9】 本発明の表面被覆シートを吸収体の表面の一
部に設けた他の例を示す平面図。
【図10】 本発明の表面被覆シートを吸収体の表面の
一部に設けたさらに他の一例を示す平面図。
【図11】 本発明の表面被覆シートを吸収体の表面の
一部に設けた別の例を示す平面図。
【符号の説明】
1 表面シート 2 親水性層 3 接着剤層 4 弾性体 11 開口 21,22 溝付きロール 30 表面被覆シート 40 吸収体 A 山部 B 谷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 3/28 A61F 13/18 310Z D04H 1/58 Fターム(参考) 3B029 BB02 BB03 BB08 BD16 4C003 AA07 AA16 AA19 BA03 BA08 4C098 AA09 CC07 DD10 4F100 BA02 BA10A BA10B BA25 BA32 DC11A DD12A GB72 JA20A JB05B JB06A JD05 YY00B 4L047 AA08 AA12 AA14 AA21 AB02 BA08 BA14 CA05 CB07 CB08 CC04 CC05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収体製品に、着用者の皮膚に接触した
    状態で使用される表面シートであって、多数の山部と、
    隣接する山部間に形成された谷部とを有するようにひだ
    状に成形された孔あきの疎水性表面シートと、この表面
    シートの前記谷部のみに接触するように、前記表面シー
    トの下面に接合された親水性層とを備えていることを特
    徴とする吸収体製品の表面被覆シート。
  2. 【請求項2】前記表面シートに前記親水性層が接着剤に
    より接着されている請求項1に記載の表面被覆シート。
  3. 【請求項3】 前記表面シートに形成されている山部の
    高さが3mm〜50mmである請求項1または2に記載
    の表面被覆シート。
  4. 【請求項4】 前記表面シートに形成されている谷部の
    幅が5mm〜30mmである請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の表面被覆シート。
  5. 【請求項5】 前記表面シートに形成されている開口の
    口径が、円形に近似させたときに1mm〜10mmであ
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の表面被覆シー
    ト。
  6. 【請求項6】 前記開口の形状が、円形、楕円形、三角
    形、正方形、長方形、星形、あるいは五角形以上の多角
    形である請求項1〜5のいずれか1項に記載の表面被覆
    シート。
  7. 【請求項7】 前記山部と前記親水性層との比(山部/
    親水性層×100(%))の値が、少なくとも10%で
    ある請求項1〜6のいずれか1項に記載の表面被覆シー
    ト。
  8. 【請求項8】 前記開口が前記表面被覆シートの全表面
    に占める割合が、開口部/全体面積×100(%)で表示
    したとき、少なくとも20%である請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の表面被覆シート。
  9. 【請求項9】 前記表面シートに形成されている山部に
    おいて、その頂点相当部の近傍に線状の弾性ラインを設
    置することにより、山部を起立しやすい状態に保つこと
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表面
    被覆シート。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    表面被覆シートが組み込まれた吸収体製品。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    表面被覆シートが吸収体本体から分離可能に接合されて
    いる吸収体製品。
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